JP3019276B2 - マニホールドコンバータ - Google Patents

マニホールドコンバータ

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JP3019276B2
JP3019276B2 JP3327731A JP32773191A JP3019276B2 JP 3019276 B2 JP3019276 B2 JP 3019276B2 JP 3327731 A JP3327731 A JP 3327731A JP 32773191 A JP32773191 A JP 32773191A JP 3019276 B2 JP3019276 B2 JP 3019276B2
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catalyst container
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manifold converter
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雄二 島田
洋一 高橋
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カルソニック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気マニホールドの排
気ガス排出口に装着されるマニホールドコンバータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両排気系には、排気ガスを浄化
する触媒コンバータが床下に装着されているが、昨今で
は、斯かる触媒コンバータの他に、例えば実開平3−8
3315号公報に開示されるようなマニホールドコンバ
ータが多くの車両に装着されている。
【0003】図4乃至図6はこの種のマニホールドコン
バータの従来構造を示し、図中、1はマニホールドコン
バータで、当該マニホールドコンバータ1は、エンジン
3に装着された排気マニホールド5の排気ガス排出口に
略垂直に装着されている。
【0004】マニホールドコンバータ1には、楕円形状
の触媒担体7が、一対の半割容器9a,9bからなる楕
円状の触媒容器9の胴体部11に収容されており、当該
触媒容器9は、ガス流入口13aに接続する上流側ディ
フューザ13とガス流出口15aに接続する下流側ディ
フューザ15との間に、胴体部11を連続に形成して構
成されている。
【0005】そして、上記ガス流入口13aに、排気マ
ニホールド5の4本のパイプ5a,5b,5c,5dの
各排出端が集合,接続され、又、ガス流出口15aには
フランジ17を介して排気流出管19が連結されてい
る。
【0006】一方、触媒担体7の上端面7aには上流側
緩衝部材21がその周縁部に外嵌され、又、同様に触媒
担体7の下端面7bには下流側緩衝部材23がその周縁
部に外嵌されており、これらの緩衝部材21,23を介
して触媒担体7が触媒容器9内に収容された構造となっ
ている。
【0007】更に、上記触媒担体7と触媒容器9との間
には、サポート25と、熱膨張性無機質マットたるイン
タラムマット(登録商標;以下、同じ)27が配置され
ており、当該インタラムマット27によって排気ガスの
バイパスが防止されている。そして、触媒容器9には、
エンジン3の外側に位置する部位に、シュラウド29が
触媒容器9の表面に取り付けたボス(図示せず)を介し
て取り付けられている。
【0008】而して、斯かるマニホールドコンバータ1
によれば、排気マニホールド5から触媒容器9内に流入
した排気ガスは、触媒担体7で浄化された後、排気流出
管19を経て下流側の消音器に導かれることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記マニホ
ールドコンバータ1は、楕円形状の触媒容器9が運転時
の熱によって円形状に膨張し、又、冷間時には元の楕円
形状に収縮するというように熱によって膨張,収縮を繰
り返すため、長期に亘る使用によって触媒担体7と触媒
容器9との間に多少の隙間が生じてしまう虞がある。
【0010】而して、斯様に触媒担体7と触媒容器9と
の間に隙間が生じると、インタラムマット27の密度が
小さくなってその面圧が下がり、そして、この隙間に排
気ガスがバイパスするため、インタラムマット27がこ
の排気ガスによって飛散してしまう問題があった。
【0011】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、触媒容器の熱変形によるインタラムマットの飛散を
防止したマニホールドコンバータを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明は、一対の半割容器からなる触媒容器内に触
媒担体を収容し、当該触媒担体と触媒容器との間に熱膨
張性無機質マットを配置したマニホールドコンバータに
於て、上記熱膨張性無機質マットを配置した部位の触媒
容器の外周に、触媒容器の熱変形を防止する帯状の変形
防止用ブラケットを、その周方向に沿って巻着したもの
である。
【0013】
【作用】本発明によれば、変形防止用ブラケットが触媒
容器の熱変形を防止して、熱膨張性無機質マットを触媒
担体と触媒容器との間に確実に保持する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。尚、発明部分を除く構成については上記従来
例と同様の構成とされているため、ここではそれらにつ
いての説明は省略し、専ら発明部分について説明する。
そして、従来例と同一のものは同一符号を以って表示す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例に係るマニホール
ドコンバータの要部断面図を示し、図中、31はマニホ
ールドコンバータで、当該マニホールドコンバータ31
は、図2及び図3に示すように、エンジン3に装着され
た排気マニホールド5の排気ガス排出口に略垂直に装着
されている。
【0016】そして、マニホールドコンバータ31に
は、従来と同様、断面楕円形状の触媒担体7が一対の半
割容器33a,33bからなる触媒容器33の断面楕円
状の胴体部35に収容されており、触媒容器33は、ガ
ス流入口37aに接続する上流側ディフューザ37とガ
ス流出口39aに接続する下流側ディフューザ39との
間に、胴体部35を連続に形成して構成されている。そ
して、ガス流入口37aに排気マニホールド5のパイプ
5a,5b,5c,5dの各排出端が集合,接続され、
ガス流出口39aにはフランジ17を介して排気流出管
19が連結されている。
【0017】又、従来と同様、触媒担体7と触媒容器3
3との間にはサポート25が配置されると共に、排気ガ
スのバイパスを防止するインタラムマット27が触媒担
体7の下流側に配置されている。
【0018】而して、本実施例は、上記構造からなるマ
ニホールドコンバータ31の触媒容器33の胴体部35
の上部外周と、インタラムマット27を配置した胴体部
35の下部外周とに、夫々、触媒容器33の熱変形(膨
張)を抑える“たが”として機能する帯状の変形防止用
ブラケット41を、その周方向に沿って巻着したもので
ある。
【0019】変形防止用ブラケット41は、触媒容器3
3の外周形状に沿って形成された一対の半楕円形状の分
割ブラケット41a,41bで構成されており、図1及
び図2に示すように、各分割ブラケット41a,41b
の側縁部は断面L字状に折曲されて補強フランジ41c
が設けられている。
【0020】そして、変形防止用ブラケット41は、各
分割ブラケット41a,41bの両端部をボルト43と
ナット45で互いにボルト締めすることによって触媒容
器33の外周に巻着されており、当該変形防止用ブラケ
ット41によって触媒容器33の熱による変形を防止す
ると同時に、インタラムマット27を触媒担体7と触媒
容器33との間に確実に保持するようになっている。
【0021】又、図2及び図3に示すように各分割ブラ
ケット41a,41bをボルト締めするボルト43を利
用して、本実施例のマニホールドコンバータ31にはシ
ュラウド47がボルト締めされている。
【0022】即ち、既述したように、従来、この種のシ
ュラウドは、触媒容器の表面に取り付けたボスを介して
取り付けられていたが、本実施例は、触媒容器の表面に
ボスを取り付ける手間をなくして、図3に示すようにシ
ュラウド47の左右両側部にボルト挿通孔を有する取付
フランジ49を設け、この取付フランジ49のボルト挿
通孔に上記ボルト43を挿通してこれにナット51を締
め込むことにより、上記シュラウド47を変形防止用ブ
ラケット41を介してマニホールドコンバータ31に取
り付けたものである。
【0023】本実施例に係るマニホールドコンバータ3
1はこのように構成されているから、排気マニホールド
5から触媒容器33内に流入した排気ガスは、従来と同
様、触媒担体7で浄化された後、排気流出管19を介し
て下流側の消音器に導かれることとなる。
【0024】そして、従来と同様、排気マニホールド5
から流入した排気ガスの熱によって触媒容器33は円形
状に膨張しようとするが、触媒容器33の胴体部35の
外周に夫々巻着した変形防止用ブラケット41が触媒容
器33の熱変形を抑えて、インタラムマット27を触媒
担体7と触媒容器33との間に強固に保持することとな
る。
【0025】このように、本実施例によれば、変形防止
用ブラケット41を巻着した部位の触媒容器33が運転
時の熱によって円形状に変形することがないので、従来
の如く触媒担体7と触媒容器33との間に隙間が生じて
排気ガスがバイパスすることがなく、又、この効果と相
俟ってインタラムマット27が変形防止用ブラケット4
1によって触媒担体7と触媒容器33との間に強固に保
持されるので、従来の如くインタラムマット27が排気
ガスによって飛散することがなくなった。
【0026】又、本実施例では、各分割ブラケット41
a,41bをボルト締めするボルト43を利用してシュ
ラウド47を装着するので、従来の如く触媒容器33の
表面にボスを取り付ける煩わしさがなくなり、その結
果、シュラウド47の取付作業性が向上すると共に、コ
ストの低廉化が図られることとなった。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、変
形防止用ブラケットを巻着することによって触媒容器が
熱変形することがなくなるので、触媒担体と触媒容器と
の間に隙間が生じて排気ガスがバイパスすることがなく
なり、又、この効果と相俟って熱膨張性無機質マット
変形防止用ブラケットによって触媒担体と触媒容器との
間に強固に保持されるので、従来の如く熱膨張性無機質
マットが排気ガスによって飛散することがなくなり、長
期に亘ってマニホールドコンバータの性能を維持するこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマニホールドコンバー
タの要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るマニホールドコンバー
タの側面図である。
【図3】図2に示すマニホールドコンバータの正面図で
ある。
【図4】従来のマニホールドコンバータの正面図であ
る。
【図5】従来のマニホールドコンバータの側面図であ
る。
【図6】従来のマニホールドコンバータの断面図であ
る。
【符号の説明】
7 触媒担体 27 インタラムマット 31 マニホールドコンバータ 33 触媒容器 35 胴体部 41 変形防止用ブラケット 47 シュラウド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の半割容器(33a,33b)から
    なる触媒容器(33)内に触媒担体(7)を収容し、当
    該触媒担体(7)と触媒容器(33)との間に熱膨張性
    無機質マットを配置したマニホールドコンバータに於
    て、上記熱膨張性無機質マット を配置した部位の触媒容器
    (33)の外周に、触媒容器(33)の熱変形を防止す
    る帯状の変形防止用ブラケット(41)を、その周方向
    に沿って巻着したことを特徴とするマニホールドコンバ
    ータ。
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