JPH11169024A - 擬餌針 - Google Patents
擬餌針Info
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- JPH11169024A JPH11169024A JP36358197A JP36358197A JPH11169024A JP H11169024 A JPH11169024 A JP H11169024A JP 36358197 A JP36358197 A JP 36358197A JP 36358197 A JP36358197 A JP 36358197A JP H11169024 A JPH11169024 A JP H11169024A
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Abstract
同じように恰も生きた餌のように擬餌を動かせる擬餌針
を提供する。 【解決手段】 所要の形状に形成された擬餌1,1a
と、該擬餌1,1aに取り付けられる釣り糸4とにそれ
ぞれ該釣り糸4を引張る動作により互いに同極が接近し
て向き合うように磁石片を装着し、釣り糸4を引張る動
作で前記両磁石片6a,6bどうしを反発させ、その反
発力により擬餌を揺動させて擬餌1,1aが恰も生きた
餌のように動かせるようにした。
Description
ような魚釣りで使用される擬餌針に関するものである。
ルアーフィッシング等で使用される擬餌針は、小魚や虫
のような所望の形状に成形した擬餌に釣り針を取り付け
て構成され、リール竿から引き出された釣り糸の先端を
擬餌に取り付けている。そして、通常このリール竿を釣
り人が操作する微妙な竿さばきで、擬餌に恰も生きた小
魚や虫等の餌のような自然な動きをさせて魚をうまくだ
まし、その擬餌を食ったブラックバスを釣り上げるよう
にしている。
うな擬餌針を使う魚釣りでは、擬餌に恰も生きた小魚や
虫の餌のような自然の動きをさせるのには微妙な竿さば
きが必要であり、釣りの熟達者にはその竿さばきが容易
にできるものの、釣りの初心者には擬餌が直進的に進む
のみで恰も生きた小魚や虫のように見られるようにする
ことは極めて困難であり、満足のいく釣りの成果が充分
に得られないという課題が有った。そこで、本発明は磁
石の磁性を利用することにより、釣りの初心者が扱った
場合でも微妙な竿さばきを必要とすることなく容易に擬
餌に恰も生きた小魚や虫のような動きをさせることがで
きる擬餌針を提供することを目的とするものである。
めに本発明に係わる擬餌針は、所要の形状に成形された
擬餌と、該擬餌に取り付けられる釣り糸とにそれぞれ該
釣り糸を引張る動作により互いに同極が接近して向き合
うように磁石片を取着してなり、釣り糸を引張る動作で
磁石片同志が接近して互いの反発力により擬餌が揺動
し、これにより擬餌が恰も生きた餌のように動くことと
なり、初心者であっても普通の竿さばきで熟達者と同じ
釣りの成果が期待できる。
施の形態を図面と共に説明する。図1は擬餌針の斜視
図、図2は同正面図である。図1及び図2において、1
は硬質の合成樹脂材で作られ魚の形を模した擬餌であ
り、該擬餌1にはその下面の前後位置にそれぞれ3本を
まとめた形の釣り針2,2が垂下されている。そして、
擬餌1の背部前側上面に支杆3が立設され、この支杆3
に釣り糸4の先端を結び付ける引止具5の基端がほぼ水
平面内で回動可能に軸支される。該糸引止具5は中間部
が上方へ屈曲して形成され、その先端に環状部5aが設
けられる。そして、前記屈曲部に直方体形状の磁石片6
aが固着される。また、擬餌1の頭部上面に前記磁石片
6aと対向位置し得る同形状の磁石片6bが固着され
る。前記各磁石片6a,6bは互いに対向する面が同極
(例えばN極とN極)をなし、しかも糸引止具5が回動
して擬餌1とほぼ平行をなすとき最も接近して互いに反
発し合うようにしている。
り、糸引止具5の先端の環状部5aに図示しないリール
竿から引き出される釣り糸4の先端を結び付けて釣りに
使用される。そして、水中では釣り人がリール竿を操作
する動きの都度釣り糸4が引かれると、糸引止具5が回
動して糸引止具5に固着した磁石片6aが図3及び図4
実線のように擬餌1の頭部上面に固設されている磁石片
6bに接近する。そこで、接近した両磁石片6a,6b
は互いに反発し、この反発力により擬餌1が図3又は図
4に示す実線位置から鎖線位置へくねるように揺動す
る。これにより、擬餌針A1が恰も生きた魚が泳ぐよう
な動きをすることとなり、魚をだまして擬餌針A1を食
った魚を擬餌1の下面に取り付けられた釣り針2,2に
引っ掛けて釣り上げることができる。
針A2を示すものである。図5及び図6において1aは
軟質の合成樹脂製で作られみみず(虫)の形を模した擬
餌である。この擬餌1aはみみず(虫)の頭部から胴部
にかけて太くて長い1本の釣り針2が一部で貫通するよ
うに取り付けられ、針先は胴部から突出されている。そ
して、擬餌1aの頭部の先端で釣り針2の基端に図示し
ないリール竿から引き出された釣り糸4の先端が結び付
けられると共に該釣り糸4が貫通されるようにして円板
状の磁石片6aが固着される。また、前記釣り糸4には
前記磁石片6aから所定の間隔をおいて合成樹脂製の停
止部材7が固着され、該停止部材7より釣り針2側で釣
り糸4に円柱状の磁石片6bが取り付けられる。該磁石
片6bは、合成樹脂製のキャップ体8を嵌着することに
より前記釣り針2に固着される磁石片6aと対向する面
を残してほぼ全外周面を覆われ、該磁石片6bとキャッ
プ体8にその中心線に沿ってそれぞれ連通する小孔9,
10が貫設され、それら小孔9,10に釣り糸4が挿通
されている。これにより、前記磁石片6bが他の磁石片
6aと停止部材7との間で釣り糸4に沿って自在に摺動
することとなり、しかも、両磁石片6a,6bの対向す
る面は同極(例えばN極とN極)にしてある。また、磁
石片6bにキャップ体8が嵌着されているので釣り糸4
が緩んでも、両磁石片6a,6bが横向きになって異極
同志で磁着するようなことはない。
餌針A1と全く同じように釣りに使用され、釣り人が釣
り竿を動かす動作ごとに釣り糸4が引かれ、これに伴い
一方の磁石片6bがほとんど停止した状態で他方の磁石
片6aが図7及び図8に示す実線位置から鎖線位置へ動
いて、互いの磁石片6a,6aが接近する。そこで、接
近した磁石片6a,6bが互いに反発する力で、釣り針
2に固着した磁石片6aが逃げ擬餌1aが図7又は図8
に示す実線位置から鎖線位置へ揺動し、恰も生きたみみ
ず(虫)がくねくねと動くような動きをする。これによ
り魚をだまして擬餌針A2を食った魚を擬餌1aから針
先が突出している釣り針2に引っ掛けて釣り上げること
ができる。なお、前記摺動し得る磁石片6bは磁石片6
aが反発されるとき、余り動かないように擬餌1aの重
量に見合った重量にしておく必要が有る。
は、釣り糸を引張る動作により互いに同極が接近して向
き合うように磁石片を取着したので、前記両磁石片が互
いに反発し、その反発力で擬餌が揺動して恰も生きた魚
や虫のように動くこととなり、釣りの初心者であっても
熟達者と同じ釣りの成果が期待でき、魚釣りを楽しくこ
とができる。
図。
針の斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 所要の形状に成形された擬餌と、該擬餌
に取り付けられる釣り糸とにそれぞれ該釣り糸を引張る
動作により互いに同極が接近して向き合うように磁石片
を装着し、その反発力により擬餌を揺動させて自然の生
きもののように見せかけることができるようにしたこと
を特徴とする擬餌針。 - 【請求項2】 魚の形状に成形された擬餌の背部前側の
上面に釣り糸を結び付けるための糸引止具をほぼ水平面
内で回動自在に軸支し、前記擬餌の頭部上面と糸引止具
とに釣り糸を引張る動作により互いに同極が接近して向
き合うように磁石片を固着し、その反発力により擬餌を
揺動させて自然の生き物のように見せかけることができ
るようにしたことを特徴とする擬餌針。 - 【請求項3】 みみずの形状に成形された擬餌の先端に
釣り糸を結び付け、該擬餌の先端に磁石片を固着し、釣
り糸には前記磁石片から所定の距離を離して停止片を固
着し、前記磁石片と停止片との間の釣り糸に該磁石片と
同極が向き合う磁石片を釣り糸に沿って摺動自在に嵌装
し、糸を引張る動作により両磁石片が接近しその反発力
により擬餌を揺動させて自然の生き物のように見せかけ
ることができるようにしたことを特徴とする擬餌針。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36358197A JP3756306B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 擬餌針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36358197A JP3756306B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 擬餌針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11169024A true JPH11169024A (ja) | 1999-06-29 |
JP3756306B2 JP3756306B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=18479676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36358197A Expired - Fee Related JP3756306B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 擬餌針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3756306B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107821346A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-03-23 | 翟凤平 | 环保型磁力感应驱动仿生鱼饵装置 |
CN109662067A (zh) * | 2017-10-13 | 2019-04-23 | 托里斯·G·乔治斯 | 具有将腹钩可释放地保持在托架位置的磁性托架的鱼饵 |
JP2022179271A (ja) * | 2021-08-20 | 2022-12-02 | 株式会社Grace | ルアー |
Families Citing this family (1)
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FI126499B (fi) * | 2016-02-03 | 2017-01-13 | T:Mi Pr-Building | Uistin |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36358197A patent/JP3756306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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CN109662067A (zh) * | 2017-10-13 | 2019-04-23 | 托里斯·G·乔治斯 | 具有将腹钩可释放地保持在托架位置的磁性托架的鱼饵 |
CN107821346A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-03-23 | 翟凤平 | 环保型磁力感应驱动仿生鱼饵装置 |
CN107821346B (zh) * | 2017-12-22 | 2023-08-04 | 翟凤平 | 环保型磁力感应驱动仿生鱼饵装置 |
JP2022179271A (ja) * | 2021-08-20 | 2022-12-02 | 株式会社Grace | ルアー |
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JP3756306B2 (ja) | 2006-03-15 |
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