JPH0946928A - 自動車の電源バックアップ装置 - Google Patents

自動車の電源バックアップ装置

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JPH0946928A
JPH0946928A JP7197383A JP19738395A JPH0946928A JP H0946928 A JPH0946928 A JP H0946928A JP 7197383 A JP7197383 A JP 7197383A JP 19738395 A JP19738395 A JP 19738395A JP H0946928 A JPH0946928 A JP H0946928A
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JP
Japan
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power supply
line
power source
load
auxiliary
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JP7197383A
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English (en)
Inventor
Takeji Ito
武治 伊藤
Yoshihiro Maeda
義博 前田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0946928A publication Critical patent/JPH0946928A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/1423Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle with multiple batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/34Parallel operation in networks using both storage and other dc sources, e.g. providing buffering
    • H02J7/342The other DC source being a battery actively interacting with the first one, i.e. battery to battery charging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の電源供給回路において、電源線にシ
ョート、断線等の異常が発生した場合にも負荷側電装品
に引き続き電力を供給することができるようにするこ
と。 【解決手段】 主電源1から負荷側電装品12へ通常電
源ライン14を介して電源を供給する電源供給回路にお
いて、充電可能な補助電源16と、通常時は上記通常電
源ライン14と負荷12側を接続し、かつ、主電源1と
補助電源16を接続して補助電源16を充電する一方、
上記電源ライン14にショートあるいは断線が発生した
時に、補助電源16と負荷側電装品12を接続する電源
切替手段17とを備える自動車の電源バックアップ装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の電源バッ
クアップ装置に関し、詳しくは、自動車のバッテリーか
らなる主電源よりドアロック用モータ、エンジン、コン
トローラ、ラジオ、エアコン、デフォッガ等の負荷側電
装品に対して電源を供給する電源供給回路において、電
線にショート、断線等の異常が発生した場合にも、負荷
側電装品に引き続き電力を供給することができる電源バ
ッアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に示すように、従来の自動
車1の電源供給回路では、バッテリーからなる主電源1
を、電源供給用の電線(電源ライン2A,2B)を介し
てヒューズボックスFB1,FB2のヒューズ3,3・
・・に接続し、このヒューズボックスFB1,FB2を
ドアロック用モータ、エンジン、コントローラ、ラジ
オ、エアコン、デフォッガ等の負荷側電装品5,5・・
・に接続している。また、電源ライン2A,2Bには、
ヒューズボックスFB1,FB2と主電源1の間にヒュ
ージブルリンクL1,L2を介設している。なお、図5
中、7は自動車1のエンジンである。
【0003】この電源供給回路では、電源ライン2A,
2Bにショート、断線等の異常が発生した場合には、ヒ
ュージブルリンクFL1,FL2が溶断して電線の発
煙、溶断を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
源供給回路では、上記のようにショート、断線等の異常
発生時には、ヒュージブルリンクFL1,FL2が溶断
するため、負荷側電装品5,5・・・に対する電力供給
が断たたれてしまい、負荷側電装品5,5・・・が作動
不良を起こすという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、電源ラインにショート、断線
等の異常が発生した場合の電線の発熱、溶断を防止する
一方、負荷に対して引き続き電力を供給することができ
るようにすることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、主
電源から負荷側電装品へ通常電源ラインを介して電源を
供給する電源供給回路において、充電可能な補助電源
と、通常時は上記通常電源ラインと負荷側を接続し、か
つ、主電源と補助電源を接続して補助電源を充電する一
方、上記電源ラインにショートあるいは断線が発生した
時に、補助電源と負荷側電装品を接続する電源切替手段
とを備える自動車の電源バックアップ装置を提供するも
のである。
【0007】この請求項1の構成であれば、通常電源ラ
インにショートあるいは断線が発生した時に、電源切替
手段が補助電源と負荷側電装品を接続するため、上記通
常電源ラインの異常時にも負荷側電装品を引き続き作動
させることができる。
【0008】請求項2は、上記通常電源ラインは、上記
負荷側電装品のうち一般負荷に接続した第1電源ライン
と、上記負荷側電装品のうち重要負荷に接続した第2電
源ラインに分岐し、上記電源切替手段を第2電源ライン
に介設していることを特徴とする請求項1に記載の電源
バックアップ装置を提供するものである。
【0009】この請求項2の構成であれば、通常電源ラ
インにショートあるいは断線が発生した時に、電源切替
手段が補助電源と重要負荷を接続するため、上記通常電
源ラインの異常時にも重要負荷を引き続き作動させるこ
とができる。
【0010】請求項3は、上記電源切替手段は、通常時
には、上記主電源と重要負荷を接続する一方、ショート
あるいは断線が発生した時に上記補助電源と重要負荷を
接続する第1のリレーと、上記主電源と補助電源を接続
する充電ラインと、該充電ラインに介設され、上記通常
時には、上記充電ラインを接続する一方上記ショートあ
るいは断線が発生した時に充電ラインを遮断する第2の
リレーとを備えることを特徴とする請求項2に記載の電
源バックアップ装置を提供するのである。
【0011】請求項3の構成であれば、通常時には、補
助電源を主電源により充電することができるため、異常
時には補助電源から重要負荷に対して確実に電力を供給
することができる。
【0012】請求項4は、上記電源切替手段は、通常時
には、上記主電源と重要負荷を接続する一方、ショート
あるいは断線が発生した時に上記補助電源と重要負荷を
接続するリレーと、上記主電源と補助電源を接続する充
電ラインと、該充電ラインに介設され、主電源側から補
助電源側へのみ電流を流す充電用ダイオードとを備える
ことを特徴とする請求項2に記載の電源バックアップ装
置を提供するものである。
【0013】請求項4の構成であれば、通常時に補助電
源を充電することができる一方、異常時には補助電源か
ら重要負荷に対して確実に電力を供給することができ
る。また、リレーが1個であるため、構造が簡単であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明につ
いて詳細に説明する。図1及び図2(A),(B)に示
すように、本発明に係る自動車の電源バックアップ装置
11は、バッテリーからなる主電源1と負荷側電装部品
12とを接続する電線(通常電源ライン14)に介設し
ている。この通常電源ライン14は、主電源1と分岐点
P1を接続する共通ライン14aを備え、この分岐点P
1から2本のラインに分岐している。すなわち、通常電
源ライン14は、分岐点P1において、上記負荷側電装
品12のうちドアロック、エンジン、コントロール等の
主要な電装品(重要負荷12A)に接続する第1電源ラ
イン14bと、ラジオ、エアコン、デフォッガ等のその
他の電装品(一般負荷12B)に接続する第2電源ライ
ン14cに分岐しており、電源バックアップ装置11
は、第1電源ライン14bに介設している。また、この
電源バックアップ装置11は、上記負荷側電装品12側
の回路への分岐接続を行うジャンクションボックスの内
部又は近傍に配置される。
【0015】上記電源バックアップ装置11は、異常発
生時のリカバリー用のバッテリーである補助電源16
と、主電源1と補助電源16とを切り替える電源切替手
段17を備えている。さらに、電源切替手段17は異常
検出手段18と切替手段19とを備えている。
【0016】通常電源ライン14の共通ライン14aに
断線、ショート等の異常が発生していない状態(通常
時)では、図2(A)に示すように、電源切替手段17
の切替手段19は閉成されており、主電源1の電力が第
1及び第2電源ライン14b,14cを介して、重要負
荷12A及び一般負荷12Bに供給されると共に、補助
電源16に対して主電源1から電力が供給され、補助電
源16が充電される。
【0017】一方、通常電源ライン14の共通ライン1
4aにショートあるいは断線の異常が発生した場合(異
常時)には、図2(B)に示すように、異常検出手段1
8が、この異常を発見し、切替手段19を開成する。そ
のため、重要負荷12Aと主電源1を結ぶ第2電源ライ
ン14bが開成され、重要負荷12Aは補助電源16と
接続される。一方、この異常時には、一般負荷12Bに
は電力は供給されない。
【0018】このように、本発明に係る電源バックアッ
プ装置は、ショートあるいは断線の異常発生時に、重要
負荷12Aと主電源1の間を遮断する一方、主電源1と
別途に設けた補助電源16を重要負荷12Aとを接続す
るものであり、異常発生時にも、重要負荷12Aに対し
て引き続き電力を供給することができる
【0019】次に、電源バックアップ装置11の回路構
成を具体化した実施形態について説明する。まず、図3
(A),(B)に示す第1実施形態では、電源バックア
ップ装置11の電源切替手段17は、2個の第1及び第
2のリレーR1,R2を備えている。上記第1のリレー
R1は、作動用コイルC1に電流が流れていない時(非
通電時)には接点a1,a2間を接続する一方、作動用
コイルC1に電流が流れている時(通電時)には接点a
1,a3を接続するリレー(メイク・ブレイク接点リレ
ー)である。また、上記第2のリレーR2は作動用コイ
ルC2の非通電時には接点b1,b2間を接続する一
方、作動用コイルC2の通電時には接点b1,b2の間
の間を遮断するリレー(ブレイク接点リレー)である。
【0020】通常電源ライン14の第1電源ライン14
bの主電源1側は、上記リレーR1の接点a2に接続し
ており、一方、第1電源ライン14bの重要負荷12A
側はリレーR1の接点a1に接続している。一方、通常
電源ライン14の第2電源ライン14bは直接一般負荷
12B側に接続している。また、第1電源ライン14b
の分岐点P2からリレーR2の接点b1,b2を経て補
助電源16に到る充電ライン21を設けており、後述す
るように通常時に補助電源16を主電源1で充電するよ
うにしている。さらに、第1電源ライン14bの分岐点
P3からリレーR1の作動用コイルC1介して補助電源
16に到る作動ライン22を設けると共に、同様に、第
1電源ラインP3の分岐点からリレーR2の作動用コイ
ルC2を介して補助電源にいたる作動ライン23を設け
ている。さらにまた、補助電源16と重要負荷12Aを
リレーR1の接点a1,a3を介して接続するバックア
ップライン28を設けている。上記リレーR1の接点a
2と接点a3との間には、発光ダイオードからなる警告
灯25を設けた警告ライン24で接続している。この警
告灯25は警告ライン24に矢印Xの方向に通電すると
発光する一方、この矢印と反対方向の電流を通さない。
【0021】図3(A)に示す通常時には、作動ライン
22,23には電流は流れず、上記リレーR1,R2の
作動用コイルC1,C2は共に非通電状態である。その
ため、リレーR1の接点a1は接点a2と接続される共
に、リレーR2の接点b1,b2が接続される。一点鎖
線L1で示すように電流が流れる。すなわち、重要負荷
12Aと主電源1は、共通ライン14a、第1電源ライ
ン14b、リレーR1の接点a1,a2を介して接続さ
れる。また、一般負荷12Bは、共通ライン14aと第
2電源ライン14cを介して接続される。さらに、上記
充電ライン21を介して主電源1と補助電源16が接続
され、補助電源16が主電源1により充電される。な
お、この通常時には、警告ライン26には電流は流れ
ず、警告灯25は消灯している。
【0022】図3(B)中、27で示すように通常電源
ライン14の共通ライン14aにショートが発生する
と、図3(B)中、二点鎖線L2で示すように、補助電
源1から作動ライン23を介してショート27によるア
ース部分に電流が流れ、リレーR2の作動コイルC2が
通電状態となる。この作動コイルC2への通電により、
リレーR2が開成され、上記充電ライン21を介した主
電源1と補助電源16の接続が遮断される。
【0023】また、二点鎖線L3で示すように、補助電
源1から作動ライン22を介してショート27によるア
ース部分へ電流が流れ、リレーR1の作動用コイルC1
が通電状態となる。この作動用コイルC1への通電によ
り、リレーR1が切り替わって接点a1は接点a3と接
続される。そのため、補助電源1と重要負荷12Aは、
一点鎖線L4で示すように、バックアップライン28に
より接続され、補助電源1から重要負荷12Aに電力が
供給される。
【0024】さらに、この異常時には警告ライン26に
電流が流れ警告灯25が点灯する。なお、上記のように
通常電源ライン14cが遮断されるため、一般負荷12
Bには電力は供給されない。
【0025】このように本実施形態では、通常電源ライ
ン14にショート27が発生しても、重要負荷12Aに
対しては、補助電源16より電力が供給されるため、シ
ョート発生時にも重要負荷12Aは確実に作動する。ま
た、上記のように異常時には、警告灯25が点灯するた
め、運転者は異常の発生を速やかに知ることができる。
【0026】図4(A),(B)は、本発明の第2実施
形態を示している。上記第1実施形態では、2個のリレ
ーR1,R2を備えるのに対して、この第2実施形態で
は1個のリレーR3を備えている。このリレーR3は上
記第1実施形態における第1のリレーR1と同様に、作
動用コイルC3の非通電時には接点c1を接点c2間を
接続する一方、作動用コイルC3の通電時には接点c1
を接点c3と接続するリレー(メイク・ブレイク接点リ
レー)である。
【0027】通常電源ライン14の第1電源ライン14
bの主電源1側は、上記リレーC3の接点c2に接続し
ており、一方、第1電源ラインの重要負荷12A側はリ
レーC3の接点c1に接続している。一方、通常電源ラ
イン14の第2電源ライン14cは直接一般負荷12B
側に接続している。また、共通電源ライン14から分岐
して補助電源16側に接続する充電ライン31を設けて
いる。この充電ライン31には電流の流れる方向を規制
するために矢印Y方向にのみ電流が流れるダイオード3
2を介設している。また、共通電源ライン14aから分
岐して補助電源16側に接続する警告ライン33を設け
ており、この警告ライン33に発光ダイオードからなる
警告灯35を介設している。この警告灯35は警告ライ
ン33に矢印Xの方向に通電すると発光する一方、この
矢印Xと反対方向の電流を通さない。さらに、補助電源
1とリレーR3の接点c3を接続するリカバーライン3
7を設けている。さらにまた、補助電源16からリレー
R3のコイルC3に接続する作動ライン39を設けてい
る。
【0028】図4(A)に示す通常時には、作動ライン
39には電流は流れず、上記リレーR3の作動コイルC
3は非通電状態であるため、リレーR3の接点c1は接
点c3と接続される。そのため、図4(A)中、一点鎖
線L6で示すように電流が流れる。すなわち、重要負荷
12Aと主電源1は、共通ライン14a、第1電源ライ
ン14b、リレーR3の接点c1,c2を介して接続さ
れる。さらに、上記充電ライン31を介して主電源1と
補助電源16が接続され、補助電源16が主電源1によ
り充電される。一方、一般負荷12Aと主電源1は、共
通ライン14と第2電源ライン14cを介して接続され
る。なお、この通常時には、警告ライン33には電流は
流れず、警告灯35は消灯している。
【0029】図4(B)中、27で示すように通常電源
ライン14の共通ライン14aにショートが発生する
と、二点鎖線L7で示すように、補助電源1から作動ラ
イン39に電流が流れ、リレーR3のコイルC3が通電
状態となる。そのため、リレーR3が切り替わって、接
点c1は接点c3と接続される。そのため一点鎖線L8
で示すように、補助電源1からリカバーライン37、リ
レーR3の接点c1,c3を介して重要負荷12Aに電
力が供給される。また、この異常時には、補助電源16
から警告ライン33に電流が流れ、警告灯35が点灯す
る。なお、共通電源ライン14が遮断されているため一
般負荷12Bには、電力は供給されない。
【0030】このように第2実施形態においても、通常
電源ライン14にショート27が発生しても、重要負荷
12Aに対しては、補助電源1より電力が供給されるた
め、ショート発生時にも重要負荷12Aは確実に作動す
る。また、上記のように異常時には、警告灯35が点灯
するため、運転者は異常の発生を速やかに知ることがで
きる。また、この実施形態では、リレーは1個でよいた
め、構造が簡単である。
【0031】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上
記実施形態では、異常が発生したときに、重要負荷12
Aには補助電源16から電力が供給されるが、一般負荷
12Bに対する電力供給が停止されているが、一般負荷
12Bに対しても補助電源ぬおから電力を供給できるよ
うにしてもよい。この場合、電装品を一般負荷と重要負
荷の別に関係なく、すべて第1電源ライン14b側に接
続し、第2電源ライン14cをなくした構成とすればよ
い。
【0032】また、切替手段の回路構成も上記実施形態
のものに限定されるものではなく、電源ラインにショー
トあるいは断線が発生した時に、補助電源と負荷側を接
続できるものであればよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の電源バックアップ装置は、通常電源ラインにショー
トあるいは断線が発生した時に、電源切替手段が補助電
源と負荷側電装品を接続するため、上記通常電源ライン
の異常時にも負荷側電装品を引き続き作動させることが
できる。
【0034】請求項2のように、通常電源ラインを一般
負荷に接続した第1電源ラインと、重要負荷に接続した
第2電源ラインに分岐して電源切替手段を第2電源ライ
ンに介設した場合には、通常電源ラインにショートある
いは断線が発生した時に、電源切替手段が補助電源と重
要負荷を接続するため、上記通常電源ラインの異常時に
も重要負荷を引き続き作動させることができる。
【0035】請求項3のように、上記電源切替手段が異
常時に補助電源と重要負荷を接続する第1のリレーと、
正常時に充電ラインを接続する一方、異常時に充電ライ
ンを遮断する第2のリレーとを備える場合には、通常時
に補助電源を充電することができるため、異常時には補
助電源から重要負荷に対して確実に電力を供給すること
ができる。
【0036】請求項4のように、上記電源切替手段が、
リレー、充電用ダイオードを介設した充電ラインを備え
る構成とした場合には、通常時に補助電源を充電するこ
とができるため、異常時には補助電源から重要負荷に対
して確実に電力を供給することができる。また、リレー
が1個であるため、構造が簡単でありコストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電源バックアップ装置の概略回
路図である。
【図2】 図1の電源バックアップ装置の作動を示し、
(A)は通常時を示す概略回路図、(B)は異常時を示
す概略回路図である。
【図3】 本発明の第1実施形態を示し、(A)は通常
時を示す概略回路図、(B)は異常時を示す概略回路図
である。
【図4】 本発明の第2実施形態を示し、(A)は通常
時を示す概略回路図、(B)は異常時を示す概略回路図
である。
【図5】 従来の電源供給回路を示す概略図である。
【図6】 従来の電源供給回路を示す概略回路図であ
る。
【符号の説明】
1 主電源 11 電源バックアップ装置 12A 重要負荷 12B 一般負荷 14 通常電源ライン 16 補助電源 17 電源切替手段 25,35 警告灯 32 充電用ダイオード R1,R2,R3 リレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源から負荷側電装品へ通常電源ライ
    ンを介して電源を供給する電源供給回路において、 充電可能な補助電源と、通常時は上記通常電源ラインと
    負荷側を接続し、かつ、主電源と補助電源を接続して補
    助電源を充電する一方、上記電源ラインにショートある
    いは断線が発生した時に、補助電源と負荷側電装品を接
    続する電源切替手段とを備える自動車の電源バックアッ
    プ装置。
  2. 【請求項2】 上記通常電源ラインは、上記負荷側電装
    品のうち一般負荷に接続した第1電源ラインと、上記負
    荷側電装品のうち重要負荷に接続した第2電源ラインに
    分岐し、上記電源切替手段を第2電源ラインに介設して
    いることを特徴とする請求項1に記載の電源バックアッ
    プ装置。
  3. 【請求項3】 上記電源切替手段は、通常時には、上記
    主電源と重要負荷を接続する一方、ショートあるいは断
    線が発生した時に上記補助電源と重要負荷を接続する第
    1のリレーと、上記主電源と補助電源を接続する充電ラ
    インと、該充電ラインに介設され、上記通常時には、上
    記充電ラインを接続する一方上記ショートあるいは断線
    が発生した時に充電ラインを遮断する第2のリレーとを
    備えることを特徴とする請求項2に記載の電源バックア
    ップ装置。
  4. 【請求項4】 上記電源切替手段は、通常時には、上記
    主電源と重要負荷を接続する一方、ショートあるいは断
    線が発生した時に上記補助電源と重要負荷を接続するリ
    レーと、上記主電源と補助電源を接続する充電ライン
    と、該充電ラインに介設され、主電源側から補助電源側
    へのみ電流を流す充電用ダイオードとを備えることを特
    徴とする請求項2に記載の電源バックアップ装置。
JP7197383A 1995-08-02 1995-08-02 自動車の電源バックアップ装置 Withdrawn JPH0946928A (ja)

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