JPH04293407A - 移植機の苗自動供給装置 - Google Patents

移植機の苗自動供給装置

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JPH04293407A
JPH04293407A JP6052391A JP6052391A JPH04293407A JP H04293407 A JPH04293407 A JP H04293407A JP 6052391 A JP6052391 A JP 6052391A JP 6052391 A JP6052391 A JP 6052391A JP H04293407 A JPH04293407 A JP H04293407A
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JP
Japan
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seedling
seedlings
defective
holder
sensor
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Pending
Application number
JP6052391A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fukutaka
恭史 福高
Masashi Izuhara
出原 政司
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移植部に苗を供給する
ための移植機の苗自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移植部に苗を供給するための従来の移植
機の苗自動供給装置には、苗を保持する多数の苗保持体
を並べて配置した送り機構を備え、該苗保持体を順次落
下位置に移送するように送り機構を駆動し、落下位置で
苗保持体から苗を順次移植部に落下させるようにしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
苗保持体に欠株苗や生育不良苗が苗保持体に保持された
場合、その不良の苗がそのまま移植部に送られて、移植
されてしまう惧れがあった。本発明は上記問題点に鑑み
、一部の苗保持体に不良の苗が保持された場合、その不
良苗を取除いて、選別した良質の苗のみを移植できるよ
うにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術的手段は、苗20を保持する多数
の苗保持体62を並べて配置した送り機構57を備え、
該苗保持体63を順次落下位置Aに移送するように送り
機構57を駆動し、落下位置Aで苗保持体63から苗2
0を順次移植部65に落下させるようにした移植機の苗
自動供給装置において、苗保持体63の苗20が不良で
あることを検出する不良センサ97が設けられ、該セン
サ97により検出した不良の苗20が苗保持体63から
移植部65に落下するのを阻止する落下阻止機構87が
設けられている点にある。第2の技術的手段は、前記不
良センサ97の検出後に、不良の苗20を保持した苗保
持体63が落下位置Aを高速で通過するように、前記送
り機構57を高速で間欠駆動させる制御手段104 が
設けられている点にある。第3の技術的手段は、苗20
を保持する多数の苗保持体63を並べて配置した送り機
構57を備え、該苗保持体63を順次落下位置Aに移送
するように送り機構57を1ピッチ毎に間欠駆動し、落
下位置Aで苗保持体63から苗20を順次移植部65に
落下させるようにした移植機の苗自動供給装置において
、苗保持体63の苗20が不良であることを検出する不
良センサ97が設けられ、該センサ97により検出した
不良の苗20が苗保持体63から移植部65に落下する
のを阻止する落下阻止機構87が設けられ、前記不良セ
ンサ97の検出後に、不良の苗20を保持した苗保持体
63が落下位置Aで停止しないように前記送り機構57
を2ピッチ間欠駆動させる制御手段104が設けられて
いる点にある。
【0005】
【作用】苗保持体63に保持された苗20の中に不良苗
があっても、その不良苗を取除いて苗保持体63から良
質の苗20のみが移植部65に順次落下する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図1乃至図12において、本発明の苗自動供給装置
は移植機構を備えた走行機体上に平行又は交差状に載置
され、苗箱から取出した苗を移植機構の移植部へ供給す
るものである。1 は昇降台で、前壁板2 を備えると
共に、左右一対の側枠3を三段備える。各側枠3 は前
壁板2 に後方突設され、各段の左右一対の側枠3 に
よって苗箱4 を載置する苗箱支持体5 が三段形成さ
れている。
【0007】7 は昇降台1 を昇降させるための昇降
装置で、左右一対の昇降用レール9 、ねじ軸12及び
苗箱昇降用モータ14等を備える。前壁板2 の左右両
端部は、案内ローラ8 を介して左右一対の昇降用レー
ル9 に昇降自在に支持されている。また前壁板2 の
左右方向中央部には取付台10を介してナット11が固
着され、このナット11は上下方向のねじ軸12に螺合
されると共に、取付台10はねじ軸12に上下動自在に
挿通されている。ねじ軸12は上下一対のベアリング1
3を介して軸心廻り回転自在に支持されると共に、苗箱
昇降用モータ14により、回転軸15及びギヤ16,1
7 を介して軸心廻りに回転駆動されるようになってい
る。従って、苗箱昇降用モータ14によりねじ軸12を
軸心廻りに回転させて、ナット11をねじ軸12に対し
て上下移動させ、これにより昇降台1 を昇降させるよ
うになっている。
【0008】前記苗箱4 は、合成樹脂等により構成し
た長方板に、上下に貫通した角孔形状の保持孔19を左
右方向に8個で前後方向に多数個並ぶように形成して成
り、各保持孔19に苗20を1個ずつ嵌合保持するよう
になっている。22は苗箱4 を移植部側に移送するた
めの移送装置で、左右一対の前フレーム23、左右一対
の後フレーム24、左右一対のチェーン25、苗箱移送
用ステッピングモータ26等を備える。前フレーム23
及び後フレーム24は平面コ字形の左右一対の案内レー
ル27を前後に挟むように前後方向に配置されている。
【0009】28はフレーム23,24 に設けた移送
ローラで、フレーム23,24 に左右方向の支持軸2
9を介して前後方向に間隔をおいて複数個設けられ、苗
箱支持体5 が横送り機構57側への供給高さ位置Hま
で下降したとき、苗箱支持体5 の苗箱4 が前記移送
ローラ28に前後移動自在に載置されるようになってい
る。31は前フレーム23に設けた回転軸で、左右一対
の前フレーム23前端部間にベアリング32等を介して
回転自在に支持され、この回転軸31に左右一対の前ス
プロケット33が固設されている。34は後フレーム2
4に設けた回転軸で、左右一対の後フレーム24後端部
間にベアリング35等を介して回転自在に支持され、こ
の回転軸34に左右一対の後スプロケット36が固設さ
れている。前記各チェーン25は前スプロケット33と
後スプロケット36との間に夫々巻回されている。各チ
ェーン25には移送ローラ28上の苗箱4 を前後に挟
持するように係合保持する一対の係合片37,38が4
組設けられている。
【0010】前記苗箱送り用ステッピングモータ26は
、ギヤ39,40を介して回転軸34を軸心廻りに回転
駆動するようになっている。41はチェーンカバーであ
る。43は苗箱4 の苗20を突き上げるための突き上
げ機構で、前記左右一対の案内レール27と、苗箱4 
の保持孔19に対応するように設けた8本の突き上げ杆
44と、各突き上げ杆44を連結支持する支持部材45
と、苗押出し用モータ46と、該モータ46によりギヤ
47,48 を介して左右軸49廻りに回転駆動される
リンク部材50と、支持部材45とリンク部材50とを
連結する連結部材51とを備える。突き上げ杆44は、
左右軸廻り回転自在のローラ52を介して案内レール2
7に上下動自在に保持され、モータ46の駆動によって
、リンク部材50が左右軸49廻りに回転して連結部材
51が支持部材45を介して突き上げ杆44を上下移動
させ、これにより苗箱4 の苗20を苗箱4 から突き
上げるようになっている。53は左右一対の持上り防止
ガイドで、後フレーム24に突設した支持軸54に前記
移送ローラ28と共に取付けられ、後フレーム24側に
移送された苗箱4 を上方に持上がらないように係合す
るようになっている。
【0011】57は苗箱4 の苗20を移植部65へ供
給する横送り機構で、縦軸58,59 に夫々外嵌固着
した左右一対のスプロケット60,61 と、スプロケ
ット60,61 に巻回したチェーン62と、チェーン
62全周に亘って取付けた多数の苗保持体63と、苗送
り用ステッピングモータ64と、移植部65とを備える
。苗送り用ステッピングモータ64は、ギヤ66,67
 、回転軸68、ギヤ69,70 及び縦軸58を介し
て、スプロケット60,61 及びチェーン62を矢印
d方向に回転駆動するように構成されている。苗保持体
63は底壁部72と側壁部73とを開閉自在に備え、苗
保持体63はバネ74により底壁部72と側壁部73と
が開放するように付勢されており、苗保持体63がチェ
ーン62前方側に移動したとき、苗保持体63は棒材7
5によってバネ74に抗して閉塞状態に保持されると共
に、苗保持体63が棒材75から外れた落下位置Aに移
動したとき、バネ74の付勢によって底壁部72と側壁
部73とが開放状態になって、保持していた苗20を苗
保持体63から移植部65に落下させるようになってい
る。移植部65は左右一端側の苗保持体63の下方に配
置され、苗保持体63から落下された苗20を受けて、
順次畝等に植付けてゆく。
【0012】79は苗押出機構で、左右一対の支持板8
0に筒体81を介して軸心廻り回動自在に支持された支
持軸82と、該支持軸82に固着された左右一対の揺動
杆83と、一対の揺動杆83の下端部間に連結した押出
杆84と、一対の支持板80に夫々取付けた左右一対の
ソレノイド85とを備える。各ソレノイド85の作動片
86が各揺動杆83の上端部に連結されており、ソレノ
イド85の作動により作動片86が矢印b方向に吸引さ
れて、揺動杆83が矢印c方向に揺動し、これにより、
突き上げ機構43にて突上げられた8個の苗20を、押
出杆84で後方に押し出して苗保持体63に保持させる
ようになっている。
【0013】87は不良の苗20が苗保持体63から移
植部65に落下するのを阻止する落下阻止機構で、ソレ
ノイド88と、左右方向の支持軸93廻りに揺動自在の
揺動部材94とを備え、ソレノイド88の作動片88a
 が揺動部材94の下端部に連結されており、ソレノイ
ド88の作動により作動片88a が矢印d方向に吸引
されて、揺動部材94が矢印e方向に揺動し、これによ
り、落下位置Aの苗保持体63の底壁部72を揺動部材
94で前方に押圧して、落下位置Aの苗保持体63をバ
ネ74に抗して閉塞状態に保持し、保持していた苗20
を苗保持体63から移植部65に落下させないようにす
る。
【0014】89はリミットスイッチ等により構成した
第1センサで、苗箱支持体5 の苗箱4の接触により苗
箱支持体5 が供給高さ位置Hにあることを検出する。 90は第2センサで、各係合片37に突設した突出片等
との接触によって苗箱4 が苗箱支持体5から移植部6
5側に移送されたことを検出する。91は第3センサで
、前壁板52の接触によって最上段の苗箱支持体5 が
供給高さ位置Hよりもやや下方位置にあることを検出す
る。92は第4センサで、前壁板52の接触によって最
下段の苗箱支持体5 が供給高さ位置Hよりもやや上方
位置にあることを検出する。
【0015】97は不良センサで、放電管等により構成
され、落下位置Aよりも1ピッチ手前にある苗保持体6
3の苗20が欠株苗や生育不足苗等の不良苗であること
を検出する。図13は制御系のブロック図を示し、同図
において、95はコンピュータ等により構成した制御装
置で、始動スイッチ96、センサ89,90,91,9
2 及び不良センサ97からの信号を入力し、モータ1
4,26,46,64 及びソレノイド85,88 を
制御するように構成され、下降制御手段99、移送制御
手段100 、上昇制御手段101 、突き上げ制御手
段102 、押出し制御手段103 、移植部制御手段
104 及び落下阻止制御手段105 を有する。
【0016】下降制御手段99は、苗箱4 の供給動作
開始時及び第2センサ90が検出状態になったとき、第
1センサ89が検出状態になるまで昇降台1 が下降す
るように苗箱昇降用モータ14を駆動する。移送制御手
段100 は、第1センサ89が検出状態になったとき
、第2センサ90が検出状態になるまで苗箱4 が1ピ
ッチ(前後方向に隣り合う苗20の間隔) ずつ間欠的
に後方移動するように苗箱移送用ステッピングモータ2
6を駆動する。
【0017】突き上げ制御手段102 は、前記移送制
御手段100 によって苗箱4 が1ピッチ後方移動し
た後、突き上げ杆44を図7に実線で示す下位置から鎖
線で示す上位置を移動させて再び下位置に戻すように苗
押出し用モータ46を駆動する。押出し制御手段103
 は、前記突き上げ制御手段102 に制御により突き
上げ杆44が図6に鎖線で示す如く上位置に移動したと
きは、一対のソレノイド85を作動して揺動杆83を図
7に実線で示す前方揺動位置から鎖線で示す如く後方へ
揺動させて、突き上げ杆44によって突き上げられた苗
20を押出杆84にて後方に押圧させて苗保持体63に
苗20を保持させる。
【0018】横送り制御手段104 は、前記押出し制
御手段103の制御により押出杆84にて苗保持体63
に苗20を保持させた後、チェーン62を8ピッチだけ
矢印d方向に1ピッチずつ間欠回動させるように苗送り
用ステッピングモータ64を駆動し、苗保持体63の苗
20を移植部65に落下させる。また、横送り制御手段
104は、不良センサ97の検出後に、横送り機構57
の苗送り用ステッピングモータ64を高速で (通常速
度の略2倍の速さで)2ピッチ間欠駆動させ、これによ
り、不良の苗20を保持した苗保持体63が落下位置A
で停止することなく落下位置Aを高速で通過するように
なっている。
【0019】落下阻止制御手段105 は、不良センサ
97の検出後一定期間ソレノイド88を作動し、これに
より、不良センサ97により検出した不良の苗20が苗
保持体63から移植部65に落下するのを阻止する。上
昇制御手段101 は、第3センサ91が検出状態にな
ったとき、第4センサ92が検出状態になるまで昇降台
1 が上昇するように苗箱昇降用モータ14を駆動する
【0020】次に、図14に示すフローチャートを参照
しながら動作を説明する。昇降台1の最下段の苗箱支持
体5 が供給高さ位置Hよりもやや上方位置になるよう
に、昇降台1 を上昇させ、各苗箱支持体5 に多数の
苗20を保持した苗箱4 を載置し、この状態で始動ス
イッチ96のオン操作等によって移植動作を開始させる
。すると、まず、ステップ(1) で、下降制御手段9
9の制御によって苗箱昇降用モータ14が正転駆動し、
昇降台1 が下降する。ステップ(2) で、第1セン
サ89が検出状態か否かを判別し、検出状態でなければ
ステップ(1)に戻り、検出状態になればステップ(3
) に進む。これにより、昇降台1 は最下段の苗箱支
持体5 が供給高さ位置Hに位置するまで下降する。
【0021】第1センサ89が検出状態になると、ステ
ップ(3) で、苗箱昇降用モータ14の正転駆動を停
止し、ステップ(4) で、移送制御手段100 の制
御によって、苗箱4 を1ピッチずつ後方移動させるよ
うに苗箱移送用ステッピングモータ26が駆動する。ス
テップ(5) で、第2センサ90が検出状態か否かを
判別し、検出状態でなければステップ(4) に戻り、
検出状態になれば、ステップ(6) に進む。これによ
り、供給高さ位置Hにある苗箱4 が前フレーム23側
から後フレーム24側に移動して、第1センサ89が検
出状態になるまで1ピッチずつ後方移動をくり返す。
【0022】そして、苗箱4 が1ピッチずつ後方移動
する間に次の動作が行われる。1ピッチの後方移動毎に
、苗押出し用モータ46の駆動により突上げ杆44が上
昇して苗箱4 の苗20が苗箱4 から上方に突き上げ
られる。その突き上げられた苗20は、左右一対のソレ
ノイド85の作動にて押出杆84が後方揺動することに
より、後方に押圧されて、苗保持体63に保持される。 苗保持体63に保持された苗20は、苗送り用ステッピ
ングモータ64の間欠駆動によりチェーン62が矢印d
方向に1ピッチずつ間欠回動することによって、苗保持
体63から移植部65に落下し、移植部65によって植
付けられる。
【0023】苗箱4 が前フレーム23側から後フレー
ム24側に移動して、第2センサ90が検出状態になる
と、ステップ(6) で、苗箱移送用ステッピングモー
タ26が駆動停止し、ステップ(7) に進む。ステッ
プ(7) で、第3センサ91が検出状態か否かを判別
し、第3センサ91が検出状態でなければ、ステップ(
1) に戻り、再びステップ(1) からステップ(7
) の動作をくり返し、これにより次の段の苗箱支持体
5 が供給高さ位置Hに下降し、上記と同様に苗20が
順次植付けられる。
【0024】そして、最上段の苗箱支持体5 の苗箱4
 の苗20の植付けが終了し、最上段の苗箱支持体5 
が供給高さ位置Hよりやや下方位置になって、第3セン
サ91が検出状態になると、ステップ(8)からステッ
プ(9) に進む。ステップ(9) で、上昇制御手段
101 の制御によって、昇降台1 が上昇するように
苗箱昇降用モータ14が逆転駆動され、ステップ(10
)で、第4センサ92が検出状態か否かを判別し、検出
状態でなければ、ステップ(9) に戻り、検出状態に
なると、ステップ(11)に進み、苗箱昇降用モータ1
4の逆転駆動が停止する。これにより、最下段の苗箱支
持体5 が供給高さ位置Hよりやや上方位置になるまで
昇降台1 が上昇して停止する。
【0025】図15は苗の横送り及び不良苗の落下阻止
動作のフローチャートを示している。8個の苗保持体6
3に苗20が保持されると、ステップ(41)で苗横送
り回数Mを0に初期設定する。ステップ(42)で、苗
送り用ステッピングモータ64が1ステップ毎にオンオ
フし、これにより苗保持体63が落下位置Aに順次移送
され、苗保持体63の苗20が移植部65に順次落下さ
れる。ステップ(43)で、苗横送り回数Mに1が加算
され、ステップ(44)に進む。 ステップ(44)で苗横送り回数Mが横送りの設定回数
Z(苗保持体63に苗20が保持された個数8)と同一
か否かを判別し、同一であれば、横送り動作が終了する
。同一でなければ、ステップ(45)に進み、ステップ
(45)で不良センサ97が検出状態か否かを判別し、
検出状態でなければステップ(42)に戻る。
【0026】不良センサ97が検出状態になると、ステ
ップ(46)(47)に進み、ステップ(46)でソレ
ノイド(88)を一定期間オンすると共に、ステップ(
47)で苗送り用ステッピングモータ64を苗保持体6
3が高速にて2ピッチ間欠回動する。その結果、不良の
苗20を保持した苗保持体63が落下位置Aを停止する
ことなく高速で通過し、不良の苗20が移植部65に落
下されず、不良の苗20の次の苗保持体63から苗20
が移植部65に落下される。なお、不良の苗20は落下
位置Aを通過した後に不良苗収納ケース等に落とされる
【0027】ステップ(46)(47)からステップ(
48)に進み、ステップ(48)で苗横送り回数Mに2
が加算され、ステップ(49)に進む。ステップ(49
)で苗横送り回数Mが横送りの設定回数Z(苗保持体6
3に苗20が保持された個数8)と同一か否かを判別し
、同一であれば、横送り動作が終了する。同一でなけれ
ば、ステップ(41)に戻る。従って、苗保持体63に
保持された苗20の中に欠株苗や生育不足苗等の不良苗
があっても、その不良苗を取除いて苗保持体63から良
質の苗20のみが略一定時間毎に移植部65に順次1個
ずつ落下する。
【0028】図16及び図17は他の実施例を示し、前
記第3センサ91を省略すると共に、制御装置95にカ
ウンタ手段106 を設けている。カウンタ手段106
 は、初期値0から第2センサ90が検出状態になる回
数、即ち苗箱4 が前フレーム23側から後フレーム2
4側に移送された苗箱4 の個数をカウントする。そし
て、前記上昇制御手段101 は、カウンタ手段106
 によるカウント数が昇降台1 の苗箱支持体5 の段
数「3」になったとき、第4センサ92が検出状態にな
るまで昇降台1 が上昇するように苗箱昇降用モータ1
4を駆動する。その他の点は前記実施例と同様の構成で
ある。
【0029】次に、図17のフローチャートを参照しな
がら動作を説明する。ステップ(21)で、カウンタ手
段106 のカウント数Nを0に初期設定する。ステッ
プ(22)乃至ステップ(26)で前記実施例のステッ
プ(1) 乃至ステップ(5) と同様の動作をし、苗
箱支持体5 が供給高さ位置Hまで下降した後、その苗
箱支持体5の苗箱4 が横送り機構57側に移送され、
苗箱4 の苗20が、順次苗保持体63に保持され、移
植部65により順次植付けされる。
【0030】そして、苗箱4 が前フレーム23側から
後フレーム24側に移送され、第2センサ90が検出状
態になると、ステップ(26)からステップ(27)に
進み、ステップ(27)で苗箱移送用ステッピングモー
タ26を駆動停止した後、ステップ(28)で、カウン
タ手段106 によるカウント数Nに1が加算され、ス
テップ(29)に進む。ステップ(29)でカウンタ手
段106 によるカウント数Nが苗箱支持体5 の段数
Xと同一か否かを判別し、同一でなければ、ステップ(
22)に戻り、これにより次の段の苗箱支持体5 は供
給高さ位置Hに下降し、該苗箱支持体5 の苗箱4 の
苗20が順次植付けられてゆく。
【0031】またカウンタ手段106 によるカウント
数Nが苗箱支持体5 の段数Xと同一になると、ステッ
プ(29)から(30)に進み、ステップ(30)で、
苗箱昇降用モータ14が逆転駆動され、昇降台1 が上
昇する。昇降台1 の上昇により最下段の苗箱支持体5
が供給高さ位置Hより高くなると、第4センサ92が検
出状態になり、ステップ(31)からステップ(32)
に進み、苗箱昇降用モータ14の逆転駆動が停止する。
【0032】そして、苗の横送り及び不良苗の落下阻止
動作は、前記実施例と同様に図15のフローチャートの
通り動作し、苗保持体63に保持された苗20の中に欠
株苗や生育不足苗等の不良苗があっても、その不良苗を
取除いて苗保持体63から良質の苗20のみが略一定時
間毎に移植部65に順次1個ずつ落下する。なお、前記
実施例では、不良センサ97の検出後に、横送り機構5
7のステッピングモータ64を高速で2ピッチ間欠駆動
させるようにしているが、これに代え、不良センサ97
の検出後に、不良の苗20を保持した苗保持体63が落
下位置Aで高速で通過するように、送り機構57を高速
で間欠駆動させるようにしてもよい。この場合、不良の
苗20を保持した苗保持体63が落下位置Aで停止する
こととなるが、その苗保持体63からの不良の苗20の
落下は阻止されると共に、次の苗保持体63からの苗2
0が落下する時間は比較的短かくて済む。
【0033】また、不良センサ97の検出後に、不良の
苗20を保持した苗保持体63が落下位置Aで停止しな
いように苗保持体63が前記横送り機構57を2ピッチ
間欠駆動させるようにしてもよい。この場合、不良の苗
20を保持した苗保持体63が落下位置Aで停止するこ
となく通常の速度で移動する。また、前記実施例では、
不良センサ97によって、落下位置Aより1ピッチ手前
にある苗保持体63の苗20が不良苗であることを検出
しているが、これに代え、図10に鎖線で示す如く不良
センサ97をより左右方向内方側に設け、この不良セン
サ97で落下位置Aより2ピッチ手前側にある苗保持体
63の苗20が不良苗であることを検出するようにして
もよく、この場合、不良センサ97の検出時から前記実
施例の場合よりも1ピッチ遅らせて落下阻止機構87を
作動させるようにすればよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、苗保持体63の苗20
が不良であることを検出する不良センサ97が設けられ
、該センサ97により検出した不良の苗20が苗保持体
63から移植部65に落下するのを阻止する落下阻止機
構87が設けられているので、苗保持体63に不良の苗
20が保持された場合でも、その不良の苗20を取除い
て、選別した良質の苗20のみを移植することができる
【0035】また、前記不良センサ97の検出後に、不
良の苗20を保持した苗保持体63が落下位置Aを高速
で通過するように、前記送り機構57を高速で間欠駆動
させる制御手段104 が設けられているので、苗20
を保持した苗保持体63があった場合、その苗保持体6
3を落下位置Aで高速で通過させて、より速く次の苗保
持体63の苗20を移植部65に落下させ、不良の苗2
0があった場合でも、スムーズに良質の苗20のみを順
次移植部65に落下させることができる。
【0036】また、不良センサ97の検出後に、不良の
苗20を保持した苗保持体63が落下位置Aで停止しな
いように前記送り機構57を2ピッチ間欠駆動させる制
御手段104 が設けられているので、不良の苗20が
あった場合でも、その不良の苗20を保持した苗保持体
63を落下位置Aで停止させることなく、次の苗保持体
63を落下位置Aにより迅速に移動させて、次の良質の
苗20のみを順次スムーズに移植部65に落下させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】前端部分の側断面図である。
【図4】前端部分の平面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】中央部分の側断面図である。
【図7】中央部分の拡大側断面図である。
【図8】中央部分の背断面図である。
【図9】中央部分の拡大背断面図である。
【図10】中央部分の平面図である。
【図11】後端側の背断面図である。
【図12】苗押出機構部分の平面図である。
【図13】制御系のブロック図である。
【図14】動作説明用のフローチャートである。
【図15】動作説明用のフローチャートである。
【図16】他の実施例を示す制御系のブロック図である
【図17】動作説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
20  苗 57  横送り機構 63  苗保持体 65  移植部 87  落下阻止機構 98  不良センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  苗(20)を保持する多数の苗保持体
    (62)を並べて配置した送り機構(57)を備え、該
    苗保持体(63)を順次落下位置 (A) に移送する
    ように送り機構(57)を駆動し、落下位置 (A) 
    で苗保持体(63)から苗(20)を順次移植部(65
    )に落下させるようにした移植機の苗自動供給装置にお
    いて、苗保持体(63)の苗(20)が不良であること
    を検出する不良センサ(97)が設けられ、該センサ(
    97)により検出した不良の苗(20)が苗保持体(6
    3)から移植部(65)に落下するのを阻止する落下阻
    止機構(87)が設けられていることを特徴とする移植
    機の苗自動供給装置。
  2. 【請求項2】  前記不良センサ(97)の検出後に、
    不良の苗(20)を保持した苗保持体(63)が落下位
    置 (A) を高速で通過するように、前記送り機構(
    57)を高速で間欠駆動させる制御手段(104) が
    設けられていることを特徴とする移植機の苗自動供給装
    置。
  3. 【請求項3】  苗(20)を保持する多数の苗保持体
    (63)を並べて配置した送り機構(57)を備え、該
    苗保持体(63)を順次落下位置 (A) に移送する
    ように送り機構(57)を1ピッチ毎に間欠駆動し、落
    下位置 (A) で苗保持体(63)から苗(20)を
    順次移植部(65)に落下させるようにした移植機の苗
    自動供給装置において、苗保持体(63)の苗(20)
    が不良であることを検出する不良センサ(97)が設け
    られ、該センサ(97)により検出した不良の苗(20
    )が苗保持体(63)から移植部(65)に落下するの
    を阻止する落下阻止機構(87)が設けられ、前記不良
    センサ(97)の検出後に、不良の苗(20)を保持し
    た苗保持体(63)が落下位置(A) で停止しないよ
    うに前記送り機構(57)を2ピッチ間欠駆動させる制
    御手段(104) が設けられていることを特徴とする
    移植機の苗自動供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0910938A1 (en) * 1997-10-24 1999-04-28 Lännen Tehtaat Oy Method and device for improving the transplanting of seedlings
US6327986B1 (en) 1996-12-31 2001-12-11 Williames Hi-Tech International Pty Ltd. Field transplanter
US6591766B2 (en) 1996-12-31 2003-07-15 Williames Hi-Tech International Pty Ltd. Field transplanter

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