JPH0426966Y2 - - Google Patents

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JPH0426966Y2
JPH0426966Y2 JP17871782U JP17871782U JPH0426966Y2 JP H0426966 Y2 JPH0426966 Y2 JP H0426966Y2 JP 17871782 U JP17871782 U JP 17871782U JP 17871782 U JP17871782 U JP 17871782U JP H0426966 Y2 JPH0426966 Y2 JP H0426966Y2
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amplification stage
diode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録装置における磁気記録再生回
路に関するものである。
通常の中間タツプを有する磁気ヘツドを駆動お
よび再生用に用いる磁気記録再生装置では、磁気
ヘツドの駆動時に駆動回路と再生回路の分離を目
的として、磁気ヘツドと再生回路の電圧増巾段間
に駆動再生切換用の回路が挿入されている。この
回路は通常ダイオードおよび抵抗等から構成され
ている。代表例を第1図に示す。第1図に於いて
1は磁気ヘツド、2〜5はダイオード、6〜10
は抵抗、11は電圧増巾段、12〜16は外部回
路との接続用端子で、12および13は駆動信号
印加端子で駆動回路に接続され、14は駆動時に
は正電圧が印加され、再生時にはアースに接続さ
れる端子、15は正電圧印加端子、16は中間タ
ツプである。この回路では、駆動時にダイオード
2および3に逆方向電圧が印加されて駆動回路と
再生回路の電圧増巾段11が分離される。再生時
には、ダイオード2〜5が導通して、磁気ヘツド
1で検出した信号が電圧増巾段に伝達される。し
かるにこの回路では磁気ヘツドの検出信号を電圧
増巾段に減衰無く伝達させるためには、第1に検
出信号はダイオードを通して伝達されるのでダイ
オードの微小信号に対する等価抵抗を小さくする
ことが必要であり、第2の再生回路の入力インピ
ーダンスを磁気ヘツドの特性によつて定まる或る
値以上に大きく保つことが必要である。特にダイ
オードの等価抵抗はダイオードで発生する熱雑音
を小さくするためにも小さいことが望ましい。ダ
イオードの等価抵抗はダイオードに流れる直流電
流値に反比例するので等価抵抗を小さくするため
には直流電流値を大きくする必要があり、その手
段としては第1図で抵抗6〜9の抵抗値を小さく
するか、あるいはまた端子15および16に印加
する電圧を上げるかのいずれかがあげられる。し
かしながら、抵抗値を小さくすると再生回路の入
力インピーダンスを減少してしまう。逆に言え
ば、入力インピーダンスを大きくするために抵抗
値を大きくするとダイオードの等価抵抗が増大す
る。端子15および16に印加すを電圧を上げる
手段は、抵抗値の大きい抵抗を使用してもダイオ
ードの等価抵抗を使用してもダイオードの等価抵
抗を小さく保つことを可能とするが、回路での使
用電圧の上限が定まつている場合は困難であり、
特に回路を低電圧で動作させたい場合、電圧を上
げることは望ましくない。以上の様に、第1図の
回路ではダイオードの等価抵抗を小さくすること
と再生回路の入力インピーダンスを大きくするこ
ととは相反する要求であり、通常妥協せざるを得
ない。
本考案はかかる欠点を除去したものでそれによ
れば、磁気ヘツドの駆動時には駆動回路と再生回
路を分離するとともに、再生時には高入力インピ
ーダンスでかつ磁気ヘツドの検出信号が電圧増巾
段まで減衰無く伝達される再生回路を得ることが
できる。
以下実施例に基づいて本考案を詳しく説明す
る。
第2図は本考案による再生回路の一例である。
17は磁気ヘツド、18および19はダイオー
ド、22〜26は抵抗、27は電圧増巾段、28
〜31は外部回路との接続用端子で、28および
29は駆動信号印加端子、30は駆動時にはアー
スに接続され、再生時には正電圧が印加される端
子、31は中間タツプである。駆動時には、トラ
ンジスタのベース−エミツタ間ダイオードと逆向
きにダイオード20,21が存在するために駆動
信号および駆動信号によつて磁気ヘツドの両端子
に生じる誘起電圧は再生回路の電圧増巾段には伝
達されることは無い。この様に駆動時には駆動回
路と再生回路は分離される。一方、再生時には端
子30に正電圧を印加し、端子31には端子30
の印加電圧より低い正電圧を印加する。この状態
では、トランジスタは活性領域で動作しエミツタ
フオロアになつているので、前に記した如くダイ
オード20および21の等価抵抗を小さくするた
めに抵抗22〜25の抵抗値を小さくしても、再
生回路の入力インピーダンスは非常に大きく保た
れ、入力インピーダンスはおよそ抵抗26で決定
される。またエミツタフオロアの基本的特性によ
りほぼ電圧伝達比1でトランジスタのエミツタ端
子に伝達され、続いて抵抗22〜25を小さくし
てダイオード20および21に流れる直流電流を
大きくしてダイオードの等価抵抗を小さくするこ
とによりほとんど減衰すること無しに電圧増巾段
に伝達される。この様に、本考案によれば再生回
路を高入力インピーダンスにすることができ、し
かも磁気ヘツドでの検出信号がほとんど減衰する
ことなく電圧増巾段に伝達されるという特性が得
られ、再生回路の入力段に並列に抵抗26を入れ
ることにより、入力インピーダンスを任意に制御
できるという秀れた利点を持つ。これは、第1図
の回路では得られない特徴である。第3図は、第
2図のPNPトランジスタをダイオードで、ダイ
オードをNPNトランジスタでそれぞれ置換した
実施例であり、動作原理は第2図のそれと同じで
ある。再生回路の入力インピーダンスは第2図の
回路に比べて大きくできないものの第1図の回路
よりは大きくすることが可能であり、第2図と比
較して磁気ヘツド駆動時にトランジスタのベース
−エミツタ間に印加される逆方向電圧が小さくな
り、耐圧の小さなトランジスタを使用できる特徴
を有する。第4図は、トランジスタ、抵抗だけで
磁気ヘツドと電圧増巾段間の回路を構成した例で
あり、動作原理は第2図のそれと同じである。第
4図は第2図のダイオードをNPNトランジスタ
で置換した実施例である。第5図は第2図の
PNPトランジスタ18および19をNPNトラン
ジスタで置換し、ダイオード20および21の接
続方向を逆にした実施例であり、端子80,82
および83には正電圧が印加され、端子79,8
2および83には正電圧が印加され、端子79に
は磁気ヘツド駆動時には正電圧が印加され、再生
時にはアースに接続される。動作原理は第2図の
それと同じである。第6図は、第5図のPNPト
ランジスタをダイオードで、ダイオードをNPN
トランジスタでそれぞれ置換した実施例であり、
第7図は、第5図のダイオードをPNPトランジ
スタで置換した実施例である。以上の様に、本考
案によれば、入力インピーダンスが充分大きく、
しかも磁気ヘツドでの検出信号がほとんど減衰す
ること無く電圧増巾段に伝達できるというすぐれ
た特性の再生回路を実現することができ、その再
生回路は、第2図から第7図に示した如く様々な
構成で実現できる。
本考案は以上説明したように、駆動再生用磁気
ヘツドコイルと再生用電圧増巾段との間にエミツ
タフオロアで動作するバイポーラトランジスタを
含む回路を設け、入力インピーダンスを十分大き
くとれるようにしたので、再生時には高入力イン
ピーダンスでかつ磁気ヘツドの検出信号を電圧増
巾段までほとんど減衰すること無く伝達できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の再生回路、第2図は本考案に
よる再生回路、第3図から第7図までは第2図と
は別構成の本考案による再生回路である。 磁気ヘツド……1,17,32,49,66,
83,99、ダイオード……2,3,4,5,2
0,21,33,34,69,70,84,8
5、トランジスタ……18,19,35,36,
50,51,52,53,67,68,86,8
7,100,101,102,103、中間タツ
プ……16,31,46,63,81,98,1
13、電圧増巾段……11,27,42,59,
76,93,108。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端および中間タツプを有し、両端に駆動信号
    が入力される駆動信号印加端子が接続された駆動
    再生用磁気ヘツドコイルと、該磁気ヘツドコイル
    の電圧を増幅する再生用電圧増幅段とを備え、駆
    動信号入力時には磁気ヘツドコイルと再生用電圧
    増幅段との間を遮断するようにした磁気記録再生
    回路において、 前記磁気ヘツドコイルと前記電圧増幅段との間
    にエミツタフオロアで動作するバイポーラトラン
    ジスタを含む回路を設け、前記磁気ヘツドコイル
    に前記トランジスタのベース端子を直接或いはダ
    イオードを介して接続し、前記エミツタ端子を前
    記電圧増幅段にダイオードを介して或いは直接に
    接続し、前記駆動信号入力時に前記エミツタ端子
    と前記電圧増巾段との接続又は前記ベース端子と
    前記電圧増巾段との接続を電位制御により遮断す
    る制御端子を前記エミツタ端子或いは前記ベース
    端子に設けたことを特徴とする磁気記録再生回
    路。
JP17871782U 1982-11-26 1982-11-26 磁気記録再生回路 Granted JPS5982315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17871782U JPS5982315U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 磁気記録再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17871782U JPS5982315U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 磁気記録再生回路

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Publication Number Publication Date
JPS5982315U JPS5982315U (ja) 1984-06-04
JPH0426966Y2 true JPH0426966Y2 (ja) 1992-06-29

Family

ID=30387941

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JP17871782U Granted JPS5982315U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 磁気記録再生回路

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JPS5982315U (ja) 1984-06-04

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