JPH04269260A - 外壁パネルユニットの目地構造 - Google Patents

外壁パネルユニットの目地構造

Info

Publication number
JPH04269260A
JPH04269260A JP3000391A JP3000391A JPH04269260A JP H04269260 A JPH04269260 A JP H04269260A JP 3000391 A JP3000391 A JP 3000391A JP 3000391 A JP3000391 A JP 3000391A JP H04269260 A JPH04269260 A JP H04269260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
joint portion
wall
exterior
seal mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3000391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2560921B2 (ja
Inventor
Minoru Saito
実 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP3030003A priority Critical patent/JP2560921B2/ja
Publication of JPH04269260A publication Critical patent/JPH04269260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560921B2 publication Critical patent/JP2560921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、構築物の躯体に金属
製フレームを介し複数取付けられて壁体となる、石,タ
イル,ガラス,フーロー鉄板パネル等の外装パネル取付
け構造、特にこの外装パネル取付け時における各外装パ
ネル間の目地部構造に関するものである。
【0002】
【従来技術およびこの発明が解決しようとする課題】従
来この種の外装パネル間の目地部構造としては、壁体を
構成すべく複数取付けられる各外装パネル間に、液状シ
ール材を充填してなのものが一般に知られている。しか
しこの液状シール材が、石,タイル等の外装パネルにお
ける目地部周辺に浸透してしまうことがあると共に、そ
れに汚れが付着することによって目地部の周辺を汚して
見苦しくすることがある。
【0003】また外装パネルに例えば石を使用した場合
には、目地部の液状シール材と外装パネルの石との接着
不良により、液状シール材と石表面とが剥離して、目地
部から漏水を起こすことが良くある。さらにこの石の各
外装パネル間に液状シール材を充填する時には、石が汚
れ易いことから、各外装パネルの表面をテープで覆って
、液状シール材が石の表面を汚さないようにする,所謂
テープ養生を行う必要がある。
【0004】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は壁体となる各外装パネル間の目地
部の体裁を良くすることができると共に、目地部,即ち
各外装パネル間および外装パネルと躯体との間のシール
を確実に行うことのできる外装パネル間の目地部構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による各外装パ
ネル間の目時部には、その壁体表面側の各外装パネル間
において表面側シール型材を、また壁体裏面側の各外装
パネル間および前記躯体と各外装パネルとの間において
裏面側シール型材をそれぞれ介装する。またこの目地部
には、表面側シール型材と裏面側シール型材との間にお
いて空間部を形成する。さらに目地部における表面側シ
ール型材に、適宜位置の一部分において、裏面側シール
型材とで形成している目地部の空間部と連通する開口部
を形成する。
【0006】そして液状シール材を使用せずにシール型
材を使うことにより、目地部周辺に浸透して汚してしま
うようなことをなくすと共に、このことから汚れ防止用
であるテープ養生等の実施手間を省く。さらに各外装パ
ネル間の目地部構造は、目地部における表面側および裏
面側に二つのシール型材を介装した、二重の防水,防風
構造として風雨が入りにくくしたものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の外装パネル間の目地部構造
を図示する実施例によって説明する。
【0008】構築物の躯体2に壁体3構成用として複数
取付けられた各外装パネル4間における目地部1の構造
(図1〜図3参照)は、目地部1の壁体表面側5での各
外装パネル4間において表面側シール型材6が、また壁
体裏面側7での各外装パネル4間および躯体2と各外装
パネル4との間において裏面側シール型材8がそれぞれ
介装されてなっている。
【0009】そしてこの実施例での目地部1には、表面
側シール型材6と裏面側シール型材8との間において空
間部9が形成されている。また表面側シール型材6には
、適宜位置の一部分において、裏面側シール型材8とで
形成している目地部1の空間部9と連通する開口部10
が形成されている。
【0010】なおここでの躯体2は、図1および図2に
示すように、金属製フレームでなっている。また外装パ
ネル4は、図3に示すように、複数枚で一個のユニット
11を形成していると共に、このユニット11単位で金
属製フレームの躯体2へ取付けられることで、壁体3を
構成している。またこのことにより目地部1としては、
ユニットを形成している各外装パネル4間と、各ユニッ
ト11間という二種類の態様がある。
【0011】そしてユニット11を形成している各外装
パネル4間の目地部1は、図1に示すように、各外装パ
ネル4の間隙が狭いものとなっている。そのためここで
の表面側シール型材6は、図4に示すように基部6aの
両側方向へ密着片6bが突出した断面略矢印状に形成さ
れている。また裏面側シール型材8は、図5に示すよう
に、各外装パネル4間に介装される基部8aと、躯体2
と各外装パネル4との間に介装される断面略半円筒状の
密着部8bとが一体形成されてなっている。
【0012】一方各ユニット11間の目地部1は、図2
に示すように各外装パネル4の間隙が広いものとなっん
ている。そのためここでの表面側シール型材6は、各外
装パネル4の間隙が広いことから、図6に示すように、
図4で示したものの基部6aの幅を大きく形成したもの
である。また裏面側シール型材8は、図7に示すように
、各外装パネル4間に介装される断面略半円筒状の第一
密着部8aと、躯体2と各外装パネル4との間に介装さ
れる断面略半円筒状の第二密着部8bとが一体形成され
てなっている。
【0013】このような構成からなる各外装パネル4間
における目時部1の構造によって、各外装パネル4を壁
体3とすべく構築物の躯体2へ取付ける時には、次に述
べるようにして行う。
【0014】まず予め工場等で、石,タイル,ガラス,
ホーロー鉄板等の表面仕上げ材を用いた外装パネル4を
複数枚接合して、一個のユニット11を製造する。なお
このユニット11の製造時には、ユニット11の表裏面
において、表面側シール型材6と裏面側シール型材8と
も、予め取付けておく。
【0015】そしてこの時の表面側シール型材6は、図
8に示すように、図4で示した各外装パネル4間の目地
部1用のものだけを縦・横に配設した状態で一体形成し
て取付けられている。また裏面側シール型材8は、図9
に示すように、図5で示した各外装パネル4間の目地部
1用のものを縦・横に配設すると共に、この周囲に図7
で示した各ユニット11間の目地部1用のものを配設し
た状態で一体形成して取付けられている。
【0016】なおここで、各ユニット11を構成してい
る各外装パネル4間は、図4で示した表面側シール型材
6と、図5で示した裏面側シール型材8の基部8aとに
より、二重シール構造で密着している。
【0017】次にこのように予め製造したユニット11
を、現場にて躯体2へ複数取付ける。
【0018】この時に各ユニット11と躯体2との間は
、図5で示した裏面側シール型材8の密着部8 と、図
7で示した裏面側シール型材8の第二密着部8bとで密
着される。また各ユニット11の間は、図7で示した裏
面側シール型材8の第一密着部8aで密着される。
【0019】そして最後に、各ユニット11間の目地部
1における表面側に、図6で示した表面側シール型材6
を嵌入させる。これにより、この表面側シール型材6と
、図7で示した裏面側シール型材8の第一密着部8aと
で、各ユニット11の間が二重シール構造で密着して、
壁体3となる。
【0020】なお図10に示すように、図4および図6
で示した表面側シール型材6には、裏面側シール型材8
との間に形成されている目地部1の空間部9と連通する
開口部10を設けることにより、空間部9を等圧空間に
することができる。そのため空間部9内へと、壁体裏面
側7へとに雨水が侵入しないようにできる。
【0021】また図11および図12は、この発明にお
ける外装パネル間の目地部構造の別態様を示すものであ
る。 ここでは、厚みが薄い各外装パネル4を取付けた時の目
地部構造である。そして図11は、ユニット11を形成
している各外装パネル4間の目地部1を示したものであ
る。 また図12は、各ユニット11間の目地部1を示したも
のである。
【0022】
【発明の効果】液状シール材を使用せずにシール型材を
使うことにより、液状シール材のように各外装パネル間
の目地部周辺に浸透して、外装パネルを汚してしまうよ
うなことをなくすことができる。このことは、汚れ防止
用であるテープ養生等の実施手間を省くこともできる。
【0023】また各外装パネル間の目地部構造は、目地
部における表面側および裏面側に二つの表裏側シール型
材を介装してなるので、二重の防水,防風構造として目
地部からの風雨の侵入を確実に阻止することができる。
【0024】さらに表面側シール型材と裏面側シール型
材との間において空間部を形成すると共に、表面側シー
ル型材の適宜位置の一部分において、空間部と連通する
開口部を形成しているので、空間部を等圧空間として風
雨が侵入しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の外装パネル間の目地部構造を示す図
3のA−A線断面図である。
【図2】図3のB−B線断面図である。
【図3】この発明の外装パネル間の目地部構造により壁
体を構成した状態を示す正面図である。
【図4】この発明の外装パネル間の目地部構造における
表面側シール型材を示す断面図である。
【図5】この発明の外装パネル間の目地部構造における
裏面側シール型材を示す断面図である。
【図6】この発明の外装パネル間の目地部構造における
表面側シール型材の別態様を示す断面図である。
【図7】この発明の外装パネル間の目地部構造における
裏面側シール型材の別態様を示す断面図である。
【図8】外装パネルへの表面側シール型材の取付け状態
を示す概略図である。
【図9】外装パネルへの裏面側シール型材の取付け状態
を示す概略図である。
【図10】外装パネルへ取付けた表面側シール型材に開
口部を設けた状態を示す概略図である。
【図11】この発明の外装パネル間の目地部構造の別態
様を示す断面図である。
【図12】この発明の外装パネル間の目地部構造の別態
様を示す断面図である。
【符号の説明】
1…目地部、2…躯体、3…壁体、4…外装パネル、5
…壁体表面側、6…表面側シール型材、6a…基部、6
b…密着片、7…壁体裏面側、8…裏面側シール型材、
8a…基部,第一密着部、8b…密着部,第二密着部、
9…空間部、10…開口部、11…ユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  構築物の躯体に壁体構成用として複数
    取付けられる各外装パネル間の目地部構造であり、前記
    目地部には、その壁体表面側の各外装パネル間において
    表面側シール型材が、また壁体裏面側の各外装パネル間
    および前記躯体と各外装パネルとの間において裏面側シ
    ール型材がそれぞれ介装されていることを特徴とする外
    装パネル間の目地部構造。
  2. 【請求項2】  壁体として複数取付けた各外装パネル
    間の目地部には、表面側シール型材と裏面側シール型材
    との間において空間部が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の外装パネル間の目地部構造。
  3. 【請求項3】  壁体として複数取付けた各外装パネル
    間の目地部における表面側シール型材には、適宜位置の
    一部分において、裏面側シール型材とで形成している前
    記目地部の空間部と連通する開口部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の外装パネル間の目地部構
    造。
JP3030003A 1991-02-25 1991-02-25 外壁パネルユニットの目地構造 Expired - Lifetime JP2560921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3030003A JP2560921B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 外壁パネルユニットの目地構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3030003A JP2560921B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 外壁パネルユニットの目地構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04269260A true JPH04269260A (ja) 1992-09-25
JP2560921B2 JP2560921B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=12291726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3030003A Expired - Lifetime JP2560921B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 外壁パネルユニットの目地構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2560921B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006188897A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Nittetsu Steel Sheet Corp 断熱パネルの接続構造
JP2010261153A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Daiwa House Industry Co Ltd 化粧目地一体型乾式目地構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126270A (ja) * 1984-07-16 1986-02-05 Fanuc Ltd 発光装置
JPS6179034A (ja) * 1984-09-26 1986-04-22 Nippon Air Brake Co Ltd ディスクブレ−キ
JPS61192848A (ja) * 1985-02-22 1986-08-27 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126270A (ja) * 1984-07-16 1986-02-05 Fanuc Ltd 発光装置
JPS6179034A (ja) * 1984-09-26 1986-04-22 Nippon Air Brake Co Ltd ディスクブレ−キ
JPS61192848A (ja) * 1985-02-22 1986-08-27 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006188897A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Nittetsu Steel Sheet Corp 断熱パネルの接続構造
JP2010261153A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Daiwa House Industry Co Ltd 化粧目地一体型乾式目地構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2560921B2 (ja) 1996-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04269260A (ja) 外壁パネルユニットの目地構造
JP3571213B2 (ja)
JPH0776888A (ja) 外壁板接合部の雨仕舞い構造
JP2002188279A (ja) リフォーム時における開口部周り施工方法及び該施工方法に用いる開口部周り化粧部材
EP1399630B1 (en) Sealing arrangement
JP2979896B2 (ja) 外壁パネルのシール構造
JPH0518405Y2 (ja)
JP2000027324A (ja) 外壁パネルの目地部の接合構造
JP4818138B2 (ja) 目地の防水構造
JP3974446B2 (ja) 外壁出隅構造及び外壁構造
JP7150503B2 (ja) 金属サイディングの取付構造
JP2002088938A (ja) 外壁目地の止水構造
JP2755899B2 (ja) ユニット式カーテンウォールにおける突出棒の取付構造
JP6702815B2 (ja) 外壁目地の止水構造、及び止水処理方法
JP2806275B2 (ja) パネル体
JP2000345630A (ja) 4辺合じゃくり外装材用止水部品および止水構造
JP2500630Y2 (ja) 建築物外装の納り構造
JP2000291167A (ja) 外壁目地シール構造
JP3487226B2 (ja) パネル外壁
JP3058596B2 (ja) 建具枠及び建具枠の取付け方法
JP2986448B2 (ja) 出隅部施工方法および外装用出隅部材
JPH07300931A (ja) 分割方立の水密構造
JPH0627417B2 (ja) 外壁パネル
JPH02229344A (ja) 外壁パネル用目地カバーの取付構造
JPH0542407U (ja) 外壁の乾式目地構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960730