JPH04264549A - 感光性ハロゲン化銀カラー写真材料 - Google Patents

感光性ハロゲン化銀カラー写真材料

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JPH04264549A
JPH04264549A JP3281019A JP28101991A JPH04264549A JP H04264549 A JPH04264549 A JP H04264549A JP 3281019 A JP3281019 A JP 3281019A JP 28101991 A JP28101991 A JP 28101991A JP H04264549 A JPH04264549 A JP H04264549A
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JP
Japan
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silver halide
coupler
formula
hydrogen atom
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JP3281019A
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English (en)
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Walter Bertramini
ヴァルテール・ベルトラミーニ
Agostino Baldassarri
アゴスティーノ・バルダッサリ
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • G03C7/3005Combinations of couplers and photographic additives
    • G03C7/3006Combinations of phenolic or naphtholic couplers and photographic additives

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤感性(red−sen
sitive)ハロゲン化銀エマルジョン層およびその
中に分散された2,5−ジアシルアミノ−フェノールシ
アンカップラーを有する感光性ハロゲン化銀カラー写真
材料、さらに詳しくは、非イオン性界面活性剤化合物お
よびアニオン性界面活性剤化合物と反応性会合状態でエ
マルジョン層中に分散された水不混和性の有機溶媒液滴
中に溶解された2,5−ジアシルアミノ−フェノールシ
アンカップラーを含む赤感性ハロゲン化銀エマルジョン
層を有する感光性ハロゲン化銀カラー写真材料に関する
【0002】
【従来の技術および課題】ある種の増感染料をハロゲン
化銀に添加して通常の感光性波長範囲をより長い波長の
方に拡げるスペクトル増感技術は、ハロゲン化銀カラー
写真エマルジョンの製造において当業者に良く知られて
いる。
【0003】スペクトル増感度は増感染料の化学構造、
エマルジョンの特性(例えば、ハロゲン化銀の組成、晶
癖、結晶形、銀イオン濃度等)および他の特性により影
響される。また、エマルジョン中に存在する安定化剤、
防曇剤、発色剤等の写真添加剤によっても影響を受ける
【0004】増感染料とカップラーとを組み合わせて塩
を形成することによって増感剤分子が粒表面から脱着す
ることは、昔から当業者において認められている〔エイ
チ・マイヤー(H.Meier)、スペクトル増感、ザ
・フォーカル・プレス(The FocalPress
)、1968年、52頁〕。
【0005】2,5−ジアシルアミノ−フェノールシア
ンカップラーは、例えば、米国特許第4,333,99
9号、第4,451,559号、第4,465,766
号および第4,554,244号に記載のように、褪色
に対して優れた抵抗を有するシアン染料を製造するもの
として公知である。
【0006】2,5−ジアシルアミノ−フェノールシア
ンカップラーと通常のカチオン性シアニン染料との組合
せは、コーティング直前に該カップラーを赤色増感され
たエマルジョンに添加すれば感光測定に問題は生じない
が、コーティング前に最終エマルジョンを高温で数時間
保持すると赤感性の大きな損失が生じる(減感)。
【0007】2つのスルホアルキル基を有するシアン染
料を用いても減感は生じないが、このようなシアン染料
は高温および高湿下でコーティングされたフィルムの隣
接層中に拡散するため、該隣接層の増感を増大する(拡
散増感)。これは実用上重大な問題である。
【0008】米国特許第4,513,081号には、2
,5−ジアシルアミノ−フェノールシアンカップラーと
、減感および拡散増感を受けないカチオン性シアニン染
料とからなるハロゲン化銀写真エマルジョンが記載され
ている。通常のカルボシアニン染料により生じるスペク
トル増感の抑制は、特殊なメロシアン染料を用いること
により防止できる。
【0009】米国特許第3,676,141号には、少
なくとも1つ以上のアニオン性界面活性剤および少なく
とも1つ以上の非イオン性界面活性剤の存在下で親油性
写真材料の有機溶液をゼラチン水溶液に分散させる方法
が記載されている。用いた非イオン性界面活性剤は3.
5〜9.5のHLB(親水親油バランス)値を有する無
水ヘキシトールエステル類から選択される。該方法によ
り、細分散されたオレフィン写真材料および安定分散体
が得られる。2,5−ジアシルアミノ−フェノールシア
ンカップラーは該特許に開示されていない。
【0010】米国特許第3,864,425号には、a
)その分子中にポリエチレン単位およびポリオキシプロ
ピレン単位を0.1〜0.6のモル比で含有する少なく
とも1つ以上の非イオン性界面活性剤並びにb)少なく
とも1つ以上のアニオン性界面活性剤の存在下で、親油
性写真材料の有機溶液を水性媒体中に分散する方法が記
載されている。該非イオン性界面活性剤は、小さいHL
B値〔例えば、ウィナドッテ・ケミカル(Wynado
tte Chem.)社製によって作製され、その第1
欄、17〜18号に引用された非イオン性界面活性剤は
HLB値が3である〕により特徴ずけられる。該方法に
よれば、親油性写真材料が水性媒体中に細分散された安
定分散体が得られる。
【0011】米国特許第3,912,517号には、水
不溶性写真成分を写真親水性コロイド層中に導入する方
法であって、該成分を水溶性有機溶媒に溶解し、得られ
た溶液を、界面活性剤の存在下、親水性コロイドが存在
しない状態で水と混合し、有機溶媒を除去し、分散体を
導入して親水性コロイドコーティング組成物とすること
を特徴とする方法が記載されている。界面活性剤はアニ
オン性分散剤と非イオン性分散剤との組合せからなるた
め、該組合せのHLB値は8〜18である。該特許での
非イオン性界面活性剤の例としては、スパン(Span
、商品名)20〔ソルビタンモノラウレートについての
米国アトラス・ケミカル・インダストリーズ(Atla
s Chemical Industries)社の商
品名〕が挙げられる。該方法によれば、分散体を含有す
る親水性コロイド層の分散安定性が改善され、良好なコ
ーティングが得られる。該特許には2,5−ジアシルア
ミノ−フェノールシアンカップラーは該特許に開示され
ていない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、a)10以上
のHLBを有する少なくとも1つ以上の非イオン性界面
活性剤化合物および少なくとも1つ以上のアニオン性界
面活性剤化合物と反応性会合状態でエマルジョン層中に
分散された水不混和性の高沸点有機溶媒液滴中に溶解さ
れた少なくとも1つ以上の2,5−ジアシルアミノ−フ
ェノールシアンカップラーと、b)少なくとも1つ以上
のカチオン性カルボシアニンスペクトル増感染料とを含
有するハロゲン化銀エマルジョン層を有することを特徴
とする感光性ハロゲン化銀カラー写真材料を提供するも
のである。
【0013】本発明によれば、2,5−ジアシルアミノ
−フェノールシアンカップラーとスペクトル増感染料と
の相互作用により生じる減感が実質的に防止されること
が判明した。
【0014】本発明に用いる2,5−ジアシルアミノ−
フェノールシアンカップラーは、式(I):
【化5】 [式中、R1はアリール基;R2は炭素原子数20まで
のアルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル、ドデ
シル等)または炭素原子数20までのアリール基(例え
ば、フェニル);R3は水素原子、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素、臭素、塩素等)、炭素原子数20までのア
ルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル、ドデシル
等)または炭素原子数20までのアルコキシ基(例えば
、メトキシ、エトキシ等)、;Z1は水素原子、ハロゲ
ン原子またはカップラーと芳香族第1級アミン系発色現
像剤との酸化生成物の反応により分離できる置換基;y
は0または1を意味する]で示される。
【0015】式(I)のR1で示されるアリール基とし
ては、例えば、フェニル基または他の炭素原子数30ま
でのアリール基が挙げられるが、好ましくはフェニル基
である。この基は1つまたは複数の置換基、例えば、ア
リール基に対して導入できる典型的な置換基を有しても
よく、その例としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素
、塩素、臭素等)、アルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ドデシル等)、ヒドロキシル基
、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ等)、アルキルスルホンアミド基(例えば
、メチルスルホンアミド、オクチルスンホンアミド等)
、アリールスルホンアミド(例えば、フェニルスルホン
アミド、ナフチルスルホンアミド等)、アルキルスルフ
ァモイル基(例えば、ブチルスルファモイル等)、アリ
ールスルファモイル(例えば、フェニルスルファモイル
等)、アルキルオキシカルボニル基(例えば、メチルオ
キシカルボニル等)、アリールオキシカルボニル基(例
えば、フェニルオキシカルボニル等)、アミノスルホン
アミド基、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホニ
ル基、スルフィニル基、スルホキシ基、スルホ基、アリ
ールオキシ基、アルコキシ基、アルキルカルボニル基、
アリールカルボニル基、アミノカルボニル基等が挙げら
れる。これらの基の2つの異なったメンバーをアリル基
に導入してもよい。R1で示される好ましい基はフェニ
ル基であり、さらに好ましいものはハロゲン原子やシア
ノ基を含む1つ以上の置換基を有するフェニル基である
【0016】本明細書中で用いる「基(group)」
なる用語は化学化合物または置換基を意味し、記載され
た化学物質は塩基性基および通常の置換基を有する基を
含む。「基(moiety)」なる用語は化学化合物ま
たは置換基を意味し、非置換化学物質のみを含むものと
する。例えば、「アルキル基(group)」はメチル
、エチル、オクチル、ドデシル等のアルキル基だけでな
く、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、ニトロ、アミン
、カルボキシレート等の置換基を有する基も含む。一方
、「アルキル基(moiety)」はメチル、エチル、
オクチル、ドデシル等のみを含む。
【0017】本発明において、式(I)で示される好ま
しいシアンカップラーは式(II):
【化6】 [式中、Z2は水素原子、ハロゲン原子(例えば、フッ
素、臭素、塩素等)または一価の有機基;R4は水素原
子、ハロゲン原子(例えば、フッ素、臭素、塩素等)、
ヒドロキシル基、ニトロ基、炭素原子数20までのアル
キル基(例えば、メチル、エチル、イソプロピル、te
rt−ブチル、n−オクチル、n−ドデシル等)、アル
キルオキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボ
ニル等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェ
ニルオキシカルボニル等)、炭素原子数20までのアル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ等)、アリール
オキシ基(例えば、フェノキシ等)、アルキルカルボニ
ル基(例えば、メチルカルボニル、プロピルカルボニル
、オクチルカルボニル等)、アリールカルボニル基(例
えば、フェニルカルボニル等)、アシルアオキシ基(例
えば、アセトキシ、ベンゾイルオキシ等)、アルキルス
ルホニル基(例えば、メチルスルホニル、オクチルスル
ホニル等)、アリールスルホニル基(例えば、フェニル
スルホニル等)、アシル基(例えば、アセチル等)、ア
シルアミノ基、スルホンアミド基(例えば、メチルスル
ホンアミド、オクチルスルホンアミド、フェニルスルホ
ンアミド等)またはスルファモイル基(例えば、ブチル
スルファモイル、フェニルスルファモイル等);Xは酸
素原子または硫黄原子;R5は直鎖または分岐鎖アルキ
レン基;nは0〜3の整数;mは0〜4の整数;lは1
〜4の整数;Z3は水素原子、ハロゲン原子またはカッ
プラーと芳香族第1級アミン系発色現像剤の酸化生成物
との反応により分離できる置換基を意味する]で示され
る化合物である。
【0018】Z2で示される一価の有機基としては、例
えば、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、
ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルキル基(例えば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、t−ブチル、
オクチル等)、アラルキル基(例えば、ベンジル、フェ
ネチル等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキ
シ、ベンジルオキシ等)、アリールオキシ基(例えば、
フェノキシ、p−ニトロフェノキシ等)、アシルアミノ
基(例えば、アセチルアミノ、プロピルアミノ、ベンゾ
イルアミノ、フェノキシアセチルアミノ等)、カルバモ
イル基(例えば、メチルカルバモイル、ジメチルカルバ
モイル、フェニルカルバモイル、ジフェニルカルバモイ
ル等)、スルホンアミド基(例えば、メタンスルホンア
ミド、ブタンスルホンアミド、ベンゼンスルホンアミド
、p−トルエンスルホンアミド等)、スルファモイル基
(例えば、メチルスルファモイル、ジメチルスルファモ
イル、フェニルスルファモイル等)、アルキルカルボニ
ル基(例えば、メチルカルボニル、プロピルカルボニル
、オクチルカルボニル等)、アリールカルボニル基(例
えば、フェニルカルボニル等)、アルキルオキシカルボ
ニル基(例えば、メチルオキシカルボニル、エチルオキ
シカルボニル、ブチルオキシカルボニル、t−ブチルオ
キシカルボニル等)、アリールオキシカルボニル基(例
えば、フェニルオキシカルボニル等)等が挙げられる。
【0019】本発明において、式(I)で示されるさら
に好ましいシアンカップラーは式(III):
【化7】 [式中、Z4は水素原子またはハロゲン原子(例えば、
フッ素、塩素、臭素等);Z5は水素原子または塩素原
子;R6は水素原子または炭素原子数20までのアルキ
ル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、オ
クチル、ドデシル等);R7およびR8は同一または異
なってもよく、各々、水素原子、炭素原子数20までの
アルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル、ドデシ
ル等)または炭素数20までのアルコキシ基(例えば、
メトキシ、エトキシ等)を意味し;但しR6、R7およ
びR8の炭素原子数の合計は8〜20個であり;Xは0
〜2の整数を意味する]で示される化合物である。
【0020】式(I)および(II)において、カップ
ラーと芳香族第1級アミン系発色現像剤との反応により
分離できる、Z1およびZ3で示される基は全て当業者
に公知である。これらの基のうちのいずれかはカップラ
ーの反応性を変化させるか、またはカップラーから分離
して現像抑制、漂白抑制および色調整抑制作用を行い、
それにより、ハロゲン化銀カラー写真材料のカップリン
グ含有層または他の層に有利に作用する。かかる基の典
型的な例としては、アルコキシ基、アリールオキシ基、
アリールアゾ基、チオエーテル、カルバモイルオキシ基
、アシルオキシ基、イミドデシル基、スルホンアミド基
、チオシアノ基、複素環基(オキサゾリル、ジアゾリル
、トリアゾリル、テトラゾリル等)等が挙げられる。Z
1およびZ3で示される特に好ましいものは水素原子ま
たは塩素原子である。
【0021】式(I)のシアンカップラーは、例えば、
米国特許第3,758,308号、第4,333,99
9号および第4,451,559号に記載の当業者に公
知の方法を用いて容易に合成できる。
【0022】式(I)で示されるシアンカップラーの例
を以下に示すが、本発明はそれらにより限定するもので
はない。
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【0023】2,5−ジアシルアミノ−フェニルシアン
カップラーは、いわゆる分散技術を用いて写真材料の親
水性コロイド結合剤に導入される。簡単に言えば、米国
特許第2,322,027に記載のように、この技術に
よれば、カップラーを水付混和性の高沸点有機溶媒(当
業者においては、永久性(permanent)溶媒、
晶質溶媒、油型溶媒、オイルフォーマー(oil fo
rmer)等と呼ばれる)に溶解し、得られた有機溶液
を、親水性コロイド(ゼラチン)および分散剤(通常は
アニオン性界面活性剤)を含有する水性組成物に添加す
る。ついで、混合物を均質化装置(例えば、コロイドミ
ルまたは超音波発生装置)に通してカップラーを含有す
る有機溶媒の細かい液滴を分散する。ある場合には、例
えば、米国特許第2,801,170号、第2,801
,171号および第2,949,360号に記載のよう
に、後で蒸発により除去される水不混和性の低沸点有機
溶媒を用いてカップラーの溶解を促進することが有利で
ある。ついで、得られた分散体を親水性コロイド組成物
(ゼラチンハロゲン化銀エマルジョンまたは他のゼラチ
ン含有組成物)と混合し、それを写真層を形成するのに
用いる(コーティングにより)。写真カップラーを分散
するための有機溶媒は、例えば、米国特許第2,322
,027号、2,801,171号、第2,835,5
79号、第2,533,514号、第2,554,75
5号、第3,748,141号、第3,779,765
号、第4,353,979号および第4,430,42
2号に開示されるように、当業者に公知である。
【0024】カップラーを作製し、かつ、それを層内(
該カップラーを含む)で安定に保つ(結晶化せずに)の
に必要な分散剤の選択は、分散の安定性だけでなく、2
,5−ジアシルアミノ−フェノールカップラーとカチオ
ン性カルボシアニンスペクトル増感染料との組合せで得
られる感光測定結果にとっても重要である。アニオン性
およびカチオン性界面活性剤を分散剤として使用するこ
とにより、分散された2,5−ジアシルアミノ−フェノ
ールカップラーとカチオン性カルボシアニンスペクトル
増感染料の相互作用による減感を促進することが判明し
た。それらはハロゲン化剤粒表面からの染料分子の脱着
およびカップラーとの相互作用を助けると考えられる。
【0025】本発明によれば、写真材料は、水不混和性
の有機溶媒液滴中に溶解された2,5−ジアシルアミノ
−フェノールカップラーからなり、該液滴が、10以上
のHLBを有する非イオン性界面活性剤およびアニオン
性界面活性剤と反応性会合状態で親水性層中に分散され
た赤感性ハロゲン化銀エマルジョンを含む。HLB(親
水親油バランス)は界面活性剤の乳化効率の目安であり
、それは、分子の極性、低いHLB値を有する最少量の
親水性界面活性剤および増大する親水特性に対応して増
大する数〔HLBの詳細な定義に関しては、エム・ジェ
イ・シック(M.J.Schick)、界面科学シリー
ズ、Vol.1、非イオン性界面活性剤、チャプター1
8、エム・デッカー(M. Dekker)社、ニュー
ヨーク、1967年参照〕に関係する。
【0026】本発明に用いる非イオン性界面活性剤とし
ては、例えば、以下のものが挙げられる。 1)式:HO−(CH2−CH2−O)n−脂質[式中
、nは少なくとも3以上の整数、脂質は少なくとも12
個以上の炭素原子を有する脂肪族炭素鎖を意味する]で
示されるポリオキシエチレンエーテルであり、例えば、
つぎのようなBRIJ(商品名)の下に市販されている
【0027】2)式:
【化13】 [式中、nは少なくとも12以上の整数、脂質は少なく
とも12個以上の炭素原子を有する脂肪族炭素鎖を意味
する]で示されるポリオキシエチレンソルビタンエステ
ルであり、例えば、以下のようなTWEEN(商品名)
の下に市販されている。       商品名         n      
    脂質           HLB  TWE
EN65    20    トリステアロイル   
 10.5  TWEEN85    20    ト
リオレオイル      11.5  TWEEN60
    20    ステアロイル        1
4.9  TWEEN80    20    オレオ
イル          15.0  TWEEN40
    20    パルミトイル        1
5.6  TWEEN20    20    ラウロ
イル          16.7
【0028】3)式
【化14】 [式中、nは少なくとも5以上の整数、脂質は少なくと
も8個以上の炭素原子を有する脂肪族炭素鎖を意味する
]で示されるアルキルフェノールグリコールエステルで
あり、例えば、以下のようなTriton(商品名)の
下に市販されている。
【0029】本発明に用いるアニオン性界面活性剤は、
その分子中に、好ましくは約8〜30個の炭素原子を有
する疎水性炭化水素基、および親水性−SO3M基また
は−OSO3M基を(Mは水素、Na、K、Li等のア
ルカリ金属基またはNH4等のアンモニウム基を意味す
る)有する両性(ampiphilic)物質からなる
。これらのアニオン性界面活性剤は当業者に公知であり
、例えば、エイ・ダブリュ・シュワルツ(A.W. S
chwartz)およびジェイ・ダブリュ・ペリー(J
.W.. Perry)、界面活性剤、インターサイエ
ンス・パブリケーションズ(Interscience
 Publication−s)に記載されている。代
表的な制限されないアニオン性界面活性剤としては、例
えば、少なくとも8個以上の炭素原子を有する分岐鎖ま
たは直鎖の脂肪族第1級および第2級アルコールの硫酸
塩およびスルホン酸塩およびそのエトキシ化誘導体、硫
酸化モノエタンールアミドおよびそのエトキシル化誘導
体、スルホスキシン酸のハーフエステルまたはジエステ
ル、並びにその2位に長アルキル鎖を有するベンズイミ
ダゾールスルホン酸の塩が挙げられる。本発明に用いる
アニオン性界面活性剤の例としては、
【化15】 が挙げられる。
【0030】本発明に用いるカチオン性カルボシアン増
感染料は、3つのメチン基により結合された2つの塩基
性の複素環核からなり、好ましくは、少なくとも1つ以
上の該複素環核がベンゾチアゾリウム核である。複素環
核は好ましくは縮合ベンゼン環を含む。
【0031】複素環核としては、例えば、キノリニウム
、ベンズオキシサゾリウム、ベンゾチアゾリウム、ベン
ゾセレナゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナフトキサ
ゾリウム、ナフトチアゾリウムおよびナフトセレナゾリ
ウム第四級塩が挙げられる。
【0032】好ましいカチオン性カルボシアニン増感染
料は式(IV):
【化16】 [式中、Y1、Y2、Y3およびY4は、各々、水素原
子、ハロゲン原子(例えば、塩素、臭素およびフッ素)
、ヒドロキシ基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エ
トキシ等)、アミノ基(例えば、アミノ、メチルアミノ
、ジメチルアミノ等)、アシルアミド基(例えば、アセ
チルアミド、プロピルアミド等)、アシロキシ基(例え
ば、アセトキシ等)、アルコキシカルボニル基(例えば
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ブトキシ
カルボニル等)、アルキル基(例えば、メチル、エチル
、イソプロピル等)、アルコキシカルボニルアミノ基(
例えば、エトキシカルボニルアミノ等)またはアリール
基(例えば、フェニル、トリル等);あるいはY1およ
びY2、Y3およびY4は、各々、一緒になってベンゼ
ン核を完成するのに必要な原子を形成し(得られる複素
環核は、例えば、α−ナフトチアゾール核、β−ナフト
チアゾール核またはβ,β’−ナフトチアゾール);R
9は水素またはアルキル基(例えば、メチル、エチル等
);R10およびR11は同一または異なってもよく、
各々、(CH2)n1−X(XはH、F、Cl、Br、
アリール基、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子
数3〜7のシクロアルキルまたは炭素原子数1〜3のア
ルコキシ基、n1は1〜6の整数);Aはアニオン基(
例えば、Br、Cl、I、アリールまたはアルキルスル
ホネート、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロホ
スフェート等)を意味する]で示されるチアカルボシア
ニン増感染料である。
【0033】該置換基Y1、Y2、Y3、Y4、R9、
R10およびR11に含まれるアルキル基、さらに好ま
しくは該アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキ
シカルボニルアミノ、ヒドロキシアルキル、アセトキシ
アルキル基のアルキル部位は、各々、好ましくは1〜1
2、さらに好ましくは1〜4個の炭素原子を有し、該基
に含まれる炭素原子の総数は20以上である。
【0034】該Y1、Y2、Y3、Y4、R10および
R11中に含まれるアリール基は、各々、6〜18、さ
らに好ましくは6〜10個の炭素原子を有し、該基に含
まれる炭素原子の総数は20までである。
【0035】本発明に用いるカチオン性チアカルボシア
ニンスペクトル増感染料としては、例えば、
【化17】
【化18】
【化19】 が挙げられる。
【0036】本発明における2,5−ジアシルアミノ−
フェノールシアンカップラーの分散体の製造においては
、通常、水不混和性の高沸点有機溶媒の量は、特に、そ
の中で用いる2,5−ジアシルアミノ−フェノールカッ
プラーの溶解性に依存し、それは非常に広い範囲内で変
化するが、好ましくは最小限に制限され、分散される2
,5−ジアシルアミノ−フェノールカップラーの重量に
対して30〜150%の範囲である。本発明の実施にお
いて用いるアニオン性界面活性剤化合物と非イオン性界
面活性剤化合物の全量は、使用する2,5−ジアシルア
ミノ−フェノールカップラーの構造、分散用有機溶媒の
種類および量に依存するが、該界面活性剤の特に効果的
な量は分散する2,5−ジアシルアミノ−フェノールカ
ップラーに対して1〜30重量%である。この範囲内で
は、非イオン性界面活性剤化合物の量は、通常、アニオ
ン性および非イオン性界面活性剤化合物の全量に対して
30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%であり
、さらに好ましくは、アニオン性界面活性剤化合物と非
イオン性界面活性剤化合物の量は等量である。アニオン
性および非イオン性界面活性剤化合物の組合せの量は2
0以上のHLB値が得られるように選択する。
【0037】本発明により、2,5−ジアシルアミノ−
フェノールカップラーをゼラチン水溶液中に分散させる
のに用いるアニオン性および非イオン性界面活性剤化合
物は、その中に2,5−ジアシルアミノ−フェノールカ
ップラーの有機溶液が分散されるゼラチン水溶液中にど
ちらも存在する。また、非イオン性界活性剤化合物は2
,5−ジアシルアミノ−フェノールカップラーを有機溶
媒中に溶解する段階で用い、アニオン性界面活性剤は有
機溶液をザラチン水溶液中に分散する段階で使用する。
【0038】本発明の写真材料に用いるハロゲン化銀エ
マルジョンは、通常の増感剤を用いて化学的に増感され
てもよい。イオウ含有化合物、金および貴金属化合物お
よびポリオキシルアキレンが特に好ましい。ハロゲン化
銀を化学的に増感する方法は、例えば、リサーチ・ディ
スクロージャー(Research Disclosu
re)、第III節、1978年に記載されている。
【0039】通常の防曇剤および安定化剤は、アザイン
デン等のリサーチ・ディスクロージャー、17643、
第VI節、1978年に記載のものを用いてもよい。
【0040】ハロゲン化銀エマルジョンに添加してもよ
いハードナー、被覆助剤、可塑剤、艶消し剤、現像剤、
発色剤、吸収剤、分散材(scattering ma
terial)等の他の適当な添加剤はリサーチ・デス
クロージャー、17643、1978年に記載されてい
る。
【0041】本発明のハロゲン化銀カラー写真材料は、
少なくとも1つ以上の青感性ハロゲン化銀エマルジョン
層と、少なくとも1つ以上の赤感性ハロゲン化銀エマル
ジョン層とからなり、該層は黄色、マゼンタおよびシア
ン染料形成カップラーと会合する。本明細書で用いる「
会合する(associated)」なる用語は、本発
明のシアン形成カップラーとハロゲン化銀エマルジョン
が、酸化された第1級アミン系の発色現像剤である非常
に安定なシアンインドアニリン染料と結合すると同時に
写真層中に画像形成するように配置されることである。 このようなシアンカップラーはハロゲン化銀エマルジョ
ン層、隣接層または処理溶液中に導入してもよい。好ま
しい形態としては、該シアンカップラーはハロゲン化銀
エマルジョン層中に導入される。
【0042】本発明の写真材料に用いる2,5−ジアシ
ルアミノ−フェノールカップラー以外のカップラーは、
当業者に公知の通常技術を用いてハロゲン化銀エマルジ
ョン層に導入できる。米国特許第2,322,027号
、第2,801,170号、第2,801,170号お
よび第2,991,177号によれば、分散技術により
カップラーをハロゲン化銀エマルジョン層に導入でき、
該技術は、カップラーを水不混和性の高沸点有機溶媒中
に溶解し、得られた溶液を非常に細かい液滴の形態で親
水性コロイドバインダー中に分散させることからなる。 他の種のバインダーも用いることができるが、好ましい
コロイドバインダーはゼラチンである
【0043】カップラーをハロゲン化銀エマルジョン層
に導入するための他のタイプのものは、いわゆる「添加
ラテックス法」である。かかる技術の詳細な説明はベル
ギー特許第853,512号および第869,816号
、米国特許第4,214,047号および第4,199
,363号、並びに欧州特許第14,921号に開示さ
れている。該技術は、カップラーの水不混和性有機溶媒
中溶液を、連続相としての水および0.02〜0.2μ
mの平均径を有するポリマー粒子からなるポリマーラテ
ックスと混合することを特徴とする。
【0044】他の有用な方法はフィッシャー(Fish
er)法である。かかる方法によれば、カルボキシル基
、ヒドロキシ基、スルホン酸基、スルホンアミド基等の
水溶性基を有するカップラーを、例えば、それらをアル
カリ水溶液に溶解することにより写真層に添加できる。
【0045】本発明の2,5−ジアシルアミノ−フェノ
ールカップラーは、通常、赤感性のハロゲン化銀エマル
ジョン層に導入して多層カラー写真材料からなる別々に
増感されたハロゲン化銀エマルジョン層の1つを形成す
る。かかる材料は、通常、その上に、少なくとも1つ以
上の赤感性ハロゲン化銀層と、少なくとも1つ以上の緑
感性ハロゲン化銀層と、少なくとも1つ以上の青感性ハ
ロゲン化銀エマルジョン層と、さらにフィルター層と、
中間層と、保護層と、下層とを有する支持基体から構成
される。層単位は、いずれの通常の順序でコーティング
できるが、好ましい層配列においては、赤感性層は支持
体の一番近くにコーティングされ、該層は緑感性層、黄
色フィルター層および青感性層によりオーバーコートさ
れる。
【0046】さらに好ましくは、本発明により式(I)
のシアンカップラーと組合された赤感性ハロゲン化銀エ
マルジョン層は、英国特許第923,045号、フラン
ス特許第2,043,433号および米国特許第4,5
82,780号に記載のように、可視スペクトルの同じ
スペクトル域に対して増感された2つ以上のハロゲン化
銀エマルジョン層から構成され、その最上位のハロゲン
化銀エマルジョン層は最も高い感受性を有し、最下位の
ハロゲン化銀エマルジョン層は最も低い感受性を有する
。 最も好ましくは、最高の感受性を有する最上位の赤感性
ハロゲン化銀エマルジョン層は式(I)のシアンカップ
ラーを含有する。
【0047】最も有用な黄色形成カップラーは、通常の
開鎖ケトメチレン系のカップラーである。かかるカップ
ラーとしては、例えば、ベンゾイルアセトアニリド系お
よびピバロイルアセトアニリド系の化合物が挙げられる
。用いることができる黄色形成カップラーは、米国特許
第2,875,057号、第3,265,506号、3
,408,194号、第3,551,151号、3,6
82,322号、3,725,072号および3,89
1,445号、ドイツ特許第2,219,917号、第
2,261,361号および第2,414,006号、
英国特許第1,425,020号、日本特許第10,7
83/72号、並びに特願昭47−26,133号、4
8−73,147号、51−102,636号、50−
6,341号、50−123,342号、50−130
,442号、51−1,827号、50−87,650
号、52−82,424号および52−115,219
号に明記されている。
【0048】最も有用なマゼンタ形成カップラーは通常
のピラゾロン系化合物、インダゾリン系化合物、シアノ
アセチル化合物、ピラゾールトリアゾール系化合物等で
あり、特に好ましいカップラーはピラゾロン系化合物で
ある。マゼンタ形成カップラーは、例えば、米国特許第
2,600,788号、第2,983,608号、第3
,062,653号、第3,127,269号、第3,
311,476号、第3,419,391号、第3,5
19,429号、第3,558,319号、第3,58
2,322号、第3,615,506号、第3,834
,908号、第3,891,445号、ドイツ特許出願
2,408,665号、2,417,945号、2,4
24,467号、特願昭51−20,826号、52−
58,922号、49−129,538号、49−74
,027号、50−159,336号、52−42,1
21号、49−74,208号、50−60,233号
、51−26,541号、53−55,122号に記載
されている。
【0049】用いることができる着色カップラーとして
は、例えば、米国特許第3,476,560号、第2,
521,908号、第3,034,892号、特公昭4
5−2,016号、38−22,335号、42−26
,034号、44−32,461号、特願昭51−26
,034号、52−42,121号、ドイツ特許出願2
,418,959号に記載されたものが挙げられる。
【0050】DIR〔現像抑制解除(developm
ent Inhibitor Releasing)〕
カップラーとしては、例えば、米国特許第3,227,
554号、第3,617,291号、第3,701,7
83号、第3,632,345号、ドイツ特許出願2,
414,006号、2,454,301号、2,454
,329号、特願昭52−69,624号、49−12
2,335号、51−16,141号に記載されたもの
が挙げられる。
【0051】DIRカップラーの他に、現像時に現像抑
制を解除する幾つかの他の化合物が感光性材料中に存在
し得る。かかる種類のDIR化合物は、例えば、米国特
許第3,297,445号、第3,379,529号、
ドイツ特許出願2,417,914号、特願昭52−1
5,271号、53−9,116号に記載されている。
【0052】前記の2種以上のカップラーを同一の層に
配合できる、または同一のカップラーは2つ以上の層中
に存在できる。
【0053】写真材料の層は、例えば、リサーチ・ディ
スクロージャー、IX、1978年12月に記載の結合
材料等の種々のコロイドを単独あるいは組合せて含有で
きる。
【0054】前記エマルジョンは、リサーチ・ディスク
ロージャー、17643、XVおよびXVI、1978
年12月に記載のような種々の方法を用いることにより
、多くの支持基体(例えば、セルローストリアセテート
、紙、樹脂被覆層、ポリエステル等)上にコーティング
できる。
【0055】本発明は特殊なタイプのエマルジョンまた
はハロゲン化銀を含有する写真材料に限定しない。した
がって、例えば、リサーチ・ディスクロージャー、17
463、1978年12月に記載のように、異なったタ
イプのエマルジョンまたはハロゲン化銀を含有する写真
材料に適用できる。
【0056】本発明の方法により製造されたハロゲン化
銀は、高表面感受性または高内部感受性の陰性エマルジ
ョン、表面曇性または非曇性直接陰性エマルジョン、プ
リントアウト・エマルジョン、反転エマルジョン、白黒
材料用、カラー材料用、放射線写真材料用、転写カラー
材料用エマルジョン等、種々の写真材料用の写真感光エ
マルジョンとして用いることができる。
【0057】本発明により製造されたハロゲン化銀エマ
ルジョンを含有する写真材料は、当業者に公知なように
、媒体または材料中に含有される現像剤の存在下、ハロ
ゲン化銀をアルカリ水性媒体と会合すると同時に処理さ
れて可視画像を形成する。適当な現像化合物は、特にp
−フェニレンジアミン誘導体、例えば、2−アミノ−5
−ジエチルアミノ−トルエンクロリドレート(CD2と
呼ぶ)、2−アミノ−N−エチル−N−(β−メタンス
ルホンアミド)−m−トルイジン三二硫酸塩一水和物(
CD3と呼ぶ)、4−アミノ−3−メチル−N−エチル
−N−(β−ヒドロキシエチル)−アニリン硫酸塩(C
D4と呼ぶ)である。
【0058】カラー写真材料の場合、処理は少なくとも
1つ以上の発色現像浴、所望により、予熱浴、中和浴、
第1(白黒)の現像浴等から構成される。これらの浴は
当業者に公知であり、例えば、リサーチ・ディスクロー
ジャー、17463、1978年に記載されている。
【0059】発色現像の後、画像が現像された金属銀お
よび残留した銀塩は、通常、写真材料から除去しなけれ
ばならない。これは、分離した漂白浴および定着浴、あ
るいは単一の工程で画像を漂白しかつ定着する、ブリッ
クス(blix)と呼ばれる単一の浴内で行う。漂白槽
はpHが5.60の水溶液であり、通常、アルカリ金属
上の複合塩あるいはアンモニウムおよび三価の鉄と有機
酸の複合塩、例えば、EDTA.Fe.NH4(EDT
Aはエチレンジアミノテトラ酢酸を意味する)である酸
化剤を含有する。処理中、この浴は、当業者に公知のよ
うに、連続して通気され、漂白中に銀画像を形成して再
生される二価の鉄を酸化する。漂白有効性を維持する。 これらの操作の不良制御により、染料のシアン密度が損
失する。
【0060】前記酸化剤に加えて、ブリックス浴は、例
えば、アンモニウムまたはアルカリ金属チオ硫酸塩等の
公知の固定化剤を含有する。漂白浴および固定化浴は共
に、例えば、英国特許第933,008号に記載のよう
な槽の効率を増大させるためのポリアルキレンオキシド
または漂白促進剤として公知のチオエーテル等の他の添
加剤を含有できる。
【0061】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。 実施例1 5.13モル%塩素、87.7モル%臭素および7.1
7モル%ヨウ素を含有する平均粒径0.43μmの写真
クロロ臭酸銀エマルジョンを、金、チオシアネート、p
−トルエンスルホン酸塩およびp−トルエンチオスルホ
ン酸塩で化学的に増感し、N−エチル−ベンゾチアゾリ
ウムイオダイドで安定化した。
【0062】つぎに、前記エマルジョンを5つの部分に
分け、各部分を38℃で仕上げして以下の組成物1〜5
を得た。 1)前記赤色増感剤(s−1)0.046モル/Ag1
モルおよび前記赤色増感剤(s−2)0.286モル/
Ag1モルのメタノール性溶液をエマルジョンに添加し
て2つの染料0.332モル/Ag1モルの付着量を得
、該エマルジョンを撹拌下で20分間保持し、被覆界面
活性剤としての安定化剤である4−ヒドロキシ−6−メ
チル−テトラザインデン、Hostapur(商品名)
SAS〔アルカンスルホネートに対する西独のホエヒス
ト(Hoechst)社の登録商標〕および前記シアン
カップラー(c−1)0.094モル/Ag1モルを添
加した。カップラー6gを、トリクレシルホスフェート
9ml、ブチルアセトアニリド3.25mlおよびエチ
ルアセテート9mlに溶解し、高速回転ミキサーで撹拌
しながら得られた溶液を、10重量%のHostapu
r(商品名)SAS水溶液5mlを含有する10%ゼラ
チン水溶液に添加して分散を行い、水を加えて100g
とすることにより、シアンカップラー(c−1)の分散
体を製造した。
【0063】2)シアンカップラー用の分散剤として、
Hostapur(商品名)SASに加えて非イオン性
界面活性剤であるTriton(商品名)X−100〔
オクチルフェノールポリエチレングリコールに対する西
独のローム・アンド・ハース(Rohm andHaa
s)社の登録商標〕をカップラー分散体100gに対し
て0.5g用いた以外は、組成物1と同じ添加物をエマ
ルジョンに用いた。
【0064】3)被覆助剤としてHostapurを用
いない以外は、組成物2と同じ添加物をエマルジョンに
添加した。 4)被覆助剤としてTriton(商品名)X−100
を用いる以外は組成物2と同じ添加物をエマルジョンに
添加した。
【0065】5)シアンカップラー用の分散剤として、
Hostapur(商品名)SASに加えて非イオン性
界面活性剤であるSpan(商品名)20〔8.6のH
LBを有するポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ートに対するアイ・シー・アイ・スペシャリティー・ケ
ミカルズ(ICI Speciality Chemi
cals)社の登録商標〕をカップラー分散体100g
に対して0.5g用いた以外は、組成物1と同じ添加物
をエマルジョンに用いた。
【0066】最終仕上げして30分後、各組成物を2g
/m2の銀被覆量でセルローストリアセテート基体上に
コーティングし(コーティング1〜5)、撹拌しながら
40℃で15時間保持した後に同じ組成物を、各々、コ
ーティングした(コーティング6〜10)。
【0067】モノクロロ−ジヒドロキシ−トリアジン・
ハードナーを含有するゼラチン層を保護トップコートと
して各フィルム上にコーティングした。該フィルムが硬
化するまで室温で7日間放置し、5500℃で連続ウェ
ッジを用いて露光し、米国特許第4,346,873号
に記載の標準のコダックEP−2処理カラー・ケミスト
リー中で処理し、ついで、自動デンシトメーターで読み
取った。
【0068】表1は、最終仕上げ後に組成物(1〜5)
をコーティングすることにより得られたフィルムサンプ
ル(1〜5)の感度値(DIN数として表される)と、
40℃で15分間撹拌しながら保持した後に同じ組成物
(1〜5)をコーティングすることにより得られたサン
プルフィルム(6〜10)の感度値を比較している。感
度値は光学濃度0.20+Dminおよび1.00+D
minの値で測定した。
【0069】
【表1】
【0070】カップラー(c−1)用の被覆界面活性剤
および分散剤としてのHostapur(商品名)SA
Sを含有するフィルム6およびフィルム1は共に感度の
損失が認められた。一方、カップラー(c−1)の分散
体中にさらに界面活性剤として非イオン性界面活性剤T
riton(商品名)X−100を用いると実質的な減
感は認められなかった(フィルム2、3、4、7、8、
9)。フィルム5とフィルム10を比較すると、両方と
もHostapur(商品名)SASに加えて、8.6
のHLBを有する非イオン性界面活性剤Span(商品
名)20を含有するがフィルム2、3および4と同じ挙
動は示さなかった。
【0071】実施例2 実施例2のフィルム2の製造方法に従い、非イオン性界
面活性剤Brij(商品名)35〔16.9のHLBを
有するポリオキシエチレンドデシルエーテルに対するア
トラス・ケミカル社の登録商標〕、Triton(商品
名)X−164〔15.8のHLBを有するオクチルフ
ェノールポリエチレングリコールエーテルに対するロー
ム・アンド・ハース社の登録商標〕、Tween(商品
名)20〔16.7のHLBを有するポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウレートに対するアトラス・ケミカ
ルズ社の登録商標〕およびTriton(商品名)X−
405〔17.9のHLBを有するオクチルフェノール
ポリオキシエチレングリコールエーテルに対するローム
・アンド・ハース社の登録商標〕の助けをかりて分散さ
れた2,5−ジアミノ−フェノールカップラーを含有す
る多くのフィルムを製造した。各フィルムのエマルジョ
ン組成物を、40℃で1時間保持した後および40℃で
15時間保持した後にコーティングした。感度の損失は
実施例1のフィルム2で得られたものと同様であったが
、実施例1のフィルム1と同様のフィルムで得られた感
度損失よりも実質的に低かった。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)10以上のHLBを有する少なく
    とも1つ以上の非イオン性界面活性剤化合物および少な
    くとも1つ以上のアニオン性界面活性剤化合物と反応性
    会合状態でエマルジョン層中に分散された水不混和性の
    高沸点有機溶媒液滴中に溶解された少なくとも1つ以上
    の2,5−ジアシルアミノ−フェノールシアンカップラ
    ーと、b)少なくとも1つ以上のカチオン性カルボシア
    ニンスペクトル増感染料とを含有するハロゲン化銀エマ
    ルジョン層を有することを特徴とする感光性ハロゲン化
    銀カラー写真材料。
  2. 【請求項2】  2,5−ジアシルアミノ−フェノール
    シアンカップラーが、式(I): 【化1】 [式中、R1はアリール基;R2はアルキル基またはア
    リール基;R3は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
    またはアルコキシ基;Z1は水素原子、ハロゲン原子ま
    たはカップラーと芳香族第1級アミン系発色現像剤の酸
    化生成物との反応により分離できる置換基;yは0また
    は1を意味する]で示される請求項1記載の感光性ハロ
    ゲン化銀カラー写真材料。
  3. 【請求項3】  2,5−ジアシルアミノ−フェノール
    シアンカップラーが、式(II): 【化2】 [式中、Z2は水素原子、ハロゲン原子または一価の有
    機基;R4は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基
    、ニトロ基、アルキル基、アルキルオキシカルボニル基
    、アリールオキシカルボニル基、アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニ
    ル基、アシルオキシ基、アルキルスルホニル基、アリー
    ルスルホニル基、アシル基、アシルアミノ基、スルホン
    アミド基またはスルファモイル基;Xは酸素原子または
    硫黄原子;R5は直鎖または分岐鎖アルキレン基;nは
    0〜3の整数;mは0〜4の整数;lは1〜4の整数;
    Z3は水素原子、ハロゲン原子またはカップラーと芳香
    族第1級アミン系発色現像剤との酸化生成物の反応によ
    り分離できる置換基を意味する]で示される請求項1記
    載の感光性ハロゲン化銀カラー写真材料。
  4. 【請求項4】  2,5−ジアシルアミノ−フェノール
    シアンカップラーが、式(III): 【化3】 [式中、Z4は水素原子またはハロゲン原子;Z5は水
    素原子または塩素原子;R6は水素原子またはアルキル
    基;R7およびR8は同一または異なってもよく、各々
    、水素原子、アルキル基またはアルコキシ基を意味し;
    但しR6、R7およびR8の炭素原子数の合計は8〜2
    0個であり;Xは0〜2の整数を意味する]で示される
    請求項1記載の感光性ハロゲン化銀カラー写真材料。
  5. 【請求項5】  カチオン性カルボシアニンスペクトル
    増感染料が式(IV): 【化4】 [式中、Y1、Y2、Y3およびY4は水素原子、ハロ
    ゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アミノ基、ア
    シルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、
    アルコキシカルボニルアミノ基またはアリール基;ある
    いはY1およびY2、Y3およびY4は、各々、一緒に
    なってベンゼン環を完成するのに必要な原子を形成し;
    R9は水素または炭素原子数1〜3の低アルキル基;R
    10およびR11は同一または異なってもよく、各々、
    (CH2)n1−X(XはH、F、Cl、Br、アリー
    ル基、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数3〜
    7のシクロアルキルまたは炭素原子数1〜3のアルコキ
    シ基、n1は1〜6の整数)を意味し;Aはアニオン基
    を意味する]で示される請求項1記載の感光性ハロゲン
    化銀カラー写真材料。
  6. 【請求項6】  非イオン性界面活性剤化合物がポリオ
    キシエチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン
    エステルおよびアルキルフェニルポリエチレングリコー
    ルエーテルよりなる群から選択される請求項1記載の感
    光性ハロゲン化銀カラー写真材料。
  7. 【請求項7】  アニオン性界面活性剤化合物が疎水性
    炭化水素基、および−OSO3M基またはSO3M(M
    は一価のカチオンを意味する)を有するアニオン性界面
    活性剤化合物よりなる群から選択される請求項1記載の
    感光性ハロゲン化銀カラー写真材料。
  8. 【請求項8】  アニオン性界面活性剤化合物および非
    イオン性界面活性剤化合物の全量が2,5−ジアシルア
    ミノ−フェノールカップラーに対して1〜30重量%で
    ある請求項1記載の感光性ハロゲン化銀カラー写真材料
  9. 【請求項9】  非イオン性界面活性剤化合物の量が、
    アニオン性および非イオン性界面活性剤化合物の全量に
    対して30〜70重量%である請求項8記載の感光性ハ
    ロゲン化銀カラー写真材料。
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