JPH10262330A - 車両用給電装置 - Google Patents

車両用給電装置

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JPH10262330A
JPH10262330A JP9063624A JP6362497A JPH10262330A JP H10262330 A JPH10262330 A JP H10262330A JP 9063624 A JP9063624 A JP 9063624A JP 6362497 A JP6362497 A JP 6362497A JP H10262330 A JPH10262330 A JP H10262330A
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敏孝 原
Takezou Sugimura
竹三 杉村
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に障害地点を評定でき、障害地点を排除
して新たな給電ラインを確立できる車両用給電装置を提
供する。 【解決手段】 車両用給電装置は、給電線を介してバッ
テリィと複数の電源分配装置とがループ状に構成され
る。各々の電源分配装置たとえば、電源分配装置5は、
電流監視回路15、電流量判別回路16、電流向き判別
回路17を有し、給電線に流れる電流の向き、電流の大
きさを検出して短絡の発生を検出する。制御ユニット1
8は短絡発生に対して隣接する電源分配装置と多重信号
伝送ユニット19を介して情報交換し、障害地点Xを特
定する。制御ユニット18は隣接する電源分配装置の制
御ユニットと協働して、障害地点を排除するように給電
ラインしゃ断回路13、14の一方を開成する。新たな
給電ラインを確立するため給電ラインしゃ断回路13、
14の他方を閉成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両に搭載されてい
る種々の電装品、装置、機器へ給電を行う車両用給電装
置に関するものであり、特に、複数の電装品などへの給
電経路をループ構成し、障害が効果的に検出でき、その
障害を排除して電装品への給電が支障なく行われるよう
にした車両用給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車両の電子化が急速に進行してい
る。車両、たとえば、各種の乗用車は、内燃機関、自動
変速装置などの運行に必須の主要機器(以下、主機とい
う)の燃費の向上、排気ガスの低減、円滑な走行、安全
走行などの観点からマイクロコンピュータを始めとする
電子回路、電子デバイスを用いた電子制御が進められて
いる。また、フロントパネルの計器類を電子的な表示装
置、たとえば、カラー液晶表示装置に代えて、車両の運
行状態の認識を一層容易にするとともに、車両の種々の
情報を種々の形態を提供することも試みられている。さ
ら、移動手段としての車両の乗り心地の一層の向上、利
便性の向上を図るとともに単なる移動手段としてだけで
なく車両を居住空間として利用する要望も高く、主機だ
けでなく、空調装置、GPSSを用いた位置評定・運行
案内装置、シートの自動調節装置、パワーウインドー、
ワイパ、ドアロック、種々のランプ、ラジオ、CD、T
V装置、娯楽施設などの補助的な装置・機器(以下、補
機)の搭載の増大と、それらの電子制御が進んでいる。
【0003】以上のように、車両に搭載する電装品、主
機および補機が電子制御されるに伴って、電装品、主機
および補機自体が電気的に駆動される部分が増大する
他、主機および補機の電子制御のために各種の電子装置
が車両に搭載されている。したがって、主機に搭載され
た上記装置および機器のために、車両における給電およ
び電子制御装置を動作させる信号伝送が重要になってき
ている。
【0004】しかしながら、車両における給電および信
号送信においては、給電線および信号線(ワイヤハーネ
ス)を装置取付用ビスで挟み込んで車体などに固定する
ときワイヤハーネスの被覆が破れて導体が車体と接触し
て短絡するとか、ワイヤハーネスがドアなどの回転部位
を通過したり、移動部位などを通過したりして疲労して
断線あるいは短絡することも起こりうる。給電線または
信号線の破断または短絡によって主機または補機が正常
に動作しなくなると問題であるから、その対策が種々提
案されている。
【0005】特開昭60−193746号公報は、車両
の電源と負荷との間のワイヤハーネスに電流センサとし
ゃ断器を設け、車両の停車中において、電源から電装品
などの負荷に流れる単位電流を検出して異常状態を検出
し、異常と判断したときはしゃ断器を駆動して、負荷を
電源から切り離す技術が開示されている。特開昭60−
193746号公報はフューズが溶断しない程度の短絡
をも検出できるとしている。しかしながら、この方法
は、停車中における異常状態のみを対象としており、車
両の走行中には適用できないという不具合がある。ま
た、この方法は短絡が発生した部位を特定できないか
ら、短絡部位を排除して、給電を自動的に復旧すること
はできない。
【0006】従来の車両用給電装置の1例として、サブ
システムに応じたフューズまたはヒュージブルリンクの
電源(給電)ライン保護素子で保護された電源ラインを
電装品に対して接続し、電源ラインに短絡などが発生し
た場合、サブシステムのみにその影響を限定し、その他
のサブシステムには影響を及ぼさないようにする技術が
提案されている。しかしながら、この方法では、電源ラ
インを数多く布線しなければならないという不具合があ
る。特に、車両内という限定された空間内に数多くの電
源ラインを布線することは実装の面で容易ではない。
【0007】特開昭57−80239号公報は、電源ラ
インをループ状にし、電源ラインの少なくとも1箇所に
電流センサを配設し、電流センサが異常状態を検出した
とき、中央制御部にその検出状態を通報し、中央制御部
が複数の電源制御器を順次、動作、不動作状態にしてい
き、異常発生位置を評定(特定)し、異常発生位置が特
定されたとき、その部位を電源ループから切り離す技術
を開示している。
【0008】特開平5−64361号公報は、2系統の
電源ラインを布線し、ダイオードを介して給電すること
により、いずれかの電源ラインが断線または短絡しても
障害のない電源ラインから給電する技術が開示してい
る。
【0009】特開平8−275408号公報は、電源と
負荷との間に、2系統の給電線を並行して布設し、か
つ、これら2本の給電線を切り換える2つのリレーを設
けておき、一方の給電線に短絡などの不具合が発生した
場合、他方のリレーが他方の給電線と負荷を接続する給
電線バックアップ方式を開示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−8023
9号公報に開示されている方法は、電源ラインの構成は
複雑さを回避しているが、障害検出に時間がかかり、障
害発生部位を切り離すのに時間がかかりすぎるという問
題がある。
【0011】特開平5−64361号公報に開示されて
いる方法は、2系統の電源ラインを布線するのでワイヤ
ハーネスが太くなる。限られた空間にワイヤハーネスを
布線することは難しい。また大電流用ダイオードが必要
になる。
【0012】特開平8−275408号公報に開示され
ている方法は、1つのリレーで切り換える負荷グループ
ごとに給電線を2系統布線するので、ワイヤハーネスが
太くなり、空間が限られている車両内に太いワイヤハー
ネスの布線は困難である。特に、信頼性の向上を図って
給電線を2系統設けるのであるから、2本の給電線の布
線は位置的に離しておくことが望ましいが、空間的に制
約の多い車両内にそのような設計思想を適用すると、実
装上の種々の問題に遭遇する。またこの方法は断線など
の障害に対しては殆ど無効である。
【0013】以上、主として、電源ライン(給電ライ
ン)について言及してきたが、制御信号などの信号伝送
ラインについても上記同様の問題に遭遇している。以上
のように、空間的に制約が多く実装上の現実的な問題も
多い車両において、電装品、主機、補機、電子制御装置
などの負荷および電子装置に高い信頼性で効果的に給電
し、または、信号経路を確立維持することが要望されて
いる。
【0014】本発明の目的は、障害が発生した場合、そ
の障害部位を迅速に検出でき、その障害部位を排除して
給電が継続できる車両用給電装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バッテ
リィ電源と、複数の電源分配装置とが給電線を介してル
ープ状に接続され、各々の電源分配装置から車両に搭載
された電気負荷に給電する車両用給電装置であって、前
記複数の電源分配装置のそれぞれが、一方の給電線に接
続された第1の給電ラインしゃ断回路と、他方の給電線
に接続された第2の給電ラインしゃ断回路と、前記第1
の給電ラインしゃ断回路および前記第2の給電ラインし
ゃ断回路を経由した印加される給電状態を監視する給電
状態監視手段と、隣接する電源分配装置と通信を行う伝
送手段と、該伝送手段からの情報、前記給電監視手段か
らの情報とを参照して前記第1および第2の給電ライン
しゃ断回路を開閉制御する制御手段とを有する、車両用
給電装置が提供される。
【0016】給電線に短絡などが発生した場合などは、
好適には、前記給電監視手段は、前記第1の給電ライン
しゃ断回路と前記第2の給電ラインしゃ断回路との間に
設けられた電流検出素子と、該電流検出素子に流れる電
流の向きを検出する電流向き検出手段と、前記電流検出
素子に流れる電流が過大であるか否かを検出する過大電
流検出手段とを有し、前記制御手段は、前記過大電流検
出手段で検出した信号と、前記電流向き検出手段で検出
した電流の向きを、前記伝送手段を介して隣接する電源
分配装置に送出し、隣接する電源分配装置からそれらの
検出状態を前記信号伝送手段を介して受信し、自己の内
部の前記過大電流検出手段で検出した信号および前記電
流向き検出手段で検出した電流の向き、および、隣接す
る電源分配装置における過大電流検出手段で検出した信
号および電流向き検出手段で検出した電流の向きを参照
して障害地点を特定し、前記隣接する電源分配装置と協
働して、前記障害地点を排除するように、前記第1の給
電ラインしゃ断回路および前記第2の給電ラインしゃ断
回路の一方を付勢し、新たな給電ラインを確立するよう
に、前記第1の給電ラインしゃ断回路および前記第2の
給電ラインしゃ断回路の他方を付勢する。
【0017】また、給電線に断線などが発生した場合
は、好適には、前記給電監視手段は、前記第1の給電ラ
インしゃ断回路と前記第2の給電ラインしゃ断回路との
間に設けられた電圧検出手段と、前記電圧検出手段で検
出した電圧が所定レベル以下であることを検出する電圧
レベル検出手段とを有し、前記制御手段は、前記電圧レ
ベル検出手段で検出した低レベル検出信号を、前記伝送
手段を介して隣接する電源分配装置に送出し、隣接する
電源分配装置から低レベル検出信号を前記信号伝送手段
を介して受信し、自己の内部の前記低レベル検出信号お
よび隣接する電源分配装置からの低レベル検出信号を参
照して障害地点を特定し、前記隣接する電源分配装置と
協働して、前記障害地点を排除するように、前記第1の
給電ラインしゃ断回路および前記第2の給電ラインしゃ
断回路の一方を付勢し、新たな給電ラインを確立するよ
うに、前記第1の給電ラインしゃ断回路および前記第2
の給電ラインしゃ断回路の他方を付勢する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の車両用給電装置の実施例
を添付図面を参照して述べる。図1は本発明の車両用給
電装置の第1実施例の全体構成図である。バッテリィ1
を中心に電源分配装置2、3、4、5、6が給電線7、
8、9、10、11、12を介してループ状に構成され
ている。給電線と共に制御情報の伝送用の信号線もルー
プ状に主電源分配装置1と従電源分配装置2、3、4、
5、6との間に接続されるが、図解の関係で、図1にお
いては省略している。
【0019】バッテリィ1は、車両に搭載された二次電
池であり、オルタネータ(図示せず)から充電される。
バッテリィ1は、図1に示した電源分配装置2、3、
4、5、6に接続された負荷、たとえば、種々の電装品
に給電する。本実施例においては、バッテリィ1は、バ
ッテリィ1から電源分配装置2に向かう給電線7に接続
された第1の電源端子T1と、バッテリィ1から電源分
配装置6に向かう給電線12に接続された第2の電源端
子72を有している。
【0020】電源分配装置2、3、4、5、6は基本的
に同じ構成をしているが、図2を参照して、代表的に、
電源分配装置5の構成を述べる。電源分配装置5は、給
電ラインしゃ断回路13、14、電流監視回路15、電
流量判別回路16、電流向き判別回路17、制御ユニッ
ト18、多重信号伝送ユニット19、入力制御回路2
1、負荷制御回路22を有している。給電ラインしゃ断
回路13、14にはそれぞれ給電線11、10が接続さ
れている。給電線11は隣接する電源分配装置6内の給
電ラインしゃ断回路に接続され、給電線10は隣接する
電源分配装置6内の給電ラインしゃ断回路に接続されて
いる。多重信号伝送ユニット19には多重信号線24、
25が接続されている。多重信号線24隣接する電源分
配装置6内の多重信号伝送ユニットに接続され、多重信
号線25は隣接する電源分配装置6内の多重信号伝送ユ
ニットに接続されている。入力制御回路21にはスイッ
チ回路20が接続されている。負荷制御回路22には負
荷23が接続されている。
【0021】給電ラインしゃ断回路13は電源分配装置
6に接続されている給電線11に接続されており、制御
ユニット18の駆動信号に応じて開閉する。給電ライン
しゃ断回路13が閉成状態になると、給電線11からの
バッテリィ1の電流または電圧が電流監視回路15を経
由して負荷制御回路22に印加され、負荷23、たとえ
ば、方向指示器(ウインカー)の駆動に用いられる。給
電ラインしゃ断回路14は電源分配装置4に接続されて
いる給電線10に接続されており、制御ユニット18の
駆動信号に応じて開閉する。給電ラインしゃ断回路1
3、14が閉成状態になると、給電線10からのバッテ
リィ1の電流または電圧が負荷制御回路22に印加さ
れ、負荷23の駆動に用いられる。給電ラインしゃ断回
路13、14が共に閉成状態になれば、給電線10、1
1を介在させて電源分配装置4−5−6が接続される。
このように給電ラインしゃ断回路13、14は給電ルー
プを形成する手段である。給電ラインしゃ断回路13、
14はそれぞれ、たとえば、電磁リレー(電磁開閉
器)、インテリジッスパワースイッチ、パワーMOSF
ETなどのバッテリィ1のDC電圧またはDC電流をし
ゃ断可能なスイッチング素子(回路)で実現されてい
る。
【0022】給電ラインしゃ断回路13、14の間に配
置されている電流監視回路15は、たとえば22mΩ程
度の微小抵抗であるシャント抵抗を用いた電流計などで
構成され、電源分配装置5を流れる給電電流を測定す
る。
【0023】電流量判別回路16は、給電ラインしゃ断
回路13、14の間に流れる電流が短絡などの障害に発
生する過大電流であるか否かを判別する。電流量判別回
路16の回路構成例を述べると、たとえば、シャント抵
抗の両端の電圧を差動増幅回路で増幅し、増幅した電圧
をオペレーションアンプを用いた比較回路の第1の入力
端子に印加し、第2の入力端子に比較用基準電圧を印加
することによって構成される。比較用基準電圧に該当す
る以上の基準電流が電流監視回路15のシャント抵抗に
流れたとき、電流量判別回路16は、過大電流が流れた
ことを示す、「ハイ」レベルの信号を制御ユニット18
に出力する。これにより、制御ユニット18は電流量判
別回路16から「ハイ」レベルの判断信号を入力したと
き過大電流が電流監視回路15を流れたことを知ること
ができる。
【0024】電流向き判別回路17は、電流監視回路1
5を流れる電流の向きを検出する。たとえば、給電線1
0から給電線11に向かって流れる電流の向きを正、給
電線11から給電線10に向かって流れる電流の向きを
負と規定しておく。電流向き判別回路17の回路構成例
を述べると、電流量判別回路16の回路と同様に、たと
えば、シャント抵抗の両端の電圧を差動増幅回路で増幅
し、オペレーションアンプを用いた比較回路の第1の入
力端子に増幅した電圧を印加し、第2の入力端子に比較
用基準電圧として0Vに近い正の微小な電圧比較用基準
電圧を印加することによって構成される。シャント抵抗
の両端の電圧を増幅した電圧が比較用基準電圧以上の電
圧の場合、電流向き判別回路17は、「正」の電流が流
れたことを示す「ハイ」レベルを信号を制御ユニット1
8に出力する。逆に、シャント抵抗の両端の電圧を増幅
した電圧が比較用基準電圧未満の電圧の場合、電流向き
判別回路17は、「負」の電流が流れたことを示す「ロ
ー」レベルを信号を制御ユニット18に出力する。これ
により、制御ユニット18は電流監視回路15を流れた
電流の向きを知ることができる。
【0025】入力制御回路21は、ワイパー操作スイッ
チ、ウインカー指示スイッチなどのスイッチ回路20か
ら上記スイッチの状態を入力して制御ユニット18に印
加する。負荷制御回路22は、制御ユニット18の制御
信号に応じて負荷23への給電を制御する。たとえば、
負荷制御回路22は、制御ユニット18からウインカー
操作制御信号を受けたとき、負荷23のうち、ウインカ
ー駆動装置に給電されるように制御する。
【0026】多重信号伝送ユニット19は、制御ユニッ
ト18と協働して、ツイストペア(対縒り線)などで構
成される多重信号線24、25を介して隣接する電源分
配装置4、6の多重信号伝送ユニットと制御情報などの
通信を行う。
【0027】制御ユニット18は、マイクロコンピュー
タなどを内蔵しており、入力制御回路21を介して入力
されたスイッチ回路20の操作指示信号に応じて負荷制
御回路22を介して負荷23の駆動制御を行う他、多重
信号伝送ユニット19を介して入力される種々の制御、
さらに、下記に詳述する障害検出およびその対応動作を
行う。
【0028】図1および図2には、電流量判別回路16
の比較回路、電流向き判別回路17の比較回路、マイク
ロコンピュータを内蔵した制御ユニット18、入力制御
回路21、負荷制御回路22および負荷制御回路22を
動作させる電源を図解していない。電源分配装置5内の
これらの回路を動作させる電源としては種々の形態があ
る。たとえば、制御回路駆動電源として、給電線10、
11とは別の電源線(図示せず)を用いて、バッテリィ
1から直接給電させる。給電ラインしゃ断回路13、1
4の間には必ず給電が行われるから、給電ラインしゃ断
回路13、14の間から電圧を引き出して、その電圧を
これらの回路に給電する。または、電源分配装置5内に
DCバッテリィを設けて、そこから給電することができ
る。
【0029】以下、電源分配装置5を参照して図1に示
した車両用給電装置の動作を述べる。初期状態〜通常状態 イグニッションキーが挿入されると、車両の初期状態に
なり、多重信号線を介して、初期信号が電源分配装置
2、3、4、5、6の多重信号伝送ユニットに伝送さ
れ、電源分配装置2、3、4、5、6の制御ユニットが
下記の制御処理を行う。以下、電源分配装置5の制御ユ
ニット18を代表して述べる。電源分配装置5の制御ユ
ニット18は初期信号を受信すると、給電ラインしゃ断
回路13、14を閉成状態に駆動する。他の電源分配装
置2、3、4、6における制御ユニットも同様に2つの
給電ラインしゃ断回路を閉成状態にする。ただし、ある
電源分配装置、たとえば、電源分配装置6の制御ユニッ
トは、給電線12に接続されている給電ラインしゃ断回
路は開成にしたまま(オープンのまま)とする。上述し
たように、バッテリィ1は、バッテリィ1から電源分配
装置2に向かう給電線7に接続された第1の電源端子T
1と、バッテリィ1から電源分配装置6に向かう給電線
12に接続された第2の電源端子T2を有している。給
電方法としては、(1)全ての電源分配装置の2つの給
電ラインしゃ断回路(電源分配装置5においては2つの
給電ラインしゃ断回路13、14)を閉成して、バッテ
リィ1の第1の端子T1と第2の端子T2から全ての電
源分配装置に給電されるようにする方法、(2)また
は、バッテリィ1の第1の端子T1から複数の電源分配
装置を通してループ構成をするように、バッテリィ1か
ら見て、最近(末端)の電源分配装置2または電源分配
装置6の一方の給電ライン手段回路を開成にする方法、
(3)ループ構成内の任意の電源分配装置、たとえば、
電源分配装置4の一方の給電ラインしゃ断回路を開成し
て、バッテリィ1の第1の端子T1から電源分配装置2
−3−4と、バッテリィ1の第2の端子T2から電源分
配装置6−5−4に至る2つの給電系統を確立する方法
などが考えられる。以下、本実施例においては、上記第
2の方法によって給電した場合を述べる。
【0030】以上により、下記の給電ラインが確立され
る。「バッテリィ1の第1の端子T1−給電線7−電源
分配装置2−給電線8−電源分配装置3−給電線9−電
源分配装置4−給電線10−電源分配装置5−給電線1
1−電源分配装置6」の反時計回りの給電ライン。その
結果、それぞれの電源分配装置2、3、4、5、6の負
荷にバッテリィ1から給電可能となる。
【0031】障害発生:短絡 たとえば、図3に図解したように、電源分配装置5と電
源分配装置6の間の給電線11において給電線の導体が
車体と短絡した場合、障害地点Xに給電線を介してバッ
テリィ1から大きな電流が流れる。この場合、電源分配
装置2、3、4、5の電流量判別回路(電源分配装置5
では電流量判別回路16)は過大電流を検出し制御ユニ
ット(電源分配装置5では制御ユニット18)に通報す
る。この時の電源分配装置2、3、4、5の電流向き判
別回路(電源分配装置5では電流向き判別回路17)の
向きは「正」である。しかしながら、電源分配装置6に
はもはや給電されず、電源分配装置6内の電流向き判別
回路(電源分配装置5の電流向き判別回路17に対応)
は、「正」から「負」に変化する。したがって、電源分
配装置6内の制御ユニットは給電線11より前の位置で
障害が発生したことを検出する。そこで、電源分配装置
6の制御ユニットは隣接する電源分配装置5に多重信号
伝送ユニットと多重信号線を介して障害発生を通報す
る。逆に電源分配装置5においても電流量判別回路16
が過大電流を検出したとき両側の電源分配装置4、6に
障害発生を多重信号伝送ユニット19を介して通報す
る。ループ構成において、電源分配装置5の前方の電源
分配装置4の制御ユニットは自己の電流量判別回路の判
別結果が後方の電源分配装置5と同じ状態なので、何も
しない。電源分配装置5の制御ユニット18は後方の電
源分配装置6に向かう給電線11において短絡が発生し
たことを検出する。同様に、電源分配装置6の制御ユニ
ットは前方の電源分配装置5に向かう給電線11におい
て短絡が発生したことを検出する。電源分配装置5の制
御ユニット18および電源分配装置6の制御ユニット
は、相互の多重信号伝送ユニットを介して、両者の電源
分配装置の間に短絡が発生したことを確認する。
【0032】復帰動作 電源分配装置5における制御ユニット18は、給電線1
1に接続される給電ラインしゃ断回路13を開成し、障
害地点Xへの給電を停止する。また、電源分配装置6の
制御ユニットは、給電線11に接続されている給電ライ
ンしゃ断回路(電源分配装置5における給電ラインしゃ
断回路14に相当)を開成して、給電線12に接続され
ている給電ラインしゃ断回路(電源分配装置5の給電ラ
インしゃ断回路13に相当)を閉成する。その結果、図
3に図解したように、電源分配装置5における給電線1
1に接続されている給電ラインしゃ断回路13の開成、
電源分配装置6における給電線11に接続されている給
電ラインしゃ断回路の開成により、障害地点Xがループ
構成から排除される。また、電源分配装置6における給
電線12に接続されている給電ラインしゃ断回路の閉成
により、電源分配装置6は、バッテリィ1の第2の端子
T2から給電される。これにより、電源分配装置6は障
害発生前と同様に動作可能となる。もちろん、障害地点
Xの排除により、電源分配装置2、3、4、5における
電流量判別回路(16)の出力は正常になるから、電源
分配装置2、3、4、5も正常動作に戻る。
【0033】このときの給電系統は図3に図解したよう
に、下記になる。 (1)「バッテリィ1の第1の端子T1−給電線7−電
源分配装置2−給電線8−電源分配装置3−給電線9−
電源分配装置4−給電線10−電源分配装置5」の反時
計回りの給電ライン。 (2)「バッテリィ1の第2の端子T2−給電線12−
電源分配装置6」の時計回りの給電ライン。
【0034】以上述べたように、電源分配装置2、3、
4、5、6内部で電流量判別回路(16)によって過大
電流を検出し、電流量判別回路(16)によって電流の
向きを検出するので、多重信号線と多重信号伝送ユニッ
ト(19)を介して隣接すま電源分配装置と情報交換
し、短絡などの障害の発生を知り、さらに、電流の流れ
る向きが変化した間に障害が発生したことを知ることが
できる。障害地点Xが特定されると、障害地点Xの両側
の電源分配装置(5、6)が障害地点Xを切り離し、障
害地点Xの後段の電源分配装置(6)は、逆の系統でバ
ッテリィ1から給電されるように、給電ラインしゃ断回
路を駆動する。
【0035】以上の例は、給電線11に短絡障害が発生
した例を示したが、給電線10において短絡障害が発生
した場合は、電源分配装置4と電源分配装置5とが給電
線10に短絡障害が発生したことを検出する。そこで、
電源分配装置5は後段の電源分配装置6に前方位置に障
害の発生を通報する。その後、電源分配装置4が障害地
点Xに接続された給電線10への給電を停止し、電源分
配装置5が給電線10に接続される給電ラインしゃ断回
路14を開成して、障害地点Xを排除する一方、電源分
配装置5は給電線11に接続される給電ラインしゃ断回
路13の閉成を維持する。電源分配装置6は、開成状態
だった給電線12に接続されている給電ラインしゃ断回
路を閉成する。
【0036】その結果、下記の給電系統が確立する。 (1)「バッテリィ1の第1の端子T1−給電線7−電
源分配装置2−給電線8−電源分配装置3−給電線9−
電源分配装置4」の反時計回りの給電ライン。 (2)「バッテリィ1の第2の端子T2−給電線12−
電源分配装置6−給電線11−電源分配装置5」の時計
回りの給電ライン。
【0037】以上のループ構成例は、通常状態におい
て、反時計回りにループ構成が形成された場合を例示し
たが、バッテリィ1から時計回りにループ構成をした場
合も上記同様である。
【0038】また、以上のループ構成例は、電源分配装
置6で終端するループ構成を示したが、正常状態とし
て、たとえば、下記のごとく2系統の給電系統を確立さ
せた場合でもよい。 (1)「バッテリィ1の第1の端子T1−給電線7−電
源分配装置2−給電線8−電源分配装置3−給電線9−
電源分配装置4」の反時計回りの給電ライン。 (2)「バッテリィ1の第2の端子T2−給電線12−
電源分配装置6−給電線11−電源分配装置5」の時計
回りの給電ライン。このような場合に、たとえば、給電
線11に障害地点Xが発生した場合、電源分配装置6は
給電線11に障害地点Xの発生を検出して、電源分配装
置5に通報する。電源分配装置5は電源分配装置4に、
現在、給電されていない給電線10への給電を通報す
る。電源分配装置6は給電線11に接続されている給電
ラインしゃ断回路を閉成し、電源分配装置5も給電線1
1に接続されている給電ラインしゃ断回路13、14を
閉成して障害地点Xを排除する。電源分配装置4は給電
線10に接続されている給電ラインしゃ断回路を開成す
る。
【0039】以上により、下記のループ構成が確立され
る。 (1’)「バッテリィ1の第1の端子T1−給電線7−
電源分配装置2−給電線8−電源分配装置3−給電線9
−電源分配装置4−給電線10−電源分配装置5」の反
時計回りの給電ライン。 (2’)「バッテリィ1の第2の端子T2−給電線12
−電源分配装置6」の時計回りの給電ライン。
【0040】第2実施例 代表して電源分配装置5について述べると、以上の実施
例は、電源分配装置5においては、過大電流と電流の流
れる向きを検出して障害発生とその位置の評定を行う例
を述べたが、上述した構成は断線検出には適切ではな
い。断線検出には、給電線の電圧を監視する電圧監視器
が必要となる。したがって、断線検出をも行う時は、電
流監視回路15とともに電圧監視器を設け、制御ユニッ
ト18で断線検出後の処理を行う。電圧監視器による断
線検出後、制御ユニット18による障害地点の評定、そ
の排除、新たな給電ラインの確立は上述した短絡障害と
同様である。
【0041】第3実施例 第3実施例として、第1実施例として述べた短絡対策
と、第2実施例として述べた断線対策の両者を行う。
【0042】本発明の実施に際しては、上述した実施例
に限らず、種々の変形態様をとることができる。たとえ
ば、図2に示した電源分配装置5における、電流監視回
路15、電流向き判別回路17としては、上述したシャ
ント抵抗方式のものではなく、たとえば、ホール効果素
子を用いた電流計などを使用して、電流の向き、電力量
を検出できる。制御ユニット18が単位当たりの電力量
を判断して電流量判別回路16の処理を行う。
【0043】多重信号伝送ユニット19は多重信号線を
介して隣接する電源分配装置4、6と情報交換する例を
示したが、隣接する電源分配装置4、6と情報交換でき
ればよいのであって、多重化の必要はない。しかしなが
ら、スペース的に制約の多い、車両の内部に伝送線を布
線(配索)するには、多重信号線が適している。
【0044】上述した通常状態における給電方法とし
て、3方法を例示したうち、第2の方法の給電系統が確
立された場合の動作について述べたが、本発明において
は、上述したループ構成、2つの給電系統など任意の給
電系統状態についても適用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、障害地点を迅速かつ正
確に検出できる。本発明によれば、障害としては、短
絡、断線などの障害を検出できる。また本発明によれ
ば、障害地点のみを排除して、新たな給電ラインを確立
できる。その結果、電源分配装置から負荷に引き続き給
電が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の車両用給電装置の全体構成図で
ある。
【図2】図2は図1に示した車両用給電装置における電
源分配装置の代表例として、電源分配装置5の構成であ
る。
【図3】図3は図1に示した本発明の車両用給電装置に
おける障害発生の検出と復旧を示す図である。
【符号の説明】
1・・バッテリィ 2〜6・・電源分配装置 5・・電源分配装置 15・・電流監視回路、16・・電流量判別回路 17・・電流向き判別回路、18・・制御ユニット 19・・多重信号伝送ユニット、21・・入力制御回路 22・・負荷制御回路 6〜12・・給電線 20・・スイッチ回路 23・・負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02H 3/08 H02H 3/08 T H02J 13/00 301 H02J 13/00 301D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリィ電源と、複数の電源分配装置と
    が給電線を介してループ状に接続され、各々の電源分配
    装置から車両に搭載された電気負荷に給電する車両用給
    電装置であって、 前記複数の電源分配装置のそれぞれが、 一方の給電線に接続された第1の給電ラインしゃ断回路
    と、 他方の給電線に接続された第2の給電ラインしゃ断回路
    と、 前記第1の給電ラインしゃ断回路および前記第2の給電
    ラインしゃ断回路を経由して印加される給電状態を監視
    する給電状態監視手段と、 隣接する電源分配装置と通信を行う伝送手段と、 該伝送手段からの情報、前記給電監視手段からの情報と
    を参照して前記第1および第2の給電ラインしゃ断回路
    を開閉制御する制御手段とを有する車両用給電装置。
  2. 【請求項2】前記給電監視手段は、 前記第1の給電ラインしゃ断回路と前記第2の給電ライ
    ンしゃ断回路との間に設けられた電流検出素子と、 該電流検出素子に流れる電流の向きを検出する電流向き
    検出手段と、 前記電流検出素子に流れる電流が過大であるか否かを検
    出する過大電流検出手段とを有し、 前記制御手段は、前記過大電流検出手段で検出した信号
    と前記電流向き検出手段で検出した電流の向きを、前記
    伝送手段を介して隣接する電源分配装置に送出し、 隣接する電源分配装置からそれらの検出状態を前記信号
    伝送手段を介して受信し、 自己の内部の前記過大電流検出手段で検出した信号およ
    び前記電流向き検出手段で検出した電流の向き、およ
    び、隣接する電源分配装置における過大電流検出手段で
    検出した信号および電流向き検出手段で検出した電流の
    向きを参照して障害地点を特定し、 前記隣接する電源分配装置と協働して、前記障害地点を
    排除するように、前記第1の給電ラインしゃ断回路およ
    び前記第2の給電ラインしゃ断回路の一方を付勢し、 新たな給電ラインを確立するように、前記第1の給電ラ
    インしゃ断回路および前記第2の給電ラインしゃ断回路
    の他方を付勢する請求項1記載の車両用給電装置。
  3. 【請求項3】前記給電監視手段は、 前記第1の給電ラインしゃ断回路と前記第2の給電ライ
    ンしゃ断回路との間に設けられた電圧検出手段と、 前記電圧検出手段で検出した電圧が所定レベル以下であ
    ることを検出する電圧レベル検出手段とを有し、 前記制御手段は、前記電圧レベル検出手段で検出した低
    レベル検出信号を、前記伝送手段を介して隣接する電源
    分配装置に送出し、 隣接する電源分配装置から低レベル検出信号を前記信号
    伝送手段を介して受信し、 自己の内部の前記低レベル検出信号および隣接する電源
    分配装置からの低レベル検出信号を参照して障害地点を
    特定し、 前記隣接する電源分配装置と協働して、前記障害地点を
    排除するように、前記第1の給電ラインしゃ断回路およ
    び前記第2の給電ラインしゃ断回路の一方を付勢し、 新たな給電ラインを確立するように、前記第1の給電ラ
    インしゃ断回路および前記第2の給電ラインしゃ断回路
    の他方を付勢する請求項1または2記載の車両用給電装
    置。
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