JPH0572314U - 正面フライス - Google Patents

正面フライス

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Publication number
JPH0572314U
JPH0572314U JP021788U JP2178892U JPH0572314U JP H0572314 U JPH0572314 U JP H0572314U JP 021788 U JP021788 U JP 021788U JP 2178892 U JP2178892 U JP 2178892U JP H0572314 U JPH0572314 U JP H0572314U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
wedge
mounting groove
mounting
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP021788U
Other languages
English (en)
Inventor
幸男 有村
雅人 稲崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Tungaloy Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0572314U publication Critical patent/JPH0572314U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転による切刃チップの抜け出し防止。 【構成】 正面フライスの工具本体１には、取付け溝２
が形成され、この取付け溝２内では、切刃ブレード３が
取付け楔４によって固定されるとともに、調整楔７によ
って位置調整される。前記切刃ブレード３は、その側面
方向の厚みが、取付け溝２の底面に向って肉厚となるも
のであり、その後端が前記調整楔７に当接することによ
って位置調整される。この調整楔７は、切刃ブレード３
に対する当接部分にスリット８が設けられ、微調整が可
能になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、正面フライスに関し、特に、高速回転による切削に好適するように したものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の正面フライスとしては、例えば、実開昭５６−１７６１１９号 公報、実公平１−３７８５６号公報などが開示されている。この場合、前者は、 切刃ブレードの突出量を微調整するため、調整子が備えられたものであり、後者 は、普通刃チップおよび特定形状のさらい刃チップが組込まれるようにしたもの である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した正面フライスは、高速回転時には、その取付け機構上 から切刃ブレード又は切刃チップが遠心力によって抜け出るおそれがあった。
【０００４】 このようなことから、本考案では、抜け止め構成を配慮するとともに、切刃ブ レードの微調整も併せて配慮するようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、工具本体の取付け溝内には、切刃 ブレードが微調整できるように組込まれるようにした正面フライスを改善するよ うにしたものである。
【０００６】 すなわち、切刃ブレードは、その側面方向の厚みが取付け溝の底面に向かって 肉厚となる台形になっており、また調整楔は、切刃ブレードに対する当接部分に は、微調整用のスリットが形成されるようにしたものである。
【０００７】
【作用】
本考案の正面フライスは、切刃ブレードの側面が取付け溝の底面に向かって肉 厚となる台形状を呈していることから、高速回転下の切削でも取付け溝内からの 抜け出しが防止されるものである。
【０００８】 また、切刃ブレードの後端側には、スリットを備えた調整楔が配置されている ことから、切刃の微調整が可能となるものである。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案正面フライスにおける一実施例について、図を参照しながら説明 する。
【００１０】 図１において、１は、正面フライスの工具本体であり、その外周部に設けられ た取付け溝２内では、切刃ブレード３が取付け楔４によって固定される。そして 、この切刃ブレード３は、その一端にダイヤモンド，立方晶窒化硼素などの超高 圧焼結体からなる切刃３ａを有し、その側面方向の厚みは、取付け溝２の底面に 向かって肉厚となる。なお、図２（ａ）〜（ｃ）は、異なった形状の切刃３ａお よび側面勾配を有する切刃チップ３を示したが、切刃ブレードは、その側面側で は、止めねじ５を備えた取付け楔４によって圧接固定され、その後端側では、止 めねじ６を備えた調整楔７によって微調整される。この調整楔７は、切刃チップ ３に対する当接部分には、スリット８が形成され、微調整を容易にする。
【００１１】 このようにして構成された本考案の正面フライスは、切刃ブレード３が側面方 向厚みで台形を呈することから、取付け溝２内からの遠心力による抜け出しが防 止される。また、切刃ブレード３の刃先位置の微調整が行なわれる。
【００１２】 なお、本実施例では、工具本体１については、取付け溝２および切屑ポケット ９だけ示し、その全体を示さなかったが、中心取付け穴を有する場合、主軸への 取付けシャンクを有する場合のいずれにも適用できるものである。前者の場合に は、主軸端側にテーパ穴を形成して、主軸側からのけん引力を高め刃振れに対す る配慮をするとよい。
【００１３】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、切刃ブレード３の抜け出し防止および切刃ブ レード３の微調整を配慮した正面フライスが提供されたことにより、特に高速回 転による切削時の安全性が確保されるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案正面フライスの一実施例を示す要部の正
面図である。
【図２】切刃チップ，取付け楔および調整楔の位置関係
を示す説明図で、（ａ）は正面図，（ｂ）は平面図，
（ｃ）は側面図である。
【符号の説明】
１ 工具本体 ２ 取付け溝 ３ 切刃ブレード ３ａ 切刃 ４ 取付け楔 ５，６ 止めねじ ７ 調整楔 ８ スリット ９ 切屑ポケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 工具本体１の外周部に設けられた取付け
    溝２内では、切刃ブレード３の側面が取付け楔４によっ
    て圧接固定されるとともに、切刃ブレード３の後端が調
    整楔７によって微調整されるようにした正面フライスに
    おいて、 前記切刃ブレード３は、その側面方向の厚みが取付け溝
    ２の底面に向かって肉厚となるように台形を呈してお
    り、 前記調整楔７は、切刃ブレード３の当接部分には、微調
    整用のスリット８が形成されていることを特徴とする正
    面フライス。
JP021788U 1992-03-11 1992-03-11 正面フライス Pending JPH0572314U (ja)

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JP021788U JPH0572314U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 正面フライス

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JPH0572314U true JPH0572314U (ja) 1993-10-05

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022219B2 (ja) * 1979-07-17 1985-05-31 株式会社クボタ パワ−シフト変速装置
JPS6346183U (ja) * 1986-09-10 1988-03-29
JPH03277413A (ja) * 1989-06-20 1991-12-09 Mitsubishi Materials Corp スローアウエイ式カツタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331