JPH042707Y2 - - Google Patents
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- JPH042707Y2 JPH042707Y2 JP5071787U JP5071787U JPH042707Y2 JP H042707 Y2 JPH042707 Y2 JP H042707Y2 JP 5071787 U JP5071787 U JP 5071787U JP 5071787 U JP5071787 U JP 5071787U JP H042707 Y2 JPH042707 Y2 JP H042707Y2
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- toy
- bait
- mouth
- magnet
- frame
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Links
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- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 claims description 14
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Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は動物活動玩具に係り、動物に模した玩
具体の動作を動物の食物に模した餌体によつて制
御するものに関する。
具体の動作を動物の食物に模した餌体によつて制
御するものに関する。
(従来の技術)
従来、この種の動物活動玩具としては、たとえ
ば、実公昭50−21516号公報に記載の構造が知ら
れている。この公報に記載の構造は、ロバに模し
た玩具体に頭体枠を回動自在に設け、この頭体枠
の上顎部の内側部に磁石体を固定し、前記玩具体
に対する餌体を人参に模して形成し、この餌体内
に磁石体を埋設した構造である。そして、餌体を
玩具体の頭体枠に接近させることにより相互の磁
石体の吸引し合う磁力作用によつて頭体枠を回動
するようにしたものである。
ば、実公昭50−21516号公報に記載の構造が知ら
れている。この公報に記載の構造は、ロバに模し
た玩具体に頭体枠を回動自在に設け、この頭体枠
の上顎部の内側部に磁石体を固定し、前記玩具体
に対する餌体を人参に模して形成し、この餌体内
に磁石体を埋設した構造である。そして、餌体を
玩具体の頭体枠に接近させることにより相互の磁
石体の吸引し合う磁力作用によつて頭体枠を回動
するようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点)
前記公報に記載の構造によると、頭体枠に餌体
を接近させ、それぞれの磁石体間のN極とS極と
の吸引作用関係の成立によつて頭体枠は回動さ
れ、口を開く動作を行うものであるが、この餌体
を上下動し相互の磁石体が吸引し合う異極関係及
び反発し合う同極関係となるように餌体を回動し
ないかぎり口は開閉動作されず、また頭体枠を横
方向に回動させる場合には相互の磁石体が吸引し
合う異極関係において餌体を横移動しなければな
らず、しかも、餌体をその磁力作用が及ばない位
置まで頭体枠から引き離した場合には、頭体枠の
前記各動作はいずれも行われず、したがつて餌体
で頭体枠を含む玩具体の連続動作及びこの連続動
作を制御することができず、興趣に欠けるという
問題がある。
を接近させ、それぞれの磁石体間のN極とS極と
の吸引作用関係の成立によつて頭体枠は回動さ
れ、口を開く動作を行うものであるが、この餌体
を上下動し相互の磁石体が吸引し合う異極関係及
び反発し合う同極関係となるように餌体を回動し
ないかぎり口は開閉動作されず、また頭体枠を横
方向に回動させる場合には相互の磁石体が吸引し
合う異極関係において餌体を横移動しなければな
らず、しかも、餌体をその磁力作用が及ばない位
置まで頭体枠から引き離した場合には、頭体枠の
前記各動作はいずれも行われず、したがつて餌体
で頭体枠を含む玩具体の連続動作及びこの連続動
作を制御することができず、興趣に欠けるという
問題がある。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされた
もので、動物に模した玩具体の各種動作を、動物
の食物に模した餌体によつて制御できるようにす
るとともに、玩具体は餌体によつて切換設定され
た動作を餌体によることなく連続的に行わせるこ
とができるようにした動物活動玩具を提供するこ
とを目的としたものである。
もので、動物に模した玩具体の各種動作を、動物
の食物に模した餌体によつて制御できるようにす
るとともに、玩具体は餌体によつて切換設定され
た動作を餌体によることなく連続的に行わせるこ
とができるようにした動物活動玩具を提供するこ
とを目的としたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の動物活動玩具は、前脚枠及び後脚枠を
前後動自在に設けるとともに、口部を開閉自在に
設けかつ鳴々体を設けた動物に模した玩具体と、
この玩具体に対する餌に模した餌体とを備え、前
記玩具体は、機枠にスタートスイツチによつて制
御される電動機を設け、この電動機によつて正逆
切換回動される切換歯車を回動自在に設け、この
切換歯車の一方の回動によつて前記前脚枠及び後
脚枠を前後動させるクランクシヤフトを回動自在
に設け、前記切換歯車の他方の回動によつて前記
口部を開閉動作させるとともに前記鳴々体を作動
させるカム盤を回動自在に設け、前記口部内に前
記電動機を制御するリードスイツチ及びこのリー
ドスイツチのオン・オフ状態を保持する磁石体か
らなる磁気感応スイツチ体を設け、前記餌体に
は、前記磁気感応スイツチ体のリードスイツチを
オン・オフ動作させる磁石体を埋設したものであ
る。
前後動自在に設けるとともに、口部を開閉自在に
設けかつ鳴々体を設けた動物に模した玩具体と、
この玩具体に対する餌に模した餌体とを備え、前
記玩具体は、機枠にスタートスイツチによつて制
御される電動機を設け、この電動機によつて正逆
切換回動される切換歯車を回動自在に設け、この
切換歯車の一方の回動によつて前記前脚枠及び後
脚枠を前後動させるクランクシヤフトを回動自在
に設け、前記切換歯車の他方の回動によつて前記
口部を開閉動作させるとともに前記鳴々体を作動
させるカム盤を回動自在に設け、前記口部内に前
記電動機を制御するリードスイツチ及びこのリー
ドスイツチのオン・オフ状態を保持する磁石体か
らなる磁気感応スイツチ体を設け、前記餌体に
は、前記磁気感応スイツチ体のリードスイツチを
オン・オフ動作させる磁石体を埋設したものであ
る。
(作用)
本考案の動物活動玩具は、電動機が正転方向に
回転起動されると、切換歯車が回動されるととも
にクランクシヤフトが回動され、このクランクシ
ヤフトの回動によつて左右の前脚枠及び左右の後
脚枠が前後回動され、前進歩行する動作を行う。
回転起動されると、切換歯車が回動されるととも
にクランクシヤフトが回動され、このクランクシ
ヤフトの回動によつて左右の前脚枠及び左右の後
脚枠が前後回動され、前進歩行する動作を行う。
この場合、玩具体の口部の前方部の至近位置に
対して餌体を差出しかつ玩具体の前進歩行に合せ
て餌体を至近距離を保持しつつ引き戻すようにす
ると、玩具体はあたかも好物の餌体に向つて前進
歩行する如き動作を呈する。すなわち餌体を玩具
体の口部に対して差出した状態では、餌体内の磁
石体の極と玩具体の磁気感応スイツチ体の磁石体
の極とは同極となることによつてその相互の反発
し合う磁力作用によつてリードスイツチは作動さ
れず、したがつて玩具体は餌体に向つて前進歩行
する如き動作を呈するものである。
対して餌体を差出しかつ玩具体の前進歩行に合せ
て餌体を至近距離を保持しつつ引き戻すようにす
ると、玩具体はあたかも好物の餌体に向つて前進
歩行する如き動作を呈する。すなわち餌体を玩具
体の口部に対して差出した状態では、餌体内の磁
石体の極と玩具体の磁気感応スイツチ体の磁石体
の極とは同極となることによつてその相互の反発
し合う磁力作用によつてリードスイツチは作動さ
れず、したがつて玩具体は餌体に向つて前進歩行
する如き動作を呈するものである。
つぎに、餌体を上下に反転した状態で餌体を玩
具体の口部に対して差出すと、その餌体の磁石体
の極と玩具体の磁気感応スイツチ体の磁石体の極
とは異極となることによつてその相互の吸引し合
う磁力作用によつてリードスイツチがオン動作さ
れるとともに電動機が逆転方向の回動に切換駆動
される。そしてこの電動機の逆転駆動で切換歯車
が逆転回動されるとともに、この切換歯車による
クランクシヤフトとの連動関係が解除され、した
がつて、玩具体の前進歩行する動作が停止される
一方で、切換歯車がカム盤を回転駆動する。また
このカム盤で、鳴々体が鳴奏動作されるととも
に、口部が開閉動作される。したがつて、玩具体
は、餌体によつて前進歩行動作が停止され、この
停止状態で口部を開閉しながら鳴々体で鳴々する
如き動作を呈する。すなわち玩具体は、口部に嫌
物体の餌体が近づけられると略同時に嫌物を避け
るように前進歩行する動作を停止し、口部を開閉
しながら吠えつくように鳴々する如き動作を呈す
る。
具体の口部に対して差出すと、その餌体の磁石体
の極と玩具体の磁気感応スイツチ体の磁石体の極
とは異極となることによつてその相互の吸引し合
う磁力作用によつてリードスイツチがオン動作さ
れるとともに電動機が逆転方向の回動に切換駆動
される。そしてこの電動機の逆転駆動で切換歯車
が逆転回動されるとともに、この切換歯車による
クランクシヤフトとの連動関係が解除され、した
がつて、玩具体の前進歩行する動作が停止される
一方で、切換歯車がカム盤を回転駆動する。また
このカム盤で、鳴々体が鳴奏動作されるととも
に、口部が開閉動作される。したがつて、玩具体
は、餌体によつて前進歩行動作が停止され、この
停止状態で口部を開閉しながら鳴々体で鳴々する
如き動作を呈する。すなわち玩具体は、口部に嫌
物体の餌体が近づけられると略同時に嫌物を避け
るように前進歩行する動作を停止し、口部を開閉
しながら吠えつくように鳴々する如き動作を呈す
る。
前記の場合において、すなわち磁気感応スイツ
チ体のリードスイツチがオン動作された後におい
て、玩具体の口部から餌体を引き離し、その磁石
体の磁力作用が磁気感応スイツチ体の磁石体に及
ばない位置まで引き離した場合にも、磁気感応ス
イツチ体のリードスイツチは、その磁石体の磁力
作用によつてオン状態が引き続き保持される。し
たがつて、玩具体の口部から嫌物体の餌体を除去
しても玩具体は前記動作を繰返し呈する。
チ体のリードスイツチがオン動作された後におい
て、玩具体の口部から餌体を引き離し、その磁石
体の磁力作用が磁気感応スイツチ体の磁石体に及
ばない位置まで引き離した場合にも、磁気感応ス
イツチ体のリードスイツチは、その磁石体の磁力
作用によつてオン状態が引き続き保持される。し
たがつて、玩具体の口部から嫌物体の餌体を除去
しても玩具体は前記動作を繰返し呈する。
つぎに、餌体を再び上下反転し、餌体の好物体
を上向きにした状態で、この餌体を玩具体の口部
に対して差出すと、餌体の磁石体の極と玩具体の
磁気感応スイツチ体の磁石体の極とは同極とな
り、その相互の反発し合う磁力作用によつてその
リードスイツチがオン動作され、これにより電動
機が再び正転方向の回動に切換え駆動され、切換
歯車が正転回動されるとともにこの切換歯車によ
るカム盤との連動関係が解除され、したがつて玩
具体の口部の開閉動作、鳴々体の鳴々動作が停止
される一方で切換歯車によるクランクシヤフトと
の連動関係が成立し、このクランクシヤフトの回
動によつて玩具体は再び前進歩行する動作に切換
えられ、玩具体は前進歩行する動作を行う。
を上向きにした状態で、この餌体を玩具体の口部
に対して差出すと、餌体の磁石体の極と玩具体の
磁気感応スイツチ体の磁石体の極とは同極とな
り、その相互の反発し合う磁力作用によつてその
リードスイツチがオン動作され、これにより電動
機が再び正転方向の回動に切換え駆動され、切換
歯車が正転回動されるとともにこの切換歯車によ
るカム盤との連動関係が解除され、したがつて玩
具体の口部の開閉動作、鳴々体の鳴々動作が停止
される一方で切換歯車によるクランクシヤフトと
の連動関係が成立し、このクランクシヤフトの回
動によつて玩具体は再び前進歩行する動作に切換
えられ、玩具体は前進歩行する動作を行う。
また、この場合、好物体の餌体の磁石体によつ
てオフ動作された磁気感応スイツチ体のリードス
イツチは、その磁石体の磁力作用によつてオフ状
態が保持され、したがつて玩具体の口部に対して
好物体の餌体を差出した場合に、この餌体に向つ
て前進歩行する如き動作状態を呈し、また玩具体
の口部から餌体を除去した場合には引き続き前進
歩行する動作を行う。
てオフ動作された磁気感応スイツチ体のリードス
イツチは、その磁石体の磁力作用によつてオフ状
態が保持され、したがつて玩具体の口部に対して
好物体の餌体を差出した場合に、この餌体に向つ
て前進歩行する如き動作状態を呈し、また玩具体
の口部から餌体を除去した場合には引き続き前進
歩行する動作を行う。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を添附図面に基づいて
説明する。
説明する。
図において1は犬に模した玩具体で、この玩具
体1は、胴体枠2、左右の前脚体3,3、左右の
後脚枠4,4、頭体枠5、尾枠6及びこれらを被
覆した起毛被覆体7にて構成されている。
体1は、胴体枠2、左右の前脚体3,3、左右の
後脚枠4,4、頭体枠5、尾枠6及びこれらを被
覆した起毛被覆体7にて構成されている。
前記胴体枠2内には機枠8及び電池ケース9が
前後に配設固定され、前記機枠8の前側下部に横
架された前脚支軸10の両端部には前記左右の前
脚枠3,3の上端近傍部が前後方向回動自在に取
着され、前記電池ケース9の後端下部に横架され
後脚支軸11の両端部には前記左右の後脚枠4,
4の上端近傍部が前後方向回動自在に取着されて
いる。また前記胴体枠2の前側上部の頸枠12上
に突設された取付枠13に前記頭体枠5が横杆1
4を介して上下方向回動自在に取着され、この頭
体枠5の上顎枠15は前記頸枠12の上端部から
前方に突出された下顎枠16に対して口部17を
開閉するように上下回動されるようになつてい
る。また前記頭体枠5の鼻枠18の内側部にリー
ドスイツチ19及びこのリードスイツチ19のオ
ン・オフ状態を保持する磁石体20からなる磁気
感応スイツチ体21が取着され、この磁気感応ス
イツチ体21のリードスイツチ19は前記電池ケ
ース9上に設けられたリレー22を介して電池ケ
ース9内の電池23に接続されている。
前後に配設固定され、前記機枠8の前側下部に横
架された前脚支軸10の両端部には前記左右の前
脚枠3,3の上端近傍部が前後方向回動自在に取
着され、前記電池ケース9の後端下部に横架され
後脚支軸11の両端部には前記左右の後脚枠4,
4の上端近傍部が前後方向回動自在に取着されて
いる。また前記胴体枠2の前側上部の頸枠12上
に突設された取付枠13に前記頭体枠5が横杆1
4を介して上下方向回動自在に取着され、この頭
体枠5の上顎枠15は前記頸枠12の上端部から
前方に突出された下顎枠16に対して口部17を
開閉するように上下回動されるようになつてい
る。また前記頭体枠5の鼻枠18の内側部にリー
ドスイツチ19及びこのリードスイツチ19のオ
ン・オフ状態を保持する磁石体20からなる磁気
感応スイツチ体21が取着され、この磁気感応ス
イツチ体21のリードスイツチ19は前記電池ケ
ース9上に設けられたリレー22を介して電池ケ
ース9内の電池23に接続されている。
つぎに、前記機枠8内に電動機24が固定さ
れ、この電動機24は、前記電池23、スタート
スイツチSW及びリレー22を介して前記リード
スイツチ19に接続され、リレー22によつて正
転または逆転方向に切換駆動されるようになつて
いる。また前記機枠8の一側部に上下方向に長い
案内長溝25が形成され、この案内長溝25内に
切換回転軸26の一端部が上下動自在にかつ回動
自在に挿通され、この切換回転軸26の他端部が
前記機枠8の他側部に回動自在に挿通され、この
切換回転軸26の他端部と機枠8の他側部との間
にはコイルスプリング27の張設されている。ま
た前記切換回転軸26には中継歯車28および切
換歯車29が固着され、この中継歯車28には、
歯車連動機構30を介して前記電動機24のピニ
オン31が噛合され、前記切換歯車29が係脱す
る脚駆動歯車32が前記機枠8に回動自在に横架
されたクランクシヤフト33に固着されている。
またこのクランクシヤフト33の両端部の略180
度位相をずらしたクランクアーム34,34には
左右の連動杆35,35の途中が回動自在に軸架
され、この左右の連動杆35,35の前部に折曲
形成された係止杆部36,36が前記左右の前脚
枠3,3の上部に回動自在に挿通され、この左右
の連動杆35,35の後部に折曲形成された係止
杆部37,37が前記左右の後脚枠4,4の上部
に回動自在に挿通されている。そして、前記クラ
ンクシヤフト33の回動により左右の前脚枠3,
3の前後動及び左右の後脚枠4,4が前後動され
て玩具体1は歩行動作するようになつている。
れ、この電動機24は、前記電池23、スタート
スイツチSW及びリレー22を介して前記リード
スイツチ19に接続され、リレー22によつて正
転または逆転方向に切換駆動されるようになつて
いる。また前記機枠8の一側部に上下方向に長い
案内長溝25が形成され、この案内長溝25内に
切換回転軸26の一端部が上下動自在にかつ回動
自在に挿通され、この切換回転軸26の他端部が
前記機枠8の他側部に回動自在に挿通され、この
切換回転軸26の他端部と機枠8の他側部との間
にはコイルスプリング27の張設されている。ま
た前記切換回転軸26には中継歯車28および切
換歯車29が固着され、この中継歯車28には、
歯車連動機構30を介して前記電動機24のピニ
オン31が噛合され、前記切換歯車29が係脱す
る脚駆動歯車32が前記機枠8に回動自在に横架
されたクランクシヤフト33に固着されている。
またこのクランクシヤフト33の両端部の略180
度位相をずらしたクランクアーム34,34には
左右の連動杆35,35の途中が回動自在に軸架
され、この左右の連動杆35,35の前部に折曲
形成された係止杆部36,36が前記左右の前脚
枠3,3の上部に回動自在に挿通され、この左右
の連動杆35,35の後部に折曲形成された係止
杆部37,37が前記左右の後脚枠4,4の上部
に回動自在に挿通されている。そして、前記クラ
ンクシヤフト33の回動により左右の前脚枠3,
3の前後動及び左右の後脚枠4,4が前後動され
て玩具体1は歩行動作するようになつている。
また前記機枠8の略中間上部に回転軸38が回
動自在に横架され、この回転軸38の一端部には
入力歯車39が固着され、この回転軸38の他端
部にはカム盤40が固着され、このカム盤40の
外周部には段部41を介して複数の突起42が形
成されている。また前記入力歯車39は、前記機
枠8に回動自在に横架された連動軸43の連動歯
車44に噛合され、この連動歯車44には前記切
換歯車29が係脱自在に噛合するようになつてい
る。
動自在に横架され、この回転軸38の一端部には
入力歯車39が固着され、この回転軸38の他端
部にはカム盤40が固着され、このカム盤40の
外周部には段部41を介して複数の突起42が形
成されている。また前記入力歯車39は、前記機
枠8に回動自在に横架された連動軸43の連動歯
車44に噛合され、この連動歯車44には前記切
換歯車29が係脱自在に噛合するようになつてい
る。
また前記機枠8の後端近傍の上部に揺動杆45
の基端部の横杆部46が上下方向回動自在に横架
され、この揺動杆45の略中間部には前記カム盤
40の各突起42によつて上下方向に断続的に押
動される係合杆部37が水平状に折曲形成されて
いるとともに、この揺動杆45の先端部には叩打
杆部48が水平状に折曲形成され、この叩打杆部
48は前記機枠8の前方上部に固着された鳴々体
49のベローズ50を作動する作動板51の挿通
口52内に挿入されている。またこの揺動杆45
と前記機枠8との間には前記係合杆部47が常時
前記カム盤40の外周部に係合するように付勢さ
れたコイルスプリング53が張設されている。
の基端部の横杆部46が上下方向回動自在に横架
され、この揺動杆45の略中間部には前記カム盤
40の各突起42によつて上下方向に断続的に押
動される係合杆部37が水平状に折曲形成されて
いるとともに、この揺動杆45の先端部には叩打
杆部48が水平状に折曲形成され、この叩打杆部
48は前記機枠8の前方上部に固着された鳴々体
49のベローズ50を作動する作動板51の挿通
口52内に挿入されている。またこの揺動杆45
と前記機枠8との間には前記係合杆部47が常時
前記カム盤40の外周部に係合するように付勢さ
れたコイルスプリング53が張設されている。
また前記連動歯車44を有する連動軸43には
従動歯車54が固着され、この従動歯車54にク
ランクシヤフト55に固着され歯車56が噛合さ
れ、このクランクシヤフト55は前記機枠8の後
側上部に回動自在に横架されている。
従動歯車54が固着され、この従動歯車54にク
ランクシヤフト55に固着され歯車56が噛合さ
れ、このクランクシヤフト55は前記機枠8の後
側上部に回動自在に横架されている。
さらに前記電池ケース9の一側後部に連動片5
7の途中が支軸58を介して上下方向回動自在に
軸着され、この連動片57の先端部に形成された
前後方向に長い案内長溝59内に前記クランクシ
ヤフト55のクランクアーム60が回動自在に挿
通され、この連動片57の後端部に折曲形成され
た突片61に連杆62の先端部が回動自在に挿通
され、この連杆62の後端部に前記尾枠6の基端
部が固着され、この連杆62は前記電池ケース9
の後端部に突出された取付片63の軸受64に回
動自在に横架されている。
7の途中が支軸58を介して上下方向回動自在に
軸着され、この連動片57の先端部に形成された
前後方向に長い案内長溝59内に前記クランクシ
ヤフト55のクランクアーム60が回動自在に挿
通され、この連動片57の後端部に折曲形成され
た突片61に連杆62の先端部が回動自在に挿通
され、この連杆62の後端部に前記尾枠6の基端
部が固着され、この連杆62は前記電池ケース9
の後端部に突出された取付片63の軸受64に回
動自在に横架されている。
つぎに、前記揺動杆45の叩打杆部48の昇降
片65の下端部が回動自在に軸着され、この昇降
片65の上部に形成された上下方向の案内長溝6
6内に前記頭体枠5に横架された連動杆67が挿
通され、この連動杆67と前記昇降片65の上端
部との間にコイルスプリング68が張設されてい
る。そしてこのコイルスプリング68によつて連
動杆67が常時案内長溝66の上端縁に係止され
るように附勢されている。
片65の下端部が回動自在に軸着され、この昇降
片65の上部に形成された上下方向の案内長溝6
6内に前記頭体枠5に横架された連動杆67が挿
通され、この連動杆67と前記昇降片65の上端
部との間にコイルスプリング68が張設されてい
る。そしてこのコイルスプリング68によつて連
動杆67が常時案内長溝66の上端縁に係止され
るように附勢されている。
さらに前記左右の前脚枠3,3及び左右の後脚
枠4,4の足枠69,69,69,69の下面に
案内口70,70,70,70が開口され、この
各案内口70,70,70,70内から下方に車
輪71,71,71,71が車軸72,72,7
2,72を介して回動自在に突出され、この各車
輪71,71,71,71は、それぞれに対する
ストツパー73,73,73,73によつて前進
方向にのみ回動されるようになつている。
枠4,4の足枠69,69,69,69の下面に
案内口70,70,70,70が開口され、この
各案内口70,70,70,70内から下方に車
輪71,71,71,71が車軸72,72,7
2,72を介して回動自在に突出され、この各車
輪71,71,71,71は、それぞれに対する
ストツパー73,73,73,73によつて前進
方向にのみ回動されるようになつている。
また74は犬の好物に模した餌体で、この餌体
74は、フオークに模したフオーク体75とこの
フオーク体75に突き刺したウインナーに模した
ウインナー体76とからなり、このウインナー体
76内には前記磁気感応スイツチ体21のリード
スイツチ19をその磁力で開閉する磁石体77が
内蔵され、またこのウインナー体76の一側表面
部には犬の好物のたとえばケチヤツプに模した好
物体78が波形状に形成されているとともに、こ
のウインナー体76の他側表面部には犬の嫌物
体、たとえば、芥子に模した嫌物体79が波形状
に形成されている。
74は、フオークに模したフオーク体75とこの
フオーク体75に突き刺したウインナーに模した
ウインナー体76とからなり、このウインナー体
76内には前記磁気感応スイツチ体21のリード
スイツチ19をその磁力で開閉する磁石体77が
内蔵され、またこのウインナー体76の一側表面
部には犬の好物のたとえばケチヤツプに模した好
物体78が波形状に形成されているとともに、こ
のウインナー体76の他側表面部には犬の嫌物
体、たとえば、芥子に模した嫌物体79が波形状
に形成されている。
しかして、前記磁気感応スイツチ体21の磁石
体20における磁力は弱いので、この磁石体20
によつてリードスイツチ19の可動接点をオン・
オフ動作させることはできないが、この磁石体2
0は、リードスイツチ19の可動接点が前記餌体
74の磁石体77の磁気極性によつてオン動作さ
れた場合にはこのオン状態を保持し、かつ、餌体
74の磁石体77を遠ざけてもそのキープ機能に
よつて引続きオン状態を保持するようになつてい
る。また餌体74を上下反転しこれを磁気感応ス
イツチ体21に接近させると、この餌体74の磁
石体77の極性と磁気感応スイツチ体21の磁石
体20の磁気極性とは相互に反発し合う同極関係
となつて磁力が相殺されるとともに餌体74の磁
石体77の強い磁力作用によつてリードスイツチ
19の可動接点がオフ動作され、かつ餌体74の
磁石体77を遠ざけてもリードスイツチ19の可
動接点が引続きオフ状態を保持するようになつて
いる。
体20における磁力は弱いので、この磁石体20
によつてリードスイツチ19の可動接点をオン・
オフ動作させることはできないが、この磁石体2
0は、リードスイツチ19の可動接点が前記餌体
74の磁石体77の磁気極性によつてオン動作さ
れた場合にはこのオン状態を保持し、かつ、餌体
74の磁石体77を遠ざけてもそのキープ機能に
よつて引続きオン状態を保持するようになつてい
る。また餌体74を上下反転しこれを磁気感応ス
イツチ体21に接近させると、この餌体74の磁
石体77の極性と磁気感応スイツチ体21の磁石
体20の磁気極性とは相互に反発し合う同極関係
となつて磁力が相殺されるとともに餌体74の磁
石体77の強い磁力作用によつてリードスイツチ
19の可動接点がオフ動作され、かつ餌体74の
磁石体77を遠ざけてもリードスイツチ19の可
動接点が引続きオフ状態を保持するようになつて
いる。
つぎに、前記実施例の作用を説明する。
まず、スタートイツチSWをオン動作すると、
電動機24が正転方向に回転起動され、ピニオン
31及び歯車連動機構30を介して中継歯車28
が回動され、この中継歯車28の回動とともに切
換回転軸26がその一端部を案内長溝25の下端
部に下降した状態で回動される。また切換回転軸
26の下降回動で、切換歯車29が連動歯車44
との噛合から外れ、これに代つて脚駆動歯車32
に噛合され、この脚駆動歯車32の回動で、クラ
ンクシヤフト33が回動されるとともに、このク
ランクシヤフト33の両端部のクランクアーム3
4,34の回動によつて左右の連動杆35,35
が前後回動される。またこの左右の連動杆35,
35の回動で、前部の係止杆部36,36が左右
の前脚枠3,3を、また後部の係止杆部37,3
7が左右の後脚枠4,4をそれぞれ前後方向に回
動し、左右の前脚枠3,3は前脚支軸10,10
を中心として前後回動されるとともに、左右の後
脚枠4,4は後脚支軸11,11を中心として前
後回動される。したがつて玩具体1は、左右の前
脚枠3,3の車輪71,71及び左右の後脚枠
4,4の車輪71,71の前進方向の回動によつ
て前進歩行する動作を行う。
電動機24が正転方向に回転起動され、ピニオン
31及び歯車連動機構30を介して中継歯車28
が回動され、この中継歯車28の回動とともに切
換回転軸26がその一端部を案内長溝25の下端
部に下降した状態で回動される。また切換回転軸
26の下降回動で、切換歯車29が連動歯車44
との噛合から外れ、これに代つて脚駆動歯車32
に噛合され、この脚駆動歯車32の回動で、クラ
ンクシヤフト33が回動されるとともに、このク
ランクシヤフト33の両端部のクランクアーム3
4,34の回動によつて左右の連動杆35,35
が前後回動される。またこの左右の連動杆35,
35の回動で、前部の係止杆部36,36が左右
の前脚枠3,3を、また後部の係止杆部37,3
7が左右の後脚枠4,4をそれぞれ前後方向に回
動し、左右の前脚枠3,3は前脚支軸10,10
を中心として前後回動されるとともに、左右の後
脚枠4,4は後脚支軸11,11を中心として前
後回動される。したがつて玩具体1は、左右の前
脚枠3,3の車輪71,71及び左右の後脚枠
4,4の車輪71,71の前進方向の回動によつ
て前進歩行する動作を行う。
この場合、玩具体1の口部17の前方部の至近
位置に対してフオーク体75を把持した手体80
によりウインナー体76の好物体78を上向きに
した状態でこの餌体74を差出し、かつ玩具体1
の前進歩行に合わせて餌体74を至近距離を保持
しつ引き戻すようにすると、玩具体1はあたかも
好物のウインナー体に向つて前進歩行する如き動
作状態を呈する。すなわちウインナー体76の好
物体78を上向きにした状態でこの餌体74を玩
具体1の口部17に対して差出した状態では、ウ
インナー体76内の磁石体77の極と玩具体1の
磁気感応スイツチ体21の磁石体20の極とはN
極相互あるいはS極相互のように同極となるよう
に設定されていることにより、その相互の反発し
合う磁力作用によつてリードスイツチ19は作動
されず、したがつて玩具体1は餌体74に向つて
前進歩行する如き動作を呈するものである。
位置に対してフオーク体75を把持した手体80
によりウインナー体76の好物体78を上向きに
した状態でこの餌体74を差出し、かつ玩具体1
の前進歩行に合わせて餌体74を至近距離を保持
しつ引き戻すようにすると、玩具体1はあたかも
好物のウインナー体に向つて前進歩行する如き動
作状態を呈する。すなわちウインナー体76の好
物体78を上向きにした状態でこの餌体74を玩
具体1の口部17に対して差出した状態では、ウ
インナー体76内の磁石体77の極と玩具体1の
磁気感応スイツチ体21の磁石体20の極とはN
極相互あるいはS極相互のように同極となるよう
に設定されていることにより、その相互の反発し
合う磁力作用によつてリードスイツチ19は作動
されず、したがつて玩具体1は餌体74に向つて
前進歩行する如き動作を呈するものである。
つぎに、フオーク体75を上下に反転し、餌体
74のウインナー体76における嫌物体79を上
向きした状態で、この餌体74を玩具体1の口部
17に対して差出すと、そのウインナー体76の
磁石体77の極と玩具体1の磁気感応スイツチ体
21の磁石体20のの極とはN極とS極相互のよ
うに異極となるように設定されているので、この
相互の吸引し合う磁力作用によつてリードスイツ
チ19がオン動作され、これによりリレー22が
切換作動されるとともに、このリレー22の動作
によつて電動機24が逆転方向の回動に切換駆動
される。そしてこの電動機24の逆転駆動で、ピ
ニオン31及び歯車連動機構30を介して中継歯
車28が回動され、この中継歯車28の逆転回動
とともに切換回転軸26の一端部がコイルスプリ
ング27に抗して案内長溝25の上端部に上昇さ
れ、かつこの状態で切換回転軸26が回動され
る。またこの切換回転軸26の上昇回動で、切換
歯車29が脚駆動歯車32との噛合から外れ、玩
具体1の前進歩行する動作が停止される一方で、
切換歯車29が脚駆動歯車32に代つて連動歯車
44に噛合され、この連動歯車44の回動でこれ
と同軸の従動歯車54及び入力歯車39が回動さ
れる。
74のウインナー体76における嫌物体79を上
向きした状態で、この餌体74を玩具体1の口部
17に対して差出すと、そのウインナー体76の
磁石体77の極と玩具体1の磁気感応スイツチ体
21の磁石体20のの極とはN極とS極相互のよ
うに異極となるように設定されているので、この
相互の吸引し合う磁力作用によつてリードスイツ
チ19がオン動作され、これによりリレー22が
切換作動されるとともに、このリレー22の動作
によつて電動機24が逆転方向の回動に切換駆動
される。そしてこの電動機24の逆転駆動で、ピ
ニオン31及び歯車連動機構30を介して中継歯
車28が回動され、この中継歯車28の逆転回動
とともに切換回転軸26の一端部がコイルスプリ
ング27に抗して案内長溝25の上端部に上昇さ
れ、かつこの状態で切換回転軸26が回動され
る。またこの切換回転軸26の上昇回動で、切換
歯車29が脚駆動歯車32との噛合から外れ、玩
具体1の前進歩行する動作が停止される一方で、
切換歯車29が脚駆動歯車32に代つて連動歯車
44に噛合され、この連動歯車44の回動でこれ
と同軸の従動歯車54及び入力歯車39が回動さ
れる。
そして、前記入力歯車39の回動で、カム盤4
0が同方向に回動され、このカム盤40の各段部
41及び各突起42によつて揺動杆45がその横
杆部46を支点としてかつコイルスプリング53
に抗して断続的に上下回動されるとともに揺動杆
45の叩打杆部48の上下動で、鳴々体49のベ
ローズ50が伸縮動され、したがつてこの鳴々体
49の動作によつて玩具体1が鳴々する如き感を
呈する。またこの鳴々体49を鳴々動作した揺動
杆45の叩打杆部48の上下動で、昇降片65が
昇降動されるとともに、連動杆67を介して頭体
枠5が横軸14を中心として上下回動され、かつ
この頭体枠5の上顎枠15が下顎枠16に対して
上下回動され、口部17を開閉する如き動作を呈
する。したがつて玩具体1は前進歩行する動作を
停止し、口部17を開閉しながら鳴々体49で
鳴々する如き動作を呈する。
0が同方向に回動され、このカム盤40の各段部
41及び各突起42によつて揺動杆45がその横
杆部46を支点としてかつコイルスプリング53
に抗して断続的に上下回動されるとともに揺動杆
45の叩打杆部48の上下動で、鳴々体49のベ
ローズ50が伸縮動され、したがつてこの鳴々体
49の動作によつて玩具体1が鳴々する如き感を
呈する。またこの鳴々体49を鳴々動作した揺動
杆45の叩打杆部48の上下動で、昇降片65が
昇降動されるとともに、連動杆67を介して頭体
枠5が横軸14を中心として上下回動され、かつ
この頭体枠5の上顎枠15が下顎枠16に対して
上下回動され、口部17を開閉する如き動作を呈
する。したがつて玩具体1は前進歩行する動作を
停止し、口部17を開閉しながら鳴々体49で
鳴々する如き動作を呈する。
また前記従動歯車54の回動で、歯車56を介
してクランクシヤフト55が回動され、このクラ
ンクアーム60の回動で、連動片57が支軸58
を中心として上下回動されるとともに、この連動
片57の突片61によつて連杆62を介して尾枠
6が上下回動される。
してクランクシヤフト55が回動され、このクラ
ンクアーム60の回動で、連動片57が支軸58
を中心として上下回動されるとともに、この連動
片57の突片61によつて連杆62を介して尾枠
6が上下回動される。
したがつて玩具体1は、口部17に嫌物体79
の餌体74が近づけられると略同時に嫌物を避け
るように前進歩行する動作を停止し、口部17を
開閉しながら鳴々体49で鳴々しつつ尾枠6を振
り吠えつく如き動作を呈する。
の餌体74が近づけられると略同時に嫌物を避け
るように前進歩行する動作を停止し、口部17を
開閉しながら鳴々体49で鳴々しつつ尾枠6を振
り吠えつく如き動作を呈する。
前記の場合において、すなわち磁気感応スイツ
チ体21のリードスイツチ19がオン動作され後
において、玩具体1の口部17から餌体74を引
き離し、そのウインナー体76内の磁石体77の
磁石作用が磁気感応スイツチ体21の磁石体20
に及ばない位置まで引き離した場合にも、磁気感
応スイツチ体21のリードスイツチ19は、その
磁石体20の磁力作用によつてオン状態が引き続
き保持される。したがつて、玩具体1の口部17
から嫌物体79の餌体74を除去しても玩具体1
は前記動作を繰返し呈する。
チ体21のリードスイツチ19がオン動作され後
において、玩具体1の口部17から餌体74を引
き離し、そのウインナー体76内の磁石体77の
磁石作用が磁気感応スイツチ体21の磁石体20
に及ばない位置まで引き離した場合にも、磁気感
応スイツチ体21のリードスイツチ19は、その
磁石体20の磁力作用によつてオン状態が引き続
き保持される。したがつて、玩具体1の口部17
から嫌物体79の餌体74を除去しても玩具体1
は前記動作を繰返し呈する。
つぎに、フオーク体75を再び上下反転し、餌
体74のウインナー体76における好物体78を
上向きにした状態で、この餌体74を玩具体1の
口部17に対して差出すと、ウインナー体76の
磁石体77の極と玩具体1の磁気感応スイツチ体
21の磁石体20の極とはN極相互あるいはS極
相互のように同極となり、その相互の反発し合う
磁力作用によつてそのリードスイツチ19が再び
オフ動作され、これによりリレー22が再び切換
作動されるとともに、このリレー22の動作によ
つて電動機24が再び正転方向の回動に切換え駆
動される。これにより、前記と同様の連動作用に
よつて切換回転軸26の一端部がコイルスプリン
グ27の復帰力と相俟つて案内長溝25の下端部
に下降され、かつこの状態で切換回転軸26が回
動される。またこの切換回転軸26の下降回動
で、切換歯車29が連動歯車44との噛合から外
れ、玩具体1の口部17の開閉動作、頭体枠5の
上下回動動作、鳴々体49の鳴々動作及び尾枠6
の上下回動動作が停止される一方で、切換歯車2
9が連動歯車44に代つて再び脚駆動歯車32に
噛合される。そしてね玩具体1は、再び前進歩行
する動作に切換えられ、玩具体1は前進歩行する
動作を行う。
体74のウインナー体76における好物体78を
上向きにした状態で、この餌体74を玩具体1の
口部17に対して差出すと、ウインナー体76の
磁石体77の極と玩具体1の磁気感応スイツチ体
21の磁石体20の極とはN極相互あるいはS極
相互のように同極となり、その相互の反発し合う
磁力作用によつてそのリードスイツチ19が再び
オフ動作され、これによりリレー22が再び切換
作動されるとともに、このリレー22の動作によ
つて電動機24が再び正転方向の回動に切換え駆
動される。これにより、前記と同様の連動作用に
よつて切換回転軸26の一端部がコイルスプリン
グ27の復帰力と相俟つて案内長溝25の下端部
に下降され、かつこの状態で切換回転軸26が回
動される。またこの切換回転軸26の下降回動
で、切換歯車29が連動歯車44との噛合から外
れ、玩具体1の口部17の開閉動作、頭体枠5の
上下回動動作、鳴々体49の鳴々動作及び尾枠6
の上下回動動作が停止される一方で、切換歯車2
9が連動歯車44に代つて再び脚駆動歯車32に
噛合される。そしてね玩具体1は、再び前進歩行
する動作に切換えられ、玩具体1は前進歩行する
動作を行う。
また、この場合、好物体78の餌体74の磁石
体77によつてオフ動作された磁気感応スイツチ
体21のリードスイツチ19は、その磁石体20
の磁力作用によつて作動されずオフ状態が保持さ
れ、したがつて玩具体1の口部17に対して好物
体78の餌体74を差出した場合には、この餌体
74に向つて前進歩行する如き動作状態を呈し、
また玩具体1の口部17から餌体74を除去した
場合にも引き続き前進歩行する動作を行う。
体77によつてオフ動作された磁気感応スイツチ
体21のリードスイツチ19は、その磁石体20
の磁力作用によつて作動されずオフ状態が保持さ
れ、したがつて玩具体1の口部17に対して好物
体78の餌体74を差出した場合には、この餌体
74に向つて前進歩行する如き動作状態を呈し、
また玩具体1の口部17から餌体74を除去した
場合にも引き続き前進歩行する動作を行う。
このように、スタートスイツチSWをオン動作
すると、玩具体1は先行動作停止時の動作、たと
えば前進歩行する動作を行い、その前進歩行する
動作の途中において、玩具体1の磁気感応スイツ
チ体21の口部17に対して餌体74を近づける
と、その好物体78または嫌物体79に応じてそ
の相互の磁石体20,77の磁力作用によつてリ
ードスイツチ19がオン動作またはオフ動作に切
換え設定されるとともに、電動機24が正逆転さ
れ、これにより玩具体1は、設定された各種活動
動作を行い、かつまた他の活動動作に切換えられ
るものである。
すると、玩具体1は先行動作停止時の動作、たと
えば前進歩行する動作を行い、その前進歩行する
動作の途中において、玩具体1の磁気感応スイツ
チ体21の口部17に対して餌体74を近づける
と、その好物体78または嫌物体79に応じてそ
の相互の磁石体20,77の磁力作用によつてリ
ードスイツチ19がオン動作またはオフ動作に切
換え設定されるとともに、電動機24が正逆転さ
れ、これにより玩具体1は、設定された各種活動
動作を行い、かつまた他の活動動作に切換えられ
るものである。
本考案によれば、スタートスイツチによつて制
御される電動機を内蔵した玩具体の口部内に前記
電動機を制御する磁気感応スイツチ体を設ける一
方、餌体内に前記磁気感応スイツチ体を制御する
磁石体を埋設したので、この餌体を玩具体の口部
に対して接近することによつて動物に模した玩具
体の歩行動作、口部の開閉動作及び鳴々体の鳴奏
動作を確実に制御することができ、したがつて、
動物に模した玩具体は餌体に反応して動作を切換
える感を呈するものである。また玩具の磁気感応
スイツチ体は、リードスイツチとこのリードスイ
ツチの設定状態を保持する磁石体とにより構成さ
れているので、餌体の磁石体によつて玩具体の前
記各種動作が切換設定されるとともにこの設定さ
れた動作を玩具体に引続き行わせることができ、
餌体を常に口部に接近させておく必要がないので
取扱いが容易である。したがつて、餌体に応じて
玩具体が歩行動作を行つたり、歩行動作を停止し
て口部を開閉しながら吠える如き動作を呈する興
趣深い動物活動玩具を提供することができる。
御される電動機を内蔵した玩具体の口部内に前記
電動機を制御する磁気感応スイツチ体を設ける一
方、餌体内に前記磁気感応スイツチ体を制御する
磁石体を埋設したので、この餌体を玩具体の口部
に対して接近することによつて動物に模した玩具
体の歩行動作、口部の開閉動作及び鳴々体の鳴奏
動作を確実に制御することができ、したがつて、
動物に模した玩具体は餌体に反応して動作を切換
える感を呈するものである。また玩具の磁気感応
スイツチ体は、リードスイツチとこのリードスイ
ツチの設定状態を保持する磁石体とにより構成さ
れているので、餌体の磁石体によつて玩具体の前
記各種動作が切換設定されるとともにこの設定さ
れた動作を玩具体に引続き行わせることができ、
餌体を常に口部に接近させておく必要がないので
取扱いが容易である。したがつて、餌体に応じて
玩具体が歩行動作を行つたり、歩行動作を停止し
て口部を開閉しながら吠える如き動作を呈する興
趣深い動物活動玩具を提供することができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
動物活動玩具の斜視図、第2図は同上内部機構を
示す一方側の側面図、第3図は同上内部機構を示
す他方側の側面図、第4図は同上内部機構を示す
分解斜視図、第5図は餌体の斜視図である。 1……玩具体、3……前脚枠、4……後脚枠、
17……口部、19……リードスイツチ、20…
…磁石体、21……磁気感応スイツチ体、24…
…電動機、29……切換歯車、33……クランク
シヤフト、40……カム盤、49……鳴々体、7
4……餌体、75……フオーク体、76……ウイ
ンナー体、77……磁石体、78……好物体、7
9……嫌物体、SW……スタートスイツチ。
動物活動玩具の斜視図、第2図は同上内部機構を
示す一方側の側面図、第3図は同上内部機構を示
す他方側の側面図、第4図は同上内部機構を示す
分解斜視図、第5図は餌体の斜視図である。 1……玩具体、3……前脚枠、4……後脚枠、
17……口部、19……リードスイツチ、20…
…磁石体、21……磁気感応スイツチ体、24…
…電動機、29……切換歯車、33……クランク
シヤフト、40……カム盤、49……鳴々体、7
4……餌体、75……フオーク体、76……ウイ
ンナー体、77……磁石体、78……好物体、7
9……嫌物体、SW……スタートスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前脚枠及び後脚枠を前後動自在に設けるとと
もに、口部を開閉自在に設けかつ鳴々体を設け
た動物に模した玩具体と、この玩具体に対する
餌に模した餌体とを備え、前記玩具体は、機枠
にスタートスイツチによつて制御される電動機
を設け、この電動機によつて正逆切換回動され
る切換歯車を回動自在に設け、この切換歯車の
一方の回動によつて前記前脚枠及び後脚枠を前
後動させるクランクシヤフトを回動自在に設
け、前記切換歯車の他方の回動によつて前記口
部を開閉動作させるとともに前記鳴々体を作動
させるカム盤を回動自在に設け、前記口部内に
前記電動機を制御するリードスイツチ及びこの
リードスイツチのオン・オフ状態を保持する磁
石体からなる磁気感応スイツチ体を設け、前記
餌体には、前記磁気感応スイツチ体のリードス
イツチをオン・オフ動作させる磁石体を埋設し
たことを特徴とする動物活動玩具。 (2) 餌体は、フオークに模したフオーク体とウイ
ンナーに模したウインナー体とからなり、この
ウインナー体の一側面部には動物が好む好物体
が表示形成されているとともに、その他側面部
には動物が嫌う嫌物体が表示形成されているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の動物活動玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5071787U JPH042707Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5071787U JPH042707Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158394U JPS63158394U (ja) | 1988-10-17 |
JPH042707Y2 true JPH042707Y2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=30874332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5071787U Expired JPH042707Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042707Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP5071787U patent/JPH042707Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63158394U (ja) | 1988-10-17 |
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