JPH04295403A - 殺虫性および相乗効果をもつた殺ダニ性組成物 - Google Patents

殺虫性および相乗効果をもつた殺ダニ性組成物

Info

Publication number
JPH04295403A
JPH04295403A JP3356381A JP35638191A JPH04295403A JP H04295403 A JPH04295403 A JP H04295403A JP 3356381 A JP3356381 A JP 3356381A JP 35638191 A JP35638191 A JP 35638191A JP H04295403 A JPH04295403 A JP H04295403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
carboxamide
formula
group
halogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3356381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3157887B2 (ja
Inventor
James B Lovell
ジエイムズ・バイロン・ラベル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by American Cyanamid Co filed Critical American Cyanamid Co
Publication of JPH04295403A publication Critical patent/JPH04295403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157887B2 publication Critical patent/JP3157887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N33/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic nitrogen compounds
    • A01N33/02Amines; Quaternary ammonium compounds
    • A01N33/04Nitrogen directly attached to aliphatic or cycloaliphatic carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】2種またはそれ以上の物質を組み合わせた
時に予想しなかった高度の活性、例えば殺ダニ活性が示
される場合、このような現象は相乗効果と呼ばれている
。相乗効果の機構は完全には理解されていず、異なった
組成物では異なった効果が示されることは大いにあり得
ることである。しかし本明細書において使用される「相
乗効果」という言葉は2種またはそれ以上の生物活性を
もった成分を組み合わせた場合、2種の成分の活性を合
わせた活性が各成分を単独に使用した場合の活性の和を
越えている共同効果を意味するものとする。
【0002】本発明の目的は実質的な活性成分としてア
リールピロールカルボニトリルおよびアリールピラゾー
ルカルボキシアミド、またはアリールニトロピロールお
よびアリールピラゾールカルボキシアミドを含む新規の
殺虫性および相乗効果をもった殺ダニ性組成物を提供す
ることである。
【0003】驚くべきことには本発明においては、アリ
ールピラゾールカルボキシアミドを含む組成物にアリー
ルニトロピロールまたはアリールピロールカルボニトリ
ルを添加すると、アリールピラゾールカルボキシアミド
、アリールニトロピロールまたはアリールピロールカル
ボニトリルを単独で組み合わせ処理に使用した活性成分
の全量以上の量で使用して達成されるよりも少ない量の
活性成分を用いて、害虫およびダニに対する優れた抑制
効果が得られることが見出だされた。
【0004】アリールピラゾールカルボキシアミドをア
リールニトロピロールまたはアリールピロールカルボニ
トリルと組み合わせまたは調合し、次いでこの調合物を
固体または液体の希釈剤の中に分散し、希釈した液体噴
霧剤または固体の粉剤または粉剤濃縮物として害虫また
はダニ、それらの餌、棲息区域に施用すると有利である
【0005】活性成分はまた湿潤性粉末、乳化可能な濃
縮物、水性または液体に浮遊可能な懸濁濃縮物などの形
で別々に製造または調合し、野外で水または他の安価な
液体とタンクで混合し、水性または液体噴霧混合物とし
て施用することができる。また別々につくった組成物を
別々にではあるが順次噴霧して施用することができる。 このような施用法においてはアリールピロールカルボニ
トリルまたはアリールニトロピロールを一般に先ず施用
し、次いでアリールピラゾールカルボキシアミドを含む
水性または液体の噴霧を行う。最初の活性成分を噴霧し
た後数分ないし数日して他の一つの活性成分を噴霧する
。最初の処理でアリールピロールカルボニトリルまたは
アリールニトロピロールを施用し、第2の処理でアリー
ルピラゾールカルボキシアミドを施用することが好適で
あるが、必要に応じ活性成分の施用の順序を反対にする
こともできる。
【0006】アリールピロールカルボニトリルおよびア
リールピラゾールカルボキシアミドの両方を含む典型的
な湿潤可能な粉末組成物は、約1.0〜7.0重量%の
アリールピロールカルボニトリル、好ましくは4−ブロ
モ−2−(p−クロロフェニル)−1−(エトキシメチ
ル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カル
ボニトリル、4−クロロ−2−(p−クロロフェニル)
−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル
)ピロール−3−カルボニトリル、または4−ブロモ−
2−(3,5−ジクロロフェニル)−1−(エトキシメ
チル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カ
ルボニトリル、約1.0〜14.0重量%のアリールピ
ラゾールカルボキシアミド、好ましくはN−(p−t−
ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチ
ルピラゾール−5−カルボキシアミド、および約3〜2
0重量%の表面活性剤または表面活性剤混合物、例えば
スルフォコハク酸ナトリウムのジオクチルエステルのよ
うな陰イオン性表面活性剤、またはそれとエチレンオキ
シドとプロピレンオキシドとのブロック共重合体のよう
な非イオン性表面活性剤との組み合わせ、並びに60〜
95重量%の不活性希釈剤、例えばカオリン、モンモリ
ロン石、珪藻土、アタパルジット、タルク等を一緒に磨
砕することによりつくることができる。
【0007】アリールピロールカルボニトリルおよびア
リールピラゾールカルボキシアミドの典型的な懸濁濃縮
物は下記の成分を高剪断配合機中において別々の異なっ
た組成物として一緒に配合することによりつくることが
できる。
【0008】                  ピロールカルボニ
トリル懸濁濃縮物組成物              
                         
                   重量/容量%
4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1−(エト
キシメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−
3−カルボニトリル、4−クロロ−2−(p−クロロフ
ェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオ
ロメチル)ピロール−3−カルボニトリル、または4−
ブロモ−2−(3,5−ジクロロフェニル)−1−(エ
トキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール
−3−カルボニトリル               
                         
          24.06ナトリウムナフタレン
/フォルムアルデヒド縮合物            
    2.50オクチルフェノキシポリエトキシエタ
ノール                      
0.30プロピレングリコール           
                         
      7.501,2−ベンジソチアゾリン−3
−オンのジプロピレン水溶液      0.10シリ
コーン発泡防止剤                 
                         
0.50キサンタン・ゴム             
                         
        0.20水            
                         
                     64.6
4                        
                         
         −−−−−−−         
                         
                        1
00.00               ピラゾール
カルボキシアミド懸濁濃縮物組成物         
                         
                         
 重量/容量%  N−(p−t−ブチルベンジル)−
4−クロロ−3−エチル−1−メチル−ピラゾール−5
−カルボキシアミド                
              20.0陰イオン性/非
イオン性表面活性剤POEアルキルアリールエーテルP
OEソルビタンアルキレートおよびアルキルアリールス
ルフォネート      10.0アルキルナフタレン
、ジアルキルナフタレン、アセナフテン、石油溜分  
                         
                         
        70.0             
                         
                    −−−−−
−−                       
                         
          100.00実際には上記の組成
物を水中でタンク混合し、希釈した水性噴霧として植物
の葉または害虫およびダニの棲息地に施用する。また組
成物を別々にタンク混合し、害虫およびダニまたはその
棲息地または餌に順次施用することができる。また植物
の葉をこれらの害虫の攻撃から防ぐために該葉に噴霧を
行うこともできる。本発明に使用されるアリールニトロ
ピロールおよびアリールピロールカルボニトリルは下記
式(I)
【0009】
【化5】
【0010】但し式中XはH、F、Cl、Br、Iまた
はCF3であり、YはH、F、Cl、Br、I、CF3
またはCNであり、WはCNまたはNO2であり、Aは
H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C4モノハロアル
キルであって、それぞれ随時1〜3個のハロゲン原子、
1個のシアノ、1個のヒドロキシ、1または2個のC1
〜C4アルコキシ基、但し該アルコキシ基はそれぞれ随
時1〜3個のハロゲン原子、1個のC1〜C4アルキル
チオ基、1個のC1〜C4カルボアルコキシ基、1個の
C1〜C6アルキルカルボニルオキシ基、1個のC2〜
C6アルケニルカルボニルオキシ基、1個のベンゼンカ
ルボニルオキシ基、またはクロロ、ジクロロまたはメチ
ル置換ベンゼンカルボニルオキシ基で置換されているこ
とができる、随時C1〜C3アルコキシまたは1〜3個
のハロゲン原子で置換された1個のフェニル、随時1〜
3個のハロゲン原子で置換された1個のフェノキシ基、
随時1個のハロゲン原子で置換されたベンジルオキシ基
、随時1〜3個のハロゲン原子で置換されたC3〜C4
アルケニル基;シアノ、随時1個のハロゲン原子で置換
されたC3〜C4アルキニル基、ジ−(C1〜C4アル
キル)アミノカルボニル、C3〜C6ポリメチレンイミ
ノカルボニルで置換されていることができ、LはH、F
、ClまたはBrであり、MおよびRはそれぞれ独立に
H、C1〜C3アルキル、C1〜C3アルコキシ、C1
〜C3アルキルチオ、C1〜C3アルキルスルフィニル
、C1〜C3アルキルスルフォニル、シアノ、F、Cl
、Br、I、ニトロ、CF3、R1CF2Z、R2CO
またはNR3R4であって、MおよびRが隣接した位置
にありそれが結合した炭素原子で結合している場合には
、MRは
【0011】
【化6】
【0012】の構造を表すことができ、ZはS(O)n
またはOであり、R1はH、F,CHF2、CHFCl
またはCF3であり、R2はC1〜C3アルキル、C1
〜C3アルコキシまたはNR3R4であり、R3はHま
たはC1〜C3アルキルであり、R4はH、C1〜C3
アルキル、またはR5COであり、R5はHまたはC1
〜C3アルキルであり、nは0、1または2の整数であ
る、の構造をもっている。
【0013】本発明のそ往生作用をもつ組成物の製造に
用いられるアリールピラゾールカルボキシアミドは式(
II)
【0014】
【化7】
【0015】但し式中R10は水素原子、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベン
ジルを表し、
【0016】
【化8】
【0017】を表し、この際R6、R7およびR15は
それぞれ水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを表
し、R8およびR9はそれぞれ水素、ハロゲン、C1〜
C8アルキル、C3〜C5アルケニル、C3〜C5アル
キニル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C4アルコ
キシアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ
アルキル、ニトロ、トリフルオロメチル、フェニル、ベ
ンジル、フェノキシ、ベンジロキシ、アミノ、C1〜C
4アルキルアミノ、シアノ、C2〜C8ジアルキルアミ
ノ、カルボキシル、C2〜C5アルコキシカルボニル、
C4〜C7シクロアルコキシカルボニル、C3〜C9ア
ルコキシアルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルア
ミノカルボニル、C3〜C11ジアルキルアミノカルボ
ニル、ピペリジノカルボニル、モルフォリノカルボニル
、トリメチルシリル、C1〜C4アルキルチオ、C1〜
C4アルキルスルフィニル、またはC1〜C4アルキル
スルフォニルであり、R11は水素、ハロゲン、C1〜
C4アルキル、ニトロ、シアノ、C1〜C5アルキルア
ミノ、C2〜C10ジアルキルアミノ、またはC2〜C
7アシルアミノであるが、R6、R7、R8およびR9
のすべてが水素原子の場合、R10はC1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベンジル
であり、R12およびR13はそれぞれ独立に水素、C
1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C
6シクロアルキルまたはフェニルを表すものとする、の
構造をもっている。
【0018】好適な相乗作用をもつ組成物は(A)式(
I)においてWがシアノであってピロール環の3の位置
の炭素上にあり、Xがハロゲン、YがCF3、AがC1
〜C4アルコキシで置換されたC1〜C4アルキル、L
は水素、MおよびRはそれぞれ独立に水素またはハロゲ
ンであるアリールピロールカルボニトリル、および(B
)式(II)においてR10が水素またはC1〜C4ア
ルキル、R12がC1〜C4アルキ
【0019】
【化9】
【0020】であり、R6、R7およびR15それぞれ
独立に水素またはC1〜C4アルキルであり、またR8
およびR9は独立に水素、ハロゲンまたはC1〜C4ア
ルキルであるアリールピラゾールカルボキシアミドを含
んでいる。
【0021】さらに好適な相乗作用をもった組成物は実
質的な活性成分として4−ブロモ−2−(p−クロロフ
ェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオ
ロメチル)−ピロール−3−カルボニトリルおよびN−
(p−t−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル
−1−メチル−ピラゾール−5−カルボキシアミドを含
んでいる。このピロールカルボニトリルとピラゾールカ
ルボキシアミドとの組み合わせは極めて効果的な害虫抑
制作用および相乗作用をもった殺ダニ活性をもっている
。この殺虫剤および殺ダニ剤の組み合わせはそのままで
いずれかの化合物を単独で使用した場合よりも環境的な
有利さをもっている。何故ならばこの組み合わせはいず
れかの化合物を単独で施用するのに必要な量よりも実質
的に低い投与量の殺虫剤および殺ダニ剤で実質的に完全
なダニ抑制作用および優れた害虫抑制作用を示すからで
ある。
【0022】上記の相乗作用をもった組成物中の4−ブ
ロモ−2−(p−クロロフェニル)−1−(エトキシメ
チル)−5−(トリフルオロメチル)−ピロール−3−
カルボニトリルの代わりに用いられる他のピロール−3
−カルボニトリルは4−クロロ−2−(p−クロロフェ
ニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロ
メチル)−ピロール−3−カルボニトリルおよび4−ブ
ロモ−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−(エ
トキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−ピロー
ル−3−カルボニトリルである。
【0023】実際にはピラゾールカルボキシアミド対ピ
ロールカルボニトリルまたはニトロピロールの比が約1
:1〜2:1の場合、各化合物について約0.025〜
0.8kg/ha、好ましくは約0.03〜0.4kg
/haに対応する割合で組み合わせ処理または順次処理
を行うと相乗作用が得られることが見出だされた。
【0024】本発明の組成物は優れた接触毒および摂取
毒であり、大豆、さや豆、豌豆、いんげん等のような豆
科の植物、並びに棉、糧秣用穀物、アブラナ類、葉菜、
タバコ、ホップ、トマト、装飾用の花類、例えば菊、蔓
性の植物、例えば葡萄、カボチャ、ペポカボチャおよび
メロン、および果樹、例えばサクランボ、桃、林檎、並
びに柑橘類のような生育している植物を害虫およびダニ
の被害から守るのに特に適している。
【0025】本発明の相乗作用をもった混合物は卵およ
び移動できる成長段階の害虫およびダニ対して有効であ
る。本発明の混合物は広い範囲の害虫およびダニび対し
て高度な活性もち、特にパノンクス・ウルミ(Pano
nchus  ulmi)、プシラ・ピリコラ(Psy
lla  pyricola)、アフィス・ゴッシピー
(Aphis  gossypii)、ミズス・ペルシ
カエ(Myzuspersicae)、フォロドン・フ
ミリ(Pforodon  humili)、ベミシア
・ペルシカエ(Bemisia  persicae)
アクブス・スクレクテンダリ(Acubus  sch
lechtendali)、テトロンクス・ウルティカ
エ(Tetronchus  urticae)、エピ
トリメリス・ペリ(Epitrimerus  pyr
i)、エウテトランクス・バンクシイ(Eutetra
nchus  banksii)、フィロコプトルタ・
オレイヴォラ(Phyllocoptruta  ol
eivola)、エオテトラニクス・カルピニ(Eot
etranychus  carpini)の抑制に特
に効果がある。
【0026】本発明の上記および他の利点は下記の実施
例により明らかにすることができるこれらの実施例は単
に本発明を例示するものであり、本発明を限定するもの
ではない。
【0027】
【実施例】実施例  1 4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1−(エト
キシメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−
3−カルボニトリルの製造 乾燥テトラヒドロフラン(THF)1,000mlに1
30.8gの4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルを加える。この混合物に43.3gのカリウムt
−ブトキシドを幾つかの部分に分けて加える。これによ
って発熱反応が起こる。この発熱反応は水浴中で反応フ
ラスコを冷却することによりコントロールした。
【0028】この混合物を撹拌し、これに36.5gの
クロロメチルエチルエーテルを二つに分けて加える。次
いで薄層クロマトグラフによって反応を進行させる。
【0029】約4時間後、反応混合物をエーテル300
mlで希釈し、希HClおよび水で洗滌する。有機層を
分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、真空中
で濃縮して122gの標記生成物を得た。500mlの
イソプロピルアルコールから再結晶すると、融点99〜
100℃の無色の固体として標記生成物102gが得ら
れた。
【0030】上記方法に従い、4−ブロモ−2−(p−
クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロー
ル−3−カルボニトリルの代わりに4−クロロ2−(p
−クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カルボニトリルを用いると、融点104.0
〜104.5℃の4−クロロ2−(p−クロロフェニル
)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチ
ル)ピロール−3−カルボニトリルが得られる。
【0031】実施例  2 4,5−ジクロロ−2−(3,4−ジクロロフェニル)
−1−(エトキシエチル)−5−(トリフルオロメチル
)ピロール−3−カルボニトリルの製造300mlのテ
トラヒドロフラン中に溶解した4,5−ジクロロ−2−
(3,4−ジクロロフェニル)ピロール−3−カルボニ
トリル(5.0g、0.016モル)に、カリウムt−
ブトキシド(2.75g、0.025モル)を氷冷し、
撹拌しながら滴下する。この冷却した混合物を15ml
のテトラヒドロフラン中に1−クロロエチルエチルエー
テル(2.31g、0.021モル)を含む溶液で10
℃において5分間に亙り加える。この混合物を周囲温度
で30分間撹拌し、蒸発させて50mlの容積にし、酢
酸エチル200mlと水100mlとの混合物に注ぐ。 有機層を分離し、水(2×100ml)で洗滌し、飽和
NaCl溶液(1×100ml)で洗滌し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、蒸発させて融点124〜126
℃の標記生成物5.9gを得た。
【0032】上記方法を使用したが適当な置換基をもつ
フェニルピロール−3−カルボニトリルと適当なアルキ
ル化剤を用い、融点74〜75℃の4−ブロモ−2−(
3,5−ジフルオロフェニル)−1−(エトキシメチル
)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボ
ニトリルを得た。
【0033】実施例  3 N−(p−t−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エ
チル−1−メチルピラゾール−5−カルボキシアミドの
製造 エチル4−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾール
−5−カルボキシアミドおよび4−t−ブチルベンジル
アミンを連続的に撹拌しながら200℃に4時間加熱す
る。しかる後、反応混合物を室温に冷却し、シリカ・ゲ
ルのクロマトグラフで精製して融点115〜117℃の
所望の生成物を得た。
【0034】実施例  4 二つの斑点をもつクモダニ[テトラニクス  ウルティ
カエ(Tetranychus  ulticae)]
に対する4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1
−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピ
ロール−3−カルボニトリルおよびN−(p−t−ブチ
ルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチルピ
ラゾール−5−カルボキシアミドの組み合わせの増強さ
れた活性に関する評価 これらの試験により二つの斑点をもつクモダニ(テトラ
ニクス  ウルティカエ)に対する活性を評価し、4−
ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1−(エトキシ
メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−
カルボニトリルおよびN−(p−t−ブチルベンジル)
−4−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾール−5
−カルボキシアミドの組み合わせの活性の方がどちらか
の化合物を単独で用いた場合に期待される最大活性より
も増強されることを示す。これらの試験は溶媒系として
アセトン−水(50:50)を用い、葉を3秒間浸漬す
る操作をそれぞれ3回繰り返して行った。試験溶液はア
セトン−水混合物中に試験化合物を適切な量溶解してつ
くった。7〜8cmに広がった一次葉をもつシーヴァ・
リマ豆(Sieva  lima  bean)の木を
選び、刈り込みを行い鉢1個当たり苗木1本にする。主
要コロニーから採った葉から小片を切り取り、試験植物
の各葉の上に置く。これを行った後約2時間して、試験
植物の上にダニを這わせ、産卵させる。切断片の大きさ
を変化させ、葉1枚当たり約100匹のダニが存在する
ようにする。この処理に際し、ダニを運ぶのに用いた葉
を除去し、廃棄する。次にダニが繁殖した植物を試験組
成物に浸漬し、3秒間撹拌し、フードに入れて乾燥する
。植物を3日間保持した後、成虫の死亡率を評価した。
【0035】実施例  5 二つの斑点をもつクモダニ(テトラニクス  ウルティ
カエ)に対するピロールカルボニトリル、ピラゾールカ
ルボキシアミド、およびその組み合わせの評価。
【0036】この試験においては、活性材料を脱イオン
水で希釈して所望の濃度にし、40psigにおいて4
00リットル/haの容積の割合で噴霧した。若いシー
ヴァ・リマ豆の葉を移動ベルトに乗せ、平らな先端部を
取り付けた噴霧ヘッドの下を通し、その葉に試験溶液を
噴霧した。この植物の高さは約20cmであり、ノズル
の先端はベルトの上方約66cmの所に取り付けた。
【0037】噴霧後、植物を乾燥させる。部分試料にダ
ニを侵入させ、残りの植物は温室のベンチの上に載せ、
強い放電ランプの下に置く。種々の時間間隔を置いて植
物の部分試料をつくり、栽培室から約100匹のダニを
含む0.2インチ平方の豆の葉を用いダニで汚染させた
。ダニが侵入した植物を温度26.5±1℃、相対湿度
40±10%の保持室に入れる。ダニを移した後3日し
て死亡数を数え始め、植物に噴霧を行った後最高14日
までダニを侵入させ、試験化合物およびその組み合わせ
の残留活性を評価した。
【0038】試験した割合は0.04kg/haおよび
0.08kg/haである。
【0039】得られたデータを表1および2に掲げる。
【0040】これらの試験において化合物AはN−(p
−t−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1
−メチルピラゾール−5−カルボキシアミドであり、化
合物Bは4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1
−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピ
ロール−3−カルボニトリルである。
【0041】
【表1】                          
         表1      シーヴァ・リマ豆
上の二つの斑点をもつクモダニ(テトラニクス・   
   ウルティカエ)に対するピロールとピラゾールと
の組み合わせの      相乗効果                          
                     侵入させ
た後の*                     
                         
3日間の死亡率化合物     kg/ha    化
合物    kg/ha      0      4
      7     11     14   A
       0.08       −−     
  −−       96      0     
 0     −−      0  −−     
   −−         B      0.04
      85     99     60   
  58     44   A       0.0
8        B      0.04     
100    100    100     96 
    97
【0042】
【表2】                          
         表2      シーヴァ・リマ豆
上の二つの斑点をもつクモダニ(テトラニクス・   
   ウルティカエ)に対するピロールとピラゾールと
の組み合わせの      相乗効果     化合物     kg/ha    化合物 
   kg/ha      0      3   
   7     14       A      
 0.04       −−       −−  
     38      1      3    
  1      −−        −−    
     B      0.04     100 
    89     79     73     
  A       0.04        B  
    0.04     100    100  
   99     96   これらの試験から、ピラゾールとピロールとを2:
1の割合で組み合わせると、いずれかの化合物を単独で
用いた場合よりも約7倍の効果を示すことが判る。両者
を1:1で組み合わせた場合はいずれかの化合物を単独
で用いた場合よりも約1.3倍の効果を示す。
【0043】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.アリールニトロフェノールおよびアリールピラゾー
ルカルボキシアミドを含有して成る相乗効果をもった殺
ダニ性組成物。
【0044】2.アリールピラゾールカルボキシアミド
およびアリールピロールカルボキシアミドを含有して成
る相乗効果をもった殺人ダニ性組成物。
【0045】3.実質的な活性成分として式I
【004
6】
【化10】
【0047】但し式中XはH、F、Cl、Br、Iまた
はCF3であり、YはH、F、Cl、Br、I、CF3
またはCNであり、WはCNまたはNO2であり、Aは
H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C4モノハロアル
キルであって、それぞれ随時1〜3個のハロゲン原子、
1個のシアノ、1個のヒドロキシ、1または2個のC1
〜C4アルコキシ基、但し該アルコキシ基はそれぞれ随
時1〜3個のハロゲン原子、1個のC1〜C4アルキル
チオ基、1個のC1〜C4カルボアルコキシ基、1個の
C1〜C6アルキルカルボニルオキシ基、1個のC2〜
C6アルケニルカルボニルオキシ基、1個のベンゼンカ
ルボニルオキシ基、またはクロロ、ジクロロまたはメチ
ル置換ベンゼンカルボニルオキシ基で置換されているこ
とができる、随時C1〜C3アルコキシまたは1〜3個
のハロゲン原子で置換された1個のフェニル、随時1〜
3個のハロゲン原子で置換された1個のフェノキシ基、
随時1個のハロゲン原子で置換されたベンジルオキシ基
、随時1〜3個のハロゲン原子で置換されたC3〜C4
アルケニル基;シアノ、随時1個のハロゲン原子で置換
されたC3〜C4アルキニル基、ジ−(C1〜C4アル
キル)アミノカルボニル、C3〜C6ポリメチレンイミ
ノカルボニルで置換されていることができ、LはH、F
、ClまたはBrであり、MおよびRはそれぞれ独立に
H、C1〜C3アルキル、C1〜C3アルコキシ、C1
〜C3アルキルチオ、C1〜C3アルキルスルフィニル
、C1〜C3アルキルスルフォニル、シアノ、F、Cl
、Br、I、ニトロ、CF3、R1CF2Z、R2CO
またはNR3R4であって、MおよびRが隣接した位置
にありそれが結合した炭素原子で結合している場合には
、MRは
【0048】
【化11】
【0049】の構造を表すことができ、ZはS(O)n
またはOであり、R1はH、F,CHF2、CHFCl
またはCF3であり、R2はC1〜C3アルキル、C1
〜C3アルコキシまたはNR3R4であり、R3はHま
たはC1〜C3アルキルであり、R4はH、C1〜C3
アルキル、またはR5COであり、R5はHまたはC1
〜C3アルキルであり、nは0、1または2の整数であ
る、のアリールニトロピロールまたはアリールピロール
カルボニトリル、および式(II)
【0050】
【化12】
【0051】但し式中R10は水素原子、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベン
ジルを表し、
【0052】
【化13】
【0053】を表し、この際R6、R7およびR15は
それぞれ水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを表
し、R8およびR9はそれぞれ水素、ハロゲン、C1〜
C8アルキル、C3〜C5アルケニル、C3〜C5アル
キニル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C4アルコ
キシアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ
アルキル、ニトロ、トリフルオロメチル、フェニル、ベ
ンジル、フェノキシ、ベンジロキシ、アミノ、C1〜C
4アルキルアミノ、シアノ、C2〜C8ジアルキルアミ
ノ、カルボキシル、C2〜C5アルコキシカルボニル、
C4〜C7シクロアルコキシカルボニル、C3〜C9ア
ルコキシアルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルア
ミノカルボニル、C3〜C11ジアルキルアミノカルボ
ニル、ピペリジノカルボニル、モルフォリノカルボニル
、トリメチルシリル、C1〜C4アルキルチオ、C1〜
C4アルキルスルフィニル、またはC1〜C4アルキル
スルフォニルであり、R11は水素、ハロゲン、C1〜
C4アルキル、ニトロ、シアノ、C1〜C5アルキルア
ミノ、C2〜C10ジアルキルアミノ、またはC2〜C
7アシルアミノであるが、R6、R7、R8およびR9
のすべてが水素原子の場合、R10はC1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベンジル
であり、R12およびR13はそれぞれ独立に水素、C
1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C
6シクロアルキルまたはフェニルを表すものとする、の
構造をもつアリールピラゾールカルボキシアミドを相乗
作用をもつ有効量で含有してなる上記第1または2項記
載の組成物。
【0054】4.該組成物は不活性の固体または液体の
希釈剤に分散され、組成物中の式(II)のピラゾール
カルボキシアミド対式(I)のニトロピロールまたはピ
ロールカルボニトリルの比は約1:1〜2:1である上
記第3項記載の相乗作用をもった殺ダニ性組成物。
【0055】5.不活性希釈剤が水であり、希釈された
水性組成物は各化合物を1ヘクタール当たり約0.02
5〜0.8kg施用するのに十分な量の活性成分と陰イ
オン性または陰イオン性/非イオン性表面活性剤混合物
とを含んでいる上記第3項記載の組成物。
【0056】6.生育した植物を害虫および植物のダニ
の侵入および攻撃から防禦する際、該植物に約0.02
5〜0.80kg/haの式(II)
【0057】
【化14】
【0058】但し式中R10は水素原子、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベン
ジルを表し、
【0059】
【化15】
【0060】を表し、この際R6、R7およびR15は
それぞれ水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを表
し、R8およびR9はそれぞれ水素、ハロゲン、C1〜
C8アルキル、C3〜C5アルケニル、C3〜C5アル
キニル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C4アルコ
キシアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ
アルキル、ニトロ、トリフルオロメチル、フェニル、ベ
ンジル、フェノキシ、ベンジロキシ、アミノ、C1〜C
4アルキルアミノ、シアノ、C2〜C8ジアルキルアミ
ノ、カルボキシルC2〜C5アルコキシカルボニル、C
2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C11ジア
ルキルアミノカルボニル、ピペリジノカルボニル、モル
フォリノカルボニル、トリメチルシリル、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、または
C1〜C4アルキルスルフォニルであり、R11は水素
、ハロゲン、C1〜C4アルキル、ニトロ、シアノ、C
1〜C5アルキルアミノ、C2〜C10ジアルキルアミ
ノ、またはC2〜C7アシルアミノであるが、R6、R
7、R8およびR9のすべてが水素原子の場合、R10
はC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、フェ
ニルまたはベンジルであり、R12およびR13はそれ
ぞれ独立に水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロ
アルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはフェニルを
表すものとする、の構造をもつアリールピラゾールカル
ボキシアミド;および約0.025〜0.80kg/h
aの式(I)
【0061】
【化16】
【0062】但し式中XはH、F、Cl、Br、Iまた
はCF3であり、YはH、F、Cl、Br、I、CF3
またはCNであり、WはCNまたはNO2であり、Aは
H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C4モノハロアル
キルであって、それぞれ随時1〜3個のハロゲン原子、
1個のシアノ、1個のヒドロキシ、1または2個のC1
〜C4アルコキシ基、但し該アルコキシ基はそれぞれ随
時1〜3個のハロゲン原子、1個のC1〜C4アルキル
チオ基、1個のC1〜C4カルボアルコキシ基、1個の
C1〜C6アルキルカルボニルオキシ基、1個のC2〜
C6アルケニルカルボニルオキシ基、1個のベンゼンカ
ルボニルオキシ基、またはクロロ、ジクロロまたはメチ
ル置換ベンゼンカルボニルオキシ基で置換されているこ
とができる、随時C1〜C3アルコキシまたは1〜3個
のハロゲン原子で置換された1個のフェニル、随時1〜
3個のハロゲン原子で置換された1個のフェノキシ基、
随時1個のハロゲン原子で置換されたベンジルオキシ基
、随時1〜3個のハロゲン原子で置換されたC3〜C4
アルケニル基;シアノ、随時1個のハロゲン原子で置換
されたC3〜C4アルキニル基、ジ−(C1〜C4アル
キル)アミノカルボニル、C3〜C6ポリメチレンイミ
ノカルボニルで置換されていることができ、LはH、F
、ClまたはBrであり、MおよびRはそれぞれ独立に
H、C1〜C3アルキル、C1〜C3アルコキシ、C1
〜C3アルキルチオ、C1〜C3アルキルスルフィニル
、C1〜C3アルキルスルフォニル、シアノ、F、Cl
、Br、I、ニトロ、CF3、R1CF2Z、R2CO
またはNR3R4であって、MおよびRが隣接した位置
にありそれが結合した炭素原子で結合している場合には
、MRは
【0063】
【化17】
【0064】の構造を表すことができ、ZはS(O)n
またはOであり、R1はH、F,CHF2、CHFCl
またはCF3であり、R2はC1〜C3アルキル、C1
〜C3アルコキシまたはNR3R4であり、R3はHま
たはC1〜C3アルキルであり、R4はH、C1〜C3
アルキル、またはR5COであり、R5はHまたはC1
〜C3アルキルであり、nは0、1または2の整数であ
る、の植物のダニに対して相乗作用をもつアリールニト
ロピロールまたはアリールピロールカルボニトリルを該
植物の葉および幹に施用する方法。
【0065】7.式(I)および(II)の化合物を別
々にまたは混合物として陰イオン性または陰イオン性/
非イオン性表面活性剤混合物を含む希釈された水性噴霧
の形で施用する上記第6項記載の方法。
【0066】8.陰イオン性または陰イオン性/非イオ
ン性表面活性剤混合物、および式(I)においてWがシ
アノであってピロール環の3の位置の炭素上にあり、X
がハロゲン、YがCF3、AがC1〜C4アルコキシで
置換されたC1〜C4アルキル、Lが水素、MおよびR
がそれぞれ独立にハロゲンであるアリールピロールカル
ボニトリルを約0.025〜0.8kg/ha、および
N−(p−t−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エ
チル−1−メチルピラゾール−5−カルボキシアミドを
約0.025〜0.8kg/haの割合で処理区域に施
用するのに十分な量で含む水性噴霧を害虫および植物の
ダニ、その餌、および棲息区域に接触させる害虫および
植物のダニの抑制方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アリールニトロフェノールおよびアリ
    ールピラゾールカルボキシアミドを含有して成ることを
    特徴とする相乗効果をもった殺ダニ性組成物。
  2. 【請求項2】  アリールピラゾールカルボキシアミド
    およびアリールピロールカルボキシアミドを含有して成
    ることを特徴とする相乗効果をもった殺人ダニ性組成物
  3. 【請求項3】  生育した植物を害虫および植物のダニ
    の侵入および攻撃から防禦する際、該植物に約0.02
    5〜0.80kg/haの式(II) 【化1】 但し式中R10は水素原子、C1〜C4アルキル、C1
    〜C4ハロアルキル、フェニルまたはベンジルを表し、
    【化2】 を表し、この際R6、R7およびR15はそれぞれ水素
    、C1〜C4アルキルまたはフェニルを表し、R8およ
    びR9はそれぞれ水素、ハロゲン、C1〜C8アルキル
    、C3〜C5アルケニル、C3〜C5アルキニル、C3
    〜C6シクロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル
    、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、ニ
    トロ、トリフルオロメチル、フェニル、ベンジル、フェ
    ノキシ、ベンジロキシ、アミノ、C1〜C4アルキルア
    ミノ、シアノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、カルボキ
    シル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C4〜C7シ
    クロアルコキシカルボニル、C3〜C9アルコキシアル
    コキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニ
    ル、C3〜C11ジアルキルアミノカルボニル、ピペリ
    ジノカルボニル、モルフォリノカルボニル、トリメチル
    シリル、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキル
    スルフィニル、またはC1〜C4アルキルスルフォニル
    であり、R11は水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル
    、ニトロ、シアノ、C1〜C5アルキルアミノ、C2〜
    C10ジアルキルアミノ、またはC2〜C7アシルアミ
    ノであるが、R6、R7、R8およびR9のすべてが水
    素原子の場合、R10はC1〜C4アルキル、C1〜C
    4ハロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、R1
    2およびR13はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アル
    キル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアル
    キルまたはフェニルを表すものとする、の構造をもつア
    リールピラゾールカルボキシアミド;および約0.02
    5〜0.80kg/haの式(I) 【化3】 但し式中XはH、F、Cl、Br、IまたはCF3であ
    り、YはH、F、Cl、Br、I、CF3またはCNで
    あり、WはCNまたはNO2であり、AはH、C1〜C
    4アルキルまたはC2〜C4モノハロアルキルであって
    、それぞれ随時1〜3個のハロゲン原子、1個のシアノ
    、1個のヒドロキシ、1または2個のC1〜C4アルコ
    キシ基、但し該アルコキシ基はそれぞれ随時1〜3個の
    ハロゲン原子、1個のC1〜C4アルキルチオ基、1個
    のC1〜C4カルボアルコキシ基、1個のC1〜C6ア
    ルキルカルボニルオキシ基、1個のC2〜C6アルケニ
    ルカルボニルオキシ基、1個のベンゼンカルボニルオキ
    シ基、またはクロロ、ジクロロまたはメチル置換ベンゼ
    ンカルボニルオキシ基で置換されていることができる、
    随時C1〜C3アルコキシまたは1〜3個のハロゲン原
    子で置換された1個のフェニル、随時1〜3個のハロゲ
    ン原子で置換された1個のフェノキシ基、随時1個のハ
    ロゲン原子で置換されたベンジルオキシ基、随時1〜3
    個のハロゲン原子で置換されたC3〜C4アルケニル基
    ;シアノ、随時1個のハロゲン原子で置換されたC3〜
    C4アルキニル基、ジ−(C1〜C4アルキル)アミノ
    カルボニル、C3〜C6ポリメチレンイミノカルボニル
    で置換されていることができ、LはH、F、Clまたは
    Brであり、MおよびRはそれぞれ独立にH、C1〜C
    3アルキル、C1〜C3アルコキシ、C1〜C3アルキ
    ルチオ、C1〜C3アルキルスルフィニル、C1〜C3
    アルキルスルフォニル、シアノ、F、Cl、Br、I、
    ニトロ、CF3、R1CF2Z、R2COまたはNR3
    R4であって、MおよびRが隣接した位置にありそれが
    結合した炭素原子で結合している場合には、MRは 【化4】 の構造を表すことができ、ZはS(O)nまたはOであ
    り、R1はH、F,CHF2、CHFClまたはCF3
    であり、R2はC1〜C3アルキル、C1〜C3アルコ
    キシまたはNR3R4であり、R3はHまたはC1〜C
    3アルキルであり、R4はH、C1〜C3アルキル、ま
    たはR5COであり、R5はHまたはC1〜C3アルキ
    ルであり、nは0、1または2の整数である、の植物の
    ダニに対して相乗作用をもつアリールニトロピロールま
    たはアリールピロールカルボニトリルを該植物の葉およ
    び幹に施用することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  陰イオン性または陰イオン性/非イオ
    ン性表面活性剤混合物、および特許請求の範囲第3項記
    載の式(I)においてWがシアノであってピロール環の
    3の位置の炭素上にあり、Xがハロゲン、YがCF3、
    AがC1〜C4アルコキシで置換されたC1〜C4アル
    キル、Lが水素、MおよびRがそれぞれ独立にハロゲン
    であるアリールピロールカルボニトリルを約0.025
    〜0.8kg/ha、およびN−(p−t−ブチルベン
    ジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾー
    ル−5−カルボキシアミドを約0.025〜0.8kg
    /haの割合で処理区域に施用するのに十分な量で含む
    水性噴霧を害虫および植物のダニ、その餌、および棲息
    区域に接触させることを特徴とする害虫および植物のダ
    ニの抑制方法。
JP35638191A 1990-12-26 1991-12-24 殺虫性および相乗効果をもつた殺ダニ性組成物 Expired - Lifetime JP3157887B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US634289 1990-12-26
US07/634,289 US5187184A (en) 1990-12-26 1990-12-26 Insecticidal and synergistic miticidal compositions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04295403A true JPH04295403A (ja) 1992-10-20
JP3157887B2 JP3157887B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=24543185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35638191A Expired - Lifetime JP3157887B2 (ja) 1990-12-26 1991-12-24 殺虫性および相乗効果をもつた殺ダニ性組成物

Country Status (16)

Country Link
US (2) US5187184A (ja)
EP (1) EP0492125B1 (ja)
JP (1) JP3157887B2 (ja)
KR (1) KR100187947B1 (ja)
AT (1) ATE157220T1 (ja)
AU (1) AU645413B2 (ja)
BR (1) BR9105582A (ja)
DE (1) DE69127429T2 (ja)
DK (1) DK0492125T3 (ja)
EG (1) EG19713A (ja)
ES (1) ES2108024T3 (ja)
GR (1) GR3025303T3 (ja)
IL (2) IL100110A0 (ja)
RU (1) RU2073438C1 (ja)
TR (1) TR25803A (ja)
ZA (1) ZA9110137B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539139A (ja) * 1999-03-12 2002-11-19 アメリカン・サイアナミド・カンパニー 相乗的殺虫組成物

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL121430A (en) * 1996-08-02 2002-03-10 American Cyanamid Co Process for the preparation of arylpyrrole particles in the form of stable crystals and concentrated suspending preparations containing stable arylpyrrole particles, which are a product of the process
WO1998006259A2 (en) * 1996-08-16 1998-02-19 Monsanto Company Sequential application method for treating plants with exogenous chemicals
US5821195A (en) * 1996-08-16 1998-10-13 Monsanto Company Sequential application method for enhancing glyphosate herbicidal effectiveness with reduced antagonism
JP4055021B2 (ja) * 1996-11-25 2008-03-05 日本農薬株式会社 殺虫・殺ダニ剤
JP4126621B2 (ja) * 1996-11-25 2008-07-30 日本農薬株式会社 殺虫・殺ダニ剤
JP4055022B2 (ja) * 1996-12-11 2008-03-05 日本農薬株式会社 殺虫・殺ダニ剤
US6869613B2 (en) 1998-03-31 2005-03-22 Basf Aktiengesellschaft Sprayable insecticidal compositions having enhanced efficacy
CA2317778A1 (en) 1999-09-29 2001-03-29 Vivienne E. Harris Synergistic insecticidal formulations of pyridaben and strobilurins
DE10042736A1 (de) * 2000-08-31 2002-03-14 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE10103416A1 (de) * 2001-01-26 2002-08-01 Bayer Ag Elektrolumineszierende Anordnungen
PL2256106T3 (pl) 2003-07-22 2015-08-31 Astex Therapeutics Ltd Związki 3,4-pochodne 1h-pirazolu i ich zastosowanie jako kinazy zależne od cyklin (cdk) i modulatory kinazy syntazy glikogenu-3 (gsk-3)
US8404718B2 (en) 2005-01-21 2013-03-26 Astex Therapeutics Limited Combinations of pyrazole kinase inhibitors
AR054425A1 (es) 2005-01-21 2007-06-27 Astex Therapeutics Ltd Sales de adicion de piperidin 4-il- amida de acido 4-(2,6-dicloro-benzoilamino) 1h-pirazol-3-carboxilico.
CN105622598B (zh) * 2016-02-26 2017-12-22 河南好年景生物发展有限公司 用于杀虫的芳基吡咯腈类化合物及制备方法和用途以及农用杀虫剂及防治害虫方法
AU2016259360B1 (en) * 2016-11-16 2017-09-07 Rotam Agrochem International Company Limited A novel crystalline form of chlorfenapyr, a process for its preparation and use of the same
CN108976157A (zh) * 2018-09-13 2018-12-11 天津市天地创智科技发展有限公司 溴虫腈晶型ii及其制备方法
CN110218170A (zh) * 2019-07-03 2019-09-10 山东潍坊双星农药有限公司 一种混合型催化剂催化合成虫螨腈的生产工艺

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4134987A (en) * 1976-01-14 1979-01-16 Huppatz John L Compounds and compositions
DE3509567A1 (de) * 1985-03-16 1986-09-18 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Herbizide und insektizide mittel auf basis von pyrazolderivaten
DE3602728A1 (de) * 1985-05-17 1986-11-20 Bayer Ag, 51373 Leverkusen Schaedlingsbekaempfungsmittel auf basis von pyrazolderivaten
GB8607570D0 (en) * 1986-03-26 1986-04-30 Euro Celtique Sa Vaginal pharmaceutical preparation
JPS6425763A (en) * 1987-04-24 1989-01-27 Mitsubishi Chem Ind Pyrazoles and insecticide and acaricide containing said pyrazoles as active ingredient
US5010098A (en) * 1987-07-29 1991-04-23 American Cyanamid Company Arylpyrrole insecticidal acaricidal and nematicidal agents and methods for the preparation thereof
JPH01211582A (ja) * 1988-02-16 1989-08-24 Tanabe Seiyaku Co Ltd ベンゾジオキソール誘導体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539139A (ja) * 1999-03-12 2002-11-19 アメリカン・サイアナミド・カンパニー 相乗的殺虫組成物

Also Published As

Publication number Publication date
ATE157220T1 (de) 1997-09-15
US5591765A (en) 1997-01-07
KR920011357A (ko) 1992-07-24
RU2073438C1 (ru) 1997-02-20
TR25803A (tr) 1993-09-01
AU9005491A (en) 1992-07-02
EP0492125B1 (en) 1997-08-27
KR100187947B1 (ko) 1999-06-01
ES2108024T3 (es) 1997-12-16
DK0492125T3 (da) 1998-04-14
DE69127429T2 (de) 1998-01-02
EP0492125A1 (en) 1992-07-01
DE69127429D1 (de) 1997-10-02
IL100110A (en) 1996-06-18
EG19713A (en) 1995-10-31
ZA9110137B (en) 1992-10-28
AU645413B2 (en) 1994-01-13
BR9105582A (pt) 1992-09-01
IL100110A0 (en) 1992-08-18
US5187184A (en) 1993-02-16
JP3157887B2 (ja) 2001-04-16
GR3025303T3 (en) 1998-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04295403A (ja) 殺虫性および相乗効果をもつた殺ダニ性組成物
RU2092479C1 (ru) Производные 1-арилпирролов, инсектоакарицидонематоцидная композиция и способ борьбы с насекомыми
KR100314220B1 (ko) 살충제및 진드기 구충제로서 n-아릴히드라진 유도체
KR100236239B1 (ko) N-알카노일아미노메틸 및 n-아로일아미노 메틸 피롤 화합물, 이를 포함하는 조성물, 이의 제조방법 및 살충 및 진드기 구충제로서 이의 사용
JPS63179849A (ja) プロペン酸誘導体,その製造方法及びプロペン酸誘導体を含有する殺菌剤組成物
SK281061B6 (sk) Herbicídny produkt, herbicídny prostriedok obsahujúci tento produkt a spôsob potláčania rastu burín týmto produktom
JP2525731B2 (ja) 軟体動物駆除剤組成物及び駆除方法
KR20090073252A (ko) 신규한 피리다진 유도체
WO2001017965A2 (en) Cyanopiperidines as pesticides
KR20000057218A (ko) 살충/살비제 조성물
JP3242943B2 (ja) 殺昆虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤および殺軟体動物剤として有用な新規なn−アシル化されたアリールピロール類
JP2003509345A (ja) 米及び他の作物に被害を与える害虫を防除するための組成物及び方法
JPH1149755A (ja) 新規含窒素ヘテロ環誘導体およびそれを有効成分とする殺虫殺ダニ組成物
EA005216B1 (ru) Синергетические инсектицидные композиции
JPH03287585A (ja) ウラシル誘導体および有害生物防除剤
JPS63126804A (ja) 農園芸用殺虫組成物
JPH08507053A (ja) ピリミジン誘導体および有害生物防除剤としてのそれらの使用方法
JPS63126805A (ja) 農園芸用の殺虫組成物
JPS6368505A (ja) 農業用殺虫殺菌組成物
JPS59148758A (ja) 置換されたアルカンチオカルボン酸誘導体類
JPH06293609A (ja) ヒドラジン系化合物とピラゾール系化合物を含有する殺虫組成物
KR0168853B1 (ko) 살진균 및 살충 조성물
JPH03133908A (ja) 活性化合物類の殺菌・殺カビ剤性組み合わせ物
JPH06293610A (ja) 殺虫・殺菌組成物
JPH06298609A (ja) ヒドラジン系化合物を含有する殺虫組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term