JPH0429635Y2 - - Google Patents

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JPH0429635Y2
JPH0429635Y2 JP1986139218U JP13921886U JPH0429635Y2 JP H0429635 Y2 JPH0429635 Y2 JP H0429635Y2 JP 1986139218 U JP1986139218 U JP 1986139218U JP 13921886 U JP13921886 U JP 13921886U JP H0429635 Y2 JPH0429635 Y2 JP H0429635Y2
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JP
Japan
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ball
plate
board
mechanism plate
game board
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JP1986139218U
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JPS6346183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパチンコ機に関するものであり、詳し
くは球寄せ板と機構板との間に配線を通す通路を
設けたことを特徴とするパチンコ機に関する。
(従来技術) 第3図〜第5図は、従来のパチンコ機を示す図
である。
一般にパチンコ機は機枠30、前面枠40、遊
技盤50、及び機構板10とで構成されており、
背面に球寄せ板20が取付けられている遊技盤5
0を機枠30に組み付けられる前面枠40に取付
け、かつその背面より機構板10を組み付けるよ
うになつている。球寄せ板20と機構板10に
は、遊技球の通路が設けられており、このため球
寄せ板20と機構板10とは密着させなければな
らなず、従来のパチンコ機にあつては密着する球
寄せ板20と機構板10との間に配線60を通す
ための工夫はされていない。ところが、球寄せ板
20あるいは機構板10には、電子回路基板収納
箱21が取付けられており、例えば遊技盤50の
裏面に取付けられている中継端子51と、球寄せ
板20に取付けられている電子回路基板収納箱2
1とを配線60により電気的に接続しなければな
らない場合、従来は第3図に示すように、中継端
子51と電子回路基板収納箱21とを結ぶ配線6
0が密着する球寄せ板20と機構板10との間に
挟まつたままの状態で、無理やり機構板10を組
み付けていた。また、電子回路基板収納箱21が
機構板10に取付けられている場合であつても、
中継端子51が遊技盤に取付けられている場合に
は密着する球寄せ板20と機構板10との間に中
継端子51と電子回路基板収納箱21とを結ぶ配
線60を通さなければならず、球寄せ板20と機
構板10の間に配線60が挟まつたままの状態
で、無理やり機構板10を組み付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来のパチンコ機にあつては、機構
板の組み付け作業を球寄せ板と機構板の間に配線
が挟まつた状態で行なわなければならず、このよ
うな状態での機構板の組み付け作業は、球寄せ板
から浮き上つた状態の機構板を球寄せ板側へ押え
つけながら行なわなければならないものであり、
その作業効率は著しく低いものであつた。また、
配線が挟まつたまま組み付けられた機構板及び球
寄せ板には、配線の太さ分だけ機構板及び球寄せ
板を湾曲させる力が加わり、この湾曲させる力の
ため機構板及び球寄せ板に歪みが生じ、機構板や
球寄せ板内を通る遊技球の球づまりや、機構板や
球寄せ板が破損する原因となつていた。
本考案は以上のような実状に鑑みなされたもの
であり、本考案の目的とするところは球寄せ板と
機構板との間に配線を通して機構板と組み付けな
ければならない場合であつても、組み付け作業が
容易に行なえ、かつ機構板及び球寄せ板に負担を
かけないで配線を通すことのできるパチンコ機を
簡単な構成で提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために本考案の採つた
手段は、遊技盤と、遊技盤の入賞口に入賞したパ
チンコ玉を遊技盤背面に沿つて流下させるため遊
技盤の背面に取り付けられた玉寄せ板と、玉寄せ
板の背面に密着して組み付けられる裏玉処理機構
を備えた機構板とを具備するパチンコ機におい
て、遊技盤の背面に取り付けられた電気部品の配
線処理のため、相互に密着している玉寄せ板と機
構板との間に、これら玉寄せ板と機構板との対向
する面で形成される空間から成る通路を設けたこ
とを特徴とするパチンコ機である。
(作用) 上記の手段を採ることによつて、球寄せ板20
と機構板10に負担をかけることなく、球寄せ板
20と機構板10との間に配線60が通され、機
構板10が容易に組み付けられる。
(実施例) 以下、本考案に係るパチンコ機の一実施例を図
面に従つて詳細に説明する。なお、この実施例に
記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対位置などは、特に特定的な記載がない限り
は、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではなく、単なる説明例にすぎないもので
ある。
本考案に係るパチンコ機には、機構板10の開
口部11の上部周縁12、いわゆる球寄せ板20
と機構板10の重なり合う部分を球寄せ板20の
反対側に突出するように曲げ形成してなる段部1
3が設けられている。この下方に開口を有する段
部13は、合成樹脂等により形成される機構板1
0の成形時に同時に形成することができ、段部1
3を機構板10と一体成型することにより、段部
13が機構板10の開口部11周縁の強度を高め
るリブの働きをもするので、平板状のものに比べ
機構板10の強度を高めることもできる。この段
部13により密着する球寄せ板20と機構板10
との間に隙間が形成され、この隙間に中継端子5
1と電子回路基板収納箱21とを結ぶ配線60を
通すようになつている。また、本実施例のように
段部13を設け、この段部13の内側に配線60
を通すようにすれば、配線60が段部13により
囲まれ、保護されるので配線60の表面がパチン
コ機の修理時等に傷つく心配がなくなる。勿論本
考案においては、配線60の通路を機構板10に
設けたもののみに限定されず、球寄せ板20ある
いは球寄せ板20と機構板10の両方に通路を設
けてもよい。また、通路は本実施例のように段部
13を設けることにより形成されるものだけでな
く、球寄せ板20と機構板10とを密着させた際
に配線60が挟まらないものであればどのような
ものでもよい。
次に、本考案に係るパチンコ機における機構板
10の取付け作業の手順を説明する。まず、前面
枠40に中継端子51及び電子回路基板収納箱2
1等を裏面に備えた遊技盤50を組み付け、この
状態で遊技盤50の裏面に機構板10を組み付け
る。球寄せ板20上の中継端子51と電子回路基
板収納箱21とを結ぶ配線60は、機構板10の
段部13と球寄せ板20との隙間を通るので球寄
せ板20及び機構板10に負担をかけることな
く、容易に機構板10を組み付けることができ
る。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案に係るパチンコ機に
よれば、玉寄せ板と機構板との間に、これら玉寄
せ板と機構板との対向する面で形成される空間か
ら成る通路を設けたことにより、遊技盤からの配
線を前記通路に通して、容易に機構板を組み付け
ることができ、機構板の組み付け作業の効率を著
しく向上させることができる。
また、通路を設けることにより球寄せ板及び機
構板に負担がかからなくなり、機構板及び球寄せ
板の歪による機構板及び球寄せ板内を通る遊技球
の球づまりや、球寄せ板及び機構板が破損するよ
うなことがなくなる。
さらには、この通路に配線を通すことにより、
配線が整理され、配線故障時の修理等のメンテナ
ンスを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパチンコ機を示す背面
図、第2図は球寄せ板と機構板の重なつた部分の
部分断面図、第3図は従来のパチンコ機の第2図
に対応する部分断面図、第4図は従来のパチンコ
機の分解斜視図、第5図は第4図に示したパチン
コ機を組み立てて背面側から見た全体斜視図であ
る。 符号の説明、10……機構板、11……開口
部、12……上部周縁、13……段部、20……
球寄せ板、21……電子回路基板収納箱、30…
…機枠、40……前面枠、50……遊技盤、51
……中継端子、60……配線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 遊技盤と、遊技盤の入賞口に入賞したパチン
    コ玉を遊技盤背面に沿つて流下させるため遊技
    盤の背面に取り付けられた玉寄せ板と、玉寄せ
    板の背面に密着して組み付けられる裏玉処理機
    構を備えた機構板とを具備するパチンコ機にお
    いて、 遊技盤の背面に取り付けられた電気部品の配
    線処理のため、相互に密着している玉寄せ板と
    機構板との間に、これら玉寄せ板と機構板との
    対向する面で形成される空間から成る通路を設
    けたことを特徴とするパチンコ機。 2 前記通路は、機構板の開口部周縁を玉寄せ板
    の反対側に突出するように曲げ形成した段部か
    らなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のパチンコ機。
JP1986139218U 1986-09-10 1986-09-10 Expired JPH0429635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139218U JPH0429635Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139218U JPH0429635Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6346183U JPS6346183U (ja) 1988-03-29
JPH0429635Y2 true JPH0429635Y2 (ja) 1992-07-17

Family

ID=31044914

Family Applications (1)

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JP1986139218U Expired JPH0429635Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572314U (ja) * 1992-03-11 1993-10-05 東芝タンガロイ株式会社 正面フライス

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884183U (ja) * 1981-12-04 1983-06-07 株式会社ソフイア パチンコ機の機構盤
JPS60195080U (ja) * 1984-06-04 1985-12-26 株式会社 大一商会 パチンコ機におけるリ−ド線の収容構造
JPH0438855Y2 (ja) * 1986-03-03 1992-09-10

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JPS6346183U (ja) 1988-03-29

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