JPH0413025Y2 - - Google Patents

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JPH0413025Y2
JPH0413025Y2 JP1985172835U JP17283585U JPH0413025Y2 JP H0413025 Y2 JPH0413025 Y2 JP H0413025Y2 JP 1985172835 U JP1985172835 U JP 1985172835U JP 17283585 U JP17283585 U JP 17283585U JP H0413025 Y2 JPH0413025 Y2 JP H0413025Y2
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JP
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wiring
central opening
pachinko machine
mechanism plate
plate
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JP1985172835U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パチンコの機構板の改良に関するも
のである。
(従来の技術) 出願人は、第9図、第10図に示すように電子
回路基板収納箱3、入賞装置14等を設置するス
ペース確保の為に、中央を開口させた中央開口部
2を設けた機構板1を提案している。
第9図はパチンコ機の分解斜視図で機構板1の
取付け状態を示したものであり、第10図は第9
図に示すパチンコ機の全体斜視図である。9は前
枠であり、11は機枠である。このような中央開
口部2を設けた機構板1にあつては以下のような
問題点がある。
まず中央開口部2の構造が第9図、第10図に
示すようにただ単に合成樹脂製の平板に開口を設
けたのみの構造であるから、強度がなく、機構板
1が破損しやすく取扱いにくい構造であつた。例
えば、パチンコ機がセツトされたホールにおい
て、遊技中にトラブル等が生じパチンコ機の内部
を開けて検査する際、貯留タンク内に貯留した賞
球の重みによつて機構板がしなるという問題があ
つた。
また、第10図に示すように機構板1の中央開
口部2に沿つて配線される収納箱3、入賞装置1
4、表示ランプ13等の電気部品の配線が保護さ
れずにそのまま露出しているためパチンコ機の組
立時に配線4が傷つき易く、断線,短絡等の心配
があつた。しかも、作業者が配線4をまとめる作
業が必要なのでたいへん煩雑となり、パチンコ機
の配線作業効率が低かつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、中央開口
部2を設けたことにより、機構板1の構造上強度
が低下し、貯留タンク内に貯留する賞球の重みに
より機構板のしなりを防止できない点、及び、機
構板1の中央開口部2の沿つて配線される電気部
品の配線4を収納し保護できない点である。
よつて、本考案の目的は、機構板1にかかる賞
球等の重みによる応力に対する強度を保つことが
でき、しかも、機構板1の中央開口部2に沿つて
配線される電気部品の配線4を収納でき、又、こ
れを保護できる構造を備えた機構板1を提供する
ことである。さらに、機構板1の中央開口部2を
大きくして大型の入賞装置14等の電気部品のス
ペースの確保を可能にした機構板1を提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決する為、本考案のとつた手
段は、賞球を処理する機構を備え、上部に賞球の
貯留タンク15を備えたパチンコ機の機構板1で
あつて、遊技盤に装着される入賞装置14等の電
気部品を設置するスペースを遊技盤の裏側に確保
するため中央を開口させた中央開口部2を設ける
とともに、前記の中央開口部2に沿つて、配線4
を収納でき、中央開口部2による強度低下を防止
する補強用リブ5を設けたことを特徴とするパチ
ンコ機の機構板1を、その要旨とするものであ
る。
(作用) 上記手段をとることによつて、以下の作用があ
る。
機構板1に設けられた中央開口部2により入賞
装置14等の電気部品を設置するスペースを遊技
盤の裏側に確保することができる。そのため、構
造上、強度が低下するという欠点に対しては、機
構板1の中央開口部2に沿つて設けられた補強用
リブ5により防止することができる。これによ
り、機構板1にかかる貯留タンク15内の賞球の
重みによる応力に対して機構板1がしなることが
ない。又、この補強用リブ5による補強によつて
従来よりも大きな中央開口部2を設けることも可
能である。さらに、補強用リブ5により、第2図
に示すように機構板1の中央開口部2に沿つて配
線される電気部品の配線4を収納できるので、配
線4の保護ができ、シヨツク等により配線4が傷
つくことはなく、断線,短絡等の心配がない。
(実施例) 以下に、図面を参照して、この考案の好適な実
施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
い限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定す
る趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない
ものである。
第1図は、本考案の一実施例である機構板1全
体の正面図を示すものであり、第2図は、この機
構板1をパチンコ機に取付けた状態を示す正面図
である。
第1図と第2図とに示す本実施例の機構板1に
は、第4図に示すように中央開口部2に沿つて配
線4が収納できるU字型断面を有する補強用リブ
5が設けられている。このように例えばU字型断
面の構造をとることにより中央開口部2周縁の強
度を単なる平板状のものよりも増大させることが
できる。そして、この補強用リブ5に配線カバー
6を装着すれば、補強用リブ5に収納された配線
4がはみ出すことはなく、配線4を保護すること
ができる。又、配線カバー6により中央開口部2
周縁の強度をさらに増すことができる。なお前記
配線カバー6を設けることなく例えば補強用リブ
5の適宣個所に配線4を補強用リブ5内に収納し
て係止させておくことのできる係止突起等を設け
てもよい。第3図は、第1図の部分拡大正面図で
本考案の一実施例である機構板1の補強用リブ5
の外形を示すものである。これには配線4の入口
用と出口用に切欠12が設けてあり、又、配線カ
バー6が装着してある。
そして、第4図は、第3図の部分拡大切欠斜視
図で、第5図は、第3図に示す補強用リブ5の断
面図を示すものである。
なお、本実施例での機構板1はプラスチツク製
でありこれに設けた補強用リブ5はプラスチツク
により機構板1と一体に成型されている。なお、
機構板1の中央開口部2に沿つて補強用リブ5を
接着剤で接着、又、金具を用いて装着する構造と
してもよい。
又、本実施例での機構板1に設けた補強用リブ
5の断面形状はU字型断面形状としたが、これ以
外の第6図〜第8図に示す断面形状(V字型、W
字型、E字型等)でもよい。
第6図と第7図と第8図とは、補強用リブ5の
断面図である。
ここで、特に第7図と第8図とに示すW字型断
面、E字型断面を有する補強用リブ5を機構板1
の中央開口部2に設けた場合の利点として、配線
4を信号用配線4、電源用配線4等に分けて収納
できるという利点がある。この場合には、断線、
短絡等の故障時には速かに配線4の取換え作業が
でき、パチンコ機の配線作業時にはその配線作業
効率が向上する。
又、本実施例では中央開口部2上下、及び、左
に補強用リブ5を設けているが、右に補強用リブ
5を設けてもよい。
(考案の効果) 本考案が以上の構成をとることによつて、以下
の効果を奏する。
機構板の中央開口部に沿つて、配線が収納でき
る補強用リブを設けたことにより、まず機構板の
外力に対する強度を保つことができる。その為、
ホール業者はパチンコ機の内部を検査する際も、
貯留タンク内に貯留した賞球の重みによつて機構
板がしなることはなく、機構板の取扱いが容易と
なる。
又、補強用リブが設けられていることにより、
機構板には、特に中央開口部を大きく設けること
ができる。よつてこの場合、電子回路基板収納
箱、入賞装置等を設置するスペースを大きく設け
ることができる。これによつて、従来より複雑で
大型の電子回路基板収納箱を収納したり、入賞装
置等の設置場所を遊技盤の中央だけでなくその周
辺部に持つてくることができ、又複数の入賞装置
の設置が可能となる。
さらに、機構板の中央開口部に沿つて配線され
る電気部品の配線を収納できるので、配線の保護
ができ、シヨツク等により配線が傷つくことはな
く、断線,短絡等の心配がない。そして、作業者
が配線をまとめる作業が必要なくなるので、配線
作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である機構板全体の
正面図、第2図は第1図に示す本考案の一実施例
である機構板をパチンコ機に取付けた状態を示す
正面図、第3図は第1図の部分拡大正面図、第4
図は第3図の部分拡大切欠斜視図、第5図は第3
図に示すU字型補強用リブの断面図、第6図、第
7図及び第8図の各々は補強用リブの他の実施例
を示す断面図、第9図は従来のパチンコ機の分解
斜視図、第10図は第9図に示したパチンコ機を
組み立てて背面側から見た全体斜視図である。 符号の説明、1……機構板、2……開口部、3
……電子回路基板収納箱、4……配線、5……補
強用リブ、6……配線カバー、8……遊技板、1
0……電子回路基板収納箱取付板、12……切
欠、13……表示ランプ、14……入賞装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 賞球を処理する機構を備え、上部に賞球の貯留
    タンクを備えたパチンコ機の機構板であつて、遊
    技盤に装着される入賞装置等の電気部品を設置す
    るスペースを遊技盤の裏側に確保するため中央を
    開口させた中央開口部を設けるとともに、前記中
    央開口部に沿つて、配線を収納でき、中央開口部
    による強度低下を防止する補強用リブを設けたこ
    とを特徴とするパチンコ機の機構板。
JP1985172835U 1985-11-09 1985-11-09 Expired JPH0413025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985172835U JPH0413025Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985172835U JPH0413025Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282085U JPS6282085U (ja) 1987-05-26
JPH0413025Y2 true JPH0413025Y2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=31109734

Family Applications (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020032020A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548866U (ja) * 1977-06-21 1979-01-20

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JPS60195080U (ja) * 1984-06-04 1985-12-26 株式会社 大一商会 パチンコ機におけるリ−ド線の収容構造

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JPS6282085U (ja) 1987-05-26

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