JPH0429633Y2 - - Google Patents
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- JPH0429633Y2 JPH0429633Y2 JP1986101846U JP10184686U JPH0429633Y2 JP H0429633 Y2 JPH0429633 Y2 JP H0429633Y2 JP 1986101846 U JP1986101846 U JP 1986101846U JP 10184686 U JP10184686 U JP 10184686U JP H0429633 Y2 JPH0429633 Y2 JP H0429633Y2
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
本考案はパチンコ機に関し、更に詳細に説明す
ると、遊技盤に形成された入賞玉装置に対応して
遊技盤の裏面側に設けられた各種の配線の配線構
造を有するパチンコ機に関する。
ると、遊技盤に形成された入賞玉装置に対応して
遊技盤の裏面側に設けられた各種の配線の配線構
造を有するパチンコ機に関する。
従来、遊技盤表側の遊技領域には入賞口、入賞
玉装置、可変入賞玉装置、回転ドラム等の特別遊
技装置及び装飾用あるいは表示用の表示装置等が
設けられ、遊技盤裏側には前記各種の入賞口又は
入賞玉装置に入賞した入賞玉を所定の径路に導く
入賞玉集合カバー部材が設けられるとともに前記
入賞口から入賞した玉を検出する検出スイツチや
前記入賞玉装置、可変入賞玉装置、特別遊技装置
を駆動するための電気的駆動装置等が設けられて
いる。このため、遊技盤の裏側には上記した検出
スイツチ、電気的駆動装置及び表示装置に対応し
て多数の配線が取付けられている。
玉装置、可変入賞玉装置、回転ドラム等の特別遊
技装置及び装飾用あるいは表示用の表示装置等が
設けられ、遊技盤裏側には前記各種の入賞口又は
入賞玉装置に入賞した入賞玉を所定の径路に導く
入賞玉集合カバー部材が設けられるとともに前記
入賞口から入賞した玉を検出する検出スイツチや
前記入賞玉装置、可変入賞玉装置、特別遊技装置
を駆動するための電気的駆動装置等が設けられて
いる。このため、遊技盤の裏側には上記した検出
スイツチ、電気的駆動装置及び表示装置に対応し
て多数の配線が取付けられている。
そして、上記した検出スイツチ、電気的駆動装
置及び表示装置を作動制御せしめるために、遊技
盤の裏面に位置する機構板に固定される制御回路
基板に各配線を接続する必要があるが、検出スイ
ツチ、電気的駆動装置及び表示装置の数が多いも
のはそれに対応して配線の数も多くなり、パチン
コ機を組立てる際にも、あるいは遊技盤を交換す
る際にも配線を接続する作業が煩わしく、且つ時
間がかかるものであつた。 本考案の目的は遊技盤裏面に取り付けられてい
る配線を手際良く整理できて、接続及び遊技盤交
換の作業が簡単なパチンコ機の配線処理構造を提
供するものである。
置及び表示装置を作動制御せしめるために、遊技
盤の裏面に位置する機構板に固定される制御回路
基板に各配線を接続する必要があるが、検出スイ
ツチ、電気的駆動装置及び表示装置の数が多いも
のはそれに対応して配線の数も多くなり、パチン
コ機を組立てる際にも、あるいは遊技盤を交換す
る際にも配線を接続する作業が煩わしく、且つ時
間がかかるものであつた。 本考案の目的は遊技盤裏面に取り付けられてい
る配線を手際良く整理できて、接続及び遊技盤交
換の作業が簡単なパチンコ機の配線処理構造を提
供するものである。
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもの
で、 遊技盤の裏面と機構板との間に配設され、且つ
遊技盤裏面に取付けられる入賞玉集合カバー部材
と、 前記遊技盤を含むパチンコ機に関連して設けら
れる入力装置及び出力装置と、 前記入力装置からの入力信号を受けて前記出力
装置を駆動制御する制御回路基板と、 前記入力装置及び出力装置の配線と前記制御回
路基板の配線とをそれぞれ着脱自在に接続する中
継基板と、から成り、 前記中継基板を前記入賞玉集合カバー部材以外
の遊技盤裏面の適宜箇所に設け、 前記入賞玉集合カバー部材と前記機構板との間
に、前記入力装置及び出力装置と前記中継基板と
を接続する配線が収納され得る空間を形成したこ
とを特徴とする。
で、 遊技盤の裏面と機構板との間に配設され、且つ
遊技盤裏面に取付けられる入賞玉集合カバー部材
と、 前記遊技盤を含むパチンコ機に関連して設けら
れる入力装置及び出力装置と、 前記入力装置からの入力信号を受けて前記出力
装置を駆動制御する制御回路基板と、 前記入力装置及び出力装置の配線と前記制御回
路基板の配線とをそれぞれ着脱自在に接続する中
継基板と、から成り、 前記中継基板を前記入賞玉集合カバー部材以外
の遊技盤裏面の適宜箇所に設け、 前記入賞玉集合カバー部材と前記機構板との間
に、前記入力装置及び出力装置と前記中継基板と
を接続する配線が収納され得る空間を形成したこ
とを特徴とする。
本考案によれば、遊技盤の裏面に配置される検
出スイツチ等の入力装置、ソレノイド等の電気的
駆動装置及び表示ランプ等の表示装置から延出し
ている配線を一旦中継基板に接続し、更に該中継
基板に制御回路基板からの配線を接続できるよう
にしてあるため、遊技盤を製造している過程にお
いて各装置からの配線を中継基板に接続しておけ
ば、該遊技盤をパチンコ機本体枠に組付けた後に
中継基板と制御回路基板とを接続するだけの簡単
な作業で各種電気的作動機器の作動状態が確保で
きる。 更に、遊技盤をパチンコ機本体枠に取り付けた
後、機構板を閉じる際に、中継基板と各装置とを
接続する配線であつて入賞玉集合カバー部材の裏
面に敷設される配線が機構板と入賞玉集合カバー
部材との間に形成される空間内に収納されるの
で、機構板の開閉がスムーズに行われると共に、
機構板の開閉によつて配線が切断されたり、ある
いは傷付けられたりすることがない。
出スイツチ等の入力装置、ソレノイド等の電気的
駆動装置及び表示ランプ等の表示装置から延出し
ている配線を一旦中継基板に接続し、更に該中継
基板に制御回路基板からの配線を接続できるよう
にしてあるため、遊技盤を製造している過程にお
いて各装置からの配線を中継基板に接続しておけ
ば、該遊技盤をパチンコ機本体枠に組付けた後に
中継基板と制御回路基板とを接続するだけの簡単
な作業で各種電気的作動機器の作動状態が確保で
きる。 更に、遊技盤をパチンコ機本体枠に取り付けた
後、機構板を閉じる際に、中継基板と各装置とを
接続する配線であつて入賞玉集合カバー部材の裏
面に敷設される配線が機構板と入賞玉集合カバー
部材との間に形成される空間内に収納されるの
で、機構板の開閉がスムーズに行われると共に、
機構板の開閉によつて配線が切断されたり、ある
いは傷付けられたりすることがない。
以下本考案に係るパチンコ機の一実施例を図面
を参照して詳述する。 第５図乃至第７図は本考案に係るパチンコ機の
一実施例の概略がそれぞれ示されており、このパ
チンコ機１は前面枠２、金枠３、ガラス扉枠４を
有し、ガラス扉枠４の背面側に遊技盤５が配設さ
れている。またガラス扉枠４の下方には前面板６
が開閉自在に取付けられている。前面板６の前面
側には打球供給皿７が取付けられ、この打球供給
皿７は、打球貯溜部７ａと、この打球貯溜部７ａ
に供給されたパチンコ玉を一列に整列させて供給
する打球整列樋とを備え、また打球供給皿７の打
球貯溜部７ａと対応する前面板６には景品玉払出
し口８が形成され、この景品玉払出し口８と連通
する景品玉連絡口８ａが後方に形成されている。
また打球供給皿７にはスピーカー７ｂが組み込ま
れている。前面枠２の下部中央位置には余剰玉受
皿９が設けられ、前記打球供給皿７が景品玉で満
杯になつた場合に余剰玉払出し口１０より景品玉
を余剰玉受皿９に導くようになされている。ま
た、前面枠２の上部にはランプ装置２０ａが設け
られている。更に、前面枠２の下部右側に操作ハ
ンドル１１が設けられ、この操作ハンドル１１の
回動により後述する打球杆１２が反復駆動される
ようになされている。 前記遊技盤５の遊技領域５ａには遊技に供され
る装置として入賞口１３，１４、始動入賞口１
５，１６，１７、ランプ付チユーリツプ式の入賞
玉装置１８、可変入賞玉装置１９、状態表示装置
２０が設けられている。可変入賞玉装置１９は始
動入賞口１５〜１７にパチンコ玉が入賞すると、
可変入賞装置１９に設けられた一対の開閉翼２
１，２１が始動入賞口１５〜１７の予め定められ
た条件によつて所定回数開閉し、その開閉動作中
に開閉翼２１，２１によつて導かれたパチンコ玉
が特定入賞口２２に入賞すると開閉翼２１，２１
が相対的に長い期間あるいは所定個数の入賞玉が
ある期間開閉動作を繰り返し、更に、その期間内
に特定入賞口２２に入賞玉があるとその時点から
前記動作を所定回数繰り返すものである。この可
変入賞装置１９を駆動するのは後述する駆動ソレ
ノイド１９ａである。また、前記ランプ装置２０
ａ、入賞玉装置１８及び状態表示装置２０は可変
入賞装置１９が予め定める遊技態様になつたとき
に点滅して遊技場の従業員及び遊技者にその状態
を報知するものである。なお、このとき前記スピ
ーカー７ｂも効果音を発生する。 第６図にはパチンコ機１の裏側から見た分解斜
視図が示されており、前面枠２の裏面側には遊技
盤取付枠２３が取付けられ、この取付枠２３の上
下位置には位置決めガイドピン２４が形成され、
前記遊技盤５にはガイド穴２５が形成され、遊技
盤５が取付枠２３に正確に取付けられるようにな
つている。そして遊技盤５が取付枠２３に位置合
わせされた後、取付枠２３の左右に設けられた締
付金具２６によつて固定される。 遊技盤５の裏面側には機構板２７が開閉自在に
取付けられており、この機構板２７には第７図に
示すようにその裏面に景品玉タンク２８、景品玉
誘導樋２９、景品玉排出装置３０、景品玉排出樋
３１、及び図示しないが入賞玉を１個宛処理する
入賞玉処理機構等が設けられている。また機構板
２７の略中央には大型の窓２３が形成されてお
り、この窓３２は後述する入賞玉集合カバー部材
４０に対応するように設けられるとともに該カバ
ー部材４０の大きさよりも若干小さめに選ばれ
る。更に、機構板２７の裏面には本考案の重要な
構成である遊技内容を制御する制御回路基板８０
が適宜の固定手段によつて着脱自在に装着されて
いる。なお、遊技盤５の裏面側下方に打球発射機
構３３として打球モーター３４と前述の打球杆１
２が設けられる。また前面枠２は外枠３５に対し
て回動自在に取付けられる。 次に、第１図乃至第４図に基づいて本考案の特
徴とする配線構造について説明する。 前記遊技盤５の裏面にはパチンコ玉の直径より
やや大きめの奥行巾を有する入賞玉集合カバー部
材４０が固着されている。この入賞玉集合カバー
部材４０は前記した入賞口１３，１４、入賞玉装
置１８、可変入賞玉装置１９が設けられる面積範
囲を被覆する程度の大きさに選ばれている。入賞
玉集合カバー部材４０は上部カバー部材４１と下
部カバー部材４２とから形成され、上部カバー部
材４１及び下部カバー部材４２の両側部には取付
片４３，４４が形成され、この上部カバー部材４
１には係合孔４５と取付ボス（図示しない）が形
成され、また下部カバー部材４２の上部両側には
ガイド片４６が形成されている。上部カバー部材
４１と下部カバー部材４２とはガイド片４６によ
り位置決めされるようになされている。そして上
部カバー部材４１と下部カバー部材４２とを組み
付けた状態で、略中央位置に役物挿通部４７が形
成されている。この役物挿通部４７に一例とし
て、可変入賞玉装置１９の後面突出部に挿入され
る。このように上部カバー部材４１と下部カバー
部材４２とによつて形成された入賞玉集合カバー
部材４０は第３図に示すようにその前面に前記入
賞口１３，１４、可変入賞玉装置１９に対応して
それぞれの入賞口に入つた入賞玉を導く入賞径路
４８〜５０が形成され、特に可変入賞玉装置１９
に対応する径路４９内には前記特定入賞口２２に
対応する特定状態検出スイツチ５１及び該径路４
９の末端にカウントスイツチ５２が介挿されてい
る。一方、入賞玉集合カバー部材４０の裏面側に
おいて、前記可変入賞玉装置１９の後面突出部を
覆う被覆カバー５３が設けられる。被覆カバー５
３は前記役物挿通部４７の一側周縁に設けられた
係合孔４５に被覆カバー５３に設けられた係合片
５４を嵌め合せ、該カバー５３の他側に設けたビ
ス取付片５５を入賞玉集合カバー部材４０の前記
図示しない取付ボスにビス着することによつて入
賞玉集合カバー部材４０に着脱自在に装着され
る。したがつて、この被覆カバー５３の形状を換
えることによつて遊技盤５に色々の大きさの入賞
玉装置あるいは表示装置を取付けることができ
る。例えば、入賞玉装置の後面突出部のないもの
については、入賞玉集合カバー部材４０と略同一
平面上になるように、平面状の被覆カバー５３を
用意すればよい。なお、図示の実施例では被覆カ
バー５３の底面に開口５６が、後面に挿通孔５７
がそれぞれ設けられているが、開口５６は配線を
通すためのものであり、挿通孔５７が可変入賞玉
装置１９で発生する熱を放出するためのものであ
る。 以上のように遊技盤５の裏面に入賞玉集合カバ
ー部材４０が固定されるわけであるが、この入賞
玉集合カバー部材４０の下方には前記始動入賞口
１５〜１７に対応する入賞玉検出スイツチ５８〜
６０が遊技盤５裏面に配置され、また入賞玉集合
カバー部材４０の左右両側中央には前記状態表示
装置２０用のランプ６１，６２が遊技盤５に固定
されている。更に入賞玉集合カバー部材４０の上
部には中継基板７０が直接遊技盤５にビス７１着
されている。なお、後述する接続端子７２ａに対
応する機構板２７の位置には接続用開口６３が開
設されている。中継基板７０はその表面側にプリ
ント配線がなされるとともにその裏面側に入賞玉
検出スイツチ５８〜６０、状態表示装置２０用の
ランプ６１，６２、可変入賞玉装置１９、特定状
態検出スイツチ５１、カウントスイツチ５２、制
御回路基板８０等に対応する接続端子７２ａ〜７
２ｈが固着されている。より詳細に説明すると、
接続端子７２ａは制御回路基板８０用、接続端子
７２ｂは始動入賞口１５〜１７用、接続端子７２
ｃは可変入賞玉装置１９の図示しない表示ランプ
用、接続端子７２ｄは可変入賞玉装置１９の駆動
ソレノイド１９ａ用、接続端子７２ｅはランプ付
チユーリツプ式の入賞玉装置１８及びランプ装置
２０ａ用、接続端子７２ｆはカウントスイツチ５
２用、接続端子７２ｇは特定状態検出スイツチ５
１用、接続端子７２ｈはランプ６１，６２用であ
る。 また、遊技盤５の裏面上部には前記接続端子７
２ｅとランプ装置２０ａとを結ぶ配線を処理する
ための配線収納部材６４が遊技盤５に形成された
取付溝６５に収納されている。また、各種の電気
的作動装置と中継基板７０とを接続する配線であ
つて入賞玉集合カバー部材４０の裏面に適宜の係
止手段によつて敷設係止される配線は、図４に示
すように、機構板２７と入賞玉集合カバー部材４
０との間に形成される空間６６に収納されるよう
になつている。 本実施例は以上の構成を有するものであるとこ
ろ、遊技盤５の表面に入賞口１３，１４、始動入
賞口１５〜１７、入賞玉装置１８、可変入賞玉装
置１９及び状態表示装置２０を取付けた後、遊技
盤５裏面に入賞玉集合カバー４０、ランプ６１，
６２及び中継基板７０を取付ける。そして各電気
的作動装置の配線の接続端子を中継基板７０の対
応する接続端子７２ｂ〜７２ｈに接続する。な
お、接続端子７２ｂ〜７２ｈに接続した配線は入
賞玉の落下等の邪魔にならないように適宜の係止
手段によつて遊技盤５あるいは入賞玉集合カバー
４０に係止した方が良い。このように各入力装置
及び出力装置を固定し、かつ配線を終えた遊技盤
５を前記遊技盤取付枠２３に載置し、締付金具２
６によつて固定した後、制御回路基板８０を固定
した機構板２７を回動して適宜の固定手段によつ
て機構板２７を前面枠２側に固定する。そして、
機構板２７を固定した後、制御回路基板８０から
延出している配線を中継基板７０の接続端子７１
ａに接続する。本実施例においては、このような
簡単な作業で、且つ時間を要することなく制御回
路基板８０と遊技盤５上に設けた各入力装置及び
出力装置との接続を完了することができる。更に
本実施例においては、遊技盤５を遊技盤取付枠２
３に取り付けた後、機構板２７を閉じる際に、中
継基板７０と各電気的作動装置とを接続する配線
であつて入賞玉集合カバー部材４０の裏面に敷設
される配線が機構板２７と入賞玉集合カバー部材
４０との間に形成される空間６６内に収納される
ので、機構板２７の開閉がスムーズに行われると
共に、機構板２７の開閉によつて配線が切断され
たり、あるいは傷付けられたりすることがない。
を参照して詳述する。 第５図乃至第７図は本考案に係るパチンコ機の
一実施例の概略がそれぞれ示されており、このパ
チンコ機１は前面枠２、金枠３、ガラス扉枠４を
有し、ガラス扉枠４の背面側に遊技盤５が配設さ
れている。またガラス扉枠４の下方には前面板６
が開閉自在に取付けられている。前面板６の前面
側には打球供給皿７が取付けられ、この打球供給
皿７は、打球貯溜部７ａと、この打球貯溜部７ａ
に供給されたパチンコ玉を一列に整列させて供給
する打球整列樋とを備え、また打球供給皿７の打
球貯溜部７ａと対応する前面板６には景品玉払出
し口８が形成され、この景品玉払出し口８と連通
する景品玉連絡口８ａが後方に形成されている。
また打球供給皿７にはスピーカー７ｂが組み込ま
れている。前面枠２の下部中央位置には余剰玉受
皿９が設けられ、前記打球供給皿７が景品玉で満
杯になつた場合に余剰玉払出し口１０より景品玉
を余剰玉受皿９に導くようになされている。ま
た、前面枠２の上部にはランプ装置２０ａが設け
られている。更に、前面枠２の下部右側に操作ハ
ンドル１１が設けられ、この操作ハンドル１１の
回動により後述する打球杆１２が反復駆動される
ようになされている。 前記遊技盤５の遊技領域５ａには遊技に供され
る装置として入賞口１３，１４、始動入賞口１
５，１６，１７、ランプ付チユーリツプ式の入賞
玉装置１８、可変入賞玉装置１９、状態表示装置
２０が設けられている。可変入賞玉装置１９は始
動入賞口１５〜１７にパチンコ玉が入賞すると、
可変入賞装置１９に設けられた一対の開閉翼２
１，２１が始動入賞口１５〜１７の予め定められ
た条件によつて所定回数開閉し、その開閉動作中
に開閉翼２１，２１によつて導かれたパチンコ玉
が特定入賞口２２に入賞すると開閉翼２１，２１
が相対的に長い期間あるいは所定個数の入賞玉が
ある期間開閉動作を繰り返し、更に、その期間内
に特定入賞口２２に入賞玉があるとその時点から
前記動作を所定回数繰り返すものである。この可
変入賞装置１９を駆動するのは後述する駆動ソレ
ノイド１９ａである。また、前記ランプ装置２０
ａ、入賞玉装置１８及び状態表示装置２０は可変
入賞装置１９が予め定める遊技態様になつたとき
に点滅して遊技場の従業員及び遊技者にその状態
を報知するものである。なお、このとき前記スピ
ーカー７ｂも効果音を発生する。 第６図にはパチンコ機１の裏側から見た分解斜
視図が示されており、前面枠２の裏面側には遊技
盤取付枠２３が取付けられ、この取付枠２３の上
下位置には位置決めガイドピン２４が形成され、
前記遊技盤５にはガイド穴２５が形成され、遊技
盤５が取付枠２３に正確に取付けられるようにな
つている。そして遊技盤５が取付枠２３に位置合
わせされた後、取付枠２３の左右に設けられた締
付金具２６によつて固定される。 遊技盤５の裏面側には機構板２７が開閉自在に
取付けられており、この機構板２７には第７図に
示すようにその裏面に景品玉タンク２８、景品玉
誘導樋２９、景品玉排出装置３０、景品玉排出樋
３１、及び図示しないが入賞玉を１個宛処理する
入賞玉処理機構等が設けられている。また機構板
２７の略中央には大型の窓２３が形成されてお
り、この窓３２は後述する入賞玉集合カバー部材
４０に対応するように設けられるとともに該カバ
ー部材４０の大きさよりも若干小さめに選ばれ
る。更に、機構板２７の裏面には本考案の重要な
構成である遊技内容を制御する制御回路基板８０
が適宜の固定手段によつて着脱自在に装着されて
いる。なお、遊技盤５の裏面側下方に打球発射機
構３３として打球モーター３４と前述の打球杆１
２が設けられる。また前面枠２は外枠３５に対し
て回動自在に取付けられる。 次に、第１図乃至第４図に基づいて本考案の特
徴とする配線構造について説明する。 前記遊技盤５の裏面にはパチンコ玉の直径より
やや大きめの奥行巾を有する入賞玉集合カバー部
材４０が固着されている。この入賞玉集合カバー
部材４０は前記した入賞口１３，１４、入賞玉装
置１８、可変入賞玉装置１９が設けられる面積範
囲を被覆する程度の大きさに選ばれている。入賞
玉集合カバー部材４０は上部カバー部材４１と下
部カバー部材４２とから形成され、上部カバー部
材４１及び下部カバー部材４２の両側部には取付
片４３，４４が形成され、この上部カバー部材４
１には係合孔４５と取付ボス（図示しない）が形
成され、また下部カバー部材４２の上部両側には
ガイド片４６が形成されている。上部カバー部材
４１と下部カバー部材４２とはガイド片４６によ
り位置決めされるようになされている。そして上
部カバー部材４１と下部カバー部材４２とを組み
付けた状態で、略中央位置に役物挿通部４７が形
成されている。この役物挿通部４７に一例とし
て、可変入賞玉装置１９の後面突出部に挿入され
る。このように上部カバー部材４１と下部カバー
部材４２とによつて形成された入賞玉集合カバー
部材４０は第３図に示すようにその前面に前記入
賞口１３，１４、可変入賞玉装置１９に対応して
それぞれの入賞口に入つた入賞玉を導く入賞径路
４８〜５０が形成され、特に可変入賞玉装置１９
に対応する径路４９内には前記特定入賞口２２に
対応する特定状態検出スイツチ５１及び該径路４
９の末端にカウントスイツチ５２が介挿されてい
る。一方、入賞玉集合カバー部材４０の裏面側に
おいて、前記可変入賞玉装置１９の後面突出部を
覆う被覆カバー５３が設けられる。被覆カバー５
３は前記役物挿通部４７の一側周縁に設けられた
係合孔４５に被覆カバー５３に設けられた係合片
５４を嵌め合せ、該カバー５３の他側に設けたビ
ス取付片５５を入賞玉集合カバー部材４０の前記
図示しない取付ボスにビス着することによつて入
賞玉集合カバー部材４０に着脱自在に装着され
る。したがつて、この被覆カバー５３の形状を換
えることによつて遊技盤５に色々の大きさの入賞
玉装置あるいは表示装置を取付けることができ
る。例えば、入賞玉装置の後面突出部のないもの
については、入賞玉集合カバー部材４０と略同一
平面上になるように、平面状の被覆カバー５３を
用意すればよい。なお、図示の実施例では被覆カ
バー５３の底面に開口５６が、後面に挿通孔５７
がそれぞれ設けられているが、開口５６は配線を
通すためのものであり、挿通孔５７が可変入賞玉
装置１９で発生する熱を放出するためのものであ
る。 以上のように遊技盤５の裏面に入賞玉集合カバ
ー部材４０が固定されるわけであるが、この入賞
玉集合カバー部材４０の下方には前記始動入賞口
１５〜１７に対応する入賞玉検出スイツチ５８〜
６０が遊技盤５裏面に配置され、また入賞玉集合
カバー部材４０の左右両側中央には前記状態表示
装置２０用のランプ６１，６２が遊技盤５に固定
されている。更に入賞玉集合カバー部材４０の上
部には中継基板７０が直接遊技盤５にビス７１着
されている。なお、後述する接続端子７２ａに対
応する機構板２７の位置には接続用開口６３が開
設されている。中継基板７０はその表面側にプリ
ント配線がなされるとともにその裏面側に入賞玉
検出スイツチ５８〜６０、状態表示装置２０用の
ランプ６１，６２、可変入賞玉装置１９、特定状
態検出スイツチ５１、カウントスイツチ５２、制
御回路基板８０等に対応する接続端子７２ａ〜７
２ｈが固着されている。より詳細に説明すると、
接続端子７２ａは制御回路基板８０用、接続端子
７２ｂは始動入賞口１５〜１７用、接続端子７２
ｃは可変入賞玉装置１９の図示しない表示ランプ
用、接続端子７２ｄは可変入賞玉装置１９の駆動
ソレノイド１９ａ用、接続端子７２ｅはランプ付
チユーリツプ式の入賞玉装置１８及びランプ装置
２０ａ用、接続端子７２ｆはカウントスイツチ５
２用、接続端子７２ｇは特定状態検出スイツチ５
１用、接続端子７２ｈはランプ６１，６２用であ
る。 また、遊技盤５の裏面上部には前記接続端子７
２ｅとランプ装置２０ａとを結ぶ配線を処理する
ための配線収納部材６４が遊技盤５に形成された
取付溝６５に収納されている。また、各種の電気
的作動装置と中継基板７０とを接続する配線であ
つて入賞玉集合カバー部材４０の裏面に適宜の係
止手段によつて敷設係止される配線は、図４に示
すように、機構板２７と入賞玉集合カバー部材４
０との間に形成される空間６６に収納されるよう
になつている。 本実施例は以上の構成を有するものであるとこ
ろ、遊技盤５の表面に入賞口１３，１４、始動入
賞口１５〜１７、入賞玉装置１８、可変入賞玉装
置１９及び状態表示装置２０を取付けた後、遊技
盤５裏面に入賞玉集合カバー４０、ランプ６１，
６２及び中継基板７０を取付ける。そして各電気
的作動装置の配線の接続端子を中継基板７０の対
応する接続端子７２ｂ〜７２ｈに接続する。な
お、接続端子７２ｂ〜７２ｈに接続した配線は入
賞玉の落下等の邪魔にならないように適宜の係止
手段によつて遊技盤５あるいは入賞玉集合カバー
４０に係止した方が良い。このように各入力装置
及び出力装置を固定し、かつ配線を終えた遊技盤
５を前記遊技盤取付枠２３に載置し、締付金具２
６によつて固定した後、制御回路基板８０を固定
した機構板２７を回動して適宜の固定手段によつ
て機構板２７を前面枠２側に固定する。そして、
機構板２７を固定した後、制御回路基板８０から
延出している配線を中継基板７０の接続端子７１
ａに接続する。本実施例においては、このような
簡単な作業で、且つ時間を要することなく制御回
路基板８０と遊技盤５上に設けた各入力装置及び
出力装置との接続を完了することができる。更に
本実施例においては、遊技盤５を遊技盤取付枠２
３に取り付けた後、機構板２７を閉じる際に、中
継基板７０と各電気的作動装置とを接続する配線
であつて入賞玉集合カバー部材４０の裏面に敷設
される配線が機構板２７と入賞玉集合カバー部材
４０との間に形成される空間６６内に収納される
ので、機構板２７の開閉がスムーズに行われると
共に、機構板２７の開閉によつて配線が切断され
たり、あるいは傷付けられたりすることがない。
本考案によれば、遊技盤の裏面に配置される検
出スイツチ等の入力装置、ソレノイド等の電気的
駆動装置及び表示ランプ等の表示装置から延出し
ている配線を一旦中継基板に接続し、更に該中継
基板に制御回路基板からの配線を接続できるよう
にしてあるため、遊技盤を製造している過程にお
いて各装置からの配線を中継基板に接続しておけ
ば、該遊技盤をパチンコ機本体枠に組付けた後に
中継基板と制御回路基板とを接続するだけの簡単
な作業で各種電気的作動機器の作動状態が確保で
きる。 更に、遊技盤をパチンコ機本体枠に取り付けた
後、機構板を閉じる際に、中継基板と各装置とを
接続する配線であつて入賞玉集合カバー部材の裏
面に敷設される配線が機構板と入賞玉集合カバー
部材との間に形成される空間内に収納されるの
で、機構板の開閉がスムーズに行われると共に、
機構板の開閉によつて配線が切断されたり、ある
いは傷付けられたりすることがない。
出スイツチ等の入力装置、ソレノイド等の電気的
駆動装置及び表示ランプ等の表示装置から延出し
ている配線を一旦中継基板に接続し、更に該中継
基板に制御回路基板からの配線を接続できるよう
にしてあるため、遊技盤を製造している過程にお
いて各装置からの配線を中継基板に接続しておけ
ば、該遊技盤をパチンコ機本体枠に組付けた後に
中継基板と制御回路基板とを接続するだけの簡単
な作業で各種電気的作動機器の作動状態が確保で
きる。 更に、遊技盤をパチンコ機本体枠に取り付けた
後、機構板を閉じる際に、中継基板と各装置とを
接続する配線であつて入賞玉集合カバー部材の裏
面に敷設される配線が機構板と入賞玉集合カバー
部材との間に形成される空間内に収納されるの
で、機構板の開閉がスムーズに行われると共に、
機構板の開閉によつて配線が切断されたり、ある
いは傷付けられたりすることがない。
第１図乃至第７図は本考案に係るパチンコ機の
一実施例の概略をそれぞれ示すもので、第１図は
遊技盤の配線構造を示す背面斜視図、第２図は遊
技盤の背面斜視図、第３図は遊技盤の配線構造を
示す背面図、第４図は遊技盤の一部断面を示す断
面図、第５図はパチンコ機の正面説明図、第６図
はパチンコ機の分解斜視図、第７図はパチンコ機
の背面説明図。 図中、５……遊技盤、１８……入賞玉装置（出
力装置）、１９……可変入賞玉装置（出力装置）、
１９ａ……ソレノイド（出力装置）、２０……状
態表示装置（出力装置）、２０ａ……ランプ装置
（出力装置）、２７……機構板、３２……窓、４０
……入賞玉集合カバー部材、５１……特定状態検
出スイツチ（入力装置）、５２……カウントスイ
ツチ（入力装置）、６６……空間、７０……中継
基板、８０……制御回路基板。
一実施例の概略をそれぞれ示すもので、第１図は
遊技盤の配線構造を示す背面斜視図、第２図は遊
技盤の背面斜視図、第３図は遊技盤の配線構造を
示す背面図、第４図は遊技盤の一部断面を示す断
面図、第５図はパチンコ機の正面説明図、第６図
はパチンコ機の分解斜視図、第７図はパチンコ機
の背面説明図。 図中、５……遊技盤、１８……入賞玉装置（出
力装置）、１９……可変入賞玉装置（出力装置）、
１９ａ……ソレノイド（出力装置）、２０……状
態表示装置（出力装置）、２０ａ……ランプ装置
（出力装置）、２７……機構板、３２……窓、４０
……入賞玉集合カバー部材、５１……特定状態検
出スイツチ（入力装置）、５２……カウントスイ
ツチ（入力装置）、６６……空間、７０……中継
基板、８０……制御回路基板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 遊技盤の裏面と機構板との間に配設され、且つ
遊技盤裏面に取付けられる入賞玉集合カバー部材
と、 前記遊技盤を含むパチンコ機に関連して設けら
れる入力装置及び出力装置と、 前記入力装置からの入力信号を受けて前記出力
装置を駆動制御する制御回路基板と、 前記入力装置及び出力装置の配線と前記制御回
路基板の配線とをそれぞれ着脱自在に接続する中
継基板と、から成り、 前記中継基板を前記入賞玉集合カバー部材以外
の遊技盤裏面の適宜箇所に設け、 前記入賞玉集合カバー部材と前記機構板との間
に、前記入力装置及び出力装置と前記中継基板と
を接続する配線が収納され得る空間を形成したこ
とを特徴とするパチンコ機の配線構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986101846U JPH0429633Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986101846U JPH0429633Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638077U JPS638077U (ja) | 1988-01-20 |
| JPH0429633Y2 true JPH0429633Y2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=30972953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986101846U Expired JPH0429633Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429633Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07106243B2 (ja) * | 1988-11-18 | 1995-11-15 | 株式会社ソフィア | パチンコ遊技機 |
| KR970000539B1 (ko) * | 1993-09-17 | 1997-01-13 | 엘지전자 주식회사 | 인버터 조리기의 고압/저압분리 장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5742875B2 (ja) * | 1975-10-22 | 1982-09-10 | ||
| JPS5933473B2 (ja) * | 1981-08-03 | 1984-08-16 | 古河電気工業株式会社 | プラスチツク被覆線条体入り細径金属管の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239506Y2 (ja) * | 1980-08-21 | 1990-10-23 | ||
| JPS5933473U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | 株式会社ソフイア | パチンコ機 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP1986101846U patent/JPH0429633Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5742875B2 (ja) * | 1975-10-22 | 1982-09-10 | ||
| JPS5933473B2 (ja) * | 1981-08-03 | 1984-08-16 | 古河電気工業株式会社 | プラスチツク被覆線条体入り細径金属管の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS638077U (ja) | 1988-01-20 |
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