JP3211527B2 - 触媒装置の遮熱板構造 - Google Patents
触媒装置の遮熱板構造Info
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Description
に介装させた触媒装置の遮熱板構造に関するものであ
る。
スの浄化を行うための触媒装置が介装されている。この
ように排気管に触媒装置を接続させることによって、排
気ガスに含まれている一酸化炭素等の汚染物質が触媒反
応によって浄化される。
いて簡単に説明する。図5は自動車の排気系のレイアウ
トを示したもので、図中、符号1は排気管を示し、符号
2は排気管1の途中に介装された触媒装置を示してい
る。
接続され、フロントパイプ3の前部には排気マニホール
ド(図示せず)が接続されることになる。また、触媒装
置2の後部にはリヤパイプ4、サブチャンバ5およびメ
インマフラ6が接続されていいる。
の触媒ケース7(図6参照)の内部に充填したものであ
り、触媒ケース7の外周は略円筒形の遮熱板8で覆われ
ている。
常、円筒形の中心軸を含む平面上で2分割した湾曲遮熱
板部材8a,8bをつき合わせることによって一体に固定し
たものである。すなわち、2分割した湾曲遮熱板部材8
a,8bの分割面を向かい合わせにして円筒形を作り、こ
れで触媒ケース7を覆い、湾曲遮熱板部材8a,8bのフラ
ンジ部9a,9b同士をボルト10およびナット11によって組
付けて一体にしたものである。
排水用および放熱用の孔部12が複数個、等間隔に明けら
れている。この排水用等の孔部12は、一般に、遮熱板8
の分割面に対して垂直に近い方向にしかあけることがで
きない。
けるときには、遮熱板8に設けた排水用の孔12を最低部
位に位置させなければその機能を発揮しないので、排水
用の孔12が最低部位になるように、また、遮熱板8の分
割面が水平面に近い位置になるようにして触媒装置2を
排気管1に介装している。
して、実公昭63-11296号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、排気管の途中に
介装した触媒装置の外周を中空円筒体の過熱カバーによ
って被覆し、この空気吸入口の前方にこれを覆う水切板
を取付け、また、過熱カバーの後方部位にルーバ等を配
設したものである。
置として、実開平2-127726号公報に開示されているもの
がある。この公報に開示されているものは、コンバータ
ケースの外周部に中空筒状の過熱カバーを配設し、コン
バータケースの下部に水分の浸入を防止する浸入防止部
材を設けたものである。
においては、触媒装置を排気管に介装するときは、遮熱
板に設けた排水用の孔部を最低部位に位置させるように
して取付けていたが、このようにすると取付作業が煩雑
になって作業性が悪くなる問題があった。そこで、排水
用の孔部を遮熱板の全周に渡って形成しておけば取付け
が容易になるが、排水用の孔部を円周上の略全周にわた
って明けるには、円筒形の遮熱板の 360度外周、すなわ
ち複数の方向からの孔明け工程が必要になって、これに
よっても作業が煩雑になる問題があった。
周上の間隔(ピッチ)には限度があり、触媒装置を排気
管に設置する角度によっては、触媒装置が、図7に示す
ようになって、充分に排水できない場合があった(図7
においてwは水分を示す)。
いる排気浄化用触媒装置のカバー装置は、触媒装置の外
周を被覆した過熱カバーの空気吸入口の前方に水切板を
設け、後方部位にルーバ等を設けたものであるが、触媒
装置の最低部に溜まった水の排出には更に工夫が必要で
あった。
いる排気浄化触媒コンバータのカバー装置は、コンバー
タケースの下部に水分の浸入を防止する浸入防止部材を
設けたものであるが、水分が浸入した場合、この水分を
確実に排出する必要があった。
になされたもので、2分割された湾曲遮熱板部材の各々
の分割面に形成した凹部による孔部と、凹部に至る斜面
を遮熱板の内側に形成してどのような角度に触媒装置を
接続、設置しても遮熱板内にに浸入した水を確実に排出
できるようにした触媒装置の遮熱板構造を提供すること
を目的とする。
決するための手段として、エンジンの排気管の途中に排
気ガスの浄化を行う触媒装置を介装し、該触媒装置の外
周部に円筒形の中心軸を含む平面上で2分割された湾曲
遮熱板部材をつき合わせて一体に形成した遮熱板を配設
し、該遮熱板に排水用および放熱用の孔部を形成した触
媒装置の遮熱板構造において、前記遮熱板を形成する湾
曲遮熱板部材の前記つき合わせの部分の少なくとも一側
に、該湾曲遮熱板部材をつき合わせた際、排水口が形成
されるように切欠凹部を設けると共に、前記遮熱板の内
側に前記湾曲遮熱板部材の略湾曲中央付近から前記排水
口に続く斜面を形成したことを特徴とするものである。
に介装した触媒装置の外周部に2分割した湾曲遮熱板部
材をつき合わせて形成した遮熱板を配設し、この2分割
にした遮熱板のつき合わせ部の少なくとも一側に、該湾
曲遮熱板部材をつき合わせた際、排水口が形成されるよ
うに切欠凹部を形成したので、湾曲遮熱板部材をつき合
わせて一体に形成したときには、つき合わせ部に切欠凹
部による排水口が形成が可能になる。
湾曲中央付近より、つき合わせ部の切欠凹部によって形
成された排水口に向けて、遮熱板の内側に斜面を形成し
たので、遮熱板の内側に浸入した水分の滞留を回避する
ことが可能になる。
もとづき、図5ないし図7と同一の部材には同一の符号
を付して説明する。図1はエンジンの排気管1(図5参
照)の途中に介装する排気ガスの浄化を行う触媒装置2
と、この触媒装置2の触媒ケース7の外周部に被覆させ
た略円筒形の遮熱板13を示したものである。
で2分割された湾曲遮熱板部材13a,13b を、その分割
面をつき合わせ、触媒装置2の外周を覆うように配設
し、湾曲部材13a ,13b のフランジ部14a ,14b 同士を
ボルト10およびナット11により組付けて一体に固定した
ものである。
遮熱板部材13a ,13b の略湾曲中央付近には排水用およ
び放熱用の孔部12が複数個、等間隔に形成されている。
b の双方のつき合わせの部分には、この湾曲遮熱板部材
13a ,13b をつき合わせした際に排水口15が形成される
ように各々対向する切欠凹部16が形成されている。本実
施例において、凹部16は一側に2個ずつ、両側に4個形
成されている。
13a ,13b の略湾曲中央付近から、つき合わせの部分に
形成した排水口15に続く斜面17が形成されている。斜面
17は湾曲中央付近から排水孔15に向かって触媒装置2の
外周部分より若干突出するように形成されている。
介装した触媒装置2の外周部に2分割した湾曲遮熱板部
材13a ,13b をつき合わせて形成した遮熱板13を配設
し、この2分割した湾曲遮熱板部材13a ,13b の双方の
つき合わせ部に、これら湾曲遮熱板部材13a ,13b をつ
き合わせた際、排水口15が形成されるように切欠凹部16
を形成したので、遮熱板13をつき合わせて一体に形成し
たときには、つき合わせ部に切欠凹部16による排水口15
が形成される。
略湾曲中央付近よりつき合わせ部に設けた排水口15にか
けて、遮熱板13の内側に斜面17を形成したので、遮熱板
13の内側に浸入した水分はこの斜面17を通って排水口15
に流れるので浸入した水分は遮熱板13の内側に滞留する
ことがない。
たとしても、図4に示すように浸入した水分wは斜面1
6、排水口15を通って簡単に遮熱板13内から排水される
ことになる。なお、図4において符号18は触媒を示して
いる。
板部材13a ,13b の双方のつき合わせ部に、湾曲遮熱板
部材13a ,13b をつき合わせた際に、排水口15が形成さ
れるように切欠凹部16を設けたが、このようにはせず、
この切欠凹部16を湾曲遮熱板部材13a ,13b のいずれか
一側のつき合わせの部分に設けるだけでもよい。これに
よっても排水が充分に可能である。
エンジンの排気管の途中に介装した触媒装置の外周部に
2分割した湾曲遮熱板部材をつき合わせて形成した遮熱
板を配設し、この2分割した湾曲遮熱板部材のつき合わ
せ部の少なくとも一側に、この湾曲遮熱板部材をつき合
わせた際、排水口が形成されるように切欠凹部を形成し
たので、湾曲遮熱板部材をつき合わせて一体に形成した
ときには、つき合わせ部に切欠凹部による排水口を形成
することができる。これによって、触媒装置を排気管の
円周方向のどのような角度に設置しても、つき合わせ部
の切欠凹部による排水口と、遮熱板に設けられている排
水用の孔部とによって遮熱板の内側に浸入した水分を確
実に排出することができる。
湾曲中央付近より、つき合わせ部の切欠凹部によって形
成された排水口に向けて、遮熱板の内側に斜面を形成し
たので、遮熱板の内側に浸入した水分はこの斜面より排
水口に流れることになる。これによって、遮熱板の内側
に浸入した水分を確実に排出することができる。
る。
る。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの排気管の途中に排気ガスの浄
化を行う触媒装置を介装し、該触媒装置の外周部に円筒
形の中心軸を含む平面上で2分割された湾曲遮熱板部材
をつき合わせて一体に形成した遮熱板を配設し、該遮熱
板に排水用および放熱用の孔部を形成した触媒装置の遮
熱板構造において、前記遮熱板を形成する湾曲遮熱板部
材の前記つき合わせの部分の少なくとも一側に、該湾曲
遮熱板部材をつき合わせた際、排水口が形成されるよう
に切欠凹部を設けると共に、前記遮熱板の内側に前記湾
曲遮熱板部材の略湾曲中央付近から前記排水口に続く斜
面を形成したことを特徴とする触媒装置の遮熱板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32315593A JP3211527B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 触媒装置の遮熱板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32315593A JP3211527B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 触媒装置の遮熱板構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07150934A JPH07150934A (ja) | 1995-06-13 |
JP3211527B2 true JP3211527B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18151701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32315593A Expired - Fee Related JP3211527B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 触媒装置の遮熱板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3211527B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP7279616B2 (ja) * | 2019-11-07 | 2023-05-23 | 株式会社豊田自動織機 | インシュレータ |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32315593A patent/JP3211527B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150934A (ja) | 1995-06-13 |
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