JPS6032336Y2 - 内燃機関における排気ガス浄化装置のアウタカバ−装置 - Google Patents

内燃機関における排気ガス浄化装置のアウタカバ−装置

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JPS6032336Y2
JPS6032336Y2 JP5782880U JP5782880U JPS6032336Y2 JP S6032336 Y2 JPS6032336 Y2 JP S6032336Y2 JP 5782880 U JP5782880 U JP 5782880U JP 5782880 U JP5782880 U JP 5782880U JP S6032336 Y2 JPS6032336 Y2 JP S6032336Y2
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JP
Japan
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case
outer cover
exhaust gas
joint flange
purification device
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JP5782880U
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JPS56159608U (ja
Inventor
健作 矢野
伸之 沢井
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ダイハツ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関からの排気ガスを浄化するための触媒
コンバータ又はサーマルリアクター等の排気ガス浄化装
置に対するものである。
この種の排気ガス浄化装置は、例えば米国特許第3.0
83.083号明細書に記載されているように、該装置
の放熱及び騒音の放射を遮断する等のために、当該排気
ガス浄化装置におけるケースを断熱材で被覆し、更に該
断熱材の外側を板金製のアウタカバーで被覆することが
行われるが、外側のアウタカバーを排気ガス浄化装置の
ケースに断熱材のみを介して支持させることは、アウタ
カバーが排気ガス浄化装置のケースに対してガタ付くこ
とになる。
そこで先行技術としての実開昭50−83411号公報
は、排気ガス浄化装置におけるケースを、板金製の2つ
割り構造として、その接合部における外向き接合フラン
ジ部において一体的に熔接又はカシメ若しくはビス止め
等の適当な方法で接合する一方、それを覆う板金製のア
ウタカバーも2つ割り構造とし、この2つ割リカバ一体
を、その接合部における外向きフランジ部において一体
的に熔接又はカシメ若しくはビス止め等の適当な方法で
接合し、このアウタカバーにおける2つ割リカバ一体の
接合フランジ部によって、前記排気ガス浄化装置のケー
スにおける接合フランジ部を、その全周において直接的
に挟み付けることにより、アウタカバーを排気ガス浄化
装置のケースにガタ付きなく取付けることを提案してい
る。
ところが、この先行技術のように、アウタカバーにおけ
る2つ割リカバ一体の接合フランジ部によって、前記排
気ガス浄化装置のケースにおける接合フランジ部を、そ
の全周において直接的に挟み付けるようにした場合、浄
化装置のケースにおける接続フランジ部とアウタカバー
の接合フランジ部とはその全周にわたって広い面積で直
接接触するので、排気ガスの脈動及び排気ガスの酸化反
応によるケースの振動が広い面積からアウタカバーに直
接的に伝達し、アウタカバーがケースと同様又はこれよ
り激しく振動するので、遮音の効果が少なく、また、ケ
ースの熱も広い面積からアウタカバーに熱伝達するので
断熱効果も低減するのであり、しかも、アウタカバーが
激しく振動することにより、その接合フランジがケース
の接合フランジを激しく叩くから、騒音はむしろ増大す
るのであった。
しかも、排気ガス浄化装置のケースにおける熱膨張のう
ちその接合フランジ部方向への熱膨張が、当該接合フラ
ンジ部を挟み付けた箇所を介してアウタカバーに伝わる
から、アウタカバーが脹れ変形するのであった。
本考案は、この先行技術における問題を解決することを
目的とするものである。
このため本考案は、前記先行技術のように、排気ガス浄
化装置におけるケースを板金製の2つ割りにしてその接
合部における外向きの接合フランジ部にて一体的に接合
する一方、該ケースの外側に断熱材を挟んで被嵌する板
金製のアウタカバーを、前記ケースにおける接合フラン
ジ部と略同一平面において2つのカバ一体に分割し、該
両力バ一体を、その接合部における外向きの接合フラン
ジ部にて一体的に接合し、且つ、アウタカバーの両力バ
一体における接合フランジ部の間に、前記排気ガス浄化
装置のケースにおける接合フランジ部を挿入して戊るア
ウタカバー装置において、前記アウタカバーの両力バ一
体における接合フランジ部には、前記排気ガス浄化装置
のケースにおける接合フランジ部が隙間をもって嵌まる
ようにした溝部を設け、該溝部内には、アウタカバーの
両力バ一体における接合フランジ部と排気ガス浄化装置
のケースにおける接合部フランジ部との間の隙間を詰め
るようにした断熱材を設けた構成にしたものである。
このように構成すると、アウタカバーの両力バ一体にお
ける接合フランジ部に設けた溝部は、その中に嵌まる排
気ガス浄化装置のケースの接合フランジ部を、当該溝内
に設けた断熱材を介して挟み付けることになって、排気
ガス浄化装置のケースにおける接合部フランジ部が、ア
ウタカバーの両力バ一体における接合フランジ部に直接
的に接触することを防止できるから、排気ガス浄化装置
のケースからアウタカバーへの振動及び熱の伝達を前記
溝内に設けた断熱材によって著しく低減できる一方、排
気ガス浄化装置のケースにおける接合フランジ部は、排
気ガス浄化装置のケースのうちで最も剛性が大きい部分
であり、この剛性の大きい接合フランジ部を、アウタカ
バーの両力バ一体において剛性が最も大きい接合フラン
ジ部に設けた溝部によって挟み付けるから、アウタカバ
ーを排気ガス浄化装置のケースに対してガタ付くことな
く確実に取付けできるのである。
また、排気ガス浄化装置のケースにおける熱膨張のうち
、その接合フランジ部方向への熱膨張が、アウタカバー
の両力バ一体に伝わるのを、溝部内に設けた断熱材にて
吸収することができるのである。
従って、本考案によると、排気ガス浄化装置のケースを
断熱材を介して覆うアウタカバーを、排気ガス浄化装置
のケースに対して確実に支持できるものでありながら、
排気ガス浄化装置のケースからアウタカバーへの振動及
び熱の伝達を低減できるから、前記先行技術のようにア
ウタカバーを排気ガス浄化装置のケースに支持させた場
合における騒音の増大及び排気ガス浄化装置の温度低下
を確実に防止できる共に、排気ガス浄化装置のケースに
おけるその接合フランジ部方向への熱膨張によってアウ
タカバーが脹れ変形することも防止できる効果を有する
以下実施例の図面について説明すると、図において1は
一端に排気ガスの入口管2を他端に排気ガスの出口管3
を備えた板金製の浄化装置ケースで該ケース1は、入口
管2及び出口管3に軸線を含む平面において上下2つ割
りの土下略対称形の分割ケース1a、1bを、その合せ
面において外向きに折曲げて形成した接合7ランジ部1
c、1d箇所で一体的に溶接接合したものに構成され、
且つ該ケース1内には、内部に粒状触媒4を充填して戊
る触媒ケース5を備え、入口管2より上部室6に入った
排気ガスは触媒ケース5を通過したのち下部室7に出て
出口管3より流出するようになっている。
8は前記浄化装置ケース1に対して適宜の隙間をもって
被嵌する板金製のアウタカバーを示し、該アウタカバー
8は、前記ケース1の接合面と略同じ平面において上下
2つ割りにした上下略対称形のカバ一体8at8bによ
って構成され、両力バ一体8a、8bには、その接合面
の全周に各々外向きに折曲して形成した接合フランジ部
8C?8dを設け、該両接合フランジ部8c、8dを互
に溶接又はカシメビス止め等の適当な手段により一体的
に接合している。
また、遮音効果をより高める意味でこのアウタカバー8
と浄化装置ケース1との間の隙間にガラスウール又は石
綿等の断熱材9を充填している。
そして、アウタカバー8の両力バ一体8a、8bにおけ
る各接合フランジ部8c、8dの付根部には、前記浄化
装置ケース1における接合フランジ部1c、ldが適宜
な隙間をもって嵌まるようにした折曲溝部8e、8fを
形成し、該溝部8e、8f内には、第4図に示すように
前記断熱材9と同質の断熱材10又は第5図に示すよう
に予め断面コ字状に形成した断熱材11を、当該溝部8
e、8fとケース1における接合フランジ部1c、ld
との間の隙間を詰めるように設けて戊るものである。
このように構成すれば、アウタカバー8における両力バ
一体8a、8bを、予め断熱材9(必要に応じて断熱材
10)で被覆した浄化装置ケース1に被嵌し、断熱材9
,10を圧縮する方向に力を加えて、両接合フランジ部
8c、8dを合せて、当該接合フランジ部8c、8dを
溶接又はカシメやビス止め等の適当な手段で接合するこ
とにより、両力バ一体8a、8bの各接合フランジ部8
c*8dにおける溝部8e、8fは、その中に嵌まる浄
化装置ケース1の接合フランジ部1c。
1dを断熱材10又は11を介して上下両面から挟み付
けるから、アウタカバー8は、浄化装置のケース1に対
して左右、前後及び上下のいずれの方向にもガタ付くこ
となく取付けできるのであり、この取付は状態において
アウタカバー8における接合フランジ部8c*8dの全
周は、その溝部溝部8e、8f内の断熱材10又は11
にてケース1の接合フランジ部1ciaに直接接当する
ことが阻止されるから、浄化装置ケース1からアウタカ
バー8への振動の直接的な伝達はなく、振動の伝達が吸
収緩和されて、アウタカバー8が浄化装置ケース1にお
ける振動によって振動することが低減するのであり、し
かも、浄化装置ケース1からアウタカバー8への熱伝達
も空気層又は断熱材9,10又は11によって遮断され
て低減するのである。
この場合において、浄化装置ケース1に対するアウタカ
バー8の取付けは、溝部8e、8fに断熱材を介装する
場合は両力バ一体8at8bの接合フランジ部8c、8
dにおける溝部8e、8fでの挟み付けで良く、両力バ
一体8a、8bの両端部sa/、 8a”g 8b’
t ab“を入口管2及び出口管3に溶接連結したり
、浄化装置ケース1においてその中央部に設けた補強用
センタービン12に対して両力バ一体8a?8bの中央
部を溶接左詰したり、或いは、両力バ一体8a、8bの
適宜箇所をピン13を介して浄化装置ケース1に連結し
たり、溝部8e、8fへ断熱材介装と上記結合方法を組
み合せても良い。
なお、前記実施例は浄化装置ケース1とその被覆のアウ
タカバー8とを、入口管2と出口管3との軸線を含む平
面において対称形に2分割した場合であったが、本考案
はこれに限らず、前記軸線と直角な方向の平面又は軸線
に対する斜め平面において対称又は非対称に2分割した
場合にも同様に適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案カバー装
置を備えた排気ガス浄化装置の縦断正面図、第2図は第
1図の平面図、第3図は第1図の■−■視断面断面図4
図は第2図のIV−IV視拡大断面図、第5図は別の実
施例における第4図と同じ箇所の拡大断面図である。 1・・・・・・浄化装置ケース、1aylb・・・・・
・分割ケース、1c、1d・・・・・・接合フランジ部
、8・・・・・・アウタカバー、8a、8b・・・・・
・カバ一体、8c、8d・・・・・・接合フランジ部、
8ee8f・・・・・・溝部、9.10,11・・・・
・・断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ガス浄化装置におけるケースを板金製の2つ割りに
    してその接合部における外向きの接合フランジ部にて一
    体的に接合する一方、該ケースに外側に断熱材を挟んで
    被嵌する板金製のアウタカバーを、前記ケースにおける
    接合フランジ部と略同一平面において2つのカバ一体に
    分割し、該両力バ一体を、その接合部における外向きの
    接合フランジ部にて一体的に接合し、且つ、アウタカバ
    ーの両力バ一体における接合フランジ部の間に、前記排
    気ガス浄化装置のケースにおける接合フランジ部を挿入
    して成るアウタカバー装置において、前記アウタカバー
    の両力バ一体における接合フランジ部には、前記排気ガ
    ス浄化装置のケースにおける接合フランジ部が隙間をも
    って嵌まるようにした溝部を設け、該溝部内には、アウ
    タカバーの両力バ一体における接合フランジ部と排気ガ
    ス浄化装置のケースにおける接合フランジ部と排気ガス
    浄化装置のケースにおける接合フランジ部との間の隙間
    をを詰めるようにした断熱材を設けたことを特徴とする
    内燃機関における排気ガス浄化装置のアウタカバー装置
JP5782880U 1980-04-26 1980-04-26 内燃機関における排気ガス浄化装置のアウタカバ−装置 Expired JPS6032336Y2 (ja)

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JPS6012614U (ja) * 1983-07-06 1985-01-28 マツダ株式会社 エンジンの排気ガス浄化装置
JPH0329537Y2 (ja) * 1987-05-13 1991-06-24
JPH0711245B2 (ja) * 1988-02-09 1995-02-08 株式会社ユタカ技研 触媒コンバータ
DE102007028326A1 (de) * 2007-06-15 2008-12-18 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Abgasbehandlungseinrichtung
JP2020153272A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 マレリ株式会社 触媒コンバータ

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