JPH04288648A - 診断走査によるメモリ装置のモード切り替え - Google Patents

診断走査によるメモリ装置のモード切り替え

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JPH04288648A
JPH04288648A JP3258298A JP25829891A JPH04288648A JP H04288648 A JPH04288648 A JP H04288648A JP 3258298 A JP3258298 A JP 3258298A JP 25829891 A JP25829891 A JP 25829891A JP H04288648 A JPH04288648 A JP H04288648A
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JP3258298A
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クマー チナスワミー
Hansel A Collins
ハンセル アントニー コリンズ
Michael B Evans
マイケル ブロック エヴァンス
Timothy P Fissette
ティモシー ポール フィセッティ
Michael A Gagliardo
マイケル エイ ガグリアルド
John J Lynch
ジョン ジェイ リンク
James E Tessari
ジェイムズ イー テッサリー
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Digital Equipment Corp
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    • GPHYSICS
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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願】本願は、1990年7月3日に出願した、
Chinnaswamy等の「Mode  Switc
hing  For  A  Memory  Sys
tem  With  Diagnostic  Sc
an」なる名称のアメリカ合衆国特許出願第547,6
56号の部分継続出願である。
【0002】
【発明の分野】本発明は、データ処理装置のための走査
式診断装置、一層詳しくは、データ処理装置のメモリ・
コントローラをテストすると同時に、メモリ装置のダイ
ナミックRAM(DRAM)を走査中にDRAM制御信
号と一緒に生じるトランジションからのデータ汚染に対
する免疫性を与え、かつ、システム・クロックの状態と
無関係にメモリ装置について通常の作業を実施できるよ
うにする方法および装置に関する。
【0003】
【発明の背景】たいていのディジタル・データ処理装置
は、サイズとは無関係に、組み合わせ論理ネットワーク
と双安定ラッチ素子とからなる。この組み合わせ論理ネ
ットワークは数百あるいは数千もの論理ゲート、たとえ
ば、ANDゲートやORゲートを含んでおり、これら論
理ゲートが必要な意志決定機能を果たす。ラッチはこの
組み合わせ論理ネットワークを取り囲んでおり、入力デ
ータ、出力データおよび制御情報を一時的に記憶するメ
モリ素子として働く。
【0004】データ処理装置の状態はそれのラッチすべ
ての状態によって決まる。普通は、データ処理装置の状
態はクロッキング装置からの各クロック・パルスの発生
毎に変化する。データ処理装置の状態は、入力ラッチの
状態、制御ラッチの状態、出力ラッチの状態ならびに各
クロック・パルスの発生毎の組み合わせ論理ネットワー
クの構造によって決まる。
【0005】データ処理装置を或る種の走査技術を備え
るように設計して、ラッチにおける故障を対応する組み
合わせ論理における故障から個別確認でき、より良好な
故障分離を行えるようにすることはできる。この場合、
ラッチは、端末接続した並列ロード・直列シフト式レジ
スタと同様に作用するように改造される。これにより、
ラッチを1つの大きな直列シフト・レジスタに再構成し
てテスト目的を果たすことができる。
【0006】このように構成した場合、ラッチを非走査
モードからテスト用の走査モードへシフトするのにセレ
クト信号を用いる。ラッチが走査モードにあるとき、直
列データ・テスト・パターンと一緒にテスト入力信号が
与えられる。直列テスト配置のラッチのなかの最後のラ
ッチは、走査モードでこれらのラッチを通過している直
列データ・テスト・パターンを表わすテスト出力信号を
有する。
【0007】走査技術の遂行にあたっての厳しい問題と
しては、走査モード開始時にメモリ装置のメモリ・モジ
ュールのDRAMに記憶されるデータの汚染がある。こ
れは、DRAMの制御と組み合ったラッチが走査中に任
意数のトランジションを通して作動するためであり、D
RAMが走査中にこれらのラッチから隔離されていない
場合にDRAMに記憶されたデータをラッチ出力が汚染
する可能性がある。
【0008】さらに、DRAMの内容を保存すべくDR
AMを周期的にリフレッシュする必要があるため、クロ
ックを用いてリフレッシュ・サイクルを制御しなければ
ならない。走査作業中に、メモリ・コントローラをシン
グルステップさせるか、あるいは、バースト状態でメモ
リ・コントローラを作動させることが望ましい。しかし
ながら、データ処理装置クロックがこの目的で用いられ
ている場合、DRAMリフレッシュ・サイクルを中断し
ないかぎり、メモリ・コントローラを停止させたり、シ
ングルステップさせたり、サイクル・バーストで作動さ
せたりすることはできないのである。
【0009】したがって、リフレッシュ・サイクルがシ
ステム・クロックによって刻時されている場合、走査動
作をシングルステップ式に導入し、DRAMリフレッシ
ュ・サイクルを中断することなく、まず、テスト・パタ
ーンを走査し、システム・クロックへシングルステップ
させ、次いで、結果をスキャンアウトすることはできな
い。これは、メモリ・コントローラがシステム・クロッ
クと同期しているからであり、DRAMを制御している
ときにクロック・パルスの流れが中断しないのは当然で
ある。システム・クロックがシングルステップさせられ
る場合には、これによってシステム・クロックが停止し
、DRAMへの制御信号のタイミングでクロック・パル
ス間にある可能性のある長い間隔が大きな中断へ変わり
、リフレッシュ・サイクルが正しく実行されないことに
なる。
【0010】同様に、一連のシングルステップを実行す
ることが望ましいことが多い。この場合、最初のシング
ルステップがスキャンインされ、次いで、所望数のクロ
ック・サイクルを含む1バースト分のクロック・パルス
が付与され、結果がスキャンアウトされる。シングルス
テップの場合と同様に、メモリ・コントローラがクロッ
ク・パルスの流れを中断しないのは当然であり、したが
って、バーストがそれほど長くない場合には、同様にリ
フレッシュ・サイクルが正しく実行されないことにある
【0011】正規の動作中にメモリ・コントローラをシ
ステム・クロックと同期させることは重要であるから、
メモリ・コントローラをそれ自体の同期クロックで常時
作動させるだけでDRAMリフレッシュ・サイクル問題
を軽減することは不可能である。
【0012】DRAMをリフレッシュするのに加えて、
システム・クロックをシングルステップあるいはバース
トさせながら、DRAMへ書き込み、読み出し作業のよ
うな通常の作業を実施することができるのも望ましい。 これらの通常作業の制御でもシステム・クロック・パル
スの流れが中断しないことが必要なので、上述したと同
様の問題が生じる。
【0013】
【発明の概要】本発明は、2つのモード間でダイナミッ
ク・メモリ装置を切り替えて、メモリ装置内のDRAM
を常時周期的にリフレッシュすることのできる方法およ
び装置を提供することによって、走査動作中にメモリ装
置におけるデータの汚染に伴う問題を解決する。ついで
に、本発明は、同様の要領で、パワーロス状態でデータ
を保存する。
【0014】特に、ここでいうモードとは、ステップモ
ードとスタンバイモードである。メモリ装置がこれらモ
ードのいずれかにあるとき、システム・クロックと同期
して作動するそれ自体のクロックで作動し、したがって
、システム・クロックが停止しているか、シングルステ
ップさせられているか、バーストで作動しているかとは
無関係にDRAMを周期的にリフレッシュすることがで
きる。
【0015】ステップモードでは、メモリ装置がメモリ
・コントローラから通常の作業を受け入れることもでき
る。これは、本発明がメモリ装置内にDRAMコントロ
ーラを設けるためである。ひとたびメモリ・コントロー
ラによって望まれる作業でロードされたならば、DRA
Mコントローラは、システム・クロックと同期して作動
するメモリ装置クロックによるタイミングで指令を実行
する。このクロックは、スタンバイモードで使用される
クロックと同じでもよいし、同じでなくてもよい。DR
AMへの正規作業を実施するのに加えて、ステップモー
ドのDRAMコントローラは、ステップモードでリフレ
ッシュ・サイクルを正しく実行するのに必要なDRAM
制御信号も発生する。
【0016】スタンバイモードでは、メモリ制御信号を
ドラムから隔離することによって走査作業を行うことが
できる。メモリ装置クロックを用いて必要なDRAM制
御信号を与えるDRAMリフレッシュ・コントローラは
システム・クロックと同期して作動する。こうして、メ
モリ装置がスタンバイモードにある間、所望のテスト・
パターンあるいは作業シーケンスがスキャンインされる
【0017】本発明は、万が一にもデータ処理装置に障
害が認められた場合には、診断つうるとしても用いるこ
とができる。たとえば、以下の作業列が障害の位置を突
き止めることができる。まず、メモリ装置をスタンバイ
モードにし、走査動作でメモリ装置を故障が生じたとこ
ろの前方の既知の良好な状態に移行させる。
【0018】次に、データ処理装置がメモリ装置をステ
ップモードに置き、システム・クロックがデータ処理装
置の状態をシングルステップ分あるいは1バースト分の
ステップだけ前進させることができるようにする。これ
がひとたび完了すると、データ処理装置はメモリ装置を
スタンバイモードに戻し、その後、走査作業が行われる
。走査作業の結果を、次に、データ処理装置の予想状態
と比較し、故障が発見されたかどうか、あるいは、上記
の手順をさらに繰り返す必要があるかどうかを決める。
【0019】データ処理装置のサービス・プロセッサ・
ユニット(SPU)、メモリ・コントローラおよびメモ
リ装置を正しい順序で作動させ、メモリ装置が適切な時
点でステップモードあるいはスタンバイモードに確実に
あるようにすることが必要である。そのために、或る特
殊な組のハンドシェーク信号をSPU、メモリ・コント
ローラ、メモリ装置間でやりとりし、メモリ装置が常時
正しいモードに確実にあるようにする。
【0020】上記のようにステップモード、スタンバイ
モードを用いた場合、メモリ装置のDRAMを犠牲にす
ることなく、シングルステップ式でもあるいは1バース
ト分のシーケンスを通じてもメモリ・コントローラによ
って正規の作業を実行することができる。さらに、ステ
ップモードおよびスタンバイモードにより、特殊なハン
ドシェーク信号の正しい順序での実行の結果として、デ
ータのロスなしに、ACパワーロス後にメモリ装置はス
タンバイモードに容易に切り替わることができる。
【0021】
【好ましい実施例の説明】図面を参照して、ここでは、
参照符号は全図を通じて同様なあるいは相当する部分を
示してる。図1はデータ処理装置2の全体的な構成を示
しており、このデータ処理装置は、サービス・プロセッ
サ・ユニット(SPU)またはコンソール4と、アレイ
制御ユニット(ACU)またはメモリ・コントローラ6
と、メモリ・コントローラ6と組み合わせたメモリ・モ
ジュール8のアレイとを包含する。
【0022】メモリ・モジュール・アレイ8は、普通は
、4つあるいは8つのモジュールからなるが、このアレ
イ8でのモジュール数はこの技術分野では公知のように
設計要件に応じて変わる。同様に、メモリ・コントロー
ラ6は1つだけメモリ・モジュール・アレイ8の1つと
一緒に示してあるが、普通は、データ処理装置2は複数
のメモリ・コントローラ6を包含し、それぞれのメモリ
・コントローラ6が複数のメモリ・モジュール・アレイ
8のうちの対応した1つを有する。メモリ・コントロー
ラ6やメモリ・モジュール・アレイ8の数はこの技術分
野で公知のように設計要件で決まる。
【0023】本発明によれば、データ処理装置2は3つ
のモードを有し、これらのモードは、システム・クロッ
クを停止させたり、ステッピングさせたり、バーストさ
せたりすることを含む走査中およびパワーアップ/パワ
ーダウン・シーケンス中に処理データを保存することを
意図している。これらのモードは、スタンバイ・モード
、ステップ・モードおよび通常モードからなる。
【0024】通常モードは、メモリ・コントローラ6へ
のシステム・クロックの割り込みを伴わない普通のデー
タ処理作業すべてに対して用いられる。このモードでは
、メモリ・モジュール・アレイ8はシステム・クロック
と同期したままでなければならず、メモリ・モジュール
・アレイ8のDRAMを正しくリフレッシュしようとし
ている場合にはシステム・クロックを中断することはで
きない。
【0025】スタンバイ・モードは、いかなる走査動作
でもメモリ・モジュール・アレイ8のDRAMを保護す
るのに用いられる。このモードでは、メモリ・モジュー
ル・アレイ8はシステム・クロックに対して感度を持た
ないようにされ、DRAMの周期的なリフレッシュが、
この目的のためにメモリ・モジュール・アレイ8に搭載
した別体のクロックに従って刻時される。このモードが
マスタ・クロックに対して不感であり、かつ、メモリ・
コントローラ6と同期していないため、それがメモリ・
コントローラ6からの指令に応答することはなく、スキ
ャンインされてしまっている任意の作業を実行するのに
それを使用することはできない。
【0026】ステップ・モードでは、普通のデータ処理
作業中にシステム・クロックが停止、シングルステップ
、バーストを行える。このモードでは、メモリ・コント
ローラ6は、システム・クロック信号を制御することに
よって、一度に1ステップずつあるいは短いステップ・
シーケンスで通常作業を実施することができる。ステッ
プ・モードにあるとき、メモリ・モジュール・アレイ8
はその搭載クロックを使用する。したがって、システム
・クロックの停止、ステッピング、バースティングはメ
モリ・モジュール・アレイ8のDRAMのためのリフレ
ッシュ・サイクルになんら悪影響を与えることがない。
【0027】こうして、スタンバイ・モード中にスキャ
ンインされる作業は、ステップ・モードにおいて、一度
に1ステップずつ、あるいは、短いステップ・シーケン
スで実行され得る。したがって、シングルステップ走査
作業あるいは短シーケンス走査作業を実施するためには
、全走査プロセスは通常の作業あるいは作業シーケンス
で走査を行うスタンバイ・モードから、作業を実行する
ステップ・モードへ移り、そして、結果をスキャンアウ
トするスタンバイ・モードへ戻るというように往復動す
ることになる。
【0028】以下の本発明の好ましい実施例についての
説明においては、モード切り替え順序をアレイ8のメモ
リ・モジュールで用いられているDRAMにおけるデー
タ保全性を確保する特殊な制約条件と関連して説明する
。この順序は説明した意図にとっては好ましいものであ
るが、本発明は、設計要件に従って、別のモード切り替
え順序あるいは異なった数のモードでのモード切り替え
にも適用できる。
【0029】好ましい実施例では、本発明を遂行するよ
うになっているモード切り替え作業は4つある。これら
のモード切り替え作業は、スタンバイ−ステップ、ステ
ップ−スタンバイ、ステップ−ノーマル、ノーマル−ス
テップである。システム・パワーオンから通常システム
作業へのモード切り替え順序は、スタンバイ−ステップ
、その後に、ステップ−ノーマルである。システム・ク
ロックを通常システム作業に対して停止させる作業から
のモード切り替え順序は、スタンバイ−ステップとステ
ップ−ノーマルである。
【0030】メモリ・モジュール・アレイ8は、DRA
M作業の実行のためのDRAM制御信号をメモリ・コン
トローラ6からライン21を経て受け取る。これらの制
御信号は、通常行アドレス・ストローブ(RAS)信号
、列アドレス・ストローブ(CAS)信号および書き込
みイネーブル(WE)制御信号を含む。ライン21は、
この目的で使用される単数のライン、複数のライン、単
数のバス、複数のバスを代表するものである。メモリ・
モジュール・アレイ8が通常モードにあるときにこれら
の作業を正しく実行するためには、メモリ・コントロー
ラ6はシステム・クロックと同期していなければならな
い。
【0031】本発明の一部として、DRAM制御信号は
、メモリ・コントローラ6からメモリ・モジュール・ア
レイ8によって受け取られるのはもちろんであるが、ス
テップ・モードでは、メモリ・モジュール・アレイ8は
これらのDRAM制御信号を記憶し、DRAM作動指令
として復号し、次いで、それ自身のクロックで実行する
。この作業を遂行するためには、本発明によれば、メモ
リ・モジュール・アレイ8の動作は特殊なハンドシェー
ク信号の制御の下に変更される。
【0032】これらハンドシェーク信号の最初のものは
、ステップ・モード・イネーブル信号であり、これはラ
イン16を経てメモリ・コントローラ6からメモリ・モ
ジュール・アレイ8へ送られる。ステップ・モード・イ
ネーブル信号は、メモリ・コントローラ6がメモリ・モ
ジュール・アレイ8がステップ・モードへ移行するを望
んでいることをメモリ・モジュール・アレイ8に示すよ
うに表明される。
【0033】これらハンドシェーク信号の第2のものは
、ステップ・モード・リクエスト信号であり、これはラ
イン14を経てコンソール4からメモリ・コントローラ
6へ送られる。この信号は、メモリ・モジュール・アレ
イ8をステップ・モードへ切り替えるのを可能とすべき
であるということをメモリ・コントローラ6に通知する
ように表明される。
【0034】これらハンドシェーク信号の第3のものは
、ステップ・モード肯定信号であり、これはライン20
を経てメモリ・モジュール・アレイ8からコンソール4
へ送られる。この信号は、メモリ・モジュール・アレイ
8がステップ・モードへ切り替わっていることをコンソ
ール4に知らせるように表明される。
【0035】これらハンドシェーク信号のうちの第4の
ものは、ステップ・モード・ビジー信号であり、これは
ライン18を経てメモリ・モジュール・アレイ8からメ
モリ・コントローラ6へ送られる。この信号は、メモリ
・モジュール・アレイ8がステップ・モードにおいて指
令を受け取ることができないか、あるいは、先に受け取
った指令を実施中であるかということをメモリ・コント
ローラ6に知らせるように表明される。この信号は、ま
た、メモリ・モジュール・アレイ8がステップ・モード
へ移行中であるとき、メモリ・モジュール・アレイ8が
スタンバイ・モードにあるとき、ならびに、メモリ・モ
ジュール・アレイ8が通常モードへ移行中であるときに
も表明される。
【0036】これらのハンドシェーク信号の第5信号は
、スタンバイ・モード・イネーブル信号であり、これは
ライン10を経てコンソール4からメモリ・モジュール
・アレイ8へ送られる。この信号は、メモリ・モジュー
ル・アレイ8がスタンバイ・モードへ切り替わるべきで
あることをメモリ・モジュール・アレイ8に知らせるよ
うに表明される。
【0037】スタンバイ制御イネーブル信号は、メモリ
・モジュール・アレイ8がスタンバイ・モードにある間
にDRAMをメモリ・コントローラ6からのDRAM制
御信号から隔離するのに役立つ。こうして、メモリ・モ
ジュール・アレイ8のDRAMの状態へ影響を与えるこ
となく、データがメモリ・コントローラ6へ、そして、
そこから走査され得る。スタンバイ・モード中、メモリ
・モジュール・アレイ8のDRAMは、このメモリ・モ
ジュール・アレイのクロックを用いて、周期的にリフレ
ッシュされる。
【0038】これらのハンドシェーク信号のうちの第6
のものは、システム初期化信号であり、これはライン1
2を経てコンソール4からメモリ・モジュール・アレイ
8へ送られる。この信号は、メモリ・モジュール・アレ
イ8がスタンバイ・モードにある間表明され、所望に応
じてスタンバイ・モードからステップ・モードへの移行
の準備としてステップ・モードDRAMコントローラを
初期化するのに用いられる。
【0039】ステップ・モード肯定信号は、メモリ・モ
ジュール・アレイ8がそれぞれスタンバイ・モードにあ
るか、あるいはないかをコンソール4に知らせるべくメ
モリ・モジュール・アレイ8によって撤回される。ステ
ップ・モード・ビジー信号は、ステップ制御イネーブル
信号がたとえメモリ・コントローラ6によって表明され
ていたとしても、メモリ・モジュール・アレイ8がステ
ップ・モードにおいて指令を受け取ることができないと
いうことをメモリ・コントローラ6に知らせるべくメモ
リ・モジュール・アレイ8によって表明される。
【0040】メモリ・モジュール・アレイ8の4メモリ
・モジュール実行のためのモード切り替え回路の機能ブ
ロック図が図4に示してある。このモード切り替え回路
は、アレイ8の4つのメモリ・モジュール(図示せず)
のそれぞれについて、雑論理(MISC)部110とD
RAM制御アレイ(DCA)部112とに分割されてい
る。
【0041】DCA112の各々は、ステップ・モード
にあるときにそれぞれのメモリ・モジュールのための「
論理コントローラ」として作用する。ステップ・モード
にあるとき、DCA112は、この目的のために、ライ
ン21を経てメモリ・コントローラ6から指令信号を受
け取る。
【0042】MISC110の各々は、スタンバイ・モ
ードにあるときにそれぞれのメモリ・モジュールについ
て「リフレッシュ・コントローラ」として作用する。M
ISC110は、それぞれ、それ自体の搭載クロックと
同期してそれぞれのメモリ・モジュールのDRAMのた
めのリフレッシュ・サイクルを与える。
【0043】DCA112の各々は、それが制御するD
RAMのためのDRAM制御信号をメモリ・コントロー
ラ6から受け取る。通常の動作では、DCA112の各
々は対応するDRAMのためのDRAM制御信号を処理
する。ステップ・モードでは、DRAMはメモリ・コン
トローラ6からのDRAM制御信号には不感であり、メ
モリ・アレイ8をメモリ・コントローラ6による制御か
ら無効化する。DCA112は、メモリ・コントローラ
6から受け取ったいかなるDRAM制御信号も記憶し、
DRAM作動指令として復号し、それ自身のクロックで
それを実行する。DCA112は、それぞれのDRAM
のリフレッシュ・サイクルも制御し、ステップ・モード
で、システム・クロックと同期して作動するそれ自身の
クロックをしようする。ステップ・モードでも、DCA
112の各々はDRAM制御信号を記憶し、これらの信
号を、再び、正しいDRAMサイクル・タイミングのた
めにそれ自身のクロックを用いてそれぞれのDRAMに
与える。DRAM制御信号の実行は、メモリ・コントロ
ーラ6からライン21を経て受け取られる指令信号によ
って制御される。
【0044】スタンバイ・モードにおいて、DCA11
2はメモリ・コントローラ6からのDRAM制御信号に
不感である。さらに、スタンバイ・モードにおいて、D
CA112は完全に消勢され、DRAMのためのリフレ
ッシュ・サイクルの制御は対応するMISC110のそ
れぞれに移される。MISC110は、それ自身の搭載
クロックを利用して、それぞれのDRAMのリフレッシ
ュ・サイクルを制御する。したがって、DRAMはスタ
ンバイ・モードでは完全に隔離され、すべてのデータ処
理作業は中止される。
【0045】MISC110の各々は、スタンバイ対D
CAシンクロナイザ回路124を包含し、これはライン
120上のスタンバイ・モード・イネーブル信号のため
の入力部を有する。このスタンバイ対DCAシンクロナ
イザ回路124は、スタンバイ・モード・イネーブル信
号のレベルを検知し、それぞれの搭載クロックと同期し
ている出力ライン134に同じレベルの同期スタンバイ
・モード・イネーブル信号を伝える。ここで、DCA1
12およびMISC110が異なった搭載クロックを使
用する場合、DCA112の入力部に別のレベルの同期
化が必要であることに注意されたい。
【0046】スタンバイ対DCAシンクロナイザ回路1
24も出力ライン136に相補的な同期スタンバイ・モ
ード・イネーブル信号を有する。スタンバイ対DCAシ
ンクロナイザ回路124の簡単な構成が図5に示してあ
る。これは第1Dタイプ・フリップフロップ148と第
2Dタイプ・フリップフロップ150とを包含する。
【0047】第1フリップフロップ148のD入力部は
ライン120上のスタンバイ・モード・イネーブル信号
を受け取る。第1フリップフロップ148の非反転Q出
力部はライン151上の第2フリップフロップ150の
D入力部に接続している。同期スタンバイ・モード・イ
ネーブル信号は第2フリップフロップ150の非反転Q
出力部からライン134へ送られる。相補的同期スタン
バイ・モード・イネーブル信号は第2フリップフロップ
150の反転Q出力部からライン136へ送られる。
【0048】第1フリップフロップ148および第2フ
リップフロップ150のクロック入力部はライン147
上の搭載クロック信号を受け取る。第1フリップフロッ
プ148および第2フリップフロップ150のセット入
力部はライン149上のバッテリ・バックアップ肯定信
号を受け取る。この信号は、撤回時、すなわち、低レベ
ル状態では、表明された同期スタンバイ・モード・イネ
ーブル信号を発生することをシンクロナイザ回路124
に強制する。ライン149上のバッテリ・バックアップ
肯定信号が表明されることになったとき、フリップフロ
ップ148、150についての強制セットが除去され、
シンクロナイザ回路124が普通に作動するのが許され
る。これは、実際に、シンクロナイザ回路124を初期
化し、データ処理装置2がパワーアップするにつれて同
期スタンバイ・モード・イネーブル信号を発生させる。
【0049】MISC110の各々はスタンバイ・ビジ
ー論理回路126も包含し、これはライン136上の相
補的同期スタンバイ・モード・イネーブル信号のための
入力部とライン140上のDCAスタンバイ・モード・
イネーブル信号のための入力部とを有する。このスタン
バイ・ビジー論理回路126は、ライン136上の相補
的同期スタンバイ・モード・イネーブル信号ならびにラ
イン140上のDCAスタンバイ・モード・イネーブル
信号のレベルを検知し、出力ライン138にスタンバイ
・モード・ビジー信号を発生する。ライン138上のス
タンバイ・モード・ビジー信号のレベルは、メモリ・ア
レイ8の対応するメモリ・モジュールが、スタンバイ・
モードDRAMコントローラがDRAMをリフレッシュ
中であるためにステップ・モードに入る準備ができてな
いか、あるいは、ステップ・モードに入る準備が整って
いることをDCA112に示す。
【0050】スタンバイ・ビジー論理回路126の簡単
な構成が図6に示してある。スタンバイ・シーケンサ状
態機械152が、ライン136上の相補的同期スタンバ
イ・モード・イネーブル信号、ライン140上のDCA
スタンバイ・モード・イネーブル信号、ライン149上
のバッテリ・バックアップ肯定信号、ライン153上の
スタート・スタンバイ・モード信号およびライン155
上のDRAMリフレッシュ・リクエスト肯定信号の諸レ
ベルを検知する。
【0051】状態機械152は、出力ライン157を通
してクリヤ・リフレッシュ信号を表明する。このクリヤ
・リフレッシュ信号は、リフレッシュ・サイクルが完了
したことを示すように表明される。状態機械152は、
また、ライン161を通してスタンバイ・セレクト信号
も表明し、スタンバイ回路が使用中であることを示す。 ここで、この信号の表明レベルが低レベルであることに
注意されたい。
【0052】スタンバイ・ビジー論理回路126は、D
タイプ・フリップフロップ154と第1ANDゲート1
56も包含している。ライン149を通してバッテリ・
バックアップ肯定信号が高レベルで表明されているとき
にはいつでも論理高信号がフリップフロップ154のD
入力部に送られる。ライン157上のクリヤ・リフレッ
シュ信号は、それが表明されたときにはいつでも、クリ
ヤ・フリップフロップ154のリセット入力部に送られ
てフリップフロップ154をリセットする。
【0053】第1ANDゲート156の出力は、ライン
159を通してフリップフロップ154のクロック入力
部に送られる。第1ANDゲート156の一方の入力部
はライン136を通して相補的同期スタンバイ・モード
・イネーブル信号を受け取り、他方の入力部はライン1
40を通してDCAスタンバイ・モード・イネーブル信
号を受け取る。したがって、第1ANDゲート156の
出力は、相補的同期スタンバイ・モード・イネーブル信
号およびDCAスタンバイ・モード・イネーブル信号の
両方が表明されているときにはいつでも、表明される。
【0054】スタンバイ・ビジー論理回路126は、ま
た、第2のANDゲート158も包含する。この第2A
NDゲート158の一方の入力部はライン161を通し
てスタンバイ・セレクト信号を受け取る。第2ANDゲ
ート158の他方の入力部はライン153を通してスタ
ート・スタンバイ信号を受け取る。第2ANDゲート1
58の出力はライン138上のスタンバイ・モード・ビ
ジー信号である。
【0055】上述の好ましい実施例では、データ処理装
置2は、ライン149上のバッテリ・バックアップ肯定
信号が最初に高レベルで表明されることになるようにパ
ワーアップする。これはフリップフロップ154のD入
力部を高レベルにする。おそかれはやかれ、次に起こる
ことは、相補的同期スタンバイ・モード・イネーブル信
号が高レベル表明されることである。これに続いて、ラ
イン140を通してDCAスタンバイ・モード・イネー
ブル信号が高レベル表明される。このとき、ライン15
9上のANDゲート156の出力が低レベルから高レベ
ルへ移行する。フリップフロップ154のエッジ感知ク
ロック入力部に与えられたとき、このエッジはD入力部
の高状態によりフリップフロップ154をセットさせる
。ここで、ライン157を通してフリップフロップ15
4に送られたクリヤ・リフレッシュ信号が、リフレッシ
ュがまだ起きていなかったために、撤回されることに注
意されたい。
【0056】フリップフロップ154をセットする作用
は、ライン153上のスタート・スタンバイ信号を低レ
ベルで表明させることになる。これは、順次、ANDゲ
ート158の出力を低レベルに変え、したがって、ライ
ン138上のスタンバイ・モード・ビジー信号が低レベ
ルとなり、これがその表明された状態である。
【0057】スタンバイ・モード・ビジー信号の表明は
スタンバイ・ビジー論理回路126とDCA112の間
のハンドシェーク・ループを完成する。それは、これら
両回路がスタンバイ・モードを認識したことを意味する
【0058】ライン153を通してのスタート・スタン
バイ信号の表明は、状態機械152にも感知される。状
態機械152は、ライン155を通してDRAMリフレ
ッシュ・リクエスト肯定信号を受け取ると、その最初の
DRAMリフレッシュ・サイクルを開始する。DRAM
さいくるに入ると、ライン161上のスタンバイ・セレ
クト信号が低レベルで表明されることになる。ここで、
低レベル表明のスタンバイ・セレクト信号のANDゲー
ト158の入力部への付与がそれの出力を変えないこと
に注意されたい。これは、この出力が他方の入力部を通
してのライン153でのスタート・スタンバイ信号の低
レベル表明により既に低レベルにあるからである。
【0059】DRAMリフレッシュ・サイクルが完了し
たとき、状態機械152はライン157を通してクリヤ
・リフレッシュ信号を表明する。フリップフロップ15
4のクリヤ入力部での低レベル表明はフリップフロップ
154の出力をトグル作用させ、したがって、ライン1
53上のスタート・スタンバイ信号が高レベル撤回され
ることになる。ここで、スタート・スタンバイ信号の撤
回がANDゲート158の出力をその低レベルから変え
ることがないということに注意されたい。これは、他方
の入力、すなわち、ライン161上のスタンバイ・セレ
クト信号がその出力を低レベルに保持しているからであ
る。したがって、ライン138上のスタンバイ・モード
・ビジー信号は低レベル表明されたままとなる。
【0060】おそかれはやかれ、データ処理装置2はス
タンバイ・モードからステップ・モードへ移行すること
になる。そのとき、ライン136上の相補的同期スタン
バイ・モード・イネーブル信号が撤回され、その後ある
程度の時間が経ってから、ライン140上のDCAスタ
ンバイ・モード・イネーブル信号の撤回が行われる。
【0061】これが起きると、次のDRAMリフレッシ
ュ・サイクルのすぐ後に、状態機械152がライン16
1上のスタンバイ・セレクト信号を撤回する。これは、
順次に、ANDゲート158の出力を高レベルとし、し
たがって、ライン138上のスタンバイ・モード・ビジ
ー信号が撤回される。このとき、DCA112とスタン
バイ・ビジー論理回路126の間でハンドシェーク・ル
ープが完成し、これらが共にステップ・モードを認識す
る。
【0062】あるときには、データ処理装置2はステッ
プ・モードからスタンバイ・モードへの移行を決定する
ことになる。上述したような初期事象シーケンスが再び
生じ、ANDゲート156への2つの入力信号が高レベ
ルで表明され、フリップフロップ154をセットさせる
ことになる。
【0063】MISC110の各々はステップ制御OK
論理回路128も包含する。これは、ステップ・モード
制御OK信号用の入力部と、ライン142上のDCAス
テップ制御肯定信号用の入力部とを有する。MISC1
10の1つはそのステップ・モード制御OK信号入力を
ライン142を通して対応するDCAステップ制御肯定
信号から受け取る。他のMISC110は、ライン14
4を通してステップ・モード制御OK信号入力を受け取
る。この入力は、ライン142上の対応するDCAステ
ップ制御肯定信号からでなくて、別のMISC110か
らである。その理由は以下の通りである。
【0064】MISC110の各々のための回路128
は、「デイジーチェイン」配置で相互に接続してある。 これを行う理由は、メモリ・アレイ8のメモリ・モジュ
ールのすべてが正しい出力レベルについて一致するまで
、ライン122上のステップ・モード肯定信号が表明も
されなければ撤回もされないようにすることにある。 図4でわかるように、デイジーチェインは左のMISC
110で始まり、右のMISC110で終わる。
【0065】デイジーチェインのスタートでは、MIS
C110はどれもが入力を得ていないため、デイジーチ
ェインの次のMISC110への出力となるべきものを
決定する時点までそれ自身の状況だけを観察する。これ
を行うには、その出力信号、すなわち、ライン144上
のステップ・モード制御OK信号のレベルを決定するた
めの判定基準としてライン142上のDCAステップ制
御肯定信号のレベルを用いる。
【0066】デイジーチェインの始まりと終わりの間に
あるMISC110は、デイジーチェインの先行MIS
C110からの、ライン142上の対応するDCAステ
ップ制御肯定信号およびライン144上のステップ・モ
ード制御OK信号を検査することによってライン144
上のステップ・モード制御OK信号のレベルを決定する
【0067】デイジーチェインの最後のMISC110
は、先の段階と同様に信号を検査するが、他のMISC
110と異なり、その出力はコンソール4に戻る、ライ
ン122上のステップ・モード肯定信号となる。要約す
れば、コンソール4に行くライン122上のステップ・
モード肯定信号は、メモリ・アレイ8のすべてのモジュ
ールがステップ・モードとなるまで表明されず、また、
メモリ・アレイ8のすべてのモジュールがステップ・モ
ードから出るまで撤回されない。
【0068】ステップ制御OK論理回路128の簡単な
構成が図7に示してある。対応するDCA112からの
、ライン142のうちの1つのライン上のDCAステッ
プ・モード肯定信号は、第1ANDゲート160の第1
入力部と第2ANDゲート162の第1反転入力部とに
送られる。デイジーチェインの回路128のうちの先行
したものから、あるいは、DCAステップ・モード肯定
信号からの、ライン144のうちの1つのライン上のス
テップ・モード制御OK信号は、デイジーチェインにお
ける位置に応じて、第1ANDゲート160の第2入力
部および第2ANDゲート162の第2反転入力部に送
られる。
【0069】デイジーチェインの第1回路128は、対
応するDCA112のための、ライン142のうちの1
つのライン上のDCAステップ・モード肯定信号を有し
、これは第1ANDゲート160の両入力部と第2AN
Dゲート162の両反転入力部に送られる。第1AND
ゲート160の出力は出力ライン166を通してR−S
(リセット−セット)たいぷのフリップフロップ164
のS(セット)入力部に送られる。第2ANDゲート1
62の出力はライン168を通してR−Sフリップフロ
ップ164のR(リセット)入力部に送られる。
【0070】回路128に対応するメモリ・モジュール
のための搭載クロック信号はライン170を通してR−
Sフリップフロップ164のクロック入力部に送られる
。R−Sフリップフロップ164のQ(非反転)入力は
、デイジーチェインにおける位置に依存して、ライン1
44上のステップ・モード制御OK信号か、あるいは、
ライン122上のステップ・モード肯定信号となる。
【0071】その結果、デイジーチェインの最初の回路
128に送られたDCAステップ・モード肯定信号が、
DCA112の対応するものからライン142、144
上で高レベル表明されたとき、第1ANDゲート160
がその出力をライン166で表明してメモリ・モジュー
ル・クロックからの次のパルスについてR−Sフリップ
フロップ164をセットする。これは、R−Sフリップ
フロップ164のQ出力部からのステップ・モード制御
OK信号を、デイジーチェインの次の回路128につな
がるライン144上で表明させる。
【0072】しかしながら、第1回路128へのDCA
ステップ・モード肯定信号が撤回されたならば、第2A
NDゲート162がその出力をライン168を通して表
明し、次のメモリ・モジュール・クロック・パルスにつ
いてR−Sフリップフロップ164をリセットする。こ
れは、R−Sフリップフロップ164のQ出力部からの
ステップ・モード制御OK信号を、デイジーチェインの
次の回路128につながるライン144を通して撤回す
る。
【0073】同じ信号が第1ANDゲート160および
第2ANDゲート162両方の入力部に現れるため、フ
リップフロップ164に対するレース状態についての潜
在性は存在する。この状態は、この分野で周知の方法を
利用して、クロック・パルスがフリップフロップ164
に到達したときにのみ入力信号を変え得るようにするこ
とによって軽減される。
【0074】同様にして、デイジーチェインにある回路
128の残りのもののうちのそれぞれは、DCA112
のそれぞれからのライン142上のDCAステップ・モ
ード肯定信号とデイジーチェインの先行回路128から
のライン144のうちの1つのライン上のステップ・モ
ード制御OK信号の両方が表明されているとき、それぞ
れのフリップフロップ164のQ出力を表明する。
【0075】同様にして、デイジーチェイン内の残りの
回路128のそれぞれは、DCA112のそれぞれから
のライン142上のDCAステップ・モード肯定信号と
デイジーチェインの先行回路128からのライン144
のうちの1つのライン上のステップ・モード制御OK信
号の両方が撤回されているときは、それぞれのフリップ
フロップ164のQ出力を撤回する。
【0076】デイジーチェイン内の最終回路128に対
するR−Sフリップフロップ164の出力はライン12
2上のステップ・モード肯定信号である。これは、各回
路128に対応するDCA112の1つからのDCAス
テップ・モード肯定信号が表明され、かつ、デイジーチ
ェイン内の回路128のうちの各先行したものからのス
テップ・モード制御OK信号が表明されたときにのみ表
明される。
【0077】同様にして、デイジーチェイン内の最終回
路128に対するR−Sフリップフロップ164の出力
、すなわち、ライン122上のステップ・モード肯定信
号は、各回路128に対応するDCA112の1つから
のDCAステップ・モード肯定信号が撤回され、かつ、
デイジーチェイン内の回路128のうちの各先行したも
のからのステップ・モード制御OK信号が撤回されたと
きにのみ撤回される。
【0078】各DCA112のためのステップ制御ビジ
ー論理回路130の各々は、図4に示すように、4つの
入力部を有する。第1の入力部は、ライン114のなか
の1つのラインを通してシステム初期化信号を受け取る
。第2入力部は、ライン116を通してステップ・モー
ド・イネーブル信号を受け取る。第3入力部は、ライン
134のうちの1つのラインを通して同期スタンバイ・
モード・イネーブル信号を受け取る。第4入力部は、ラ
イン138のうちの1つを通してスタンバイ・モード・
ビジー信号を受け取る。
【0079】回路130は、各々、2つの出力信号を有
する。第1出力信号は、ライン140のうちの1つのラ
イン上のDCAスタンバイ・モード・イネーブル信号で
ある。これは、上述したように、回路126の対応した
ものに受け取られる。第2出力信号は、上述したように
回路128によって受け取られる、ライン142のうち
の1つのライン上のDCAステップ・モード肯定信号で
ある。
【0080】ステップ・サイクル・ビジー論理回路13
2は、各々、2つの入力部を有する。一方の入力部は、
ライン116を通してステップ・モード・イネーブル信
号を受け取る。他方の入力部は、上述したように、回路
126のうちの対応したものからライン138を通して
スタンバイ・モード・ビジー信号を受け取る。回路13
2は、各々、ライン118を通してステップ・モード・
ビジー信号を与える出力部を有する。
【0081】通常モードからステップ・モードを開始す
るには、ライン116を通してステップ・モード・イネ
ーブル信号がメモリ・コントローラ6によって表明され
る。DCA112の各々は、ステップ・モードに入る準
備のために対応するDRAMコントローラを始動する。 上述したように、また、以下に詳しく説明するように、
各DCA112のステップ・サイクル・ビジー論理回路
132はライン118を通して対応するステップ・モー
ド・ビジー信号を表明する。これは、メモリ・アレイ8
の特定のメモリ・モジュールがまだステップ・モード動
作を受け入れることができないことをメモリ・コントロ
ーラ6に知らせる。メモリ・アレイ8は、上述したよう
にライン122を通してステップ・モード肯定信号が表
明されたときに、ステップ・モードに切り替えられる。 アレイ8は、ライン122を通してステップ・モード肯
定信号が表明されたときに、ステップ・モードに切り替
わる。
【0082】先に説明したように、スタンバイ・モード
は、パワーアップ/ダウン、走査作業の一部として開始
する。パワーアップ後、メモリ・アレイ8がステップ・
モードに切り替えられた後にのみスタンバイ・モードに
入ることができる。メモリ・アレイ8がステップ・モー
ドにあるとき、コンソール4は、ライン120を通して
スタンバイ・モード・イネーブル信号を表明することに
よってスタンバイ・モードをリクエストする。
【0083】各MISC110の回路124が、次に、
ライン134のうちの1つを通して同期スタンバイ・モ
ード・イネーブル信号を表明し、それを対応したDCA
112に送る。DCA112の回路130が、次に、ラ
イン140の1つを通してDCAスタンバイ・イネーブ
ル信号を表明する。これら2つの信号の表明により、各
MISC110の回路126がライン138の1つを通
してスタンバイ・モード・ビジー信号を表明し、メモリ
・アレイ8にスタンバイ・モードへの移行の準備を行わ
せる。
【0084】メモリ・アレイ8は、進行中の任意のかの
DRAMサイクルが完了した後にのみスタンバイ・モー
ドに切り替わる。次に、各DCA112のステップ制御
ビジー回路130によってライン142のうちの1つの
ライン上のDCAステップ・モード肯定信号が撤回され
、ライン118上のステップ・モード・ビジー信号が各
DCA112のステップ・サイクル・ビジー回路132
によって表明される。
【0085】走査動作中あるいはシステム・パワーロス
中、メモリ・モジュール・アレイ8はスタンバイ・モー
ドに置かれる。スタンバイ作業はDRAMにリフレッシ
ュを実施し続けて、メモリ・モジュール・アレイ8の内
容が確実に犠牲にならないようする。パワーが復帰した
とき、メモリ・アレイ8は、コンソール4による初期化
の後までスタンバイ・モードに留まる。
【0086】メモリ・アレイ8がスタンバイ・モードか
らステップ・モードへ切り替わるために、メモリ・コン
トローラ6はライン116を通してステップ・モード・
イネーブル信号を表明し続け、コンソール4はライン1
20を通してスタンバイ・モード・イネーブル信号を撤
回する。各MISC110の回路124が、次に、ライ
ン134のうちの1つを通して同期スタンバイ・モード
・イネーブル信号を撤回する。
【0087】各DCA112の回路130は、次に、ラ
イン140のうちの1つを通してDCAスタンバイ・モ
ード・イネーブル信号を撤回してスタンバイ動作の終了
をリクエストする。スタンバイ・モードDRAM制御が
現行のリフレッシュ・サイクルで完了するとすぐに、ス
タンバイ・モード・ビジー信号が各MISC110の回
路126によって撤回され、アレイ8がステップ・モー
ドに切り替わる準備を整えたことを表示する。
【0088】各DCA112の回路130は、次に、D
CAステップ・モード肯定信号を表明する。このステッ
プ・モード肯定信号は、各DCAの回路128の入力部
が表明された信号を受け取ったときに、ライン122を
通して表明され、メモリ・アレイ8がステップ・モード
に切り替わっていることを表示する。
【0089】メモリ・アレイ8をステップ・モードから
通常モードへ切り替えるためには、メモリ・コントロー
ラ6がライン116上のステップ・モード・イネーブル
信号を撤回する。メモリ・アレイ8のDCA112は、
進行中の任意のメモリ・サイクルが完了した後にのみス
テップ・モードから撤退することになる。さもなければ
、これらDCAはライン118を通してステップ・モー
ド・ビジー信号を表明し続けることになる。
【0090】現行のメモリ・サイクルが完了した後、ラ
イン118上のステップ・モード・ビジー信号がDCA
112によって撤回される。DCA112は、DCAス
テップ・モード肯定信号も撤回し、MISC110は、
メモリ・アレイ8が通常モードに切り替わったときにラ
イン122上のステップ・モード肯定信号を撤回する。
【0091】ステップ制御OK・ステップ制御ビジー論
理回路130の簡単な構造が図8に示してある。MIS
C110のうちの対応したものからの同期スタンバイ・
モード・イネーブル信号は、ライン134を通して第1
Dタイプ・フリップフロップ176のD(データ)入力
部に送られる。第1Dタイプ・フリップフロップは、ラ
イン114から反転セット入力部にシステム初期化信号
を受け取り、そのリセット入力部でライン178を経て
論理0を受け取り、ライン180を経て搭載クロック入
力部に対応するメモリ・モジュールのためのクロック信
号を受け取る。
【0092】第1Dタイプ・フリップフロップ176の
反転出力は、ライン184を経て第2Dタイプ・フリッ
プフロップ18のリセット入力部に送られる。第2Dタ
イプ・フリップフロップ186のD入力部にはライン1
82を経て論理1が送られる。ステップ・モード切り替
え用シーケンサ状態機械188が、ライン190を経て
、第2Dタイプ・フリップフロップ186のクロック入
力部のためのシーケンサ・スタンバイ・イネーブル信号
を与える。
【0093】ライン187上の同期スタンバイ・モード
・イネーブル信号はインバータ185に送られる。この
インバータ185の出力はライン187を経てANDゲ
ート192の第1反転入力部に送られる。ライン114
上のシステム初期化イネーブル信号がANDゲート19
2の第2反転入力部に送られる。ANDゲート192の
出力はライン194を経て第2Dタイプ・フリップフロ
ップ186のセット入力部に送られる。第2Dタイプ・
フリップフロップ186の非反転出力はライン140上
のDCAスタンバイ・モード・イネーブル信号である。 第2Dタイプ・フリップフロップ186の反転出力はラ
イン142上のDCAステップ・モード肯定信号である
【0094】データ処理装置2がパワーオンされてすぐ
に、同期スタンバイ・モード・イネーブル信号が高レベ
ルで表明されることになる。これは回路130に2つの
効果を与える。まず、搭載クロックがフリップフロップ
176をストローブすると、フリップフロップ176の
反転出力部のライン184が低レベルとなり、フリップ
フロップ186をリセットさせない。次に、ライン18
7を経てインバータ185によって供給されたこの信号
の反転バージョンはANDゲート192の第1反転入力
部に置かれる。或る時間後に、コンソール4がライン1
14を通してシステム初期化信号を表明すると、すなわ
ち、低レベル表明がなされると、ANDゲート192の
出力が低から高へ移行し、これはフリップフロップ18
6をセットさせ、したがって、ライン140上のDCA
スタンバイ・モード・イネーブル信号表明され、ライン
142上のDCAステップ・モード肯定信号が撤回され
る。
【0095】短時間後、コンソール4がライン114上
のシステム初期化信号を撤回し、これは、順次に、フリ
ップフロップ186上のそれらを除去する。コンソール
4がステップ・モードからスタンバイ・モードへ切り替
わる決定をすると、それはMISC110回路を経て間
接的に同期スタンバイ・モード・イネーブル信号ライン
134を撤回する。
【0096】次の搭載クロックの発生で、フリップフロ
ップ176はトグル作動し、反転出力ライン184が高
レベルとなり、フリップフロップ186となる。これは
、ライン140上のDCAスタンバイ・モード・イネー
ブル信号を撤回させ、ライン142上のDCAステップ
・モード肯定信号を表明させる。
【0097】これは、それぞれのMISC110とDC
A112との間でハンドシェーク・ループを完成してス
テップ・モードを肯定する。コンソール4がステップ・
モードからスタンバイ・モードへの移行を決定すると、
それはそれぞれのMISC110を経、その同期化回路
124を介してライン134上に同期スタンバイ・モー
ド・イネーブル信号を間接的に表明する。
【0098】次の搭載クロック信号が発生すると、フリ
ップフロップ176が再びトグル動作し、ライン184
上の反転出力が低レベルとなり、フリップフロップ18
6からリセットを除く。DRAMへのすべてのステップ
・モード作業が完了したとき、ステップ・モード切り替
え用シーケンサ状態機械188がライン190を経てフ
リップフロップ186のクロック入力部にシーケンサ・
スタンバイ・イネーブル信号を表明する。これは、ライ
ン182を経て、D入力部上に存在する倫理高レベルに
よりフリップフロップ186をセットさせる。
【0099】順次に、これはライン140上のDCAス
タンバイ・モード・イネーブル信号を表明させ、ライン
142上のDCAステップ・モード肯定信号を撤回させ
る。これはそれぞれのMISC110とDCA112の
間のハンドシェーク・ループを完成してスタンバイ・モ
ードを肯定する。
【0100】ステップ・サイクル・ビジー論理回路13
2の簡単な構成が図9に示してある。ステップ・モード
切り替え用シーケンサ状態機械188はクリヤ・ステッ
プ・モード指令信号をライン192を経てステップ・モ
ード指令バッファ194のクリヤ入力部に与える。ステ
ップ・モード指令バッファ194の出力はライン198
を経てANDゲート196の第1入力部に送られる。
【0101】DCA112のそれぞれからのライン14
2上のDCAステップ・モード肯定信号はANDゲート
196の第2入力部に送られる。ライン142上のDC
Aステップ・モード肯定信号は、ORゲート200の第
2入力部にも送られる。ORゲート200の出力はステ
ップ・モード指令バッファ194のホールド入力部に送
られる。
【0102】ANDゲート196の出力はライン204
を経て4入力ORゲート202の第1入力部に送られる
。それぞれのMISC110からのライン134上の同
期スタンバイ・モード・イネーブル信号は4入力ORゲ
ート202の第2入力部に送られる。それぞれの回路1
30からのライン140上のDCAスタンバイ・モード
・イネーブル信号は4入力ORゲート202の第3入力
部に送られる。
【0103】ライン206上のステップ・モード切り替
え用シーケンサ状態機械188からのシーケンサ・ステ
ップ・モード対通常モード切り替え信号は4入力ORゲ
ート202の第4入力部に送られる。4入力ORゲート
202の出力はそれぞれのDCA112のためのライン
118上のステップ・モード・ビジー信号である。
【0104】上述したように、ライン118上のステッ
プ・モード・ビジー信号を表明させる多数の例がある。 これは、メモり・アレイ8のそれぞれのモジュールがス
タンバイ・モードにあるときにはいつでも起きる。これ
は、ライン140上のDCAスタンバイ・モード・イネ
ーブル信号あるいはライン134上の同期スタンバイ・
モード・イネーブル信号のいずれかの高レベル表明が4
入力ORゲート202の出力を高レベルにし、これがラ
イン118上のステップ・モード・ビジー信号となるこ
とを観察することによって図9でわかる。
【0105】ステップ・モード・ビジー信号を表明でき
る別の方法は、メモリ・アレイ8のメモリ・モジュール
がステップ・モードから通常モードへ、あるいは、通常
モードからステップ・モードへ移行するときにある。再
び図9を参照して、ステップ・モード切り替え用シーケ
ンサ状態機械188のライン206上の出力は、これら
2つのケースが生じたときにはいつでも表明される。ラ
イン206上の信号の高レベル表明は、再び、4入力O
Rゲート202の出力を高レベルとし、次いで、ライン
118上のステップ・モード・ビジー信号を高レベルと
する。
【0106】ステップ・モード・ビジー信号が表明され
る他の例は、ステップ・モードDRAMコントローラが
ステップ・モード動作を行っているときか、あるいは、
メモリ・コントローラ6からのステップ・モード指令を
受け入れることができないときかのいずれかである。再
び図9を参照して、ステップ・モード切り替え用状態機
械188はクリヤ・ステップ・モード指令信号の表明を
スタンバイ・モードからステップ・モードへの移行を肯
定する直前に生じさせる。この作用は、ステップ・モー
ド指令バッファ194をクリヤし、それがメモリ・コン
トローラ6からステップ・モード動作指令を受け取れる
ようにする。
【0107】ステップ・モード動作指令が受け取られた
とき、ステップ・モード指令バッファ194はライン1
98を通して信号を高レベル表明する。この信号はOR
ゲート200の1つの入力部に送られ、このORゲート
の出力は高レベルとなり、ステップ・モード指令バッフ
ァ194の内容を保持し、それによって、他の指令を受
け入れるのを禁じる。信号198の表明はANDゲート
196の1入力部へも加えられる。ANDゲート196
の他方の入力部は、メモリ・アレイ8が上述したように
ステップ・モードにあることをコンソール4に知らせる
ステップ・モード肯定信号の表明前に高レベル表明され
たDCAステップ・モード肯定信号である。
【0108】したがって、ANDゲート196へのこの
入力は、任意のステップ・モード動作指令がモジュール
に送られる前に表明される。ここでもまた、DCAステ
ップ・モード肯定信号が低レベルであるときに、すなわ
ち、撤回されたときに、ORゲート200の反転入力が
出力を高レベルとし、それによって、指令バッファ19
4の内容を保持することに注意されたい。したがって、
それぞれのモジュールがステップ・モードにないときは
いつでも、ステップ・モード指令バッファ194はメモ
リ・コントローラ6に対して閉ざされる。ANDゲート
196の入力が共に高レベルであるため、ライン204
の出力は高レベルとなり、4入力ORゲート202の出
力も高レベルとし、次いで、ライン118のステップ・
モード・ビジー信号を高レベルとする。
【0109】図2は、図1に示すコンソール4、メモリ
・コントロール6およびデータ処理装置2のメモリ・モ
ジュール・アレイ8間の上述した6つの特殊なハンドシ
ェーク信号の、通常モードを始まりで示す、パワーダウ
ン/パワーアップ・シーケンスを含む通常モード、ステ
ップ・モード、スタンバイ・モード間の処理装置状態の
1完全サイクル中の信号レベルを表わすタイミング図で
ある。これらのハンドシェーク信号は、コンソール4、
メモリ・コントロール6およびメモリ・アレイ8間の正
しいシーケンス動作を与えるのに必要である。これは、
これらの構成要素がすべて異なったクロックで動作して
いる可能性があるからである。また、ここには、AC、
DCぱわあ信号レベル、対応するシステム・クロック状
態ならびにパワーダウン/パワーアップ・シーケンス中
のメモリ・モジュール・アレイ・モードも示してある。
【0110】ライン22は処理装置2のためのACパワ
ー信号の信号レベルを表わしている。これは、パワーオ
ン状態を表わす高レベルからトランジション点24によ
って表わされる通常モード中に第1時刻t1でのパワー
ダウン状態を表わす低レベルへの撤回を行う。
【0111】ライン25は、コンソール4からメモリ・
モジュール・アレイ8へ伝えられるシステム初期化信号
の信号レベルを表わす。通常モードではこれは撤回され
たままである。
【0112】ライン26はコンソール4からメモリ・コ
ントローラ6へ伝えられるステップ・モード・リクエス
ト信号の信号レベルを表わす。コンソール4はこの信号
を時刻t1でのACパワー信号の撤回に応答して表明し
、メモリ・コントローラ6に注文を出し、DRAMサイ
クルを完了した後、1つが進行中であるならば、メモリ
・モジュール・アレイ8をステップ・モードに切り替え
可能とする。この信号の表明は、第1時刻t1の後のト
ランジション点で表わされる第2時刻t2で生じる。
【0113】ライン30は、メモリ・コントローラ6か
らメモリ・モジュール・アレイ8に伝えられるステップ
・モード・イネーブル信号の信号レベルを表わす。メモ
リ・コントローラ6はこの信号を、時刻t2で生じるス
テップ・モード・リクエスト信号の表明に応答して表明
し、メモリ・コントローラ6が任意のDRAMサイクル
を完了した後、1つが進行中である場合に、メモリ・モ
ジュール・アレイ8をステップ・モードに切り替え可能
とする。この信号の表明は時刻t2の後のトランジショ
ン点32によって表わされる第3時刻t3で生じる。
【0114】ライン34は、メモリ・モジュール・アレ
イ8からメモリ・コントローラ6へ伝えられるステップ
・モード・ビジー信号の信号レベルを表わす。このアレ
イ8はこの信号を、第3時刻t3で生じるステップ・モ
ード・イネーブル信号の表明に応答して表明し、ステッ
プ・モードに切り替わりつつあるが、まだステップ・モ
ード指令を受け取ることができないことをメモリ・コン
トローラ6に知らせる。この信号の表明は時刻t3後の
トランジション点36によって表わされる第4時刻t4
で生じる。
【0115】ライン38は、メモリ・モジュール・アレ
イ8からコンソール4へ伝えられるステップ・モード肯
定信号の信号レベルを表わす。メモリ・モジュール・ア
レイ8は、その全体がステップ・モードにあった後にこ
の信号を表明する。この信号の表明は、時刻t4の後の
トランジション点40で示される第5時刻t5で生じる
【0116】時刻t5の後、データ処理装置2はステッ
プ・モードにあり、システム・クロックは、自由に所望
に応じて、停止、シングルステップ、バーストを行うこ
とができる。ライン34上のステップ・モード・ビジー
信号は、アレイ8が自由にステップ・モード指令を受け
取った後にメモリ・モジュール・アレイ8によって撤回
される。これは、時刻t5の後のトランジション点によ
って表わされる第6時刻t6に生じる。
【0117】ライン144は、コンソール4からメモリ
・モジュール・アレイ8へ送られるスタンバイ・モード
・イネーブル信号の信号レベルを表わしている。この信
号は、時刻t6の後のトランジション点46によって表
わされる第7時刻t7で表明され、メモリ・モジュール
・アレイ8にスタンバイ・モードに切り替わる準備を整
えさせる。
【0118】メモリ・モジュール・アレイ8は、次に、
ライン38上のステップ・モード肯定信号を撤回し、メ
モリ・モジュール・アレイ8がスタンバイ・モードに完
全に切り替わったことをコンソール4に知らせる。これ
は、時刻t7の後のトランジション点48によって表わ
される第8時刻t8に生じる。時刻t8では、また、メ
モリ・モジュール・アレイ8が、ライン34上のトラン
ジション点49で表わされるように、ステップ・モード
・ビジー信号を表明し、メモリ・モジュール・アレイ8
がもはやステップ・モード指令を受け入れることができ
ないことをメモリ・コントローラ6に知らせる。
【0119】ライン50は、処理装置2のためのDCパ
ワー信号の信号レベルを表わしている。この信号は、パ
ワーオンを表わす高レベルからパワーオフを表わす低レ
ベルまで変化する。メモリ・モジュール・アレイ8は、
スタンバイ・モードに入った後、バッテリバックアップ
が利用できるので、パワーロスに対して免疫性を与える
。したがって、時刻t8の後までDCパワーは維持され
てメモリ・モジュール・アレイ8をスタンバイ・モード
に保持し得る。したがって、メモリ・モジュール・アレ
イ8がスタンバイ・モードに切り替わったとき、時刻t
8の後のトランジション点52によって表わされる第9
時刻t8では、システムDCパワーのみが除かれる。
【0120】時刻t9の後、バッテリバックアップ・パ
ワーしか利用できない。バッテリバックアップ・パワー
は、システムDCパワーが復帰するまでスタンバイ・モ
ードでDRAMをリフレッシュ状態に維持するのにのみ
適する。
【0121】DCパワー・レベル信号が低レベルの間、
ライン25上のシステム初期化信号の信号レベル、ライ
ン26上のステップ・モード・リクエスト信号、ライン
30上のステップ・モード・イネーブル信号、ライン3
8上のステップ・モード肯定信号およびライン34上の
ステップ・モード・ビジー信号は、すべて、レベル未定
義である。しかしながら、ライン44上のスタンバイ・
モード・イネーブル信号は、コンソール4をして直接メ
モリ・モジュール・アレイ8をスタンバイ・モードに維
持させるように表明されたままである。
【0122】システム・パワーが復帰したとき、ACパ
ワー・レベル信号は、時刻t9の後のトランジション点
54によって表わされる第10時刻t10で高レベルか
ら低レベルへ変化する。システム・パワーの復帰は処理
装置2のDCパワーを復帰させる。DCパワーの復帰は
、時刻t10の後のトランジション点56によって表わ
される第11時刻t11でDCパワー・レベル信号の高
レベルへの復帰によって示される。
【0123】DCパワー・レベルが時刻t11で戻った
後、コンソール4はライン25上のシステム初期化信号
を撤回し、ライン26上のステップ・リクエスト信号を
表明する。スタンバイ・モード・イネーブル信号は表明
されたままである。次に、コンソール4は、時刻t11
の後のトランジション点58によって表わされる第12
時刻t12で始まる短いパルス期間にわたってシステム
初期化信号を表明する。
【0124】時刻t12でのライン25上のシステム初
期化信号の表明後、メモリ・モジュール・アレイ8は、
まだ撤回されたていないならば、トランジション点60
で表わされる第13時刻t13にライン38上のステッ
プ・モード肯定信号を撤回する。メモリ・モジュール・
アレイ8は、まだ撤回されていないならば、時刻t13
で、ライン34上のトランジション点61で表わされる
ように、ステップ・モード・ビジー信号も表明し、メモ
リ・モジュール・アレイ8がステップ・モード指令を受
け入れることができないことを示す。スタンバイ・モー
ド・イネーブル信号は、処理装置をスタンバイ・モード
に維持するように表明されたままでなければならない。
【0125】スタンバイ・モードからステップ・モード
へ転換するために、メモリ・コントローラ6は、コンソ
ール4がスタンバイ・モード・イネーブル信号を撤回す
る前にステップ・モード・イネーブル信号を表明しなけ
ればならない。これは、メモリ・モジュール・アレイ8
がスタンバイ・モードから通常モードへ直接移行するの
を防ぐために必要である。もしこうしなければ、或る環
境の下ではデータを失ったり、DRAMに損傷を与えた
りする可能性がある。
【0126】ライン30上のステップ・モード・イネー
ブル信号の表明は、時刻t13の後のトランジション点
62によって表わされる第14時刻t14であるいはそ
の前に発生するように示してある。ステップ・モード・
イネーブル信号の表明は、時刻t11と時刻t14の間
でメモリ・コントローラ6へのコンソール4による走査
動作に応答する。
【0127】次に、コンソール4は、時刻t14の後の
トランジション点64によって表わされる第15時刻t
15にライン44上のスタンバイ・モード・イネーブル
信号を撤回し、メモリ・モジュール・アレイ8のメモリ
・モジュールをステップ・モードへ入らせる。次に、メ
モリ・モジュール・アレイ8はステップ・モードへ入り
、これをコンソール4に知らせるべくトランジション点
66によって表わされる第16時刻t16にライン38
を通してステップ・モード肯定信号を表明する。時刻t
16に、また、メモリ・モジュール・アレイ8は、トラ
ンジション点67によって表わされるステップ・モード
・ビジー信号を撤回し、メモリ・モジュール・アレイ8
がステップ・モード指令を受け取る準備を整えたことを
メモリ・コントローラ6に知らせる。
【0128】コンソール4は、次に、トランジション点
68によって表わされる第17時刻t17にライン26
上のステップ・モード・リクエスト信号を撤回し、通常
モードの準備が整ったことをメモリ・コントローラ6に
知らせる。メモリ・コントローラ6は、時刻t17の後
のトランジション点70によって表わされる第18時刻
t18にライン30上のステップ・モード・イネーブル
信号を撤回し、ステップ・モードを出たことをメモリ・
モジュール・アレイ8に知らせる。
【0129】メモリ・モジュール・アレイ8は、時刻t
18後のトランジション点72によって表わされる第1
9時刻t19にライン34上のステップ・モード・ビジ
ー信号を表明し、メモリ・モジュール・アレイ8がもは
やステップ・モード指令を受け入れることができないこ
とをメモリ・コントローラ6に知らせる。メモリ・モジ
ュール・アレイ8は、時刻t19後のトランジション点
73によって表わされる第20時刻t20にライン38
上のステップ・モード肯定信号を撤回し、メモリ・モジ
ュール・アレイ8が今や通常モードにあることをコンソ
ール4に知らせる。次いで、メモリ・モジュール・アレ
イ8は、時刻t20後のトランジション点74によって
表わされる第21時刻t21にライン34上のステップ
・モード・ビジー信号を撤回し、メモリ・モジュール・
アレイ8が通常モードDRAM作業を受け入れる準備を
整えたことをメモリ・コントローラ6に知らせる。
【0130】図3は、図1に示すコンソール4、メモリ
・コントローラ6および処理装置2のメモリ・モジュー
ル・アレイ8の間の上述した特殊なハンドシェーク信号
のうちの5つの信号の、通常モードで始まる走査動作を
含む通常、ステップ、スタンバイの諸モード間の処理シ
ステム状態の1完全サイクル中の信号レベルを表わすタ
イミング図である。ここには、走査動作中の対応したシ
ステム・クロック状態およびいメモリ・モジュール・ア
レイ・モードも示してある。
【0131】ライン76は、コンソール4からメモリ・
コントローラ6に送られるステップ・モード・リクエス
ト信号の信号レベルを示す。コンソール4は、この信号
を、トランジション点78によって表わされる第1時刻
t1に表明し、メモリ・コントローラ6に注文を出して
、メモリ・コントローラ6が任意のDRAMサイクルを
終了した後、何かが進行中であるならば、メモリ・モジ
ュール・アレイ8をステップ・モードに切り替え得るよ
うにする。
【0132】ライン80は、メモリ・コントローラ6か
らメモリ・モジュール・アレイ8に送られるステップ・
モード・イネーブル信号の信号レベルを表わしている。 メモリ・コントローラ6は、この信号を、時刻t1に生
じたステップ・モード・リクエスト信号の表明に応答し
て表明する。この信号の表明は、第1時刻t1後のトラ
ンジション点82によって表わされる第2時刻t2に生
じる。
【0133】ライン84は、メモリ・モジュール・アレ
イ8からコンソール4に送られるステップ・モード肯定
信号の信号レベルを表わしている。メモリ・モジュール
・アレイ8は、この信号を、時刻t2に生じたステップ
・モード・イネーブル信号の表明に応答して表明する。 この信号の表明は、時刻t2後のトランジション点86
によって表わされる第3時刻t3にすべてのモジュール
がステップ・モードに切り替わったときに生じる。
【0134】ライン88は、メモリ・モジュール・アレ
イ8からメモリ・コントローラ6に送られるステップ・
モード・ビジー信号の信号レベルを表わしている。メモ
リ・モジュール・アレイ8は、この信号を、第2時刻t
2に生じたステップ・モード・イネーブル信号の表明に
応答して表明し、メモリ・コントローラ6にそれがステ
ップ・モード指令を受け取ることができないことを示す
。この信号の表明は、トランジション点89によって表
わされるような時刻t3に生じ、メモリ・モジュール・
アレイ8のモジュールがステップ・モード指令を受け入
れる準備を整えるまで継続する。次に、それは、時刻t
3後のトランジション点90によって表わされる第4時
刻t4で撤回され、メモリ・モジュール・アレイ8が今
やステップ・モード指令を受け取ることができることを
メモリ・コントローラ6に知らせる。
【0135】ライン92は、コンソール4からメモリ・
モジュール・アレイ8に送られるスタンバイ・モード・
イネーブル信号の信号レベルを表わしている。この信号
は、時刻t4後のトランジション点94によって表わさ
れる第5時刻t5に表明され、メモリ・モジュール・ア
レイ8にスタンバイ・モードに切り替わる準備を整えさ
せる。
【0136】メモリ・モジュール・アレイ8は時刻t5
後のトランジション点96によって表わされる第6時刻
t6にライン84上のステップ・モード肯定信号を撤回
し、メモリ・モジュール・アレイ8がステップ・モード
からスタンバイ・モードへ切り替わったことをコンソー
ル4に知らせる。時刻t6では、また、メモリ・モジュ
ール・アレイ8は、ライン88上のトランジション点9
7によって表わされるステップ・モード・ビジー信号を
表明し、メモリ・モジュール・アレイ8がもはやステッ
プ・モード指令を受け取れないことをメモリ・コントロ
ーラ6に知らせる。
【0137】コンソール4がステップ・モードを開始し
て時刻t6後の第7時刻t7にスタンバイ・モードを去
ることになっている場合、それはトランジション点98
によって表わされるようなライン92上のスタンバイ・
モード・イネーブル信号を撤回する。メモリ・モジュー
ル・アレイ8は、時刻t7後のトランジション点100
によって表わされる第8時刻t8にライン84上のステ
ップ・モード肯定信号を表明することによって応答し、
メモリ・モジュール・アレイ8がステップ・モードに切
り替わったことをコンソール4に知らせる。メモリ・モ
ジュール・アレイ8は、また、時刻t7後のトランジシ
ョン点101によって表わされる第8時刻t8にステッ
プ・モード・ビジー信号を撤回し、メモリ・モジュール
・アレイ8がステップ・モード指令を受け入れることが
できることをメモリ・コントローラ6に知らせる。
【0138】次に、コンソール4は、時刻t8後のトラ
ンジション点102によって表わされる第9時刻t9に
ライン76上のステップ・モード・リクエスト信号を撤
回し、メモリ・モジュール・アレイ8にステップ・モー
ドから通常モードへ切り替わる準備をするように注文を
出したことをメモリ・コントローラ6に知らせる。メモ
リ・コントローラ6は、時刻t9後のトランジション点
104によって表わされる第10時刻t10にライン8
0上のステップ・モード・イネーブル信号を撤回するこ
とによって応答する。
【0139】次に、メモリ・モジュール・アレイ8は、
時刻t10後のトランジション点106によって表わさ
れる第11時刻t11にライン88上のステップ・モー
ド・ビジー信号を表明し、メモリ・モジュール・アレイ
8がステップ・モード指令を受け取れないことをメモリ
・コントローラ6に知らせる。次いで、メモリ・モジュ
ール・アレイ8は、時刻t11後のトランジション点1
07によって表わされる第12時刻t12にライン84
上のステップ・モード肯定信号を撤回し、メモリ・モジ
ュール・アレイ8が今や通常モードにあることをコンソ
ール4に知らせる。次に、メモリ・モジュール・アレイ
8は、時刻t12後のトランジション点108によって
表わされる第13時刻t13にステップ・モード・ビジ
ー信号を撤回し、メモリ・モジュール・アレイ8が通常
モードDRAM動作を受け入れる準備を整えたことをメ
モリ・コントローラ6に知らせる。
【0140】図2、図3のパワーダウン/パワーアップ
、走査動作のたいみんぐ図の説明から明らかなように、
メモリ・モジュール・アレイ8の状態はスタンバイ・モ
ード・イネーブル信号およびステップ・モード・イネー
ブル信号の状態から明らかである。これらの信号が共に
撤回されたとき、メモリ・モジュール・アレイ8は通常
モードにあるか、あるいは、すぐに通常モードになる。 これらの信号が共に表明されているときは、メモリ・モ
ジュール・アレイ8はスタンバイ・モードにあるか、あ
るいは、すぐにスタンバイ・モードになる。スタンバイ
・モード・イネーブル信号が撤回され、ステップ・モー
ド・イネーブル信号が表明されているときは、メモリ・
モジュール・アレイ8はステップ・モードにあるか、あ
るいは、すぐにステップ・モードに入る。
【0141】ここで、本発明の原理を説明するために上
述した部品の配列、システムおよびプロセスの細部につ
いての種々の変更が、特許請求の範囲に定義している本
発明の原理および範囲内で当業者によって為し得ること
は了解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込むのに適するデータ処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すコンソール、メモリ・コントローラ
および処理装置のメモリ・モジュール・アレイ間の特殊
なハンドシェーク信号のうちの5つの信号の、パワーダ
ウン/パワーアップ・シーケンスを含む通常モード、ス
テップ・モードおよびスタンバイ・モード間の処理装置
状態の1完全サイクル中の信号レベルを表わすタイミン
グ図である。
【図3】図1に示すコンソール、メモリ・コントローラ
および処理装置のメモリ・モジュール・アレイ間の特殊
なハンドシェーク信号のうちの5つの信号の、走査動作
シーケンスを含む通常モード、ステップ・モードおよび
スタンバイ・モード間の処理装置状態の1完全サイクル
中の信号レベルを表わすタイミング図である。
【図4】図1に示す処理装置の4メモリ・モジュール・
アレイのためのモード切り替え回路のブロック図である
【図5】メモリ・モジュール・アレイのためのスタンバ
イ対DCAシンクロナイザ論理回路の概略図である。
【図6】メモリ・モジュール・アレイのためのスタンバ
イ・ビジー論理回路の概略図である。
【図7】メモリ・モジュール・アレイのためのステップ
制御OK論理回路の概略図である。
【図8】メモリ・モジュール・アレイのためのステップ
制御OK・スタンバイ・イネーブル論理回路の概略図で
ある。
【図9】メモリ・モジュール・アレイのためのステップ
・サイクル・ビジー論理回路の概略図である。
【符号の説明】
2      データ処理装置 4      コンソール 6      メモリ・コントローラ 8      メモリ・モジュール・アレイ110  
MISC 112  DCA 124  スタンバイ対DCAシンクロナイザ回路12
6  スタンバイ・ビジー論理回路130  ステップ
制御ビジー論理回路148  第1フリップフロップ 150  第2フリップフロップ 152  スタンバイ・シーケンサ状態機械154  
Dタイプ・フリップフロップ156  第1ANDゲー
ト 158  第2ANDゲート 164  R−Sタイプ・フリップフロップ176  
第1Dタイプ・フリップフロップ186  第2Dタイ
プ・フリップフロップ185  インバータ 188  ステップ・モード切り替え用シーケンサ状態
機械 192  ANDゲート 194  ステップ・モード指令バッファ196  A
NDゲート 200  ORゲート 202  4入力ORゲート

Claims (62)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段、局所クロックおよび局所コント
    ローラを有し、コンピュータ装置に接続するようになっ
    ているメモリで使用するための方法であって、前記コン
    ピュータ装置がコンソールと、前記メモリに接続した一
    組の記憶制御ラインを通して記憶手段制御作業を行うよ
    うになっているメモリ装置コントローラとを包含し、こ
    のメモリ装置コントローラからの記憶手段制御を無効に
    する方法において、第1信号の表明に応答して前記記憶
    手段無効化を開始させる段階と、第2信号を表明して前
    記記憶手段無効化を肯定すると共に、前記記憶制御ライ
    ンを記憶指令ラインへ再構成する段階と、前記記憶制御
    ラインを通しての記憶手段指令信号に応答して前記局所
    コントローラが前記記憶手段を制御できるようにする段
    階とを包含することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記第1信
    号が前記メモリ装置コントローラによって表明されるス
    テップ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴とす
    る方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、前記第2信
    号が前記コンソールについて表明されるステップ・モー
    ド肯定信号を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、前記記憶制
    御ラインが、少なくとも、行アドレス・ストローブ・ラ
    イン、列アドレス・ストローブ・ラインおよび書き込み
    イネーブル・ラインからなることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、さらに、前
    記指令信号を実行して前記記憶手段についての作業を実
    施させる段階を包含することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の方法において、前記指令信
    号を実行する前記段階が前記局所クロックと同期してい
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】記憶手段、局所クロックおよび局所コント
    ローラを有し、コンピュータ装置に接続するようになっ
    ているメモリで使用するための方法であって、前記コン
    ピュータ装置がコンソールと、前記メモリに接続した一
    組の記憶制御ラインを通して記憶手段制御作業を行うよ
    うになっているメモリ装置コントローラとを包含し、こ
    のメモリ装置コントローラからの記憶手段制御を無効に
    する方法において、前記メモリ装置コントローラからの
    ステップ・モード・イネーブル信号の表明に応答して前
    記記憶手段無効化を開始させる段階と、ステップ・モー
    ド肯定信号を前記コンソールに対して表明して前記記憶
    手段無効化を肯定すると共に、前記記憶制御ラインを記
    憶指令ラインへ再構成する段階と、少なくとも行アドレ
    ス・ストローブ・ライン、列アドレス・ストローブ・ラ
    インおよび書き込みイネーブル・ラインからなる前記記
    憶制御ラインを通しての記憶手段指令信号に応答して前
    記局所コントローラが前記記憶手段を制御できるように
    する段階とを包含することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の方法において、さらに、前
    記指令信号を実行して前記記憶手段についての作業を実
    施させる段階を包含することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の方法において、前記指令信
    号を実行する前記段階が前記局所クロックと同期してい
    ることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための方法であって、このコ
    ンピュータ装置がコンソールと、システム・クロックと
    同期して一組の記憶制御ラインを通して記憶装置制御作
    業を実施するようになっているメモリ装置コントローラ
    とを包含し、前記記憶手段を隔離し、前記記憶手段の内
    容を保存する方法において、第1信号の表明に応答して
    前記メモリ装置コントローラから前記局所コントローラ
    への制御の切り替えを開始させる段階と、第2信号を表
    明して制御の切り替えを完了させると共に、前記局所コ
    ントローラが前記記憶制御ラインを通して指令信号を受
    け入れることができるようにする段階と、第3信号の表
    明に応答して前記記憶手段の前記局所コントローラから
    の隔離を開始し、前記記憶手段の内容を保存させる段階
    と、第4の信号を表明して前記記憶手段の隔離を完了さ
    せる段階とを包含することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の方法において、さらに
    、第5の信号の表明に応答して前記記憶手段の制御を前
    記局所コントローラに返す段階を包含することを特徴と
    する方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法において、第5信
    号の表明に応答する段階が、さらに、前記局所コントロ
    ーラを再構成して前記メモリ装置コントローラから指令
    を受け取るようにする段階を包含することを特徴とする
    方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の方法において、前記第
    5信号が前記コンソールからのシステム初期化信号を含
    むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】請求項10記載の方法において、前記第
    1信号の表明に応答する段階が、前記システム・クロッ
    クから前記局所クロックへの前記記憶手段の同期化切り
    替えを開始させることを含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の方法において、前記第
    1信号が前記メモリ装置コントローラによって表明され
    るステップ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴
    とする方法。
  16. 【請求項16】請求項10記載の方法において、第2信
    号を表明する前記段階が、記憶手段の前記局所クロック
    との同期を完了させる段階を含むことを特徴とする方法
  17. 【請求項17】請求項16記載の方法において、前記第
    2信号が前記コンソールについて表明されたステップ・
    モード肯定信号を含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】請求項10記載の方法において、前記第
    4信号が前記コンソールについて表明されたスタンバイ
    ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴とする方法
  19. 【請求項19】請求項10記載の方法において、前記第
    4信号が前記メモリ装置コントローラについて表明され
    たステップ・モード・ビジー信号を含むことを特徴とす
    る方法。
  20. 【請求項20】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための方法であって、このコ
    ンピュータ装置がコンソールと、システム・クロックと
    同期して一組の記憶制御ラインを通して記憶装置制御作
    業を実施するようになっているメモリ装置コントローラ
    とを包含し、前記記憶手段を孤立させ、前記記憶手段の
    内容を保存する方法において、前記メモリ装置コントロ
    ーラからのステップ・モード・イネーブル信号の表明に
    応答して、前記システム・クロックから前記局所クロッ
    クへの前記記憶手段の同期切り替えを開始させることに
    よって前記メモリ装置コントローラから前記局所コント
    ローラへの前記記憶手段の制御切り替えを開始させる段
    階と、前記コンソールに対してステップ・モード肯定信
    号を表明して制御切り替えを完了させると共に、記憶手
    段の前記局所クロックとの同期を完了させることによっ
    て前記記憶制御ラインを通して指令信号を前記局所クロ
    ックが受け入れることができるようにする段階と、前記
    コンソールからのスタンバイ・モード・イネーブル信号
    の表明に応答して前記記憶手段の前記局所コントローラ
    からの隔離を開始させ、前記記憶手段の内容を保存させ
    る段階と、前記メモリ装置コントローラに対してステッ
    プ・モード・ビジー信号を表明して前記記憶手段の隔離
    を完了させる段階と、前記コンソールからのシステム初
    期化信号の表明に応答して、前記局所コントローラを前
    記メモリ装置コントローラから指令信号を受け取るよう
    に再構成することによって前記記憶手段の制御を前記局
    所コントローラに返す段階とを包含することを特徴とす
    る方法。
  21. 【請求項21】記憶手段、局所コントローラおよび局所
    クロックを有し、データ処理装置に接続するようになっ
    ているメモリにおいて使用するための方法であって、デ
    ータ処理装置がコンソールと、システム・クロックと同
    期して前記記憶手段についてデータ処理制御作業を実施
    するようになっているメモリ装置コントローラとを包含
    し、前記記憶手段の内容を保存しながら前記データ処理
    制御作業を中止したり、復元したりする方法において、
    第1信号の表明に応答して前記記憶手段についての前記
    データ処理制御作業の、前記メモリ装置コントローラか
    ら前記局所コントローラへの切り替えを開始させる段階
    と、第2信号を表明して前記データ処理制御作業の切り
    替えを完了させる段階と、第3信号の表明に応答して前
    記データ処理制御作業の中止を開始させ、前記記憶手段
    の内容を保存させる段階と、第4信号を表明すると共に
    前記第2信号を撤回し、前記データ処理制御作業の中止
    を完了させる段階と、前記第3信号の撤回に応答して前
    記データ処理制御作業の復元を開始させる段階と、前記
    第4信号を撤回し、前記第2信号を再表明して前記デー
    タ処理制御作業を前記局所コントローラに返す段階と、
    前記第1信号の撤回に応答して前記データ処理制御作業
    の、前記局所コントローラから前記メモリ装置コントロ
    ーラへの切り替えを開始させる段階と、前記第2信号を
    撤回し、前記データ処理制御作業の、前記局所コントロ
    ーラからメモリ装置コントローラへの切り替えを完了さ
    せる段階とを包含することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】請求項21記載の方法において、さらに
    、第1信号の表明に応答して前記局所コントローラへの
    前記データ処理制御作業の復帰を開始する段階を包含す
    ることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】請求項22記載の方法において、前記第
    5信号が前記コンソールから受け取られるシステム同期
    信号を含むことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】請求項21記載の方法において、第1信
    号の表明に応答する前記段階が前記システム・クロック
    から前記局所クロックへの前記記憶手段の同期切り替え
    を開始することを含むことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】請求項24記載の方法において、前記第
    1信号が前記メモリ装置コントローラによって表明され
    るステップ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴
    とする方法。
  26. 【請求項26】請求項21記載の方法において、第2信
    号を表明する前記段階が記憶手段と前記局所クロックと
    の同期を完了する段階を含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】請求項26記載の方法において、前記第
    2信号が前記コンソールに対して表明されたステップ・
    モード肯定信号を含むことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】請求項21記載の方法において、前記第
    3信号が前記コンソールによって表明されるスタンバイ
    ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴とする方法
  29. 【請求項29】請求項21記載の方法において、前記第
    4信号が前記メモリ装置コントローラに対して表明され
    たステップ・モード・ビジー信号を含むことを特徴とす
    る方法。
  30. 【請求項30】記憶手段、局所コントローラおよび局所
    クロックを有し、データ処理装置に接続するようになっ
    ているメモリにおいて使用するための装置であって、前
    記データ処理装置がコンソールと、システム・クロック
    と同期して前記記憶手段についてデータ処理制御作業を
    実施するようになっているメモリ装置コントローラとを
    包含し、前記記憶手段の内容を保存しながら前記データ
    処理制御作業を中止したり、復元したりする装置におい
    て、第1信号の表明に応答して、前記システム・クロッ
    クから前記局所クロックへの前記記憶手段の同期の切り
    替えを開始させることによって前記記憶手段についての
    前記データ処理制御作業の、前記メモリ装置コントロー
    ラから前記局所コントローラへの切り替えを開始させる
    手段と、第2信号を表明して、前記局所クロックとの記
    憶手段の同期を完了させることによって前記データ処理
    制御作業の切り替えを完了させる手段と、第3信号の表
    明に応答して前記データ処理制御作業の中止を開始し、
    前記記憶手段の内容を保存させる手段と、第4信号を表
    明しかつ前記第2信号を撤回して前記データ処理制御作
    業の中止を完了させる手段と、前記第3信号の表明の撤
    回に応答して前記データ処理制御作業の復帰を開始させ
    る手段と、前記第4信号を撤回しかつ前記第2信号を再
    表明して前記データ処理制御作業を前記局所コントロー
    ラに返す手段と、前記第1信号の撤回に応答して前記局
    所コントローラから前記メモリ装置コントローラへの前
    記データ処理制御作業の切り替えを開始させる手段と、
    前記第2信号を撤回し、前記データ処理制御作業の前記
    局所コントローラから前記メモリ装置コントローラへの
    切り替えを完了させる手段とを包含することを特徴とす
    る装置。
  31. 【請求項31】請求項30記載の装置において、さらに
    、第1信号の表明に応答して前記データ処理制御作業の
    前記局所コントローラへの復帰を開始させる手段を包含
    することを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための装置であって、前記コ
    ンピュータ装置がコンソールと、前記メモリに接続した
    一組の記憶制御ラインを通して記憶手段制御作業を実施
    するようになっており、前記メモリ装置コントローラか
    らの記憶手段制御を無効とする装置であって、第1信号
    の表明に応答して前記記憶手段無効化を開始する手段と
    、第2信号を表明して前記記憶手段無効化を肯定すると
    共に、前記記憶制御ラインを記憶指令ラインへ再構成す
    る手段と、前記記憶制御ラインを通しての記憶手段指令
    信号の表明に応答して前記局所コントローラが前記記憶
    手段を制御できるようにする手段とを包含することを特
    徴とする装置。
  33. 【請求項33】請求項32記載の装置において、前記第
    1信号が前記メモリ装置コントローラによって表明され
    るステップ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴
    とする装置。
  34. 【請求項34】請求項32記載の装置において、前記第
    2信号が前記コンソールに対して表明されたステップ・
    モード肯定信号を含むことを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】請求項32記載の装置において、前記記
    憶制御ラインが、少なくとも、行アドレス・ストローブ
    ・ライン、列アドレス・ストローブ・ラインおよび書き
    込みイネーブル・ラインからなることを特徴とする装置
  36. 【請求項36】請求項35記載の装置において、さらに
    、前記指令信号を実行して前記記憶手段に向けられた作
    業を実施する手段を包含することを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】請求項36記載の装置において、前記指
    令信号を実行する前記手段が前記局所クロックと同期し
    ていることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための装置であって、前記コ
    ンピュータ装置がコンソールと、前記メモリに接続した
    一組の記憶制御ラインを通して記憶手段制御作業を行う
    ようになっているメモリ装置コントローラとを包含し、
    このメモリ装置コントローラからの記憶手段制御を無効
    にする装置において、前記メモリ装置コントローラから
    のステップ・モード・イネーブル信号の表明に応答して
    前記記憶手段無効化を開始させる手段と、ステップ・モ
    ード肯定信号を前記コンソールに対して表明して前記記
    憶手段無効化を肯定すると共に、前記記憶制御ラインを
    記憶指令ラインへ再構成する手段と、少なくとも行アド
    レス・ストローブ・ライン、列アドレス・ストローブ・
    ラインおよび書き込みイネーブル・ラインからなる前記
    記憶制御ラインを通しての記憶手段指令信号に応答して
    前記局所コントローラが前記記憶手段を制御できるよう
    にする手段とを包含することを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】請求項38記載の装置において、さらに
    、前記指令信号を実行して前記記憶手段についての作業
    を実施する手段を包含することを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】請求項39記載の装置において、前記指
    令信号を実行する前記手段が前記局所クロックと同期し
    ていることを特徴とする装置。
  41. 【請求項41】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための装置であって、このコ
    ンピュータ装置がコンソールと、システム・クロックと
    同期して一組の記憶制御ラインを通して記憶装置制御作
    業を実施するようになっているメモリ装置コントローラ
    とを包含し、前記記憶手段を孤立させ、前記記憶手段の
    内容を保存する装置において、第1信号の表明に応答し
    て前記メモリ装置コントローラから前記局所コントロー
    ラへの制御の切り替えを開始させる手段と、第2信号を
    表明して制御の切り替えを完了させると共に、前記局所
    コントローラが前記記憶制御ラインを通して指令信号を
    受け入れることができるようにする手段と、第3信号の
    表明に応答して前記記憶手段の前記局所コントローラか
    らの隔離を開始し、前記記憶手段の内容を保存させる手
    段と、第4の信号を表明して前記記憶手段の隔離を完了
    させる手段とを包含することを特徴とする装置。
  42. 【請求項42】請求項41記載の装置において、さらに
    、第5の信号の表明に応答して前記記憶手段の制御を前
    記局所コントローラに返す手段を包含することを特徴と
    する装置。
  43. 【請求項43】請求項42記載の装置において、第5信
    号の表明に応答する手段が、さらに、前記局所コントロ
    ーラを再構成して前記メモリ装置コントローラから指令
    を受け取るようにする手段を包含することを特徴とする
    装置。
  44. 【請求項44】請求項43記載の装置において、前記第
    5信号が前記コンソールによって表明されるシステム初
    期化信号を含むことを特徴とする装置。
  45. 【請求項45】請求項41記載の装置において、第1信
    号の表明に応答する前記手段が前記記憶手段の同期の、
    前記システム・クロックから前記局所クロックへの切り
    替えを開始することを特徴とする装置。
  46. 【請求項46】請求項45記載の装置において、前記第
    1信号が前記メモリ装置コントローラによって表明され
    るステップ・モード・イネーブル信号を包含することを
    特徴とする装置。
  47. 【請求項47】請求項41記載の装置において、第2信
    号を表明する前記手段が前記局所クロックと記憶手段の
    同期を完了させることを特徴とする装置。
  48. 【請求項48】請求項47記載の装置において、前記第
    2信号が前記コンソールに対して表明されたステップ・
    モード・イネーブル信号を含むことを特徴とする装置。
  49. 【請求項49】請求項41記載の装置において、前記第
    3信号が前記コンソールによって表明されるスタンバイ
    ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴とする装置
  50. 【請求項50】請求項41記載の装置において、前記第
    4信号が前記メモリ装置コントローラに対して表明され
    たステップ・モード・ビジー信号を含むことを特徴とす
    る装置。
  51. 【請求項51】記憶手段、局所クロックおよび局所コン
    トローラを有し、コンピュータ装置に接続するようにな
    っているメモリで使用するための装置であって、このコ
    ンピュータ装置がコンソールと、システム・クロックと
    同期して一組の記憶制御ラインを通して記憶装置制御作
    業を実施するようになっているメモリ装置コントローラ
    とを包含し、前記記憶手段を孤立させ、前記記憶手段の
    内容を保存する装置において、前記メモリ装置コントロ
    ーラからのステップ・モード・イネーブル信号の表明に
    応答して、前記システム・クロックから前記局所クロッ
    クへの前記記憶手段の同期切り替えを開始させることに
    よって前記メモリ装置コントローラから前記局所コント
    ローラへの前記記憶手段の制御切り替えを開始させる手
    段と、前記コンソールに対してステップ・モード肯定信
    号を表明して制御切り替えを完了させると共に、記憶手
    段の前記局所クロックとの同期を完了させることによっ
    て前記記憶制御ラインを通して指令信号を前記局所クロ
    ックが受け入れることができるようにする手段と、前記
    コンソールからのスタンバイ・モード・イネーブル信号
    の表明に応答して前記記憶手段の前記局所コントローラ
    からの隔離を開始させ、前記記憶手段の内容を保存させ
    る手段と、前記メモリ装置コントローラに対してステッ
    プ・モード・ビジー信号を表明して前記記憶手段の隔離
    を完了させる手段と、前記コンソールからのシステム初
    期化信号の表明に応答して、前記局所コントローラを前
    記メモリ装置コントローラから指令信号を受け取るよう
    に再構成することによって前記記憶手段の制御を前記局
    所コントローラに返す手段とを包含することを特徴とす
    る装置。
  52. 【請求項52】記憶手段、局所コントローラおよび局所
    クロックを有し、データ処理装置に接続するようになっ
    ているメモリにおいて使用するための装置であって、デ
    ータ処理装置がコンソールと、システム・クロックと同
    期して前記記憶手段についてデータ処理制御作業を実施
    するようになっているメモリ装置コントローラとを包含
    し、前記記憶手段の内容を保存しながら前記データ処理
    制御作業を中止したり、復元したりする装置において、
    第1信号の表明に応答して前記記憶手段についての前記
    データ処理制御作業の、前記メモリ装置コントローラか
    ら前記局所コントローラへの切り替えを開始させる手段
    と、第2信号を表明して前記データ処理制御作業の切り
    替えを完了させる手段と、第3信号の表明に応答して前
    記データ処理制御作業の中止を開始させ、前記記憶手段
    の内容を保存させる手段と、第4信号を表明して前記デ
    ータ処理制御作業の中止を完了させる手段と、前記第4
    信号を撤回して前記データ処理制御作業を前記局所コン
    トローラに返す手段と、前記第2信号を撤回し、前記デ
    ータ処理制御作業の、前記局所コントローラからメモリ
    装置コントローラへの切り替えを完了させる手段とを包
    含することを特徴とする装置。
  53. 【請求項53】請求項52記載の装置において、さらに
    、前記第5信号に応答して前記データ処理制御作業の前
    記局所コントローラへの復帰を開始させる手段を包含す
    ることを特徴とする装置。
  54. 【請求項54】請求項53記載の装置において、前記第
    5信号が前記コンソールによって表明されるシステム同
    期信号を含むことを特徴とする装置。
  55. 【請求項55】請求項53記載の装置において、前記第
    1信号に応答する前記手段が前記記憶手段の同期の、前
    記システム・クロックから前記局所クロックへの切り替
    えを開始することを特徴とする装置。
  56. 【請求項56】請求項55記載の装置において、前記第
    1信号が前記メモリ装置コントローラによって表明され
    るステップ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴
    とする装置。
  57. 【請求項57】請求項53記載の装置において、第2信
    号を表明する前記手段が記憶手段と前記局所クロックと
    の同期を完了させることを特徴とする装置。
  58. 【請求項58】請求項57記載の装置において、前記第
    2信号が前記コンソールに対して表明されるステップ・
    モード肯定信号を含むことを特徴とする装置。
  59. 【請求項59】請求項53記載の装置において、前記第
    3信号が前記コンソールによって表明されるスタンバイ
    ・モード・イネーブル信号を含むことを特徴とする装置
  60. 【請求項60】請求項53記載の装置において、前記第
    4信号が前記メモリ装置コントローラに対して表明され
    るステップ・モード・ビジー信号を含むことを特徴とす
    る装置。
  61. 【請求項61】記憶手段、局所コントローラおよび局所
    クロックを有し、データ処理装置に接続するようになっ
    ているメモリにおいて使用するための装置であって、前
    記データ処理装置がコンソールと、システム・クロック
    と同期して前記記憶手段についてデータ処理制御作業を
    実施するようになっているメモリ装置コントローラとを
    包含し、前記記憶手段の内容を保存しながら前記データ
    処理制御作業を中止したり、復元したりする装置におい
    て、第1信号の表明に応答して、前記システム・クロッ
    クから前記局所クロックへの前記記憶手段の同期の切り
    替えを開始させることによって前記記憶手段についての
    前記データ処理制御作業の、前記メモリ装置コントロー
    ラから前記局所コントローラへの切り替えを開始させる
    手段と、第2信号を表明して、前記局所クロックとの記
    憶手段の同期を完了させることによって前記データ処理
    制御作業の切り替えを完了させる手段と、第3信号の表
    明に応答して前記データ処理制御作業の中止を開始し、
    前記記憶手段の内容を保存させる手段と、第4信号を表
    明して前記データ処理制御作業の中止を完了させる手段
    と、前記第4信号を撤回して前記データ処理制御作業を
    前記局所コントローラに返す手段と、前記第2信号を撤
    回して前記データ処理制御作業を前記局所コントローラ
    から前記メモリ装置コントローラへの切り替える手段と
    を包含することを特徴とする装置。
  62. 【請求項62】請求項61記載の装置において、さらに
    、第5信号の表明に応答して前記データ処理制御作業の
    前記局所コントローラへの復帰を開始させる手段を包含
    することを特徴とする装置。
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