JPS6339374Y2 - - Google Patents

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JPS6339374Y2
JPS6339374Y2 JP14284983U JP14284983U JPS6339374Y2 JP S6339374 Y2 JPS6339374 Y2 JP S6339374Y2 JP 14284983 U JP14284983 U JP 14284983U JP 14284983 U JP14284983 U JP 14284983U JP S6339374 Y2 JPS6339374 Y2 JP S6339374Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
exhaust
cover
curved
fixed
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JP14284983U
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JPS6049212U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関の排気管カバー支持構造に
関するものである。
第1図は内燃機関の一般例の排気系装置を示す
もので、機関本体1で発生した排気は、接続フラ
ンジ2、湾曲形の排気管3とその外周を覆う湾曲
形のカバー4、ベローズ管からなる排気導管5、
キヤタリスト・コンバータ6、マフラ7を通り車
外に排出される。
この排気系装置において、排気管3とこれを覆
うカバー4とは、ともに湾曲形になつていて熱膨
脹の状態が異なるので、両者の変形を許容するよ
うにして互に支持するために、いろいろな構造の
ものがあり、たとえば実開昭54−38713号公報に
示すようなものが案出されている。
本考案はスライド機構を要しない簡単な構造か
らなるものであつて、第2図〜第4図に示す実施
例についてこれを説明すると、次の通りである。
湾曲形の排気管3は、2本の曲管31,32を
溶接33によりつないで、一体に形成する。また
湾曲形のカバー4は、半割部材41,42を溶接
43によりつないで、一体に形成する。排気管3
の排気上流側の端縁3aは、溶接12により接続
フランジ2に固着する。またカバー4の排気上流
側の端縁4aも、溶接13により接続フランジ2
に固着する。
機関の排気により、排気管3の熱膨脹の状態は
次のようになる。接続フランジ2に接する端縁3
aの中心点をfとし、f点を通り接続フランジ2
の当接面に沿う方向をyとし、f点を通りy方向
に直交する方向をxとすれば、排気管3はf点を
基準としてX方向およびY方向に膨脹する。
すなわち排気管3は熱膨脹により、x方向とy
方向との合成方向に延び、排気導管5に接続する
排気管3の端縁3bの中心点をgとすれば、熱膨
脹によりg点はf−g線の延長上のg′点に移動す
る。
ところが排気管3にカバー4を被覆して互に支
持させると、両者に温度差があるから、熱膨脹の
度合いが異なり、一方が他方を引つぱりあるいは
他方が一方の伸長を押えるようになる。そして許
容できない変形と応力とを生じ、遂には破壊を招
くようになる。
これを防ぐために、f−g線と湾曲形の最奥部
との距離hを大きく取り、それぞれの膨脹を自由
にするように形成するが、本考案では次のように
構成する。
すなわち排気管3の排気上流側の端縁3aを溶
接12により接続フランジ2に固着し、またカバ
ー4の排気上流側の端縁4aを溶接13により接
続フランジ2に固着する。そして排気管3の排気
下流側の端縁3bの湾曲外側部3cと、これに対
向するカバー4(半割部材41,42からなる)
の端部4bとを溶接14により固着し、他の部分
においては、排気管3とカバー4とを結合または
支持することなくフリー状態にする。
本考案は前述のように構成してあり、排気管と
カバーとを、排気上流側において接続フランジに
固着するとともに、排気下流側において湾曲外側
部の1個所のみで固着するから、排気管およびカ
バーの熱膨脹による自由度がそれぞれ大きく、異
常な変形と応力とを生じて破壊するようなことが
ない。そしてスライド機構を要しない簡単なもの
であるから、コスト、重量が軽減されるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般例の排気系装置の説明図、第2図
は本考案の実施例による排気管カバーを示す第1
図A部の拡大説明図、第3図は第2図B−B線の
断面図、第4図は第2図C−C線の断面図であ
る。 1……機関本体、2……接続フランジ、3……
排気管、3a,3b……端縁、3c……湾曲外側
部、4……カバー、4a……端縁、4b……端
部、5……排気導管、6……キヤタリスト・コン
バータ、7……マフラ、12,13,14……溶
接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湾曲形の排気管の外周を湾曲形のカバーで被覆
    するものにおいて、排気上流側に位置するそれぞ
    れの端縁を接続フランジに固着するとともに、排
    気下流側に位置する該排気管の端縁の湾曲外側部
    をこれに対向する該カバーに固着し、他をフリー
    状態としたことを特徴とする内燃機関の排気管カ
    バー支持構造。
JP14284983U 1983-09-14 1983-09-14 排気管カバ−支持構造 Granted JPS6049212U (ja)

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JP14284983U JPS6049212U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 排気管カバ−支持構造

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JP14284983U JPS6049212U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 排気管カバ−支持構造

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JPS6049212U JPS6049212U (ja) 1985-04-06
JPS6339374Y2 true JPS6339374Y2 (ja) 1988-10-17

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ID=30319048

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JP14284983U Granted JPS6049212U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 排気管カバ−支持構造

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JPS6049212U (ja) 1985-04-06

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