JPH04293312A - 圧電濾波器 - Google Patents
圧電濾波器Info
- Publication number
- JPH04293312A JPH04293312A JP5890791A JP5890791A JPH04293312A JP H04293312 A JPH04293312 A JP H04293312A JP 5890791 A JP5890791 A JP 5890791A JP 5890791 A JP5890791 A JP 5890791A JP H04293312 A JPH04293312 A JP H04293312A
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- JP
- Japan
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- piezoelectric
- resonators
- elements
- shielding plate
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，複数の圧電音叉形共振
子を積層して構成した複数素子形の圧電濾波器に関する
。
子を積層して構成した複数素子形の圧電濾波器に関する
。
【０００２】
【従来の技術】圧電共振子による濾波器のフィルタ性能
を向上させるため，通常２つの圧電共振子を接続して２
素子形圧電濾波器とすることが成されるが，２つの圧電
共振子を単体構造に組合わせると，各圧電共振子が近接
するため，各圧電共振子の電極間に静電容量が発生する
。特に各圧電共振子を積層して単体構造とした場合に，
その影響は顕著であり，静電容量の発生はフィルタ性能
の低下につながる。
を向上させるため，通常２つの圧電共振子を接続して２
素子形圧電濾波器とすることが成されるが，２つの圧電
共振子を単体構造に組合わせると，各圧電共振子が近接
するため，各圧電共振子の電極間に静電容量が発生する
。特に各圧電共振子を積層して単体構造とした場合に，
その影響は顕著であり，静電容量の発生はフィルタ性能
の低下につながる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように各圧電共
振子の間に静電容量が発生すると，圧電濾波器のフィル
タ特性グラフのボトムレベルが上がり，性能が悪化する
問題点があり，複数の圧電共振子を積層構造にする上で
の課題であった。
振子の間に静電容量が発生すると，圧電濾波器のフィル
タ特性グラフのボトムレベルが上がり，性能が悪化する
問題点があり，複数の圧電共振子を積層構造にする上で
の課題であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため，複数の圧電共振子を積層し回路接続して構成
する複数素子形圧電濾波器の，前記各圧電共振子の間に
，絶縁体もしくは誘電体の基板に導電膜を形成したシー
ルド板，あるいは金属板によるシールド板を介在させた
ことを特徴とする。
するため，複数の圧電共振子を積層し回路接続して構成
する複数素子形圧電濾波器の，前記各圧電共振子の間に
，絶縁体もしくは誘電体の基板に導電膜を形成したシー
ルド板，あるいは金属板によるシールド板を介在させた
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】積層される各圧電共振子の間に，絶縁体もしく
は誘電体の基板に導電膜を形成したシールド板，もしく
は，金属板によるシールド板を介在させ，これを接地接
続することによって，各圧電共振子の間に静電容量が発
生することが阻止されるので，静電容量による性能の低
下を防ぐことができる。
は誘電体の基板に導電膜を形成したシールド板，もしく
は，金属板によるシールド板を介在させ，これを接地接
続することによって，各圧電共振子の間に静電容量が発
生することが阻止されるので，静電容量による性能の低
下を防ぐことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示し，２つの圧電
音叉形共振子を積層して２素子形の圧電濾波器とした例
の積層状態を分解して示している。この２素子形圧電濾
波器は，図６に電気記号として示すように構成されたも
のである。２つの圧電音叉形共振子である素子Ａ及び素
子Ｂは，音叉形の共振子の形状に形成された圧電基板１
及び２の表裏両面に，電極及び引出線を導電膜として形
成したものである。素子Ａを構成する圧電基板１の表裏
の導電膜形成パターンを図２に示し，電極７から圧電基
板１の側縁まで引出線８が形成されている。また，素子
Ｂを構成する圧電基板２の表裏の導電膜形成パターンを
図３に示し，電極７から圧電基板２の側縁まで引出線８
が形成されている。この圧電音叉形共振子の形式は，実
施例に示すものに限定されるものでなく，使途に応じた
形式のものを組合わせて複数素子形の圧電濾波器とする
ことができる。素子Ａ及び素子Ｂの間には，図１に示す
ようにシールド板３が配置されており，シールド板３は
絶縁体または誘電体の基板１０の表裏両面に，図４に示
すような導電膜１１が形成されている。このシールド板
３は図４に示す導電膜１１（図の斜線部分）の形状にし
た金属薄板であってもよい。上記のように形成された素
子Ａ，素子Ｂ及びシールド板３は，図１に示すように中
央部分を開口させた枠材４を介して積層され，積層した
両面は更に枠材４を介してカバー材５によって覆い，図
５に示すような形態に完成される。素子Ａ及び素子Ｂは
，音叉形の共振子として圧電基板１，２の中央部分に振
動子を形成しているため，非振動部である圧電基板の周
縁部を固定支持することができる。従って，図１に示す
ように，２枚の圧電基板１，２の周縁部の表裏を枠材４
で支持すると共に，枠材４の開口部で振動子部分の振動
空間を保ち，更に枠材４でシールド板３と接触しない間
隙を保ち，両面をカバー材５，５で閉じて積層圧着すれ
ば，図５に示すような薄形の２素子形の圧電濾波器が完
成される。前記の枠材４の材質は，特に限定されるもの
でなく，セラミックス，エポキシ樹脂等の絶縁体であれ
ばよい。
音叉形共振子を積層して２素子形の圧電濾波器とした例
の積層状態を分解して示している。この２素子形圧電濾
波器は，図６に電気記号として示すように構成されたも
のである。２つの圧電音叉形共振子である素子Ａ及び素
子Ｂは，音叉形の共振子の形状に形成された圧電基板１
及び２の表裏両面に，電極及び引出線を導電膜として形
成したものである。素子Ａを構成する圧電基板１の表裏
の導電膜形成パターンを図２に示し，電極７から圧電基
板１の側縁まで引出線８が形成されている。また，素子
Ｂを構成する圧電基板２の表裏の導電膜形成パターンを
図３に示し，電極７から圧電基板２の側縁まで引出線８
が形成されている。この圧電音叉形共振子の形式は，実
施例に示すものに限定されるものでなく，使途に応じた
形式のものを組合わせて複数素子形の圧電濾波器とする
ことができる。素子Ａ及び素子Ｂの間には，図１に示す
ようにシールド板３が配置されており，シールド板３は
絶縁体または誘電体の基板１０の表裏両面に，図４に示
すような導電膜１１が形成されている。このシールド板
３は図４に示す導電膜１１（図の斜線部分）の形状にし
た金属薄板であってもよい。上記のように形成された素
子Ａ，素子Ｂ及びシールド板３は，図１に示すように中
央部分を開口させた枠材４を介して積層され，積層した
両面は更に枠材４を介してカバー材５によって覆い，図
５に示すような形態に完成される。素子Ａ及び素子Ｂは
，音叉形の共振子として圧電基板１，２の中央部分に振
動子を形成しているため，非振動部である圧電基板の周
縁部を固定支持することができる。従って，図１に示す
ように，２枚の圧電基板１，２の周縁部の表裏を枠材４
で支持すると共に，枠材４の開口部で振動子部分の振動
空間を保ち，更に枠材４でシールド板３と接触しない間
隙を保ち，両面をカバー材５，５で閉じて積層圧着すれ
ば，図５に示すような薄形の２素子形の圧電濾波器が完
成される。前記の枠材４の材質は，特に限定されるもの
でなく，セラミックス，エポキシ樹脂等の絶縁体であれ
ばよい。
【０００７】素子Ａ，素子Ｂを構成する各圧電基板１及
び２の側縁に引出された引出線８の端部は，図５に示す
積層完成状態で側面の要部をスパッタリング処理した後
，メッキあるいはハンダディップ処理により，積層方向
に回路接続されると共に，外部接続のための端子６ａ，
６ｂ………６ｆが形成される。上記のように素子Ａと素
子Ｂとが積層されて近接配置されていると，通常は２つ
の素子の導体間に静電容量が発生するが，本実施例のよ
うに素子Ａと素子Ｂとの間に，シールド板３が介在し接
地接続されるので，素子Ａと素子Ｂとの間に静電容量が
発生することが阻止される。このように近接する２つの
圧電共振子の間に発生する静電容量を阻止することによ
り，２素子形圧電濾波器のフィルタ特性の低下を防ぐこ
とができる。本実施例に示した２素子形圧電濾波器のフ
ィルタ特性の測定データは，図７に示すグラフのように
なり，シールド板３を介在させない場合には，図８に示
すようにグラフのボトムレベルが４０デシベル以下であ
ったものが，５０デシベルを越えるようになり，明らか
にシールド板３により静電容量の発生を阻止した効果が
発揮されていることがわかる。図９〜図１４は本発明の
第２実施例で，図９は積層状態を分解して示し，図１０
は素子Ａの，図１１は素子Ｂの表裏に形成される導電膜
パターンを示している。また図１２は素子Ａと素子Ｂと
の間に介在させるシールド板３の表裏の導電膜パターン
を示している。これら素子Ａ，素子Ｂ，シールド板３は
図９に示すように枠材４を介して積層し，図１３に示す
ように完成され，積層方向に回路接続して図１４に示す
圧電濾波器が構成される。
び２の側縁に引出された引出線８の端部は，図５に示す
積層完成状態で側面の要部をスパッタリング処理した後
，メッキあるいはハンダディップ処理により，積層方向
に回路接続されると共に，外部接続のための端子６ａ，
６ｂ………６ｆが形成される。上記のように素子Ａと素
子Ｂとが積層されて近接配置されていると，通常は２つ
の素子の導体間に静電容量が発生するが，本実施例のよ
うに素子Ａと素子Ｂとの間に，シールド板３が介在し接
地接続されるので，素子Ａと素子Ｂとの間に静電容量が
発生することが阻止される。このように近接する２つの
圧電共振子の間に発生する静電容量を阻止することによ
り，２素子形圧電濾波器のフィルタ特性の低下を防ぐこ
とができる。本実施例に示した２素子形圧電濾波器のフ
ィルタ特性の測定データは，図７に示すグラフのように
なり，シールド板３を介在させない場合には，図８に示
すようにグラフのボトムレベルが４０デシベル以下であ
ったものが，５０デシベルを越えるようになり，明らか
にシールド板３により静電容量の発生を阻止した効果が
発揮されていることがわかる。図９〜図１４は本発明の
第２実施例で，図９は積層状態を分解して示し，図１０
は素子Ａの，図１１は素子Ｂの表裏に形成される導電膜
パターンを示している。また図１２は素子Ａと素子Ｂと
の間に介在させるシールド板３の表裏の導電膜パターン
を示している。これら素子Ａ，素子Ｂ，シールド板３は
図９に示すように枠材４を介して積層し，図１３に示す
ように完成され，積層方向に回路接続して図１４に示す
圧電濾波器が構成される。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば，複数の圧電音叉形共振
子を積層して複数素子形圧電濾波器を構成するとき，各
圧電共振子の間にシールド板を介在させて，各圧電共振
子の間に発生する静電容量を阻止するので，静電容量に
よるフィルタ特性の低下を防ぐことができ，フィルタ特
性グラフのボトムレベルの上昇を抑えた高性能な複数素
子形の圧電濾波器を提供することができる。
子を積層して複数素子形圧電濾波器を構成するとき，各
圧電共振子の間にシールド板を介在させて，各圧電共振
子の間に発生する静電容量を阻止するので，静電容量に
よるフィルタ特性の低下を防ぐことができ，フィルタ特
性グラフのボトムレベルの上昇を抑えた高性能な複数素
子形の圧電濾波器を提供することができる。
【図１】 実施例の２素子形圧電濾波器の分解斜視図
。
。
【図２】 素子Ａの表裏に形成される導電膜パターン
の斜視図。
の斜視図。
【図３】 素子Ｂの表裏に形成される導電膜パターン
の斜視図。
の斜視図。
【図４】 シールド板の表裏に形成される導電膜パタ
ーンの斜視図。
ーンの斜視図。
【図５】 実施例の積層完成状態の斜視図。
【図６】 実施例の２素子形圧電濾波器の電気記号図
。
。
【図７】 実施例のフィルタ特性グラフ。
【図８】 シールド板のない場合のフィルタ特性グラ
フ。
フ。
【図９】 第２実施例の分解斜視図。
【図１０】 第２実施例の素子Ａの表裏導電膜パター
ンの斜視図。
ンの斜視図。
【図１１】 第２実施例の素子Ｂの表裏導電膜パター
ンの斜視図。
ンの斜視図。
【図１２】 第２実施例のシールド板の表裏導電膜パ
ターンの斜視図。
ターンの斜視図。
【図１３】 第２実施例の積層完成状態の斜視図。
【図１４】 第２実施例の電気記号図。
Ａ…圧電共振子（素子Ａ）
Ｂ…圧電共振子（素子Ｂ）
３…シールド板
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の圧電共振子を積層し回路接続し
て構成する複数素子形圧電濾波器の，前記各圧電共振子
の間に，絶縁体もしくは誘電体の基板に導電膜を形成し
たシールド板，あるいは金属板によるシールド板を介在
させたことを特徴とする圧電濾波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5890791A JPH04293312A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 圧電濾波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5890791A JPH04293312A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 圧電濾波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293312A true JPH04293312A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13097887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5890791A Pending JPH04293312A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 圧電濾波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04293312A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1077356C (zh) * | 1996-09-12 | 2002-01-02 | 株式会社村田制作所 | 压电谐振器以及使用它的电子元件 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353292A (en) * | 1976-10-26 | 1978-05-15 | Seiko Epson Corp | Composite vibrator |
| JPS6211314A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-20 | Murata Mfg Co Ltd | ３素子型圧電フイルタ |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP5890791A patent/JPH04293312A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353292A (en) * | 1976-10-26 | 1978-05-15 | Seiko Epson Corp | Composite vibrator |
| JPS6211314A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-20 | Murata Mfg Co Ltd | ３素子型圧電フイルタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1077356C (zh) * | 1996-09-12 | 2002-01-02 | 株式会社村田制作所 | 压电谐振器以及使用它的电子元件 |
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