JPH04298468A - エレベータの乗場行先階操作装置 - Google Patents
エレベータの乗場行先階操作装置Info
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- JPH04298468A JPH04298468A JP3060339A JP6033991A JPH04298468A JP H04298468 A JPH04298468 A JP H04298468A JP 3060339 A JP3060339 A JP 3060339A JP 6033991 A JP6033991 A JP 6033991A JP H04298468 A JPH04298468 A JP H04298468A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は高層ビル等のエレベータ
に設置され、サービスゾーンを例えば低層と高層に分け
るとともに、各サービスゾーン毎に独立したエレベータ
で運転される、いわゆるシャトルエレベータのホールに
おいて、行先階呼び登録が可能なエレベータの乗場行先
階操作装置に関する。
に設置され、サービスゾーンを例えば低層と高層に分け
るとともに、各サービスゾーン毎に独立したエレベータ
で運転される、いわゆるシャトルエレベータのホールに
おいて、行先階呼び登録が可能なエレベータの乗場行先
階操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば６０階の超高層ビルにあっ
ては、１台のエレベータでは最下階から最上階までサー
ビスすることが、ロープ式エレベータにあっては限界で
あることや、効率よいサービスを行うために、例えば低
層サービスゾーンと高層サービスゾーンに分け、各サー
ビスゾーン毎にそれぞれエレベータを配設したシャトル
エレベータがある。
ては、１台のエレベータでは最下階から最上階までサー
ビスすることが、ロープ式エレベータにあっては限界で
あることや、効率よいサービスを行うために、例えば低
層サービスゾーンと高層サービスゾーンに分け、各サー
ビスゾーン毎にそれぞれエレベータを配設したシャトル
エレベータがある。
【０００３】図６（ａ），（ｂ）はその例を示すもので
、図６（ａ）は例えば４０階のビルを１階（１Ｆ）から
２０階（２０Ｆ）の低層サービスゾーン（以下低層ゾー
ンと称する）と２０階（２０Ｆ）から４０階（４０Ｆ）
の高層サービスゾーン（以下高層ゾーンと称する）に分
割し、低層ゾーンを３台のエレベータＡ，Ｂ，Ｃでサー
ビスを行い、高層ゾーンを３台のエレベータＤ，Ｅ，Ｆ
でサービスを行い、基準階１Ｆを両ゾーンで共有する場
合の例である。
、図６（ａ）は例えば４０階のビルを１階（１Ｆ）から
２０階（２０Ｆ）の低層サービスゾーン（以下低層ゾー
ンと称する）と２０階（２０Ｆ）から４０階（４０Ｆ）
の高層サービスゾーン（以下高層ゾーンと称する）に分
割し、低層ゾーンを３台のエレベータＡ，Ｂ，Ｃでサー
ビスを行い、高層ゾーンを３台のエレベータＤ，Ｅ，Ｆ
でサービスを行い、基準階１Ｆを両ゾーンで共有する場
合の例である。
【０００４】図６（ｂ）は、６０階のビルを、１Ｆ〜３
０Ｆの低層ゾーンと３０Ｆ〜６０Ｆの高層ゾーンと分割
すると共に、中間乗り継ぎ階３０Ｆを両ゾーンで共有し
て２分割した例である。
０Ｆの低層ゾーンと３０Ｆ〜６０Ｆの高層ゾーンと分割
すると共に、中間乗り継ぎ階３０Ｆを両ゾーンで共有し
て２分割した例である。
【０００５】図６（ａ）の場合、基準階１Ｆからだけは
乗り継ぎなしで全フロアにサービスすることが可能であ
るが、他のフロアから高層ゾーン内のサービスフロアへ
サービスするときは必ず乗り継ぎが必要である。
乗り継ぎなしで全フロアにサービスすることが可能であ
るが、他のフロアから高層ゾーン内のサービスフロアへ
サービスするときは必ず乗り継ぎが必要である。
【０００６】図６（ｂ）の場合は、低層ゾーンと高層ゾ
ーン間でのサービスには常に乗り継ぎが必要である。こ
うした乗り継ぎをする場合は第１のゾーンのホール呼び
登録をし、かごを待ち、乗者乗つぎ階へ行き、第２のゾ
ーンのホール呼びを登録し、かごを待ち最終目的階に到
着という動きになる。
ーン間でのサービスには常に乗り継ぎが必要である。こ
うした乗り継ぎをする場合は第１のゾーンのホール呼び
登録をし、かごを待ち、乗者乗つぎ階へ行き、第２のゾ
ーンのホール呼びを登録し、かごを待ち最終目的階に到
着という動きになる。
【０００７】最近、ホールにおいて利用者の利便性向上
という点で、以下に述べる乗場行先階釦操作盤がよく設
置され、ホールで行先階を登録できる様になっている。 例えば図６（ｂ）の場合、低層ゾーンの１Ｆには、図２
（ａ）に示す行先階呼び釦１１を有する行先階釦操作盤
１が設置され、１Ｆホールでは行先階呼び釦１１を押す
ことにより、低層ゾーンの２Ｆ〜３０Ｆ全てのサービス
フロアを行先階として登録できる。
という点で、以下に述べる乗場行先階釦操作盤がよく設
置され、ホールで行先階を登録できる様になっている。 例えば図６（ｂ）の場合、低層ゾーンの１Ｆには、図２
（ａ）に示す行先階呼び釦１１を有する行先階釦操作盤
１が設置され、１Ｆホールでは行先階呼び釦１１を押す
ことにより、低層ゾーンの２Ｆ〜３０Ｆ全てのサービス
フロアを行先階として登録できる。
【０００８】また、高層ゾーン乗り継ぎ階３０Ｆには、
図２（ｂ）に示す行先階呼び釦２１を有する乗場行先階
釦操作盤２が設置され、乗り継ぎ階３０Ｆでは行先階呼
び釦２１を押すことにより、高層ゾーンの３１Ｆ〜６０
Ｆ全てのサービスフロアを行先階として登録できる。
図２（ｂ）に示す行先階呼び釦２１を有する乗場行先階
釦操作盤２が設置され、乗り継ぎ階３０Ｆでは行先階呼
び釦２１を押すことにより、高層ゾーンの３１Ｆ〜６０
Ｆ全てのサービスフロアを行先階として登録できる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、超高
層ビルのゾーン分割されたエレベータシスタムにおいて
は、他ゾーンのサービス階へ行きたい場合、必ず２度以
上のホール呼び登録が必要であり、当然その度にホール
でかごを待つ待ち時間が発生する。
層ビルのゾーン分割されたエレベータシスタムにおいて
は、他ゾーンのサービス階へ行きたい場合、必ず２度以
上のホール呼び登録が必要であり、当然その度にホール
でかごを待つ待ち時間が発生する。
【００１０】こうして、ゾーン数が多くなればなる程、
呼び登録の手間が増え最終目的階に到着するまでの所要
時間も長くなってしまい、複数ゾーン間のエレベータサ
ービスに於いて、利便性が悪いという問題があった。
呼び登録の手間が増え最終目的階に到着するまでの所要
時間も長くなってしまい、複数ゾーン間のエレベータサ
ービスに於いて、利便性が悪いという問題があった。
【００１１】そこで本発明は、複数ゾーン間のエレベー
タサービスを行う場合、１度の行先階の呼び登録だけで
、目的階へより短時間でサービスできるエレベータの乗
場行先階釦操作装置を提供することを目的とする。
タサービスを行う場合、１度の行先階の呼び登録だけで
、目的階へより短時間でサービスできるエレベータの乗
場行先階釦操作装置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ビル内のエレベータのサービスすべき複
数の階床を、自サービスゾーンと他サービスゾーンを含
む複数のサービスゾーンに分割し、この各サービスゾー
ン毎にエレベータを運行可能とし、かつ前記サービスゾ
ーン間で乗り継ぎ階を有し、これによりサービスすべき
階床の全てにサービスを可能にしたエレベータにおいて
、基準階のホールに設けられ、サービスすべき全ての階
床に対して呼び登録が可能な乗場行先階登録操作盤と、
成するために、ビル内のエレベータのサービスすべき複
数の階床を、自サービスゾーンと他サービスゾーンを含
む複数のサービスゾーンに分割し、この各サービスゾー
ン毎にエレベータを運行可能とし、かつ前記サービスゾ
ーン間で乗り継ぎ階を有し、これによりサービスすべき
階床の全てにサービスを可能にしたエレベータにおいて
、基準階のホールに設けられ、サービスすべき全ての階
床に対して呼び登録が可能な乗場行先階登録操作盤と、
【００１３】この乗場行先階登録操作盤からの行先階呼
び信号が入力され、この行先階呼び信号が自サービスゾ
ーンか、他サービスゾーンかを分類処理し、該当するサ
ービスゾーン側に行先階呼び信号を転送する転送手段と
、この転送手段から出力される行先階呼び信号が入力さ
れ、行先階呼び信号が転送されてから行先階までの予測
運行時間ＴＡ を演算する第１の演算手段と、
び信号が入力され、この行先階呼び信号が自サービスゾ
ーンか、他サービスゾーンかを分類処理し、該当するサ
ービスゾーン側に行先階呼び信号を転送する転送手段と
、この転送手段から出力される行先階呼び信号が入力さ
れ、行先階呼び信号が転送されてから行先階までの予測
運行時間ＴＡ を演算する第１の演算手段と、
【００１
４】前記転送手段から出力される行先階呼び信号が入力
され、乗り継ぎ階が存在するかどうかが判断され、乗り
継ぎ階が存在する場合には、前記行先階呼び信号の待ち
時間と自サービスゾーン基準階から乗り継ぎ階までの予
測待時間ＴＢ とを演算し、この予測待時間ＴＢ が前
記予測運行時間ＴＡ より大きいとき他サービスゾーン
側に行先階呼びとして出力し、また前記予測運行時間Ｔ
Ａ が予測待時間ＴＢより小さいときは、予測運行時間
ＴＡ が予測待時間ＴＢ より大きくなるまで演算を繰
り返す第２の演算手段とを具備したものである。
４】前記転送手段から出力される行先階呼び信号が入力
され、乗り継ぎ階が存在するかどうかが判断され、乗り
継ぎ階が存在する場合には、前記行先階呼び信号の待ち
時間と自サービスゾーン基準階から乗り継ぎ階までの予
測待時間ＴＢ とを演算し、この予測待時間ＴＢ が前
記予測運行時間ＴＡ より大きいとき他サービスゾーン
側に行先階呼びとして出力し、また前記予測運行時間Ｔ
Ａ が予測待時間ＴＢより小さいときは、予測運行時間
ＴＡ が予測待時間ＴＢ より大きくなるまで演算を繰
り返す第２の演算手段とを具備したものである。
【００１５】
【作用】本発明によれば、乗場行先階登録操作盤から発
生した行先階呼び信号を、自サービスゾーンの呼びか、
他サービスゾーンの呼びかを判断し、自サービスゾーン
呼びの場合はその呼びに対する待時間と、行先階までの
運行時間の和を予測運行時間ＴＡ を演算し、また行先
階呼びに対する待時間（予測待時間（ ＴＢ））を演算
し、ＴＡ とＴＢ を比較処理しその結果乗り換えゾー
ンの行先階呼びとして登録される。この様なことから、
複数ゾーン間のエレベータサービスを行う場合、１度の
行先階の呼び登録だけで、目的階へより短時間でサービ
スできる。
生した行先階呼び信号を、自サービスゾーンの呼びか、
他サービスゾーンの呼びかを判断し、自サービスゾーン
呼びの場合はその呼びに対する待時間と、行先階までの
運行時間の和を予測運行時間ＴＡ を演算し、また行先
階呼びに対する待時間（予測待時間（ ＴＢ））を演算
し、ＴＡ とＴＢ を比較処理しその結果乗り換えゾー
ンの行先階呼びとして登録される。この様なことから、
複数ゾーン間のエレベータサービスを行う場合、１度の
行先階の呼び登録だけで、目的階へより短時間でサービ
スできる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明するが、ここではサービス階床が６０階で、サー
ビスゾーンが図６（ｂ）に示すように１Ｆ〜３０Ｆの第
１のゾーン（１ｓｔゾーンまた自ゾーン）と、３０Ｆ〜
６０Ｆの第２のゾーン（２ｎｄゾーン、または、他ゾー
ン、あるいは、乗り換えゾーン）の場合について説明す
る。
て説明するが、ここではサービス階床が６０階で、サー
ビスゾーンが図６（ｂ）に示すように１Ｆ〜３０Ｆの第
１のゾーン（１ｓｔゾーンまた自ゾーン）と、３０Ｆ〜
６０Ｆの第２のゾーン（２ｎｄゾーン、または、他ゾー
ン、あるいは、乗り換えゾーン）の場合について説明す
る。
【００１７】図１は本発明の行先階操作装置の一実施例
の概略構成を示すブロック図であり、これはハードウェ
アの構成としては、図２（ｃ）に示すように、全フロア
に対する行先階呼び釦３１を備え、自ゾーンおよび他ゾ
ーンのサービスフロアも行先階として登録可能な行先階
釦操作盤３と、
の概略構成を示すブロック図であり、これはハードウェ
アの構成としては、図２（ｃ）に示すように、全フロア
に対する行先階呼び釦３１を備え、自ゾーンおよび他ゾ
ーンのサービスフロアも行先階として登録可能な行先階
釦操作盤３と、
【００１８】この行先階釦操作盤３の行先階呼び釦３１
が押されることにより発生する行先階呼び信号（以下Ｈ
ｃｘと称する）３２を入力し、このＨｃｘ３２が１ｓｔ
ゾーンの呼び信号か、２ｎｄゾーンの呼び信号かを分類
処理して行先階呼び信号４１、４２と予測運行時間デー
タ要求信号４３を出力する行先階呼び入力転送手段４と
、
が押されることにより発生する行先階呼び信号（以下Ｈ
ｃｘと称する）３２を入力し、このＨｃｘ３２が１ｓｔ
ゾーンの呼び信号か、２ｎｄゾーンの呼び信号かを分類
処理して行先階呼び信号４１、４２と予測運行時間デー
タ要求信号４３を出力する行先階呼び入力転送手段４と
、
【００１９】この行先階呼び入力転送手段４で分類処
理して得られる行先階呼び信号４１が入力され、後述す
る予測運行時間ＴＡ の演算要求信号４３（予測運行時
間データ要求信号４３）が入力されたとき、その呼びに
対する待時間と行先階までの運行時間の和、つまり予測
運行時間ＴＡ が演算して出力され、例えばマイクロコ
ンピュータから成り一般の群管理制御装置に付加された
１ｓｔゾーン群管理制御手段５と、
理して得られる行先階呼び信号４１が入力され、後述す
る予測運行時間ＴＡ の演算要求信号４３（予測運行時
間データ要求信号４３）が入力されたとき、その呼びに
対する待時間と行先階までの運行時間の和、つまり予測
運行時間ＴＡ が演算して出力され、例えばマイクロコ
ンピュータから成り一般の群管理制御装置に付加された
１ｓｔゾーン群管理制御手段５と、
【００２０】前記行先階呼び入力転送手段４で分類処理
して得られる行先階呼び信号４２は、その呼びに対する
待時間と行先階までの運行時間の和、つまり予測運行時
間ＴＢ を演算し、例えばマイクロコンピュータから成
り一般の群管理制御装置に付加された２ｎｄｔ ゾーン
群管理制御手段６と、前記乗り継ぎ階例えば３０Ｆで高
層ゾーンの全てのサービスフロアを行先階として登録で
きる乗場行先階釦操作盤２を具備し、前記手段４，５，
６間は互いに情報通信ができる様にＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ
Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）で結合されている。
して得られる行先階呼び信号４２は、その呼びに対する
待時間と行先階までの運行時間の和、つまり予測運行時
間ＴＢ を演算し、例えばマイクロコンピュータから成
り一般の群管理制御装置に付加された２ｎｄｔ ゾーン
群管理制御手段６と、前記乗り継ぎ階例えば３０Ｆで高
層ゾーンの全てのサービスフロアを行先階として登録で
きる乗場行先階釦操作盤２を具備し、前記手段４，５，
６間は互いに情報通信ができる様にＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ
Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）で結合されている。
【００２１】以下、このように構成された乗場行先階操
作装置の動作について図３〜図５を参照して説明する。 いま、行先階釦装置盤３から入力されるＨｃｘ３２は、
行先階呼び入力・転送手段４において、ｓｔゾーンの群
管理制御装置５に入力され、行先階呼び入力・転送手段
４により、１ｓｔゾーンの行先階呼び信号４１と２ｎｄ
ゾーンの行先階呼び信号４２に分類処理される。
作装置の動作について図３〜図５を参照して説明する。 いま、行先階釦装置盤３から入力されるＨｃｘ３２は、
行先階呼び入力・転送手段４において、ｓｔゾーンの群
管理制御装置５に入力され、行先階呼び入力・転送手段
４により、１ｓｔゾーンの行先階呼び信号４１と２ｎｄ
ゾーンの行先階呼び信号４２に分類処理される。
【００２２】図３は、行先階呼び入力転送手段５の動作
を示すフローチャートである。ステップ（以下ＳＴＥＰ
と称する）１で、行先階のチェック、すなわち発生した
Ｈｃｘ３２が乗り継ぎが有るかどうかを判定し、乗り継
ぎがない場合（例えば図６（ｂ）のゾーン分割例の場合
Ｈｃｘのｘ＜３０Ｆに相当する）にはＳＴＥＰ２へ進む
。ＳＴＥＰ２では、１ｓｔゾーンの一般のＨｃｘ３２と
して１ｓｔゾーン群管理制御手段５へ呼び転送し、一般
の（通常の）群管理制御を行う。
を示すフローチャートである。ステップ（以下ＳＴＥＰ
と称する）１で、行先階のチェック、すなわち発生した
Ｈｃｘ３２が乗り継ぎが有るかどうかを判定し、乗り継
ぎがない場合（例えば図６（ｂ）のゾーン分割例の場合
Ｈｃｘのｘ＜３０Ｆに相当する）にはＳＴＥＰ２へ進む
。ＳＴＥＰ２では、１ｓｔゾーンの一般のＨｃｘ３２と
して１ｓｔゾーン群管理制御手段５へ呼び転送し、一般
の（通常の）群管理制御を行う。
【００２３】ＳＴＥＰ１において、Ｈｃｘ３２が乗り継
ぎを必要とする（ｘ＞３１Ｆ）ならば、ＳＴＥＰ３に進
む。ＳＴＥＰ３では、乗り継ぎが必要なので、１ｓｔゾ
ーンには最上階、つまり乗り継ぎのＨｃｘ、例えば図６
（ｂ）の例ではＨｃ３０ を行先階呼びとして１ｓｔゾ
ーン群管理制御手段５へ転送し、一般の群管理制御を行
う。
ぎを必要とする（ｘ＞３１Ｆ）ならば、ＳＴＥＰ３に進
む。ＳＴＥＰ３では、乗り継ぎが必要なので、１ｓｔゾ
ーンには最上階、つまり乗り継ぎのＨｃｘ、例えば図６
（ｂ）の例ではＨｃ３０ を行先階呼びとして１ｓｔゾ
ーン群管理制御手段５へ転送し、一般の群管理制御を行
う。
【００２４】ＳＴＥＰ４では、１ｓｔゾーン群管理制御
手段５に、予測運行時間ＴＡ の演算要求信号４３を出
力する。この予測運行時間ＴＡ は後に、２ｎｄゾーン
の行先階呼び登録タイミングを決定するときのデータと
して用いられる。ＳＴＥＰ５では、２ｎｄゾーン群管理
制御手段６に、Ｈｃｘ３２を２ｎｄゾーン行先階呼び信
号４２として転送する。
手段５に、予測運行時間ＴＡ の演算要求信号４３を出
力する。この予測運行時間ＴＡ は後に、２ｎｄゾーン
の行先階呼び登録タイミングを決定するときのデータと
して用いられる。ＳＴＥＰ５では、２ｎｄゾーン群管理
制御手段６に、Ｈｃｘ３２を２ｎｄゾーン行先階呼び信
号４２として転送する。
【００２５】図４は、１ｓｔゾーン群管理制御手段５の
動作を示すフローチャートである。この群管理制御手段
５は、１ｓｔゾーン行先階呼びの登録と前述の予測運行
時間ＴＡの演算を行なっている。ＳＴＥＰ１１では、前
記行先階呼び入力転送手段４により転送されたＨｃｘ３
２を登録し、一般の群管理制御を行う。ＳＴＥＰ１２〜
１４では、ＴＡ の演算要求信号によりＴＡ 値を演算
し予測運行時間データ５２として出力する。
動作を示すフローチャートである。この群管理制御手段
５は、１ｓｔゾーン行先階呼びの登録と前述の予測運行
時間ＴＡの演算を行なっている。ＳＴＥＰ１１では、前
記行先階呼び入力転送手段４により転送されたＨｃｘ３
２を登録し、一般の群管理制御を行う。ＳＴＥＰ１２〜
１４では、ＴＡ の演算要求信号によりＴＡ 値を演算
し予測運行時間データ５２として出力する。
【００２６】図５は、２ｎｄゾーン群管理制御手段６の
動作を示すフローチャートである。２ｎｄゾーン群管理
制御手段６も、行先階呼び入力・転送手段４から転送さ
れた行先階呼び信号４２を入力し、その呼び信号の予測
待ち時間ＴＢ を演算し、この予測待ち時間ＴＢ と予
測運行時間ＴＡ との比較処理から、Ｈｃｘの最適な登
録タイミングを検出し２ｎｄゾーン行先階呼びとして登
録する。
動作を示すフローチャートである。２ｎｄゾーン群管理
制御手段６も、行先階呼び入力・転送手段４から転送さ
れた行先階呼び信号４２を入力し、その呼び信号の予測
待ち時間ＴＢ を演算し、この予測待ち時間ＴＢ と予
測運行時間ＴＡ との比較処理から、Ｈｃｘの最適な登
録タイミングを検出し２ｎｄゾーン行先階呼びとして登
録する。
【００２７】ＳＴＥＰ２１ではＨｃｘの転送をうけてＴ
Ｂ を演算し、ＳＴＥＰ２２ではＴＡ のデータを入力
し、ＳＴＥＰ２３において先に演算し求めたＴＡ と比
較する。 ＴＢ＞ＴＡ 、すなわち、乗り継ぎ階のホールでの待ち
時間が、１ｓｔゾーンエレベータが乗り継ぎ階に到着す
るに要する運行時間より大きい状態では、ＳＴＥＰ２５
で即座に２ｎｄゾーン行先階呼びとしてＨｃｘを登録し
、２ｎｄゾーン乗り継ぎ階の行先階釦操作盤のＨｃｘに
相当する呼びボタンを登録表示（ランプ点灯）させ、一
般の群管理制御を行う。
Ｂ を演算し、ＳＴＥＰ２２ではＴＡ のデータを入力
し、ＳＴＥＰ２３において先に演算し求めたＴＡ と比
較する。 ＴＢ＞ＴＡ 、すなわち、乗り継ぎ階のホールでの待ち
時間が、１ｓｔゾーンエレベータが乗り継ぎ階に到着す
るに要する運行時間より大きい状態では、ＳＴＥＰ２５
で即座に２ｎｄゾーン行先階呼びとしてＨｃｘを登録し
、２ｎｄゾーン乗り継ぎ階の行先階釦操作盤のＨｃｘに
相当する呼びボタンを登録表示（ランプ点灯）させ、一
般の群管理制御を行う。
【００２８】ＳＴＥＰ２３でＴＢ ≦ＴＡ の場合は、
ＳＴＥＰ２４→ＳＴＥＰ２１→ＳＴＥＰ２２のルートで
時々刻々変化するＴＡ ，ＴＢ の各値を演算させＴＢ
＞ＴＡ になるまで循環するする。
ＳＴＥＰ２４→ＳＴＥＰ２１→ＳＴＥＰ２２のルートで
時々刻々変化するＴＡ ，ＴＢ の各値を演算させＴＢ
＞ＴＡ になるまで循環するする。
【００２９】尚、各行先階釦操作盤３の呼び釦表示灯の
点灯・消灯制御は、該当ゾーンの各群管理制御装置の呼
び登録時に点灯させ、該当ゾーンエレベータ応答時消灯
という一般の制御方法と同じであるため説明は省略する
。
点灯・消灯制御は、該当ゾーンの各群管理制御装置の呼
び登録時に点灯させ、該当ゾーンエレベータ応答時消灯
という一般の制御方法と同じであるため説明は省略する
。
【００３０】このようにして、１ｓｔゾーン行先階釦操
作盤にて１ｓｔゾーンサービスフロア呼びはもちろん、
２ｎｄゾーンサービスフロア呼びも登録することができ
、乗り継ぎ階での新規の呼び登録操作は不要とすること
ができる。また、１ｓｔゾーンエレベータが乗り継ぎ階
へ到着する前に、２ｎｄゾーンの呼びを登録することが
できるので、極力待ち時間を減少させることができる。
作盤にて１ｓｔゾーンサービスフロア呼びはもちろん、
２ｎｄゾーンサービスフロア呼びも登録することができ
、乗り継ぎ階での新規の呼び登録操作は不要とすること
ができる。また、１ｓｔゾーンエレベータが乗り継ぎ階
へ到着する前に、２ｎｄゾーンの呼びを登録することが
できるので、極力待ち時間を減少させることができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数ゾーン間のエレベータサービスを行う場合、１度の
行先階の呼び登録だけで、目的階へより短時間でサービ
スできるエレベータの乗場行先階釦操作装置を提供する
ことができる。
複数ゾーン間のエレベータサービスを行う場合、１度の
行先階の呼び登録だけで、目的階へより短時間でサービ
スできるエレベータの乗場行先階釦操作装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の乗場行先階操作手段の概略構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】（ａ），（ｂ）は従来の乗場行先階釦操作盤を
示し、（ｃ）は本発明の乗場行先階操作盤を示す図。
示し、（ｃ）は本発明の乗場行先階操作盤を示す図。
【図３】図１の行先呼び入力・転送手段４の動作を説明
するためのフローチャート。
するためのフローチャート。
【図４】図１の１ｓｔゾーン群管理制御手段５の動作を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図５】図１の２ｎｄゾーン群管理制御手段６の動作を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図６】ビル内のサービスゾーンの分割方法を示す図。
２…乗場行先階釦操作盤、３…乗場行先階操作盤、４…
行先階呼び入力・転送手段、５…１ｓｔゾーン群管理制
御手段、６…２ｎｄゾーン群管理制御手段。
行先階呼び入力・転送手段、５…１ｓｔゾーン群管理制
御手段、６…２ｎｄゾーン群管理制御手段。
Claims (1)
- 【請求項１】 ビル内のエレベータのサービスすべき
複数の階床を、自サービスゾーンと他サービスゾーンを
含む複数のサービスゾーンに分割し、この各サービスゾ
ーン毎にエレベータを運行可能とし、かつ前記サービス
ゾーン間で乗り継ぎ階を有し、これによりサービスすべ
き階床の全てにサービスを可能にしたエレベータにおい
て、基準階のホールに設けられ、サービスすべき全ての
階床に対して呼び登録が可能な乗場行先階登録操作盤と
、この乗場行先階登録操作盤からの行先階呼び信号が入
力され、この行先階呼び信号が自サービスゾーンか、他
サービスゾーンかを分類処理し、該当するサービスゾー
ン側に行先階呼び信号を転送する転送手段と、この転送
手段から出力される行先階呼び信号が入力され、行先階
呼び信号が転送されてから行先階までの予測運行時間Ｔ
Ａ を演算する第１の演算手段と、前記転送手段から出
力される行先階呼び信号が入力され、乗り継ぎ階が存在
するかどうかが判断され、乗り継ぎ階が存在する場合に
は、前記行先階呼び信号の待ち時間と自サービスゾーン
基準階から乗り継ぎ階までの予測待時間ＴＢ とを演算
し、この予測待時間ＴＢ が前記予測運行時間ＴＡより
大きいとき他サービスゾーン側に行先階呼びとして出力
し、また前記予測運行時間ＴＡ が予測待時間ＴＢより
小さいときは、予測運行時間ＴＡ が予測待時間ＴＢ
より大きくなるまで演算を繰り返す第２の演算手段と、
を具備したエレベータの乗場行先階操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060339A JPH04298468A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | エレベータの乗場行先階操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060339A JPH04298468A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | エレベータの乗場行先階操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298468A true JPH04298468A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13139309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3060339A Pending JPH04298468A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | エレベータの乗場行先階操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04298468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012169503A1 (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-13 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
| WO2016042617A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 三菱電機株式会社 | エレベーターシステム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02132079A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの呼び登録装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP3060339A patent/JPH04298468A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN106573750A (zh) * | 2014-09-17 | 2017-04-19 | 三菱电机株式会社 | 电梯系统 |
| JPWO2016042617A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | エレベーターシステム |
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