JPH04284119A - 排気マニホールド - Google Patents

排気マニホールド

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Publication number
JPH04284119A
JPH04284119A JP4668391A JP4668391A JPH04284119A JP H04284119 A JPH04284119 A JP H04284119A JP 4668391 A JP4668391 A JP 4668391A JP 4668391 A JP4668391 A JP 4668391A JP H04284119 A JPH04284119 A JP H04284119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
main pipe
welding
flange
exhaust manifold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4668391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Fukae
深江 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP4668391A priority Critical patent/JPH04284119A/ja
Publication of JPH04284119A publication Critical patent/JPH04284119A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のシリンダヘ
ッドに取り付ける排気マニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排気マニホールドとして
は、例えば、実開平1−108323号公報等に開示さ
れるものが知られている。これを図4に基づいて説明す
る。図に於て、1は、シリンダヘッドであり、このシリ
ンダヘッド1には、排気マニホールド2が取り付けられ
ている。この排気マニホールド2は、複数の孔4を設け
たフランジ3と、このフランジ3に設けた複数の孔4と
連通するように溶接にて固定した複数のポート5と、各
ポート5を側壁に設けた複数の孔7と連通するように溶
接にて固定したメインパイプ6とによって構成されてい
る。
【0003】斯して構成された排気マニホールド2では
、シリンダヘッド1から排気される排ガスを、各ポート
5を介してメインパイプ6に集め、下流側へ送り出すこ
とができる。処で、エンジン運転時には、シリンダヘッ
ド1側から流入した排ガスの熱によってメインパイプ6
に伸びが生じようとするが、ポート5の剛性が大きく、
又、メインパイプ6の強度も低下しているため、熱応力
によってメインパイプ6に塑性変形(収縮)が生ずる。
【0004】次に、エンジンの運転を停止すると、メイ
ンパイプ6の温度が低下するに従い、強度が回復し、メ
インパイプ6に収縮が生じ、その収縮に伴ってポート5
が変形し、図4の点線で示す如く、フランジ3が変形す
る恐れがあるので、フランジ3の板厚Tを厚くして、変
形を防止していた。この場合には、ポート5の長さを短
くすることが可能なため、狭いエンジンルームに適用す
ることができる利点を有する。
【0005】又、その変形防止としては、その他に図5
に示す如く、ポート5の長さLを長くして、メインパイ
プ6の伸びをポート5による撓みによって吸収できるよ
うにするものもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し、図4の場合には
、フランジ3の板厚Tを厚くするため、重量が大きくな
り、特に、自動車に於ては燃費が嵩むことになり、好ま
しくない。又、図5の場合には、ポート5の長さLを長
くするため、エンジンルームが狭いものには搭載できな
いという問題があった。
【0007】本発明は斯かる従来の問題点を解決するた
めに為されたもので、その目的は、、ポートに掛かる排
気熱による応力を緩和することが可能な排気マニホール
ドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排気マニホ
ールドは、シリンダヘッドに取り付けるフランジと、こ
のフランジに設けた複数の孔に一端部を溶接にて固定す
るポートと、このポートの他端部を側壁に設けた複数の
孔に溶接にて固定するメインパイプとを有し、少なくと
も1つの上記ポートの他端部に折り返し部を設けると共
に、上記ポートに対応する上記メインパイプの孔に上記
折り返し部よりも大径の外方突起を設け、この外方突起
内に上記折り返し部を挿入して、該折り返し部の先端と
上記外方突起の先端とを溶接にて固定するように構成し
たものである。
【0009】
【作用】本発明に係る排気マニホールドに於ては、シリ
ンダヘッドから吐出する排ガスが、各ポートを経由して
メインパイプに流入し、その熱によってメインパイプが
軸方向に伸長しょうとすると、メインパイプと各ポート
との結合部に於ける折り返し部がその伸び追随して変位
して吸収することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例に係る排気マニ
ホールドを示すもので、10はシリンダヘッドを表す。 このシリンダヘッド10には、気筒数に応じて排気孔1
1が設けられている。そして、このシリンダヘッド10
には、排気マニホールドAが取り付けられている。
【0011】この排気マニホールドAは、フランジ12
と、ポート14と、メインパイプ18とを有する。そし
て、フランジ12は、シリンダヘッド10の排気孔11
と同じ位置に3つの孔13を設け、シリンダヘッド10
に取り付けられる。又、3つの孔13には、それぞれポ
ート14がその一端部15を溶接にて固定されている。 更に、各ポート14は、その他端部16の外側に折り返
し部17を一体的に設けている。
【0012】又、メインパイプ18は、各ポート14に
対応する側壁に3つの孔19を設けると共に、各孔19
に折り返し部17の径R1よりも大径の径R2を有する
外バーリングから成る外方突起20を形成している。そ
して、各ポート14とメインパイプ18の各孔19とは
、外方突起20内に折り返し部17を挿入して、折り返
し部17の先端17aと外方突起20の先端20aとを
溶接にて固定してある。
【0013】次に、斯して構成された本実施例の作用を
説明する。シリンダヘッド10の3つの排気孔11から
フランジ12の各孔13を介して吐出する排ガスが、各
ポート14を経由してメインパイプ18に流入し、その
熱によってメインパイプ18が図1の矢印Bで示すよう
に軸方向に伸長しょうとすると、メインパイプ18と各
ポート14との結合部に於ける折り返し部17がその伸
び追随して、折り返し部17と外方突起20との隙間2
1に於て変位し、その伸びをフランジ12に伝えないよ
うに吸収することができる。
【0014】以上の如く、本実施例に係る排気マニホー
ルドAによれば、シリンダヘッド10に取り付けるフラ
ンジ12と、このフランジ12に設けた複数の孔13に
一端部15を溶接にて固定するポート14と、このポー
ト14の他端部16を側壁に設けた複数の孔19に溶接
にて固定するメインパイプ18とを有し、各ポート14
の他端部16に折り返し部17を設けると共に、各ポー
ト14に対応するメインパイプ18の孔19に折り返し
部17よりも大径の外方突起20を設け、この外方突起
20内に折り返し部17を挿入して、折り返し部17の
先端17aと外方突起20の先端20aとを溶接にて固
定するように構成したものであるから、ポート長さLを
長くした図5の排気マニホールドと同様の効果を奏する
ことが可能となり、従って、フランジ12とメインパイ
プ18の距離が短くても図4の排気マニホールドのよう
にフランジフランジ12の板厚Tを厚くする必要が無く
なり、狭いエンジンルームにも軽量の排気マニホールド
を搭載することが可能となる。又、メインパイプ18に
作用する応力も緩和でき、パイプ板厚を薄くしたり、低
強度材が使用できるようになる。  図3は本発明の別
の実施例を示すもので、図1に於ける折り返し部17を
、ポート14とは別の部材171で構成して、これらを
溶接にて固定し又、外方突起20を、メインパイプ18
とは別の部材201で構成して、これらを溶接にて固定
したものである。
【0015】本実施例に於ても、上記実施例と同様の作
用効果を奏することができる。尚、上記実施例では、折
り返し部17と外方突起20とを全てのポート14と孔
19に設けた場合について説明したが、例えば、図1に
於ける最下流側のポート14とこれに対応する孔19だ
けに設ける等の如く、伸びの大きな部位に適用するよう
にしても良い。又、シリンダヘッド10に3つの排気孔
11を設けた場合について説明したが、これに限定する
ものではなく、任意に変更することがでる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ポートの
他端部に設けた折り返し部を、メインパイプの孔に設け
た上記折り返し部よりも大径の外方突起内に挿入して、
該折り返し部の先端と上記外方突起の先端とを溶接にて
固定することで、ポートとメインパイプとの結合部を構
成したので、排ガスによるメインパイプの伸びに追随す
ることが可能となり、フランジとメインパイプの距離が
短くてもフランジの厚みを厚くする必要が無くなり、狭
いエンジンルームにも軽量の排気マニホールドが搭載で
きるようになる。メインパイプに作用する応力も緩和で
き、パイプ板厚を薄くしたり、低強度材が使用可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る排気マニホールドの要
部の一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の別の実施例に於ける拡大断面図である
【図4】従来の排気マニホールド示す側面図である。
【図5】従来の排気マニホールド示す側面図である。
【符号の説明】
10  シリンダヘッド 12  フランジ 13,19  孔 14  ポート 15  ポート14の一端部 16  ポート14の他端部 17  折り返し部 17a  折り返し部17の先端 18  メインパイプ 20  外方突起 20  外方突起20の先端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリンダヘッド(10)に取り付ける
    フランジ(12)と、このフランジ(12)に設けた複
    数の孔(13)に一端部(15)を溶接にて固定するポ
    ート(14)と、このポート(14)の他端部(16)
    を側壁に設けた複数の孔(19)に溶接にて固定するメ
    インパイプ(18)とを有し、少なくとも1つの上記ポ
    ート(14)の他端部(16)に折り返し部(17)を
    設けると共に、上記ポート(14)に対応する上記メイ
    ンパイプ(18)の孔(19)に上記折り返し部(17
    )よりも大径の外方突起(20)を設け、この外方突起
    (20)内に上記折り返し部(17)を挿入して、該折
    り返し部(17)の先端(17a)と上記外方突起(2
    0)の先端(20a)とを溶接にて固定するように構成
    したことを特徴とする排気マニホールド。
JP4668391A 1991-03-12 1991-03-12 排気マニホールド Pending JPH04284119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4668391A JPH04284119A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 排気マニホールド

Applications Claiming Priority (1)

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JP4668391A JPH04284119A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 排気マニホールド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04284119A true JPH04284119A (ja) 1992-10-08

Family

ID=12754176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4668391A Pending JPH04284119A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 排気マニホールド

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JP (1) JPH04284119A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0653552A1 (en) * 1993-11-12 1995-05-17 Benteler Industries, Inc. Air gap manifold joint construction

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0653552A1 (en) * 1993-11-12 1995-05-17 Benteler Industries, Inc. Air gap manifold joint construction

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