JP3281093B2 - ダンピング回路 - Google Patents

ダンピング回路

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JP3281093B2
JP3281093B2 JP03151593A JP3151593A JP3281093B2 JP 3281093 B2 JP3281093 B2 JP 3281093B2 JP 03151593 A JP03151593 A JP 03151593A JP 3151593 A JP3151593 A JP 3151593A JP 3281093 B2 JP3281093 B2 JP 3281093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に磁気記憶装置の
分野に関し、さらに詳しくは読取り書込みヘッド回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクや磁気テープなどの磁気記
録装置においては、記録ヘッドは磁気面からの情報の読
込み、磁気面への書込みに使用される。回転媒体に基づ
いた典型的な記憶装置では、データは磁気ディスク上で
の一連の同心円状の「トラック」に記憶される。これら
のトラックはディスク面の磁気方向の変化を検出する読
書きヘッドによりアクセスされる。読書きヘッドをある
選ばれた一つのトラック上に選択的に位置させることが
できるように、ヘッド位置決めサーボ機構の制御により
ディスク上で半径方向に前後に動かす。あるトラックの
上に来ると、サーボ機構によりヘッドは選択されたトラ
ックの中心線に続く経路を追随する。
【0003】従来の誘導性記録ヘッドの簡単な構成を図
1に示した。誘導記録ヘッドは透磁性の高い磁性材料か
ら作られ、導線11で数回巻かれたスリットトロイド1
0からできている。トロイドは磁気記録面14上のデー
タトラック13の上に位置するギャップ12がある。
【0004】記録するには、導体の巻線に電流を発生さ
せ、トロイド内の磁界を変化させる。ギャップの位置で
は磁界の大きさは記憶装置の磁性素材に十分深く記録す
るに充分なほど大きくなる。磁界の大きさはギャップか
ら離れると急激に落ちる。導体巻線を流れる電流を操作
することにより、ギャップの位置における磁束の大きさ
と方向を調整して、記憶装置の磁気面に情報をコード化
することができる。外側と内側のフィールドのパターン
はヘッドと記録面が互いに対して動く時に形成される。
このパターンは極性が変化する直列の複数の棒磁石のも
のと似ている。極性の変化は記録面の磁束の変化として
読取ることができる。読取りモードでは、磁気記憶面が
ヘッド内のギャップ上を動くため、記憶面の磁界はギャ
ップで検出され、磁束の変化率に比例した電圧がコイル
内に発生する。読取り回路はこのアナログ電圧信号を増
幅する。次に、増幅された読取り電圧信号は処理され、
リードチャネル回路によりデジタルデータに復号され
る。
【0005】ヘッドや回路の誘導特性や読取り書込み回
路の浮遊容量のため、ヘッドを通じて発生する書込み電
流にはリンギング効果が発生する傾向がある。図2は読
取り書込み回路をヘッドに結合する端子におけるインピ
ーダンスを表す等価回路を示している。ノードHXとHY
は単一のヘッド上で作動する読取り書込み回路の入出力
端子を表す。ヘッドインダクタンスを表すインダクタン
スLは端子HXとHYの間に接続されている。インダクタ
ンスと並列に接続されているのは回路と浮遊容量を表す
キャパシタンスCと書込み電流を表す電流源IWであ
る。時間t=0の時の電流入力が単位ステップであると
仮定すると、インダクタ電流は次の式で表すことができ
る。 iL(t)=1−2cos(ωot) (式1) ここで、ωo 2=1/(LC)である。回路内のリンギン
グはこの式中のコサイン成分による。
【0006】回路の動作周波数範囲はこのリンギング効
果により制限を受ける。書込み回路はこの電流が安定す
るまで、次のデータビットのために電流を変化させるこ
とができない。このため、ヘッド回路の動作周波数の最
大値はインダクタ電流の設定時間に直接影響される。回
路内のリンギングを低下させる一つの方法はインダクタ
ンスと並列にダンピング抵抗を設けることである。この
分流抵抗により電流方程式に指数ダンピング要因が加わ
り、時間とともにリンギング信号を減少させる。
【0007】図3は、標準的なダンピング機構を示す。
図3はダンピング抵抗器(Rd)を端子HYとHXの間に
接続した書込み駆動回路を簡単に示したものである。こ
の書込みドライバは一般的には「H」ブリッジとして知
られている。端子HYとHXはそれぞれヘッドインダクタ
の端子に接続されている。NPNトランジスタQ1のコ
レクタは、正の電圧源に接続されており、そのベースは
抵抗器R1を経てプラスの電圧源に接続されている。N
PNトランジスタQ2のコレクタは正の電圧源に接続さ
れており、そのベースは抵抗器R2を経て正の電圧源に
接続されている。NPNトランジスタQ3とQ4のエミッ
タは書込み電流源に接続されている。トランジスタQ3
とQ4のベースはそれぞれWDとWD*(書込みデータ及び
書込みデータ*)信号に接続されている。トランジスタ
1のエミッタとトランジスタQ3のコレクタは端子HY
に接続されている。トランジスタQ2のエミッタとトラ
ンジスタQ4のコレクタは端子HXに接続されている。ト
ランジスタQ31とQ32のコレクタはそれぞれトランジス
タQ1とQ2のベースに接続されている。トランジスタQ
31とQ32のベースはそれぞれWDとWD*に接続されてお
り、Q31とQ32のエミッタはそれぞれの電流源に接続さ
れている。
【0008】トランジスタQ3とQ4は書込み電流を導く
ためのものである。トランジスタQ31とQ32はQ3とQ4
からの要求にしたがってQ1やQ2を選択的にオフにす
る。信号WD*がハイの場合、電流は正の電圧源からトラ
ンジスタQ1を通って端子HYに流れる。電流は次に、ヘ
ッドインダクタと並列なダンピング抵抗器Rdを通って
端子HXに流れ、そこからはトランジスタQ4に導かれて
書込み電流源に向かう。これとは別に信号WDがハイの
場合は、書込み電流はトランジスタQ2を通って端子HX
に流れ、並列の抵抗器やインダクタンスを通って端子H
Yに流れ、トランジスタQ3に向かう。
【0009】端子HXとHYにおける負荷のための等価回
路モデルを図4に示した。図4の回路はノードHXとHY
の間に接続したダンピング抵抗器Rdを加えたことを除
いては、図2の回路と同じものである。この回路におけ
る電流の式は時間t=0の時の入力を単位ステップとす
ると次のようになる。 iL(t)=1−2(ωo/ωd)〔e-atcos(ωdt−φ)〕 (式2) ここで、ωo 2=1/(LC),α=1/(2RC),ω
d2=ωo 2−a2 ,φ=tan-1(a/ωd)である。な
お、ここで「a」と表記した記号は本来「α」と表記す
べきものである。
【0010】この機構のため、リンギング項の大きさは
相と同様LC時定数とRC時定数の比の関数である。リ
ンギング項の振動周波数はLC時定数とRC時定数によ
り決定され、aがωdに近づくにつれゼロに近づく。リ
ンギング項のダンピングは全面的にRC時定数に依存し
ている。したがって、電流をすばやく安定させるにはダ
ンピング抵抗が小さい方が望ましい。Rdが無限大に近
づくにように(式2)の限界をとると(式1)になり、
これは予想と一致する。
【0011】上記の回路はヘッドインダクタンスに並列
に接続した簡単なダンピング抵抗があり、書込み過程中
のダンピングを行うのに有効である。しかし、この小さ
なダンピング抵抗はアナログ読取り信号をダンピングし
すぎて読取りエラーを起こすことがあるので、読取り操
作の際には逆効果になることがある。
【0012】従来の技術では、読取り操作中の回路から
の抵抗を除去するためのいくつかの構成がある。このよ
うな構成の一つに、図5に示したショットキ分離ダンピ
ング構成がある。図5に示した回路は図3のダンピング
抵抗と置き換えることができる。この構成では、Rd/
2の抵抗値を持つ抵抗器300がノード304と端子H
Yの間に接続されている。また、Rd/2の抵抗を持つ抵
抗器301はノード305と端子HXの間に接続されて
いる。ショットキダイオード303は順方向バイアス電
圧がダイオードのターンオン電圧Vd(通常は0.5ボル
ト)に達した時にノード304からノード305に電流
が流れるようにノード304と305の間に接続されて
いる。ショットキダイオード302は順方向バイアス電
圧がVdに達した時にノード305からノード304に
電流が流れるようにノード304と305の間に接続さ
れている。
【0013】このダンピング機構によりダイオードは端
子Hと端子HYの間の電位差がVd以下の場合は開回路
としてはたらく。図3の回路のための端子HXと端子HY
の間の抵抗値はボルテージウィンドウ(−Vd<VHY-HX
<Vd)では効果的に無限大になる。このウィンドウの
外では、回路は定電圧源Vd(理想的なダイオードと仮
定して)と直列の抵抗器Rdとしてはたらく。したがっ
て、せいぜい数ミリボルトのオーダーの読取り電圧に対
してはダンピング回路は遮断される。
【0014】図6は図5の回路の電圧・電流特性を示し
ている。垂直軸は端子HYと端子HXの電位差VHY-HX
示している。水平軸は図5でノード305から端子HX
に流れる電流IRを示している。理想的なダイオードと
仮定すると、電圧対電流の関数はRdの勾配を持つ直線
となり、ゼロ以下の電流に対する電圧のインターセプト
はマイナスVdとなる。IR=0においては、関数はマイ
ナスVdからVdの範囲の電圧については無限大勾配に達
する。電流の値が正の場合、この関数は電圧のインター
セプトがVdである勾配Rdの直線で表される。図に示す
ように、理想的な場合で、電位差がVdより小さい場合
回路は開回路としてはたらき、図5について述べたよう
に電位差がVdより大きい場合回路はVdの値の電圧源と
直列で値がRdである抵抗としてはたらく。
【0015】図5の回路の欠点はダイオードのレイアウ
トに関する抵抗値やキャパシタンス値などのダイオード
構造に理想的ではない要素が存在することである。ダイ
オードの大きさとその結果として現れるダイオード構造
による抵抗やキャパシタンスの間には妥協が必要であ
る。
【0016】もう一つの欠点は個有のダイオードターン
オフとそれに続く低レベルリング電圧のダンピングの欠
如である。
【0017】従来の技術によるもう一つのダンピング回
路は図7に示したスイッチドショットキクランプ回路で
ある。Rd/2の抵抗を持つ抵抗器300が端子HYとノ
ード503の間に接続されている。同様にRd/2の抵
抗を持つ抵抗器301が端子HXとノード504の間に
接続されている。NPNショットキトランジスタQS1
はノード503と504の間に接続されており、そのエ
ミッタはノード503に、コレクタはノード504に、
ベースは制御ノード502に接続されている。NPNシ
ョットキトランジスタQS2もノード503と504の
間に接続されており、そのエミッタはノード504に、
コレクタはノード503に、ベースは制御ノード502
に接続されている。共用電流源500はVddとノード5
02の間に接続されている。電流源500を流れる電流
の値はVddとノード505の間に接続されている電流源
501を流れる電流に依存している。
【0018】ショットキトランジスタQS1とQS2はベ
ースとコレクタの間に接続されたショットキダイオード
を備える標準NPNトランジスタとしてはたらく。Vd
より低いVbc(ベース・コレクタ電圧)についてはショ
ットキダイオードは非導通である。しかし、Vbcがショ
ットキダイオードのターンオン電圧(約0.5V)に達
すると、ショットキダイオードはトランジスタのベース
とコレクタの間に電流を通し始める。このような構成の
ためトランジスタが飽和領域(典型的にはVce付近(コ
レクタ・エミッタ電圧)=0.2V)に入ることが防止
される。飽和領域に入るのではなく、最小のVceはトラ
ンジスタが飽和状態に近くなった時にショットキターン
オン電圧及びベース・エミッタ電圧により起こる。した
がって、コレクタ・エミッタ電圧は飽和状態まで低下す
ることはなく、次の式に限定される。 Vce=Vbe−V
d≒0.8V−0.5V≒0.3V
【0019】図7の回路の場合、電流源500が導通性
の時、ダンピング回路は値が0.3Vの電圧源と直列で
値がRdの抵抗としてはたらく。トランジスタQS1は端
子HXの電位が端子HYより高い場合に電流を通し、トラ
ンジスタQS2は端子HYの電位が端子HXより高い場合
に電流を通す。この回路の電圧対電流特性はVdがVce=
0.3Vになっただけで、図6に示したものと類似してい
る。読取りモードでは、電流源500は電流を通さず、
したがってQS1とQS2が遮断されて開回路となる。
【0020】図7の回路は書込み動作中ダンピング回路
が遮断される電圧範囲が0.5Vのピーク範囲から0.3
Vのピーク範囲に低下するという点で、図5の回路より
有利である。図7の回路の欠点は実施の際にさらに追加
回路が必要であり、また、この回路にはヘッドを通じて
書込み電流に対し電流源500で発生する電流と等価の
オフセットエラー項が発生するということである。ま
た、図5の回路よりターンオフ電圧範囲は40%低下し
たが、全ての書込みモードではターンオフ領域はない方
がよい。
【0021】図5と図7の回路にはさらにもう一つの欠
点がある。アナログの読取り信号もリンギング効果を受
けることがあるため、場合によって読取りモード中には
中程度のダンピングがあることが望ましい。この場合、
必要なダンピング抵抗は書込み動作中に必要なものより
かなり高くなることもある。
【0022】
【発明の概要】書込み動作中の読取り書込み回路のヘッ
ド入出力端子にはたらくリンギング効果をダンピングす
るための装置について述べる。本発明は書込み動作中の
読取り書込みヘッドの誘導負荷上に継続的なダンピング
抵抗を導入し、読取り動作中にはこのダンピング抵抗を
自動的に除去するものである。
【0023】本発明の好ましい実施例では、ダンピング
回路は書込み駆動回路に組み込まれている。各ヘッドの
駆動回路にはヘッドの誘導コイルの各端部に出力端子が
設けられており、インダクタの各端部を通じて電流の掃
き出しと供給を行っている。駆動回路は各出力端子に接
続された電流源トランジスタと電流ドレイントランジス
タから構成されている。書込み動作中のどの時点におい
ても、一つの出力端子の電流ドレイントランジスタが作
動しており、一方、もう一つの出力端子の電流源トラン
ジスタが作動している。
【0024】ダンピングは各電流源トランジスタに第2
のエミッタを設け、それぞれの第2エミッタをダンピン
グ抵抗を通じて反対側の出力端子に接続することにより
行う。各電流源トランジスタが作動しているときは、出
力端子のAC信号は作動中の電流源トランジスタと結合
したダンピング抵抗を出力端子に直接接続されていると
みなし、これによりリンギング信号をダンピングさせ
る。書込み駆動回路をダンピング回路に組み込むことに
よりヘッドが読取り動作を行っている間は書込み駆動回
路はターンオフになり、出力端子間のダンピング抵抗経
路は自動的に開回路となる。本発明のもう一つの実施例
では、ベースが電流源トランジスタのベースに接続さ
れ、エミッタがダンピング抵抗に接続されたトランジス
タが電流源トランジスタの第2エミッタの代わりに用い
られている。
【0025】本発明の回路ではまた、読取りモードダン
ピングに適したダンピング抵抗を出力端子上に直接配置
することができる。等価のダンピング抵抗は書込みモー
ド中電流源トランジスタのエミッタにおける抵抗器の一
つの抵抗器と並列である読取りダンピング抵抗の抵抗値
となる。
【0026】
【実施例】虚数性(リアクティブ)負荷上でのリンギン
グ効果をダンピングさせるための装置について述べる。
以下の説明では本発明をさらに詳細に説明するために細
部にわたって記述する。しかし、技術精通者であればこ
れらの細部がなくても本発明を実施することができる。
その他の例では本発明を明確にするため既知の特徴につ
いては詳しくは述べない。本発明はヘッド駆動システム
への使用に限定されるものではなく、その他の虚数性負
荷システムに用いることができる。
【0027】本発明は読取り書込みヘッドの誘導負荷上
にダンピング抵抗を加える回路である。本発明の設計に
より、読取り動作中のダンピング抵抗を無限大にするよ
うなダンピング回路の自動スイッチングが可能になる。
書込み駆動回路はヘッドの誘導コイルを通じて電流をス
イッチするために用いられる。電流駆動回路への負荷は
回路に並列なヘッドインダクタンスと浮遊容量により成
り立っており、インダクタを通る電流はステップ電流入
力を与えられた場合はリンギング状態になる。出力端子
にダンピング抵抗を加えると、電流のリンギング信号要
素は指数関数的にダンピングされ、書込み回路の設定時
間が短くなり、これに対応して動作周波数も上昇する。
【0028】ダンピング回路を書込み駆動回路に組み込
むことにより、書込み回路が遮断された時にダンピング
抵抗を自動的に回路からスイッチアウトすることができ
る。このため、ダンピング抵抗はアナログ読取り信号の
過ダンピングによる読取り回路の検出能力を損なうこと
がない。
【0029】リンギング状態を抑えるためにある程度読
取り信号をダンピングさせたい場合は、読取りダンピン
グ抵抗をヘッドの入出力ノードに接続する。この読取り
ダンピング抵抗は真のアナログ読取り信号検出能力を損
なわずにリンギング信号のダンピングを行うことができ
るよう、書込みダンピング抵抗値よりかなり大きくなっ
ている。この小さい書込みダンピング抵抗は書込み動作
中のみにしか回路にスイッチされない書込みダンピング
抵抗と並列な読取りダンピング抵抗から構成されてい
る。
【0030】本発明の一つの実施例が図8に示してあ
る。端子HXとHYはそれぞれヘッドインダクタの一端に
接続されている。エミッタ接続されたNPNトランジス
タQ3とQ4には、それぞれ端子HXとHYに接続されたコ
レクタがある。トランジスタQ3とQ4のエミッタは書込
み電流の設定に関わる電流掃き出し回路に接続されてい
る(図示せず)。トランジスタQ3のベースは信号WDに
接続されており、したがって、信号WDがハイの場合は
端子HYからの電流を掃き出すようにはたらく。トラン
ジスタQ4のベースは信号WD*に接続されており、した
がって、WD*がハイの場合は端子HXからの電流を掃き
出すようにはたらく。NPNトランジスタQ1とQ2のコ
レクタは正の電圧源(VCC)に接続され、エミッタはそ
れぞれ端子HYとHXに接続されている。トランジスタQ
1とQ2のベースはそれぞれバイアス抵抗器R1とR2に接
続されている。NPNトランジスタQ5とQ6のコレクタ
はVCCに接続され、ベースはそれぞれトランジスタQ1
とQ2のベースに接続されている。トランジスタQ5のエ
ミッタは抵抗器Rd1を通じてHXに接続されている。ト
ランジスタQ6のエミッタは抵抗器Rd2を通じて端子HY
に接続されている。トランジスタQ31とQ32のコレクタ
はそれぞれトランジスタQ1とQ2のベースに接続されて
いる。トランジスタQ31とQ32のベースはそれぞれWD
とWD*に接続されており、Q31とQ32のエミッタはそれ
ぞれの電流源に接続されている。この回路はトランジス
タQ 、Q 、Q 3 及びQ 4 として図7の従来技術で用い
られている周知のショットキトランジスタを用いても実
施できる。
【0031】図3の駆動回路動作で説明したように、ト
ランジスタQ3は信号WDがハイの時にトランジスタQ2
からの電流を流す。トランジスタQ4は信号WD*がハイ
の時にトランジスタQ1からの電流を流す。この回路が
読取りモードまたはアイドルモードの時は、書込み電流
は遮断され電流掃き出しは行われず、Q1とQ2のベース
が低下して書込み回路が遮断される。信号WDがハイで
ある書込みモードの時は、トランジスタQ2のベースに
おける電圧は端子HXの電圧より約0.7V高い。また、
トランジスタQ6のエミッタの電圧はトランジスタQ2
6のベースにおける電圧より約0.7V低い。したがっ
て、トランジスタQ6のエミッタにおける電圧は端子HX
の電圧と等しく、抵抗器Rd2の電圧はVHX−VHYであ
る。したがって、Rd2の抵抗は端子HXとHYの間に直接
接続されているように見える。この時点において、Q5
とQ1のエミッタ電圧に対するベースが逆にバイアスに
なるようトランジスタQ5とQ1のベースはトランジスタ
31により低くされ、回路から抵抗器Rd1を自動的に引
き放す。信号WD*がハイの時は逆の状態が真になり、抵
抗器Rd1は端子HXとHYに効果的に接続され、抵抗器R
d2は回路から効果的に引き放される。このように、Rd1
やRd2はそれぞれの書込みモードWD*及びWDの最中に
回路のダンピング率を生成する。
【0032】読取りモード中のリンギング効果をダンピ
ングする必要がある時は、図8の回路の端子HXとHY
抵抗器Rd3を直接接続する。これにより読取り回路には
読取りモードの時にはダンピング抵抗器Rd3が端子HX
とHYに存在し、書込みモードの時は回路にRd3と並列
なダンピング抵抗器Rd1またはRd3と並列なダンピング
抵抗器Rd2が存在する。書込みダンピングのため、なる
べく高いダンピングを得るには抵抗値は小さい方がよ
い。これによりセットリングレートは速くなり最大動作
速度も高くなる。読取りダンピングのためには、アナロ
グ信号もダンピングされるため、ダンピングはこれより
低い必要がある。したがって、Rd3が読取りダンピング
を与えるために適切な抵抗値が選択される。次に、並列
な抵抗器Rd1‖Rd3とRd2‖Rd3が望みの書込みダンピ
ング抵抗値になるように、Rd1とRd2の抵抗値が選択さ
れる。
【0033】本発明の好ましい実施例を図9に示した。
図9では、本発明の可能な駆動環境を説明するため、さ
らにもう一つの駆動回路が表されている。しかし、本発
明は他の駆動回路や電流掃き出し回路を用いても実施で
きる。この回路は回路要素の極性を逆にしてPNPトラ
ンジスタを用いても実施できる。
【0034】図9では、トグルフリップフロップ900
が書込みデータ入力信号(WDI)をトグル入力(T)と
して受取り、出力QとQ*を発生する。QとQ*はWDI
ハイからローに移行する毎にトグルされる。トグル出力
*はNPNトランジスタQ13のベースに接続され、ト
グル出力QはNPNトランジスタQ14のベースに接続さ
れる。トランジスタQ13とQ14のコレクタは電圧源VCC
に接続されてエミッタフォロワを形成する。トランジス
タQ13のエミッタはNPNショットキトランジスタQ9
とQ11に接続され、抵抗器R3によりアースされる。ト
ランジスタQ14のエミッタは、NPNショットキトラン
ジスタQ10とQ12のベースに接続され、抵抗器R4によ
りアースされる。ショットキトランジスタQ11とQ12
エミッタは一緒に電流源I2の一つの端子に接続されて
いる。電流源I2のもう一つの端子はアースされてい
る。ショットキトランジスタQ11のコレクタはショット
キトランジスタQ7のベースに接続され、抵抗器R1によ
り電圧源VW2に接続されている。ショットキトランジス
タQ12のコレクタはショットキトランジスタQ8のベー
スに接続され、抵抗器R2により電圧源VW2に接続され
る。ショットキトランジスタQ7とQ8のコレクタは電圧
源VPに接続されている。単一電源システムでは、VP
VW2はVCCに設定されている。しかし、少なくとも2つ
の電源(例えば5Vと12V)が利用可能なシステムで
は、VPとVW2は高い電圧源に接続して、ヘッドの電圧
の振れを大きくする。
【0035】ショットキトランジスタQ7とQ8にはそれ
ぞれ、E1とE2,E3とE4というエミッタが2つずつあ
る。エミッタE1はダンピング抵抗器Rd1により端子HX
に、エミッタE2は端子HYに接続されている。エミッタ
3はダンピング抵抗器Rd2により端子HYに、エミッタ
4は端子HXに接続されている。読取りダンピング抵抗
器Rd3は選択的に端子HXとHYの間に接続されている。
ヘッドインダクタンスを表すインダクタLは端子HX
Yの間に接続されている。ショットキトランジスタQ9
のコレクタは端子HYに接続されている。ショットキト
ランジスタQ10のコレクタは端子HXに接続されてい
る。ショットキトランジスタQ9とQ10のエミッタは一
緒に電流源IWの一つの端子に接続されている。電流源
IWのもう一つの端子はアースされている。電流源IWは
書込み電流値を決定する。この実施例では、ショットキ
トランジスタは重要なトランジスタの動作が飽和領域に
入って回路のスイッチ速度を低下させる可能性のある回
路で用いられている。
【0036】トランジスタQ13とQ14により形成される
エミッタフォロワはトグルフリップフロップと残りの駆
動回路の間のバッファとしてはたらく。これによりフリ
ップフロップの負荷を軽減することができる。フリップ
フロップ900のQ出力がハイになりQ*がローになる
とトランジスタQ12がオンになり、トランジスタQ8
ベースがローになりトランジスタQ11がオフになってト
ランジスタQ7のベースがハイになる。このように、ト
ランジスタQ8がスイッチオフされるとダンピング回路
から抵抗器Rd2が切り離され、トランジスタQ7がスイ
ッチオンされると抵抗器Rd1がダンピング回路に接続さ
れる。また、トランジスタQ10がスイッチオンされ、ト
ランジスタQ9はスイッチオフされる。
【0037】フリップフロップ900のQ*出力がハイ
になりQがローになると、トランジスタQ11はオンとな
りトランジスタQ7のベースはローになり、また、トラ
ンジスタQ12はオフとなりトランジスタQ8のベースは
ハイになる。このようにトランジスタQ7がスイッチオ
フされるとダンピング回路からの抵抗器Rd2が切り離さ
れ、トランジスタQ8がダンピング回路に接続される。
トランジスタQ9はオンされトランジスタQ10はオフと
なる。
【0038】図9のダンピング回路は回路及びICレイ
アウトの使用面積を最小限でダンピング切換を行うもの
である。このダンピング回路にはさらに1つ(Rd3を利
用する場合は2つ)の抵抗器を加えるだけですみ、ま
た、機能させるためにはすでにある2つのトランジスタ
にエミッタを1つ追加するだけでよい。これとは対照的
に、図5の従来の回路にはICレイアウト上に比較的広
い面積が必要なショットキダイオードを少なくとも2つ
追加しなければならない。また、図7の従来の回路には
ショットキトランジスタ2つと電流スイッチング回路の
追加が必要である。本発明の好ましい実施例ではレイア
ウト面積や回路要素の追加を最小にするだけでなく、電
圧対電流特性を直線にし、読取りダンピング抵抗を選択
できるようになる。
【0039】図10は読取り書込み回路の処理の流れ図
を示したものである。ブロック101では、磁気記憶装
置は書込みまたは読取り処理を行っておらず、したがっ
て読取り回路と書込み回路はオフである。この動作状態
を「アイドルモード」と呼ぶ。書込み回路がオフなの
で、ダンピング抵抗は、開回路として選択することもで
きる読取りダンピング抵抗器Rd3と等しい。判断ブロッ
ク102に示されているように、システムは、結合した
電子的処理システム(パソコンなど)により読取りまた
は書込み処理が呼び出されるまではアイドルモードのま
まで、呼び出された時点で処理の流れは判断ブロック1
03に進む。選択された処理が読取り動作であれば流れ
はブロック104に進み、選択された処理が書込み動作
であれば流れはブロック108に進む。
【0040】ブロック104では、読取り回路がイネー
ブルにされ、処理はブロック105に進み、そこで読取
り処理が行われる。判断ブロック106は、読取り処理
が完了するまではブロック105にフィードバックす
る。読取り処理が完了すると、読取り回路はディスエー
ブルにされ、システムはブロック101のアイドルモー
ドに戻る。
【0041】ブロック108では、書込み回路がイネー
ブルにされ、追加ダンピング回路がシステムに自動的に
接続される(つまり、トランジスタQ7とQ8がターンオ
ンされる)。したがって、ダンピング抵抗器はRd3‖R
d1またはRd3‖Rd2に等しくなる。書込み処理は次のブ
ロック109で行われる。書込み処理が完了すると、判
断ブロック110により処理がブロック111に進み、
そこで書込み回路がディスエーブルにされ、抵抗器Rd1
とRd2は回路から電気的に取り外される(つまり、トラ
ンジスタQ7とQ8がターンオフされる)。次にシステム
はブロック101のアイドルモードに戻る。以上、ヘッ
ドダンピング自己切換機構について説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリットトロイド読取り書込みヘッドの図。
【図2】図1と等価のLC負荷回路の回路図。
【図3】従来のダンピング機構の回路図。
【図4】図3と等価のLRC負荷回路の回路図。
【図5】従来のショットキ分離ダンピング機構の回路
図。
【図6】ショットキ分離ダンピング機構の電圧・電流特
性のグラフ。
【図7】従来のスイッチドショットキクランプダンピン
グ機構の回路図。
【図8】本発明の一つの実施例の回路図。
【図9】本発明の好ましい実施例の回路図。
【図10】本発明の読取り書込み回路の基本動作の流れ
図。
【符号の説明】
10 スリットトロイド 11 導線 12 ギャップ 13 データトラック 14 磁気記録面 IW,I2,500,501 電流源 VW2,VP,Vd 電圧源 R1〜R4,Rd1,Rd2,Rd3,300,301 抵抗器 Q1〜Q14,Q31,Q32 トランジスタ Q7〜Q12,QS1,QS2 ショットキトランジスタ 302,303 ショットキダイオード E1〜E4 エミッタ WD,WD* 書込みデータ及び書込みデータ*信号 304,305,502,503,504,505 ノ
ード 900 トグルフリップフロップ

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1負荷ノードに接続されたエミッタ端
    子と、電源に接続されたコレクタ端子と、前記電源に
    抗器を介して接続されたベース端子を備える第1トラン
    ジスタと; 第2負荷ノードに接続されたエミッタ端子と、前記電源
    に接続されたコレクタ端子と、前記電源に抵抗器を介し
    接続されたベース端子を備える第2トランジスタと; 前記第1及び第2負荷ノードに接続された電流スイッチ
    ング回路であって前記第1及び第2負荷ノードを交互に
    電流源に接続する前記電流スイッチング回路と; 前記第1トランジスタの前記ベース端子と前記コレクタ
    端子にそれぞれ接続されたベース端子とコレクタ端子を
    備え、第1ダンピング抵抗器を通じて前記第2負荷ノー
    ドに接続されたエミッタ端子を備える第3トランジスタ
    と; 前記第2トランジスタの前記ベース端子と前記コレクタ
    端子にそれぞれ接続されたベース端子とコレクタ端子を
    備え、第2ダンピング抵抗器を通じて前記第1負荷ノー
    ドに接続されたエミッタ端子を備える第4トランジスタ
    と; 前記第1及び第2負荷ノードに接続された虚数性負荷か
    ら構成されることを特徴とするダンピング回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2負荷ノードの間に接続
    された第3のダンピング抵抗器をさらに備えることを特
    徴とする請求項1記載のダンピング回路。
  3. 【請求項3】 前記ダンピング回路がさらに磁気記録ヘ
    ッドの駆動回路に接続されており; 前記虚数性負荷が前記記録ヘッドにより与えられる一次
    誘導負荷と回路キャパシタンスから構成され; 前記電流スイッチング回路が書込み入力信号に対応して
    前記第1及び第2負荷ノード間の電流極性をスイッチ
    し; 前記電流源は前記駆動回路が書込みモードにない時には
    遮断されることを特徴とする請求項1記載のダンピング
    回路。
  4. 【請求項4】 前記トランジスタがNPNトランジスタ
    であることを特徴とする請求項1記載のダンピング回
    路。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタがショットキトランジ
    スタであることを特徴とする請求項4記載のダンピング
    回路。
  6. 【請求項6】 前記トランジスタがPNPトランジスタ
    であることを特徴とする請求項1記載のダンピング回
    路。
  7. 【請求項7】 第1負荷ノードに接続された第1エミッ
    タ端子と、第1ダンピング抵抗器により第2負荷ノード
    に接続された第2エミッタ端子と、電源に接続されたコ
    レクタ端子と、前記電源に抵抗器を介して接続されたベ
    ース端子を備える第1トランジスタと; 前記第2負荷ノードに接続された第1エミッタ端子と、
    第2ダンピング抵抗器により前記第1負荷ノードに接続
    された第2エミッタ端子と、前記電源に接続されたコレ
    クタ端子と、前記電源に抵抗器を介して接続されたベー
    ス端子を備える第2トランジスタと; 前記第1及び第2負荷ノードに接続され、前記第1及び
    第2負荷ノードを交互に電流源に接続する前記電流スイ
    ッチング回路と; 前記第1及び第2負荷ノードに接続された虚数性負荷か
    ら構成されることを特徴とするダンピング回路。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2負荷ノードの間に接続
    された第3ダンピング抵抗器をさらに備えることを特徴
    とする請求項7記載のダンピング回路。
  9. 【請求項9】 前記ダンピング回路がさらに磁気記録ヘ
    ッドの駆動回路に接続されており; 前記虚数性負荷が前記記録ヘッドにより表される一次誘
    導負荷と回路キャパシタンスから構成され; 前記電流スイッチング回路が書込み入力信号に反応して
    前記第1及び第2負荷ノード間の電流極性をスイッチ
    し; 前記電流源は前記駆動回路が書込みモードにない時には
    遮断されることを特徴とする請求項7記載のダンピング
    回路。
  10. 【請求項10】 前記トランジスタがNPNトランジス
    タであることを特徴とする請求項7記載のダンピング回
    路。
  11. 【請求項11】 前記トランジスタがショットキトラン
    ジスタであることを特徴とする請求項10記載のダンピ
    ング回路。
  12. 【請求項12】 前記トランジスタがPNPトランジス
    タであることを特徴とする請求項7記載のダンピング回
    路。
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