JPH0720609Y2 - 電圧測定回路 - Google Patents
電圧測定回路Info
- Publication number
- JPH0720609Y2 JPH0720609Y2 JP5917289U JP5917289U JPH0720609Y2 JP H0720609 Y2 JPH0720609 Y2 JP H0720609Y2 JP 5917289 U JP5917289 U JP 5917289U JP 5917289 U JP5917289 U JP 5917289U JP H0720609 Y2 JPH0720609 Y2 JP H0720609Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- component
- switch
- display
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マルチメータ等においてAC、DCの電圧を測定
する電圧測定回路に関する。
する電圧測定回路に関する。
従来のマルチメータの電圧測定回路を第2図に示す。電
圧入力端子1に印加した電圧は、AC/DC変換回路2を介
してDC電圧として、叉はそのままの状態でスイッチ3に
至り、そこからA/D変換器4でデジタル信号に変換され
た後、表示器5でその電圧値がデジタル表示される。こ
の表示器5は表示している電圧値のAC、DCの区別(モー
ド)や電圧単位をも表示する。
圧入力端子1に印加した電圧は、AC/DC変換回路2を介
してDC電圧として、叉はそのままの状態でスイッチ3に
至り、そこからA/D変換器4でデジタル信号に変換され
た後、表示器5でその電圧値がデジタル表示される。こ
の表示器5は表示している電圧値のAC、DCの区別(モー
ド)や電圧単位をも表示する。
この回路では、電圧入力端子1に印加する電圧に応じて
手動でスイッチ3を切り換えている。
手動でスイッチ3を切り換えている。
従って、スイッチ3をA側に切り換えてDC電圧測定モー
ドでAC電圧を測定したり、或いはその逆にB側に切り換
えてAC電圧測定モードでDC電圧を測定するという誤った
測定を行う可能性があった。
ドでAC電圧を測定したり、或いはその逆にB側に切り換
えてAC電圧測定モードでDC電圧を測定するという誤った
測定を行う可能性があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は測定対象となっいる電圧に応じた測定モードに
内部の切り換えが行われるようにして、上記したような
誤測定が行われることがないようにすることである。
の目的は測定対象となっいる電圧に応じた測定モードに
内部の切り換えが行われるようにして、上記したような
誤測定が行われることがないようにすることである。
このために本考案は、電圧入力端子の電圧と該電圧をAC
/DC変換した電圧とをスイッチで切り換えて、表示器で
表示させるようにした電圧測定回路において、上記電圧
入力端子の電圧からAC成分を除去した電圧と上記AC/DC
変換した電圧とを比較する比較手段を設け、該比較手段
の比較結果によって上記スイッチを切り換えると共に、
上記表示器の表示モードを切り換えるように構成した。
/DC変換した電圧とをスイッチで切り換えて、表示器で
表示させるようにした電圧測定回路において、上記電圧
入力端子の電圧からAC成分を除去した電圧と上記AC/DC
変換した電圧とを比較する比較手段を設け、該比較手段
の比較結果によって上記スイッチを切り換えると共に、
上記表示器の表示モードを切り換えるように構成した。
以下、本考案の実施例について説明する。第1図はその
一実施例の電圧測定回路部分を示す図である。第2図と
同一のものには同一の符号を付した。本実施例では、電
圧入力端子1に印加した電圧からAC成分を除去するAC成
分除去回路6を設け、更に、そのAC成分除去回路6の出
力電圧のレベルとAC/DC変換回路2の出力電圧のレベル
を比較する比較器7を設けて、この比較器7での比較結
果出力を制御回路8に入力させ、この制御回路8により
スイッチ9を自動的に切り換えると共に、表示器7のAC
/DCの表示モードを切り換えるようにした。
一実施例の電圧測定回路部分を示す図である。第2図と
同一のものには同一の符号を付した。本実施例では、電
圧入力端子1に印加した電圧からAC成分を除去するAC成
分除去回路6を設け、更に、そのAC成分除去回路6の出
力電圧のレベルとAC/DC変換回路2の出力電圧のレベル
を比較する比較器7を設けて、この比較器7での比較結
果出力を制御回路8に入力させ、この制御回路8により
スイッチ9を自動的に切り換えると共に、表示器7のAC
/DCの表示モードを切り換えるようにした。
上記したAC成分除去回路6は、DC成分に重畳されている
或いはされていないAC成分の平均値をとるものであり、
例えばフィルタ回路で構成される。従って、電圧入力端
子1に印加した電圧がAC成分のみの場合には、AC成分除
去回路6の出力は零となる。つまり、このAC成分除去回
路6からはDC成分のみが出力する。
或いはされていないAC成分の平均値をとるものであり、
例えばフィルタ回路で構成される。従って、電圧入力端
子1に印加した電圧がAC成分のみの場合には、AC成分除
去回路6の出力は零となる。つまり、このAC成分除去回
路6からはDC成分のみが出力する。
また、AC/DC変換回路2は、入力側にバッファを有する
両波整流回路で構成され、入力するAC成分の実効値レベ
ルのDC電圧を出力する。
両波整流回路で構成され、入力するAC成分の実効値レベ
ルのDC電圧を出力する。
制御回路8は、AC成分除去回路6からの出力電圧(DC成
分)EaとAC/DC変換回路2からの出力電圧(AC成分)Eb
とを比較する比較器7の出力によって、次のように制御
する。
分)EaとAC/DC変換回路2からの出力電圧(AC成分)Eb
とを比較する比較器7の出力によって、次のように制御
する。
Ea>Ebスイッチ9をA側に切り換える 〃 表示器5をDC表示モードにする Ea<Ebスイッチ9をb側に切り換える 〃 表示器5をAC表示モードにする 以上から、電圧入力端子1に電圧を印加すると、その電
圧に含まれているDC成分はAC成分除去回路6から電圧Ea
として出力し、AC成分はAC/DC変換回路2から電圧Ebと
して出力する。
圧に含まれているDC成分はAC成分除去回路6から電圧Ea
として出力し、AC成分はAC/DC変換回路2から電圧Ebと
して出力する。
そして、電圧Eaのレベルが相対的に大きければスイッチ
9がA側に切り換わり、電圧入力端子1に印加している
電圧がそのままA/D変換回路4でデジタル量に変換さ
れ、表示器5で表示される。このとき、制御回路8によ
って表示器5はDC電圧表示モードとなる。
9がA側に切り換わり、電圧入力端子1に印加している
電圧がそのままA/D変換回路4でデジタル量に変換さ
れ、表示器5で表示される。このとき、制御回路8によ
って表示器5はDC電圧表示モードとなる。
一方、電圧Ebのレベルが相対的に大きければスイッチ9
がB側に切り換わり、電圧入力端子1に印加している電
圧をAC/DC変換した電圧EbがA/D変換器4でジタル量に変
換され、表示器5で表示される。このとき、制御回路8
によって表示器5はAC電圧表示モードとなる。
がB側に切り換わり、電圧入力端子1に印加している電
圧をAC/DC変換した電圧EbがA/D変換器4でジタル量に変
換され、表示器5で表示される。このとき、制御回路8
によって表示器5はAC電圧表示モードとなる。
以上から、電圧入力端子1に印加している電圧のAC成分
とDC成分の比率の大小に応じて自動的にスイッチ9が切
り換わるので、測定を迅速化できると共に、DC電圧測定
モードでAC電圧を測定したり、或いはその逆にAC測定モ
ードでDC電圧を測定するということを回避できる。
とDC成分の比率の大小に応じて自動的にスイッチ9が切
り換わるので、測定を迅速化できると共に、DC電圧測定
モードでAC電圧を測定したり、或いはその逆にAC測定モ
ードでDC電圧を測定するということを回避できる。
なお、制御回路8に操作スイッチを設けておいて、その
操作スイッチの操作によりスイッチ9を切換制御できる
ようにしておけば、例えばDC電圧測定状態で、その測定
信号中にAC成分が重畳されていること、或いはその逆を
表示器5で表示させることができる。これにより、被測
定回路の異常発振等を知ることができる。
操作スイッチの操作によりスイッチ9を切換制御できる
ようにしておけば、例えばDC電圧測定状態で、その測定
信号中にAC成分が重畳されていること、或いはその逆を
表示器5で表示させることができる。これにより、被測
定回路の異常発振等を知ることができる。
また、上記実施例ではEa=Ebのときについて説明しなか
ったが、この場合はAC表示モード或いはDC表示モードの
一方に切り換わるようにしておいても、また操作スイッ
チによりそれを変更できるようにしても良い。
ったが、この場合はAC表示モード或いはDC表示モードの
一方に切り換わるようにしておいても、また操作スイッ
チによりそれを変更できるようにしても良い。
また、電圧入力端子1の前段に電流/電圧変換回路を接
続しておけば、AC電流、DC電流の測定も同様に行うこと
ができる。
続しておけば、AC電流、DC電流の測定も同様に行うこと
ができる。
以上説明したように、本考案によれば、被測定電圧に含
まれているAC成分とDC成分の多い方の測定モードでを自
動的に測定が行われるようになり、操作の単純化と誤操
作の発生防止を図ることができるという利点がある。
まれているAC成分とDC成分の多い方の測定モードでを自
動的に測定が行われるようになり、操作の単純化と誤操
作の発生防止を図ることができるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の電圧測定回路の回路図、第
2図は従来の同回路の回路図である。 1……電圧入力端子、2……AC/DC変換回路、3……ス
イッチ、4……A/D変換回路、5……表示器、6……AC
成分除去回路、7……比較器、8……制御回路、9……
スイッチ。
2図は従来の同回路の回路図である。 1……電圧入力端子、2……AC/DC変換回路、3……ス
イッチ、4……A/D変換回路、5……表示器、6……AC
成分除去回路、7……比較器、8……制御回路、9……
スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】電圧入力端子の電圧と該電圧をAC/DC変換
した電圧とをスイッチで切り換えて、表示器で表示させ
るようにした電圧測定回路において、 上記電圧入力端子の電圧からAC成分を除去した電圧と上
記AC/DC変換した電圧とを比較する比較手段を設け、該
比較手段の比較結果に応じて上記スイッチを切り換える
と共に、上記表示器の表示モードを切り換えることを特
徴とする電圧測定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5917289U JPH0720609Y2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電圧測定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5917289U JPH0720609Y2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電圧測定回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02150575U JPH02150575U (ja) | 1990-12-26 |
JPH0720609Y2 true JPH0720609Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31585437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5917289U Expired - Lifetime JPH0720609Y2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電圧測定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720609Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6334457B2 (ja) * | 2015-05-14 | 2018-05-30 | ミドリ安全株式会社 | 電流測定システム |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP5917289U patent/JPH0720609Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02150575U (ja) | 1990-12-26 |
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