JPH09219004A - 磁気ヘッド駆動回路 - Google Patents

磁気ヘッド駆動回路

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JPH09219004A
JPH09219004A JP5246296A JP5246296A JPH09219004A JP H09219004 A JPH09219004 A JP H09219004A JP 5246296 A JP5246296 A JP 5246296A JP 5246296 A JP5246296 A JP 5246296A JP H09219004 A JPH09219004 A JP H09219004A
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head
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裕士 長屋
Maki Yoshinaga
眞樹 吉永
Noriaki Hatanaka
紀明 畑中
Takeo Mochizuki
建男 望月
Atsushi Moriya
篤 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記憶装置においてデータ書込み速度を速
くするには、書込み電流の切換え時間を短縮しなければ
ならず、そのためには、書込み電流の方向切換え時の電
流変化率を大きくする必要がある。 【解決手段】 ヘッド端子に接続され書込みデータ信号
によってスイッチングされるトランジスタに、書込み電
流を与える定電流源をそれぞれ接続するとともに方向切
換え時の初期にのみ過渡的に電流を流す補助電流源を設
け、上記トランジスタのスイッチングに応じて上記補助
電流源をスイッチングさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き込みデータに従っ
て磁気ヘッドを駆動するための駆動回路さらには書き込
み時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換え時間
の短縮化に適用して有効な技術に関し、例えば磁気ディ
スクドライブ装置のヘッド部に設けられるリード・ライ
トICに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクを記憶媒体とする磁気ディ
スク装置は、磁気ヘッドに書き込み信号を与えて駆動す
るライトアンプと、データの読み出しを行なうためのリ
ードアンプとを含む磁気ヘッドドライバ半導体集積回路
を備えている。
【0003】ライトアンプを有する磁気ヘッドドライバ
半導体集積回路については、例えばISSCC93/S
ESSION13/HARD DISK AND TA
PEDRIVES/ PAPER FA13.4等に記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気記憶装置において
データ書込み速度を速くするには、書込み電流の方向切
換え時間を短縮しなければならず、そのためには、書込
み電流の方向切換え時の電流変化率を大きくする必要が
ある。ところで、磁気ヘッド駆動回路は、磁気ヘッドに
流れる書込み電流の方向切換えをトランジスタのオン/
オフ・スイッチングで行なうように構成されている。そ
のため、書込み電流の方向切換え時の電流変化率は電流
スイッチング用のトランジスタの動作速度に制限されて
しまう。
【0005】この発明の目的は、書込み電流の方向切換
え時に過渡的に電流を増大させることで書込み速度の高
速化が可能な磁気ヘッド駆動回路を提供することにあ
る。
【0006】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0008】すなわち、本発明は、ヘッド端子に接続さ
れ書込みデータ信号によってスイッチングされるトラン
ジスタに、書込み電流を与える電流源をそれぞれ接続す
るとともに方向切換え時の初期にのみ過渡的に電流を流
す補助電流源を設け、上記トランジスタのスイッチング
に応じて上記補助電流源をスイッチングさせるようにし
たものである。
【0009】上記した手段によれば、データ書込み時に
おける磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡
的に電流を増大させることができるため、書込み電流の
変化率を高めることができる。
【0010】また、上記電流源を構成するトランジスタ
のコレクタにはクランプ用トランジスタを接続すること
により、書込み電流の反転の際にヘッド端子電圧に生じ
るアンダーシュートを抑制し書込み速度の高速化を図る
ようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0012】図1に本発明に係る磁気ヘッド駆動回路の
ライトアンプ回路の一実施例の概略構成が示されてい
る。この実施例のライトアンプ回路は、コイルのような
インダクティブヘッドLが接続されるヘッド端子X,Y
と電源電圧Vccとの間に、書込みデータ信号D,/D
(/DはDの反転信号)によって相補的にスイッチング
されるNPNトランジスタQ1,Q2が、またヘッド端
子X,Yと接地点GNDとの間には主電流源MC1,M
C2が接続されている。主電流源MC1,MC2も書込
みデータ信号D,/Dによってオン、オフされるように
構成されており、これによってDがロウレベルのときは
Q1がオフ、Q2がオンするとともに主電流源MC1が
オン、MC2がオフしてヘッドLにはYからXに向かう
電流Iw(この実施例では電流のこの向きを正とする)
が流れる。一方、書込み信号Dがハイレベルのときは、
トランジスタQ1がオン、Q2がオフするとともに主電
流源MC1がオフ、MC2がオンしてヘッドLにはXか
らYに向かう電流(−Iw)が流れる。
【0013】また、上記ヘッド端子X,Yに補助電流源
SC1,SC2が接続されており、これらの補助電流源
SC1,SC2は書込みデータ信号D,/Dによって上
記主電流源MC1,MC2と同様にオン、オフされるよ
うに構成されている。さらに、この実施例では、上記主
電流源MC1,MC2に電流が流れ始めたか否かを検出
する電流検出回路CD1,CD2が設けられており、電
流検出回路CD1が主電流源MC1に電流が流れ始めた
のを検出すると補助電流源SC1を速やかにオフさせ、
電流検出回路CD2が主電流源MC2に電流が流れ始め
たのを検出すると補助電流源SC2を速やかにオフさせ
るように構成されている。これによって、データ書込み
時における磁気ヘッドに流れる電流の方向切換えの際に
過渡的に電流を増大させることができるため、書込み電
流の変化率を高め書込み速度の高速化を図ることができ
る。
【0014】特に制限されないが、図1の回路はシリコ
ンのような1個の半導体チップ上において半導体集積回
路として形成されるとともに、上記ヘッド端子X,Yは
半導体チップに設けられた外部端子として構成される。
【0015】図2には、図1のライトアンプ回路の具体
的な回路例が示されている。
【0016】この実施例では、主電流源MC1は上記ヘ
ッド端子Xに接続された電流スイッチング用トランジス
タQ1のエミッタと接地点との間に直列に接続されたN
PNトランジスタQ3および抵抗R1により、また主電
流源MC2は上記ヘッド端子Yに接続された電流スイッ
チング用トランジスタQ2のエミッタと接地点との間に
直列に接続されたNPNトランジスタQ4および抵抗R
2によりそれぞれ構成されている。
【0017】また、上記トランジスタQ3,Q4のコレ
クタには、そのコレクタ電位を制限することでQ3,Q
4の飽和を防止して高速化を図るためのクランプ用トラ
ンジスタQ11,Q12のエミッタが接続されている。
このクランプ用トランジスタQ11,Q12のコレクタ
は電源電圧Vccに接続され、そのベースには+2Vの
ような定電圧V3が印加されることにより、エミッタ電
位すなわちトランジスタQ3,Q4のコレクタ電位をベ
ース・エミッタ間電圧VBE分低い1.2Vのような電位
にクランプする。なお、この実施例では、電源電圧Vc
cは例えば+5Vのような電圧にされる。
【0018】この実施例においては、上記トランジスタ
Q3,Q4もトランジスタQ1,Q2に合わせてオン/
オフされるように構成されている。すなわち、トランジ
スタQ3,Q4のベースにはそれぞれトランジスタQ2
3,Q24のベースが接続されており、これらのベース
は各々電源電圧Vccと接地点との間に直列に接続され
たトランジスタQ21と抵抗R9またはQ22と抵抗R
10とからなるバイアス回路によってバイアスされて、
Q3とQ23およびQ4とQ24はそれぞれカレントミ
ラー回路を構成している。そして、上記トランジスタQ
23,Q24のコレクタ端子は、書込みデータ信号D,
/DによってスイッチングされるPNPトランジスタQ
33,Q34を介して共通の定電流源I1に接続されて
いる。
【0019】これによって、書込みデータ信号Dがロウ
レベルになってトランジスタQ33がオンされると、電
流I1がトランジスタQ23に流れ、これとカレントミ
ラーをなす上記トランジスタQ3にも電流が流れてQ3
は定電流用トランジスタとして動作し、ヘッドLにはY
からX向きの電流が流されるようになる。このときトラ
ンジスタQ34はハイレベルの書込みデータ信号/Dに
よってオフされているため、トランジスタQ24および
Q4には電流が流れないようにされる。つまり主電流源
MC2としてのトランジスタQ4がオフ状態とされる。
【0020】一方、書込みデータ信号/Dがロウレベル
になってトランジスタQ34がオンされると、電流I1
がトランジスタQ24に流れ、これとカレントミラーを
なす上記トランジスタQ4にも電流が流れてQ4は定電
流用トランジスタとして動作し、ヘッドLにはXからY
向きの電流が流されるようになる。このときトランジス
タQ33はロウレベルの書込みデータ信号Dによってオ
フされているため、トランジスタQ23およびQ3には
電流が流れないようにされる。つまり主電流源MC1と
してのトランジスタQ3がオフ状態とされる。
【0021】さらにこの実施例では、書込み電流の方向
切換え時に過渡的にヘッドに流す電流を増加させる補助
電流源SC1,SC2としてのトランジスタQ5,Q6
が、上記ヘッド端子X,Yにそれぞれ接続されている。
しかも、この実施例においては、上記補助電流用トラン
ジスタQ5,Q6もトランジスタQ1,Q2に合わせて
オン/オフされるように構成されている。すなわち、ト
ランジスタQ5,Q6のベースにはそれぞれトランジス
タQ7,Q8のベースが接続されており、これらのベー
スは各々電源電圧Vccと接地点との間に直列に接続さ
れたトランジスタQ19と抵抗R11またはQ20と抵
抗R12とからなるバイアス回路によってバイアスされ
て、Q5とQ7およびQ6とQ8はそれぞれカレントミ
ラー回路を構成している。そして、上記トランジスタQ
7,Q8のコレクタ端子は、書込みデータ信号D,/D
によってスイッチングされるPNPトランジスタQ3
5,Q36を介して共通の定電流源I2に接続されてい
る。
【0022】これによって、書込みデータ信号Dがロウ
レベルになってトランジスタQ35がオンされると、電
流I2がトランジスタQ7に流れ、これとカレントミラ
ーをなす上記定電流用トランジスタQ5にも電流が流れ
てヘッドLには端子YからX向きの補助電流が加算され
て流されるようになる。このときトランジスタQ36は
ハイレベルの書込みデータ信号/Dによってオフされて
いるため、トランジスタQ8およびQ6には電流が流れ
ないようにされる。
【0023】一方、書込みデータ信号/Dがロウレベル
になってトランジスタQ36がオンされると、電流I2
がトランジスタQ8に流れ、これとカレントミラーをな
す上記定電流用トランジスタQ6にも電流が流れてヘッ
ドLには端子XからY向きの補助電流が加算されて流さ
れるようになる。このときトランジスタQ35はロウレ
ベルの書込みデータ信号Dによってオフされているた
め、トランジスタQ7およびQ5には電流が流れないよ
うにされる。上記電流I2の大きさは主電流源の電流I
1と同程度で良く、例えば数mAのようなオーダーが選
択される。
【0024】この実施例では、上記トランジスタQ5,
Q6に、ヘッドの電流方向切換え時に過渡的つまり一時
的に電流を流すようにするため、定電流用トランジスタ
Q3,Q4に電流が流れ始めたのを検出して上記トラン
ジスタQ7,Q8をオフさせるための電流検出回路が設
けられている。トランジスタQ13,Q15,Q17,
Q9およびQ14,Q16,Q18,Q10がそれぞれ
上記電流検出回路を構成するトランジスタである。上記
トランジスタのうちQ13はQ3と同様Q23とカレン
トミラーをなし、Q14はQ4と同様Q24とカレント
ミラーをなすように接続されている。これとともに、ト
ランジスタQ13と直列接続されたPNPトランジスタ
Q15はQ17とカレントミラーをなし、トランジスタ
Q14と直列接続されたPNPトランジスタQ16はQ
18とカレントミラーをなすように構成されている。
【0025】また、上記トランジスタQ9,Q10は上
記トランジスタQ7,Q8のコレクタと接地点との間に
接続されて電流バイパス用トランジスタとして作用する
とともに、Q17およびQ18のコレクタと接地点との
間には電流−電圧変換手段としての抵抗R13とR14
が接続されており、Q17およびQ18のコレクタにそ
れぞれ電流バイパス用トランジスタQ9,Q10のベー
スが接続されている。このトランジスタQ9とQ10は
ショットキー・トランジスタで構成されている。なお、
トランジスタQ9,Q10としてショットキー・トラン
ジスタを用いたのは、これらのトランジスタの飽和を防
止してオン状態からオフ状態への切り換えを速くするた
めである。
【0026】従って、書込みデータ信号Dのロウレベル
への変化に伴ってトランジスタQ3に電流が流れ始める
とトランジスタQ13にも電流が流れ、Q15によって
Q17に電流が転写されるため、上記ショットキー・ト
ランジスタQ9のベース電圧が高くなってオンされ、Q
19がオフされることによってQ5がオフされる。その
結果、トランジスタQ5によってヘッドLに流されてい
た補助電流I2が速やかに遮断され、ヘッドLにはトラ
ンジスタQ3による電流I1のみが流されるようにな
る。
【0027】一方、書込みデータ信号/Dのロウレベル
への変化に伴ってトランジスタQ4に電流が流れ始める
とトランジスタQ14にも電流が流れ、Q16によって
Q18に電流が転写されるため、上記ショットキー・ト
ランジスタQ10のベース電圧が高くなってオンされ、
Q20がオフされることによってQ6がオフされる。そ
の結果、トランジスタQ6によってヘッドLに流されて
いた補助電流IQ6が速やかに遮断され、ヘッドLにはト
ランジスタQ4による電流IQ4のみが流されるようにな
る。
【0028】そのため、ヘッドLに流れる電流Iwは電
流の向きが切り換えられるときに、従来は図3(G)に
点線Bで示すように電流変化率(傾き)が小さかったも
のが本実施例の回路においては実線Aで示すように電流
変化率が大きくなる。その結果、従来に比べて書込み電
流のパルス幅を小さくして書込みデータ信号の周波数を
高くすることができ、これによって書込み速度を速くす
ることが可能になる。
【0029】さらに、上記実施例では主電流源となるト
ランジスタQ3,Q4のコレクタにクランプ用トランジ
スタQ11,Q12が接続されているため、図3(H)
に示すようにヘッド端子電圧Vx,Vyに生じるアンダ
ーシュートを抑制することができ、ヘッドの逆起電力に
よる電圧(アンダーシュート)によるトランジスタQ
3,Q4の飽和を防止しオン、オフの時間を短縮して書
込み速度の高速化を図ることができる。また、トランジ
スタQ3,Q4の飽和を防止することにより、基板に流
れるリーク電流も抑えることができるという利点があ
る。
【0030】以上説明したように、上記実施例は、ヘッ
ド端子に接続され書込みデータ信号によってスイッチン
グされるトランジスタに、書込み電流を与える電流源を
それぞれ接続するとともに方向切換え時の初期にのみ過
渡的に電流を流す補助電流源を設け、上記トランジスタ
のスイッチングに応じて上記補助電流源をスイッチング
させるようにしたので、データ書込み時における磁気ヘ
ッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増
大させることができるため、書込み電流の変化率を高め
ることができるという効果がある。
【0031】また、上記電流源を構成するトランジスタ
のコレクタにはクランプ用トランジスタを接続するよう
にしたので、書込み電流の反転の際にヘッド端子電圧に
生じるアンダーシュートを抑制し、書込み速度の高速化
を図ることができるという効果がある。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば実施
例においては、ライトアンプ回路のみ説明したが、同一
チップ上にリードアンプ回路を備えている磁気ヘッド駆
動回路にも適用することができる。しかもその場合、磁
気ヘッドをライトアンプ回路とリードアンプ回路とで共
用するような構成にすることも可能である。また、実施
例における定電流源I1,I2は、定電圧発生回路とそ
れによってバイアスされたトランジスタとで構成しても
良いし、外部端子として設けられた端子に外付けされた
電流源によって引き抜かれる電流を元の電流とするカレ
ントミラー回路によって構成するようにしても良い。
【0033】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である磁気デ
ィスク装置用のヘッド駆動半導体集積回路に内蔵される
ライトアンプ回路に適用した場合について説明したが、
本発明はそれに限定されるものでなく、磁気ヘッド駆動
回路を備えた半導体集積回路一般に利用することができ
る。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0035】すなわち、データ書込み時における磁気ヘ
ッドに流れる電流の方向切換えの際に過渡的に電流を増
大させることができ、これによって書込み電流の変化率
を高め、高速なデータ書込みが可能な磁気ヘッド駆動回
路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッド駆動回路のライトアン
プ回路の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の磁気ヘッド駆動回路のライトアンプ回
路の具体的な回路例を示す回路図である。
【図3】本発明の磁気ヘッド駆動回路における書込みデ
ータ信号と各部の電流波形およびヘッド端子電圧の一例
を示す波形図ある。
【符号の説明】
L コイル(磁気ヘッド) X,Y ヘッド端子 I1,I2 定電流源 MC1,MS2 主電流源 SC1,SC2 補助電流源 CD1,CD2 電流検出回路 Q1,Q2 電流スイッチング用トランジスタ Q3,Q4 定電流用トランジスタ Q11,Q12 クランプ用トランジスタ
フロントページの続き (72)発明者 長屋 裕士 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 吉永 眞樹 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 畑中 紀明 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 望月 建男 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社 (72)発明者 森谷 篤 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インダクティブヘッドが接続されるヘッ
    ド端子と電源電圧端子間に一対の電流スイッチング用ト
    ランジスタが、またヘッド端子と接地点との間に一対の
    主電流源が接続され、上記電流スイッチング用トランジ
    スタ対および主電流源対は各々互いに逆相のデータ信号
    によってオン、オフ駆動されて上記ヘッドに流れる電流
    の向きが切り換わるように構成された磁気ヘッド駆動回
    路において、上記ヘッド端子には補助電流源を接続する
    とともに、上記主電流源の電流を検出する電流検出回路
    を設け、該電流検出回路によってオフ状態からオン状態
    に切り換わった主電流源側のヘッド端子より上記補助電
    流源に基づく電流を合成して流すようにしたことを特徴
    とする磁気ヘッド駆動半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記主電流源は、上記電流スイッチング
    用トランジスタのエミッタと接地点との間に接続された
    定電流用トランジスタからなり、該定電流用トランジス
    タにはそのコレクタ電圧を制限するクランプ用トランジ
    スタが接続されてなることを特徴とする請求項1に記載
    の磁気ヘッド駆動回路。
  3. 【請求項3】 上記補助電流源は、上記ヘッド端子にそ
    れぞれ接続された一対のトランジスタと、これらのトラ
    ンジスタと各々カレントミラー回路を構成するように接
    続されたトランジスタと、このカレントミラー用トラン
    ジスタにそれぞれ接続され上記データ信号によって相補
    的に制御される電流切換え用トランジスタと、これらの
    電流切換え用トランジスタに接続された共通の定電流源
    と、上記カレントミラー用トランジスタと上記電流切換
    え用トランジスタとの接続ノードに接続された電流バイ
    パス用のトランジスタとからなり、上記電流検出回路は
    上記電流バイパス用トランジスタを制御するように構成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    磁気ヘッド駆動回路。
  4. 【請求項4】 上記電流検出回路は、上記主電流源を構
    成する定電流用トランジスタとカレントミラー回路を構
    成するように接続されたトランジスタと、該トランジス
    タに流れる電流を電圧に変換する電流−電圧変換手段と
    からなり、変換された電圧が上記電流バイパス用トラン
    ジスタのベースに供給されていることを特徴とする請求
    項3に記載の磁気ヘッド駆動回路。
  5. 【請求項5】 上記電流バイパス用トランジスタはショ
    ットキートランジスタで構成されていることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の磁気ヘッド駆動回路。
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Cited By (6)

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