JPH0427070A

JPH0427070A - 柱梁筋組立工法

Info

Publication number: JPH0427070A
Application number: JP13118190A
Authority: JP
Inventors: Masanori Endo; 遠藤　正宣
Original assignee: Taisei Corp
Current assignee: Taisei Corp
Priority date: 1990-05-23
Filing date: 1990-05-23
Publication date: 1992-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は柱及び基礎梁の鉄筋組立工法に係るものである
。

（従来の技術）従来この種の鉄筋組立工法においては、地足場を組立て
、市販の鉄筋架台を使用して、柱、梁鉄筋を組立ててい
た。

（発明が解決しようとする課題）従って地足場組立のための鍜冶工を必要とし、工程が煩
雑化し、また市販の鉄筋架台は高価であり、工費が嵩む
という問題点があった。

本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は工程が簡略化され、工費
が低減される柱梁筋組立工法を提供する点にある。

（課題を解決するための手段）前記の目的を達成するため、本発明に係る柱梁筋組立工
法は、上下一双の捨フープ筋を間隔を存して固定してな
る柱鉄筋組立治具を基礎鉄筋上に設置し、柱主筋を前記
両捨フープ筋に沿って立設、固定し、次いで、両側脚片間に水平横架材を配設してなる一双の
門形状架構を対設するとともに、相対する同各架構の脚
片下端部間を連結してなる梁鉄筋組立治具を柱鉄筋組立
位置間に設置して、同各梁鉄筋組立治具における門形状
架構の両側脚片に捨肋筋を添接、固定し、次いで梁筋及び肋筋よりなる仮組み状態の基礎梁鉄筋の
上端筋を前記梁鉄筋組立治具の捨肋筋上に載置するとと
もに、下端筋を同梁鉄筋組立治具における水平横架材間
に載架されたかんざし庇上に載置し、次いで隣接する前記梁鉄筋の上端筋、下端筋同志を溶接
し、次いで前記かんざし筋を除去して梁の下端筋を肋筋の所
定位置にセットし、同肋筋と前記上下端筋とを固定する
ように構成されている。

（作用）本発明によれば基礎鉄筋上に設置された柱鉄筋組立治具
における上下一双のフープ筋に添って柱主筋を立設して
、同フープ筋に固定し、かくして柱主筋の組立を完了し
たのち、柱鉄筋組立位置間に前記梁鉄筋組立治具を設置
し、同組立治具における門形状架構の両側脚片に捨肋筋
を添接固定するとともに、門型状架構の水平横架材間に
かんざし筋を載架し、梁筋及び肋筋よりなる仮組状態の
基礎梁鉄筋の上端筋及び下端筋を夫々前記捨肋筋及びか
んざし庇上に載置することによって、基礎梁鉄筋を仮置
きし、相隣る同基礎梁鉄筋の上端筋及び下端筋同志を溶
接したのち前記かんざし筋を除去することによって、前
記下端筋を肋筋の所定位置にセットして同肋筋に固定し
て、柱梁筋を地足場、鉄筋架台を使用することなく組立
るものである。

（実施例）以下本発明を回示の実施例について説明する。

囚は柱鉄筋組立治具で、上下各捨フープ筋（１）（１）
を、同両捨フープ筋（１）（１）の中間部で鼓状に交叉
する連結環（２）で連結し、同連結桿（２）の交叉部を
止め金物（３）で結合して構成されている。なお前記連
結環（２）にはターンバックル（４）が介装され、（第
３図参照）基礎梁の梁せいに対応して連結環（２）の長
さが調節されるようになっている。

＋８１は梁鉄筋組立治具で、両側脚片（５ａ）間に水平
横架材（５ｂ）が配設された門形状架構（５）を対設す
るとともに、相対する門形状架構（５）の側脚片（５ａ
）の下端部間を下部水平材（５Ｃ）で連結して構成され
、前記各門形状架構（５）の両側脚片（５ａ）に捨肋筋
（６）が取付けられる。

而して基礎鉄筋（０上に前記柱鉄筋組立治具＾を設置し
、４隅の柱主筋（力を上下捨フープ筋（１）の隅部に沿
って立設して間部に結束したのち、必要に応じて中間の
柱主筋を前記上下捨フープ筋（１）に取付ける。

図中（８）は柱主筋（７）間に配筋された保形用鉄筋で
ある。

なお必要に応してこの段階で前記治具囚を取外して他に
転用してもよい。

次いで前記柱鉄筋組立位置間に、梁鉄筋組立治具（ＢＩ
を設置し、梁筋及び肋筋で仮組みした状態の基礎梁鉄筋
０を前記各治具（Ａｌ（Ｂｌ上に載置して組立てる。

即ち梁上端筋（９）を梁鉄筋組立治具（Ｂｌの捨肋筋（
６）上に、梁下端筋（１０）を前記梁鉄筋組立治具（ａ
における一双の門形状架構（５）の水平横架材（５ｂ）
上に載架されたかんざし筋（１１）上に夫々載置する。

次いで相隣る基礎梁鉄筋０の梁上端筋（９）同志、及び
梁下端筋（１０）同志を溶接したのち、前記かんざし筋
（１１）を除去し、梁下端筋（１０）を第６図の矢印χ
に示すように基礎梁鉄筋０の肋筋（１２）上に落下せし
め、同肋筋（１２）上の所定位置に結束し、かくして基
礎梁鉄筋及び柱鉄筋を組立だのち、柱梁仕口部のフープ
筋を配筋する。

（発明の効果）本発明によれば前記したように、柱鉄筋組立治具と梁鉄
筋治具とを使用して、地足場を省略し、鍜冶工の手間を
省き、鉄筋工が自分で鉄筋とともに前記各治具を組立て
ることができ、工程間のロスがなく、また従来の鉄筋架
台よりも低コストで柱梁鉄筋の組立が可能となるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る柱鉄筋組立治具の一実施例の実施
状況を示す側面図、第２図は柱鉄筋の組立状態を示す斜
視図、第３図はその側面図、第４図はその横断平面図、
第５図は止め金物の横断平面図、第６図は梁鉄筋の組立
状況を示す側面図、第７図はその正面図、第８図はその
斜視図、第９図は梁鉄筋組立治具の斜視図である。囚・・・柱鉄筋組立治具、　（８１・・・梁鉄筋組立治
具、（０・・・基礎鉄筋、　　　　０・・・基礎梁鉄筋
、（１）・・・捨フープ筋、　　　（２）・・・連結環
、（５）・・・門形状架構、　　　（５ａ）・・・側脚
片、（５ｂ）・・・水平横架材、　　（５Ｃ）・・・下
部水平材、（６）・・・捨肋筋、　　　　　（７）・・
・柱主筋、（９）・・・梁上端筋、　　　　（１０）・
・・梁下端筋、（１１）・・・かんざし筋、　　（１２
）・・・肋筋。代理人　弁理士　岡　本　重　文外１名第３図第４図第６図第７図第８図漉９図

Claims

【特許請求の範囲】１、上下一双の捨フープ筋を間隔を存して固定してなる
柱鉄筋組立治具を基礎鉄筋上に設置し、柱主筋を前記両
捨フープ筋に沿って立設、固定し、次いで、両側脚片間
に水平横架材を配設してなる一双の門形状架構を対設す
るとともに、相対する同各架構の脚片下端部間を連結し
てなる梁鉄筋組立治具を柱鉄筋組立位置間に設置して、
同各梁鉄筋組立治具における門形状架構の両側脚片に捨
肋筋を添接、固定し、次いで梁筋及び肋筋よりなる仮組み状態の基礎梁鉄筋の
上端筋を前記梁鉄筋組立治具の捨肋筋上に載置するとと
もに、下端筋を同梁鉄筋組立治具における水平横架材間
に載架されたかんざし筋上に載置し、次いで隣接する前記梁鉄筋の上端筋、下端筋同志を溶接
し、次いで前記かんざし筋を除去して梁の下端筋を肋筋の所
定位置にセットし、同肋筋と前記上下端筋とを固定する
ことを特徴とする柱梁筋組立工法。２、前記柱鉄筋組立治具は、上下一双の捨フープ筋を、
同両捨フープ筋中間部において鼓状に交叉する連結具で
連結して構成された請求項１記載の柱梁筋組立工法。３、前記梁鉄筋組立治具は、両側脚片間に水平横架材を
架設してなる一双の門形状架構を対設するとともに、相
対する同各架構の脚片下端部間を連結して構成された請
求項１記載の柱梁筋組立工法。