JPH04287405A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents

自動車用ガラスアンテナ装置

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JPH04287405A
JPH04287405A JP7568091A JP7568091A JPH04287405A JP H04287405 A JPH04287405 A JP H04287405A JP 7568091 A JP7568091 A JP 7568091A JP 7568091 A JP7568091 A JP 7568091A JP H04287405 A JPH04287405 A JP H04287405A
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JP
Japan
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frequency band
defogger
antenna conductor
resonance
impedance
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JP7568091A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Saito
俊彦 斉藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高利得、低ノイズ、無
指向性の自動車用ガラスアンテナ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のラジオ用のアンテナとしては、
ロッドアンテナあるいはリッドアンテナに代わるものと
して、自動車の後部窓用のガラス板の表面あるいは内部
にAM用、又はFM用、又はAM・FM兼用のアンテナ
導体を設けたガラスアンテナが広く普及されている。
【0003】このガラスアンテナはロッドアンテナある
いはリッドアンテナの様に外部に突出していないため、
危害を与えることが少ないとともに折られたりすること
がなく、又錆びたりすることがないので性能の変化が少
なく、又、自動車の外観のデザインを良好にするという
利点を有している。
【0004】このガラスアンテナは、ガラス板に設けら
れているアンテナ導体のパターンを所望の性能が得られ
る様にパターンを設計することで、アンテナ・ゲインを
高めることができる。
【0005】しかし、自動車用のガラスアンテナの場合
、ガラス板の面積が充分に広くないため、アンテナ導体
と自動車の車体間の距離が狭くならざるを得ず、そのた
めアンテナ導体からのリーク電流が多くなり、アンテナ
・ゲインが不十分となる傾向がある。
【0006】また自動車の後部窓用ガラスアンテナの場
合、通常窓ガラス板に曇り除去用の通電加熱式のデフォ
ッガーが所定パターンのアンテナ導体と一緒に設けられ
ている為、特にヒーター線とアンテナ導体が近接してい
る場合には、この曇り除去用通電加熱式のデフォッガー
の給電部分を通じて自動車の車体へリークされ、ゲイン
損失が生じる。
【0007】そのため、ゲイン損失を防ぐ目的でチョー
クコイルを曇り除去用の通電加熱式のデフォッガーの給
電点の好適な部位に装着することも行なわれているが、
かかるチョークコイルを用いた自動車用ガラスアンテナ
の場合、チョークコイルが高周波通電阻止機能を充分持
たないので、アンテナ・ゲインが低くなるという傾向が
ある。
【0008】従来のガラスアンテナにおいては、上記し
たようなアンテナ・ゲインの損失を補償するため、アン
テナ導体の給電端子と受信機との間の給電線の好適な部
位に前置増幅器を挿入することが行なわれていた。
【0009】しかし、前置増幅器挿入のため強電界中に
おいては、混変調などが発生したり、あるいは歪が大き
くなるという問題点があった。
【0010】また、この方式の場合にはラジオ受信機と
は別に前置増幅器を設置する必要があるため、かなり高
価となるという問題点や、ガラスアンテナの近傍に前置
増幅器を設置することは、前置増幅器用のスペース確保
等で自動車の設計上の制約条件を与えるという問題点を
有していた。
【0011】従って、このような前置増幅器を必要とせ
ず、しかも高利得で低ノイズで無指向性の自動車用ガラ
スアンテナの開発が望まれていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた前述の欠点を解消し、高価な前置増幅
器を必要とせず、かつ高利得、低ノイズで無指向性の自
動車用ガラスアンテナ装置を新規に提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、自動車の後部窓の開口
部に嵌め込まれる後部窓のガラス板にヒーター線と該ヒ
ーター線に給電するバスバーとを有する通電加熱式のデ
フォッガーと、所定パターンのアンテナ導体とが設けら
れた自動車用ガラスアンテナ装置において、上記デフォ
ッガーとアンテナ導体とをそれらの一部において、両者
間で直流電流の送受は行なわれず、両者間に直列のコイ
ルとコンデンサーを設けることによって、該コイルと両
者間の所定間隔をおいて近接させたことによる容量によ
って、FM放送周波数帯域の対数尺度でみた中心周波数
よりも片側の帯域で反共振させるようにし、またAM放
送周波数帯域において、上記直列のコイルとコンデンサ
ーによって、上記デフォッガーとアンテナ導体は結合さ
れており、AM放送周波数帯域の対数尺度でみた中心周
波数よりも片側の帯域でアンテナ導体、デフォッガー、
車体のそれぞれが相互に形成する主に静電容量からなる
バスバーのリード線接続部から見たインピーダンスと該
バスバーとデフォッガー用の直流電源間に挿入したリア
クタンス回路8のインピーダンスとアンテナ導体の給電
点と車体アース間に挿入させたリアクタンス回路26の
インピーダンスによって反共振させるようにし、更に上
記反共振に係るQの共振特性が比較的平坦になるように
AM放送周波数帯域に対してはQ≦1.2 、FM放送
周波数帯域に対してはQ≦2.4 に設定させ、かつF
M,AMそれぞれの放送周波数帯域で前記片側の帯域以
外の片側の帯域でアンテナ導体の給電点と受信機との間
に挿入させたマッチング回路のインピーダンスと受信機
の入力インピーダンスと該マッチング回路からアンテナ
導体側をみたインピーダンスによって共振させるように
し、更に上記共振に係るQの共振特性が比較的平坦にな
るようにAM放送周波数帯域に対してはQ≦1.2 、
FM放送周波数帯域に対してはQ≦2.4にしたことを
特徴とする自動車用ガラスアンテナ装置等を提供するも
のである。
【0014】以下、本発明を図面に従って詳細に説明す
る。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の全体
を説明する概略図である。
【0015】図1において1は、自動車の後部窓のガラ
ス板、2はヒーター線、2aはヒーター線上部、3はデ
フォッガー、3aはデフォッガーの分岐線、3bはデフ
ォッガーの分岐線端子部、4はアンテナ導体の給電点、
5a,5b,5cはバスバー、6はアンテナ導体、6a
はアンテナ導体6のデフォッガー3との隣接部、6bは
端子部、7はマッチング回路、8はリアクタンス回路、
9はヒータトランス、10は直流電源、11はコンデン
サー、13はコイル、16はコンデンサー、18,27
はFM帯域高周波コイル、19,28はコンデンサー、
20は受信機、21は接地リード線、22a,22bは
リード線、23はリード線、24は後部窓の開口部、2
4a,24b,24cは車体アース、25はケーブル、
26はリアクタンス回路である。
【0016】後部窓のガラス板1は、通常3〜5mm前
後の強化ガラス、あるいは合せガラス等が使用される。
【0017】この後部窓のガラス板1の内側面の被加熱
領域には多数本のヒーター線2と、該ヒーター線2の群
の両端に接続される対向したバスバー5a,5b,5c
とを有する通電加熱式のデフォッガー3が設けられてお
り、該デフォッガー3のバスバー5a,5bにはデフォ
ッガーリードー線22a,22bが接続されている。
【0018】図1に示したデフォッガー3はデフォッガ
ー3の両側のバスバーの一方、例えば片側のバスバーを
所望のところから上下に2つに分割し、下側部バスバー
5a、上側部バスバー5bを設け、この下側部バスバー
5aには電源側のリード線22aを接続し、上側部バス
バー5bには車体側のリード線22aを接続して給電さ
れた電流が下側部バスバー5aからバスバー5cを通っ
てバスバー上側部5bへとコの字状に流れる様にしたも
のを図1では例示したものである。
【0019】図1に示したデフォッガーの例は、ガラス
板の横方向に線幅 0.5〜2mmの細い通電加熱ヒー
ター線を多数本ほぼ平行に2〜4cmの間隔をおいて、
導電性銀ペースト等の導電性金属含有のペーストをガラ
ス板の車内側表面にプリントし、焼付けて形成した通電
加熱式のデフォッガーである。
【0020】6は、自動車の後部窓用ガラス板1の上記
デフォッガー3の上部に設けられたアンテナ導体である
【0021】このアンテナ導体6とデフォッガー3の一
部の両者近接する部分であるアンテナ導体6a部とデフ
ォッガーの分岐線3a部とは、容量結合され、両者間で
直流電流の送受は行なわれず、両者の端子部3b,6b
に接続されるリアクタンス回路26の高周波コイル27
と、3a,6aの所定間隔をおいて近接されたことによ
る容量によって、FM放送周波数帯域では反共振が起き
て、AM放送周波数帯域ではコンデンサー28によって
、高周波電流の送受が行われる。
【0022】この隣接部6aとデフォッガーの分岐線3
a部とは、例えば1mm〜10mm程度の間隔をおいて
離間されている。ラジオ放送のAM放送周波数帯域に対
しては、コンデンサー28によって、デフォッガー3も
AM用アンテナの一部として機能し、AM用アンテナの
実行長が長くなり、受信電波を多く受けられ、感度が上
昇する。
【0023】また、FM放送周波数帯域では、開口部2
4とデフォッガー3はアンテナ導体6に対してアースで
あり、また同時に導波器あるいは反射器の役割を持ち、
無指向性となるようにアンテナ導体6のパターンを決定
すればよい。
【0024】図1に示したデフォッガー3においては、
デフォッガー3の最高位のヒーター線2aに分岐線3a
部が設けられている。
【0025】このデフォッガー3の分岐線3aは図1に
示すように最高位のヒーター線上部2aの中央付近から
垂直方向に伸び、アンテナ導体6の隣接部6aの付近で
水平方向に分岐するような略T字状の形状となっている
。上記分岐線3aには、電流が流れないため、ノイズが
少なく、更にAM放送周波数帯域において、上記したア
ンテナ導体6とデフォッガー3との間のコンデンサー2
8により感度が上昇する。
【0026】ただし、デフォッガーの分岐線3aは上記
機能を有していればどんな形状でもよく、図1の形状に
限定されない。例えば、ヒーター線2aの左又は右付近
から垂直方向に伸び隣接部6a付近で逆側へ小平方向に
延長される形状でもよい。また、デフォッガーの分岐線
3aはヒーター線2の一部分でも代用でき、分岐線3a
は省略してもよいが、上記したノイズについて鑑みると
分岐線3aを設けた方が望ましい。
【0027】なお、図6、図7は、図1とは別の形状の
パターンのデフォッガーの概略図である。上記した様に
、デフォッガー3とアンテナ導体6とは、その一部にお
いて容量結合される様にするため、デフォッガー3とア
ンテナ導体6とは、後部窓用ガラス板と同一面、通常に
おいては室内側面に形成するのが最適である。
【0028】アンテナ導体6のパターンとしては、自動
車の形状、ガラス板の形状、寸法、構成などによりAM
帯ラジオ放送、FM帯ラジオ放送、AM帯−FM帯の両
ラジオ放送、あるいはテレビその他の放送等用のアンテ
ナとして最適な性能が得られるパターンが適宜選択、設
計される。
【0029】図1に示した例は、自動車の後部窓用ガラ
ス板1のデフォッガー3の上部にアンテナ導体6を設け
た例について示したが、これに限らずデフォッガー3の
下部に設けてもよいし、あるいはデフォッガーの上下部
に夫々設けてもよいし、あるいはその他の余白部に設け
てもよい。
【0030】また、アンテナ導体及びアンテナケーブル
を半田付等の手段によって接続するための接続端子は前
述したデフォッガー3のヒーター線2と同様に、ガラス
板面に導電性銀ペースト等の導電性金属含有ペーストを
所定のパターンにプリントして焼付けた線条のプリント
タイプのものが最も一般的であるが、これに限らず所定
パターンの透明電導膜や極細電導性ワイヤーからなるア
ンテナ導体であってもよい。
【0031】そして、本発明においては、デフォッガー
3のリード線22a,22b間に、直流電源10からデ
フォッガー3への電流は流すがラジオ放送周波数帯域等
の高周波帯域の電流は遮断するようにリアクタンス回路
が挿入される。リアクタンス回路8は、コイル9,コン
デンサー11から構成される。
【0032】このリアクタンス回路8によりデフォッガ
ー3のヒーター線2とバスバー5a,5b,5cとを高
周波的に浮かすことができ、ヒーター線2及びバスバー
5a,5b,5cに誘起されたAM放送周波数帯域等の
高周波帯域の電波による電流がアースへ流れるのを防止
でき、誘起された電流を漏れなく受信機に送ることがで
きる。
【0033】リアクタンス回路8内のヒータトランス9
の高周波チョークコイルはAMラジオ放送周波数帯域等
の高周波帯において高インピーダンスとなり、又磁気残
留防止となる特性を有するもの、例えば、トロイダル状
の磁気コア(Mn−Znファライト等)にバイファイラ
ー巻をした高周波チョークコイル、あるいは閉磁路から
の電流によって生じるコイルの磁束を互いに打ち消す方
向に巻かれている高周波チョークコイル、あるいは、磁
気飽和度の高いコアを用いる高周波チョークコイルなど
が使用される。
【0034】かかる高周波チョークコイルにおいては、
必要とされるインダクタンスおよび自己共振周波数およ
びQ値を得るために、例えばコアを2分割し、そのコア
の間隔を調整したり、コイル・ピッチを変更したり、あ
るいは、コイル9の1次側または2次側に並列にコンデ
ンサーを挿入する方法で調整を行う。
【0035】リアクタンス回路8内のコンデンサー11
はラジオ放送周波数帯等の高周波帯において周波数成分
の高い雑音性の電流(例えばリード線を経て混入してく
るもの)に対しては電気的に短絡するものである。
【0036】また、本発明においては、アンテナ導体6
の給電点4と更にラジオ等の受信機20との間の経路の
所望の位置にマッチング回路7が挿入され、アンテナ導
体6に誘起された高周波電流はマッチング回路7のイン
ピーダンスと受信機20のインピーダンスとマッチング
回路からアンテナ導体側をみたインピーダンスによって
共振させられ、受信機20へ送られる様にされる。
【0037】このマッチング回路7は、コンデンサー1
6、自己共振周波数がFM放送周波数帯域以下のコイル
13、自己共振周波数がFM放送周波数帯域以上の高周
波コイル18の各素子により構成された回路よりなり、
AM放送周波数帯域ではコイル13によって、またFM
放送周波数帯域ではコイル13の自己共振周波数が低い
ので、容量性リアクタンスとみなされ、コンデンサー1
6によって、その容量性を減じさせ、リアクタンス回路
7が、アンテナ6およびラジオ20とマッチングさせる
ように、各素子の値を選ぶことができる。
【0038】また上記したごとく、アンテナ導体6およ
びデフォッガー3は通常導電性銀ペーストをガラス板面
にプリント印刷し、焼付けることによって形成されたも
のが用いられる。
【0039】しかし、この場合隣接するアンテナ導体6
a部及びデフォッガー部3a部との間において、プリン
トされた銀のマイグレーション等が起こり、両者が短絡
する危険性がある。この場合、受信機20に大電流が流
れてしまうので、これを防ぐために、アンテナ導体6の
給電点4とマッチング回路7との間に直流阻止用のコン
デンサ19を挿入してもよい。
【0040】以上述べたことに加え、上記マッチング回
路の調整について述べると、本発明はFM,AMそれぞ
れの放送周波数帯域の中心周波数よりも片側の帯域でア
ンテナ導体6のデフォッガー3、車体のそれぞれが相互
に形成する主に静電容量からなるバスバーのリード線接
続部から見たインピーダンスと該バスバーとデフォッガ
ー3用の直流電源10間に挿入したリアクタンス回路8
およびリアクタンス回路26のインピーダンスによって
反共振させるようにする。
【0041】更に上記反共振に係るQの共振特性が比較
的平坦になるようにAM放送周波数帯域に対してはQ≦
1.2 、FM放送周波数帯域に対してはQ≦2.4 
に設定させ、かつFM,AMそれぞれの放送周波数帯域
で、前記片側の帯域以外の片側の帯域で、アンテナ導体
6の給電点と受信機20との間に挿入させたマッチング
回路7のインピーダンスと受信機20の入力インピーダ
ンスと該マッチング回路7から、アンテナ導体6側をみ
たインピーダンスによって共振させるようにする。
【0042】更に上記共振に係るQの共振特性が比較的
平坦になるようにAM放送周波数帯域に対してはQ≦1
.2 、FM放送周波数帯域に対してはQ≦2.4 に
なるように設定する必要がある。
【0043】また、上記反共振と共振の周波数の設定は
、AM放送周波数帯域では 550〜640KHz、1
050〜1320KHz の範囲内が望ましい範囲であ
り、580〜610KHz、1170〜1230KHz
 が特に望ましい範囲であり、FM放送周波数帯域では
77.5〜80.5MHz、84〜88MHz が望ま
しい範囲であり、78.5〜79.5MHz 、85〜
87MHz が特に望ましい範囲である。
【0044】上記条件を満足するためには、アンテナ導
体6等のパターンは固定されているので、通常マッチン
グ回路7とリアクタンス回路8の回路定数を変化させて
調整する。
【0045】なお、リアクタンス回路8は、大電流を流
すために、自己共振周波数数の高いものが製造しにくく
、この意味において、上記反共振はAM放送周波数帯域
の対数尺度でみた中心周波数よりも低域で行いせしめる
ようにし、上記共振は高域で行いせしめるようにするこ
とが好ましい。
【0046】本発明にかかるマッチング回路において、
AM放送周波数帯域でコンデンサー19は 560pF
〜1μF 、コイル13は82〜560 μH 、コン
デンサー16は1〜100 pF、FM放送周波数帯域
でコイル18は1〜10μH になるように設定するの
が好ましく、一方デフォッガー3設接続されるヒーター
トランス9の高周波チョークコイルはAM放送周波数帯
域で 0.1〜3mH になるように設定するのが好ま
しい。
【0047】また、リアクタンス回路26内のコイル2
7は、FM放送周波数帯域で1〜10μH、コンデンサ
ー28は、560pF 〜1μF が好ましく、またア
ンテナ導体6a部と分岐線3aとの容量結合部分は、F
M,AM両放送周波数帯域で1〜100pF とするの
が好ましい。
【0048】また、アンテナ導体6の給電点4とマッチ
ング回路7と受信機20の入力端との間のケーブル部分
25は、高周波電流が有効に伝送される様にするのが好
ましく、例えば、同軸ケーブル,フィーダー線等が好ま
しい。
【0049】勿論、これら値は代表的なものについて例
示したものであり、対象とする自動車用ガラスアンテナ
装置に応じて最適な性能が得られる様に変更が可能であ
る。また、ケーブル25の負極である車体アース24a
、直流電源10の負極である車体アース24cは30c
m以上、望ましくは60cm以上離れていた方がノイズ
的に望ましい。
【0050】
【作用】本発明は所望の放送周波数帯域の対数尺度でみ
た中心よりも片側の帯域では反共振によりデフォッガー
3の漏れ電流を小さくし、上記片側以外の帯域ではマッ
チング回路を利用して共振を起こさせることによって、
上記放送周波数帯域の全域に渡って感度を維持しようと
するものである。このようにした背景は、リアクタンス
回路8およびリアクタンス回路26、マッチング回路7
それぞれ単独では上記全域をカバーできないためである
【0051】また、電流を多量に流さなければならない
リアクタンス回路8は、その自己共振周波数の高いもの
の製造に高度の技術を要するため、所望の放送周波数帯
域の中心よりも低域で反共振させるようにし、高域でマ
ッチング回路7で共振させることが望ましい。以下説明
を簡単化するためにAM放送周波数帯域では低域、FM
放送周波数帯域では高域で反共振させた状態を例にとっ
て説明する。
【0052】本発明は以下のような技術的思想に基づく
ものであり、アンテナとなるべきものをリアクタンス回
路8のインピーダンスによってAM放送周波数帯域の低
域において反共振させ、リアクタンス回路26のインピ
ーダンスによってFM放送周波数帯域の高域において反
共振させ、デォッガー3に誘起された放送の受信電流が
車体側に流れるのを防止するとともに、アンテナとなる
べきものとマッチング回路によってAM放送周波数帯域
では高域、FM放送周波数帯域では低域の対数尺度でみ
たほぼ中心で共振させ、感度を上昇させようというもの
である。
【0053】なお、上記リアクタンス回路8の自己共振
周波数の高いものを使用すれば、上記高域で反共振させ
ることが可能となる。
【0054】以下本発明の作用を詳細に説明する。本発
明の自動車用ガラスアンテナ装置ではアンテナ導体6、
デフォッガー3、後部窓の開口部の3要素がそれぞれ相
互に形成する主に静電容量からなるインピーダンスとリ
アクタンス回路8のインピーダンスによってAM放送周
波数帯域の対数尺度でみた中心より低域において反共振
現象を発生させ、FM放送周波数帯域の対数尺度でみた
中心より高域において反共振現象を発生させる。
【0055】FM,AMそれぞれの放送周波数帯域の最
低域の周波数fLと、最高域の周波数fH との間の対
数的尺度でみた中心値fM とすると、fL とfM 
の対数的尺度でみた中心値fLMまたはfHMが、反共
振周波数となる様に設定する。
【0056】例えばAM放送周波数帯においてはfL 
≒500kHzとfH =1600kHz の間のfM
≒900kHz、低域の中心値fLM≒600kHzの
反共振周波数となる様にリアクタンス回路8の回路定数
を設定すれば、周波数fLMにおいて、デフォッガー3
、後部窓の開口部24間のインピーダンスが最大となる
【0057】すなわち、デフォッガー3から車体側の後
部窓の開口部24への漏れ電流が最小となって、デフォ
ッガー3に到来放送電波によって誘起された高周波電流
が車体側に漏れて感度が低下するのを防止することがで
きる。
【0058】同様に例えばFM放送周波数帯においては
、fM ≒82MHz,fL =76MHz,fH =
90MHz,fHM≒86MHz とした時、リアクタ
ンス回路26において同様の現象が起きる。
【0059】また、FM放送周波数帯域では、コイル9
は自己共振周波数が低いので、低容量性リアクタンスと
なるので、リアクタンス回路26がその機能を有する事
になる。上記の場合、FM,AMの放送周波数帯域でと
もにQをできるだけ小さくした方がFM,AMそれぞれ
の放送周波数帯域で上記インピーダンスか平均化されて
上記した漏れ電流が平均的に少なくなる。
【0060】また、デフォッガー3とアンテナ導体6と
は、近接したアンテナ導体の隣接部6aとデフォッガー
の分岐線3aとの間に容量結合によってAM放送周波数
帯域において、高周波的に接続された状態になり、更に
AM放送周波数帯域にて車体アースから絶縁されている
ので、デフォッガー3もアンテナ導体6同様、アンテナ
として機能する。
【0061】以上の条件を満足するとともに、AM放送
周波数帯域においてfM ≒900kHzとfH =1
600kHz の対数尺度でみた中心値fHM≒120
0kHz 付近で共振するようにマッチング回路7の回
路定数を設定する。
【0062】同様にFM放送周波数帯において、fM 
≒82MHz,fH ≒90MHz,fLM≒79MH
z で共振するようにマッチング回路7の回路定数を設
定させる、Qの値(クオリティフォクター)はfM と
fH において、AM,FMともなるべく平坦となるよ
うにできるだけ小さく、理論的には0に近く設定させる
方がよい。
【0063】これによって、アンテナから受信機20へ
の電力効率を良好にすることができ、アンテナに生じた
到来電波による誘起電流を漏れなく受信機20側に送る
ことができる。
【0064】更に上記したAM,FMでの共振について
詳細に述べるとアンテナ導体6の給電点4と受信機20
の間には、図1に示されるようなコイル13,14,1
7,18 、コンデンサー16の各素子により構成され
たリアクタンス成分を有するマッチング回路7が挿入さ
れる。
【0065】AM放送帯の場合、このマッチング回路7
のインピーダンスはコイル13とアンテナとなるべきも
の全体と受信機20による共振周波数を上記fHMに設
定し、AM放送周波数帯において感度を得ることができ
る。
【0066】またFM放送周波数帯域の場合コイル13
、コンデンサー16は、各部品の浮遊容量によって、若
干の容量性リアクタンスとなり、コイル18が、これと
、アンテナと、ラジオの入力インピーダンスとによって
上記fLMで共振するようになり(マッチング回路7内
ではコイル18のみFM放送周波数帯域で有効となる)
、アンテナによって受信された信号がラジオに最適な形
で伝達される。以上によって各周波数帯において高い受
信感度を得ることができる。
【0067】なお、マッチング回路7はアンテナとなる
べきもの全体および受信機20の入力インピーダンスと
上記fHMまたはfLMにおいて、共振させるが、コン
デンサー16,19によりこれを若干容量性リアクタン
スとする事によってローパスフィルターの役割を与え、
白色雑音等の雑音を吸収できる様になり、低雑音アンテ
ナを得ることができる。
【0068】
【実施例】図1に示した本発明の自動車用ガラス・アン
テナ装置において、AM放送周波数帯域での値は、コン
デンサー19が、0.01μF 、コイル13が 27
0μH 、コンデンサー16が2.8pF 、アンテナ
導体6a部とデフォッガー3a部との容量結合部分は8
pF、ヒータトランス9のインダクタンスは 400μ
H 、コンデンサー11は 2.2μF 、コンデンサ
ー28は1000pFである。
【0069】アンテナ導体6の給電点4と受信機20の
入力端との間のアンテナ・ケーブル部分は30pF/m
のものをそれぞれ用いたとき、このガラス・アンテナ装
置のAM放送周波数帯域に対するアンテナ・ゲイン及び
S/N比の特性を測定した結果を図2,図3に示す。
【0070】図2は、ガラス・アンテナ近傍で電界強度
を60dBμV/m とした時に得られるAM放送周波
数帯域に対するアンテナ・ゲインを周波数毎に求めたも
ので、従来の前置増幅器付きのガラス・アンテナと同程
度である。
【0071】また、図3は被搬送周波数を400Hz 
とし無変調時と変調時のS/N 比の特性を電界強度毎
に求めたものである。なお、無変調時とは変調度=0で
あり、変調時とは変調度=30%の条件である。S/N
 比は強電界では従来法のアンプ付きガラス・アンテナ
と差はないが、弱電界では、本発明のガラス・アンテナ
が良い結果を得ている。
【0072】この様に本発明のガラス・アンテナにおい
てはAM放送周波数帯域に対してアンプによりゲインア
ップを図った従来のアンプ付きガラス・アンテナと同等
の高利得を得ることができ、又通常の弱電界においては
低雑音が得られる。
【0073】更に、FM放送周波数帯で有効となる各部
品は、コンデンサー19が0.01μF 、コイル18
が2μH 、コイル27は2μH 、アンテナ導体6の
給電点4と受信機20の入力端との間のアンテナケーブ
ル部分は30pF/mのものをそれぞれ用いたとき、こ
のガラス・アンテナ装置のFM放送周波数帯域に対する
アンテナ・ゲイン及び指向性の特性は図4、図5のよう
になり、高利得、無指向性のFM用ガラス・アンテナ装
置としても、使用できるものが得られた。
【0074】なお、上記自動車用アンテナ装置における
バスバー5a,5bからヒータ線2を見たインピーダン
スとリアクタンス回路の合成によるQは、AMでは0.
1 、FMでは0.5 であった。また受信機の入力端
からアンテナ導体を見たときのアンテナ導体及びアンテ
ナとしての機能部分の合計のインピーダンスのQはAM
では0.2 、FMでは0.4 であった。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、前置増幅器なしで、高
利得、低ノイズ、無指向性の受信性能の高い自動車用ガ
ラス・アンテナを提供することができる。特に、本発明
によれば、AMラジオ放送を高利得、低ノイズで受信す
ることができ有用であり、FMラジオ放送を高利得、無
指向性の受信性能であり、有用である。同様にその他放
送波に対しても適用可能である。
【0076】従って、前置増幅器を除くことができ、コ
スト・ダウンが図ることができる。また、従来において
はガラス・アンテナ近傍に前置増幅器を設置しなくては
ならず、それによって自動車の設計上の制約条件があっ
たが、本発明によれば簡素なマッチング回路を装着する
だけで済むので、上記制約条件を解消することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の全体を
説明する概略図。
【図2】実施例1のガラスアンテナのAM放送周波数帯
域の周波数特性図。
【図3】実施例1のガラスアンテナのAM放送周波数帯
域のS/N比の特性図。
【図4】実施例1のガラスアンテナのFM放送周波数帯
域の周波数特性図。
【図5】実施例1のガラスアンテナのFM放送周波数帯
域の指定性の特性図。
【図6】本発明に係る図1とは別の形状のパターンのデ
フォッガーの概略図。
【図7】本発明に係る図1とは別の形状のパターンのデ
フォッガーの概略図。
【符号の説明】
1  ガラス板 2  ヒーター線 3  デフォッガー 4  受信機 7  マッチング回路 8  リアクタンス回路 26  リアクタンス回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の後部窓の開口部に嵌め込まれる後
    部窓のガラス板にヒーター線と該ヒーター線に給電する
    バスバーとを有する通電加熱式のデフォッガーと、所定
    パターンのアンテナ導体とが設けられた自動車用ガラス
    アンテナ装置において、上記デフォッガーとアンテナ導
    体とをそれらの一部において、両者間で直流電流の送受
    は行なわれず、両者間に直列のコイルとコンデンサーを
    設けることによって、該コイルと両者間の所定間隔をお
    いて近接させたことによる容量によって、FM放送周波
    数帯域の対数尺度でみた中心周波数よりも片側の帯域で
    反共振させるようにし、またAM放送周波数帯域におい
    て、上記直列のコイルとコンデンサーによって、上記デ
    フォッガーとアンテナ導体は結合されており、AM放送
    周波数帯域の対数尺度でみた中心周波数よりも片側の帯
    域でアンテナ導体、デフォッガー、車体のそれぞれが相
    互に形成する主に静電容量からなるバスバーのリード線
    接続部から見たインピーダンスと該バスバーとデフォッ
    ガー用の直流電源間に挿入したリアクタンス回路8のイ
    ンピーダンスとアンテナ導体の給電点と車体アース間に
    挿入させたリアクタンス回路26のインピーダンスによ
    って反共振させるようにし、更に上記反共振に係るQの
    共振特性が比較的平坦になるようにAM放送周波数帯域
    に対してはQ≦1.2 、FM放送周波数帯域に対して
    はQ≦2.4 に設定させ、かつFM,AMそれぞれの
    放送周波数帯域で前記片側の帯域以外の片側の帯域でア
    ンテナ導体の給電点と受信機との間に挿入させたマッチ
    ング回路のインピーダンスと受信機の入力インピーダン
    スと該マッチング回路からアンテナ導体側をみたインピ
    ーダンスによって共振させるようにし、更に上記共振に
    係るQの共振特性が比較的平坦になるようにAM放送周
    波数帯域に対してはQ≦1.2 、FM放送周波数帯域
    に対してはQ≦2.4 にしたことを特徴とする自動車
    用ガラスアンテナ装置。
  2. 【請求項2】自動車の後部窓の開口部に嵌め込まれる後
    部窓のガラス板にヒーター線と該ヒーター線に給電する
    バスバーとを有する通電加熱式のデフォッガーと、所定
    パターンのアンテナ導体とが設けられた自動車用ガラス
    アンテナ装置において、上記デフォッガーとアンテナ導
    体とをそれらの一部において、両者間で直流電流の送受
    は行なわれず、両者間に直列のコイルとコンデンサーを
    設けることによって、該コイルと両者間の所定間隔をお
    いて近接させたことによる容量によって、FM放送周波
    数帯域の対数尺度でみた中心周波数よりも高域で反共振
    させるようにし、また、AM放送周波数帯域において、
    上記直列のコイルとコンデンサーによって、上記デフォ
    ッガーとアンテナ導体は結合されており、AM放送周波
    数帯域の対数尺度でみた中心周波数よりも低域でアンテ
    ナ導体、デフォッガー、車体のそれぞれが相互に形成す
    る主に静電容量からなるバスバーのリード線接続部から
    みたインピーダンスと該バスバーとデフォッガー用の直
    流電源間に挿入したリアクタンス回路8のインピーダン
    スとアンテナ導体の給電点と車体アース間に挿入させた
    リアクタンス回路26のインピーダンスによって反共振
    させるようにし、更に上記反共振に係るQの共振特性が
    比較的平坦になるようにAM放送周波数帯域に対しては
    Q≦1.2 、FM放送周波数帯域に対してはQ≦2.
    4 に設定させ、かつAM放送周波数帯域の対数尺度で
    みた中心周波数よりも高域で、かつFM放送周波数帯域
    の対数尺度でみた中心周波数よりも低域でアンテナ導体
    の給電点と受信機との間に挿入させたマッチング回路の
    インピーダンスと受信機の入力インピーダンスと該マッ
    チング回路からアンテナ導体側をみたインピーダンスに
    よって共振させるようにし、更に上記共振に係るQの共
    振特性が比較的平坦になるようにAM放送周波数帯域に
    対してはQ≦1.2 、FM放送周波数帯域に対しては
    Q≦2.4にしたことを特徴とする自動車用ガラスアン
    テナ装置。
  3. 【請求項3】デフォッガーに接続されるリアクタンス回
    路として、AM放送周波数帯域で充分な透磁率を有する
    トロイダル状の磁性体をコアとしたヒータトランスをデ
    フォッガーのバスバーの二極に接続し、他端に直流電源
    を接続したことを特徴とする請求項(1) 又は請求項
    (2) 記載の自動車用ガラスアンテナ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5654720A (en) * 1993-08-20 1997-08-05 Asahi Glass Company Ltd. Glass antenna device for an automobile
US6072435A (en) * 1997-01-31 2000-06-06 Asahi Glass Company Ltd. Glass antenna device for an automobile
US6201505B1 (en) 1998-09-03 2001-03-13 Asahi Glass Company Ltd. Glass antenna device for an automobile
KR100415201B1 (ko) * 1995-09-28 2004-05-27 쌩-고벵 글래스 프랑스 안테나윈도용다중접점

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