JPH0219843Y2 - - Google Patents

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JPH0219843Y2
JPH0219843Y2 JP15509982U JP15509982U JPH0219843Y2 JP H0219843 Y2 JPH0219843 Y2 JP H0219843Y2 JP 15509982 U JP15509982 U JP 15509982U JP 15509982 U JP15509982 U JP 15509982U JP H0219843 Y2 JPH0219843 Y2 JP H0219843Y2
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JP
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transistor
terminal
grounded
control
electronic device
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JP15509982U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車載電子機器を制御する装置における
フエイルセーフ装置に関する。
近年、自動車の運転性向上を図る目的で自動車
の各機構部に各種電子機器を設け、これら電子機
器の作動を運転状態を検出する各種センサ或いは
電子機器等の信号に基づいて制御装置により制御
すると共に、一部又は全部の検出信号が入力され
ないとき又は制御装置の一部が故障した状態にお
いても自動車を安全に走行させる目的でいわゆる
フエイルセーフ機構を制御装置に設けたものがあ
る。この従来例を第1図及び第2図に示す。
すなわち、バツテリ1の正極に接続された電子
機器(例えば電磁式燃料噴射弁)2の作動を、入
力端子3aから入力された図示しない各種センサ
の検出信号に基づいて制御装置3の制御部4によ
り、制御している。また、各種センサからの検出
信号を入力し、それらセンサの異常の有無を判断
する故障診断部5からの診断結果を受けて制御部
4は各種補正を行い電子機器2の作動を正常に保
持するようにしている。
さらに、制御部4の具体的な回路構成を第2図
に基づいて説明すると、電子機器2を制御部4内
のエミツタ接地の駆動用トランジスタ6を介して
アースし、このトランジスタ6を制御部4の制御
信号により制御することにより、電子機器2を作
動させる。尚、7は制御部4と故障診断部5とに
定電圧を印加する定電圧回路、8はヒユーズ、9
はスイツチ、10,11は抵抗である。
ところで、このような従来の制御装置において
は、制御部4の入力電源が切れ制御部4が動作し
なくなつたときには、制御信号が無くなるのでエ
ミツタ接地の駆動用トランジスタ6はオフ状態と
なり電子機器2の作動は停止する。
しかし、電子機器のなかには、制御部4の入力
電源が切れたときであつてもフエイルセーフの見
地からオンさせることが必要なもの、例えばワー
ニングランプ等があり、このようなものに対して
も作動を停止させることは安全上問題であつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目し、
制御部の入力電源が切れた場合にも電子機器を作
動させることが必要なシステムのためのフエイル
セーフ装置を提供することを目的とする。
このため、本考案では制御部の制御信号により
制御される駆動トランジスタのコレクタ端子にエ
ミツタ接地の第2のトランジスタのコレクタ端子
を接続すると共に、制御部の入力電源端子にベー
ス端子を接続したエミツタ接地の第3のトランジ
スタのコレクタ端子を第2トランジスタのベース
端子に接続しかつ第2トランジスタのベース端子
に電源から抵抗を介してベース電圧を印加するベ
ース電圧印加手段を備える構成とすることによ
り、制御部の入力電源が切れたときに第2のトラ
ンジスタをオンさせて電子機器を作動し、フエイ
ルセーフ動作を可能とした。
以下、本考案を第3図に示す一実施例に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素には第1図及
び第2図と同一符号を付して説明を省略する。
図において、制御部4からベース端子に抵抗1
2を介して制御信号が入力される駆動用トランジ
スタ6のコレクタ端子には抵抗13を介してエミ
ツタ接地の第2トランジスタ14のコレクタ端子
が接続されている。一方、制御部4の入力電源端
子には抵抗15を介してエミツタ接地の第3トラ
ンジスタ16のベース端子が接続されている。そ
して、第2トランジスタ14のベース端子と第3
トランジスタ16のコレクタ端子とを接続する。
また、第2トランジスタ14と第3トランジスタ
16との接続点と、駆動用トランジスタ6のコレ
クタ端子と、を抵抗17を介して接続し、第2ト
ランジスタ14のベースに電圧が印加されるよう
になつている。したがつて、駆動用トランジスタ
6のコレクタ端子とそのコレクタ端子から第2ト
ランジスタ14のベース端子までの電源ラインが
ベース電圧印加手段を構成する。ここで、抵抗1
3の抵抗直は、電子機器2の作動制御範囲の中央
値付近に設定してある。また、抵抗17の抵抗値
は充分大きく設定してあり、第3トランジスタ1
6と駆動用トランジスタ6とがオンのときバツテ
リから電子機器2を介して流れる電流の大部分は
駆動用トランジスタ6に流れるようになつてい
る。尚、18は抵抗である。
かかる構成によれば、制御部4の入力電源が正
常な場合には第3トランジスタ16がオンとなる
ので第2トランジスタ14のベース電圧が零とな
り、第2トランジスタ14はオフとなる。したが
つて、制御部4の制御信号により駆動用トランジ
スタ6を制御することにより電子機器2の作動が
可能となる。
一方、制御部4の入力電源が切れた場合には、
制御部4からの制御信号が断たれるので、駆動用
トランジスタ6はオフとなる。このとき、第3ト
ランジスタ16もオフとなるので、第2トランジ
スタ14のベース電圧がHとなり、第2トランジ
スタ14がオンとなる。したがつて、電子機器2
は抵抗13、第2トランジスタ14を介して通電
され作動する。このため、制御部4の入力電源が
切れた場合にシステムの安全確保、異常動作の防
止、更にはワーニング指示などフエイルセーフ動
作が可能となる。尚、第2トランジスタ14のベ
ース端子に印加される電圧源は、制御部4の入力
電源を除く他の部位でもよい。
以上説明したように、本考案によれば、電子機
器の作動を制御する制御部の入力電源が切れ、制
御部からの制御信号が出力されないときにも必要
な電子機器を作動させてフエイルセーフを図れる
という効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子機器制御装置を示す回路
図、第2図は第1図の要部の具体例を示す回路
図、第3図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 2……電子機器、4……制御部、6……駆動用
トランジスタ、14……第2トランジスタ、16
……第3トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリ電源に接続された車載電子機器をエミ
    ツタ接地の駆動用トランジスタを介して接地し、
    該トランジスタを制御部の制御信号により制御す
    ることにより車載電子機器の作動を制御する車載
    電子機器制御装置において、前記駆動用トランジ
    スタのコレクタ端子にコレクタ端子を接続したエ
    ミツタ接地の第2トランジスタと、ベース端子を
    前記制御部の入力電源端子に接続すると共にコレ
    クタ端子を前記第2トランジスタのベース端子に
    接続したエミツタ接地の第3トランジスタと、前
    記第2トランジスタのベース端子に電源から抵抗
    を介してベース電圧を印加するベース電圧印加手
    段と、を設けたことを特徴とする車載電子機器制
    御装置におけるフエイルセーフ装置。
JP15509982U 1982-10-15 1982-10-15 車載電子機器制御装置におけるフエイルセ−フ装置 Granted JPS5963701U (ja)

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JP15509982U JPS5963701U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 車載電子機器制御装置におけるフエイルセ−フ装置

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JP15509982U JPS5963701U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 車載電子機器制御装置におけるフエイルセ−フ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963701U JPS5963701U (ja) 1984-04-26
JPH0219843Y2 true JPH0219843Y2 (ja) 1990-05-31

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ID=30342644

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JP15509982U Granted JPS5963701U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 車載電子機器制御装置におけるフエイルセ−フ装置

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JPS5963701U (ja) 1984-04-26

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