JPH0622159A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH0622159A
JPH0622159A JP4176679A JP17667992A JPH0622159A JP H0622159 A JPH0622159 A JP H0622159A JP 4176679 A JP4176679 A JP 4176679A JP 17667992 A JP17667992 A JP 17667992A JP H0622159 A JPH0622159 A JP H0622159A
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克明 田島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はデジタル式複写機、ファクシミリ装
置、ファイリングシステムなどの画像入力手段として用
いられるライン走査方式の画像読取り装置に関し、副走
査速度の変動に係わらず、画像の再現性に優れた高品質
の画像情報を出力することを目的とする。 【構成】副走査方向に配列された互いに平行な複数のイ
メージセンサ16R,16G,16Bを有するライン走
査方式の画像読取り装置であって、各イメージセンサの
読取り位置の相違に対応した補正を行う読取り位置補正
手段130と、原稿走査中に副走査速度の変動量を検知
し、検知した変動量に応じて読取り位置補正手段による
補正の内容を設定する補正制御手段101とを備えて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル式複写機、フ
ァクシミリ装置、ファイリングシステムなどの画像入力
手段として用いられるライン走査方式の画像読取り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ライン走査方式の画像読取り装置は、主
走査方向に並ぶ多数の受光素子からなる1次元のイメー
ジセンサを有し、イメージセンサ又はこれに走査光を導
く光学系を原稿に対して副走査方向に相対的に移動させ
ることによって原稿を画素に細分化して読み取る。
【0003】従来より、この種の画像読取り装置におい
て、複数のイメージセンサを副走査方向に互いに離して
平行に配置したものが知られている。すなわち、フルカ
ラーを含む多色原稿の読み取りや色判別を行うもので
は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の各色のイメ
ージセンサを1チップ化した3色一体型センサが用いら
ている。また、モノカラーの読取りを行うものでも、光
学系を等倍型とする場合には、主走査方向の読取り長を
十分に長くするために、複数のイメージセンサを主走査
方向に沿って千鳥状に配置した疑似1次元の密着型イメ
ージセンサが用いられる。
【0004】このように副走査方向に複数のイメージセ
ンサを配列した場合、各イメージセンサ間の距離(ギャ
ップ)に依存する読取りの時間差が生じる。つまり、配
列方向の一端側のイメージセンサが他端側のイメージセ
ンサに対して先行して原稿を読み取ることになり、各イ
メージセンサの同一時点での原稿の読取り位置(ライ
ン)が相違する。
【0005】そのため、各イメージセンサによって読み
取った原稿内の同一ラインの画像データ(イメージセン
サの光電変換出力を量子化した信号)を同時に出力した
り、又は同一画素に対する2色の画像データに基づいて
画素の色の判別を行うためには、読取り位置の相違に対
応した補正を行う必要がある。
【0006】従来の画像読取り装置では、このような補
正として、先行して原稿を読み取るイメージセンサに対
応した画像データの伝送を遅延メモリ(FIFOなど)
によってライン単位で遅延させる処理が行われていた。
【0007】すなわち、イメージセンサ間のギャップを
gとし、光学系の倍率(原稿の投影倍率)をFとし、原
稿上での副走査方向の読取り画素密度(ライン数/単位
長)をDyとすると、イメージセンサ間には式(1)で
表されるライン数nに相当する読取り位置のズレが生じ
る。
【0008】n=(g/F)×Dy …(1) そこで、従来の画像読取り装置は、先行して原稿を読み
取るイメージセンサのnライン分の画像データを、遅延
メモリに一旦格納した後に順に読み出すように構成され
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、例えば複写機に
組み込まれる画像読取り装置では、複写倍率に応じて読
取り倍率Mが変更される。すなわち、副走査方向の読取
り画素密度Dyは、読取り倍率が「1」(100%)の
ときの基準の読取り画素密度Dsに読取り倍率Mを乗じ
た値(Dy=Ds×M)に変更される。なお、読取り画
素密度の変更方法としては、読取り周期(イメージセン
サの駆動タイミング)を一定とし、イメージセンサ又は
光学系と原稿との相対移動速度(副走査速度)を基準速
度の1/Mの速度に変更する方法が一般的である。
【0010】通常、基準の読取り画素密度Ds及び光学
系の倍率Fは、読取り位置のズレに相当するライン数
(以下、相違ライン数という)nが整数になるように設
定される。したがって、読取り倍率Mが整数(ただし、
0を除く)の場合には、相違ライン数nも整数になるの
で、原理的には上述のようにnラインの走査に対応した
期間の遅延を行うことにより、各イメージセンサ間のギ
ャップに起因する不都合は完全に解消される。
【0011】しかし、実際には、副走査速度にムラ(目
標速度と実速度との相違)が生じ、そのために相違ライ
ン数nが小数になるおそれがある。これは、各イメージ
センサの読み取るラインについて、読取りの時間的なズ
レに加えて、原稿上での場所的(位置的)なズレが生じ
ることを意味する。例えば相違ライン数nが13.1で
あれば、一方のイメージセンサの読み取る13番目のラ
インと、他方のイメージセンサの読み取る1番目のライ
ンとの間に、相違ライン数nの小数点以下の端数に相当
する0.1ライン分の位置的なズレが生じる。
【0012】つまり、副走査速度が変動した場合には、
特開平3−22677号公報に示されるように、相違ラ
イン数n(小数)をそれに近い整数に置き換えた上でn
ライン分の遅延を行うことにより、例えば同時に出力す
る各イメージセンサの画像データを原稿上の近接した位
置の情報とすることはできても、完全に同一の位置の情
報とすることができない。
【0013】このため、フルカラーの読取りを行う画像
読取り装置においては、R,G,Bの3色の出力画像デ
ータに基づいて画像を再現したときに、色が正しく再現
されないという問題があった。画素の色判別を行う画像
読取り装置においては、誤判別が発生し、色判別データ
に基づいて画像を再現したときに、判別対象色の領域の
輪郭部分が乱れるという問題があった。また、千鳥状に
配置された複数のイメージセンサによって読取りを行う
画像読取り装置においても、出力画像データに基づいて
再現した画像に乱れが生じるという問題があった。
【0014】本発明は、上述の問題に鑑み、副走査速度
の変動に係わらず、画像の再現性に優れた高品質の画像
情報を出力する画像読取り装置を提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、副走査方向に配列さ
れた互いに平行な複数のイメージセンサを有するライン
走査方式の画像読取り装置であって、前記各イメージセ
ンサの読取り位置の相違に対応した補正を行う読取り位
置補正手段と、原稿走査中に副走査速度の変動量を検知
し、検知した変動量に応じて前記読取り位置補正手段に
よる補正の内容を設定する補正制御手段とを備えてな
る。
【0016】請求項2の発明に係る装置は、前記読取り
位置補正手段が、少なくとも1つのイメージセンサが読
み取った複数のラインの画像データに対して、副走査速
度に応じた比率の荷重平均処理を加え、得られた画像デ
ータを他のイメージセンサが読み取るラインに対応した
ラインの画像データとして出力するデータ補間手段を有
してなる。
【0017】請求項3の発明に係る装置は、前記補正制
御手段が、前記データ補間手段による荷重平均処理の比
率として、副走査速度の変動及び読取り倍率の2つの要
因による読取り位置の相違に応じた比率を設定するよう
に構成されてなる。
【0018】
【作用】副走査方向に並ぶ各イメージセンサ間のギャッ
プと副走査速度との関係により、各イメージセンサの読
取り位置に所定ライン数に相当する位置ズレが生じ、そ
の程度は副走査速度の変動に応じて微妙に変化する。
【0019】読取り位置補正手段は、このような位置ズ
レに対応した補正、例えば先行して読み取られた読取り
情報の伝送の遅延などを行う。その際、補正制御手段
は、遅延量などの補正内容を副走査速度の変動量に応じ
て設定する。
【0020】データ補間手段は、位置ズレに対応した補
正の一手段として設けられており、補正制御手段により
設定された比率の荷重平均処理を行う。ここで、図12
に示すように、1つのイメージセンサの読み取るライン
L10に対して、他のイメージセンサの読み取るライン
L20が、副走査方向の前方側にライン幅Y(画素qの
副走査方向の長さ)の4分の1の長さだけずれた場合、
すなわち各イメージセンサ間に0.25ライン分の位置
ズレが生じた場合を例示する。
【0021】この例の場合、ラインL10及びラインL
20は、それぞれの75%の部分が重なる。データ補間
手段は、図のようなラインL10及びラインL20の位
置ズレを補正するために、一方のイメージセンサによる
画像データに対して荷重平均処理を加え、処理後の画像
データを他方のイメージセンサによる画像データに対応
した画像情報として出力する。
【0022】すなわち、データ補間手段によって、例え
ばラインL10及びその次のラインL11の画像データ
に対して、ラインL20との重なりの度合いに応じた比
率(0.75及び0.25)の係数を乗じて加算すると
いう内容の処理が加えられ、得られた画像データがライ
ンL20に対応する画像データとして出力される。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係るイメージリーダ1の概略
の構成を示す正面図である。イメージリーダ1は、フル
カラーイメージセンサ(以下「イメージセンサ」とい
う)16を有したライン走査方式の画像読取り装置であ
り、多色コピー機能を備えたデジタル式複写機の画像入
力手段として図示しないページプリンタと組み合わせて
使用される。
【0024】イメージセンサ16に原稿画像を投影する
光学系10は、原稿台ガラス18の下方を往復移動可能
なスキャナ11、ミラー13,14、主レンズ15など
から構成されている。スキャナ11は、原稿に走査光を
照射する露光ランプ12を有し、モータ17によって駆
動される。原稿表面で反射した走査光は、ミラー13,
14及び主レンズ15を介してイメージセンサ16に入
射する。
【0025】原稿画像は、イメージセンサ16によっ
て、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の加色系3原
色の色信号として読み取られる。イメージセンサ16の
出力する光電変換信号は、信号処理部100によって量
子化され、複写モードに応じて種々の信号処理が加えら
れた後に画像データVIDEOとしてページプリンタへ
送られる。
【0026】ここで、イメージリーダ1を用いる複写機
の多色コピーモードについて説明する。複写機は、通常
のコピーモードでは、原稿の色彩に係わらず標準色(一
般に黒色)のモノカラー画像を形成する。これに対し
て、多色コピーモードでは、原稿画像内の指定色の部分
については標準色以外の色(例えば赤色)で複写し、他
の色の部分については標準色で複写する。すなわち2色
の画像を形成する。このとき、指定色として赤色及び青
色の2種の色が選択可能とされている。指定色はオペレ
ータによって操作パネル上のキーを用いて選択される。
【0027】このような多色コピーを実現するために、
イメージリーダ1では、後述する信号処理部100内で
原稿画像の各画素の色の判別(色判別)が行われる。そ
して、判別により得られる色データDcoが画像データ
VIDEOと同期してページプリンタへ出力される。
【0028】図2(a)及び(b)はイメージセンサ1
6の構成を模式的に示す平面図である。図2(b)は図
2(a)の一部の拡大図である。イメージセンサ16
は、原稿走査の主走査方向に延びる3個のCCDアレイ
16R,16G,16Bを基板内に一体形成した1チッ
プの固体撮像装置である。各CCDアレイ16R,16
G,16Bは、それぞれ5000個の画素に対応するC
CD素子を有し、A3サイズの原稿を16本/mmの解
像度で読み取ることができる。CCDアレイ16R,1
6G,16Bの受光面には、原稿画像を3原色に色分解
して読み取るために、それぞれR,G,Bの光を透過す
る分光フィルタが設けられている。
【0029】イメージセンサ16では、CCDアレイ1
6R,16G,16Bは、副走査方向に12画素分のピ
ッチで互いに平行に配列されている。このため、同一画
素について、CCDアレイ16Gによる光電変換信号の
出力タイミングは、CCDアレイ16Rの出力タイミン
グに対して一定時間(読取り倍率が「1」のときには1
2ライン分の副走査時間)だけ遅れ、さらにCCDアレ
イ16Bの出力タイミングはCCDアレイ16Gの出力
タイミングに対して同様の時間だけ遅れる。つまり、画
素を3色に色分解して読み取った各色の情報は、R,
G,Bの順に一定時間ずつ遅れて出力される。なお、副
走査速度は複写倍率に応じて変更されるので、各色の出
力タイミングのずれも複写倍率に応じて増減する。
【0030】図3は信号処理部100の構成を示すブロ
ック図である。信号処理部100は、イメージリーダ1
の全体を制御するCPU(中央処理装置)101を中心
に、AD変換部110、シェーディング補正部120、
位置補正部130、画像処理部140、出力インタフェ
ース部150、色判別部160、及びクッロク発生部1
80などから構成されている。
【0031】上述のイメージセンサ16は、クッロク発
生部180から与えられるCCD駆動信号に従って、
R,G,Bの各色の光電変換信号をパラレルに信号処理
部100へ送る。
【0032】信号処理部100では、まず、AD変換部
110が各色の光電変換信号の量子化を行う。すなわ
ち、AD変換部110は、各色の光電変換信号をそれぞ
れ所定レベルに増幅し、画素クロックに従うタイミング
でサンプリングを行い、光電変換信号を各色毎に8ビッ
ト(256階調)の画像データに変換する。なお、画素
クロックもクロック発生部180によって生成される。
【0033】以降においては、AD変換部110が生成
した画像データを原情報として各種の処理が行われる。
以下、各部の動作について説明する。シェーディング補
正部120は、3色の画像データに対して、露光ランプ
12の配光ムラやCCDアレイの画素間の感度差に対応
するシェーディング補正と、各色間のダイナミックレン
ジを正規化するための補正とを行う。
【0034】位置補正部130は、3色の画像データの
中から色判別に必要な2色(G及びR、又は、G及び
B)の画像データを選択し、選択した画像データに対し
て、CCDアレイ16R,16G,16Bの読取り位置
の相違を補うための遅延処理及び補間処理を行う。そし
て、位置補正部130は、R,G,Bの内で最も比視感
度の高いGの画像データを原稿のモノクロの読取り情報
(濃度データ)として抽出して画像処理部140へ出力
するとともに、R又はBの画像データを色判別部160
へ出力する。
【0035】このような位置補正部130に対して、C
PU101は、セレクト信号SS、遅延量データDL、
及び補間比率データDHを与える。なお、位置補正部1
30の構成の詳細については後述する。
【0036】色判別部160は、ルックアップテーブル
(LUT)として所定データが格納されたROMから構
成され、位置補正部130が選択した2色の画像データ
とCPU101から入力される指定色ビット信号Sco
とに基づいて、画素毎に原稿画像の色を判別した色判別
データを出力する。すなわち、ROMには、指定色信号
ビットScoの値と2色の画像データのそれぞれの値
「0」〜「255」とによって指定されるアドレスに、
それぞれ色判別データの値を示すデータが格納されてい
る。
【0037】画像処理部140は、Gの画像データに対
して、原稿画像の濃度を正しく再現するためのガンマ補
正、画質改善のためのエッジ強調やスムージングなどの
フィルタリング処理を含む種々の画像処理を加える。
【0038】また、画像処理部140には、変倍データ
MAGに従って主走査方向の画素密度変換(画素を重複
させたり又は画素を間引く変倍処理)を行う変倍部14
5が設けられている。変倍データMAGは、CPU10
1により与えられ、その値は複写倍率に準じた読取り倍
率に応じて適宜変更される。
【0039】変倍部145には、Gの画像データと同期
して色判別部160による色判別データも入力され、こ
の出力データに対しても画像データと同様に変倍処理が
加えられる。
【0040】画像処理部140から出力されたGの画像
データ及び色判別データは、それぞれ画像データVID
EO及び色データDcoとして、出力インタフェース部
150を介してページプリンタへ転送される。
【0041】画像データVIDEOの出力形態として
は、画像濃度を示す8ビットのデジタル信号のままでも
よいし、ディザ法などによって2値化したビットデータ
としてもよい。また、アナログ信号とすることもでき
る。
【0042】以上の構成の信号処理部100の制御と並
行して、CPU101は、副走査方向の画素密度を読取
り倍率に応じた値とするために、スキャン速度の制御を
行う。すなわち、CPU101は、スキャン用のモータ
17を駆動するドライバ17Dを、スイッチング信号S
dによってオンオフ制御するとともに、モータ回転セン
サ17Sの出力パルス信号F/Gに基づいてモータ17
の回転状態を検知し、スキャン速度が読取り倍率に応じ
た一定速度になるように、ドライバ17Dに対して速度
制御信号Svを与える。
【0043】なお、スキャン速度は、式(2)で表され
る値に設定される。 V=Vs/M …(2) ここで、Vsは読取り倍率が「1」(100%)のとき
の基準スキャン速度であり、Mは読取り倍率である。
【0044】つまり、読取り倍率が「2」(200%)
であれば、スキャン速度は基準スキャン速度の2分の1
の速度とされ、読取り倍率が「0.5」(50%)であ
れば、スキャン速度は基準スキャン速度の2倍の速度と
される。
【0045】そして、このようにスキャン速度を設定す
ることにより、上述したように、副走査方向の読取り画
素密度Dyは、読取り倍率が「1」のときの基準の読取
り画素密度Dsに読取り倍率Mを乗じた値(Dy=Ds
×M)になる。
【0046】図4は図3の位置補正部130の構成を示
すブロック図である。位置補正部130は、3色の内の
2色の画像データを選択して出力するセレクタ131、
2色の画像データの伝送先を切り換えるためのセレクタ
132、複数ライン分のデータ遅延を行うライン遅延部
133、1ライン分のデータ遅延を行うラインメモリ1
34、及び補間処理として荷重平均処理を行うデータ補
間部135から構成されている。
【0047】セレクタ131において、色判別の指定色
が赤色の場合にはR及びGの画像データが選択され、指
定色が青色の場合にはG及びBの画像データが選択され
る。このように選択された2色の画像データの内、先行
して原稿を読み取る側のCCDアレイに対応した画像デ
ータがライン遅延部133に送られ、他方の画像データ
はセレクタ132へその一方の選択入力として送られ
る。
【0048】ライン遅延部133は、遅延量データDL
に従って、入力された画像データを所定時間だけライン
単位で遅延させて出力する。ライン遅延部133の遅延
ライン数k、すなわち遅延量データDLの値は、上述の
相違ライン数n(CCDアレイ間のギャップに相当する
ライン数)と同数又はそれに最も近い整数に設定され
る。
【0049】例えば、読取り倍率が「1」のときには、
相違ライン数nは「12」である。したがって、このと
きには、CPU101は遅延ライン数kとして「12」
を設定する。そして、ライン遅延部133は、12ライ
ン分の画像データを順に内部のメモリに格納し、13ラ
イン目の格納と並行して1ライン目の画像データを読み
出してセレクタ132へその他方の選択入力として送
る。また、読取り倍率Mが「2」のときには、スキャン
速度が通常時の2分の1になることから、相違ライン数
nは「24」(12×2)である。したがって、このと
きライン遅延部133は24ライン分の遅延を行う。
【0050】このようなライン単位の遅延により、相違
ライン数nが整数になる場合には、セレクタ132に入
力する2色の画像データは、原稿上の同一ラインを読み
取った情報となる。
【0051】しかし、読取り倍率Mの値によっては相違
ライン数nが小数になる場合がある。例えば、読取り倍
率Mが「1.10」のときには、相違ライン数nが「1
3.2」(12×1.10)になる。
【0052】このような場合には、相違ライン数nと遅
延ライン数kとの間に差が生じる。これは、セレクタ1
32に入力する2色の画像データが、図12に示したよ
うに、原稿上でライン幅(ラインピッチ)Yより小さい
距離x(0<x<Y)だけずれたラインの情報であるこ
とを意味する。
【0053】一方、読取り倍率Mが整数であっても、走
査速度のムラが生じた場合には、2色の画像データに対
応する原稿上の位置が微妙に相違し、相違ライン数nと
遅延ライン数kとの間に差が生じる。
【0054】つまり、走査速度のムラを考慮すると、相
違ライン数nは式(3)のように表すことができる。 n=12×M±α …(3) ここで、αは走査速度のムラに依存する値である。
【0055】そこで、データ補間部135は、相違ライ
ン数nと遅延ライン数kとの差を補うために設けられて
いる。データ補間部135は、2色の画像データの一方
について、その隣接する2ラインの各画素のデータ値の
荷重平均によって補間データを生成し、その補間データ
を他方の画像データに対応した画像データとして色判別
部160へ送る。荷重平均の荷重係数は補間比率データ
DHによって指定される。例えば、相違ライン数nと遅
延ライン数kとの差が「0.25」であれば、データ補
間部135は、図12で説明したように、2ラインのデ
ータを基に0.25対0.75の比率の荷重平均処理を
行って1ラインの補間データを生成する。なお、ライン
メモリ134は、2ラインの荷重平均を行うための遅延
手段として設けられている。
【0056】さて、セレクタ132は、入力される2色
の画像データの内、一方のR又はBの画像データをデー
タ補間部135へ送り、他方のGの画像データをそのま
ま画像処理部140へ送るように伝送路を切り換える。
【0057】つまり、位置補正部130では、画像デー
タVIDEOとするGの画像データの情報内容をできる
だけ保持して画像の再現性を高めるための配慮として、
Gの画像データが荷重平均(補間処理)の対象外とされ
ている。
【0058】図5は図4のライン遅延部133の構成を
示す回路図である。図5において、ライン遅延部133
は、52ライン分の画像データを格納可能な記憶容量の
FIFOメモリ310、1ラインの走査毎に入力される
水平同期信号Hsyncをカウントする副走査カウンタ
320、コンパレータ330,340、及び各種の論理
回路351〜355から構成されている。
【0059】例えば読取り倍率が「1」の場合において
は、まず、コンパレータ330の比較対象値として「5
2」(固定ライン数)が設定され、コンパレータ340
の比較対象値として遅延量データDLの値「12」(遅
延ライン数)が設定される。
【0060】次に、走査開始指示信号SCANが入力さ
れると、副走査カウンタ320のカウント値がクリアさ
れる。これにより副走査カウンタ320のカウント値を
示す各ビットが全て「0」になるので、FIFOメモリ
310に対するライトリセット信号WRSTがアクティ
ブになる。したがって、FIFOメモリ310のライト
アドレスがリセットされ、入力画像データは、FIFO
メモリ31にその先頭アドレスから順に書き込まれる。
【0061】ライトアドレスのリセットの後、12ライ
ン目の走査時点でリードリセット信号RRSTがアクテ
ィブになり、FIFOメモリ310のライトアドレスが
リセットされる。したがって、以降は先頭アドレスから
順に読出しが行われる。
【0062】その後、52ライン目の走査時点でコンパ
レータ330の出力がアクティブになり、再びFIFO
メモリ310のライトアドレスがリセットされる。つま
り、52ラインの周期で、画像データの書込み及び読出
しが繰り返し行われる。
【0063】図6は図4のデータ補間部135の一例を
示すブロック図、図7及び図8はそれぞれ図4のデータ
補間部135の他の例を示すブロック図である。なお、
図7及び図8においては、図6と同一機能を有する構成
要素には同一の符号を付し、図6に対応する構成要素に
はアルファベット「a」「b」を添えた同一の符号を付
してある。
【0064】図6において、データ補間部135は、2
つの乗算器511,512と加算器513とから構成さ
れている。乗算器511は、図4に示したセレクタ13
2から直接に入力した(N+1)番目のラインの画像デ
ータの値に、荷重係数DC2を乗じた値の画像データを
出力する。また、乗算器512は、ラインメモリ134
によって遅延したN番目の画像データの値に、荷重係数
DC1を乗じた値の画像データを出力する。
【0065】加算器513は、各乗算器511,512
の出力を加算した値の補間データを画像データとして出
力する。荷重係数DC1,DC2の重み付けをそれぞれ
a%,(100−a)%とすると、補間データは〔N+
(100−a)/100〕番目のラインに対応した画像
データになる。
【0066】図6では乗算器511,512を用いた構
成を例示したが、図7に示すように乗算器511,51
2に代えてルックアップテーブルROM511a,51
2aを用いてもよい。なお、図6及び図7において、乗
算器511,512又はルックアップテーブルROM5
11a,512aのビット構成を適当に選定すれば、き
め細かな補間を実現することができる。
【0067】また、図8に示すように、セレクタ521
〜523、加算器531、及び乗算器540を組み合わ
せて補間を行うこともできる。図8の例では、N番目の
ライン及び(N+1)番目のラインのデータ値をそれぞ
れA,Bとすると、セレクト信号SS1〜SS3の組の
合わせによって、A、(3A+B)/4、(2A+2
B)/4、及び(A+3B)/4の4種の補間データを
得ることができる。すなわち、4分の1ライン単位の補
間を実現することができる。なお、セレクタ及び加算器
の個数を増加することにより、4分の1ライン単位以上
の精度の補間を行うことができる。その場合、補間精度
を2の巾乗分の1ライン単位とするのが回路構成の簡単
化の上で好ましい。
【0068】図9はCPU101が実行する補間比率設
定処理の概略を示すフローチャートである。CPU10
1は、上述のようにスキャン速度のムラを考慮して読取
り倍率Mに応じた補間比率データDHを生成する。
【0069】すなわち、CPU101は、出力パルス信
号F/Gのパルス周期を内部タイマにより計時してスキ
ャン速度を検知し、読取り倍率Mに応じた正規の速度と
測定値との差に基づいて、所定の演算によってスキャン
速度ムラに起因する読取りの位置ズレ量を算出する(#
10)。
【0070】なお、CPU101の処理速度に依存する
スキャン速度検知の所要時間と、画像データの伝送タイ
ミングとの関係に応じて、画像データに対する遅延が必
要になる場合もある。
【0071】次に、CPU101は遅延ライン数k及び
荷重係数DC1,DC2を決定する(#20)。例え
ば、読取り倍率Mが「1」の場合において、スキャン速
度ムラに起因する位置ズレ量が「+0.1」のとき、す
なわちスキャン速度が0.1ライン分だけ速いときに
は、相違ライン数nが「11.9」になることから、遅
延ライン数kを「11」とし、N番目のラインに対応す
る荷重係数DC1を「0.1」とし、(N+1)番目の
ラインに対応する荷重係数DC1を「0.9」とする。
【0072】また、読取り倍率Mが「1」の場合におい
て、スキャン速度ムラに起因する位置ズレ量が「−0.
1」のとき、すなわちスキャン速度が0.1ライン分だ
け遅いときには、相違ライン数nが「12.1」になる
ことから、遅延ライン数kを「12」とし、荷重係数D
C1,DC2をそれぞれ「0.9」、「0.1」とす
る。
【0073】さらに、読取り倍率Mが「1.1」の場合
において、スキャン速度ムラに起因する位置ズレ量が
「+0.1」のときには、相違ライン数nが「13.
1」(12×1.1−0.1)になることから、遅延ラ
イン数kを「13」とし、荷重係数DC1,DC2をそ
れぞれ「0.9」、「0.1」とする。
【0074】そして、CPU101は、遅延ライン数k
を遅延量データDLとし、荷重係数DC1,DC2を補
間比率データDHとし、これらのデータを位置補正部1
30の各部に与える(#30)。
【0075】図10は本発明の他の実施例に係る信号処
理部100Aの構成を示すブロック図、図11は図10
の位置補正部130Aの構成を示すブロック図である。
これらの図において、図3及び図4と同一機能を有する
構成要素には同一の符号を付し、図3及び図4に対応す
る構成要素にはアルファベット「A」を添えた同一の符
号を付してある。
【0076】図10において、信号処理部100Aは、
フルカラーの画像再現を行うための3色の画像データV
IDEOを出力するように構成されている。位置補正部
130Aは、シェーディング補正部120から入力した
3色の画像データの読取り位置の相違を補うために設け
られている。この位置補正部130Aに対して、CPU
101Aは、遅延量データDLA及び補間比率データD
H1,DH2を与える。
【0077】画像処理部140Aは、変倍部145Aを
有しており、主走査方向の画素密度変換を含む種々の画
像処理を行う。そして、画像処理部140Aによる処理
を受けた3色の画像データVIDEOは、出力インタフ
ェース部150Aを介してパラレルに出力される。
【0078】図11に示すように、位置補正部130A
は、Rの画像データに対して設けられた遅延メモリ31
1、ラインメモリ134、補間部135、Gの画像デー
タに対して設けられた遅延メモリ312、ラインメモリ
134、補間部135、及び各遅延メモリ311,31
2を制御する遅延制御部313を有し、Bの画像データ
に対するR及びGの画像データの読取りの位置ズレを補
うように構成されている。
【0079】CCDアレイ16R,16G,16Bは等
間隔に配列されているので、Rの画像データに係る相違
ライン数nは、Gの画像データに係る相違ライン数nの
2倍になる。このため、遅延メモリ311には、遅延ラ
イン数kRとして遅延メモリ312の遅延ライン数kG
の2倍の値が設定される。また、同様に各補間部135
に対して荷重係数が設定される。
【0080】例えば、読取り倍率Mが「1.1」の場合
には、スキャン速度ムラが無いものとして、Gの画像デ
ータに係る相違ライン数nは「13.2」であり、Rの
画像データに係る相違ライン数nは「26.4」であ
る。したがって、Gの画像データについては、遅延メモ
リ312により13ライン分の遅延が行われ、補間部1
35によりN及び(N+1)番目のラインに対して0.
8対0.2の比率の荷重平均処理が行われる。また、R
の画像データについては、遅延メモリ311により26
ライン分の遅延が行われ、補間部135によりN及び
(N+1)番目のラインに対して0.6対0.4の比率
の荷重平均処理が行われる。
【0081】上述の図3の実施例によれば、3色の内で
最も比視感度の高いGの画像データを荷重平均処理を加
えずに濃度データとして出力するようにしたので、濃淡
画像の再現性を高めることができる。また、色判別情報
が高品質になり、指定色の輪郭部分に乱れのない多色画
像を形成することができる。
【0082】上述の実施例によれば、R,G,Bに対応
するCCDアレイ16R,16G,16Bが一体化され
た1チップのイメージセンサ16を用いたので、各色毎
に個別のイメージセンサを設ける場合に比べて、各色の
受光面の相対位置精度が高く、またレンズ収差や温度変
化などによる影響が少ないことから原稿画像を正しく色
分解した画像データを得ることができる。そのため、色
判別を誤ることがなく、誤判別によるカラーゴーストが
生じない。
【0083】上述の実施例においては、フルカラーのイ
メージセンサ16を用いたイメージリーダ1を例示した
が、千鳥状に配列した複数のイメージセンサを用いてモ
ノカラーの読取りを行う画像読取り装置にも本発明を適
用することができる。
【0084】上述の実施例においては、CCDアレイ間
の読取り位置の相違に対応する補正として、ライン遅延
部133及び補間部135による補正を行うものとして
説明したが、例えば読取り倍率を固定とする場合などで
は、ライン遅延部133による補正、すなわちデータの
遅延のみを行うようにしてもよい。その場合には、遅延
ライン数として、例えば相違ライン数nを四捨五入した
値を設定することができる。
【0085】上述の実施例において、FIFOメモリ以
外の遅延手段を用いて所定の遅延を行うことができる。
また、3色について、例えば1ページ分(原稿1枚分)
の画像データをそれぞれページメモリに格納し、適当な
ラインを選んで3色同時に読み出すようにしてもよい。
【0086】上述の実施例においては、複写機用のイメ
ージリーダ1を例示したが、本発明に係る画像読取り装
置の用途はこれに限定されない。例えば、外部のホスト
コンピュータなどとともにファイリングシステムを構成
するイメージリーダ装置であってもよい。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、副走査速度の変動に係
わらず、画像の再現性に優れた高品質の画像情報を出力
することができる。
【0088】請求項2の発明によれば、さらに高品質の
画像情報を出力することができる。請求項3の発明によ
れば、読取り倍率に係わらず、高品質の画像情報を出力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイメージリーダの概略の構成を示
す正面図である。
【図2】フルカラーイメージセンサの構成を模式的に示
す平面図である。
【図3】信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の位置補正部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4のライン遅延部の構成を示す回路図であ
る。
【図6】図4のデータ補間部の一例を示すブロック図で
ある。
【図7】図4のデータ補間部の他の例を示すブロック図
である。
【図8】図4のデータ補間部の他の例を示すブロック図
である。
【図9】CPUが実行する補間比率設定処理の概略を示
すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施例に係る信号処理部の構成
を示すブロック図である。
【図11】図10の位置補正部の構成を示すブロック図
である。
【図12】荷重平均処理の内容を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 イメージリーダ(画像読取り装置) 16R,16G,16B CCDアレイ(イメージセン
サ) 130 位置補正部(読取り位置補正手段) 101 CPU(補正制御手段) 135 補間部(データ補間手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副走査方向に配列された互いに平行な複数
    のイメージセンサを有するライン走査方式の画像読取り
    装置であって、 前記各イメージセンサの読取り位置の相違に対応した補
    正を行う読取り位置補正手段と、 原稿走査中に副走査速度の変動量を検知し、検知した変
    動量に応じて前記読取り位置補正手段による補正の内容
    を設定する補正制御手段とを備えてなることを特徴とす
    る画像読取り装置。
  2. 【請求項2】前記読取り位置補正手段が、 少なくとも1つのイメージセンサが読み取った複数のラ
    インの画像データに対して、副走査速度に応じた比率の
    荷重平均処理を加え、得られた画像データを他のイメー
    ジセンサが読み取るラインに対応したラインの画像デー
    タとして出力するデータ補間手段を有してなることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】前記補正制御手段が、 前記データ補間手段による荷重平均処理の比率として、
    副走査速度の変動及び読取り倍率の2つの要因による読
    取り位置の相違に応じた比率を設定するように構成され
    てなることを特徴とする請求項2記載の画像読取り装
    置。
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