JPH04293359A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JPH04293359A JPH04293359A JP3058862A JP5886291A JPH04293359A JP H04293359 A JPH04293359 A JP H04293359A JP 3058862 A JP3058862 A JP 3058862A JP 5886291 A JP5886291 A JP 5886291A JP H04293359 A JPH04293359 A JP H04293359A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 26
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 6
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/67—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
- H04N25/671—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
- H04N25/672—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction between adjacent sensors or output registers for reading a single image
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/701—Line sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CCDラインセンサ
等を使用した画像読取装置に関するものであり、特にそ
の読取画像の品質向上に関するものである。
等を使用した画像読取装置に関するものであり、特にそ
の読取画像の品質向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に、CCDラインセンサを用いた画
像読取装置の一般的構成を示す。テーブル4の上に原稿
2が載置されている。テーブル4の下面もしくは上面に
光源(図示せず)が設けられている。光源から原稿2を
透過した光、もしくは原稿2で反射した光は、光学系6
によって、ラインセンサ8上に結像される。ラインセン
サ8には、光電変換素子(CCD)がライン状に設けら
れており、各光電変換素子は原稿2の対応する位置の濃
度に応じた信号を出力する。
像読取装置の一般的構成を示す。テーブル4の上に原稿
2が載置されている。テーブル4の下面もしくは上面に
光源(図示せず)が設けられている。光源から原稿2を
透過した光、もしくは原稿2で反射した光は、光学系6
によって、ラインセンサ8上に結像される。ラインセン
サ8には、光電変換素子(CCD)がライン状に設けら
れており、各光電変換素子は原稿2の対応する位置の濃
度に応じた信号を出力する。
【0003】モータ10によってテーブル4を副走査方
向Sに移動させ、上記動作を主走査線ごとに行い、順次
に原稿2全体についての濃度信号を得る。
向Sに移動させ、上記動作を主走査線ごとに行い、順次
に原稿2全体についての濃度信号を得る。
【0004】図4に、CCDラインセンサ8の構成を示
す。このCCDラインセンサ8は、ライン状に配置され
た12個の光電変換素子P1〜P12を有している。光
電変換素子P1〜P12には、受光した光量に応じて電
荷が蓄積される。奇数番目素子P1,P3,P5,P7
,P9,P11に蓄積された電荷は、転送路TO、アン
プAOを介して、出力16から取り出される。また、偶
数番目素子P2,P4,P6,P8,P10,P12に
蓄積された電荷は、転送路TE、アンプAEを介して、
出力16から取り出される。
す。このCCDラインセンサ8は、ライン状に配置され
た12個の光電変換素子P1〜P12を有している。光
電変換素子P1〜P12には、受光した光量に応じて電
荷が蓄積される。奇数番目素子P1,P3,P5,P7
,P9,P11に蓄積された電荷は、転送路TO、アン
プAOを介して、出力16から取り出される。また、偶
数番目素子P2,P4,P6,P8,P10,P12に
蓄積された電荷は、転送路TE、アンプAEを介して、
出力16から取り出される。
【0005】出力取り出しは、端子14からラインスタ
ートクロックが与えられると開始される。その後、端子
12より転送クロックが入力され、転送路TO,TE中
の電荷がアンプに向けて転送される。転送クロックによ
って、転送路TE、転送路TOの電荷が交互に順次取り
出される。すなわち、光電変換素子P12〜P1の順で
読み出しが行われる。
ートクロックが与えられると開始される。その後、端子
12より転送クロックが入力され、転送路TO,TE中
の電荷がアンプに向けて転送される。転送クロックによ
って、転送路TE、転送路TOの電荷が交互に順次取り
出される。すなわち、光電変換素子P12〜P1の順で
読み出しが行われる。
【0006】以上のように、転送路が2つ設けられてい
るのは、読み出しの速度を向上させるためである。転送
路において電荷を転送するためには、時間を要する。し
たがって、転送路を2つ設け、一方の転送路の電荷転送
中に他方の転送路の電荷転送を完了するようにして、読
み出し速度を速くしたものである。
るのは、読み出しの速度を向上させるためである。転送
路において電荷を転送するためには、時間を要する。し
たがって、転送路を2つ設け、一方の転送路の電荷転送
中に他方の転送路の電荷転送を完了するようにして、読
み出し速度を速くしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像読取装置には次のような問題点があっ
た。
ような従来の画像読取装置には次のような問題点があっ
た。
【0008】上記のように、CCDラインセンサ8には
転送経路(転送路およびアンプ)が2つ設けられている
。この両転送経路の電気的特性を完全に同一にすること
は困難である。したがって、同じ濃度の部分を読取って
も、奇数番目素子の出力QOと偶数番目素子の出力QE
とは、図5Aに示すように異なったものとなってしまう
。これを是正するため、黒基準と白基準における両者の
出力を電気的に一致させるようにしている。これが、シ
ェーディング補正と呼ばれるものである。しかしながら
、このようなシェーデング補正を行っても、図5Bに示
すように、中間濃度においては両者の出力にずれが生じ
てしまう。
転送経路(転送路およびアンプ)が2つ設けられている
。この両転送経路の電気的特性を完全に同一にすること
は困難である。したがって、同じ濃度の部分を読取って
も、奇数番目素子の出力QOと偶数番目素子の出力QE
とは、図5Aに示すように異なったものとなってしまう
。これを是正するため、黒基準と白基準における両者の
出力を電気的に一致させるようにしている。これが、シ
ェーディング補正と呼ばれるものである。しかしながら
、このようなシェーデング補正を行っても、図5Bに示
すように、中間濃度においては両者の出力にずれが生じ
てしまう。
【0009】以上のように、奇数番目素子の出力QOと
偶数番目素子の出力QEが異なったものであると、読取
画像に基づいて出力した網点複製画像に濃度むらを生じ
る原因となっていた。この濃度むらの問題について以下
説明する。
偶数番目素子の出力QEが異なったものであると、読取
画像に基づいて出力した網点複製画像に濃度むらを生じ
る原因となっていた。この濃度むらの問題について以下
説明する。
【0010】図5Bに示すような特性を持つCCDライ
ンセンサによって、均一濃度の原稿を読取った場合の読
取り出力を図6に示す。原稿には濃度変化が無いのであ
るから、本来であればCCDラインセンサの光電変換素
子からは同一の出力が得られるはずである。しかしなが
ら、奇数番目素子と偶数番目素子とでは、図5Bに示す
ように特性が異なるため、両者の読取濃度に差が生じる
。この状態を示したのが、図6である。斜線を施した部
分の方が、斜線を施していない部分よりも読取濃度値が
大きいことを示している。すなわち、偶数番目素子P2
,P4,P6,P8,P10,P12の出力の方が、奇
数番目素子P1,P3,P5,P7,P9,P11の出
力よりも濃度値が大きくなっている。
ンセンサによって、均一濃度の原稿を読取った場合の読
取り出力を図6に示す。原稿には濃度変化が無いのであ
るから、本来であればCCDラインセンサの光電変換素
子からは同一の出力が得られるはずである。しかしなが
ら、奇数番目素子と偶数番目素子とでは、図5Bに示す
ように特性が異なるため、両者の読取濃度に差が生じる
。この状態を示したのが、図6である。斜線を施した部
分の方が、斜線を施していない部分よりも読取濃度値が
大きいことを示している。すなわち、偶数番目素子P2
,P4,P6,P8,P10,P12の出力の方が、奇
数番目素子P1,P3,P5,P7,P9,P11の出
力よりも濃度値が大きくなっている。
【0011】図6に示すようなCCDラインセンサの出
力に基づいて網点を形成すると、以下のような問題を生
じる。例えば、網点を構成する1ドットの大きさが、光
電変換素子の5.5×5.5個分に対応するものとする
。この場合には、図7に示す1つの網点DOTの1ドッ
トD1は、光電変換素子の5.5×5.5個分の出力d
1の合計値によって、オンとなるかオフとなるか(すな
わち、黒い点が打たれるか打たれないか)が決定される
。同様に、網点DOTの1ドットD2は、光電変換素子
の5.5×5.5個分の出力d2の合計値によって、オ
ンとなるかオフとなるかが決定される。
力に基づいて網点を形成すると、以下のような問題を生
じる。例えば、網点を構成する1ドットの大きさが、光
電変換素子の5.5×5.5個分に対応するものとする
。この場合には、図7に示す1つの網点DOTの1ドッ
トD1は、光電変換素子の5.5×5.5個分の出力d
1の合計値によって、オンとなるかオフとなるか(すな
わち、黒い点が打たれるか打たれないか)が決定される
。同様に、網点DOTの1ドットD2は、光電変換素子
の5.5×5.5個分の出力d2の合計値によって、オ
ンとなるかオフとなるかが決定される。
【0012】ここで、d1とd2を比べてみると、d1
よりd2の方が偶数番目素子の出力を多く含むため、高
い濃度を示す。この事に起因して、網点DOTの縦の列
m1〜m7のうちに、オンになりやすい傾向をもつ列m
3,m5と、オフになりやすい傾向をもつ列m1,m2
,m4,m5,m6が生じることになる。このため、複
製された画像に縦方向のストライプパターン(出力むら
)ができてしまうという問題を生じていた。
よりd2の方が偶数番目素子の出力を多く含むため、高
い濃度を示す。この事に起因して、網点DOTの縦の列
m1〜m7のうちに、オンになりやすい傾向をもつ列m
3,m5と、オフになりやすい傾向をもつ列m1,m2
,m4,m5,m6が生じることになる。このため、複
製された画像に縦方向のストライプパターン(出力むら
)ができてしまうという問題を生じていた。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、出力むらを生じることのない画像読取装置を提供す
ることを目的とする。
て、出力むらを生じることのない画像読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像読取
装置は、隣接する奇数番目素子と偶数番目素子の出力の
差を求め、当該差の絶対値が所定のしきい値より小さい
場合には、当該奇数番目素子の出力と当該偶数番目素子
の出力との平均値を読取出力とし、当該差の絶対値が前
記所定のしきい値より大きい場合には、当該奇数番目素
子の出力または当該偶数番目素子の出力をそのまま読取
出力とすること、を特徴としている。
装置は、隣接する奇数番目素子と偶数番目素子の出力の
差を求め、当該差の絶対値が所定のしきい値より小さい
場合には、当該奇数番目素子の出力と当該偶数番目素子
の出力との平均値を読取出力とし、当該差の絶対値が前
記所定のしきい値より大きい場合には、当該奇数番目素
子の出力または当該偶数番目素子の出力をそのまま読取
出力とすること、を特徴としている。
【0015】
【作用】原稿の読取対象部分が均一濃度である場合には
、上記の出力むらが特に顕著に視覚される。ところで、
原稿の読取対象部分が均一濃度である場合には、これを
読取った時、隣接する奇数番目素子と偶数番目素子の出
力の差の絶対値が小さい。このように、出力の差の絶対
値が所定値より小さい場合には、隣接する奇数番目素子
と偶数番目素子の出力値を平均して、読取出力としてい
る。これにより、奇数番目素子と偶数番目素子の特性の
差が平均される。
、上記の出力むらが特に顕著に視覚される。ところで、
原稿の読取対象部分が均一濃度である場合には、これを
読取った時、隣接する奇数番目素子と偶数番目素子の出
力の差の絶対値が小さい。このように、出力の差の絶対
値が所定値より小さい場合には、隣接する奇数番目素子
と偶数番目素子の出力値を平均して、読取出力としてい
る。これにより、奇数番目素子と偶数番目素子の特性の
差が平均される。
【0016】一方、上記絶対値の差が所定値より大きい
場合には、原稿の読取対象部分は濃度変化のある部分で
ある。この場合には、上記の平均操作を行わず、奇数番
目素子または偶数番目素子の出力を読取出力とする。こ
れにより、原稿の濃度変化を劣化させずに読取ることが
できる。
場合には、原稿の読取対象部分は濃度変化のある部分で
ある。この場合には、上記の平均操作を行わず、奇数番
目素子または偶数番目素子の出力を読取出力とする。こ
れにより、原稿の濃度変化を劣化させずに読取ることが
できる。
【0017】すなわち、原稿の濃度変化を忠実に再現し
つつ、光電変換素子の特性誤差に起因した出力むらをな
くすることができる。
つつ、光電変換素子の特性誤差に起因した出力むらをな
くすることができる。
【0018】
【実施例】図1Aに、この発明の一実施例による画像読
取装置の構成をブロック図で示す。ライン状光電変換手
段であるCCDラインセンサ8は、図4に示すような構
造となっている。端子12から転送クロックが与えられ
ると、奇数番目素子P1,P3,P5,P7,P9,P
11の出力と偶数番目素子P2,P4,P6,P8,P
10,P12の出力とが交互に読み出される。CCDラ
インセンサ8の出力は、A/D変換器28においてディ
ジタルデータに変換された後、シェーディング補正回路
34に与えられる。シェーディング補正が施された後、
本実施例の特徴部分である出力調整回路50に与えられ
る。出力調整回路50によって調整された出力は、アン
シャープマスキング等を行う処理回路42を経て、網点
出力器44に与えられる。網点出力器44は、与えられ
たデータに基づいて網点出力を行う。
取装置の構成をブロック図で示す。ライン状光電変換手
段であるCCDラインセンサ8は、図4に示すような構
造となっている。端子12から転送クロックが与えられ
ると、奇数番目素子P1,P3,P5,P7,P9,P
11の出力と偶数番目素子P2,P4,P6,P8,P
10,P12の出力とが交互に読み出される。CCDラ
インセンサ8の出力は、A/D変換器28においてディ
ジタルデータに変換された後、シェーディング補正回路
34に与えられる。シェーディング補正が施された後、
本実施例の特徴部分である出力調整回路50に与えられ
る。出力調整回路50によって調整された出力は、アン
シャープマスキング等を行う処理回路42を経て、網点
出力器44に与えられる。網点出力器44は、与えられ
たデータに基づいて網点出力を行う。
【0019】図1Bに、出力調整回路50の詳細ブロッ
ク図を示す。シェーディング補正回路34の出力は、平
均回路52のA入力に与えられている。また、このシェ
ーディング補正回路34の出力は、ラッチ回路54を介
して、平均回路52のB入力にも与えられている。ラッ
チ回路54は、CCDラインセンサ8の転送クロックの
1クロック分の遅延を行う回路である。したがって、平
均回路52のA入力にはCCDラインセンサ8から読み
出されたn番目の光電変換素子Pnのデータが与えられ
、B入力にはn−1番目の光電変換素子Pn−1のデー
タが与えられる。平均回路52は、この両者のデータの
平均値を演算し出力する。この平均出力は、セレクタ5
8のC入力に与えられる。
ク図を示す。シェーディング補正回路34の出力は、平
均回路52のA入力に与えられている。また、このシェ
ーディング補正回路34の出力は、ラッチ回路54を介
して、平均回路52のB入力にも与えられている。ラッ
チ回路54は、CCDラインセンサ8の転送クロックの
1クロック分の遅延を行う回路である。したがって、平
均回路52のA入力にはCCDラインセンサ8から読み
出されたn番目の光電変換素子Pnのデータが与えられ
、B入力にはn−1番目の光電変換素子Pn−1のデー
タが与えられる。平均回路52は、この両者のデータの
平均値を演算し出力する。この平均出力は、セレクタ5
8のC入力に与えられる。
【0020】一方、ラッチ回路54の出力は、セレクタ
58のD入力にも与えられている。したがって、セレク
タ58には、n番目の光電変換素子Pnのデータとn−
1番目の光電変換素子Pn−1のデータの平均値と、n
−1番目の光電変換素子Pn−1のデータとが与えられ
ることになる。
58のD入力にも与えられている。したがって、セレク
タ58には、n番目の光電変換素子Pnのデータとn−
1番目の光電変換素子Pn−1のデータの平均値と、n
−1番目の光電変換素子Pn−1のデータとが与えられ
ることになる。
【0021】セレクタ58は、判定回路56からのセレ
クト信号にしたがって、両データのいずれを出力するか
を選択するものである。すなわち、セレクト信号として
Lレベルが与えられるとD入力を出力し、Hレベルが与
えられるとC入力を出力する。判定回路56には、n番
目の光電変換素子Pnのデータとn−1番目の光電変換
素子Pn−1のデータ(奇数番目素子と偶数番目素子の
データ)が与えられている。判定回路56は、両データ
の差の絶対値が、予め定められたしきい値より大きい場
合には、Hレベルのセレクト信号を出力する。ところで
、原画の濃淡がある部分においては、奇数番目素子と偶
数番目素子との間の濃度差が大きくなる。したがって、
このような部分においては、セレクタ58はn−1番目
の光電変換素子Pn−1のデータを選択して出力する。
クト信号にしたがって、両データのいずれを出力するか
を選択するものである。すなわち、セレクト信号として
Lレベルが与えられるとD入力を出力し、Hレベルが与
えられるとC入力を出力する。判定回路56には、n番
目の光電変換素子Pnのデータとn−1番目の光電変換
素子Pn−1のデータ(奇数番目素子と偶数番目素子の
データ)が与えられている。判定回路56は、両データ
の差の絶対値が、予め定められたしきい値より大きい場
合には、Hレベルのセレクト信号を出力する。ところで
、原画の濃淡がある部分においては、奇数番目素子と偶
数番目素子との間の濃度差が大きくなる。したがって、
このような部分においては、セレクタ58はn−1番目
の光電変換素子Pn−1のデータを選択して出力する。
【0022】一方、原画の濃淡がない部分においては、
奇数番目素子と偶数番目素子のデータの差は、特性誤差
に基づく差のみとなって極めて小さいものとなる。判定
回路56は、両データの差の絶対値が、上記しきい値よ
り小さい場合には、Lレベルのセレクト信号を出力する
。 したがって、原画の濃淡がない部分においては、セレク
タ58は、奇数番目素子と偶数番目素子のデータの平均
値を選択して出力する。以上のようにして、原画の濃淡
がある部分においては、奇数番目素子または偶数番目素
子の出力をそのまま読取出力として出力するとともに、
原画の濃淡がない部分においては、奇数番目素子と偶数
番目素子の出力の平均値を読取出力としている。したが
って、原画読取のシャープさを損うことなく、出力むら
を改善することができる。したがって、これに基づいて
網点を形成した場合に、出力むらを生じるおそれがない
。
奇数番目素子と偶数番目素子のデータの差は、特性誤差
に基づく差のみとなって極めて小さいものとなる。判定
回路56は、両データの差の絶対値が、上記しきい値よ
り小さい場合には、Lレベルのセレクト信号を出力する
。 したがって、原画の濃淡がない部分においては、セレク
タ58は、奇数番目素子と偶数番目素子のデータの平均
値を選択して出力する。以上のようにして、原画の濃淡
がある部分においては、奇数番目素子または偶数番目素
子の出力をそのまま読取出力として出力するとともに、
原画の濃淡がない部分においては、奇数番目素子と偶数
番目素子の出力の平均値を読取出力としている。したが
って、原画読取のシャープさを損うことなく、出力むら
を改善することができる。したがって、これに基づいて
網点を形成した場合に、出力むらを生じるおそれがない
。
【0023】図2に、判定回路56の具体例を示す。奇
数番目素子と偶数番目素子からのデータは、減算回路6
0に与えられる。減算回路60は、両データの差の絶対
値を演算して出力し、比較回路64のE入力に与える。 一方、比較回路64のF入力には、しきい値レジスタ6
2に記憶されているしきい値が与えられる。比較回路6
4は、差の絶対値がしきい値より大きい場合にはL出力
をセレクト信号とし、小さい場合にはH出力をセレクト
信号として出力する。
数番目素子と偶数番目素子からのデータは、減算回路6
0に与えられる。減算回路60は、両データの差の絶対
値を演算して出力し、比較回路64のE入力に与える。 一方、比較回路64のF入力には、しきい値レジスタ6
2に記憶されているしきい値が与えられる。比較回路6
4は、差の絶対値がしきい値より大きい場合にはL出力
をセレクト信号とし、小さい場合にはH出力をセレクト
信号として出力する。
【0024】なお、しきい値レジスタ62に記憶するし
きい値は、奇数番目素子と偶数番目素子の特性誤差値よ
りもやや大きくしておくことが好ましい。
きい値は、奇数番目素子と偶数番目素子の特性誤差値よ
りもやや大きくしておくことが好ましい。
【0025】上記実施例においては、出力経路が2つの
CCDラインセンサについて説明したが、3つ以上の出
力経路を有するCCDラインセンサについても同様に適
用することができる。
CCDラインセンサについて説明したが、3つ以上の出
力経路を有するCCDラインセンサについても同様に適
用することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る画像読取装置は、隣接す
る奇数番目素子と偶数番目素子の出力の差を求め、当該
差の絶対値が所定のしきい値より小さい場合には、当該
奇数番目素子の出力と当該偶数番目素子の出力との平均
値を読取出力とし、当該差の絶対値が前記所定のしきい
値より大きい場合には、当該奇数番目素子の出力または
当該偶数番目素子の出力をそのまま読取出力とすること
を特徴としている。
る奇数番目素子と偶数番目素子の出力の差を求め、当該
差の絶対値が所定のしきい値より小さい場合には、当該
奇数番目素子の出力と当該偶数番目素子の出力との平均
値を読取出力とし、当該差の絶対値が前記所定のしきい
値より大きい場合には、当該奇数番目素子の出力または
当該偶数番目素子の出力をそのまま読取出力とすること
を特徴としている。
【0027】原稿の濃度変化のない部分においては、奇
数番目素子と偶数番目素子の出力値が平均して読取出力
とされ、原稿の濃度変化のある部分においては、奇数番
目素子または偶数番目素子の出力が読取出力とされる。 したがって、ライン状光電変換手段の光電変換素子に特
性誤差があっても、原画読取のシャープさを損うことな
く、出力むらを改善することができる。
数番目素子と偶数番目素子の出力値が平均して読取出力
とされ、原稿の濃度変化のある部分においては、奇数番
目素子または偶数番目素子の出力が読取出力とされる。 したがって、ライン状光電変換手段の光電変換素子に特
性誤差があっても、原画読取のシャープさを損うことな
く、出力むらを改善することができる。
【図1】この発明の一実施例による画像読取装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】判定回路の詳細を示すブロック図である。
【図3】画像読取装置の一般的な構成を示す図である。
【図4】CCDラインセンサの構成を示す図である。
【図5】CCDラインセンサの転送経路の違いによる出
力誤差を示すグラフである。
力誤差を示すグラフである。
【図6】従来の画像読取装置による読取動作を説明する
ための図である。
ための図である。
【図7】従来の画像読取装置によって読取ったデータに
基づいて、網点を出力する動作を説明するための図であ
る。
基づいて、網点を出力する動作を説明するための図であ
る。
8・・・CCDラインセンサ
50・・・出力調整回路
52・・・平均回路
54・・・ラッチ
56・・・判定回路
58・・・セレクタ
Claims (1)
- 【請求項1】原稿の読取位置に向けて光を照射する光源
、光源から照射され、原稿を透過した光、または原稿に
おいて反射した光を受光して電気信号に変換する光電変
換素子を複数個ライン状に配置して構成され、奇数番目
の光電変換素子からの出力を取り出す第1の出力経路と
偶数番目の光電変換素子からの出力を取り出す第2の出
力経路とを有し、読み出し開始クロックに応じて第1、
第2の出力経路から出力を順次1個ずつ交互に読み出し
て、1ライン分の読取出力を得るライン状光電変換手段
、1ライン分の読取出力を得た後、原稿の次の1ライン
分の読取を行える状態にする走査手段、を備えた画像読
取装置において、隣接する奇数番目素子と偶数番目素子
の出力の差を求め、当該差の絶対値が所定のしきい値よ
り小さい場合には、当該奇数番目素子の出力と当該偶数
番目素子の出力との平均値を読取出力とし、当該差の絶
対値が前記所定のしきい値より大きい場合には、当該奇
数番目素子の出力または当該偶数番目素子の出力をその
まま読取出力とすること、を特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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US07/838,652 US5241404A (en) | 1991-03-22 | 1992-02-20 | Image reader and method for image reading |
EP92103464A EP0504641B1 (en) | 1991-03-22 | 1992-02-28 | Image reader and method for image reading |
DE69216263T DE69216263T2 (de) | 1991-03-22 | 1992-02-28 | Bildlesegerät und Verfahren zum Bildlesen |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058862A JPH04293359A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 画像読取装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3058862A Pending JPH04293359A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 画像読取装置 |
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EP (1) | EP0504641B1 (ja) |
JP (1) | JPH04293359A (ja) |
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DE19605938B4 (de) * | 1996-02-17 | 2004-09-16 | Fachhochschule Wiesbaden | Bildabtaster |
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- 1991-03-22 JP JP3058862A patent/JPH04293359A/ja active Pending
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- 1992-02-28 EP EP92103464A patent/EP0504641B1/en not_active Expired - Lifetime
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US5241404A (en) | 1993-08-31 |
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