JP2001156197A - 絶縁パッケージおよび電子素子封止構体 - Google Patents

絶縁パッケージおよび電子素子封止構体

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JP2001156197A
JP2001156197A JP33983599A JP33983599A JP2001156197A JP 2001156197 A JP2001156197 A JP 2001156197A JP 33983599 A JP33983599 A JP 33983599A JP 33983599 A JP33983599 A JP 33983599A JP 2001156197 A JP2001156197 A JP 2001156197A
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insulating
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insulating package
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Yoshihiro Goto
芳宏 後藤
Katsuya Terai
克弥 寺井
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁パッケージにおける導電性キャップを低
抵抗で接地する。 【解決手段】 底板部2および枠体部3を有する絶縁性
ベース1と、絶縁性ベース1の内方から外方に導出され
た電極4,5と、底板部2の下面の端子部6,7と、支
持部8とを有し、前記電極4,5に水晶振動子片14を
接続固着し、前記枠体部3の上面と端面に接地用の導電
層9,10,11を形成し、底板部2の下面に前記接地
用の導電層9,10,11と電気的に接続された接地用
の端子部12,13を形成し、前記枠体部3の上面の導
電層9の上に、導電性ガラス15でキャップ本体16a
の両面に導電膜16bを形成した導電性キャップ16を
気密に固着封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底板部および枠体
部を有する絶縁性ベースに導電性キャップを導電性封止
材で気密に固着封止して接地する絶縁パッケージおよび
その絶縁パッケージ内に電子素子を封入してなる電子素
子封止構体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子部品の小型・軽量化および表
面実装化に伴って、水晶振動子も従来の円筒型金属パッ
ケージからセラミックパッケージ化が進められている。
その代表的なものについて、以下説明する。図11ない
し図13は従来の表面実装型水晶振動子Cを示し、図1
1は長手方向の中心線に沿う縦断面図、図12は一部を
切り開いた平面図、図13は下面図である。図11ない
し図13において、51はアルミナセラミック製の底板
部52および枠体部53を有する絶縁性ベースで、底板
部52の上面の長手方向の一端部近傍には、Wペース
ト,Moペースト等を塗布焼成してNiめっきまたはA
uめつきされた電極54,55が形成されている。前記
電極54,55の一方の電極54は、底板部52と枠体
部53の間を通って長手方向の一端部に導出されてお
り、他方の電極55は底板部52と枠体部53の間を迂
回して長手方向の他端部に導出されている。そして、こ
れら両電極54,55は、底板部52の端面を通って、
底板部52の下面にWペースト,Moペースト等を塗布
焼成してNiめっきまたはAuめつきされた端子部5
6,57に接続されている。前記底板部52の長手方向
の他端部近傍には、後述する水晶振動子片(59)を底
板部52から浮かせて水平に支持する,いわゆる「枕」
と称される支持部58が形成されている。この支持部5
8は、前記電極54,55と同一材料により、同時に、
かつ同一厚さに形成されている。前記電極54,55に
は、両面に電極(図示省略)を形成した水晶振動子片5
9が、導電性接着材等により水平状態に接続固着されて
いる。前記枠体部53の上面には、低融点ガラス60を
介してセラミツク製のキャップ61が気密に固着封止さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
水晶振動子Cの上記絶縁パッケージにおいては、アルミ
ナセラミック製の底板部52,枠体部53およびキャッ
プ61の熱膨張係数が水晶振動子片59の熱膨張係数と
相違するため、熱膨張係数差に起因する応力によって、
水晶振動子片59の特性変動が生じるという問題点があ
った。また、セラミック製のキャップ61は、その機械
的強度の点から薄型化に限度があり、水晶振動子C全体
の低背化にも限度があるという問題点があった。
【0004】そこで、本件出願人は、絶縁パツケージと
水晶振動子片等の電子素子との熱膨張係数差に起因する
応力で電子素子の特性変動が生じず、しかも絶縁パツケ
ージの低背化ができる絶縁パッケージを提案した。図1
4ないし図16は、そのような絶縁パッケージDを示
し、図14は長手方向の中心線に沿う縦断面図、図15
は一部を切り開いた平面図、図16は下面図である。こ
の絶縁パッケージDは、ガラス中にセラミック微粉末を
分散したガラスセラミック複合体製の底板部72および
枠体部73を有し、熱膨張係数が100〜150×10
−7/℃の絶縁性ベース71と、セラミツク製のキャッ
プ61に代えて熱膨張係数が100〜150×10−7
/℃のステンレス鋼等よりなる金属製キャップ81とを
用いるものである。なお、図14ないし図16におい
て、74,75は電極、76,77は端子部、78は支
持部、79は水晶振動子片、80は導電性封止材として
の低融点ガラスで、それぞれ図11ないし図13の54
ないし60と同様であり、説明を省略する。この水晶振
動子Dによれば、絶縁性ベース71と金属製キャップ8
1の熱膨張係数が、水晶振動子片79の熱膨張係数に一
致ないしきわめて近似しているので、これらの絶縁性ベ
ース71および金属製キャップ81と、水晶振動子片7
9との熱膨張係数差に起因する応力は全くないか著しく
小さいため、応力に起因する水晶振動子片79の特性変
動が全くないか、著しく小さく無視できるという優れた
特長がある。また、アルミナセラミック製のキャップ6
1に代えて、金属キャップ81を用いるので、キャップ
の薄型化ができ、したがって水晶振動子D全体の低背化
ができるという優れた特長がある。
【0005】しかしながら、上記の水晶振動子Dにおい
ても、浮遊容量や外来電磁波の影響により、内部に収容
した水晶振動子片79の特性変動が生じることがあり、
このような浮遊容量や外来電磁波に起因する水晶振動子
片79の特性変動を防止することが望まれている。
【0006】そこで、本件出願人は、先に金属製キャッ
プ81を接地することにより、浮遊容量や外来電磁波に
起因する特性変動を防止する絶縁パッケージについても
提案している。このような、金属製キャップを接地した
絶縁パッケージにおいて、絶縁性ベースおよび金属製キ
ャップの水晶振動子片に対する熱膨張係数差に起因する
応力による水晶振動子編の特性変動を低減するために、
金属製キャップを熱膨張係数が水晶振動子片に近似した
ステンレス鋼製とした場合は、ステンレス鋼製キャップ
の抵抗値が高いために接地抵抗が高く、必ずしも十分な
接地効果,すなわち浮遊容量や外来電磁波に起因する水
晶振動子片の特性変動を防止するという効果が得られな
い場合があることが判明した。
【0007】そこで、本発明は、導電性キャップを低抵
抗で接地可能な絶縁パッケージを提供することを目的と
する。また、本発明の別の目的は、絶縁パッケージ内に
収容した水晶振動子片や圧電素子等の素子が、浮遊容量
や外来電磁波に起因して特性変動を生じない電子素子封
止構体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、底板部および枠体部を有する絶縁性ベースと、
この絶縁性ベースの内方から外方に導出された電極と、
前記枠体部の上に導電性封止材を介して気密に固着封止
された導電性キャップとを有し、前記導電性キャップを
前記導電性封止材を介して接地する絶縁パッケージにお
いて、前記導電性キャップは、導電性キャップ本体の少
なくとも下面にそれよりも低抵抗の導電膜を有すること
を特徴とする絶縁パッケージである。このような絶縁パ
ッケージによれば、導電性キャップ本体の少なくとも下
面に形成した導電膜および導電性封止材により、導電性
キャップを低抵抗で接地できる。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、前記絶縁
性ベースは、アルミナ,フォルステライト,ステアタイ
ト,マグネシア,ジルコニア、およびガラス中にセラミ
ック粉末を分散させたガラスセラミック複合体のいずれ
かであることを特徴とする請求項1記載の絶縁パッケー
ジである。このような絶縁パツケージによれば、絶縁性
の高い絶縁パッケージが得られる。特に、絶縁性ベース
をガラスセラミック複合体製とした場合は、内部に封入
する水晶振動子等の電子素子の熱膨張係数に合致ないし
近似させることができ、熱膨張係数差に起因する応力に
よる水晶振動子片等の電子素子の特性変動を防止でき
る。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、前記絶縁
性ベースが、その枠体部の上面および端面に接地用の導
電層を有し、前記底板部の端面および下面にそれぞれ接
地用の導電層および端子部を有することを特徴とする請
求項1または2記載の絶縁パッケージである。このよう
な絶縁パツケージによれば、導電性キャップを接地用の
導電層および端子部を利用して接地できる。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、前記導電
性キャップが、金属製または導電性セラミック製である
ことを特徴とする請求項1記載の絶縁パッケージであ
る。このような絶縁パツケージによれば、導電性キャッ
プを低抵抗で接地でき、特に金属製キャップの場合は、
導電性キャップの薄型化が可能で、絶縁パッケージの低
背化ができる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、前記金属
製キャップが、ステンレス鋼製であることを特徴とする
請求項4記載の絶縁パッケージである。このような絶縁
パツケージによれば、導電性キャップの熱膨張係数を水
晶振動子片等の電子素子の熱膨張係数に一致ないし近似
させることができ、熱膨張係数差に起因する応力で水晶
振動子片等の電子素子の特性変動を防止できる。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、前記導電
性キャップに形成された導電膜が、Ag,Au,Cu,
Niのいずれかまたはこれらの積層膜であることを特徴
とする請求項1記載の絶縁パッケージである。このよう
な絶縁パツケージによれば、低抵抗の導電膜により導電
性キャップの接地抵抗を小さくできる。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、前記導電
膜は、その厚さが0.1〜50μmの範囲内にあること
を特徴とする請求項6記載の絶縁パッケージである。こ
のような絶縁パツケージによれば、低抵抗の導電膜によ
り接地抵抗を小さくできるのみならず、導電膜の薄型化
により原価低減および絶縁パッケージの低背化ができ
る。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、前記絶縁
性ベースおよび導電性キャップの熱膨張率が、70〜1
50×10−7/℃であることを特徴とする請求項1な
いし7記載の絶縁パッケージである。このような絶縁パ
ツケージによれば、絶縁性ベースおよび導電性キャップ
の熱膨張率を水晶振動子片等の電子素子の熱膨張係数に
一致ないし近似させることができ、熱膨張係数差に起因
する応力で水晶振動子片等の電子素子の特性変動を防止
できる。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、前記ガラ
スセラミツク複合体製の絶縁性ベースは、ガラス中にフ
ォルステライトを30〜70wt%分散させたものであ
ることを特徴とする請求項2記載の絶縁パッケージであ
る。このような絶縁パツケージによれば、熱膨張係数が
100〜150×10−7/℃の絶縁性ベースが得られ
る。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、前記両
電極が、絶縁パツケージの長手方向の両端部から導出さ
れ、絶縁パツケージの下面の長手方向の両端部に形成さ
れた端子部に接続されており、前記接地用の導電層が絶
縁パッケージの短手方向の両端部から前記枠体部および
底板部の端面を通って絶縁パッケージの下面の短手方向
の両端部に形成された接地用端子部に接続されているこ
とを特徴とする請求項1ないし9記載の絶縁パッケージ
である。このような絶縁パツケージによれば、水晶振動
子片用の電極および端子部と、導電性キャップの接地用
の導電層および端子部とを離隔して形成でき、短絡を防
止できる。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、前記両
電極が、絶縁パツケージの一対の対角部から導出され、
前記底板部の一対の対角部端面を通って、絶縁パツケー
ジの下面の一対の対角部に形成された端子部に接続され
ており、前記接地用の導電層が、絶縁パッケージの他の
一対の対角部から前記枠体部および底板部の対角部端面
を通って、絶縁パッケージの下面の他の一対の対角部に
形成された接地用の端子部に接続されていることを特徴
とする請求項1ないし9記載の絶縁パッケージである。
このような絶縁パツケージによれば、水晶振動子片用の
電極および端子部と、導電性キャップの接地用の導電層
および端子部とを離隔して形成でき、短絡を防止できる
のみならず、水晶振動子片用の電極の引き回し距離を小
さくでき、低抵抗化および原価低減ができる。
【0021】本発明の請求項12記載の発明は、前記請
求項1ないし11記載の絶縁性パッケージ内に、電子素
子として水晶振動子片を封入したことを特徴とする電子
素子封止構体である。このような電子素子封止構体によ
ると、内部に収納した水晶振動子片が浮遊容量や外来電
磁波による特性変動を生じることがない。
【0022】本発明の請求項13記載の発明は、前記前
記請求項1ないし11記載の絶縁性パッケージ内に、電
子素子として圧電材料素子を封止したことを特徴とする
電子素子封止構体である。このような電子素子封止構体
によると、内部に収納した圧電材料素子が浮遊容量や外
来電磁波による特性変動を生じることがない。
【0023】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につい
て、図面を参照した説明する。
【第1実施態様】図1ないし図3は本発明の第1実施態
様の表面実装型水晶振動子Aを示し、図1は一部に正面
図を併示した長手方向の中心線に沿う縦断面図、図2は
一部を切り開いた平面図、図3はその下面図である。図
1ないし3において、1はガラス中にセラミックの微粉
末を分散したガラスセラミツク複合体製の絶縁性ベース
で、底板部2および枠体部3を有する。前記底板部2お
よび枠体部3を構成するガラスセラミック複合体は、例
えば、SiO2:50〜70wt%、Al23:2〜1
5wt%、RO(RはCa,Sr,Ba,のうちの一種
以上):5〜30wt%、B23:1〜8wt%、Zn
O:2〜15wt%、R2O(RはNa,K,Liのう
ちの一種以上):5〜30wt%の組成を有する0.3
〜3μmのガラス微粉末に、0.3〜3μmのフォルス
テライトの微粉末を30〜70wt%分散させたガラス
セラミック複合体製のグリーンシートを焼成してなるも
ので、熱膨張係数が100〜150×10−7/℃のも
のである。
【0024】前記底板部2の上面の長手方向の一端部近
傍には、Agペースト,Ag/Pdペースト等を塗布焼
成してなる電極4,5を有する。また、底板部2の下面
の長手方向の両端部近傍には、Agペースト,Ag/P
dペースト等を塗布焼成しなる端子部6,7を有する。
【0025】前記一方の電極4は、底板部2と枠体部3
の間を通って長手方向の一端部(図示左側)に露出し、
底板部2の端面を通って、底板部2の一方端の下面に形
成された端子部6に接続されている。他方の電極5は、
底板部2と枠体部3との間を迂回して長手方向の他端部
(図示右側)に露出し、底板部2の端面を通って、底板
部2の他方端の下面に形成された端子部7に接続されて
いる。
【0026】前記底板部2の上面の電極4,5の形成さ
れた側とは反対側の端部近傍には、Agペースト,Ag
/Pdペースト等を塗布焼成してなる,いわゆる「枕」
と称される支持部8が形成されている。この支持部8
は、電極4,5と同時に、かつ同一厚さに形成されてい
る。
【0027】前記枠体部3の上面には、メタライズ法ま
たはAgペースト,Ag/Pdペースト等の塗布焼成に
より、接地用の導電層9が形成されている。同様に、前
記底板部2および枠体部3の短手方向の両端面には、メ
タライズ法またはAgペースト,Ag/Pdペースト等
の塗布焼成により、接地用の導電層10,11が形成さ
れている。また、底板部2の裏面の短手方向の両端部に
は、Agペースト,Ag/Pdペースト等の塗布焼成に
より、接地用の端子部12,13が形成されている。な
お、前記Agペースト,Ag/Pdペースト等を塗布形
成された電極4,5,端子部6,7,12,13および
導電層9,10,11のAg,Ag/Pd表面に、長期
保管後の半田濡れ性を保証する目的で、Niめっき,A
uめっき等を施す場合もある。
【0028】前記電極4,5には、両面に電極(図示省
略)を形成した水晶振動子片14が、導電性接着剤によ
り電気的に接続されるとともに、機械的に固着されてい
る。そして、前記枠体部3の上面に形成された接地用の
導電層9には、導電性封止材としての導電性ガラス15
により導電性キャップ16が封止されている。
【0029】前記導電性ガラス15は、例えば図4に示
すように、低融点ガラスペースト17中に粒径が0.0
03〜100μm程度の球形粒子,特に好ましくは、全
体がAg,Au,Cu,Ni等の金属製またはAg−C
u,Ag−Pd等の合金製の導電性の球形粒子18aを
分散した導電性ガラス15aや、図5に示すように、低
融点ガラスペースト17中に、粒径が0.1μm程度の
セラミックまたはガラスセラミック等の球形絶縁粒子1
9の表面に前記した金属または合金よりなる厚さが0.
1〜10μm程度の導電層20を形成した導電性の球形
粒子18bを分散した導電性ガラスペースト15bを塗
布焼成したものである。
【0030】また、前記導電性キャップ16は、図6
(a)に示すように、熱膨張係数が100〜150×1
−7/℃のステンレス鋼等よりなるキャップ本体16
aの両面に、Ag,Au,Cu,Niのいずれかまたは
これらの積層膜からなる厚さが0.1〜50μmの導電
膜16bを、めっき,印刷焼付け,蒸着,スパッタ,ク
ラッド法等により形成したものである。ここで、導電膜
16bを前記した材料で形成するのは、導電膜16bの
抵抗値をステンレス鋼製のキャップ本体16aよりも低
抵抗にするためである。また、導電膜16bを前記した
厚さに設定するのは、0.1μmよりも薄いと抵抗値の
低減効果が得られないし、50μmよりも厚いと原価高
になるのみならず、絶縁パッケージAの低背化を阻害す
るためである。さらに、導電膜16bをキャップ本体1
6aの両面に形成するのは、導電性キャップ16の封止
時に、その表裏を判別しなくてもよいためである。
【0031】図7は、本発明の水晶振動子Aの導電性ガ
ラス15による封止部の拡大断面図を示し、右半分は、
導電性の球体粒子18a,18bの粒径が、制御しよう
とする間隙寸法gに等しい導電性ガラスペースト15
a,15bを用いた場合を示し、左半分は、導電性の球
体粒子18cの粒径寸法が規制しようとする間隙寸法g
よりも小さい場合を示している。ここで、球形粒子18
a,18b,18cの粒径は、導電性ガラス15の厚さ
に応じて設定される。導電性ガラス15の厚さは、薄け
れば薄いほど低背化のためには望ましいが、一般には、
枠体部3の上面の平面度および導電性キャップ16の平
面度をばらつきを許容するために、約50μm程度に設
定されている。したがって、導電性ガラス15の狙い目
の厚さが50μmの場合は、導電性の球形粒子18a,
18bの粒径は50μmに設定される。また、球形粒子
18cの場合は、その粒径は10〜50μmに設定され
る。すなわち、その理由は、球形粒子18cの粒径が1
0μm未満の場合は、球形粒子18c相互の接触が困難
になり、低融点ガラス15の厚さの均一化が困難になる
のみならず、導電性ガラス15の導電性確保が困難にな
って、枠体部3の上面に形成した接地用の導電層9と導
電性キャップ16との電気的な接続が困難になるからで
ある。
【0032】本発明の水晶振動子Aによれば、図11な
いし図13や図14ないし図16に示す従来の水晶振動
子C,Dと比較して、第1に、枠体部3の上面の導電層
9と導電性キャップ16との間が導電性ガラス15で封
止されているので、導電性キャップ16は、その下面の
導電膜16b−導電層9−接地用の導電層10(11)
−端子部12(13)の経路で端子部12,13に接続
されているので、端子部12,13を接地することによ
り、導電性キャップ16を接地することができる。この
とき、導電性キャップ16のキャップ本体部16aがス
テンレス鋼製であっても、その下面に形成された導電膜
16bによって、接地抵抗は例えば1Ω以下の低抵抗に
できる。このため、有害な浮遊容量がなくなるのみなら
ず、外来電磁波は導電性キャップ16から接地されて、
内部に収容された水晶振動子片14に悪影響を及ぼすこ
とが確実に防止できる。
【0033】また、本発明の水晶振動子Aによれば、絶
縁性ベース1と導電性キャップ16とが、低融点ガラス
17中に導電性の球形粒子18a,18b,18cを分
散した導電性ガラス15で封止されているので、前記導
電性の球形粒子18a,18b,18cがスペーサの役
目をして、図7に示すように、枠体部3の上面に形成さ
れた導電層9と導電性キャップ16との間隔寸法gが、
容易かつ確実に一定にでき、したがって導電性キャップ
16の傾斜による封止不良やパッケージ全体の高背化が
防止できる。
【0034】
【第2実施態様】図8ないし10は本発明の第2実施態
様の水晶振動子Bを示し、図8は長手方向の中心線に沿
う縦断面図、図9は一部を切り開いた平面図、図10は
下面図である。図8ないし図10において、21はガラ
スセラミック複合体製の絶縁性ベースで、底板部22お
よび枠体部23を有するとともに、図1ないし図3に示
す第1実施態様の水晶振動子Aと相違して、4隅に円弧
状の凹部24,25,26,27を有する。また、底板
部22の上面の一方端(図示左側)近傍の電極形成位置
には、底板部22と同一材質の台座部28,29を有
し、他方端(図示右側)近傍には、前記台座部28,2
9と同一材質かつ同一高さの支持部30を有する。3
1,32はそれぞれ前記台座部28,29を覆ってAg
ペースト,Ag/Pdペースト等を塗布焼成して形成し
た電極である。また、33,34,35,36は底板部
22の裏面の4隅近傍に、Agペースト,Ag/Pdペ
ースト等を塗布焼成して形成した端子部である。そし
て、前記一方の電極31は、枠体部23と底板部22と
の間を通って一対の対角部における一方(図8左下)の
凹部24に導出されており、凹部24の端面を通って底
板部22の裏面の端子部33に接続されている。他方の
電極32は、枠体部23と底板部22との間を迂回して
一対の対角部における他方(図8右上)の凹部25に導
出されており、凹部25の端面を通って底板部22の裏
面の端子部34に接続されている。前記他の一対の対角
部の凹部26,27の端面には、図では明確でないが、
Agペースト,Ag/Pdペースト等を塗布焼成して形
成した接地用の導電層37,38を有し、これらの導電
層37,38は、それぞれ底板部22の裏面の端子部3
5,36に接続されている。さらに、枠体部23の上面
には、Agペースト,Ag/Pdペースト等を塗布焼成
して形成した接地用の導電層39を有する。
【0035】40は水晶振動子片、41は導電性ガラ
ス、42はステンレス鋼等よりなる導電性キャップであ
り、これらは図1ないし図5に示す第1実施例の水晶振
動子Aと同様であるので、その説明を省略する。
【0036】上記の構成によれば、本発明の特徴である
導電性キャップ42が導電性ガラス41によって枠体部
23と封止されて、導電性ガラス41内に分散された導
電性の球体粒子(18a,18b,18c)が導電性キ
ャップ42と枠体部23の上面の導電層39との間を電
気的に接続し、したがって導電性キャップ42は、導電
性キャップ42−導電層39−導電層37(38)を介
して、底板部22の下面の接地用の端子部35(36)
に電気的に接続されて接地されていることにより、浮遊
容量や外来電磁波の影響によって、水晶振動子片40が
特性変動を生じることがないという優れた特長を有する
ものである。また、導電性ガラス41内に分散された導
電性の球体粒子(18a,18b,18c)が導電性キ
ャップ42と枠体部23の上面との間のスペーサの役目
をして、導電性キャップ42の傾斜が防止でき、導電性
ガラス41の過不足が生じず、良好な封止特性が得られ
るのみならず、低背化が図れるという優れた特長を有す
るものである。
【0037】さらに、図1ないし図3の第1実施態様の
絶縁パッケージAに比較して、第1に、底板部22およ
び枠体部23の四隅部に円弧状の凹部24,25,2
6,27を形成しているため、構造的に角部が欠け難く
なる利点がある。第2に、電極32の迂回寸法が小さく
なり、それだけ高価なAgペーストやAg/Pdペース
ト等の使用量が低減できるため、コスト低減ができると
いう利点がある。第3に、底板部22の上面の電極形成
位置に底板部22と同一材質の台座部28,29が形成
されて、水晶振動子片40の自由振動を保証する間隙を
形成しており、前記台座部28,29を覆って電極3
1,32が形成されているため、電極31,32は電気
的に必要な最小限度の厚さ、すなわち従来よりも格段に
薄いものでよく、したがって高価なAgペースト,Ag
/Pdペースト等の使用量を低減でき、原価低減ができ
る。第4に、支持部30の全体が底板部22と同一材質
で形成されているため、前記同様に高価なAgペース
ト,Ag/Pdペースト等の使用量を低減でき、原価低
減ができる。
【0038】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
8〜図10に示す第2実施態様の水晶振動子Bにおい
て、絶縁性ベース21、接地用端子部35,36、接地
用導電層37,38、導電性キャップ本体42,導電性
封止材41として次のものを製作した。 絶縁性ベース21 材質:ガラスセラミツク複合体製 寸法:長さ6mm,幅3.5mm,高さ0.6mm 接地用端子部35,36 材質:Ag/Pd 厚さ:10〜30μm 寸法:長さ1.5mm,幅1.0mm 接地用導電層37,38,39 材質:Ag/Pd 厚さ:10〜30μm 導電性ガラス41 ガラス材質:銀−燐酸ガラス 導電粒子:Ag微粒子,Auめっき樹脂ボール 導電粒子の粒径:0.003〜100μm 導電粒子の添加量:1〜8容量%(低融点ガラス粉末に
対して) 厚さ:50〜150μm 導電性キャップ42 導電性キャップ本体42a 材質:ステンレス鋼 固有抵抗:70μΩ・cm 寸法:長さ5.7mm,幅3.1mm,厚さ0.1mm 導電膜42b 材質:電気Niめっき0.1〜1μm上に、電気Agめ
っき1〜4μm 上記の実施例の絶縁パッケージ100個におけるキャッ
プ本体42a−接地用端子部35,36間の接地抵抗
は、0.15〜0.25Ω(平均0.2Ω)であった。
これに対して、上記導電膜42bがない他は上記実施例
と同一の比較例の絶縁パツケージ100個におけるキャ
ップ本体42a−接地用端子部35,36間の接地抵抗
は25〜100Ω(平均50Ω)であった。これらの結
果から、本発明の絶縁パツケージの接地抵抗が格段に小
さいことが明らかである。
【0039】なお、上記各実施態様は特定の構成の水晶
振動子AおよびBについて説明したが、本発明はこれら
の実施態様の水晶振動子AおよびBに限定されるもので
はなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で各種の変形さ
れた構成が採用できる。例えば、導電性キャップ16の
導電膜16bは、図6(b)に示すようにキャップ本体
16aの片面にのみ形成してもよい。
【0040】また、本発明の絶縁性ベースは、支持部3
0全体を底板部22と同一材質で形成する場合のみなら
ず、台座部28,29と同様の支持部を形成してもよ
い。
【0041】さらに、本発明は、水晶振動子のみならず
弾性表面波素子,半導体素子,圧電素子等の各種電子素
子収容用の絶縁パッケージにも実施できるものである。
すなわち、上記各実施例は水晶振動子AおよびBについ
て説明したので、底板部および枠体部よりなる絶縁性ベ
ースを、水晶振動子片の熱膨張係数(130×10−7
/℃)に一致ないし近似するガラスセラミック複合体
(熱膨張係数:100〜150×10−7/℃)で構成
したが、他の用途においては、例えばアルミナ,フォル
ステライト,ステアタイト,マグネシア,ジルコニア等
のセラミックで構成することもできる。同様に、導電性
キャップのキャップ本体を、水晶振動子片の熱膨張係数
(130×10−7/℃)に一致ないし近似するステン
レス鋼製(熱膨張係数:100〜150×10−7
℃)としたが、ステンレス鋼製のみならず、鉄系合金,
鉄−ニツケル合金,コバーまたはコバールと称される鉄
−ニッケル−コバルト合金等で形成することができる。
また、それほど低背化が要求されない用途にあっては、
導電性セラミック製とすることもできる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上のように、底板部および枠
体部を有する絶縁性ベースと、この絶縁性ベースの内方
から外方に導出された電極と、前記枠体部の上に導電性
封止材を介して気密に固着封止された導電性キャップと
を有する絶縁パッケージにおいて、前記導電性キャップ
は導電性キャップ本体の少なくとも下面にそれよりも低
抵抗の導電膜を有することを特徴とする絶縁パッケージ
であるから、キャップ本体がステンレス鋼製等の比較的
抵抗値の大きいものであっても、その下面の導電膜を利
用して接地抵抗を低減できるので、浮遊容量や外来電磁
波に起因する絶縁パッケージ内の水晶振動片等の電子素
子の特性変動を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aの一部
に正面図を併示した長手方向の中心線に沿う縦断面図一
部を切り開いた平面図
【図2】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aの一部
を切り開いた平面図
【図3】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aの下面
【図4】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aにおけ
る導電性ガラス用の第1実施例の導電性ガラスペースト
の拡大縦断面図
【図5】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aにおけ
る導電性ガラス用の第2実施例の導電性ガラスペースト
の拡大縦断面図
【図6】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aにおけ
る導電性キャップの拡大縦断面図
【図7】 本発明の第1実施態様の水晶振動子Aにおけ
る導電性ガラスによる導電性キャップ封止部の拡大縦断
面図
【図8】 本発明の第2実施態様の水晶振動子Bの長手
方向の中心線に沿う縦断面図を切り開いた平面図
【図9】 本発明の第2実施態様の水晶振動子Bの一部
を切り開いた平面図
【図10】 本発明の第2実施態様の水晶振動子Bの下
面図
【図11】 従来の水晶振動子Cの長手方向の中心線に
沿う縦断面図
【図12】 従来の水晶振動子Cの一部を切り開いた平
面図
【図13】 従来の水晶振動子Cの下面図
【図14】 従来の水晶振動子Dの長手方向の中心線に
沿う縦断面図
【図15】 従来の水晶振動子Dの一部を切り開いた平
面図
【図16】 従来の水晶振動子Dの下面図
【符号の説明】
A、B 水晶振動子 1、21 絶縁性ベース 2、22 底板部 3、23 枠体部 4、5、31、32 電極 6、7、33、34 電極用の端子部 8、30 支持部 9、10,11、37、38、39 接地用の導電層 12、13、35、36 接地用の端子部 14、40 水晶振動子片 15、41 導電性封止材(導電性ガラス) 15a,15b 導電性ガラスペースト 16、42 導電性キャップ 16a、42a キャップ本体 16b、42b 導電膜 17 低融点ガラスペースト 18a,18b,18c 導電性の球形粒子 19 絶縁性の球形粒子 20 導電層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板部および枠体部を有する絶縁性ベース
    と、この絶縁性ベースの内方から外方に導出された電極
    と、前記枠体部の上に導電性封止材を介して気密に固着
    封止された導電性キャップとを有し、前記導電性キャッ
    プを前記導電性封止材を介して接地する絶縁パッケージ
    において、 前記導電性キャップは、導電性キャップ本体の少なくと
    も下面にそれよりも低抵抗の導電膜を有することを特徴
    とする絶縁パッケージ。
  2. 【請求項2】前記絶縁性ベースは、アルミナ,フォルス
    テライト,ステアタイト,マグネシア,ジルコニア、お
    よびガラス中にセラミック粉末を分散させたガラスセラ
    ミック複合体のいずれかであることを特徴とする請求項
    1記載の絶縁パッケージ。
  3. 【請求項3】前記絶縁性ベースが、その枠体部の上面お
    よび端面に接地用の導電層を有し、前記底板部の端面お
    よび下面にそれぞれ接地用の導電層および端子部を有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の絶縁パッケ
    ージ。
  4. 【請求項4】前記導電性キャップが、金属製または導電
    性セラミック製のキャップ本体を有することを特徴とす
    る請求項1記載の絶縁パッケージ。
  5. 【請求項5】前記金属製のキャップ本体が、ステンレス
    鋼製であることを特徴とする請求項4記載の絶縁パッケ
    ージ。
  6. 【請求項6】前記導電性キャップに形成された導電膜
    が、Ag,Au,Cu,Niのいずれかまたはこれらの
    積層膜であることを特徴とする請求項1記載の絶縁パッ
    ケージ。
  7. 【請求項7】前記導電膜は、その厚さが0.1〜50μ
    mの範囲内にあることを特徴とする請求項6記載の絶縁
    パッケージ。
  8. 【請求項8】前記絶縁性ベースおよび導電性キャップの
    熱膨張率が、70〜150×10−7/℃であることを
    特徴とする請求項1ないし7記載の絶縁パッケージ。
  9. 【請求項9】前記ガラスセラミツク複合体製の絶縁性ベ
    ースは、ガラス中にフォルステライトを30〜70wt
    %分散させたものであることを特徴とする請求項2記載
    の絶縁パッケージ。
  10. 【請求項10】前記両電極が、絶縁パツケージの長手方
    向の両端部から導出され、絶縁パツケージの下面の長手
    方向の両端部に形成された端子部に接続されており、前
    記接地用の導電層が絶縁パッケージの短手方向の両端部
    から前記枠体部および底板部の端面を通って絶縁パッケ
    ージの下面の短手方向の両端部に形成された接地用端子
    部に接続されていることを特徴とする請求項1ないし9
    記載の絶縁パッケージ。
  11. 【請求項11】前記両電極が、絶縁パツケージの一対の
    対角部から導出され、前記底板部の一対の対角部端面を
    通って、絶縁パツケージの下面の一対の対角部に形成さ
    れた端子部に接続されており、前記接地用の導電層が、
    絶縁パッケージの他の一対の対角部から前記枠体部およ
    び底板部の対角部端面を通って、絶縁パッケージの下面
    の他の一対の対角部に形成された接地用の端子部に接続
    されていることを特徴とする請求項1ないし9記載の絶
    縁パッケージ。
  12. 【請求項12】前記請求項1ないし11記載の絶縁性パ
    ッケージ内に、電子素子として水晶振動子片を封入した
    ことを特徴とする電子素子封止構体。
  13. 【請求項13】前記前記請求項1ないし11記載の絶縁
    性パッケージ内に、電子素子として圧電材料素子を封入
    したことを特徴とする電子素子封止構体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004523128A (ja) * 2001-06-11 2004-07-29 ザイリンクス インコーポレイテッド 最小限の熱の不整合で熱除去を実現する高性能フリップチップパッケージ
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