JP3050065B2 - 電源故障検出装置 - Google Patents

電源故障検出装置

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JP3050065B2 JP6290317A JP29031794A JP3050065B2 JP 3050065 B2 JP3050065 B2 JP 3050065B2 JP 6290317 A JP6290317 A JP 6290317A JP 29031794 A JP29031794 A JP 29031794A JP 3050065 B2 JP3050065 B2 JP 3050065B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両、特にエンジン等
の運転制御を行なう電子制御ユニットを搭載した車両の
電源故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの車両において、エンジン等
の運転制御のために電子制御のコントロールユニット
(以下車載電子制御ユニットという)が搭載されてお
り、同電子制御ユニットには、車載電源から作動電力が
供給されている。上記車載電子制御ユニットが正常に作
動するためには、夫々固有の最低電圧(以下場合によ
り、基準電圧という)より大きい電圧が必要である。し
かしながら、上記車載電源から上記車載電子制御ユニッ
トにいたる給電系統には、通常多くのコネクタやリレ
ー、スイッチ等が介在するが、整備、点検時の作業上の
不手際や、走行中の振動、多数回の断接による接点の摩
耗等によって、コネクタ端子の接触不良、リレーやスイ
ッチ等の接続不良など、主として機械的原因に基づいて
比較的短時間給電が停止し又は不完全給電が行なわれる
(以下、場合により瞬断という)状態が発生することが
ある。
【0003】従来の車両における車載電子制御ユニット
に対する給電系統には、上記瞬断を検知する装置又は手
段が設けられていないため、走行中に、本質的な電源故
障或いは瞬断により、エンジンが停止したり不調になっ
た場合、原因不明のまま高価な電子制御ユニットの交換
が行なわれたり、車両の運転者が心理的な不安を抱きな
がら運転を継続する等の不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、車載電源から電子制御ユニット
その他の電気負荷にいたる給電系に、瞬断検知装置又は
手段を設けることによって、電源の故障が瞬断に基づく
ものであるかどうかを確実かつ容易に判断することがで
き、この結果、高価な電子制御ユニットの不用意な交換
等を防止して保守整備のコスト低減を図り、車両運転者
の心理的不安を解消することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車載電子制御ユニットを含む車載電気負
荷にキースイッチを経由して車載電源の電力を供給する
第1の電源回路と、同第1電源回路の電圧降下を検出す
るとともに検出結果を上記車載電子制御ユニットに出力
する電圧降下検出手段と、上記車載電子制御ユニットに
設けられ上記電圧降下検出手段の出力を受けて上記第1
電源回路の異常を判定する異常判定手段と、上記車載電
子制御ユニットに設けられ上記異常判定手段の判定結果
に基づき異常情報を記憶しまたは異常表示装置を作動さ
せる異常対応手段と、上記第1電源回路の電圧降下時に
上記車載電子制御ユニットに作動電力を供給する第2の
電源回路とを備えたことを特徴とする電源故障検出装置
を提供するものである。
【0006】本発明において、上記第2の電源回路は、
上記第1の電源回路の電圧降下時に上記車載電子制御ユ
ニットに上記車載電源の電力を設定時間継続して供給す
るように構成され、さらに、上記第2の電源回路は、上
記第1電源回路の電圧降下に対応して閉成する第1のス
イッチと、上記第1電源回路の電圧非降下時および電圧
降下後も設定時間継続して閉成する第2のスイッチとを
介して上記車載電源の電力を上記車載電気負荷に供給す
ると共に、上記電圧降下検出手段は、上記第2スイッチ
の閉成時に、上記キースイッチを迂回して上記車載電源
により設定される基準電圧と、上記キースイッチを経由
して上記車載電源から供給される電圧とを比較する比較
器を有することが好ましい。
【0007】また本発明において、上記第2スイッチ
は、上記第1電源回路の電圧降下後第1の設定時間経過
したのち開成され、かつ上記異常判定手段は、上記第1
設定時間より短い第2設定時間以上電圧降下が継続して
検出されたときに第1電源回路を異常と判定することが
好ましく、さらに、上記第1電源回路の電圧降下が、上
記第1設定時間以上継続して検出されたとき上記電子制
御ユニットが車両のエンジンを停止させる指令信号を発
することが望ましい。
【0008】
【作用】本発明によれば、車載電子制御ユニットを含む
種々の電気負荷に対して給電する通常の第1電気回路の
電圧降下を検知する電圧降下検出手段が設けられ、同電
圧降下検出手段の検出結果は車載電子制御ユニットに供
給されて同ユニット内の異常判定手段により異常の有無
が判定される。異常判定手段により第1電気回路が異常
と判定された場合は、その事実を故障診断記憶装置に記
憶されると共に、警報用ランプ等の異常表示装置が作動
して運転者にその事実を認知させる。また、上記第1電
気回路の異常発生時に車載電子制御ユニットが直ちに機
能を喪失することを防止し設定時間中なお機能を失なわ
ないようにすると共に、上記電圧降下検出手段に対し異
常検知に必要な基準電圧を供給するために、車載電源に
対し、上記第1電気回路とは並列に接続された第2の電
解回路が設けられている。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1の概略構成図及
び図2のフローチャートについて具体的に説明する。先
ず、図1において、符号10は車載電源であって、例え
ばトラックの場合、通常24Vの直流電源を形成するバ
ッテリである。車載電源10には、フューズfを介し
て第1電源回路又は主電源回路Iが接続され、またフ
ューズfを介して第2電源回路Iが並列に接続され
ている。
【0010】上記第1電源回路Iには、車両のエンジ
ン及び他の電気機器に電力を供給するキースイッチ12
及びその詳細については後に説明する瞬断対策回路14
が接続され、同瞬断対策回路14の出力端に、車載電子
制御ユニット16及び図示を省略されているその他の電
気負荷が接続されている。上記瞬断対策回路14は、第
1リレー装置18と、第2リレー装置20と、上記車載
電子制御ユニット16に第1電源回路Iから供給され
る電圧の降下を検知する比較器22と、第1コンデンサ
24と、第2コンデンサ26とを具えている。また上記
車載電子制御ユニット16は、マイクロコンピュータ
(以下CPUという)28と、同CPU28の電源回路
30と、CPU28に車両及びエンジンの運転状態を示
す種々の情報又は信号を入力する入力インターフェース
32と、CPU28の演算結果に基づいてエンジンに対
する燃料供給量を制御するアクチュエータ34及び第1
電源回路Iの異常電圧降下時に車両のインストールメ
ントパネルに設けられた警報用ランプ36その他の被制
御機器又は装置に駆動指令信号を発する出力インターフ
ェース38と、上記入力された車両及びエンジンの運転
状態に関する情報又は信号に対応する種々の特性データ
やプログラムを記憶した記憶装置又は手段40と、第1
電源回路Iの異常時に故障の発生を書込み、また書込
まれた故障発生の信号を出力することができるEEPR
OMを有する故障診断記憶装置又は手段42とを具えて
いる。さらに、上記第1電源回路Iの車載電源10か
ら瞬断対策回路14にいたる回路内に、上記キースイッ
チ12をはじめ、コネクタ、リレー等取付け不完全、振
動による接触不良、多数回の断接作動に基づく接点の摩
耗やマーク発生による接点の損傷等、種々の原因で電圧
降下を生起することがある電気機器、装置又は部材が介
装されている。なお、図中符号44はオルタネータであ
る。
【0011】上記第1リレー装置18は、ソレノイド1
8aと、可動接点18bと、上記ソレノイド18aの付
勢時に可動接点18bが接続される常開接点18cと、
上記ソレノイド18aの消勢時に可動接点18bが接続
される常閉接点18dとを具えており、上記ソレノイド
18aによって作動される第1スイッチを形成してい
る。また、上記第2リレー装置20は、トランジスタ4
6によって付勢及び消勢が制御されるソレノイド20a
と、同ソレノイド20aにより開閉され第2スイッチを
形成するリレースイッチ20bとを具えている。さら
に、上記比較器22の入力側に、定電圧保持用のツエナ
ダイオード48が介装され、また上記比較器22の出力
信号はCPU28に供給される。
【0012】上記車載電子制御ユニット16は、予め設
定された最低電圧即ち基準電圧V(一例として7V)
以上の電圧で作動し、同制御ユニット16に主給電回路
を形成している第1電源回路Iから供給される電圧V
(以下場合により、供給電圧という)が、上記基準電
圧V以下になると、誤作動して例えば前記アクチュエ
ータ34を燃料増量方向に作動させ、エンジンの暴走を
招く等の不具合が生起する。このため上記制御ユニット
16には、それに供給される第1電源回路Iの電圧
が、瞬間的な或いは予め設定された実用上許容し得る短
時間〔一例として30msec(以下第2設定時間とい
う)以上で後述する第1設定時間以下の時間〕降下した
とき即ち瞬断時、及び瞬断を超える相対的に長い時間
〔一例として0.3sec(以下第1設定時間とい
う)〕降下したときに、これらの異常な電圧降下を判定
する異常判定手段が設けられ、さらに上記異常判定手段
の異常情報に基づいて、上記第1設定時間よりさらに長
く設定された第3設定時間(一例として0.5sec)
後に、第1電源回路I及び第2電源回路Iからの上
記制御ユニット16への給電を共に遮断して、エンジン
を停止させると共に、上記異常情報を記憶して故障診断
に役立たせ、又は(及び)警報用ランプ36等の異常表
示装置を作動させる異常対応手段が設けられている。
【0013】図1は、第1電源回路Iが健全な状態を
示している。このときキースイッチ12の閉成により第
1リレー装置18のソレノイド18aが付勢され、可動
接点18bが常開接点18cに接している。従って、車
載電源10の電力が、キースイッチ12から第1リレー
装置18の常開接点18c及び可動接点18bを経て車
載電子制御ユニット16に供給される。一方、第1コン
デンサ24が充電されてスイッチング用トランジスタ4
6が導通しているので、第2リレー装置20のソレノイ
ド20aに、上記常開接点18c及び可動接点18bを
経て第1電源回路Iからの電流が流れているので、同
ソレノイド20aが付勢されて第2スイッチ20bが閉
成されている。このため第2電源回路Iが閉成されて
いる第2スイッチ20を経て第1リレー装置18の常閉
接点18dに接続されているが、上述したように可動接
点18bが常開接点18cに接しているので、同可動接
点18bと常閉接点18dとによって構成される第1ス
イッチは開成されており、従って第2電源回路Iから
車載電子制御ユニット16に給電されることはない。さ
らに、上記第1リレー装置18の可動接点18bが常開
接点18cを介して第1電源回路Iに接続されている
ので、第2コンデンサ26も充電されている。
【0014】また、比較器22の一方の入力端(図中に
一符号が付されている)には、分割抵抗R,Rによ
って降圧された第2電源回路Iからの基準電圧V
供給され、同比較器22の他方の入力端(図中に+符号
が付されている)には、分割抵抗r,rを介して降
圧され、上記基準電圧Vと比較されるべき第1電源回
路Iの瞬断対策回路14入口端P点の供給電圧又は比
較電圧Vが供給されている。同比較器22の基準電圧
と供給電圧Vとの比較出力は、前述したように車
載電子制御ユニット16のCPU28に供給される。
【0015】上記車載電子制御ユニット16の作動態様
を図2のフローチャートについて説明する。キースイッ
チ12がONしてエンジンが運転をはじめるとプログラ
ムがスタートする。先ず、図中に符号Sで示されてい
るように、比較器22の比較出力の有無、及びもし同比
較出力がある場合はその継続時間Tが調べられる。即
ち、ステップSにおいて、第1電源回路Iからの供
給電圧Vが、何等かの事由に基づく電圧降下のため
に、第2電源回路Iによって独立に設定された基準電
圧Vより小さいかどうか、及びその電圧降下状態(V
<V)の継続時間Tが予め設定された短時間(前
記第2設定時間:例えば30msec)以上であるかど
うかが調べられる。NOの場合、即ち上記供給電圧V
が基準電圧Vより小さくないか、又はたとえV<V
であっても、その継続時間が第2設定時間より短い場
合は、車載電子制御ユニット16及び同制御ユニットに
より制御されるエンジン等制御対象装置、部材等に実質
的に悪影響を与えることがないので、プログラムはリタ
ーンする。
【0016】上記ステップSがYESの場合、ステッ
プはSに進み供給電圧Vが基準電圧Vより小さい
状態の継続時間Tが第1設定時間(前記のように、一
例として0.3sec)より長いかどうかが調べられ
る。もしYESなら、車載電子制御ユニット16又は同
制御ユニットにより制御される対象装置又は部材、例え
ばエンジンが暴走する不具合発生の危険性があるので、
上記制御ユニット16によりエンジンを停止させる指令
信号が発せられ、第3設定時間T(前記のように、一
例として0.5sec)には、制御ユニット16に対し
て第1及び第2電源回路I及びIの何れからも給電
されない状態になる。
【0017】上記ステップSにおいて、供給電圧V
が基準電圧Vより低いが、しかしその状態が第2設定
時間Tより短いNOの場合(即ち30msec≦T
≦0.3sec)、ステップはSに進み第1電源回路
から第2電源回路Iへの電源切換えが行なわれ
る。この電源切換えは、瞬断対策回路14のP点におけ
る著しい電圧降下のため、第1リレー装置18のソレノ
イド18aが実質的に消勢されて可動接点18bが常開
接点18cから離れ常閉接点18dに切換え接続される
こと、即ち第1スイッチが閉成されることによって行な
われる。このとき、第1及び第2コンデンサ24及び2
6が放電するまでの間、第2リレー装置20のソレノイ
ド20aがなお付勢され、第2スイッチ20bが引続き
閉成されているので、第2電源回路Iの電力が、同第
2スイッチ20bから第1リレー装置18の第1スイッ
チ(常閉接点18d及び可動接点18bよりなる)を経
て、車載電子制御ユニット16に供給される。上記第3
設定時間Tの経過後、上記第1又は第2コンデンサ2
4又は26が放電して、第2リレー装置20のソレノイ
ド20aが実質的に消勢することにより、第2スイッチ
20bが開き、第2電源回路Iから上記制御ユニット
16への給電が停止される。この間に、CPU28から
燃料供給制御用のアクチュエータ34に燃料供給を停止
する指令信号が発せられ、上記のようにエンジンが停止
することとなるのである。
【0018】上記のようにして電源切換えが行なわれた
のち又は電源切換えと共に、ステップSにおいて、故
障診断記憶装置又は手段42に、電源の瞬断が発生した
ことが書き込まれ、続いてステップSにおいて、CP
U28から警報用ランプ36に付勢信号が発せられる。
上記警報用ランプ36の点灯は運転者に認知させるため
に必要な時間、一例として10sec行なわれ、その後
プログラムはリターンする。
【0019】上記構成によれば、第1電源回路又は主電
源回路Iの電圧降下が、所謂瞬断の範疇のものではな
く、時間的に長い本質的な故障の場合は、CPU28の
指令信号によって、電圧降下が検知されてから第3設定
時間Tまでにエンジンが停止され(ステップS)る
ので、エンジンの暴走が確実に防止される。また、第1
電源回路Iの電圧降下が、短時間の瞬断であって、本
質的にそれほどの危険性がない場合は、一時的に電源回
路が第1電源回路Iから第2電源回路Iに切換えら
れて(ステップ4)、車載電予制御ユニット16の機能
が保全され、また瞬断の事実が故障診断記憶装置又は手
段42に記憶され(ステップS)、かつ警報用ランプ
36が所定時間tsec点灯され(ステップS)て運
転者に瞬断の発生を認識させる。この結果、車両の運転
者が瞬断を車載電子ユニット16の故障と誤認して、高
価な制御ユニット16を不用意に交換するようなことが
なく、車載電源10から第1電源回路IのP点までに
配設されているキースイッチ12、コネクタやリレー、
その他のスイッチ等を点検し、必要に応じ、相対的に極
めて安価なキースイッチ12やコネクタ等を交換すれば
良いので、保守整備の費用を大巾に節減することができ
る。さらに運転者は、瞬断によるエンジン等の一時的不
調を、瞬断に基づくものと正しく認識して、処置を施す
べき施設又は場所まで運転を継続することができるの
で、運転中の不安感を解消することができ、また路上で
の故障を未然に防止し得る利点がある。
【0020】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る電源故障検
出装置は、車載電子制御ユニットを含む車載電気負荷に
キースイッチを経由して車載電源の電力を供給する第1
の電源回路と、同第1電源回路の電圧降下を検出すると
ともに検出結果を上記車載電子制御ユニットに出力する
電圧降下検出手段と、上記車載電子制御ユニットに設け
られ上記電圧降下検出手段の出力を受けて上記第1電源
回路の異常を判定する異常判定手段と、上記車載電子制
御ユニットに設けられ、上記異常判定手段の判定結果に
基づき異常情報を記憶しまたは異常表示装置を作動をさ
せる異常対応手段と、上記第1電源回路の電圧降下時に
上記車載電子制御ユニットに作動電力を供給する第2の
電源回路とを備えたことを特徴とし、主電源回路である
上記第1電源回路の瞬断を的確に検知して車両の運転者
に異常を認識させることができるので、無用な車載電子
制御ユニットの交換等による保守、整備のコスト増大を
防止することができ、また瞬断に基づく運転者の心理的
不安を解消し、ひいては安全運行に寄与することができ
るので、産業上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1における車載電子制御ユニット16の作動
態様を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…車載電源、12…キースイッチ、14…瞬断対策
回路、16…車載電子制御ユニット、18…第1リレー
装置、20…第2リレー装置、22…比較器、24…第
1コンデンサ、26…第2コンデンサ、28…CPU、
42…故障診断記憶装置、I…第1電源回路、I
第2電源回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/00 - 17/007 G01R 31/00 G60R 16/02 650 G60S 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載電子制御ユニットを含む車載電気負
    荷にキースイッチを経由して車載電源の電力を供給する
    第1の電源回路と、同第1電源回路の電圧降下を検出す
    るとともに検出結果を上記車載電子制御ユニットに出力
    する電圧降下検出手段と、上記車載電子制御ユニットに
    設けられ上記電圧降下検出手段の出力を受けて上記第1
    電源回路の異常を判定する異常判定手段と、上記車載電
    子制御ユニットに設けられ 上記異常判定手段の判定結
    果に基づき異常情報を記憶しまたは異常表示装置を作動
    させる異常対応手段と、上記第1電源回路の電圧降下時
    に上記車載電子制御ユニットに作動電力を供給する第2
    の電源回路とを備えたことを特徴とする電源故障検出装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第2の電源回路は、上記第1の電源
    回路の電圧降下時に上記車載電子制御ユニットに上記車
    載電源の電力を設定時間継続して供給することを特徴と
    する請求項1記載電源故障検出装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の電源回路は、上記第1電源回
    路の電圧降下に対応して閉成する第1のスイッチと、上
    記第1電源回路の電圧非降下時および電圧降下後も設定
    時間継続して閉成する第2のスイッチとを介して上記車
    載電源の電力を上記車載電気負荷に供給すると共に、上
    記電圧降下検出手段は、上記第2スイッチの閉成時に、
    上記キースイッチを迂回して上記車載電源により設定さ
    れる基準電圧と、上記キースイッチを経由して上記車載
    電源から供給される電圧とを比較する比較器を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の電源故障検出装置。
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