JP2796841B2 - 故障診断機能付車載モニタ装置 - Google Patents

故障診断機能付車載モニタ装置

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JP2796841B2
JP2796841B2 JP1160667A JP16066789A JP2796841B2 JP 2796841 B2 JP2796841 B2 JP 2796841B2 JP 1160667 A JP1160667 A JP 1160667A JP 16066789 A JP16066789 A JP 16066789A JP 2796841 B2 JP2796841 B2 JP 2796841B2
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武文 福本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はホィールローダ等の積込車両における車載
モニタ装置に関するものであって、積込車両1台で多数
のダンプトラックやホッパ等への積込作業を行っている
ために、積込用車両が万一故障した場合、多数のダンプ
トラックやホッパ等を同時に止めてしまうことになり、
ユーザにとって仕事量へのダメージが大きい。
そのためこれらの車両には、車両中の各コンポーネン
トの異常、または異常を起こす前兆を少しでも早期に検
出すべく、種々のセンサが装着され、それをオペレータ
にわかるようにモニタされている。
そのセンサの数は車両の機能向上と高度制御化により
増加傾向にあるものである。
(従来の技術) 上記車両の各コンポーネントの異常または異常を起こ
す前兆を検出すべきセンサとしては、圧力センサ、温度
センサ、油量・液量センサ、フローセンサ等があり、そ
れらのセンサの電気的変化量またはスイッチ作用によ
り、電気信号を車載モニタへ送り、モニタが例えばラン
プ点灯,LCD点滅,CRT,メータ,ブザー,音声等の表示,
警報手段により、オペレータへ異常を知らせるようにな
っている。
第4図は従来の回路構成の一具体例としてエンジンオ
イル油圧センサaからの電気信号回路を示し、bは表示
部、cはブザーである。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の車載モニタ装置では、モニタが受け取る電
気信号により表示・警報を行なっているが、電気配線の
断線、地絡等のトラブルや、配線コネクタの接触不良等
が発生した場合、モニタが受け取る電気信号が、センサ
が検知してモニタへ報せる電気信号と全く同じ場合があ
り、この場合モニタはコンポーネントの異常として表示
・警報する。
一具体例として上記第4図に示したエンジンオイル油
圧センサにおいては、正常エンジン運転状態では、油圧
センサaの接点が閉じて、リレーdのコイルへ電気が流
れ、リレーdの接点,がOFFとなって、警報ランプ
b、警報ブザーcは作動しない。
ここでエンジン油圧が低下して、油圧センサaの接点
が離れた場合、リレーdのコイルへ電気が供給されず、
リレーdの接点,がONとなり、警報ランプb、警報
ブザーcが作動し、異常を知らせる電気回路を構成して
いる。
しかしこの電気回路においてW1〜W3間の配線が断線し
たり、コネクタが外れたり、又リレーd、センサaが不
具合を生じ、導通不良を起こしたりした場合警報ランプ
b、警報ブザーcは作動して、エンジン油圧はたとえ正
常であっても、エンジン油圧低下したと警報することに
なる。
このためオペレータは車両を直ちに停止し、各種の点
検を実施しなければならないが、真にエンジンオイル油
圧系統に問題があるのか、そうではなく電気回路上等の
問題なのか、故障診断に大変手間がかかり、車両をしば
らくの間停止せざるを得ない。
このため先に述べたように多数のダンプトラックやホ
ッパ等も停止せざるを得なくなり、ユーザにとって仕事
量のダウンという重大なダメージを受けてしまうという
大きい問題点があった。
(課題を解決するための手段及び作用) この発明は上記課題を解決するためになされたもので
あって、車両各部の異常を検知するセンサと、それらの
異常の表示・警報するモニタと、その間を配線、コネク
タ等で結線して成る車載用モニタ装置において、センサ
回路の上流に設けた第1抵抗と、センサ回路と平行に設
けた第2抵抗と、センサ回路の下流に設けた第3抵抗と
を直列に接続し、表示モニタ側に比較用コントローラを
設け、第2抵抗と第3抵抗に掛かる電圧を検出し、検出
した値をコントローラ内の設定値と比較し、該モニタが
異常を表示するとき、それらの異常が電気回路の地絡ま
たは断線、電気回路部品の異常またはコンポーネントの
異常によるものかを区別表示できるようにしたものであ
る。
(実施例) つぎにこの発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの発明による故障診断機能付車載モニタ装
置の電気回路の構成図であって、1はセンサ、2はコン
トローラ、R1はセンサの回路の上流に設けた第1抵抗、
R2はセンサ回路と平行に設けた第2抵抗、R3はセンサ回
路の下流に設けた第3抵抗、Voは電源電圧、3は表示出
力、21は設定値比較回路、22は記憶回路である。
そして第1図に示した電気回路のA1またはA2で示した
個所で断線が発生し、B1またはB2で示した個所で地絡が
発生した場合の電圧Vの変化の状態を第2図に表示して
ある。
また第3図は一実施例としてエンジンオイルプレッシ
ャスイッチの異常検出の作用を説明するフローチャート
であって、 (1) 電源ONの時…エンジンオイルプレッシャスイッ
チの接点はOFF (2) エンジンスタート…接点ON (3) 異常時…接点OFFとなるようにした場合のフロ
ーチャートである。
第3図におけるVB,VP,VIについては第2図を参照され
たい。
そして第3図の表示記号のなかに記載してあるよう
に、電気回路の地絡または断線、電気回路部品の異常、
またはコンポーネントの異常の3種の異常を区別して表
示することが可能である。
(発明の効果) この発明は以上詳述したようにして成るので、表示モ
ニタが異常を表示する時、電気回路の地絡または断線、
電気回路部品の異常またはコンポーネントの異常による
ものかを区別して表示してくれるので、故障診断が容易
にでき、車両を停止させる時間を大幅に短縮できるの
で、仕事量のダウンを極力少なくできるという大きい効
果を奏するものである。
またこの発明ではセンサとアースとの間に第3抵抗を
設けたことにより、センサとアースまでの間の断線、シ
ョート等も検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による故障診断機能付車載モニタ装置
の電気回路の構成図、第2図は電気回路のなかで断線ま
たは地絡が発生した場合の電圧Vの変化の状態を示し、
第3図はエンジンオイルプレッシャスイッチの異常検出
の作用を説明するフローチャート、第4図は従来の電気
回路の構成図である。 1……センサ、2……コントローラ 3……表示出力、R1……第1抵抗 R2……第2抵抗、R3……第3抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大矢 光雄 埼玉県川越市南台1丁目9番地 小松メ ック株式会社本社工場内 (56)参考文献 特開 昭54−38034(JP,A) 特開 平1−288778(JP,A) 実開 昭62−152274(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両各部の異常を検知するセンサと、それ
    らの異常を表示・警報するモニタと、その間を配線、コ
    ネクタ等で結線して成る車載用モニタ装置において、セ
    ンサ回路の上流に設けた第1抵抗と、センサ回路と平行
    に設けた第2抵抗と、センサ回路の下流に設けた第3抵
    抗とを直列に接続し、表示モニタ側に比較用コントロー
    ラを設け、第2抵抗と第3抵抗に掛かる電圧を検出し、
    検出した値をコントローラ内の設定値と比較し、該モニ
    タが異常を表示するとき、その異常が電気回路の地絡ま
    たは断線、電気回路部品の異常またはコンポーネントの
    異常によるものかを区別表示できるようにしたことを特
    徴とする故障診断機能付車載モニタ装置。
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