JPH04278176A - ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置 - Google Patents

ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置

Info

Publication number
JPH04278176A
JPH04278176A JP6559591A JP6559591A JPH04278176A JP H04278176 A JPH04278176 A JP H04278176A JP 6559591 A JP6559591 A JP 6559591A JP 6559591 A JP6559591 A JP 6559591A JP H04278176 A JPH04278176 A JP H04278176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
pressure vessel
pipe
sandwich structure
honeycomb sandwich
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6559591A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Miyawaki
宮脇 啓造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6559591A priority Critical patent/JPH04278176A/ja
Publication of JPH04278176A publication Critical patent/JPH04278176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、芯材がハニカム状薄
板で表裏に面板を有するハニカムサンドイッチ構造物の
乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は代表的なハニカムサンドイッチ構
造の破断図である。これを以後パネル6と称する。1は
複合材料等でできた表板、2は裏板、3は側板、4はア
ルミ等でできたハニカム状薄板構造である。4には空気
の流通性を良くするために微細な穴5が多数設けられて
いる。
【0003】図5は従来の乾燥装置を示す図であり、6
はパネル、7はパネル6側面に設けられた穴、8aは密
閉構造を有する加熱炉、9は加熱炉8a内に設けられた
ヒータ、10は加熱炉8a内の空気(水分)を外部に排
出するファンである。
【0004】次に動作について説明する。加熱炉8a内
にパネル6が置かれ、その後ヒータ9により炉内温度を
上昇させる。すると、ハニカム状薄板構造4内に浸入し
ていた水分の一部が気化し、微細な穴5、次いでパネル
6側面の穴7を通って加熱炉8a内に流出する。その後
この水分は加熱炉8aに設けられたファン10により炉
外に持ち出される。この動作を連続的に行なうことによ
り、パネル6内部の水分を外部に抜き去ることができる
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の乾燥装置は以上
のような構造のため、次の問題点があった。パネル(加
熱炉内)の温度を100℃以上にすると、内部に浸入し
た水分は完全に気化し、短時間のうちに水分を完全に外
部に抜き去ることができる。ところが、パネルの温度を
100℃以上にすると、パネル自身が劣化するため(複
合材料等では80℃以上にすると劣化が生じる)せいぜ
いパネルの温度を70℃程度にしか上げられない。その
ため、パネル内部の水分の一部しか気化させることがで
きず、十分に水分を抜きとることが不可能である。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、パネル温度を100℃以上に上
げることなく、つまりパネルが熱劣化しない状態で内部
の水分を十分に抜くことができるハニカムサンドイッチ
構造物の乾燥装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乾燥装置
は、パネル内部、外部を低圧力状態に保ち、加えて雰囲
気温度を70℃程度まで上昇させるように、圧力容器内
にヒータを設け、また、圧力容器を真空ポンプに連通す
ると共に、さらにパネル近傍またはパネルの穴に乾燥し
た空気を送り込むパイプを設けたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、パネル内部、外部(パネ
ル近傍)は真空ポンプにより低圧力状態に保たれるため
、水の沸点が下がり、そのため100℃より低い温度に
て水が気化する。この圧力と雰囲気温度を適当に選ぶこ
とにより、パネル内部の水分を100℃以下で気化させ
、ハニカム状薄板構造の微細な穴、パネル側面の穴を通
して外部に抜き去ることができる。その際、乾燥空気を
パネル近傍またはパネルの内部に直接吹き込む。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、6はパネル、7はパネル6側面に
設けられた穴、8は圧力容器、9は圧力容器8内に設け
られたヒータ、10は同じく攪拌用のファン、11は真
空ポンプ、12は真空ポンプ11と圧力容器8内部をつ
なぐ第1のパイプ、13は乾燥空気生成機、14はこの
乾燥空気生成機13と圧力容器8内部をつなぐ第2のパ
イプである。
【0010】次に動作について説明する。圧力容器8内
にパネル6が置かれ、その後まず、真空ポンプ11によ
り圧力容器8内の空気を第1のパイプ12を通して外部
に排出する。同時に乾燥空気生成機13により生成され
た乾燥空気が第2のパイプ14を通して圧力容器8内に
送入される。両者の排出、送入空気量を選ぶことにより
、圧力容器8内及びパネル6内部の圧力を低圧力に保つ
ことができる。
【0011】次にヒータ9及びファン10により圧力容
器8内の温度をほぼ均一に上昇させる。例えば、圧力を
200mmHg(約0.26気圧)、温度を70℃に保
つ場合を考える。200mmHgにおける水の沸点は6
9℃程度であり、一方、圧力容器8内雰囲気温度は70
℃であるため、圧力容器8内の水分はパネル6内のもの
も含めて沸とう状態になる。この沸とう状態で気化した
パネル6内の水分は水蒸気となって微細な穴5、穴7を
通して圧力容器8内に拡散する。この水蒸気は第1のパ
イプ12、真空パイプ11を通して外部に排出される。 この時、パネル6の温度は70℃であるため、熱劣化を
生じることはない。
【0012】なお上記実施例では、乾燥空気を圧力容器
8内に送入したが、図2、図3に示すように直接パネル
6内部に送入する方法も有効である。図において、6は
パネル、7はパネル6側面に設けられた穴、8は圧力容
器、9は圧力容器8内に設けられたヒータ、10は同じ
く攪拌用のファン、11は真空ポンプ、12は真空ポン
プ11と圧力容器8内部をつなぐ第1のパイプ、13は
乾燥空気生成機、14は乾燥空気生成機13とパネル6
をつなぐ第2のパイプ、15はパネル6に取付けられ、
第2のパイプ14とパネル6内部をつなぐ口金である。
【0013】真空ポンプ11により圧力容器8内及びパ
ネル6内部の空気を第1のパイプ12を通して外部に排
出する。同時に乾燥空気生成機13により生成された乾
燥空気が第2のパイプ14を通してパネル6内に送入さ
れる。両者の排出、送入空気量を選ぶことにより、パネ
ル6内部の圧力を低圧力に保つことができる。
【0014】次にヒータ9及びファン10によりパネル
6内の温度を上昇させる。前例と同じように、圧力を2
00mmHg、温度を70℃に保った時、パネル6内の
水分は沸とうし気化する。気化した水蒸気は微細な穴5
、穴7を通して圧力容器8内に拡散し、第1のパイプ1
2、真空ポンプ11を通して外部に排出される。この時
、パネル6の温度は70℃であるため熱劣化を生じるこ
とはない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、パネ
ル内、外部を低圧力に保ち、さらにパネル近傍の温度を
この低圧力状態で水が沸とうする温度に保つため、パネ
ル温度を大気圧状態下での水の沸点温度(100℃)ま
で上げることなく、パネル内の水分を沸とうさせて水蒸
気にし外部に排出することができる。そしてこの時、パ
ネルには熱劣化は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】図2のア部の拡大図である。
【図4】ハニカムサンドイッチ構造物の一部破断斜視図
である。
【図5】従来の乾燥装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1    表板 2    裏板 3    側板 4    ハニカム状薄板構造 5    微細な穴 6    パネル 7    穴 8    圧力容器 9    ヒータ 10    ファン 11    真空ポンプ 12    第1のパイプ 13    乾燥空気生成機 14    第2のパイプ 15    口金

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧力容器、この圧力容器内部に設けら
    れたヒータ、上記圧力容器内部から外部に通じる第1の
    パイプ、このパイプの他端に設けられた真空ポンプ、上
    記圧力容器内部から外部に通じる第2のパイプ、このパ
    イプの他端に設けられた乾燥空気生成機より構成された
    ことを特徴とするハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】  圧力容器内部における第2のパイプが
    パネルに設けられた穴に接続されるようなされたことを
    特徴とする請求項1記載のハニカムサンドイッチ構造物
    の乾燥装置。
JP6559591A 1991-03-05 1991-03-05 ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置 Pending JPH04278176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559591A JPH04278176A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559591A JPH04278176A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04278176A true JPH04278176A (ja) 1992-10-02

Family

ID=13291532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6559591A Pending JPH04278176A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04278176A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650660A (ja) * 1992-06-11 1994-02-25 Nakamura Seisakusho:Yugen 温風減圧乾燥方法
CN1060582C (zh) * 1995-04-18 2001-01-10 三星电管株式会社 用于阴极射线管的涂层干燥系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650660A (ja) * 1992-06-11 1994-02-25 Nakamura Seisakusho:Yugen 温風減圧乾燥方法
CN1060582C (zh) * 1995-04-18 2001-01-10 三星电管株式会社 用于阴极射线管的涂层干燥系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04278176A (ja) ハニカムサンドイッチ構造物の乾燥装置
JPH0444314A (ja) 半導体基板処理装置
JP2807662B2 (ja) 乾燥装置
JP2561755Y2 (ja) 雰囲気加熱炉の炉壁構造
JPH06267839A (ja) 多段式熱処理装置
JP2727776B2 (ja) 圧電部品の分極取り方法およびその装置
JP4063432B2 (ja) 真空乾燥機およびその駆動方法
JP2956217B2 (ja) ワイヤボンド用加熱装置及びワイヤボンド用加熱方法
JP2734632B2 (ja) 燃料電池用電極基材の清掃装置
JPH11273484A (ja) 碍子の乾燥方法
JPS58196837U (ja) 半導体ウエハの乾燥装置
JPH0533525U (ja) 枚葉式cvd装置
JP2522990B2 (ja) 瓦素地のマイクロ波乾燥方法
JPS6021383Y2 (ja) 熱処理炉
JPH06221754A (ja) 減圧乾燥機
JPH06134188A (ja) 衣料乾燥機
JPH0910656A (ja) 金属ストリップの冷却装置
JPH11100674A (ja) 真空処理装置
JP2990635B2 (ja) 圧電素子の分極装置
JPH0642863A (ja) 真空式乾燥機
JPH01221881A (ja) 高周波加熱装置
SU1390442A1 (ru) Пароструйный вакуумный насос
JPS6194550U (ja)
JP2583810Y2 (ja) 燃料電池の外部マニホルド締付構造
JPH0356183A (ja) 洗浄装置