JPH11257070A - デュアル排気管用ジョイント - Google Patents

デュアル排気管用ジョイント

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JPH11257070A
JPH11257070A JP6639098A JP6639098A JPH11257070A JP H11257070 A JPH11257070 A JP H11257070A JP 6639098 A JP6639098 A JP 6639098A JP 6639098 A JP6639098 A JP 6639098A JP H11257070 A JPH11257070 A JP H11257070A
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JP
Japan
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pipe
exhaust
bellows
downstream
upstream
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JP6639098A
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Minoru Iwata
実 岩田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ガスの連通洩れを防止し、かつ排気ガス
による排気管の熱膨張を吸収することができるデュアル
排気管用ジョイントの提供。 【解決手段】 第1の上流排気通路1aと第2の上流排
気通路1bに内部が分かれている上流排気管1と、第1
の下流排気通路2aと第2の下流排気通路2bに内部が
分かれている下流排気管2を接続する、山部5aと谷部
5bとを備える蛇腹状の外ベローズ管5と、外ベローズ
管5の内側に配置され、上流排気管1の内部の第1の上
流排気通路1aと第2の上流排気通路1bの一方と、下
流排気管2の内部の第1の下流排気通路2aと第2の下
流排気通路2bの一方とを接続する、山部4aと谷部4
bとを備える蛇腹状の内ベローズ管4と、からなるデュ
アル排気管用ジョイント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デュアル排気管用
ジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの各シリンダから順に排出され
る排気ガスは、1つの通路内に排出されると排気脈動干
渉が生じて排出されにくくなるので、2通路に分けられ
た、断面θ状のθ型排気管(デュアル排気管)内に排気
脈動干渉を生じないように排出される。そのため、エン
ジン出力の低下を招くことが防止される(デュアル効
果)。θ型排気管とθ型排気管が接続される場合、従来
たとえば、トヨタ技術公開集(発行番号6386、発行
日1996年10月31日)に開示されているように、
あるいは図9に示すように、上流側θ型排気管20の中
間壁21の下流側端をY字状にし、下流側θ型排気管3
0の中間壁31をY字状部分に挿入することが開示され
ている。上流側θ型排気管20の中間壁21のY字状の
下流端と下流側θ型排気管30の中間壁31の間には隙
間Sがあり、この隙間Sによって熱膨張などの中間壁2
1、31の動きを吸収できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構造で
は隙間Sを通じて排気ガスの連通洩れが生じるおそれが
ある。それにより、たとえば、下流側θ型排気管30の
一方の通路30a内へ上流側θ型排気管20内の両方の
通路20a、20bから排出された排気ガスが入り、デ
ュアル効果が損なわれることになる。本発明の第1の目
的は、エンジンから排気系への振動伝達遮断機能を有す
る、いわゆる排気管用ジョイントにおいて、排気ガスの
連通洩れを防止し、かつ排気ガスによる排気管の熱膨張
を吸収することができるデュアル排気管用ジョイントを
提供することにある。本発明の第2の目的は、上記第1
の目的に加え、内ベローズ管の耐熱の信頼性が向上した
排気管用ジョイントを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 第1の上流排気通路と第2の上流排気通路に内
部が分かれている上流排気管と、第1の下流排気通路と
第2の下流排気通路に内部が分かれている下流排気管を
接続する、山部と谷部とを備える蛇腹状の外ベローズ管
と、該外ベローズ管の内側に配置され、前記上流排気管
の内部の第1の上流排気通路と第2の上流排気通路の一
方と、前記下流排気管の内部の第1の下流排気通路と第
2の下流排気通路の一方とを接続する、山部と谷部とを
備える蛇腹状の内ベローズ管と、からなるデュアル排気
管用ジョイント。 (2) 前記内ベローズ管は前記外ベローズ管に対して
平行に配置されている、(1)記載のデュアル排気管用
ジョイント。 (3) 前記内ベローズ管は前記外ベローズ管に対して
交わる方向に配置されている、(1)記載のデュアル排
気管用ジョイント。 (4) 前記外ベローズ管の蛇腹がらせん状に形成さ
れ、前記内ベローズ管の蛇腹がらせん状に形成され、外
ベローズ管の軸中心に直交する線に対して傾斜した線上
に外ベローズ管の蛇腹の山部と内ベローズ管の蛇腹の谷
部が位置する、(2)記載のデュアル排気管用ジョイン
ト。 (5) 前記内ベローズ管の、外ベローズ管の中心側寄
りが中心側でない部分に対して厚肉とされている(2)
記載のデュアル排気管用ジョイント。
【0005】(1)〜(5)のデュアル排気管用ジョイ
ントでは、外ベローズ管が上流排気管と下流排気管を接
続し、外ベローズ管の内側に配置された内ベローズ管が
上流排気管内の第1の上流排気通路と第2の上流排気通
路の一方と、下流排気管内の第1の下流排気通路と第2
の下流排気通路の一方を接続しているので、上流排気管
内の第1の上流排気通路と第2の下流排気通路の他方か
ら流れ出る排気ガスは内ベローズ管と外ベローズ管の間
を通り下流排気管内の第1の下流排気通路と第2の下流
排気通路の他方のみに入り他の通路内に入ることがな
く、上流排気管内の第1の上流排気通路と第2の上流排
気通路の一方から流れ出る排気ガスは内ベローズ管内を
通り下流排気管内の第1の下流排気通路と第2の下流排
気通路の一方のみに入り他の通路内に入ることがなく、
排気の連通洩れが生じることがない。また、蛇腹状の外
ベローズ管と内ベローズ管によって上流排気管と下流排
気管の熱膨張を吸収できる。(3)のデュアル排気管用
ジョイントでは、上流排気管内の第1の上流排気通路と
第2の上流排気通路の一方と下流排気管内の第1の下流
排気通路と第2の下流排気通路の一方とを接続する内ベ
ローズ管が外ベローズ管に対して交わる方向に配置され
るので、上流排気管内の第1の上流排気通路と第2の上
流排気通路の他方から出て下流排気管内の第1の下流排
気通路と第2の下流排気通路の他方に向かう排気ガスは
外ベローズ管と内ローズ管の間を内ベローズ管の周囲に
回り込みながら流れる。そのため、内ベローズ管の特定
部分が排気ガスに多くさらされることによる、特定部分
の温度上昇が抑制され、内ベローズ管の耐熱の信頼性が
向上する。(4)のデュアル排気管用ジョイントでは、
外ベローズ管と外ベローズ管に対して平行に配置された
内ベローズ管の蛇腹がらせん状とされ、外ベローズ管の
軸中心に直交する線に対して傾斜した線状に外ベローズ
管の山部と内ベローズ管の蛇腹の谷部が位置しているの
で、外ベローズ管と内ベローズ管の間を流れる排気ガス
はらせんを描いて流れやすくなり、内ベローズ管の外側
全体に回り込みやすくなる。そのため、内ベローズ管の
特定部分が排気ガスに多くさらされることによる、特定
部分の温度上昇が抑制され、内ベローズ管の耐熱の信頼
性が向上する。(5)のデュアル排気管用ジョイントで
は、外ベローズ管に対して平行に配置された内ベローズ
管の外ベローズ管の中心側寄りは中心側でない部分より
排気ガスに多くさらされるが、中心側でない部分に対し
て厚肉とされているので耐熱の信頼性が向上されてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は全実施例に共通する排気管
の概略を示しており、図2〜図4は本発明の第1実施例
を示しており、図5は本発明の第2実施例を示してお
り、図6、図7は本発明の第3実施例を示しており、図
8は本発明の第4実施例を示している。本発明の全実施
例にわたって共通する構造を持つ部分には、全実施例に
わたって同じ符号を付してある。
【0007】本発明の全実施例に共通するデュアル排気
管用ジョイントを、図1〜図4を参照して、説明する。
本発明の全実施例では、図1、図2に示すように、下流
端部が断面θ状のθ型排気管で、第1の上流排気通路1
aと第2の上流排気通路1b(以下、上流排気通路1
a、1b)の2通路に内部が分割されているエキゾース
トマニホールド1(上流排気管)と、内部中央に中間壁
6が設けられた断面θ状のθ型排気管で、第1の下流排
気通路2aと第2の下流排気通路2b(以下、下流排気
通路2a、2b)の2通路に内部が分割されているθ型
フロントパイプ(下流排気管)2(図4)との間に、デ
ュアル(θ型)排気管用ジョイント3が用いられる場合
を例にとっている。デュアル排気管用ジョイント3はほ
かの部分にも用いることができ、たとえばθ型フロント
パイプ同士の接続に用いることができる。図1では、エ
キゾーストマニホールドは上流端が、4気筒エンジンに
取り付けられる場合を示しているが、4気筒以外の多気
筒エンジンに適用してもよい。たとえば、〜の順に
並んでいる4気筒において、エンジンの点火順序が気筒
番号、、、の順であり、気筒、、、に
ブランチ1A、1B、1C、1Dが接続されている場合
は、エキゾーストマニホールド1の下流端部でブランチ
1Aと1Dが、1Bと1Cが連通して2通路となる。
【0008】本発明の全実施例に共通するデュアル排気
管用ジョイント3は、外ベローズ管5と外ベローズ管5
の内部に配置された内ベローズ管4とを有し、2重管構
造となっている。
【0009】外ベローズ管5は、半径方向外側に突出し
た山部5aと、山部5aと山部5aとの間の谷部5bと
を備え、エキゾーストマニホールド1の下流端部とθ型
フロントパイプ2とを接続する。断面形状は楕円、円な
ど任意形状でよく、搭載性、加工性などを考慮して決め
られる。
【0010】外ベローズ管5とエキゾーストマニホール
ド1とは、たとえば、外ベローズ管5の上流側端に溶接
接合された第2の組み付けフランジ10と、エキゾース
トマニホールド1の下流端部に溶接接合された第1の組
み付けフランジ9とがボルト結合され、接続される。外
ベローズ管5とエキゾーストマニホールド1とが接続さ
れているとき、エキゾーストマニホールド1内の上流排
気通路1a、1bの一方は第2の組み付けフランジ10
内を貫通し、外ベロース管5内まで延びている。
【0011】外ベローズ管5とθ型フロントパイプ2と
は、たとえば、外ベローズ管5の下流側にθ型フロント
パイプ2が挿入され、θ型フロントパイプ2の外周面に
外ベローズ管5の下端が溶接接合され、接続される。
【0012】内ベローズ管4は、図3に示すように、外
ベローズ管5の内側に配置される。半径方向外側に突出
した山部4aと、山部4aと山部4aとの間の谷部4b
とを備え、エキゾーストマニホールド1内の上流排気通
路1a、1bの一方と、θ型フロントパイプ2内の下流
排気通路2a、2bの一方とを接続する。断面形状は楕
円、円など任意形状でよく、搭載性、加工性などを考慮
して決められる。
【0013】内ベローズ管4と上流排気通路1a、1b
の一方とは、たとえば、外ベローズ管5内まで延びてい
る上流排気通路1a、1bの一方が内ベローズ管4に嵌
合され、接続される。なお、内ベローズ管4の上流端は
第2の組み付けフランジ10に接合されてもよい。
【0014】内ベローズ管4と下流排気通路2a、2b
の一方とは、たとえば、θ型フロントパイプ2内の下流
排気通路2a、2bの一方に内ベローズ管4が挿入さ
れ、内ベローズ管4の下流側外周面にθ型フロントパイ
プ2内の下流排気通路2a、2bの一方の入口端が溶接
接合され、接続される。
【0015】上記構造の作用を説明する。本発明実施例
では、エキゾーストマニホールド1とθ型フロントパイ
プ2との間にデュアル排気管用ジョイント3が配置さ
れ、エキゾーストマニホールド1とθ型フロントパイプ
2とが外ベローズ管5によって接続され、エキゾースト
マニホールド1内の上流排気通路1a、1bの一方とθ
型フロントパイプ2内の下流排気通路2a、2bの一方
とが内ベローズ管4によって接続されているので、上流
排気通路1a、1bの他方から出る排気ガスは外ベロー
ズ管5と内ベローズ管4の間(内ベローズ管4の径方向
外側でかつ外ベローズ管5の径方向内側)を流れ、下流
排気通路2a、2bの他方にのみ入る。エキゾーストマ
ニホールド1内の上流排気通路1a、1bの一方から出
る排気ガスは内ベローズ管4内を流れ、下流排気通路2
a、2bの一方にのみ入る。したがって、上流排気通路
1a、1bの他方から出る排気ガスが下流排気通路2
a、2bの一方に入ったり、上流排気通路1a、1bの
一方から出る排気ガスが下流排気通路2a、2bの他方
に入るなどの連通洩れは生じなく、排気脈動干渉が生じ
ることを防ぐ。そのため、エンジン出力の低下が生じな
い。また、外ベローズ管5と内ベローズ管4は蛇腹状で
あり、排気ガスの熱によるエキゾーストマニホールド1
やθ型フロントパイプ2の熱膨張を吸収できる。
【0016】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図2に示すよう
に、内ベローズ管4によって接続される上流排気通路1
bと下流排気通路2bは間隔を隔てて対向した位置にあ
り、内ベローズ管4は外ベローズ管5に対して平行に配
置されている。上記構造の作用については、上流排気通
路1aから流れ出た排気ガスは外ベローズ管5と内ベロ
ーズ管4との間のみを流れ下流排気通路2aに入る。上
流排気通路1bから流れ出た排気ガスは内ベローズ管4
内のみを流れ下流排気通路2bに入る。
【0017】本発明の第2実施例では、図5に示すよう
に、内ベローズ管4によって、下側の上流排気通路1b
と上流排気通路1bと対向しない位置にある上側の下流
排気通路2aとが接続され、内ベローズ管4は外ベロー
ズ管5に対して交わる方向に配置されている。上記構造
の作用については、上流排気通路1aから出る排気ガス
は外ベローズ管5と内ベローズ管4の間を下流排気通路
2bに向かって、内ベローズ管4の周囲を回り込むよう
にして流れる。第1実施例の場合、外ベローズ管5と内
ベローズ管4の間を流れる排気ガスと内ベローズ管4内
を流れる排気ガスにより、内ベローズ管4の外ベローズ
管5の中心側寄りの温度が他の部分より上昇しやすい
が、本発明の第2実施例では排気ガスが内ベローズ管4
の周囲に回り込んで流れるので、内ベローズ管の温度上
昇の偏りが抑制され、内ベローズ管4の耐熱の信頼性が
向上する。
【0018】本発明の第3実施例では、第1実施例に示
すように、外ベローズ管5と内ベローズ管4は平行に配
置され、さらに図6に示すように、外ベローズ管5の蛇
腹と内ベローズ管4の蛇腹がらせん状に形成され、外ベ
ローズ管5の軸中心に直交する線に対して所定の角度で
傾斜した複数の線L上に外ベローズ管5の蛇腹の山部5
aと内ベローズ管4の蛇腹の谷部4bが位置している。
上記構造の作用については、外ベローズ管5と内ベロー
ズ管4によって形成されるらせん溝に沿って流れるガス
流成分が生じるので(図7参照)外ベローズ管5と内ベ
ローズ管4の間を流れる排気ガスが内ベローズ管4の周
囲に回り込みやすくなる。そのため、内ベローズ管4の
温度の偏りが抑制され、内ベローズ管4の耐熱の信頼性
は向上する。
【0019】本発明の第4実施例では、第1実施例に示
すように、内ベローズ管4は外ベローズ管5に対して平
行に配置され、さらに図8に示すように、内ベローズ管
4の外ベローズ管5の中心側寄りが中心側でない部分に
対して厚肉とされている。上記構造の作用については、
外ベローズ管5と内ベローズ管4とが平行に配置され、
上流排気通路1aから出る排気ガスは外ベローズ管5と
内ベローズ管4の間を下流排気通路2aに向かって流れ
る。そのため、内ベローズ管の外ベローズ管の中心側寄
りは中心側寄りでない部分に比べて排気ガスに多くさら
される。しかし、内ベローズ管4の外ベローズ管5の中
心側寄りは中心側でない部分に対して厚肉とされている
ので、内ベローズ管4の耐熱の信頼性が向上する。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜請求項5のデュアル排気管の
ジョイント構造によれば、上流排気管の第1の上流排気
通路と第2の上流排気通路の他方から流れ出る排気ガス
は外ベローズ管と内ベローズ管の間を通り下流排気管の
第1の下流排気通路と第2の下流排気通路の他方に達
し、上流排気管の第1の上流排気通路と第2の排気通路
の他方から流れ出る排気ガスは内ベローズ管内を通り下
流排気管の第1の下流排気通路と第2の下流排気通路の
他方に達するので、連通洩れが生じることがない。ま
た、外ベローズ管と内ベローズ管が蛇腹状であるので、
上流排気管と下流排気管の熱膨張を吸収できる。請求項
3のデュアル排気管のジョイント構造によれば、内ベロ
ーズ管は外ベローズ管に対して交わる方向に配置されて
いるので、内ベローズ管の周囲に排気ガスが回り込みや
すくなり、内ベローズ管の温度上昇の偏りを抑えること
ができ、内ベローズ管の耐熱の信頼性が向上する。請求
項4のデュアル排気管のジョイント構造によれば、外ベ
ローズ管と内ベローズ管によって形成されるらせん溝に
沿って排気ガスが流れるので、内ベローズ管の周囲に排
気ガスが回り込みやすくなり、内ベローズ管の温度上昇
の偏りを抑えることができ、内ベローズ管の耐熱の信頼
性が向上する。請求項5のデュアル排気管のジョイント
構造によれば、内ベローズ管の中央寄り側が厚肉とされ
ているので、内ベローズ管の耐熱の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全実施例に共通する排気管全体の概略図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例のデュアル排気管用ジョイ
ントの断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のデュアル排気管用ジョイ
ントの断面図である。
【図6】本発明の第3実施例のデュアル排気管用ジョイ
ントの断面図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】本発明の第4実施例のデュアル排気管用ジョイ
ントの断面図である。
【図9】従来のデュアル排気管の接続部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 エキーゾーストマニホールド(上流排気管) 1a 第1の上流排気通路 1b 第2の上流排気通路 2 θ型フロントパイプ(下流排気管) 2a 第1の下流排気通路 2b 第2の下流排気通路 3 デュアル排気管用ジョイント 4 内ベローズ管 5 外ベローズ管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の上流排気通路と第2の上流排気通
    路に内部が分かれている上流排気管と、第1の下流排気
    通路と第2の下流排気通路に内部が分かれている下流排
    気管を接続する、山部と谷部とを備える蛇腹状の外ベロ
    ーズ管と、 該外ベローズ管の内側に配置され、前記上流排気管の内
    部の第1の上流排気通路と第2の上流排気通路の一方
    と、前記下流排気管の内部の第1の下流排気通路と第2
    の下流排気通路の一方とを接続する、山部と谷部とを備
    える蛇腹状の内ベローズ管と、からなるデュアル排気管
    用ジョイント。
  2. 【請求項2】 前記内ベローズ管は前記外ベローズ管に
    対して平行に配置されている、請求項1記載のデュアル
    排気管用ジョイント。
  3. 【請求項3】 前記内ベローズ管は前記外ベローズ管に
    対して交わる方向に配置されている、請求項1記載のデ
    ュアル排気管用ジョイント。
  4. 【請求項4】 前記外ベローズ管の蛇腹がらせん状に形
    成され、 前記内ベローズ管の蛇腹がらせん状に形成され、 外ベローズ管の軸中心に直交する線に対して傾斜した線
    上に外ベローズ管の蛇腹の山部と内ベローズ管の蛇腹の
    谷部が位置する、請求項2記載のデュアル排気管用ジョ
    イント。
  5. 【請求項5】 前記内ベローズ管の外ベローズ管の中心
    側寄りが中心側でない部分に対して厚肉とされている、
    請求項2記載のデュアル排気管用ジョイント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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