JPH04264302A - 導電性ペースト用銅粉および導電性ペースト - Google Patents

導電性ペースト用銅粉および導電性ペースト

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JPH04264302A
JPH04264302A JP3046141A JP4614191A JPH04264302A JP H04264302 A JPH04264302 A JP H04264302A JP 3046141 A JP3046141 A JP 3046141A JP 4614191 A JP4614191 A JP 4614191A JP H04264302 A JPH04264302 A JP H04264302A
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copper powder
copper
conductive paste
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organic acid
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JP3046141A
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English (en)
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Katsuyoshi Kume
勝嘉 久米
Tomio Kanbayashi
富夫 神林
Shinobu Takagi
忍 高木
Takasumi Shimizu
孝純 清水
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Daido Steel Co Ltd
Toagosei Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(イ)発明の目的
【産業上の利用分野】この発明は,導電回路形成あるい
は電磁波障害(以下EMI)対策に使用される導電性ペ
ーストに適した銅粉およびそれを配合してなる導電性ペ
ーストに関するものである。
【従来の技術】
【0002】銅粉を使用した導電性ペーストは、マイグ
レーション問題のない導電回路形成用や電子機器のEM
I対策用として注目されている。しかしながら、該導電
性ペーストの用途に適した1〜30μm程度の粒径の銅
粉は非常に酸化され易く、このため何らかの酸化防止処
理を行わなければ、該導電性ペーストから形成される導
電回路について高い導電性が得られない。
【0003】また、該導電性ペーストについて、良好な
導電性および長期信頼性、あるいは印刷性のような特性
を得るためには該導電性ペースト中での銅粉の分散性が
良好であることも必要である。
【0004】そこで従来より導電性ペーストに使用する
銅粉の耐酸化性を向上させたり、分散性を向上させるた
めの方法として、表面を炭素数が12〜18程度の長鎖
脂肪酸や、その金属塩で被覆したり、ベンゾトリアゾー
ル等の銅の防食作用をもつ薬品と接触させるといった種
々の提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このうち長鎖脂肪酸や
その金属塩で銅粉を被覆するものは、ある程度銅粉の酸
化を防止する効果を持つが、導電性ペースト化し回路を
形成したときの長期信頼性については、耐熱試験(12
0℃)および耐湿試験(60℃−95%RH)1000
時間のドリフトが20%以上であり十分とはいえない。 そのうえ銅粉に対する使用量が増加すると導電性ペース
トと銅箔回路との接触部分での密着性が低下して良好な
電気的接触が得られないと云う問題がある。
【0006】更に、銅の変色防止剤であるベンゾトリア
ゾールと接触させた場合は銅粉単独でみた場合の耐酸化
性は向上するが、強固に銅表面と結合して皮膜を形成す
るため、酸化を防ぐのに十分な処理量では、該銅導電性
ペーストから形成される導電回路の導電性が該皮膜によ
り低下する。
【0007】また、銅粉自身の分散性が十分でない場合
には、導電性を向上させるために銅導電性ペーストを製
造する時にオレイン酸などの分散剤を添加剤の形で多量
に配合する必要があり、この分散剤添加量が増加すると
銅導電性ペーストの密着性は極端に低下する。
【0008】このように現状の銅導電性ペーストの信頼
性をはじめとする各特性は従来ではまだ十分ではなく、
特に導電回路形成用として使用するには、銀粉を使用し
た導電性ペーストに比べ長期試験におけるドリフトが大
きく使用に耐えない。本発明は新規な銅粉の調製方法に
より銅導電性ペーストの信頼性、該銅導電性ペーストか
ら形成される導電回路の導電性の問題を解決しようとす
るものである。
【0009】(ロ)発明の構成
【課題を解決するための手段】本発明は導電性が高く、
高信頼性の銅導電性ペーストを実現するために、本発明
者等が鋭意検討を進めた結果、銅導電性ペーストに使用
したときに優秀な導電性と高い信頼性をもたらす銅粉の
調製方法を見いだし、本発明を完成するに至った。
【0010】以下本発明を詳細に説明する.・アルキル
ベンズイミダゾール誘導体 本発明の銅粉と接触させるために用いる化合物は以下の
構造式に示すアルキルベンズイミダゾール誘導体である
【化2】 こゝにRはHもしくは炭素数1〜17のアルキル基であ
る。炭素数があまり短いと処理後の銅粉のペースト内で
の分散性が悪く、長すぎると導電性ペーストの密着性が
悪くなる傾向があるので、望ましい炭素数は6〜12で
ある。上記アルキルベンズイミダゾール誘導体を例示す
れば、ベンズイミダゾール,2−メチルベンズイミダゾ
ール,2−エチルベンズイミダゾール,2−n−プロル
ベンズイミダゾール,2−n−ヘキシルベンズイミダゾ
ール,2−n−ヘプチルベンズイミダゾール,2−n−
オクチルベンズイミダゾール,2−n−ノニルベンズイ
ミダゾール,2−n−デシルベンズイミダゾール,2−
n−ウンデシルベンズイミダゾール,2−n−ドデシル
ベンズイミダゾール,2−n−トリデシルベンズイミダ
ゾール,2−n−テトラデシルベンズイミダゾール,2
−n−ペンタデシルベンズイミダゾール,2−n−ヘキ
サデシルベンズイミダゾール,2−n−ヘプタデシルベ
ンズイミダゾール,2−フェニルベンズイミダゾール,
2−トシルベンズイミダゾール,2−キリシルベンズイ
ミダゾール,2−イソプロピルベンズイミダゾール,2
−イソブチルベンズイミダゾール,2−secブチルベ
ンズイミダゾール,2−tertブチルベンズイミダゾ
ール,2−イソペンチルベンズイミダゾール,2−ネオ
ペンチルベンズイミダゾール等の化合物、およびその有
機酸塩、例えば、蟻酸,酢酸,プロピオン酸,蓚酸,マ
レイン酸,フマール酸,酒石酸,乳酸,グリコール酸,
安息香酸等の塩であり、そのうち酢酸塩または蟻酸塩は
取扱が容易で望ましいものである。本発明に用いられる
上記アルキルベンズイミダゾール誘導体は例えばアルキ
ルカルボン酸とo−フェニレンジアミンを公知の方法で
反応させて合成することができる。
【0011】・銅粉 本発明で用いられる金属銅粉は、電解法、アトマイズ法
などいずれの製法で作製したものでもよく、形状につい
ても制限を加えないが水素還元等の方法で表面の酸化皮
膜を十分除去することが望ましい。また粒径については
得られる導電性ペーストのスクリーン印刷特性から30
μm以下であることが望ましい。
【0012】・銅粉の調製方法 本発明における銅粉とアルキルベンズイミダゾール誘導
体および/またはその有機酸塩との接触方法としては、
上記金属銅粉をアルキルベンズイミダゾール誘導体とし
て望ましくは濃度0.01〜40重量%、更に望ましく
は0.1〜5重量%の上記アルキルベンズイミダゾール
誘導体および/またはその有機酸塩の水もしくは、メチ
ルアルコール,エチルアルコール,イソプロピルアルコ
ール,ブタノール,アセトン等の溶剤から選ばれた少な
くとも1種からなる溶液に浸漬し、乾燥処理を行なう。 上記アルキルベンズイミダゾール誘導体および/または
その有機酸塩の濃度が0.01重量%以下であると処理
効果が少なく、40重量%以上では被覆量が過大となり
導電性に悪影響が及ぼされる傾向がある。上記アルキル
ベンズイミダゾール誘導体および/またはその有機酸塩
を上記所定の濃度に溶解し、所定のpHおよび温度に調
整した溶液に、該銅粉を一定時間浸漬し、その後銅粉を
すみやかに分離して十分洗浄した後、真空中等で乾燥す
るものである。上記アルキルベンズイミダゾール誘導体
を単独で使用するか、有機酸の塩にするかによって、溶
解に適する溶剤が変わってくるので、銅粉の処理条件が
若干異なる。
【0013】上記アルキルベンズイミダゾール誘導体の
有機酸塩を用いる場合は溶媒として水、もしくは水の比
率の高い混合溶剤を使用することが望ましい。この場合
、pHを0.5〜5.0の間に調整するのが良く、より
望ましくは1.5〜3.0に調整すると良い。pHが0
.5より小さい時は銅粉の溶解が激しくなり、接触させ
る銅粉の歩留りが落ちる。また、pHが5.0より大き
くなると上記アルキルベンズイミダゾール誘導体の有機
酸塩の溶解度が極端に落ちて析出するため、銅粉表面に
均一な上記アルキルベンズイミダゾール誘導体膜が得ら
れない。該溶液の温度は、30℃から70℃の範囲で加
温すると良く、より望ましくは50℃位まで加温すると
、上記アルキルベンズイミダゾール誘導体の有機酸塩が
活性化して銅粉表面に良質な皮膜を形成する。しかし7
0℃を越えると溶媒が蒸発して濃度コントロールが難し
くなる。銅粉の浸漬時間は、上記濃度および温度範囲に
おいて0.5分から5分程度が良く、より望ましくは1
分から3分位が良い。0.5分以下では上記アルキルベ
ンズイミダゾール誘導体膜が十分形成されず、また5分
以上では一部溶解した銅が水酸化物となって析出して銅
粉中に取り込まれ、不純物として残る。浸漬後、銅粉を
すみやかに分離して十分水洗浄して真空中等で乾燥する
【0014】上記アルキルベンズイミダゾール誘導体を
単独で使用する場合は、溶媒がメチルアルコール,エチ
ルアルコール,イソプロピルアルコール,ブチルアルコ
ール,アセトン等の有機溶剤である方が望ましい。この
場合、溶液の温度は特に調整は必要としない。また浸漬
時間についても銅の溶解等が起こらないため、上記濃度
において0.5分以上であれば特に問題はない。しかし
有機溶剤を使用した場合、酸性液のような銅粉表面の酸
化物の溶解作用を持たないため、表面処理する以前に銅
粉表面の酸化皮膜を水素還元などの方法で十分除去して
おくことが必要である。浸漬後はロータリーエバポレー
ター等で溶媒を除去した後、真空中等で乾燥する。
【0015】更に上記アルキルベンズイミダゾール誘導
体以外の表面処理剤、たとえば長鎖脂肪酸またはその金
属塩などの分散剤や、多価フェノールなどの還元剤、チ
タンカップリング剤等のカップリング剤との銅粉の接触
を併用することはさらに効果を高めるため有効である。 特に銅粉に対し0.01〜0.5重量%程度のステアリ
ン酸またはその塩などの長鎖脂肪酸による接触を併用す
ることは導電性、分散性を高める上でより好ましい。
【0016】こうして得られた銅粉は、表層に均一で良
質な上記アルキルベンズイミダゾール誘導体皮膜を形成
し、該銅粉を使用すると優秀な導電性と高い信頼性を与
える銅導電性ペーストが得られる。
【0017】・導電性ペースト 本発明で作成した銅粉を用いて導電性ペーストを製造す
るに当たっては、通常の方法が適用される。即ち、本調
製を行った銅粉75〜95重量部に、フェノールレゾー
ル樹脂,キシレン樹脂,エポキシ樹脂,ウレタン樹脂,
アクリル樹脂,ポリエステル樹脂,メラミン樹脂等から
選ばれた1種または2種以上のバインダ樹脂を固型分で
5〜25重量部、エチルセロソルブ,ブチルカルビトー
ル等のバインダーの溶解性を持ち、かつスクリーン印刷
に適した高沸点の溶剤、更に必要により添加剤としてオ
レイン酸等の長鎖脂肪酸を0.2〜5重量部を適量加え
て、3本ロールミル等で混練して作製する。このとき、
さらに目的に応じて、還元剤、分散剤、粘度調整剤、消
泡剤等の添加剤を加えてもよい。
【0018】上記バインダー樹脂としては耐熱、耐湿の
点でフェノール樹脂が最も好ましく、さらに銅箔に対す
る密着性を向上させるためにはフェノール樹脂100重
量部に対し、10〜80重量部のメラミン樹脂またはエ
ポキシ樹脂を混合し、フェノール樹脂を少し可塑化させ
るのが有効である。
【0019】
【作用】本発明による導電性ペーストが高い導電性と信
頼性を示す理由は次の作用によるものと推定される。ア
ルキルベンズイミダゾール誘導体のイミダゾール部分が
、銅の表面に特異的に吸着することにより皮膜を形成し
銅粉の耐酸化性を向上させる。また、本化合物はアルキ
ル基を有するため、混練時に導電性ペーストのバインダ
樹脂とのなじみが改善され銅粉の分散性を改善する。 また、蟻酸等有機酸の塩タイプのものは、導電性皮膜の
硬化反応時に有機酸が、銅の酸化皮膜を溶解する作用を
持つためさらに有効である。
【0020】
【実施例】以下、実施例及び比較例を用いて本発明の効
果を説明する。 実施例1: 銅粉の表面処理 アトマイズ銅粉を約50℃に加温したノニルベンズイミ
ダゾール蟻酸塩の0.5重量%水溶液(pH=2.0)
に浸漬し、2分後に銅粉を分離した後多量の水で十分に
洗浄した。真空中で乾燥したのち、ステアリン酸0.1
重量%、オレイン酸スズ0.2重量%、ヒドロキノン0
.2重量%を含むアセトン溶液に浸した後、吸引濾過す
ることによって表面処理ならびに洗浄を行なった。該表
面処理ならびに洗浄を再度行なった後真空中で完全乾燥
した。
【0021】銅導電性ペーストの製造 表面処理した銅粉90重量部にレゾール樹脂10重量部
、オレイン酸2重量部および少量のブチルカルビトール
を加え、3本ロールで混練し、銅導電性ペーストを作製
した。
【0022】テスト用サンプル作成 この銅導電性ペーストをスクリーン印刷機で、銅はく端
子をもったガラスエポキシ基板上に印刷後、熱風乾燥炉
にて160℃−30分硬化し、幅2mm,全長40cm
のジグザグパターンのテスト回路をもつ評価用テストピ
ースを形成した。
【0023】比抵抗値の測定:比抵抗値はデジタルマル
チメーター(アドバンテスト社製TR−6847型)で
測定したテストピースの端子間抵抗値と、膜厚計(小坂
研究所製SE−3A型)で測定したパターンの膜厚から
計算して求めた。本実施例では表1に示すように、5.
4×10−5Ωcmと、銀ペーストに匹敵する低抵抗値
を示した。
【0024】信頼性試験:耐熱試験は120℃の恒温槽
、耐湿試験は60℃/95%RHの恒温恒湿槽中のテス
トピースより導線を引き出し、一定時間ごとに抵抗値変
化を測定した。試験は1000時間まで行い、1000
時間後の抵抗値と初期抵抗値とのドリフトを求めた。 本実施例では表1に示すように1000時間後の耐熱ド
リフトが+12%,耐湿ドリフトが+9%であり従来の
銅導電性ペーストに比べ非常にドリフト値が小さく信頼
性が高い。
【0025】密着性試験:熱風乾燥炉で160℃−15
分間加熱処理した銅張り積層板の銅はく上に、上記銅導
電性ペーストを20mm×20mmのパターンになるよ
うにスクリーン印刷した後、160℃−30分間加熱硬
化し密着性試験のテストサンプルを作製した。このサン
プルに対しゴバン目試験を行い密着性を評価した。10
×10のゴバン目のうち一つでもはがれたものは密着性
不良、はがれのないものを密着性良好と評価した。本実
施例の銅導電性ペーストは表1に示すように碁盤目のは
がれは見られず、密着性は良好であった。
【0026】実施例2: 下記する銅粉の表面処理以外は実施例1と同様にして銅
導電性ペーストを作成し評価した。 銅粉の表面処理 あらかじめ水素還元したアトマイズ銅粉をデシルベンズ
イミダゾールの0.5重量%アセトン溶液に浸漬し、ロ
ータリーエバポレーターでアセトンを蒸発後、真空中で
乾燥した。次にこの銅粉に対してステアリン酸0.1重
量%、オレイン酸スズ0.2重量%、ヒドロキノン0.
2重量%を含むアセトン溶液に浸した後、吸引濾過によ
って表面処理ならびに洗浄を行なった。該表面処理なら
びに洗浄を再度行なった後真空中で完全乾燥した。
【0027】本実施例により作成した銅導電性ペースト
を用いて実施例1と同様なテストを行なった結果、表1
に示すように導電性は6.2×10−5Ωcm、100
0時間後の耐熱、耐湿ドリフトはそれぞれ14%と10
%と優秀な値を示し、密着性試験の結果も良好であった
【0028】比較例1: アトマイズ銅粉をアルキルベンズイミダゾール誘導体処
理しなかった以外は実施例1,2と同様に作成、評価し
た。本比較例により作成した銅導電性ペーストは、アル
キルベンズイミダゾール誘導体処理による耐酸化性の皮
膜が形成されていないため、表1に示すように導電性は
9.2×10−4Ωcm、1000時間後の耐熱、耐湿
ドリフトはそれぞれ82%と108%と大きく低下した
【0029】比較例2: アトマイズ銅粉をアルキルベンズイミダゾール誘導体処
理せず、銅導電性ペースト製造時に加える分散剤である
オレイン酸を2重量部から5重量部に増加した以外は実
施例1,2と同様に作成、評価した。本比較例により作
成した銅ペーストは、分散剤のオレイン酸の添加量を増
加したため、表1に示すように導電性は1.2×10−
4Ωcm、1000時間後の耐熱、耐湿ドリフトはそれ
ぞれ27%と23%であり、実施例のものには及ばない
ものの比較例1に比べ性能は向上した。しかし分散剤で
あるオレイン酸の量が増加したために銅はくとの密着性
試験の結果は不良になった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明銅粉によっ
て、高信頼性かつ高導電性の銅導電性ペーストが作成可
能になり、EMI対策に大きく貢献する。EMIシール
ド用途以外にも、導電回路等信頼性の要求される用途に
も幅広く使用することができ、プリント配線板の低コス
ト化に役立つ。
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式で表される化合物および/また
    はその有機酸塩の溶液と接触されてなる導電性ペースト
    用銅粉 【化1】 こゝに、RはHもしくは炭素数1〜17のアルキル基【
    請求項2】請求項1記載の銅粉を配合してなる導電性ペ
    ースト
JP3046141A 1991-02-18 1991-02-18 導電性ペースト用銅粉および導電性ペースト Withdrawn JPH04264302A (ja)

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