JPH04268014A - アイドラー - Google Patents

アイドラー

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JPH04268014A
JPH04268014A JP3050474A JP5047491A JPH04268014A JP H04268014 A JPH04268014 A JP H04268014A JP 3050474 A JP3050474 A JP 3050474A JP 5047491 A JP5047491 A JP 5047491A JP H04268014 A JPH04268014 A JP H04268014A
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JP
Japan
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heating
heating coil
convex portion
workpiece
coil
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Application number
JP3050474A
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English (en)
Inventor
Yasuo Muto
武藤 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転対称体のワークの
外周面に、周方向に沿って環状の凸部を有するワークの
外周面を加熱する高周波加熱コイルと、該高周波加熱コ
イルを用いた高周波焼入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来の技術を説明
する。図8と図9は従来の高周波加熱コイルと高周波焼
入方法を説明するための図面であって、図8は、外周面
に、周方向に沿って環状の凸部を有するワークの一例、
即ち、ブルドーザの走行系に使用されるアイドラーの断
面図および従来の高周波加熱コイルと冷却液噴射用ジャ
ケットとの側面図、図9はこの高周波加熱コイルの模式
的説明図である。
【0003】アイドラー1 は、ブルドーザの駆動軸(
図示省略)が挿入固定される貫通孔2aが穿設された軸
部2 と、この軸部2 の周囲に形成された円盤状の外
輪支持部3 と、この外輪支持部3 の周辺に形成され
た外輪4 を備えており、軸部2 、外輪支持部3 お
よび外輪4 は一体に形成されている。前記駆動軸によ
ってこのアイドラー1 は、軸線2bを中心として回転
される。外輪4 の外周面5 の前記軸線2bの方向の
中央には、外周面5 の全周にわたる環状の凸部6 が
形成されており、この凸部6 の両側部分の外周面5 
はアイドラー1 の断面視において凹凸の無い平坦部7
 となっている。なお、外周面5 は貫通孔2aの中央
で貫通孔2aに直交する平面(図6の直線4a) に対
して対称である。
【0004】外輪4 の前記凸部6 および平坦部7 
を焼入するために高周波加熱を行う場合には、焼入時に
アイドラー1 の貫通孔2aに挿入される焼入用ワーク
駆動軸2cの上端近辺に車輪状のコンセントリング1a
を取り付け、このコンセントリング1a上にアイドラー
1 を載置し、更にアイドラー1 上に他のコンセント
リング1bを載置する。 この際、コンセントリング1a、1bの外周部分が、図
3に示すように、非凸部7 の側面に接触するようにす
る。
【0005】そして、ほぼヘアピン状の半開放面焼コイ
ル9aとジャケット9bを、外輪4 の外周面5 の上
半分(図8上で上方) 、即ち上側の平坦部7 と凸部
6 の上半部に対向するように接近配置して後、コイル
9aに通電し且つジャケット9bから冷却液L を噴射
しながら、焼入用ワーク駆動軸2cによってアイドラー
1 を軸線2bを中心として1回転させて外周面5 の
上半分を移動焼入して硬化層5aを形成する。次いで、
同様にして外周面5 の下半分を移動焼入して硬化層5
bを形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように外輪4 の外周面5 を焼入すると、始めに形成
された硬化層5aと後から形成された硬化層5bとの間
にツナギメ、即ち未硬化層を生じる。そして、このツナ
ギメを生じないように加熱部分をオーバーラップさせる
と、オーバーラップした部分に焼割れが生じるか、或い
は、後からの加熱のタイミングによっては、焼もどしさ
れるという問題があった。また、硬化層5aと5bのそ
れぞれにおいても、焼き始めと焼き終わりでツナギメが
発生して、上記と同様な不具合を生じる。
【0007】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、例えば前記アイドラーの外輪のように、回転
対称体のワークの外周面に環状の凸部が周方向に形成さ
れている場合、凸部と、凸部の両側の非凸部と、凸部と
非凸部の接続部分である隅部とを、均一に加熱すること
ができる高周波加熱コイルと、この高周波加熱コイルを
使用して凸部、非凸部および隅部に均一な硬化層を形成
することができる高周波焼入方法とを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の高周波加熱コイルは、回転対称体の
ワークの外周面の周方向に沿って形成された環状の凸部
と、この凸部の両側の外周面である非凸部と、凸部と非
凸部との接続部分である隅部とを加熱する半開放型の高
周波加熱コイルにおいて、凸部に跨がるように配置され
て凸部を加熱するほぼ凹字型の第1加熱導体と、この第
1加熱導体の両端にそれぞれの一端が接続され断面形状
が隅部の断面形状に対応するように形成され前記周方向
に沿って且つ隅部に対向するように配置されて隅部を加
熱する円弧状の平行な一方および他方の第2加熱導体と
、第2加熱導体の他端にそれぞれの一端が接続され前記
周方向に沿って且つ前記非凸部に対向するように配置さ
れて非凸部を加熱する円弧状の平行な一方および他方の
第3加熱導体からなる第1加熱コイルと、前記第1、第
2および第3加熱導体とそれぞれ同形であり且つ対向す
るように配置された第1、第2および第3加熱導体から
なる第2加熱コイルと、第1加熱コイルの一方の第3加
熱導体の他端と、第2加熱コイルの他方の第3加熱導体
の他端とを接続し、凸部に跨がるように配置されて凸部
を加熱するほぼ凹字型の第4加熱導体とを備えている。
【0009】また、請求項2記載の高周波焼入方法は、
回転対称体のワークの外周面の周方向に沿って形成され
た環状の凸部と、この凸部の両側の外周面である非凸部
と、凸部と非凸部との接続部分である隅部とを焼入する
高周波焼入方法において、前記高周波加熱コイルの第1
および第4加熱導体を凸部に跨がるように配置し、第2
加熱導体と第3加熱導体を前記周方向に沿ってそれぞれ
隅部と非凸部に対向するように配置し、ワークを軸を中
心として回転させながら、高周波加熱コイルに通電して
ワークを予熱後、再び高周波加熱コイルに通電してワー
クの本加熱を行い、次いで、ワークを冷却液中に浸漬し
且つワークに冷却液を噴射して焼入する。
【0010】請求項3記載の高周波焼入方法は、請求項
2記載の前記高周波加熱コイルを用いた高周波焼入方法
において、コンセントリングを非凸部の側面に接触させ
て焼入を行う。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の高周波加熱コ
イルの一実施例を説明する。図1〜7はこの実施例を説
明するための図面であって、図1は図2のX−X線矢視
底面図、図2は正面図、図3、4、5および6はそれぞ
れ図2のA−A線、B−B線、C−C線およびD−D線
矢示断面図、図7はワークの冷却方法の説明図である。
【0012】本実施例の高周波加熱コイル100 は、
例えば図8で説明したアイドラー1 の外周面5 を加
熱するのに適した加熱コイルである。アイドラー1 の
外周面5 には、前記のように、凸部6 と、この凸部
6 の両側の外周面である平坦部7 (非凸部) と、
凸部6 と平坦部7 との接続部分である隅部8 とを
備えている。
【0013】図1および2に示すように、本実施例の高
周波加熱コイル100 は、第1加熱導体11、1対の
第2加熱導体12a 、12b および1対の第3加熱
導体13a 、13b からなる第1加熱コイル10と
、これら第1加熱導体11、第2加熱導体12a 、1
2b および第3加熱導体13a 、13b と、それ
ぞれ同形で且つ対向するように配置された第1加熱導体
21、第2加熱導体22a、22b および第3加熱導
体23a 、23b からなる第2加熱コイル20と、
第1加熱コイル10と第2加熱コイル20とを直列に接
続する第4加熱導体14とを備えており、第1加熱導体
11、21と第4加熱導体14は凸部6 の加熱に、第
2加熱導体12a 、12b 、22a および22b
 は隅部8 の加熱に、第3加熱導体13a 、13b
 、23a および23b は平坦部7 の加熱に用い
られる。
【0014】第1加熱導体11は、図3にも示すように
、ほぼ凹字型に形成されており、凸部6 に跨がるよう
に配置される。ほぼ1/8円弧状で平行な1対の第2加
熱導体12a 、12b は、第1加熱導体11の両端
に接続され断面形状が隅部8 の断面形状に対応するよ
うに形成されており、図4に示すように、アイドラー1
 の外周面5 の周方向に且つ隅部8 に対向するよう
に配置される。ほぼ1/8円弧状で平行な1対の第3加
熱導体13a 、13b は、それぞれ、第2加熱導体
12a 、12b の端部に接続され、図3に示すよう
に、外周面5 の周方向に且つ平坦部7 に対向するよ
うに配置される。
【0015】第2加熱コイル20の第1加熱導体21、
第2加熱導体22a 、22b および第3加熱導体2
3a 、23b は、それぞれ、第1加熱コイル10の
第1加熱導体11、第2加熱導体12a 、12b お
よび第3加熱導体13a 、13b と、同形であり且
つ対称的に配置されている。そして、第1加熱コイル1
0と第2加熱コイル20は、それぞれ、側面視において
ほぼ1/4円弧状に形成されており、第1加熱コイル1
0と第2加熱コイル20とが結合された高周波加熱コイ
ル100 は、側面視においてほぼ半円弧状となってい
る。
【0016】図4に示すように、第2加熱導体12a 
、12b 、22a および22b には、珪素鋼板等
の磁性体のコア40が、これら導体の隅部8 に対向し
ていない面を覆うように装着されている。このコア40
によって第2加熱導体12a 、12b 、22a お
よび22b が発生する磁束が、アイドラー1 の外周
面5 の隅部8 に集束される。
【0017】第3加熱導体13a と第3加熱導体23
b の端部は、それぞれ、電源供給導体31と32に接
続されており、第3加熱導体13b と第3加熱導体2
3a の端部同士は接続導体30によって接続されてい
る。即ち、高周波加熱コイル100 はいわゆる8の字
形半開放型コイルであるが、このようなコイルにこだわ
るものではなく、第3加熱導体13b と23b の端
部同士を接続し、第3加熱導体13a と23a の端
部をそれぞれ電源供給導体31と32に接続していわゆ
る鞍形半開放型コイルとすることもできる。
【0018】高周波加熱コイル100 はベークライト
製等の絶縁性のコイル取付枠90に取り付けられている
。コイル取付枠90は、平板91と、平板91の両端に
平板91と直角方向に固定された1対の側板92と、一
端が平板91に他端が側板92に固定された1対のブレ
ース板93を備えている。側板92の端部近辺およびブ
レース板93には、これら板を貫通した複数のボルト8
0がナット81によって固定されている。これらボルト
81の先端部分を、第1加熱コイル10および第2加熱
コイル20の適宜の場所にろう付けして、高周波加熱コ
イル100 をボルト81を介してコイル取付枠90に
固定している。
【0019】前記電源供給導体31と32はそれぞれ不
図示の高周波電源の出力導体33と34に接続されてい
る。これら出力導体33と34は絶縁板35を介して結
合されており、これら導体31、32、33、34およ
び絶縁板35は、コイル取付枠90の平板91に設けた
開口94を通過するように、高周波加熱コイル100 
から延出されている。なお、加熱導体11、12a 、
12b 、13a 、13b 、14、21、22a 
、22b 、23a 、23b および電源供給導体3
1、32は良導電金属製であり管状として内部に冷却液
を流通させる。
【0020】次に、アイドラー1 の冷却手段と回転昇
降手段について説明する。200 は冷却液L と環状
のジャケット201 を内蔵した冷却液タンクであり、
220 はこの冷却液タンク200 を下から支持して
いるタンク台である。 アイドラー1 を載せるコンセントリング1aが先端部
分に挿入される焼入用ワーク駆動軸2cは、冷却液タン
ク200 の底部に設けた軸受203 を摺動自在且つ
回転自在に貫通しているピストンロッド202 の先端
に取り付けられており、このピストンロッド202 は
タンク台220 の底部下面に設けたワーク昇降回転装
置210 によって回転および昇降される。
【0021】以下、アイドラー1 の外周面5 の高周
波焼入方法を説明する。焼入用ワーク駆動軸2cの先端
に載置挿入したコンセントリング1a上にアイドラー1
 を載置し、アイドラー1 の上にコンセントリング1
bを載置する。ワーク昇降回転装置210 によってア
イドラー1 を回転させると共に、高周波加熱コイル1
00 を図示しない加熱コイル移動機構によって矢印P
の方向に移動し、高周波加熱コイル100 の第1およ
び第4加熱導体をアイドラー1 の凸部6 に、第2お
よび第3加熱導体をそれぞれ隅部8 および平坦部7 
に対向するように配置してから、前記出力導体33、3
4を図示しない高周波電源に接続し、約30kWの出力
に相当する高周波電流を高周波加熱コイル100 に2
〜3分間通電してアイドラー1 を予熱する。
【0022】この際、高周波電流は、出力導体33、電
源供給導体31、加熱導体13a 、12a 、11、
12b 、13b 、14、23a 、22a 、21
、22b 、23b 、電源供給導体32および出力導
体34の経路で流れ、または、この逆の経路で流れて凸
部6 、隅部8 および平坦部7 が均一に予熱される
。次いで、高周波加熱コイル100 に約400 〜5
00kW に相当する高周波電流を15〜20秒通電し
て、凸部6、隅部8 および平坦部7 を均一に加熱す
る。
【0023】この後、前記加熱コイル移動機構によって
高周波加熱コイル100 を矢印Pと反対の方向に移動
後、ワーク昇降回転装置210 によって、アイドラー
1 の回転を続行したまま、アイドラー1 を冷却液L
 の中へ浸漬させる。この後、ジャケット201 から
冷却液L をアイドラー1 の外周面5 に噴射してア
イドラー1 の焼入が終了してから、アイドラー1 の
回転を止める。焼入が終了したアイドラー1 は、ワー
ク昇降回転装置210 によって再び冷却液タンク20
0 の液面上に上昇され、コンセントリング1bを取り
外して焼入されたアイドラー1 を取り出す。
【0024】上記実施例では、アイドラー1 の外周面
5 の形状は、図6に示す直線4aに対して対称である
場合を説明したが、対称でない場合には、凸部6 、隅
部8 および平坦部7 の形状と寸法に対応して、第1
加熱導体11、21、第2加熱導体12a 、12b 
、22a 、22b 、第3加熱導体13a 、13b
 、23a 、23b および第4加熱導体14の形状
と寸法を設定すればよい。
【0025】また、上記実施例では平坦部7 の断面視
が直線状の場合を説明したが、例えば、曲線状や折れ線
状であっても、第2加熱導体12a 、12b 、22
a 、22b および第3加熱導体13a 、13b 
、23a 、23b の形状をこの曲線や折れ線に対応
させて形成すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高周波加
熱コイルは、回転対称体のワークの外周面の周方向に沿
って形成された環状の凸部、この凸部の両側の外周面で
ある非凸部、および非凸部と凸部との接続部分である隅
部とに、それぞれ、対応するように形成配設された第1
と第4加熱導体、第2加熱導体および第3加熱導体とを
備えている。
【0027】そして、本発明の高周波加熱コイルを使用
して回転対称体のワークの外周面の環状の凸部、非凸部
および隅部を焼入するには、まず、高周波加熱コイルに
よってこれら部分を予熱し次いで本加熱すると、これら
の部分が均一に加熱され、この後ワークを冷却液中に浸
漬して噴射冷却を行うことによって、これらの部分に発
生する歪みが極めて少なく且つ均一な硬化層を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のX−X線矢視底面図である。
【図2】本発明の一実施例の高周波加熱コイルとその取
付枠の正面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視断面図である。
【図5】図2のC−C線矢視断面図である。
【図6】図2のD−D線矢示断面図である。
【図7】アイドラーの冷却方法の説明図である。
【図8】アイドラーの断面図と従来の高周波加熱コイル
等の側面図である。
【図9】従来の高周波加熱コイルの模式的説明図である
【符号の説明】
1   アイドラー 1a、1b  コンセントリング 5   外周面 6   凸部 7   平坦部 8   隅部 10  第1加熱コイル 11、21  第1加熱導体 12a 、12b 、22a 、22b   第2加熱
導体13a 、13b 、23a 、23b   第3
加熱導体14  第4加熱導体 20  第2加熱コイル 100   高周波加熱コイル 200   冷却液タンク 210   ワーク昇降回転装置 L   冷却液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転対称体のワークの外周面の周方向
    に沿って形成された環状の凸部と、この凸部の両側の外
    周面である非凸部と、凸部と非凸部との接続部分である
    隅部とを加熱する半開放型の高周波加熱コイルにおいて
    、凸部に跨がるように配置されて凸部を加熱するほぼ凹
    字型の第1加熱導体と、この第1加熱導体の両端にそれ
    ぞれの一端が接続され断面形状が隅部の断面形状に対応
    するように形成され前記周方向に沿って且つ隅部に対向
    するように配置されて隅部を加熱する円弧状の平行な一
    方および他方の第2加熱導体と、第2加熱導体の他端に
    それぞれの一端が接続され前記周方向に沿って且つ前記
    非凸部に対向するように配置されて非凸部を加熱する円
    弧状の平行な一方および他方の第3加熱導体からなる第
    1加熱コイルと、前記第1、第2および第3加熱導体と
    それぞれ同形であり且つ対向するように配置された第1
    、第2および第3加熱導体からなる第2加熱コイルと、
    第1加熱コイルの一方の第3加熱導体の他端と、第2加
    熱コイルの他方の第3加熱導体の他端とを接続し、凸部
    に跨がるように配置されて凸部を加熱するほぼ凹字型の
    第4加熱導体とを備えたことを特徴とする高周波加熱コ
    イル。
  2. 【請求項2】  回転対称体のワークの外周面の周方向
    に沿って形成された環状の凸部と、この凸部の両側の外
    周面である非凸部と、凸部と非凸部との接続部分である
    隅部とを焼入する高周波焼入方法において、前記高周波
    加熱コイルの第1および第4加熱導体を凸部に跨がるよ
    うに配置し、第2加熱導体と第3加熱導体を前記周方向
    に沿ってそれぞれ隅部と非凸部に対向するように配置し
    、ワークを軸を中心として回転させながら、高周波加熱
    コイルに通電してワークを予熱後、再び高周波加熱コイ
    ルに通電してワークの本加熱を行い、次いで、ワークを
    冷却液中に浸漬し且つワークに冷却液を噴射して焼入す
    ることを特徴とする前記高周波加熱コイルを用いた高周
    波焼入方法。
  3. 【請求項3】  非凸部の側面にコンセントリングを接
    触させて焼入を行う請求項2記載の前記高周波加熱コイ
    ルを用いた高周波焼入方法。
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