JPH04285425A - ディジタル形周波数継電器 - Google Patents

ディジタル形周波数継電器

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JPH04285425A
JPH04285425A JP7252491A JP7252491A JPH04285425A JP H04285425 A JPH04285425 A JP H04285425A JP 7252491 A JP7252491 A JP 7252491A JP 7252491 A JP7252491 A JP 7252491A JP H04285425 A JPH04285425 A JP H04285425A
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Ritsuo Washino
鷲野 律夫
Kazunobu Fukuda
和宜 福田
Chikao Sato
力生 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル形保護継電装
置、特に広い周波数範囲において保護が必要な発電機保
護継電器に使用されるディジタル形周波数継電器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に周波数継電器1を発電機Gの系統
に適した例を示す。同図のPTは発電機Gの端子電圧E
に応じた電圧Vに変換するための計器用変圧器、TRは
主変圧器である。発電機Gの系統は、発電機起動時にお
いて低い周波数から立ち上げていくため、商用周波数ま
での広域周波数保護が必要であり、広域周波数に適用可
能な保護継電器が必要である。周波数継電器1において
は従来商用周波数付近での適用を前提としてきたが、近
年、前述した起動時保護用継電器と商用周波数で適用さ
れる保護継電器との切換用として低周波数検出を目的と
しての適用が要求されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方式のものは入力
電圧が商用周波数付近にあること、及び発電機Gの端子
電圧Eが発電機Gの定格出力電圧であることが前提に適
用が考えられている。このため、従来の周波数継電器を
起動時(0Hz〜商用周波数付近)から適用しようとし
た場合、以下の問題点が生じる。図5に発電機の起動時
切換用周波数検出として使用する際の、従来の周波数継
電器のV−f特性及び周波数継電器の動作について示す
【0004】図5に示す如く発電機の出力電圧は過励磁
状態で出力することがないよう、低い周波数においても
電圧Vに比例し、周波数fに反比例する量、即ち、V/
fなる量が一定以下となるように制御され、定格電圧V
f0,定格周波数f0 の比を1P.U とすれば、発
電機出力電圧は他の周波数においても1P.U を超え
ることはない。図5に示すように従来の不足周波数継電
器を起動時保護への切換用として使用した場合、商用周
波数付近では、不足周波数を正常に検出するが、起動時
低い周波数、特に図中のハッチング部分に示すような0
Hz付近では、入力される電圧が小さいために周波数演
算誤差が生じる。そのため正確な周波数検出ができなく
なって、復帰してしまう現象を生じるため、起動時の低
い周波数において、起動時保護ができなくなるという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであり、発電機の起動時(0Hz〜商用周波
数)にも適用可能なディジタル形周波数継電器を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は交流電圧波形を一定時間間隔でサンプリング
し、該サンプリング値をディジタル量に変換するアナロ
グ/ディジタル変換部と、変換されたディジタル量を用
いて演算処理する中央演算部と、データメモリ,プログ
ラムメモリ及び出力部とを少なくとも備え、前記中央演
算部においてディジタル量を用いて交流電圧の周波数が
所定値以下になったときに不足周波数検出要素が出力す
るディジタル形周波数継電器において、交流電圧の電圧
値が所定値以下になったときに出力する不足電圧検出要
素を付加し、前記2つの検出要素の出力の論理和を継電
器の出力とするよう構成した。
【0006】
【作用】発電機の出力電圧は発電機の過励磁状態となら
ないこと、即ち、V/F=1P.U 以下であることに
着目し、不足電圧を検出する要素を追加することにより
、発電機の起動時(0Hz〜定格周波数付近)に確実に
動作することができるディジタル形周波数継電器を提供
することができる。本発明のディジタル形周波数継電器
を発電機保護装置の起動時保護切換に使用することによ
り起動時保護継電器と定格周波数保護継電器とを確実に
切換えることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図2
は本発明によるディジタル形周波数継電器の一実施例の
構成図であり、理解を容易にするため図2から先に説明
する。図2において、ディジタル形周波数継電器1は従
来公知のディジタルリレーによって構成されている。入
力Vは図4に示されるように発電機Gの端子電圧Eを計
器用変圧器PTによって変換した電圧である。導入され
た交流電圧Vはアナログ/ディジタル変換部(A/D)
2を介して一定周期でサンプリングされてディジタル量
に変換される。中央演算部(CPU)3は、プログラム
メモリ(ROM)4にて予め記憶されたプログラムに従
い、上記したディジタル量とデータメモリ(RAM)5
とを用いて後述する演算を行ない、その結果、不足周波
数を検出し、出力部(OUT)6より出力する。
【0008】図1は図2の中央演算部(CPU)3にて
実行される本発明の周波数検出部及びロジック構成図で
ある。Vm はアナログ/ディジタル変換部(A/D)
2にてディジタル量に変換された入力電圧Vのサンプル
値であり、不足電圧要素7の演算処理及び不足周波数要
素8の演算処理に使用される。不足電圧要素7は入力電
圧Vの電圧値が一定値以下となったときに出力する要素
であり、不足周波数要素8は入力電圧Vの周波数が一定
値以下になったときに出力する要素である。9は不足電
圧要素7と不足周波数要素8の論理和をとる回路(OR
回路)である。
【0009】次に作用を説明する。図3は本発明による
ディジタル形周波数継電器のV−f特性及び周波数継電
器の動作を示した図である。前述した如く、発電機の出
力電圧はV/f=1P.U を越えることはないため、
起動時の低周波数においては、電圧値も小さくなる。同
図aは図1で示した不足周波数検出要素の動作値であり
、入力される電圧の周波数が一定値以下に下がったとき
に動作するものである。更に同図bは図1で示した不足
電圧検出要素の動作値であり、入力される電圧の値が一
定値以下に下がったときに動作するものである。
【0010】発電機を起動させる時周波数が0Hzから
立ち上がっていくが、0Hz付近においては不足周波数
要素は、入力される電圧の値が小さいため周波数演算誤
差が生じ、図3のハッチング部分において正確な周波数
検出ができなくなる。このため不足周波数要素としては
同図■に示す如く低い周波数において復帰するような現
象が発生するが、この時入力される電圧が低い周波数で
は、小さい値になることに着目して、備えられた不足電
圧要素が、不足周波数要素の復帰する所では同図■に示
す如く確実に動作する。以上のことから、不足周波数要
素出力と不足電圧要素出力とのORで出力するようにし
た本発明のディジタル形周波数継電器においては、同図
■に示した如く0Hz付近においても復帰することのな
い特性を得ることができる。
【0011】周波数が上がっていくと共に発電機出力電
圧も上昇するため、一定周波数以上では不足電圧要素は
復帰する(同図C点)が、この時には不足周波数要素は
確実に動作しているため、本発明の周波数継電器の出力
は動作出力を継続することができる。したがって本発明
のディジタル形周波数継電器を起動時保護切換用に使用
すれば、発電機の起動時(0Hz〜定格周波数付近)に
おいて確実に起動時保護が可能である。なお、定格周波
数の時は、発電機出力電圧は定格電圧となっており、不
足電圧要素が動作することなく通常の定格時保護に切換
えることが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば発
電機の出力電圧は発電機の過励磁状態で使用されないこ
と、即ち、V/f=1P.U 以下であることに着目し
、不足電圧を検出する要素を追加することにより、発電
機の起動時、(0Hz〜定格周波数付近)に確実に動作
することができるディジタル形周波数継電器を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル形周波数継電器に適用
される周波数検出部の一実施例のロジック図。
【図2】ディジタル形周波数継電器の一実施例の構成図
【図3】周波数継電器のV−f特性及び動作状態を示し
た図。
【図4】周波数継電器の適用例。
【図5】従来の不足周波数継電器におけるV−f特性及
び動作状態を示す図。
【符号の説明】
Ry   保護継電装置 TR  主変圧器 G  発電機 PT  計器用変圧器 1  ディジタル形周波数継電器 2  アナログ/ディジタル変換器 3  中央演算部 4  プログラムメモリ 5  データメモリ 6  出力部 7  不足電圧検出要素 8  不足周波数検出要素 9  論理和回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交流電圧波形を一定時間間隔でサンプ
    リングし、該サンプリング値をディジタル量に変換する
    アナログ/ディジタル変換部と、変換されたディジタル
    量を用いて演算処理する中央演算部と、データメモリ,
    プログラムメモリ及び出力部とを少なくとも備え、前記
    中央演算部においてディジタル量を用いて交流電圧の周
    波数が所定値以下になったときに不足周波数検出要素が
    出力するディジタル形周波数継電器において、交流電圧
    の電圧値が所定値以下になったときに出力する不足電圧
    検出要素を付加し、前記2つの検出要素の出力の論理和
    を継電器の出力とすることを特徴とするディジタル形周
    波数継電器。
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