JPH04268325A - 芳香族ポリエステルの製造法 - Google Patents

芳香族ポリエステルの製造法

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JPH04268325A
JPH04268325A JP4868891A JP4868891A JPH04268325A JP H04268325 A JPH04268325 A JP H04268325A JP 4868891 A JP4868891 A JP 4868891A JP 4868891 A JP4868891 A JP 4868891A JP H04268325 A JPH04268325 A JP H04268325A
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JP
Japan
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reaction
component
phenol
hydroquinone
isophthalic acid
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JP4868891A
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English (en)
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Akio Nakaishi
昭夫 中石
Hiroo Inada
稲田 博夫
Shunichi Matsumura
俊一 松村
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すぐれた耐熱性と機械
特性とを有する光学的に等方性の芳香族ポリエステル(
アリレート)を工業的に有利に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、イソフタル酸を主たる酸成分
とし、ハイドロキノンを主たるジオール成分とする芳香
族ポリエステルはよく知られている。そしてその製造方
法として、例えば、特公昭38−16793号にはイソ
フタル酸クロライドとハイドロキノン及び少割合の各種
の他種成分を高沸点の熱媒中で270℃以上の高温で反
応させる方法(a)が開示されている。また特開昭58
−38721号には、イソフタル酸ジアリールエステル
とハイドロキノン及び少割合の第3級ブチルハイドロキ
ノン等の他種成分を、生成するヒドロキシ芳香族化合物
を除去しつつ350℃以下の温度で溶融重合反応させ、
形成された重合体の還元粘度が0.1〜0.5に到達し
たのち、必要に応じ得られた重合体を更に固相重合させ
る方法(b)及びイソフタル酸,ハイドロキノンおよび
ジアリールカーボネート並びに4,4’ −ジオキシビ
フェニル等の他種成分からなる混合物を、生成するヒド
ロキシ芳香族化合物及び二酸化炭素を除去しつつ、35
0℃以下の温度で溶融重合反応させ、反応系内に形成さ
れた重合体の還元粘度が0.1〜0.5に到達したのち
、必要に応じてここで得られた重合体を更に固相重合さ
せる方法(c)が開示されている。
【0003】さらに、特開昭53−54252号には、
実施例として、イソフタル酸ジフェニル0.4モル,ハ
イドロキノン0.286モル及びレゾルシン0.122
モルとを窒素気流中280〜330℃で2.5時間加熱
し、次いで減圧下350℃で80分間加熱し、固有粘度
0.40のポリエステルを製造する例(d)が開示され
ている。
【0004】しかしながら、本発明者らの研究によれば
、上記(a)の方法は生成ポリマー中にハロゲンが残存
しやすく、耐熱性が劣るという問題があり、また上記(
a),(b),(c)の方法は、ともに、比較的高価な
原料を使用するためコスト高になる等の問題があるほか
、これらの方法で得られるポリマーは比較的高融点であ
り、特に高重合度のものでは溶融成形が困難であるとい
う問題もあることが見出された。一方、(d)の方法に
よれば得られたポリマーは比較的固有粘度が低く更に高
重合度化しようとすると着色が大きくなり、また、場合
によっては分岐するなどの問題点があることが判明した
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明者らは、かかる欠点のな
い、耐熱性の優れた溶融成形が可能な、実質的に溶融時
に光学的に等方性を示す結晶性の全芳香族ポリエステル
を経済的に製造する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明に到達したものである。
【0006】
【発明の構成】すなわち、本発明は、イソフタル酸(A
)、ハイドロキノン(B)および置換基を有していても
よいフェノール(C)の各成分を触媒の存在下、加熱反
応せしめる方法において、上記イソフタル酸(A)の5
0%以上をエステル化せしめ次いで、下記式(I)〜(
III )
【0007】
【化2】
【0008】[式中、Xは−O−,−CO−または−C
R3 R4−であり、R3 およびR4 は同一もしく
は異なり、水素原子、メチル、エチル、プロピルもしく
はフェニルであるか、またはR3,R4 およびそれら
が結合している炭素原子は一緒になってシクロヘキサン
環を形成していてもよい。R1 は、炭素原子4〜9の
第3級アルキル基または炭素数4〜5の第3級アルキル
基で置換されていてもよいフェニル基である。R2 は
水素原子または炭素数4〜9の第3級アルキル基または
炭素数4〜5の第3級アルキル基で置換されていてもよ
いフェニル基である。]で表わされる芳香族ジヒドロキ
シ化合物(D)の1種または2種以上を添加して加熱溶
融反応せしめることを特徴とする芳香族ポリエステルの
製造法である。
【0009】本発明で得られる芳香族ポリエステルはは
イソフタル酸成分(A)とハイドロキノン成分(B)か
ら主としてなり、これに上記式(I)〜(III )で
表わされる芳香族ジヒドロキシ化合物(D)の1種また
は2種以上の成分が共重合された、溶融時に実質上等方
性を示す結晶性のコポリエステルである。
【0010】本発明において、原料の一つであるA成分
としては、イソフタル酸を用いるが、その少割合を例え
ば10モル%以下の割合で他種芳香族ジカルボン酸で置
換えてもよい。かかる芳香族ジカルボン酸としては、例
えばテレフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸
、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニルジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸などが例示できる。
【0011】D成分としては、上記式(I)〜(III
 )に示される芳香族ジヒドロキシ化合物から選ばれる
1種または2種以上の成分が使用される。
【0012】本発明方法では、上記のポリマー構成成分
(A)・(B)・(D)とともに置換基を有してもよい
フェノール(C)を用いる必要がある。このC成分とし
て用いる置換基を有していてもよいフェノールとしては
、フェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、m−
クロルフェノール、p−ブチルフェノール、p−アミル
フェノール、p−クロルフェノール等が例示され、これ
らのうち、フェノール、クレゾールが好ましく、特にフ
ェノールが好ましい。
【0013】このC成分は生成するポリエステルの構成
成分とはならず、以下に述べる初期反応の反応媒体とし
て作用する。
【0014】本発明方法では、上記(A)(B)(C)
および(D)成分を下記式(IV)(V)および(VI
)を同時に満足する条件にて加熱溶融反応せしめる。
【0015】         0.9≦(B+D)/A≦1.3  
            …(IV)        
0.07≦D/(A+B+D)≦0.21      
…(V)        0.05≦C/A     
                       …(
VI)
【0016】[式中、A,B,CおよびDはそれ
ぞれA成分、B成分、C成分およびD成分のモル数を表
わす。]。
【0017】ここで、式(IV)において、この割合が
0.9に満たない場合にはポリマーの重合度が上がりに
くく、また反応に際し着色などを起すので好ましくなく
、また1.3を越える場合にはそれ以上の効果が期待で
きない。より好ましくは0.95≦(B+D)/A≦1
.2である。
【0018】式(V)においては、この割合が0.07
に満たない場合には、得られるポリマーの融点が高くな
り過ぎ、溶融重合および成形が困難になるので好ましく
ない。またこの割合が0.21を超える場合には、ポリ
マーの結晶性が低下し、本来期待される優れた耐熱性お
よび機械特性が損われるため好ましくない。より好まし
くは、0.1≦D/(A+B+D)≦0.2である。
【0019】式(VI)においては、この割合が0.0
5に満たない場合には反応が遅く、また反応物が分解し
て着色し易いなどの問題が生じて好ましくない。好まし
くは0.1≦C/A≦5、より好ましくは0.2≦C/
A≦2、特に好ましくは0.3≦C/A≦1.5である
【0020】本発明方法においては、上記各成分のほか
に触媒を用いるが、触媒としては通常エステル化及びエ
ステル交換触媒として用いられる化合物が好ましく用い
られる。
【0021】好ましい触媒の例としては、三酸化アンチ
モン,酢酸第1錫,ジブチル錫オキシド,硫化ゲルマニ
ウム,チタニウムテトラブトキシド等が例示される。
【0022】本発明方法は、エステル化とエステル交換
反応とによってポリエステルを得る方法であるが、大き
く初期反応と重合反応との2つの反応に分けることがで
き、さらに初期反応は、(A)成分のカルボキシル基を
(B)成分および(C)成分の2成分によってエステル
化する前段階と、引き続き(D)成分を添加して反応せ
しめる後段階の二つにかけられる。
【0023】初期反応の前段階においては、カルボキシ
ル基の少くとも50%がヒドロキシ成分(B,C)と反
応しエステル化される段階であり、この段階では反応に
よって水が生成するのでこれを反応系外に留去する。こ
の段階ではC成分が反応系外に留去しないようにする必
要がある。
【0024】初期反応の後段階においては、新たに添加
された(D)成分とカルボキシル基のエステル化が進行
するとともに、前段階での反応がより進行する。
【0025】次の重合反応は、更にエステル化が進むと
同時にそれまでに生じたカルボン酸成分と(C)成分と
のエステルと他種のヒドロキシ成分(B,D)との交換
反応も進み重合が進行する段階であり、この段階では水
とともに(C)成分も反応系外に留去する。初期反応と
重合反応とは、明確に分けることはできないが、初期反
応ではフェノール類成分(C)の反応系外への留去を積
極的に抑え、重合反応では留去させる点で区別する。
【0026】本発明においては、このように初期反応に
おいて前段階で(B)成分および(C)成分のみを(A
)成分と反応せしめ、ついで後段階で(D)成分を添加
して反応せしめることによって分岐が少なく、着色の程
度が小さい芳香族ポリエステルを得ることができる。
【0027】初期反応の反応温度は、触媒によっても異
なるが、150℃以上、好ましくは180℃以上、特に
好ましくは230℃以上であり、反応の進行とともに昇
温するのが好ましい。この場合の上限は330℃、好ま
しくは300℃程度である。
【0028】初期反応は常圧〜加圧下で行うことができ
るが、フェノール類成分(C)の常圧における沸点が反
応温度に比べ特に低い場合には、加圧条件下で反応する
ことが好ましい。また、反応系は窒素、アルゴン等の不
活性ガス雰囲気下とすることが好ましい。
【0029】反応時間は、上記エステル化反応が十分に
進行するに足る時間であればよく、またこの時間は反応
時間、反応スケール等によっても異なるが30分〜20
時間、好ましくは1〜10時間程度である。
【0030】上記反応に際しては、エステル化により発
生する水を反応系外に除去せしめることが好ましい。エ
ステル化反応は平衡反応であり、生成する水を系外に除
去するに従って、反応が進行し、生成物の収率、純度が
向上する。生成した水は、フェノール類成分(C)との
沸点差により、反応系外に除去することができるが、水
と共沸混合物を形成する有機溶媒を用いて共沸により、
反応系外に除去することもできる。該有機溶媒としては
、それ自身反応条件で分解することなく、反応系で実質
的に安定で、水と共沸するものであればよい。具体的に
は、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭
化水素が好ましく使用できる。
【0031】初期反応におけるエステル化反応の反応率
は50%以上とすることが好ましい。このエステル化反
応率は反応により生成する水の量により知ることができ
るが、より正確に求めるためには反応生成物の一部を取
出し、未反応−COOH価を測定することによっても知
ることができる。
【0032】初期反応におけるエステル化率は、より好
ましくは60%以上、特に好ましくは70%以上である
。重合反応における反応温度は初期反応温度乃至380
℃で好ましく実施される。本発明方法においては、該重
合反応はポリエステルの溶融下で実施することが必要で
ある。重合が進行するに従って反応物の融点は上昇して
いくので、徐々に昇温しながら行うのが好ましく、例え
ば、ポリマーの固有粘度が0.5程度までは好ましくは
330℃以下の温度で実施され、それ以上の場合、好ま
しくは330℃以上360℃以下の温度で溶融重合され
る。
【0033】本発明方法により得られる芳香族ポリエス
テルは比較的溶融粘度が高いため、溶融重合で高重合度
化する場合、ルーダー型の反応器等で実施することが好
ましい。
【0034】重合反応は減圧下または不活性ガスを流し
、強制的に反応の結果生成する水及びフェノール類成分
(C)および必要に応じて過剰に用いたハイドロキノン
などのジヒドロキシ芳香族化合物を反応系外に除去しつ
つ行う。
【0035】本発明方法において得られるポリエステル
の固有粘度は、好ましくは0.6〜2.0、より好まし
くは0.7〜1.5である。
【0036】本発明方法においては安定剤を適宜使用で
き、安定剤として好ましくは従来公知の3価もしくは5
価のリン化合物またはそのエステル類で、例えば亜リン
酸、リン酸、フェニルホスホン酸、トリフェニルホスフ
ァイト、トリフェニルホスフェート、トリフェニルホス
フィン等が使用できる。
【0037】
【発明の効果】以上の如き本発明方法によれば、安価な
原料を用い、溶融重合のみで光学的に等方性で結晶性を
有する線状の高重合度芳香族ポリエステルを製造するこ
とができる。更に本発明方法によれば前記公知の方法(
特公昭38−16793号,特開昭58−38721号
)に比べてほぼ同一組成であるにもかかわらず融点の比
較的低いポリマーが得られるという特徴があり、成形性
の優れたポリマーが得られる。該ポリエステルは押出成
形、射出成形等の通常の溶融成形が可能である。しかも
該ポリエステルを溶融成形して得られた成形品は、機械
的特性、寸法安定性、耐熱性、耐薬品性に優れているば
かりでなく、吸水性も小さいので、このポリエステルは
エンジニアリングプラスチックス繊維、フイルム等の素
材として極めて有用である。
【0038】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を詳述する。実施
例中単に「部」とあるは「重量部」を意味し、ポリマー
の固有粘度はフェノール/テトラクロルエタン混合溶媒
(重量比60/40)を用い35℃で測定した値である
。またポリマーの融点(Tm)およびガラス転移温度(
Tg)はDSCを用い昇温速度10℃/分で測定した。
【0039】
【実施例1】イソフタル酸166部、ハイドロキノン9
0.8部、フェノール94部および三酸化アンチモン0
.09部を、攪拌装置、留出系を備えた反応器に仕込み
、窒素で加圧し280℃に加熱した。圧力を5Kg/c
m2 から2Kg/cm2 に徐々に下げつつ、且つ反
応によって生成する水を系外に留去し5時間反応させた
。この間に28部の水が生成した(エステル化反応率7
8%)。次いで反応系を常圧に戻し、t−ブチルハイド
ロキノン37.4部を加え窒素気流中280℃から1時
間かけて350℃まで昇温し、さらに350℃にて30
分間加熱した。
【0040】ここで、A/B/C/Dの各成分のモル比
は100/82.5/100/22.5に相当し、式(
IV)=1.05、式(V)=0.11、式(VI)=
1である。この間に生成する水及びフェノールを系外に
留去した。
【0041】次いで、系内を徐々に減圧とし60分後に
は約0.5mmHgの高真空下として60分間反応させ
ポリマーを得た。得られたポリマーは、固有粘度0.7
3、Tm355℃、Tg161℃で、溶融時に異方性を
示さない結晶性の良好なポリマーであった。
【0042】
【実施例2】イソフタル酸166部、ハイドロキノン9
0.8部、フェノール94部および三酸化アンチモン0
.09部を攪拌装置、留出系を備えた反応器に仕込み、
窒素で加圧し280℃に加熱した。圧力を5Kg/cm
2 から2Kg/cm2 に徐々に下げつつ、且つ反応
によって生成する水を系外に留去し5時間反応させた。 この間に27部の水が生成した(エステル化率75%)
。次いで反応系を常圧に戻し、ビスフェノール−A49
.5部を加え窒素気流中280℃から1時間かけて35
0℃まで昇温し、さらに350℃にて30分間加熱した
。ここで、A/B/C/Dの各成分のモル比は100/
82.5/100/22.5に相当し、式(IV)=1
.05、式(V)=0.11、式(VI)=1である。 この間に生成する水およびフェノールを系外に留去した
【0043】次いで、系内を徐々に減圧とし60分後に
は約0.5mmHgの高真空下とし60分間反応させポ
リマーを得た。得られたポリマーは、固有粘度0.70
、Tm358℃、Tg157℃で、溶融時に異方性を示
さない結晶性の良好なポリマーであった。
【0044】
【比較例1】イソフタル酸ジフェニル190.8部、ハ
イドロキノン58.08部、t−ブチルハイドロキノン
21.91部および三酸化アンチモン0.098部を攪
拌装置、留出系を備えた反応器に仕込み、窒素雰囲気下
250〜290℃にて2時間加熱した。この間反応の結
果生成したフェノール7部(反応率約62%)が留出し
た。
【0045】次いで反応系を徐々に減圧しながら昇温し
ていった。1時間後に20mmHgに減圧し、温度は3
20℃に到達した。さらに320℃にて20分間反応せ
しめTm365℃、固有粘度0.15のポリマーを得た
【0046】このポリマーを冷却後、12〜50メッシ
ュに粉砕し、0.05mmHg、250℃にて2時間固
相重合を行った。さらに0.05mmHg、290℃に
て28時間固相重合を行いポリマーを得た。このポリマ
ーの固有粘度は0.72、Tm370℃、Tg159℃
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イソフタル酸(A)、ハイドロキノン
    (B)及び置換基を有していてもよいフェノール(C)
    の各成分を触媒の存在下、加熱反応せしめる方法におい
    て、上記イソフタル酸(A)の50%以上をエステル化
    せしめ次いで、下記式(I)〜(III )【化1】 [式中、Xは−O−,−CO−または−CR3 R4 
    −であり、R3 およびR4 は同一もしくは異なり、
    水素原子、メチル、エチル、プロピルもしくはフェニル
    であるか、またはR3 ,R4 およびそれらが結合し
    ている炭素原子は一緒になってシクロヘキサン環を形成
    していてもよい。R1 は、炭素原子4〜9の第3級ア
    ルキル基または炭素数4〜5の第3級アルキル基で置換
    されていてもよいフェニル基である。R2 は水素原子
    または炭素数4〜9の第3級アルキル基または炭素数4
    〜5の第3級アルキル基で置換されていてもよいフェニ
    ル基である。]で表わされる芳香族ジヒドロキシ化合物
    (D)の1種または2種以上を添加して加熱溶融反応せ
    しめることを特徴とする芳香族ポリエステルの製造法。
JP4868891A 1991-02-22 1991-02-22 芳香族ポリエステルの製造法 Pending JPH04268325A (ja)

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