JP3613595B2 - 磁気ヘッド駆動回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、書き込みデータに従って磁気ヘッドを駆動するための駆動回路さらには書き込み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換え時間の短縮化に適用して有効な技術に関し、例えば磁気ディスクドライブ装置のヘッド部に設けられるリード・ライトICに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスクを記憶媒体とする磁気ディスク装置は、磁気ヘッドに書き込み信号を与えて駆動するライトアンプと、データの読み出しを行なうためのリードアンプとを含む磁気ヘッドドライバ半導体集積回路を備えている。
【0003】
ライトアンプを有する磁気ヘッドドライバ半導体集積回路については、例えばISSCC93/SESSION13/HARD DISK AND TAPEDRIVES/ PAPER FA13.4等に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
磁気記憶装置においてデータ書込み速度を速くするには、書込み電流の方向切換え時間を短縮しなければならず、そのためには、書込み電流の方向切換え時の電流変化率を大きくする必要がある。ところで、磁気ヘッド駆動回路は、磁気ヘッドに流れる書込み電流の方向切換えをトランジスタのオン/オフ・スイッチングで行なうように構成されている。そのため、書込み電流の方向切換え時の電流変化率は電流スイッチング用のトランジスタの動作速度に制限されてしまう。
【0005】
この発明の目的は、書込み電流の方向切換え時に過渡的に電流を増大させることで書込み速度の高速化が可能な磁気ヘッド駆動回路を提供することにある。
【0006】
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
【0008】
すなわち、本発明は、ヘッド端子に接続され書込みデータ信号によってスイッチングされるトランジスタに、書込み電流を与える電流源をそれぞれ接続するとともに方向切換え時の初期にのみ過渡的に電流を流す補助電流源を設け、上記トランジスタのスイッチングに応じて上記補助電流源をスイッチングさせるようにしたものである。
【0009】
上記した手段によれば、データ書込み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増大させることができるため、書込み電流の変化率を高めることができる。
【0010】
また、上記電流源を構成するトランジスタのコレクタにはクランプ用トランジスタを接続することにより、書込み電流の反転の際にヘッド端子電圧に生じるアンダーシュートを抑制し書込み速度の高速化を図るようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に本発明に係る磁気ヘッド駆動回路のライトアンプ回路の一実施例の概略構成が示されている。この実施例のライトアンプ回路は、コイルのようなインダクティブヘッドLが接続されるヘッド端子X,Yと電源電圧Vccとの間に、書込みデータ信号D,/D(/DはDの反転信号)によって相補的にスイッチングされるNPNトランジスタQ1,Q2が、またヘッド端子X,Yと接地点GNDとの間には主電流源MC1,MC2が接続されている。主電流源MC1,MC2も書込みデータ信号D,/Dによってオン、オフされるように構成されており、これによってDがロウレベルのときはQ1がオフ、Q2がオンするとともに主電流源MC1がオン、MC2がオフしてヘッドLにはYからXに向かう電流Iw(この実施例では電流のこの向きを正とする)が流れる。一方、書込み信号Dがハイレベルのときは、トランジスタQ1がオン、Q2がオフするとともに主電流源MC1がオフ、MC2がオンしてヘッドLにはXからYに向かう電流(−Iw)が流れる。
【0013】
また、上記ヘッド端子X,Yに補助電流源SC1,SC2が接続されており、これらの補助電流源SC1,SC2は書込みデータ信号D,/Dによって上記主電流源MC1,MC2と同様にオン、オフされるように構成されている。さらに、この実施例では、上記主電流源MC1,MC2に電流が流れ始めたか否かを検出する電流検出回路CD1,CD2が設けられており、電流検出回路CD1が主電流源MC1に電流が流れ始めたのを検出すると補助電流源SC1を速やかにオフさせ、電流検出回路CD2が主電流源MC2に電流が流れ始めたのを検出すると補助電流源SC2を速やかにオフさせるように構成されている。これによって、データ書込み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増大させることができるため、書込み電流の変化率を高め書込み速度の高速化を図ることができる。
【0014】
特に制限されないが、図1の回路はシリコンのような1個の半導体チップ上において半導体集積回路として形成されるとともに、上記ヘッド端子X,Yは半導体チップに設けられた外部端子として構成される。
【0015】
図2には、図1のライトアンプ回路の具体的な回路例が示されている。
【0016】
この実施例では、主電流源MC1は上記ヘッド端子Xに接続された電流スイッチング用トランジスタQ1のエミッタと接地点との間に直列に接続されたNPNトランジスタQ3および抵抗R1により、また主電流源MC2は上記ヘッド端子Yに接続された電流スイッチング用トランジスタQ2のエミッタと接地点との間に直列に接続されたNPNトランジスタQ4および抵抗R2によりそれぞれ構成されている。
【0017】
また、上記トランジスタQ3,Q4のコレクタには、そのコレクタ電位を制限することでQ3,Q4の飽和を防止して高速化を図るためのクランプ用トランジスタQ11,Q12のエミッタが接続されている。このクランプ用トランジスタQ11,Q12のコレクタは電源電圧Vccに接続され、そのベースには+2Vのような定電圧V3が印加されることにより、エミッタ電位すなわちトランジスタQ3,Q4のコレクタ電位をベース・エミッタ間電圧VBE分低い1.2Vのような電位にクランプする。なお、この実施例では、電源電圧Vccは例えば+5Vのような電圧にされる。
【0018】
この実施例においては、上記トランジスタQ3,Q4もトランジスタQ1,Q2に合わせてオン/オフされるように構成されている。すなわち、トランジスタQ3,Q4のベースにはそれぞれトランジスタQ23,Q24のベースが接続されており、これらのベースは各々電源電圧Vccと接地点との間に直列に接続されたトランジスタQ21と抵抗R9またはQ22と抵抗R10とからなるバイアス回路によってバイアスされて、Q3とQ23およびQ4とQ24はそれぞれカレントミラー回路を構成している。そして、上記トランジスタQ23,Q24のコレクタ端子は、書込みデータ信号D,/DによってスイッチングされるPNPトランジスタQ33,Q34を介して共通の定電流源I1に接続されている。
【0019】
これによって、書込みデータ信号DがロウレベルになってトランジスタQ33がオンされると、電流I1がトランジスタQ23に流れ、これとカレントミラーをなす上記トランジスタQ3にも電流が流れてQ3は定電流用トランジスタとして動作し、ヘッドLにはYからX向きの電流が流されるようになる。このときトランジスタQ34はハイレベルの書込みデータ信号/Dによってオフされているため、トランジスタQ24およびQ4には電流が流れないようにされる。つまり主電流源MC2としてのトランジスタQ4がオフ状態とされる。
【0020】
一方、書込みデータ信号/DがロウレベルになってトランジスタQ34がオンされると、電流I1がトランジスタQ24に流れ、これとカレントミラーをなす上記トランジスタQ4にも電流が流れてQ4は定電流用トランジスタとして動作し、ヘッドLにはXからY向きの電流が流されるようになる。このときトランジスタQ33はロウレベルの書込みデータ信号Dによってオフされているため、トランジスタQ23およびQ3には電流が流れないようにされる。つまり主電流源MC1としてのトランジスタQ3がオフ状態とされる。
【0021】
さらにこの実施例では、書込み電流の方向切換え時に過渡的にヘッドに流す電流を増加させる補助電流源SC1,SC2としてのトランジスタQ5,Q6が、上記ヘッド端子X,Yにそれぞれ接続されている。しかも、この実施例においては、上記補助電流用トランジスタQ5,Q6もトランジスタQ1,Q2に合わせてオン/オフされるように構成されている。すなわち、トランジスタQ5,Q6のベースにはそれぞれトランジスタQ7,Q8のベースが接続されており、これらのベースは各々電源電圧Vccと接地点との間に直列に接続されたトランジスタQ19と抵抗R11またはQ20と抵抗R12とからなるバイアス回路によってバイアスされて、Q5とQ7およびQ6とQ8はそれぞれカレントミラー回路を構成している。そして、上記トランジスタQ7,Q8のコレクタ端子は、書込みデータ信号D,/DによってスイッチングされるPNPトランジスタQ35,Q36を介して共通の定電流源I2に接続されている。
【0022】
これによって、書込みデータ信号DがロウレベルになってトランジスタQ35がオンされると、電流I2がトランジスタQ7に流れ、これとカレントミラーをなす上記定電流用トランジスタQ5にも電流が流れてヘッドLには端子YからX向きの補助電流が加算されて流されるようになる。このときトランジスタQ36はハイレベルの書込みデータ信号/Dによってオフされているため、トランジスタQ8およびQ6には電流が流れないようにされる。
【0023】
一方、書込みデータ信号/DがロウレベルになってトランジスタQ36がオンされると、電流I2がトランジスタQ8に流れ、これとカレントミラーをなす上記定電流用トランジスタQ6にも電流が流れてヘッドLには端子XからY向きの補助電流が加算されて流されるようになる。このときトランジスタQ35はロウレベルの書込みデータ信号Dによってオフされているため、トランジスタQ7およびQ5には電流が流れないようにされる。上記電流I2の大きさは主電流源の電流I1と同程度で良く、例えば数mAのようなオーダーが選択される。
【0024】
この実施例では、上記トランジスタQ5,Q6に、ヘッドの電流方向切換え時に過渡的つまり一時的に電流を流すようにするため、定電流用トランジスタQ3,Q4に電流が流れ始めたのを検出して上記トランジスタQ7,Q8をオフさせるための電流検出回路が設けられている。トランジスタQ13,Q15,Q17,Q9およびQ14,Q16,Q18,Q10がそれぞれ上記電流検出回路を構成するトランジスタである。上記トランジスタのうちQ13はQ3と同様Q23とカレントミラーをなし、Q14はQ4と同様Q24とカレントミラーをなすように接続されている。これとともに、トランジスタQ13と直列接続されたPNPトランジスタQ15はQ17とカレントミラーをなし、トランジスタQ14と直列接続されたPNPトランジスタQ16はQ18とカレントミラーをなすように構成されている。
【0025】
また、上記トランジスタQ9,Q10は上記トランジスタQ7,Q8のコレクタと接地点との間に接続されて電流バイパス用トランジスタとして作用するとともに、Q17およびQ18のコレクタと接地点との間には電流−電圧変換手段としての抵抗R13とR14が接続されており、Q17およびQ18のコレクタにそれぞれ電流バイパス用トランジスタQ9,Q10のベースが接続されている。このトランジスタQ9とQ10はショットキー・トランジスタで構成されている。なお、トランジスタQ9,Q10としてショットキー・トランジスタを用いたのは、これらのトランジスタの飽和を防止してオン状態からオフ状態への切り換えを速くするためである。
【0026】
従って、書込みデータ信号Dのロウレベルへの変化に伴ってトランジスタQ3に電流が流れ始めるとトランジスタQ13にも電流が流れ、Q15によってQ17に電流が転写されるため、上記ショットキー・トランジスタQ9のベース電圧が高くなってオンされ、Q19がオフされることによってQ5がオフされる。その結果、トランジスタQ5によってヘッドLに流されていた補助電流I2が速やかに遮断され、ヘッドLにはトランジスタQ3による電流I1のみが流されるようになる。
【0027】
一方、書込みデータ信号/Dのロウレベルへの変化に伴ってトランジスタQ4に電流が流れ始めるとトランジスタQ14にも電流が流れ、Q16によってQ18に電流が転写されるため、上記ショットキー・トランジスタQ10のベース電圧が高くなってオンされ、Q20がオフされることによってQ6がオフされる。その結果、トランジスタQ6によってヘッドLに流されていた補助電流IQ6が速やかに遮断され、ヘッドLにはトランジスタQ4による電流IQ4のみが流されるようになる。
【0028】
そのため、ヘッドLに流れる電流Iwは電流の向きが切り換えられるときに、従来は図3(G)に点線Bで示すように電流変化率(傾き)が小さかったものが本実施例の回路においては実線Aで示すように電流変化率が大きくなる。その結果、従来に比べて書込み電流のパルス幅を小さくして書込みデータ信号の周波数を高くすることができ、これによって書込み速度を速くすることが可能になる。
【0029】
さらに、上記実施例では主電流源となるトランジスタQ3,Q4のコレクタにクランプ用トランジスタQ11,Q12が接続されているため、図3(H)に示すようにヘッド端子電圧Vx,Vyに生じるアンダーシュートを抑制することができ、ヘッドの逆起電力による電圧(アンダーシュート)によるトランジスタQ3,Q4の飽和を防止しオン、オフの時間を短縮して書込み速度の高速化を図ることができる。また、トランジスタQ3,Q4の飽和を防止することにより、基板に流れるリーク電流も抑えることができるという利点がある。
【0030】
以上説明したように、上記実施例は、ヘッド端子に接続され書込みデータ信号によってスイッチングされるトランジスタに、書込み電流を与える電流源をそれぞれ接続するとともに方向切換え時の初期にのみ過渡的に電流を流す補助電流源を設け、上記トランジスタのスイッチングに応じて上記補助電流源をスイッチングさせるようにしたので、データ書込み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増大させることができるため、書込み電流の変化率を高めることができるという効果がある。
【0031】
また、上記電流源を構成するトランジスタのコレクタにはクランプ用トランジスタを接続するようにしたので、書込み電流の反転の際にヘッド端子電圧に生じるアンダーシュートを抑制し、書込み速度の高速化を図ることができるという効果がある。
【0032】
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば実施例においては、ライトアンプ回路のみ説明したが、同一チップ上にリードアンプ回路を備えている磁気ヘッド駆動回路にも適用することができる。しかもその場合、磁気ヘッドをライトアンプ回路とリードアンプ回路とで共用するような構成にすることも可能である。また、実施例における定電流源I1,I2は、定電圧発生回路とそれによってバイアスされたトランジスタとで構成しても良いし、外部端子として設けられた端子に外付けされた電流源によって引き抜かれる電流を元の電流とするカレントミラー回路によって構成するようにしても良い。
【0033】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である磁気ディスク装置用のヘッド駆動半導体集積回路に内蔵されるライトアンプ回路に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、磁気ヘッド駆動回路を備えた半導体集積回路一般に利用することができる。
【0034】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
【0035】
すなわち、データ書込み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増大させることができ、これによって書込み電流の変化率を高め、高速なデータ書込みが可能な磁気ヘッド駆動回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッド駆動回路のライトアンプ回路の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の磁気ヘッド駆動回路のライトアンプ回路の具体的な回路例を示す回路図である。
【図3】本発明の磁気ヘッド駆動回路における書込みデータ信号と各部の電流波形およびヘッド端子電圧の一例を示す波形図ある。
【符号の説明】
L コイル(磁気ヘッド)
X,Y ヘッド端子
I1,I2 定電流源
MC1,MS2 主電流源
SC1,SC2 補助電流源
CD1,CD2 電流検出回路
Q1,Q2 電流スイッチング用トランジスタ
Q3,Q4 定電流用トランジスタ
Q11,Q12 クランプ用トランジスタ

Claims (5)

  1. インダクティブヘッドが接続されるヘッド端子と電源電圧端子間に一対の電流スイッチング用トランジスタが、またヘッド端子と接地点との間に一対の主電流源が接続され、上記電流スイッチング用トランジスタ対および主電流源対は各々互いに逆相のデータ信号によってオン、オフ駆動されて上記ヘッドに流れる電流の向きが切り換わるように構成された磁気ヘッド駆動回路において、
    上記ヘッド端子には上記互いに逆相のデータ信号によってオン、オフ駆動される一対の補助電流源を接続するとともに、上記主電流源の電流を検出する電流検出回路を設け、上記データ信号に基づき上記一対の主電流源のうち一方と上記一対の補助電流源のうち一方とがオフ状態からオン状態に切り替わって互いの電流が合成されて上記ヘッドに流されるとともに、上記電流検出回路によって上記主電流源の電流が検出されたことに基づき上記オン状態の補助電流源がオフ状態に切り替えられるようにしたことを特徴とする磁気ヘッド駆動半導体集積回路。
  2. 上記主電流源は、上記電流スイッチング用トランジスタのエミッタと接地点との間に接続された定電流用トランジスタからなり、該定電流用トランジスタにはそのコレクタ電圧を制限するクランプ用トランジスタが接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド駆動回路。
  3. 上記補助電流源は、上記ヘッド端子にそれぞれ接続された一対のトランジスタと、これらのトランジスタと各々カレントミラー回路を構成するように接続されたトランジスタと、このカレントミラー用トランジスタにそれぞれ接続され上記データ信号によって相補的に制御される電流切換え用トランジスタと、これらの電流切換え用トランジスタに接続された共通の定電流源と、上記カレントミラー用トランジスタと上記電流切換え用トランジスタとの接続ノードに接続された電流バイパス用のトランジスタとからなり、上記電流検出回路は上記電流バイパス用トランジスタを制御するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気ヘッド駆動回路。
  4. 上記電流検出回路は、上記主電流源を構成する定電流用トランジスタとカレントミラー回路を構成するように接続されたトランジスタと、該トランジスタに流れる電流を電圧に変換する電流−電圧変換手段とからなり、変換された電圧が上記電流バイパス用トランジスタのベースに供給されていることを特徴とする請求項3に記載の磁気ヘッド駆動回路。
  5. 上記電流バイパス用トランジスタはショットキートランジスタで構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の磁気ヘッド駆動回路。
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