JPH04271695A - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents

ダイナミックフォーカス回路

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JPH04271695A
JPH04271695A JP3279391A JP3279391A JPH04271695A JP H04271695 A JPH04271695 A JP H04271695A JP 3279391 A JP3279391 A JP 3279391A JP 3279391 A JP3279391 A JP 3279391A JP H04271695 A JPH04271695 A JP H04271695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dynamic focus
horizontal scanning
scanning frequency
voltage
parabolic
Prior art date
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Pending
Application number
JP3279391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kawashima
正裕 川島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH04271695A publication Critical patent/JPH04271695A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁集束式投射型陰極
線管(以下CRTと略称する)を用いた投射型の映像表
示装置のダイナミックフォーカス補正回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、投射型CRTを用いた高精細度の
大画面投射型表示装置は高品位テレビジョン、クリアビ
ジョン等の高品位映像ソースやコンピュータの文字情報
、図形情報の表示用として市場が増大しており、画面全
面の高画質化という点でフォーカス性能の向上が求めら
れている。
【0003】以下に従来のダイナミックフォーカス回路
について説明する。フォーカス補正は図3に示すように
主レンズ21(電子レンズ)の磁界強度(電界強度)を
調整し、蛍光面22上でのビームスポット特性の最適化
を図っている。主レンズ21の形成は電磁集束方式の場
合は電磁集束用フォーカスコイル23に電流を流すこと
で行っている。他方静電集束方式の場合は電極間の電位
差により行っている。高精細度の大画面投射型表示装置
においては求められるフォーカス性能の点から電磁集束
方式のCRTが多く用いられてきている。さらに画面全
面にわたる良好なフォーカス性能を得るためにダイナミ
ックフォーカス補正の性能向上が求められてきた。
【0004】ダイナミックフォーカス補正の必要性につ
いて簡単に図3を用いて説明する。CRTの蛍光面の中
央から周辺に行くに従って偏向中心24から蛍光面22
までの距離(中央l→周辺l’)が長くなるため(l’
>l)、最適フォーカス調整すなわち電磁集束方式CR
Tにおいては必要とするフォーカスコイル電流に差異が
生じる。この補償としてフォーカスコイル23に図4(
a)に示すように中央から周辺に行くに従って電流値が
変化するようなパラボラ状の補正電流を流してやればよ
い。
【0005】従来のダイナミックフォーカス回路の2種
類の例を図5、図6に従って説明する。まず図5に示す
第1の方法は、水平走査周波数に応じたのこぎり波電圧
波形31を電圧増幅の後、電流増幅部32を経てダイナ
ミックフォーカスコイル33に印加し、フォーカスコイ
ル33のインダクタンス成分による積分作用により近似
的にパラボラ波電流を得ている。
【0006】また図6に示す第2の方法は、ダイナミッ
クフォーカスコイル34と並列にコンデンサ35(容量
成分)を配したLC共振回路を形成し、前記LC共振回
路に水平偏向回路で発生する大電圧の水平パルス36を
印加することで発生するパラボラ状の共振電流をダイナ
ミックフォーカスコイル34に供給している。なお可変
インダクタンス37はパラボラ電流波形の中央位相を調
節するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の2
つの方法のいずれにおいても以下に示すような課題があ
る。
【0008】まず、図5に示す前記の第1の方法の場合
、水平走査周波数に同期したのこぎり波を電流増幅部3
2を経てフォーカスコイル33に印加し、フォーカスコ
イル33のインダクタンス成分による積分作用により近
似的にパラボラ波電流が流れる。しかしながら単純なの
こぎり波では図4(a)のような理想的なパラボラ状の
電流波形とはならない。特に図4(b)に示すようにパ
ラボラ波の中心部の位相ずれが生じる点と水平走査の始
めと終わりの部分、すなわち画面の周辺に相当する部分
が歪む点は性能的に大きな問題である。  また図6に
示す前記の第2の方法の場合、インダクタンス成分と容
量成分のLC共振を用いているため図4(c)に示すよ
うに水平走査の始めと終わりの部分で理想的なパラボラ
波形に対してかなり大きな歪みが生じる。この点につい
ては水平偏向の帰線期間が狭い高精細度表示装置におい
ては非常に大きな問題である。
【0009】さらに、他の課題として走査周波数モード
が複数あるマルチスキャンタイプの表示装置の場合は、
各々の水平走査周波数について各モードに応じた値のコ
ンデンサと可変インダクタンスが必要となる。図7に2
種類の周波数モードの場合の例を示すが、各モードに応
じた値のコンデンサと可変インダクタンスに加えて、そ
れらを切り換えるためのリレーも必要となり、回路規模
、実挿面積がかなり大きくなる。
【0010】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
であり、高精度のフォーカス性能を得るとともに、任意
の複数の水平走査周波数モードで最適なフォーカス性能
を得ることのできるダイナミックフォーカス回路を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のダイナミックフ
ォーカス回路は、水平走査周波数に同期したのこぎり波
電圧とパラボラ波電圧の各々を可変増幅、および両者を
加算増幅する手段を備え、前記手段により得たのこぎり
波およびパラボラ波の混合電圧波形を電流増幅部を経て
電磁集束式投射型CRTのフォーカスコイルに印加する
ことにより、水平ダイナミックフォーカス電流波形を理
想的なパラボラ形状にし、最適なダイナミックフォーカ
ス補正を可能とするようにしたものである。
【0012】さらに、本発明のダイナミックフォーカス
回路は、前記の手段に加えて、周波数−電圧変換器(f
−V変換器)と電子ボリュームからなる構成により、の
こぎり波に対するパラボラ波の混合比および前記のこぎ
り波とパラボラ波の混合波形の振幅レベルを自動的に可
変し、任意の水平走査周波数モードに対して常に最適の
ダイナミックフォーカス補正を可能とするようにしたも
のである。
【0013】
【作用】本発明においては、水平走査周波数に同期した
のこぎり波電圧とパラボラ波電圧の各々を可変増幅、お
よび両者を加算増幅する手段を備え、前記手段により得
たのこぎり波およびパラボラ波の混合電圧波形を電流増
幅部を経て電磁集束式投射型CRTのフォーカスコイル
に印加する。  このような構成によれば、水平ダイナ
ミックフォーカス電流波形を理想的なパラボラ形状にし
、最適なダイナミックフォーカス補正を可能とすること
ができる。
【0014】さらに他の本発明においては、周波数−電
圧変換器(f−V変換器)と電子ボリュームからなる構
成により、のこぎり波に対するパラボラ波の混合比およ
び前記のこぎり波とパラボラ波の混合波形の振幅レベル
を自動的に可変し、任意の水平走査周波数モードに対し
て常に最適のダイナミックフォーカス補正を可能とする
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1、図2、
図4を参照しながら説明する。
【0016】まず、本発明の第1の実施例について図1
、図4を参照しながら説明する。水平走査周波数に応じ
た一定振幅(2Vp−p)ののこぎり波2、パラボラ波
3が基本補正波形発生回路1より出力される。なお前記
基本補正波形発生回路1についてはこのような機能を持
ったものが既に集積回路として実用化されている。つぎ
に前記ののこぎり波2およびパラボラ波3を各々コンデ
ンサC1と抵抗R1およびコンデンサC2と抵抗R2を
介して混合加算する。ここで、可変抵抗器4はのこぎり
波に対するパラボラ波の混合比を調整するためのもので
ある。混合加算された信号は増幅器5に入力され反転増
幅される。可変抵抗器6は増幅器5の利得を調整するも
のであり、後段のトランジスタQ1への入力信号レベル
を設定する。トランジスタQ1以降の構成,作用につい
ては図5の従来例と同様である。
【0017】実際の調整においては、電流増幅部7への
入力部の可変抵抗器8を中央に仮設定したうえでカレン
トプローブ等を用いダイナミックフォーカスコイル11
の電流波形をオシロスコープで観測する。次にオシロス
コープ上の電流波形を見ながらパラボラ電流波形の中央
部の位相が図4(a)のように最適となるように可変抵
抗器4の調整を行う。そして最終的に画面の中央部と周
辺部のフォーカス状態を確認しながら増幅器5の利得を
決める可変抵抗器6を調整する。以下、赤CRT、青C
RTについて画面を見ながら各々に対応する可変抵抗器
9、10により最適なフォーカス状態への調整を行う。
【0018】つぎに本発明の第2の実施例について図2
を参照しながら説明する。本実施例は前記の第1の実施
例の内容に任意の水平走査周波数モードへの対応を付加
したものである。
【0019】水平走査周波数に応じた一定振幅ののこぎ
り波、パラボラ波の作成に関するところまでは前記の第
1の実施例と同様なので省略する。のこぎり波2は増幅
器19に入力され反転増幅される。一方パラボラ波3は
電子ボリューム12に入力され、周波数−電圧(f−V
)変換器13からの直流電圧に応じてレベルコントロー
ルされたパラボラ波が出力される。ここでf−V変換器
13には水平走査周波数に同期したパルス信号Hp14
が入力されると水平走査周波数に応じた直流電圧が出力
される。可変抵抗器15はf−V変換器13の直流電圧
を抵抗分割により可変するものであり、その調整により
電子ボリューム12から出力されるパラボラ波のレベル
を全ての水平周波数にわたってコントロールする。  
増幅器16は増幅器19からの出力ののこぎり波と電子
ボリューム12からの出力を加算し反転増幅する。
【0020】増幅器16からの出力信号は電子ボリュー
ム17に入力される。電子ボリューム17はf−V変換
器13からの直流電圧により増幅器5への入力レベルを
コントロールする。可変抵抗器18は前記の増幅器5へ
の入力レベルのコントロール範囲を設定するものである
。ここで電子ボリューム17を配しているのは、水平の
走査周波数によって後段の電流増幅部7へ入力すべき補
正信号の必要レベルが変わるためであり、このレベルは
水平走査周波数が高くなるほど大きくする必要がある。 電子ボリューム17の出力信号は増幅器5で反転増幅さ
れたのちトランジスタQ1を介して後段の電流増幅部7
に入力される。増幅器5以降の構成,作用は前記の第1
の実施例と同様なので説明を省略する。
【0021】次に本実施例についての実際の調整手順に
ついて説明する。まず前記の第1の実施例の場合と同様
に電流増幅部7への入力部の可変抵抗器8を中央に仮設
定したうえでカレントプローブ等を用いダイナミックフ
ォーカスコイル11の電流波形をオシロスコープで観測
する。次にオシロスコープ上の電流波形を見ながらパラ
ボラ電流波形の中央部の位相が図4(a)のように複数
の水平走査周波数のいずれに於いても最適となるように
可変抵抗器15の調整を行う。この時、のこぎり波に混
合されるパラボラ波のレベルは水平走査周波数が高くな
るほど大きくなる。
【0022】さらに次にオシロスコープ上の電流波形を
見ながらパラボラ電流波形の振幅レベルが複数の水平走
査周波数のいずれに於いても一定となるように可変抵抗
器18の調整を行う。そして以下、第1の実施例の場合
と同様に最終的に画面の中央部と周辺部のフォーカス状
態を確認しながら増幅器5の利得を決める可変抵抗器6
の調整を行い、赤CRT、青CRTについても同様に画
面を見ながら各々に対応する可変抵抗器9、10により
最適なフォーカス状態への調整を行う。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、補正波形の基本
波としてのこぎり波に一定比率でパラボラ波を混合する
ことでダイナミックフォーカスコイルに流すパラボラ波
電流を最適な形状に調整することができるので最適なダ
イナミックフォーカス補正を実現し、画面周辺部まで高
精細な映像を実現することができる。
【0024】また、前記のこぎり波とパラボラ波を混合
する構成にf−V変換器と電子ボリュームを組み合わせ
た構成により、任意の複数の水平走査周波数モードに対
して前記のこぎり波とパラボラ波の混合比率、および混
合波形の振幅レベルを各モードごとに最適化し、結果的
に任意の複数の水平走査周波数モードに於いて常に最適
なダイナミックフォーカス補正を容易にしかも小さな回
路規模と実挿面積で実現し、任意の複数の水平走査周波
数モードに於いて常に画面周辺部まで高精細な映像を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるダイナミックフ
ォーカス回路の回路ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるダイナミックフ
ォーカス回路の回路ブロック図
【図3】フォーカス補正の原理の説明図
【図4】(a)
最適なダイナミックフォーカス補正電流波形図 (b)中央位相のずれた不適当なダイナミックフォーカ
ス補正電流波形図 (c)第2の従来例におけるLC共振によるダイナミッ
クフォーカス補正電流波形図
【図5】第1の従来例におけるダイナミックフォーカス
回路の回路ブロック図
【図6】第2の従来例におけるダイナミックフォーカス
回路の回路ブロック図
【図7】第3の従来例におけるダイナミックフォーカス
回路の回路ブロック図
【符号の説明】
1  補正波形作成回路 4  可変抵抗器 5  増幅部 6  可変抵抗器 7  電流増幅部 11  ダイナミックフォーカスコイル12,17  
電子ボリューム 13  f−V変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電磁集束式陰極線管を用いた映像表示
    装置において、水平走査周波数に同期したのこぎり波電
    圧信号とパラボラ波電圧信号の各々を可変増幅、および
    両者を加算増幅する手段を備え、前記手段により得たの
    こぎり波およびパラボラ波の混合電圧波形を電流増幅部
    を経て電磁集束式投射型陰極線管のダイナミックフォー
    カスコイルに印加するようにしたダイナミックフォーカ
    ス回路。
  2. 【請求項2】  複数の走査周波数モードに対応するマ
    ルチスキャンタイプの電磁集束式陰極線管を用いた映像
    表示装置において、水平走査周波数に同期したパルス信
    号を入力して水平走査周波数に応じた直流電圧を出力す
    る周波数−電圧変換器と、この周波数−電圧変換器の出
    力が制御電圧として印加される電子ボリュームからなる
    構成により、のこぎり波に対するパラボラ波の混合比お
    よび前記のこぎり波とパラボラ波の混合波形の振幅レベ
    ルを自動的に可変し、任意の水平走査周波数モードに対
    して最適のダイナミックフォーカス補正を可能とするよ
    うにしたダイナミックフォーカス回路。
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