JPH0427519Y2 - - Google Patents

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JPH0427519Y2
JPH0427519Y2 JP16281086U JP16281086U JPH0427519Y2 JP H0427519 Y2 JPH0427519 Y2 JP H0427519Y2 JP 16281086 U JP16281086 U JP 16281086U JP 16281086 U JP16281086 U JP 16281086U JP H0427519 Y2 JPH0427519 Y2 JP H0427519Y2
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rib
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cover
spin
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、衣類などの洗濯を行う洗濯機に関す
るもので、特に電装部品を収納するパネル部の改
良に関する。
従来の技術 従来、この種の洗濯機のパネル部の構成を第5
図より説明する。すなわち、機器本体1の上部に
は上部枠体2を設け、上部枠体2には衣類投入時
に開閉を行う蓋3を軸支し、前方には電装部品5
を収納するパネル4を嵌着する構造としている。
上部枠体2とパネル4との嵌着部の上方からの注
水による水密方法として、パネル4には逆L型の
リブ6を設け、上部枠体2にはリブ6を内側に段
付リブ7を形成しているが、矢印D方向から侵入
してくる水に対し、パネル4内へ流入する現象が
発生し絶縁劣化をひき起こす原因になつていた。
この保護対策としてPPシート等よりなるカバー
8を電装部品5を覆うように設けているが、パネ
ル4内への流水は防止できる構造ではないため、
不安定な水密構造となつていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、パネル上方部から
の注水に対し不安定であり、絶縁劣化をひき起こ
したり、構造体として別部品を必要とするため作
業性の低下および製造コストの上昇の原因となつ
ていた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
作業性が良く、かつ安定した注水構造を得ること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、パネル部
の裏面には上部枠体に対応する長手状の延設リブ
を設け、前記上部枠体には前記延設リブを凹状に
覆う第1リブと第2リブを一体的に形設し、凹状
部の底面に相当する第1リブと第2リブ間の底部
に開口する水抜き穴を複数個設けた構成である。
作 用 この構成により、パネル部上方からの注水があ
つた場合、パネルと上部枠体の当接面の隙間が生
じていてもパネルの延設リブと上部枠体の第1リ
ブ間に水が流れ込み、水抜き穴を通過し、下方へ
滴下される。
実施例 以下、本考案の一実施例について第1図〜第4
図を参照して説明する。
図において、洗濯機本体9の上部を構成する上
部枠体10には、衣類投入時の開閉を行う開閉蓋
11を軸支し、前方にはパネル12を嵌着させて
いる。パネル12には電装品(P板等)13を収
納し、操作スイツチ14と連動するようにパネル
12の操作ボタン15に当接し、パネル表面には
操作ボタン15に対応する化粧板16を貼付けて
いる。17は回転翼で、モータ18の回転により
ベルト19を介し、メカユニツト20より減速し
回転駆動する。21は脱水槽兼洗濯槽で、メカユ
ニツト20にて軸支され脱水受22によりサスペ
ンシヨン23を介し、本体9に垂下支持され、弾
性的に支えられている。24は脱水受22の上面
開口部を覆う脱水受カバーである。
第2図において、パネル12の裏面には上部枠
体10に対応する長手状の延設リブ25を設け、
上部枠体10には延設リブ25を凹状に覆う第1
リブ26と第2リブ27を一体的に形設し、凹状
部の底面に相当する第1リブ26と第2リブ27
間の底部に開口する水抜き穴28を複数設けてい
る。この水抜き穴28は脱水受カバー24の上方
に配設させ注水された水は、矢印Cのように水抜
き穴28を通り、脱水受カバー24の上面に流水
され脱水槽兼洗濯槽21内に滴下される。
よつて流入した水は水抜き穴28より脱水受カ
バー24の上面に流水されるため、本体内の床面
を濡らすことがない。
第3図は水抜き穴28部にパネル12の固着に
使用するツメ29を示しており、第4図のA−A
断面であり、第2図は第4図のB−B断面であ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、パネル上面から
の注水があつた場合、パネルに設けた延設リブと
上部枠体に設けた第1リブ、第2リブおよび水抜
き穴により、電装品を収納するパネル内の空間部
への流入を防ぎ絶縁劣化を未然に防止できる。ま
た、別部品を追加しなくても安全性の高い構造を
提供でき、作業性の低下を防止でき、しかも製造
コストの上昇を引き起こすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一槽式脱水洗
濯機の縦断面図、第2図および第3図は同要部を
示す拡大断面図、第4図は同要部の平面図、第5
図は従来例の洗濯機の要部拡大断面図である。 9……洗濯機本体、10……上部枠体、12…
…パネル、13……電装品、22……脱水受カバ
ー、25……延設リブ、26……第1リブ、27
……第2リブ、28……水抜き穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機器本体の上部枠体と、この上部枠体の前方
    部に嵌着し、電装部品を収納せしめるパネル部
    を備え、前記パネル部の裏面には上部枠体に対
    応する長手状の延設リブを設け、前記上部枠体
    には前記延設リブを凹状に覆う第1リブと第2
    リブを一体的に形設し、凹状部の底面に相当す
    る第1リブと第2リブ間の底部に開口する水抜
    き穴を複数個設けた洗濯機。 (2) 水抜き穴は脱水槽兼洗濯槽を収設する脱水受
    のカバーとなる脱水受カバーの上方に配設した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の洗濯機。
JP16281086U 1986-10-23 1986-10-23 Expired JPH0427519Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16281086U JPH0427519Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6368987U JPS6368987U (ja) 1988-05-09
JPH0427519Y2 true JPH0427519Y2 (ja) 1992-07-01

Family

ID=31090426

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JPS6368987U (ja) 1988-05-09

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