JP2008095527A - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼室から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保することができ、衝突安全性を向上することができる内燃機関の排気装置を提供する。
【解決手段】燃焼室から排気ガスを排出すると共に該排気ガスの流動方向に対して複数に分割されている排気通路31と、分割された排気通路31を連続させる連結部分に設けられる脆弱部32とを備えるので、燃焼室から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保することができ、衝突安全性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気装置に関し、特に、燃焼室から排気ガスを排出すると共に該排気ガスの流動方向に対して複数に分割された排気通路を有する内燃機関の排気装置に関するものである。
一般に、自動車においては、万が一の衝突事故時にも衝撃を緩和するために車両前部あるいは車両後部に設けられたエンジンルームを押し潰すことにより、衝突方向への変形量(長さ)、いわゆるクラッシュストロークを確保することで衝突のエネルギーを吸収可能な構造が採用されている。
また、このような車両衝突安全性に関連した技術として下記の特許文献1が開示されている。
特表2004−503429号公報
ところで、従来の内燃機関の排気装置においては排気マニホールドなどの排気管がシリンダヘッドに強固に締結されており、自動車が衝突した際には、この排気管が車両後方のダッシュパネルなどの構造部材に接触し、また、排気管自体も剛体構造であることから、この排気管が衝突に伴ったエンジンの相対的な移動に抵抗し、衝突方向への変形を阻止してしまい、この結果、十分なクラッシュストロークを確保することができず、衝突時の衝撃力を十分に吸収することができないおそれがある。
そこで本発明は、燃焼室から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保することができ、衝突安全性を向上することができる内燃機関の排気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による内燃機関の排気装置は、燃焼室から排気ガスを排出すると共に該排気ガスの流動方向に対して複数に分割されている排気通路と、分割された前記排気通路を連続させる連結部分に設けられる脆弱部とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明による内燃機関の排気装置では、複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び前記排気通路の少なくとも一部をなす複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドと、前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された排気管とを備え、前記脆弱部は、前記シリンダヘッドに前記排気管を取り付ける取付フランジに設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明による内燃機関の排気装置では、前記取付フランジは、発泡金属により形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明による内燃機関の排気装置では、複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び前記排気通路の少なくとも一部をなす複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドと、前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された排気管とを備え、前記脆弱部は、前記排気管と前記シリンダヘッドとの連結部分に該排気管の軸方向に沿って形成される蛇腹状部であることを特徴とする。
請求項5に係る発明による内燃機関の排気装置では、前記排気通路は、前記シリンダヘッドの内部に形成されると共に前記複数の排気ポートが集合する集合排気通路を含んで構成され、前記脆弱部は、前記集合排気通路に接続される前記排気管と前記シリンダヘッドとの連結部分に設けられることを特徴とする。
請求項6に係る発明による内燃機関の排気装置では、前記シリンダヘッドは、内部に冷媒が通過可能な冷媒通路を有することを特徴とする。
請求項7に係る発明による内燃機関の排気装置では、前記脆弱部は、前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された複数の排気管同士を連結する連結フランジに設けられることを特徴とする。
請求項8に係る発明による内燃機関の排気装置では、前記連結フランジは、発泡金属により形成されることを特徴とする。
請求項9に係る発明による内燃機関の排気装置では、複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドを備え、前記排気管は、前記シリンダヘッドとは別体に形成されると共に前記複数の排気ポートが集合する集合排気管と該集合排気管に接続される接続排気管とを含んで構成され、前記脆弱部は、前記集合排気管と前記接続排気管との連結部分に設けられることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の排気装置によれば、排気ガスの流動方向に対して複数に分割された排気通路を連続させる連結部分に設けられる脆弱部を備え、車両衝突時に脆弱部が衝突方向に押しつぶされるので、燃焼室から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保することができ、衝突安全性を向上することができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の排気装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施例1に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図、図2は、本発明の実施例1に係るに内燃機関の排気装置の排気通路を説明する概略平面図である。
図1又は図2に示すように、本実施例では本発明に係る内燃機関の排気装置30を内燃機関としてエンジン1に適用して説明する。エンジン1は、自動車2の前部に設けられる、いわゆるフロント配置である。エンジン1は、シリンダヘッド3及びこのシリンダヘッド3の下方に締結されるシリンダブロック4を備えると共に4つの燃焼室5を有する4気筒内燃機関であって、燃焼室5(気筒)の配列方向が自動車2の進行方向(図1中矢印A方向)に対し横方向となるように横置きに配置されている。シリンダヘッド3の内部には、冷媒通路3aが形成されており、冷媒通路3a内を冷媒としての機関冷却水が通過することで、燃焼室5の近傍を冷却することができる。
また、ダッシュパネル6により車室7と仕切られたエンジンルーム8の最前部には、ラジエータ9が設置されている。このラジエータ9の車体進行方向後側には、内部に電動ファン10を収容するファンシュラウド11が取り付けられていて、エンジンルーム8内にラジエータ9を介した外気を吸い込むようになされている。
各燃焼室5は、それぞれ、シリンダヘッド3の内部に2つずつ形成される吸気ポート12及び排気ポート13に連通している。吸気ポート12には、その吸気方向上流側に吸気マニホールド14の各分岐管14aが接続されている。分岐管14aは、各燃焼室5に対応して1つずつ設けられ、したがって、1つの分岐管14aには、1つの燃焼室5に連通する2つの吸気ポート12が接続される。吸気マニホールド14は、エンジンルーム8内におけるエンジン1とラジエータ9との間の空間に配置されると共に各分岐管14aが吸気側取付フランジ15を介してシリンダヘッド3の車体進行方向前側側面にそれぞれ取り付けられる。吸気マニホールド14の各分岐管14a内側及び各吸気ポート12は、吸入空気が流れる吸気通路16をなし、各燃焼室5に吸入空気を供給可能である。さらに、吸気マニホールド14の各分岐管14aとシリンダヘッド3との接続部には、各燃焼室5にそれぞれ燃料を供給する燃料噴射弁17が設けられている。
排気ポート13は、燃焼室5から排気ガスを排出する。各排気ポート13は、その排気方向下流側で集合して集合排気通路としての集合排気ポート18を構成する。この集合排気ポート18は、シリンダヘッド3の内部に形成されると共にその排気方向下流側に排気管19が接続される。この排気管19は、シリンダヘッド3とは別体に形成され、エンジンルーム8内におけるエンジン1とダッシュパネル6との間の空間に配置されると共に後述する排気側取付フランジ20を介してボルト等によりシリンダヘッド3の車体進行方向後側側面に取り付けられる。各排気ポート13、集合排気ポート18及び排気管19内側は、排気ガスが流れる排気通路31をなし、各燃焼室5から排気ガスを排出可能である。また、排気管19の排気方向下流側には触媒装置などが設けられている。
ここで一般に、従来の自動車においては、万が一の衝突事故時にも衝撃を緩和するために車両前部あるいは車体後部に設けられたエンジンルームを押し潰すことにより、衝突方向への変形量(長さ)、いわゆるクラッシュストロークを確保することで、衝突のエネルギーを吸収可能な構造が採用されている。
ところが、従来のエンジンの排気系においては、排気マニホールド(排気管)などがシリンダヘッドに強固に締結されており、自動車が衝突した際には、この排気管が車両後方のダッシュパネルなどの構造部材に接触し、また、排気管自体も剛構造であることから、この排気管が衝突に伴ったエンジンの移動に抵抗し、車両の衝突方向への変形を阻止してしまい、この結果、十分なクラッシュストロークを確保することができず、衝突時の衝撃力を十分に吸収することができないおそれがある。
そこで、本実施例の排気装置30では、排気ガスの流動方向に対して複数に分割されている排気通路31の連結部分に脆弱部32を設けることで、排気系において十分なクラッシュストロークを確保している。
具体的には、本実施例の排気装置30は、脆弱部32として上述した排気側取付フランジ20を備える。また、排気装置30では、上述したように、排気ガスが流動する排気通路31は、シリンダヘッド3内側の集合排気ポート18と排気管19との間で排気ガスの流動方向に対して分割されている。そして、排気側取付フランジ20は、排気管19のシリンダヘッド3側端面においてこの排気管19と一体に円環状に形成され、この排気側取付フランジ20がシリンダヘッド3の側面に密着してボルトなどの締結部材により固定されることで、排気管19がシリンダヘッド3に取り付けられる。そして、この円環状の排気側取付フランジ20の内側を介して集合排気ポート18と排気管19内側とが連通される。したがって、集合排気ポート18と排気管19内側とは、この排気側取付フランジ20を介して排気ガスが流動可能に連続され、この連続された排気通路31により各燃焼室5から排出される排気ガスを車両後方に導くことができる。
排気側取付フランジ20は、排気通路31の軸方向に対して脆弱な脆弱部32として形成され、ここでは、衝撃破壊特性に優れる発泡金属により形成される。発泡金属は、その内部に気孔(セル)を含有する金属であり、気孔同士がつながっているオープンセル構造と、気孔間に境界があり互いに分離されているクローズドセル構造とのどちらを用いてもよく、ここでは、発泡金属であれば材料については特に限定しない。ただし、高温の排気ガスにさらされる排気装置30に用いられることから、耐熱性の高い材料を用いるのが好適であり、例えば、発泡アルミニウム、発泡ニッケルクロム合金あるいは発泡ステンレスなどを用いるとよい。
上記のように構成されるエンジン1の排気装置30では、自動車2の衝突の際には、エンジンルーム8が押し潰され、エンジンルーム8内前方の構造部材であるラジエータ9がエンジン1に接触し、このエンジン1を車両後方に押す。すると、エンジン1に接続されている排気管19がエンジンルーム8内後方の構造部材であるダッシュパネル6に衝突し、このとき、衝突荷重が排気側取付フランジ20を押しつぶす方向に作用する。そして、発泡金属により形成される排気側取付フランジ20は、この衝突荷重が作用することによって押しつぶされ崩壊し、この排気側取付フランジ20によってシリンダヘッド3に取り付けられている排気管19がシリンダヘッド3から脱落する。これにより、この排気管19が衝突に伴ったエンジン1の移動に抵抗することが防止され、エンジン1は、図1中一点鎖線で示すように、ダッシュパネル6側に移動可能な空間を確保することができ、この結果、衝突時の衝撃力を吸収するための衝突方向への変形を可能とする十分なクラッシュストロークが確保される。これにより、例えば、車両の衝突時にサイドメンバーが十分に座屈して衝撃を吸収することができる。
ここで、上述したように、排気管19内側の排気通路31が連通される集合排気ポート18にて、シリンダヘッド3の内部で複数の排気ポート13が集合していることから、シリンダヘッド3側面における排気通路31の出口部分は1箇所に集合している。そして、この排気装置30では、この1箇所の排気通路31出口部分に対して排気側取付フランジ20が設けられていることから、排気管19がダッシュパネル6に衝突する際、例えば、通常の排気マニホールドの各集合管とシリンダヘッド3との連結部分にそれぞれ排気側取付フランジを設ける場合と比較して、衝突荷重が排気側取付フランジ20に対して狭い面積で作用し、この排気側取付フランジ20の単位面積当たりに作用する衝突荷重の方が大きくなる。つまり、この排気装置30では、シリンダヘッド3側面における排気通路31の出口部分が1箇所に集合していることから、衝突荷重がこの排気側取付フランジ20に集中して作用し、この結果、排気管19がダッシュパネル6に衝突する際に排気側取付フランジ20が崩壊しやすい構成となっている。
また、上述したように、シリンダヘッド3の内部には、機関冷却水が通過する冷媒通路3aが形成されており、シリンダヘッド3はこの機関冷却水との熱交換により冷却されている。そして、このシリンダヘッド3に接している排気側取付フランジ20もシリンダヘッド3と共に冷却されている。これにより、排気側取付フランジ20は、温度上昇が抑制され、この結果、温度上昇による強度低下も抑制される。したがって、この排気側取付フランジ20は、温度上昇による相対的な強度低下が小さくなることから、この温度上昇による強度低下を差し引いた絶対的な強度を低く抑えることができる。この結果、排気管19がダッシュパネル6に衝突する際に排気側取付フランジ20をより崩壊しやすくすることができる。
以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、燃焼室5から排気ガスを排出すると共に該排気ガスの流動方向に対して複数に分割されている排気通路31と、分割された排気通路31を排気ガスが流動可能に連続させる連結部分に設けられる脆弱部32を備える。
したがって、複数に分割されている排気通路31を連続させる脆弱部32が車両衝突時に押しつぶされ排気通路31が変形または脱落するので、燃焼室5から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保することができ、よって、車両のサイドメンバーが十分に座屈して衝撃を吸収することができ、衝突安全性を向上することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、複数の燃焼室5に各々連通する複数の吸気ポート12及び排気通路31の少なくとも一部をなす複数の排気ポート13が内部に形成されたシリンダヘッド3と、排気通路31の少なくとも一部が内側に形成された排気管19とを備え、脆弱部32は、シリンダヘッド3に排気管19を取り付ける排気側取付フランジ20である。したがって、排気管19をシリンダヘッド3に取り付ける排気側取付フランジ20が車両衝突時に押しつぶされて崩壊し、排気管19がシリンダヘッド3から脱落するので、確実にクラッシュストロークを確保することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、排気側取付フランジ20は、発泡金属により形成される。したがって、排気側取付フランジ20が衝撃破壊特性に優れる発泡金属により形成されることから、排気側取付フランジ20に衝突荷重が作用した際にこの排気側取付フランジ20が崩壊しやすく、排気管19をシリンダヘッド3から確実に脱落させることができる。また、排気側取付フランジ20を発泡金属により形成することで、この排気側取付フランジ20により排気管19からシリンダヘッド3に伝達される振動が低減され、これにより、放射音やシリンダヘッドから自動車2のボディへの振動伝達が低減されるので、車内音の静粛性を向上することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、排気通路31は、シリンダヘッド3の内部に形成されると共に複数の排気ポート13が集合する集合排気ポート18を含んで構成され、排気側取付フランジ20は、集合排気ポート18に接続される排気管19とシリンダヘッド3との連結部分に設けられる。したがって、シリンダヘッド3の内部で複数の排気ポート13が集合して集合排気ポート18を構成することから、シリンダヘッド3側面における排気通路31の出口部分は1箇所に集合し、この1箇所の排気通路31出口部分に対して排気側取付フランジ20が設けられるため、車両衝突時に衝突荷重が排気側取付フランジ20に集中して作用するので、この排気側取付フランジ20を確実に崩壊させることができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、シリンダヘッド3は、内部に機関冷却水が通過可能な冷媒通路3aを有する。したがって、シリンダヘッド3は冷媒通路3aを通過する機関冷却水により冷却され、このシリンダヘッド3に接触している排気側取付フランジ20もシリンダヘッド3と共に冷却されるので、この排気側取付フランジ20の温度上昇が抑制され、その結果、排気側取付フランジ20の温度上昇による強度低下を差し引いた絶対的な強度を低く抑えることができ、排気側取付フランジ20をより崩壊しやすくすることができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置30によれば、脆弱部32が排気通路31を連続させる連結部分に設けられることから、排気通路31の変更が少なくてすみ、構造の複雑化を防止することができ、製造コストの抑制にも資することができる。
図3は、本発明の実施例2に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図である。実施例2に係る内燃機関の排気装置は、実施例1に係る内燃機関の排気装置と略同様の構成であるが、排気側取付フランジを脆弱部として用いる代わりに脆弱部として蛇腹状部を設けている点で実施例1に係る内燃機関の排気装置とは異なる。その他、上述した実施例と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
実施例2に係るエンジン1の排気装置230は、分割された排気通路31を排気ガスが流動可能に連続させる連結部分に設けられる脆弱部232として蛇腹状部221を備えている。
具体的には、蛇腹状部221は、排気管19とシリンダヘッド3との連結部分、ここでは、排気管19において排気側取付フランジ220に隣接して排気方向下流側に設けられる。そして、実施例1の排気装置30(図1参照)は、排気側取付フランジ20(図1参照)を発泡金属により形成することで脆弱部32を構成していたのに対して、この実施例2の排気装置230では、排気側取付フランジ220を発泡金属により形成せず、その代わりに蛇腹状部221をこの排気管19の軸方向に沿って形成することで脆弱部232を構成する。
したがって、通常、剛構造として形成される排気管19におけるシリンダヘッド3との接続部分は、この脆弱部232としての蛇腹状部221が設けられることで排気通路31の軸方向に対する剛性が低下する。そして、車両衝突時に排気管19がこの蛇腹状部221において軸方向に対して積極的につぶれる構成とすることでクラッシュストロークを確保している。
すなわち、上記のように構成されるエンジン1の排気装置230では、自動車2の衝突の際には、エンジンルーム8が押し潰され、ラジエータ9がエンジン1に接触し、このエンジン1を車両後方に押し、排気管19がダッシュパネル6に衝突する。このとき、衝突荷重が蛇腹状部221を軸方向に対して押しつぶす方向に作用する。そして、排気管19の他の部分と比較して剛性が低い蛇腹状部221は、この衝突荷重が作用することによって排気通路31の軸方向に押しつぶされ、これにより、エンジン1がダッシュパネル6側に移動可能な空間を確保することができ、この結果、衝突時の衝撃力を吸収するための衝突方向への変形を可能とする十分なクラッシュストロークが確保される。
以上で説明した本発明の実施例2に係るエンジン1の排気装置230によれば、複数の燃焼室5に各々連通する複数の吸気ポート12及び排気通路31の少なくとも一部をなす複数の排気ポート13が内部に形成されたシリンダヘッド3と、排気通路31の少なくとも一部が内側に形成された排気管19とを備え、脆弱部232は、排気管19とシリンダヘッド3との連結部分に該排気管19の軸方向に沿って形成される蛇腹状部221である。したがって、車両衝突時に排気管19の他の部分と比較して剛性が低い蛇腹状部221が排気通路31の軸方向に押しつぶされるので、確実にクラッシュストロークを確保することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例2に係るエンジン1の排気装置230によれば、排気通路31は、シリンダヘッド3の内部に形成されると共に複数の排気ポート13が集合する集合排気ポート18を含んで構成され、蛇腹状部221は、集合排気ポート18に接続される排気管19とシリンダヘッド3との連結部分に設けられる。したがって、シリンダヘッド3の内部で複数の排気ポート13が集合して集合排気ポート18を構成することから、シリンダヘッド3側面における排気通路31の出口部分は1箇所に集合し、この1箇所の排気通路31出口部分に対して蛇腹状部221が設けられるため、車両衝突時に衝突荷重が蛇腹状部221に集中して作用するので、この蛇腹状部221を確実に押しつぶすことができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の排気装置30によれば、シリンダヘッド3は、内部に機関冷却水が通過可能な冷媒通路3aを有する。したがって、シリンダヘッド3は冷媒通路3aを通過する機関冷却水により冷却され、このシリンダヘッド3の近傍に設けられる蛇腹状部221もシリンダヘッド3と共に冷却されるので、この蛇腹状部221の温度上昇が抑制され、その結果、蛇腹状部221の温度上昇による強度低下を差し引いた絶対的な強度を低く抑えることができ、蛇腹状部221をより押しつぶされやすくすることができる。
図4は、本発明の実施例3に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図、図5は、本発明の実施例3に係るに内燃機関の排気装置の排気通路を説明する概略平面図である。実施例3に係る内燃機関の排気装置は、実施例1に係る内燃機関の排気装置と略同様の構成であるが、シリンダヘッドの内部に形成される集合排気通路の代わりにシリンダヘッドとは別体に形成される集合排気管を備えている点で実施例1に係る内燃機関の排気装置とは異なる。その他、上述した実施例と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図4又は図5に示すように、実施例3に係るエンジン1の排気装置330は、実施例1の排気装置30(図1参照)が備えていた集合排気通路としての集合排気ポート18(図2参照)に代えて集合排気管としての排気マニホールド318を備える。さらに具体的には、排気装置330の排気管319は、排気マニホールド318と、この排気マニホールド318に接続される接続排気管としての床下排気管321を備える。
排気マニホールド318は、シリンダヘッド3とは別体に形成される。排気マニホールド318は、各燃焼室5に対応して4つの集合管318aを有し、この各集合管318aの一端が各排気ポート13に接続されると共に4つの集合管318aの他端が集合している。そして、この排気マニホールド318の4つの集合管318aの他端側に床下排気管321が接続されている。そして、排気装置330は、内部に排気通路31がそれぞれ形成されたこの排気マニホールド318と床下排気管321との連結部分に脆弱部332としての連結フランジ322及び連結フランジ323が設けられる。
すなわち、排気マニホールド318は、各集合管318aの一端側において排気側取付フランジ320を介してボルト等によりシリンダヘッド3に取り付けられる一方、各集合管318aの他端側において連結フランジ322が一体に円環状に形成され、床下排気管321は、排気マニホールド318側端面に連結フランジ323が一体に円環状に形成される。そして、排気マニホールド318と床下排気管321とは、この連結フランジ322及び連結フランジ323を介してボルト等により連結される。
したがって、分割された一方の排気通路31としての排気マニホールド318内側と他方の排気通路31としての床下排気管321内側とは、この連結フランジ322及び連結フランジ323を介して排気ガスが流動可能に連続され、この連続された排気通路31により各燃焼室5から排出される排気ガスを車両後方に導くことができる。
そして、実施例1の排気装置30(図1参照)は、排気側取付フランジ20(図1参照)を発泡金属により形成することで脆弱部32を構成していたのに対して、この実施例3の排気装置330では、排気側取付フランジ320を発泡金属により形成せず、その代わりに連結フランジ322及び連結フランジ323を衝撃破壊特性に優れる発泡金属により形成することで脆弱部332を構成する。つまり、この脆弱部332としての連結フランジ322及び連結フランジ323は、実施例1の排気側取付フランジ20と同様、衝撃破壊特性に優れる発泡金属により形成される。さらに、連結フランジ322は、シリンダブロック4に固定されているブラケット324により支持されており、このブラケット324は、車両走行時の排気マニホールド318等のがたつきを抑制している。床下排気管321は、車両に固定されている。
上記のように構成されるエンジン1の排気装置330では、自動車2の衝突の際には、エンジンルーム8が押し潰され、ラジエータ9がエンジン1に接触し、このエンジン1を車両後方に押し、ブラケット324により支持されている排気マニホールド318と車両に固定されている床下排気管321とを連結する連結フランジ322及び連結フランジ323に衝突荷重が作用する。そして、発泡金属により形成される連結フランジ322及び連結フランジ323は、この衝突荷重が作用することによって排気通路31の軸方向に押しつぶされ崩壊し、この連結フランジ322及び連結フランジ323により連結されている排気マニホールド318と床下排気管321との連結が解消されると共に連結フランジ322を支持していたブラケット324も連結フランジ322から脱落する。これにより、排気マニホールド318と床下排気管321が衝突に伴ったエンジン1の相対的な移動に抵抗することが防止され、エンジン1は、ダッシュパネル6側に移動可能な空間を確保することができ、この結果、衝突時の衝撃力を吸収するための衝突方向への変形を可能とする十分なクラッシュストロークが確保される。
また、このとき、脆弱部332としての連結フランジ322及び連結フランジ323は、排気マニホールド318における4つの集合管318aが1つに集合している端面に設けられていることから、衝突荷重が広い面積で作用する排気側取付フランジ320と比較して、この連結フランジ322及び連結フランジ323の単位面積当たりに作用する衝突荷重の方が大きくなる。つまり、この排気装置330では、衝突荷重がこの連結フランジ322及び連結フランジ323に集中して作用し、この結果、連結フランジ322と連結フランジ323とが崩壊しやすい構成となっている。
以上で説明した本発明の実施例3に係るエンジン1の排気装置330によれば、脆弱部332は、排気通路31の少なくとも一部が内側に形成された複数の排気管319(排気マニホールド318、床下排気管321)同士を連結する連結フランジ322、323に設けられる。したがって、排気管319同士を連結する連結フランジ322、323が車両衝突時に排気通路31の軸方向に押しつぶされて崩壊し、この排気管319同士の連結が解消され、衝突に伴ったエンジン1の相対的な移動に抵抗することが防止されるので、確実にクラッシュストロークを確保することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置330によれば、複数の燃焼室5に各々連通する複数の吸気ポート12及び複数の排気ポート13が内部に形成されたシリンダヘッド3を備え、排気管319は、シリンダヘッド3とは別体に形成されると共に複数の排気ポート13が集合する排気マニホールド318とこの排気マニホールド318に接続される床下排気管321とを含んで構成され、脆弱部332としての連結フランジ322、323は、排気マニホールド318と床下排気管321との連結部分に設けられる。したがって、排気マニホールド318により複数の排気ポート13が1経路に集合し、連結フランジ322、323によりこの排気マニホールド318と床下排気管321とが連結されるため、車両衝突時に衝突荷重がこの連結フランジ322、323に集中して作用するので、この連結フランジ322、323を確実に崩壊させることができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例1に係るエンジン1の排気装置330によれば、連結フランジ322、323は、発泡金属により形成される。したがって、連結フランジ322、323が衝撃破壊特性に優れる発泡金属により形成されることから、連結フランジ322、323に衝突荷重が作用した際にこの連結フランジ322、323が崩壊しやすく、排気マニホールド318と床下排気管321との連結を確実に解消することができる。また、連結フランジ322、323を発泡金属により形成することで、この連結フランジ322、323によりエンジン1から床下排気管321に伝達される振動が低減され、これにより、放射音や自動車2のボディへの振動伝達が低減されるので、車内音の静粛性を向上することができる。
なお、上述した本発明の実施例に係る内燃機関の排気装置は、上述した実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。以上の説明では、本発明の排気装置30、230、330を4気筒内燃機関に適用した場合で説明したが、2または3気筒、もしくは5気筒以上の気筒を有する内燃機関に適用してもよい。また、以上の説明では、エンジン1を自動車2の前部にフロント配置した場合について述べたが、エンジン1が自動車2の後部に配置される場合にも本発明の排気装置30、230、330を適用することができ、後突時(追突時)のクラッシュストロークを十分に確保することもできる。
また、以上の説明では、吸気マニホールド14などの吸気系をエンジンルーム8内におけるエンジン1とラジエータ9との間の空間、排気管19、319などの排気系をエンジン1とダッシュパネル6との間の空間に配置するものとして説明したが、吸気系をエンジン1とダッシュパネル6との間の空間、排気系をエンジン1とラジエータ9との間の空間に配置してもよい。
また、以上の説明では、脆弱部32としての排気側取付フランジ20及び脆弱部332としての連結フランジ322、323は、発泡金属により形成するものとして説明したが衝撃吸収特性や衝撃破壊特性に優れた材料であればよく、例えば、セラミックなどを用いてもよい。また、以上の説明では、脆弱部32としての排気側取付フランジ20及び脆弱部332としての連結フランジ322、323は、衝突荷重が作用することによって押しつぶされ崩壊するものとして説明したが、完全に破壊されなくてもよく、例えば、軸方向に対する厚みを大きくし、厚さ方向に大きく押しつぶされることで、クラッシュストロークを確保するようにしてもよい。また、実施例1の排気装置30、実施例2の排気装置230及び実施例3の排気装置330を組み合わせてもよく、例えば、実施例3の排気装置330における排気側取付フランジ320を排気通路31の軸方向に対して脆弱な脆弱部として発泡金属により形成するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る内燃機関の排気装置は、燃焼室から排気ガスを排出する排気系において十分なクラッシュストロークを確保し、衝突安全性を向上するものであり、種々の内燃機関に用いて好適である。
本発明の実施例1に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図である。 本発明の実施例1に係るに内燃機関の排気装置の排気通路を説明する概略平面図である。 本発明の実施例2に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図である。 本発明の実施例3に係るに内燃機関の排気装置を適用した自動車前部の部分断面図である。 本発明の実施例3に係るに内燃機関の排気装置の排気通路を説明する概略平面図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 自動車
3 シリンダヘッド
3a 冷媒通路
4 シリンダブロック
5 燃焼室
6 ダッシュパネル
7 車室
8 エンジンルーム
9 ラジエータ
10 電動ファン
11 ファンシュラウド
12 吸気ポート
13 排気ポート
14 吸気マニホールド
14a 分岐管
15 吸気側取付フランジ
16 吸気通路
17 燃料噴射弁
18 集合排気ポート(集合排気通路)
19、319 排気管
20 排気側取付フランジ(取付フランジ、脆弱部)
30、230、330 排気装置
31 排気通路
32、232、332 脆弱部
220、320 排気側取付フランジ
221 蛇腹状部(脆弱部)
318 排気マニホールド(集合排気管)
318a 集合管
321 床下排気管(接続排気管)
322、323 連結フランジ(脆弱部)
324 ブラケット

Claims (9)

  1. 燃焼室から排気ガスを排出すると共に該排気ガスの流動方向に対して複数に分割されている排気通路と、
    分割された前記排気通路を連続させる連結部分に設けられる脆弱部とを備えることを特徴とする、
    内燃機関の排気装置。
  2. 複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び前記排気通路の少なくとも一部をなす複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドと、
    前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された排気管とを備え、
    前記脆弱部は、前記シリンダヘッドに前記排気管を取り付ける取付フランジに設けられることを特徴とする、
    請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
  3. 前記取付フランジは、発泡金属により形成されることを特徴とする、
    請求項2に記載の内燃機関の排気装置。
  4. 複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び前記排気通路の少なくとも一部をなす複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドと、
    前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された排気管とを備え、
    前記脆弱部は、前記排気管と前記シリンダヘッドとの連結部分に該排気管の軸方向に沿って形成される蛇腹状部であることを特徴とする、
    請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
  5. 前記排気通路は、前記シリンダヘッドの内部に形成されると共に前記複数の排気ポートが集合する集合排気通路を含んで構成され、
    前記脆弱部は、前記集合排気通路に接続される前記排気管と前記シリンダヘッドとの連結部分に設けられることを特徴とする、
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の内燃機関の排気装置。
  6. 前記シリンダヘッドは、内部に冷媒が通過可能な冷媒通路を有することを特徴とする、
    請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の内燃機関の排気装置。
  7. 前記脆弱部は、前記排気通路の少なくとも一部が内側に形成された複数の排気管同士を連結する連結フランジに設けられることを特徴とする、
    請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
  8. 前記連結フランジは、発泡金属により形成されることを特徴とする、
    請求項7に記載の内燃機関の排気装置。
  9. 複数の前記燃焼室に各々連通する複数の吸気ポート及び複数の排気ポートが内部に形成されたシリンダヘッドを備え、
    前記排気管は、前記シリンダヘッドとは別体に形成されると共に前記複数の排気ポートが集合する集合排気管と該集合排気管に接続される接続排気管とを含んで構成され、
    前記脆弱部は、前記集合排気管と前記接続排気管との連結部分に設けられることを特徴とする、
    請求項7又は請求項8に記載の内燃機関の排気装置。
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