JPH0428966Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428966Y2 JPH0428966Y2 JP11232885U JP11232885U JPH0428966Y2 JP H0428966 Y2 JPH0428966 Y2 JP H0428966Y2 JP 11232885 U JP11232885 U JP 11232885U JP 11232885 U JP11232885 U JP 11232885U JP H0428966 Y2 JPH0428966 Y2 JP H0428966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing
- holder
- reinforcing bar
- bars
- spiral
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 61
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は鉄筋の補強具に関する。
(従来の技術)
従来より鉄筋を補強するために、鉄筋の外側に
スパイラル筋を配筋し、スパイラル筋の両端を鉄
筋の外周面に点溶接したり、結束線により結束し
たりしている。
スパイラル筋を配筋し、スパイラル筋の両端を鉄
筋の外周面に点溶接したり、結束線により結束し
たりしている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら結束による取付方法では結束力に
限界があり、点溶接による取付方法では溶接面積
が広くとれないため、スパイラル筋の鉄筋への固
定が十分ではなく更に主筋への熱影響に問題があ
つた。
限界があり、点溶接による取付方法では溶接面積
が広くとれないため、スパイラル筋の鉄筋への固
定が十分ではなく更に主筋への熱影響に問題があ
つた。
本考案の目的はスパイラル筋を鉄筋に確実に固
定でき、熱影響を避け、取り付けを簡単にするこ
とである。
定でき、熱影響を避け、取り付けを簡単にするこ
とである。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る鉄筋の補強具は、スパイラル筋1
と、このスパイラル筋の端部に取り付け内部に鉄
筋Sが貫通する中空部2aを備えた保持具2とを
具備するもので、この保持具は上記鉄筋に圧着な
ど溶接によらない固着手段で固着可能である。保
持具2はスパイラル筋1の一端部又は両端部に取
り付けておく。
と、このスパイラル筋の端部に取り付け内部に鉄
筋Sが貫通する中空部2aを備えた保持具2とを
具備するもので、この保持具は上記鉄筋に圧着な
ど溶接によらない固着手段で固着可能である。保
持具2はスパイラル筋1の一端部又は両端部に取
り付けておく。
(実施例)
本考案の第1実施例を第1,2図を参照して説
明する。
明する。
補強具Rにおけるスパイラル筋1はその両端部
に保持具2が取り付けてあり、スパイラル筋端部
がこの保持具の内端側外周部に溶接により結合し
ている。スパイラル筋1は補強する鉄筋Sの長さ
に対応した長さに設定してある。保持具2はスリ
ーブ状のもので、内径は鉄筋Sが貫通可能の長さ
である。保持具2の外端部側は貫通する鉄筋Sに
圧着方法により固着する。
に保持具2が取り付けてあり、スパイラル筋端部
がこの保持具の内端側外周部に溶接により結合し
ている。スパイラル筋1は補強する鉄筋Sの長さ
に対応した長さに設定してある。保持具2はスリ
ーブ状のもので、内径は鉄筋Sが貫通可能の長さ
である。保持具2の外端部側は貫通する鉄筋Sに
圧着方法により固着する。
次に使用法について説明する。
例えば柱梁の接合部および梁端部の主筋を補強
したい場合には、第3図に示すように柱Pと梁B
との接合部に位置する梁主筋Sの長さに梁端部の
主筋Sの長さを加えた長さに相当する長さに対応
できる補強具R1を2組準備して、保持具2を主
筋に圧着して、この2組を主筋に固着すれば、主
筋が最も補強が必要とする部分すなわち繰り返し
応力を受ける主筋位置を補強することになる。
したい場合には、第3図に示すように柱Pと梁B
との接合部に位置する梁主筋Sの長さに梁端部の
主筋Sの長さを加えた長さに相当する長さに対応
できる補強具R1を2組準備して、保持具2を主
筋に圧着して、この2組を主筋に固着すれば、主
筋が最も補強が必要とする部分すなわち繰り返し
応力を受ける主筋位置を補強することになる。
第4図に保持具の固着方法の他の例を示す。こ
の例ではスリーブ状のつば付き保持具2は、保持
具の外周に取り付けたボルト3によつて鉄筋Sに
固着してある。この例によれば、補強具Raを鉄
筋Sに取り付けた後も、必要に応じて保持具の取
付け位置を移動できるので、スパイラル筋1のピ
ツチ調整が容易となる。
の例ではスリーブ状のつば付き保持具2は、保持
具の外周に取り付けたボルト3によつて鉄筋Sに
固着してある。この例によれば、補強具Raを鉄
筋Sに取り付けた後も、必要に応じて保持具の取
付け位置を移動できるので、スパイラル筋1のピ
ツチ調整が容易となる。
第5図では、上記第1例の補強具Rに所定長さ
の鉄筋Saを一体としたものである。すなわち保
持具2はその内端部側で鉄筋Saと圧着している。
使用に際して、保持具2はその外端側で鉄筋Sa
と同一径の鉄筋Sの端部と圧着により結合し、継
手の機能を具備している。この場合、鉄筋Saは
鉄筋Sの補強部分を構成する。
の鉄筋Saを一体としたものである。すなわち保
持具2はその内端部側で鉄筋Saと圧着している。
使用に際して、保持具2はその外端側で鉄筋Sa
と同一径の鉄筋Sの端部と圧着により結合し、継
手の機能を具備している。この場合、鉄筋Saは
鉄筋Sの補強部分を構成する。
第6図は第5図の変形例を示すものである。こ
の例では、保持具2の外側端部側の内周面に雌ネ
ジ2a1を形成し、この雌ねじに鉄筋Saと同一
径のネジ棒状の鉄筋Sbの一端部がネジ結合し、
ナツトNで固定してある。その他の構成は第5図
示の例と実質的に同一である。なお、鉄筋Sbの
他端部は、鉄筋Sの端部に圧着してある保持具4
の雌ネジ4aにネジ結合し、ナツトNで固定して
ある。
の例では、保持具2の外側端部側の内周面に雌ネ
ジ2a1を形成し、この雌ねじに鉄筋Saと同一
径のネジ棒状の鉄筋Sbの一端部がネジ結合し、
ナツトNで固定してある。その他の構成は第5図
示の例と実質的に同一である。なお、鉄筋Sbの
他端部は、鉄筋Sの端部に圧着してある保持具4
の雌ネジ4aにネジ結合し、ナツトNで固定して
ある。
第6図示の例における使用法は、第7図に示す
ように柱Pと梁Bの接合部にあらかじめ鉄筋Sa
を具備した保持具Rを配筋し、鉄筋Sbとナツト
Nを介して鉄筋Sに連結する。
ように柱Pと梁Bの接合部にあらかじめ鉄筋Sa
を具備した保持具Rを配筋し、鉄筋Sbとナツト
Nを介して鉄筋Sに連結する。
第5図および第6図の例では、鉄筋の補強すべ
き部分を予め工場で補強具Rと鉄筋Saを一体に
してユニツト化しておくことにより、現場では単
に保持具2を介して第5図では鉄筋SとSaとを
つなぐだけで、また第6図では鉄筋S,Sa,Sb
をつなぐだけで必要な補強ができ、作業が容易と
なり、また鉄筋の補強の程度に応じてて予め鉄筋
Saの径やバネのピツチを調整でき補強の程度に
即応できる。
き部分を予め工場で補強具Rと鉄筋Saを一体に
してユニツト化しておくことにより、現場では単
に保持具2を介して第5図では鉄筋SとSaとを
つなぐだけで、また第6図では鉄筋S,Sa,Sb
をつなぐだけで必要な補強ができ、作業が容易と
なり、また鉄筋の補強の程度に応じてて予め鉄筋
Saの径やバネのピツチを調整でき補強の程度に
即応できる。
(考案の効果)
本考案によれば、スパイラル筋を簡単かつ確実
に鉄筋に固着でき、熱影響を避け、鉄筋の補強し
たい部分を簡単に補強できる。
に鉄筋に固着でき、熱影響を避け、鉄筋の補強し
たい部分を簡単に補強できる。
第1図は使用状態を示す斜視図、第2図は保持
具の取り付け状態を拡大して示す拡大断面図、第
3図は柱梁の接合部に使用している状態を示す説
明図、第4図は他の実施例の要部の斜視図、第5
図および第6図は補強具と鉄筋とを一体にした状
態をそれぞれ示す説明図、第7図は第6図の例の
使用状態を示す説明図である。 1……スパイラル、2……保持具、2a……中
空部、R,Ra……補強具、S……鉄筋。
具の取り付け状態を拡大して示す拡大断面図、第
3図は柱梁の接合部に使用している状態を示す説
明図、第4図は他の実施例の要部の斜視図、第5
図および第6図は補強具と鉄筋とを一体にした状
態をそれぞれ示す説明図、第7図は第6図の例の
使用状態を示す説明図である。 1……スパイラル、2……保持具、2a……中
空部、R,Ra……補強具、S……鉄筋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 スパイラル筋と、このスパイラル筋の端部に
取り付け内部に鉄筋が貫通する中空部を備えた
保持具とを具備し、この保持具は上記鉄筋に圧
着など溶接によらない固着手段で固着可能であ
ることを特徴とする鉄筋の補強具。 2 実用新案登録請求の範囲第1項において、保
持具は鉄筋にボルトによつて固着可能であるこ
とを特徴とする鉄筋の補強具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11232885U JPH0428966Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11232885U JPH0428966Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221228U JPS6221228U (ja) | 1987-02-07 |
JPH0428966Y2 true JPH0428966Y2 (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=30993097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11232885U Expired JPH0428966Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428966Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019173331A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社B&B技術事務所 | 補強鉄筋 |
JP2022012840A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-17 | 日本コンクリート工業株式会社 | 外殻鋼管コンクリート杭 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP11232885U patent/JPH0428966Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221228U (ja) | 1987-02-07 |
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