JPH0428457Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428457Y2 JPH0428457Y2 JP1986203686U JP20368686U JPH0428457Y2 JP H0428457 Y2 JPH0428457 Y2 JP H0428457Y2 JP 1986203686 U JP1986203686 U JP 1986203686U JP 20368686 U JP20368686 U JP 20368686U JP H0428457 Y2 JPH0428457 Y2 JP H0428457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- approximately
- sweat
- pillow
- activated carbon
- core body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は寝具類の枕に関する。
(従来技術)
従来、安眠枕としては各種のものゝ提案がなさ
れている。一般的には通気性を付与するための工
夫であり、且つ磁石や活性炭の粉末を入れたり、
またそばがらなどの詰物に代る品に係る提案であ
る。
れている。一般的には通気性を付与するための工
夫であり、且つ磁石や活性炭の粉末を入れたり、
またそばがらなどの詰物に代る品に係る提案であ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は如上の点に鑑み、通気性外の吸湿放汗
に優れ、且つ脱臭効果にも優れた枕を市販に供せ
んとするものである。
に優れ、且つ脱臭効果にも優れた枕を市販に供せ
んとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は芯材として径が凡そ5mm〜10mm程度で
適当硬さを有する合成樹脂管を長さが1cm程度に
多数切断し、且つこれらが飛び出したりしない大
きさのメツシユ袋内に入れて一定肉厚の俵体を形
成し、俵体の上或は下となる片側面には活性炭素
繊維の一定量をフエルト状としてスパンボンド内
部へ積層封入させてなる吸着パツクを、他側面に
は麻やレーヨンとポリエステルなどのフアイバー
を一定比率で積層形成した吸汗マツトを当接さ
せ、これらを全体として枕布地内へ出し入れ自在
に構成したことを特徴とする。
適当硬さを有する合成樹脂管を長さが1cm程度に
多数切断し、且つこれらが飛び出したりしない大
きさのメツシユ袋内に入れて一定肉厚の俵体を形
成し、俵体の上或は下となる片側面には活性炭素
繊維の一定量をフエルト状としてスパンボンド内
部へ積層封入させてなる吸着パツクを、他側面に
は麻やレーヨンとポリエステルなどのフアイバー
を一定比率で積層形成した吸汗マツトを当接さ
せ、これらを全体として枕布地内へ出し入れ自在
に構成したことを特徴とする。
(作用)
本考案品の使用では吸着パツク、吸汗マツトの
どちらを上側にして使用しても良いが、差当り脱
臭を主とする場合には吸着パツクを上側となし、
これに対し吸汗を主とする場合には吸汗マツトを
上側となるようにして使用する。何れにしても頭
体部分の皮膚臭や毛髪臭及び発汗液などは周囲に
放散するが、枕との接触面では下向きに流れ、吸
着パツクが上側の場合は先づ脱臭作用が、ついで
発汗液は芯材を経て吸汗マツトに吸収されるもの
となる。これに対し汗かきの人は専ら吸汗マツト
を上側とするのであり、これにより汗が吸汗マツ
トで吸収されることから頭部がさわやかになつて
安眠することのできるものであり、また汗からの
臭は芯材を経て吸着マツトに吸着されるものとな
る。
どちらを上側にして使用しても良いが、差当り脱
臭を主とする場合には吸着パツクを上側となし、
これに対し吸汗を主とする場合には吸汗マツトを
上側となるようにして使用する。何れにしても頭
体部分の皮膚臭や毛髪臭及び発汗液などは周囲に
放散するが、枕との接触面では下向きに流れ、吸
着パツクが上側の場合は先づ脱臭作用が、ついで
発汗液は芯材を経て吸汗マツトに吸収されるもの
となる。これに対し汗かきの人は専ら吸汗マツト
を上側とするのであり、これにより汗が吸汗マツ
トで吸収されることから頭部がさわやかになつて
安眠することのできるものであり、また汗からの
臭は芯材を経て吸着マツトに吸着されるものとな
る。
(実施例)
第1図は分解図、第2図は内部破断斜視図であ
る。1は吸着パツクであつてスパンボンドで活性
炭素繊維Pの一定量をフエルト状の積層状態に包
み込んでなる。こゝに吸着パツク1の肉厚は凡そ
5mm〜10mm程度となされる。
る。1は吸着パツクであつてスパンボンドで活性
炭素繊維Pの一定量をフエルト状の積層状態に包
み込んでなる。こゝに吸着パツク1の肉厚は凡そ
5mm〜10mm程度となされる。
2は俵状となされる中芯体で芯材fにはポリプ
ロピレンなどの径が凡そ5mm〜10mm程度の中空管
を長さが凡そ1cm程度となるように切断すると共
に、これら多数を網目径が凡そ3mm程度のメツシ
ユ袋内に封入して構成する。
ロピレンなどの径が凡そ5mm〜10mm程度の中空管
を長さが凡そ1cm程度となるように切断すると共
に、これら多数を網目径が凡そ3mm程度のメツシ
ユ袋内に封入して構成する。
こゝにポリプロピレンなどの合成樹脂管は一定
の硬さと弾性復元機能を有することから好適であ
り、ポリエチレンその他の同効素材を使用するこ
とができる。なお、径が凡そ5mm〜10mm、長さを
凡そ1cm程度となすことは枕の使用中に於ける動
きの中で芯材同志が抵抗なく移動し且つ順応でき
る上で好適な数値であり、今若し径や長さが15mm
以上となると使用時のしなやかさに欠けるものと
なり、また径が2mmとか長さが5mmの如きものと
なるとしなやかさはあるものゝ、通気効率や弾性
復元機能に劣るものとなるのである。
の硬さと弾性復元機能を有することから好適であ
り、ポリエチレンその他の同効素材を使用するこ
とができる。なお、径が凡そ5mm〜10mm、長さを
凡そ1cm程度となすことは枕の使用中に於ける動
きの中で芯材同志が抵抗なく移動し且つ順応でき
る上で好適な数値であり、今若し径や長さが15mm
以上となると使用時のしなやかさに欠けるものと
なり、また径が2mmとか長さが5mmの如きものと
なるとしなやかさはあるものゝ、通気効率や弾性
復元機能に劣るものとなるのである。
3は吸汗マツトであつて麻とポリエステルやレ
ーヨンとポリエステルなどのフアイバーを適当比
率に積層形成し一定肉厚のウエツブを形成したも
のであり、これが目付例について説明すると麻50
%とポリエステル50%(500g/m2)、レーヨン50
%とポリエステル50%(900g/m3)を前者aが
外方に後者bを内方となるように組合せたウエツ
ブとなさしめるのである。このさいポリエステル
は吸汗性ポリエステル繊維と言われるもので、繊
維自体が中空で且つその長さ方向周面には多数の
微細孔を有するものとなつている。
ーヨンとポリエステルなどのフアイバーを適当比
率に積層形成し一定肉厚のウエツブを形成したも
のであり、これが目付例について説明すると麻50
%とポリエステル50%(500g/m2)、レーヨン50
%とポリエステル50%(900g/m3)を前者aが
外方に後者bを内方となるように組合せたウエツ
ブとなさしめるのである。このさいポリエステル
は吸汗性ポリエステル繊維と言われるもので、繊
維自体が中空で且つその長さ方向周面には多数の
微細孔を有するものとなつている。
4は枕布地であつて袋状となした片側面にはフ
アスナー5を取付けて上記各部材の出し入れが簡
便なるように縫成してなる。
アスナー5を取付けて上記各部材の出し入れが簡
便なるように縫成してなる。
(考案の効果)
本考案で吸着パツクに活性炭素繊維のフエルト
状に形成したものが使用されることは、活性炭の
単独使用に於けるザラツキ感を無くし且つ油脂分
や毛髪臭の吸着性に優れるのであり、また適宜簡
便に水洗いなどの行えるものとなるのである。
状に形成したものが使用されることは、活性炭の
単独使用に於けるザラツキ感を無くし且つ油脂分
や毛髪臭の吸着性に優れるのであり、また適宜簡
便に水洗いなどの行えるものとなるのである。
また、上記構成の吸汗マツトは特にポリエステ
ル繊維自体が中空で且つ長さ方向周面には微細孔
を有する構成となされていることから、吸水性と
速乾性に優れるのであり、即ち滲出する汗がたち
どころに吸収されて拡散し表面に汗を残さないも
のとなるのであり、従つてムレずベトつかず常時
サラリとした快適な使用感を呈せしめるのほか頭
髪油などの臭いの発散がないものである。
ル繊維自体が中空で且つ長さ方向周面には微細孔
を有する構成となされていることから、吸水性と
速乾性に優れるのであり、即ち滲出する汗がたち
どころに吸収されて拡散し表面に汗を残さないも
のとなるのであり、従つてムレずベトつかず常時
サラリとした快適な使用感を呈せしめるのほか頭
髪油などの臭いの発散がないものである。
なお、本考案で使用される活性炭素繊維はセル
ローズ繊維を原料として製造される繊維性の活性
炭でイヤな臭いや不快感を毛細管現象で速く清浄
化する効果の外に、マイナスイオンが存在しこれ
が脳部に於ける血流の促進を図ると言う効果も奏
せしめるのである。
ローズ繊維を原料として製造される繊維性の活性
炭でイヤな臭いや不快感を毛細管現象で速く清浄
化する効果の外に、マイナスイオンが存在しこれ
が脳部に於ける血流の促進を図ると言う効果も奏
せしめるのである。
第1図は分解図、第2図は内部破断斜視図であ
る。 1……吸着パツク、P……活性炭素繊維、2…
…中芯体、f……芯材、吸……吸汗マツト、4…
…枕布地、5……フアスナー。
る。 1……吸着パツク、P……活性炭素繊維、2…
…中芯体、f……芯材、吸……吸汗マツト、4…
…枕布地、5……フアスナー。
Claims (1)
- 径が凡そ5mm〜10mm、長さを凡そ1cmとなした
合成樹脂の中空管をメツシユ袋地内へ飛び出すこ
とのないように封入して中芯体を形成し、該中芯
体を俵状となした片側面にはセルローズ繊維を原
料とする活性炭素繊維の一定量を凡そ5mm〜10mm
の肉厚に形成した吸着パツクを、他側面には麻や
レーヨンと繊維自体が中空で且つその長さ方向周
面には多数の微細孔を有するポリエステルのフア
イバーを一定比率で積層形成した吸汗マツトを当
接させ、これらを全体として枕布地内へ出し入れ
自在に構成したことを特徴とする枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986203686U JPH0428457Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986203686U JPH0428457Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63108370U JPS63108370U (ja) | 1988-07-13 |
JPH0428457Y2 true JPH0428457Y2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=31169250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986203686U Expired JPH0428457Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428457Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322906A (en) * | 1976-08-16 | 1978-03-02 | Hiroshi Kurosawa | Combustion chamber of internal combustion engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49124213U (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-24 |
-
1986
- 1986-12-31 JP JP1986203686U patent/JPH0428457Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322906A (en) * | 1976-08-16 | 1978-03-02 | Hiroshi Kurosawa | Combustion chamber of internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63108370U (ja) | 1988-07-13 |
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