JPH04263091A - 部分メッキ方法とメッキ装置 - Google Patents
部分メッキ方法とメッキ装置Info
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- JPH04263091A JPH04263091A JP2489091A JP2489091A JPH04263091A JP H04263091 A JPH04263091 A JP H04263091A JP 2489091 A JP2489091 A JP 2489091A JP 2489091 A JP2489091 A JP 2489091A JP H04263091 A JPH04263091 A JP H04263091A
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Links
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフープ材の所要領域のみ
に部分的にメッキ処理を施すことで生産性の向上を図っ
た部分メッキ方法とメッキ装置に関する。
に部分的にメッキ処理を施すことで生産性の向上を図っ
た部分メッキ方法とメッキ装置に関する。
【0002】例えば半導体装置の製造プロセスでは帯状
フープ材に連続して形成したリードフレームの所要領域
に金(Au)等からなる接続電極を連続したメッキ処理
で形成する場合があるが、所要領域を越えるメッキ処理
不要領域までメッキされることが多いことから生産性の
向上が期待できずその解決が望まれている。
フープ材に連続して形成したリードフレームの所要領域
に金(Au)等からなる接続電極を連続したメッキ処理
で形成する場合があるが、所要領域を越えるメッキ処理
不要領域までメッキされることが多いことから生産性の
向上が期待できずその解決が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図では被メッキ物がフープ材に連続形成
された半導体装置用のリードフレームであり、該リード
フレーム上のパターン形成されたリード端部に金(Au
)メッキを施す場合を例として説明する。
された半導体装置用のリードフレームであり、該リード
フレーム上のパターン形成されたリード端部に金(Au
)メッキを施す場合を例として説明する。
【0004】図2は被メッキ物のメッキ処理所要領域を
示す図であり、図3は従来のメッキ装置と部分メッキ方
法を説明する概念図、図4は問題点を説明する図である
。図2で、フープ材を例えば連続プレス機械等で形成し
た帯状のリードフレーム1には一定したピッチ間隔pで
所要の半導体装置用チップを搭載するリードパターン1
aが整列して形成されており、特に該リードパターン1
aのチップ搭載用ステージ1bの周辺に位置する複数(
図では8個)のリード1cの各先端部片面のハッチング
で示すA領域がメッキ所要領域とされているものである
。
示す図であり、図3は従来のメッキ装置と部分メッキ方
法を説明する概念図、図4は問題点を説明する図である
。図2で、フープ材を例えば連続プレス機械等で形成し
た帯状のリードフレーム1には一定したピッチ間隔pで
所要の半導体装置用チップを搭載するリードパターン1
aが整列して形成されており、特に該リードパターン1
aのチップ搭載用ステージ1bの周辺に位置する複数(
図では8個)のリード1cの各先端部片面のハッチング
で示すA領域がメッキ所要領域とされているものである
。
【0005】なお該リードフレーム1の幅方向両サイド
には上記リードパターン1aを連続形成する際の送りガ
イドとなるガイド孔1dが等ピッチに形成されている。 かかるメッキ処理を施す装置とメッキ方法を示す図3で
、(3−1) は装置外観図,(3−2) は該装置の
主要部をa〜a′で切断した断面図である。
には上記リードパターン1aを連続形成する際の送りガ
イドとなるガイド孔1dが等ピッチに形成されている。 かかるメッキ処理を施す装置とメッキ方法を示す図3で
、(3−1) は装置外観図,(3−2) は該装置の
主要部をa〜a′で切断した断面図である。
【0006】図3でメッキ装置2は、図2で説明したリ
ードフレーム1をその幅方向両サイドに設けてある上記
ガイド孔1dで引っ掛けて所定の回転速度で回転するテ
フロン系樹脂のような耐薬品性樹脂からなる回転ドラム
(以下ドラムとする)3と、その内部に位置して該ドラ
ム3の外壁方向にメッキ液4を噴出させる耐薬品性樹脂
からなる固定したノズル5および上記リードフレーム1
をドラム3の外壁面に密着させるバックアップベルト6
を主要構成部材として構成されている。
ードフレーム1をその幅方向両サイドに設けてある上記
ガイド孔1dで引っ掛けて所定の回転速度で回転するテ
フロン系樹脂のような耐薬品性樹脂からなる回転ドラム
(以下ドラムとする)3と、その内部に位置して該ドラ
ム3の外壁方向にメッキ液4を噴出させる耐薬品性樹脂
からなる固定したノズル5および上記リードフレーム1
をドラム3の外壁面に密着させるバックアップベルト6
を主要構成部材として構成されている。
【0007】なお上記の固定されたノズル5は、図のb
方向から見た平面視が扇形でその周辺のほぼ全長さにわ
たって溝状の吹き出し口5aが形成されているものであ
り、特に該ノズル5全体が接地電位に対して2〜3V程
度の電位差を持つ陽極側に接続されて構成されている。
方向から見た平面視が扇形でその周辺のほぼ全長さにわ
たって溝状の吹き出し口5aが形成されているものであ
り、特に該ノズル5全体が接地電位に対して2〜3V程
度の電位差を持つ陽極側に接続されて構成されている。
【0008】そして特にこの場合のドラム3は、その周
囲外壁面に上記リードフレーム1を密着させるためのゴ
ムマスク3aが添着されていると共にリードフレーム1
のA領域を少なくともカバーする大きさの角孔3bがリ
ードパターン1a間のピッチpと等しい間隔に穿孔され
ている。
囲外壁面に上記リードフレーム1を密着させるためのゴ
ムマスク3aが添着されていると共にリードフレーム1
のA領域を少なくともカバーする大きさの角孔3bがリ
ードパターン1a間のピッチpと等しい間隔に穿孔され
ている。
【0009】また該ドラム3の外部に位置する上記バッ
クアップベルト6は、該ドラム3の外壁面上を半周分程
度の領域で押圧できるように配置した4個のアイドル6
aによって緊張されている。
クアップベルト6は、該ドラム3の外壁面上を半周分程
度の領域で押圧できるように配置した4個のアイドル6
aによって緊張されている。
【0010】そこで、上記ドラム3を図示されない駆動
機構で例えば図のR方向に一定速度で回転させた状態で
メッキ所要面が該ドラム3の外壁面と接するように配置
した図2のリードフレーム1をそのリードパターン1a
と角孔3bを一致させて該ドラム3にセッティングする
と、該リードフレーム1はガイド孔1dによって該ドラ
ム3に引っ張られるので該ドラム3の外壁面とバックア
ップベルト6の間に巻き込まれ結果的に該ドラム3と一
緒になって移動する。
機構で例えば図のR方向に一定速度で回転させた状態で
メッキ所要面が該ドラム3の外壁面と接するように配置
した図2のリードフレーム1をそのリードパターン1a
と角孔3bを一致させて該ドラム3にセッティングする
と、該リードフレーム1はガイド孔1dによって該ドラ
ム3に引っ張られるので該ドラム3の外壁面とバックア
ップベルト6の間に巻き込まれ結果的に該ドラム3と一
緒になって移動する。
【0011】従って固定されたノズル5の前方をドラム
3の角孔3bが順次通過することになるが、この各角孔
3bの開口部には上記リードフレーム1のリードパター
ン1aが露出した状態になっている。
3の角孔3bが順次通過することになるが、この各角孔
3bの開口部には上記リードフレーム1のリードパター
ン1aが露出した状態になっている。
【0012】次いで上記ノズル5の扇形状に拡がる噴出
口5aから例えばシアン金溶液の如きメッキ液4を噴出
させることで、ノズル5とリードフレーム1との間の電
位差によって該リードフレームのメッキ液被噴射領域に
所要の金メッキを施すことができる。
口5aから例えばシアン金溶液の如きメッキ液4を噴出
させることで、ノズル5とリードフレーム1との間の電
位差によって該リードフレームのメッキ液被噴射領域に
所要の金メッキを施すことができる。
【0013】特にこの場合のリードフレーム1はその両
面がゴムマスク3aとバックアップベルト6とで挟まれ
ている。従って、メッキ液4が該ゴムマスク3aでマス
キングされている領域や裏面側に回り込むことがなく該
ゴムマスク3aの大きさを所要のメッキ領域に近づける
ことで効率のよいメッキ処理を施すことができる。
面がゴムマスク3aとバックアップベルト6とで挟まれ
ている。従って、メッキ液4が該ゴムマスク3aでマス
キングされている領域や裏面側に回り込むことがなく該
ゴムマスク3aの大きさを所要のメッキ領域に近づける
ことで効率のよいメッキ処理を施すことができる。
【0014】問題点を説明する図4で、(4−1) は
メッキ時の状態を示す図,(4−2) はメッキされた
リードフレームを表わしている。メッキ時の状態をドラ
ム内面すなわちノズル側から見た(4−1) で、ドラ
ム3の角孔3bの開口にはリードフレーム1のリードパ
ターン1aが露出しているが、その背面にはバックアッ
プベルト6の面が露出している。
メッキ時の状態を示す図,(4−2) はメッキされた
リードフレームを表わしている。メッキ時の状態をドラ
ム内面すなわちノズル側から見た(4−1) で、ドラ
ム3の角孔3bの開口にはリードフレーム1のリードパ
ターン1aが露出しているが、その背面にはバックアッ
プベルト6の面が露出している。
【0015】そこで、図の手前側に位置する図示されな
いノズルのメッキ液噴出孔からメッキ液を噴出するとリ
ードパターン1aの露出する全面にメッキ処理されるこ
とになって(4−2) に示す状態となる。
いノズルのメッキ液噴出孔からメッキ液を噴出するとリ
ードパターン1aの露出する全面にメッキ処理されるこ
とになって(4−2) に示す状態となる。
【0016】特にこの場合のメッキ領域Bには、メッキ
する必要のないステージ1bが含まれると共に厚さ方向
の各側面までも含まれることとなる。従って更なる生産
性の向上を期待することができない状況にある。
する必要のないステージ1bが含まれると共に厚さ方向
の各側面までも含まれることとなる。従って更なる生産
性の向上を期待することができない状況にある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッキ方法とメ
ッキ装置では、不必要な領域までメッキされることにな
って生産性の向上が期待できないと言う問題があった。
ッキ装置では、不必要な領域までメッキされることにな
って生産性の向上が期待できないと言う問題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題は、周壁に等間
隔ピッチに穿孔された孔を持つ回転ドラムの周壁の一部
に密着して該回転ドラムと共に移動する帯状の被メッキ
物に、該回転ドラムの内部に位置する固定されたノズル
から1個の上記孔領域に向けて陽極電位を持つメッキ液
を噴出させて上記孔部に現出する被メッキ物の所定領域
に所要のメッキ処理を施す部分メッキ方法であって、回
転ドラムの周壁内面の各孔部に、前記被メッキ物のメッ
キ所定領域内のメッキ所要位置に近接して位置するピン
状陽極と該メッキ所定領域内のメッキ不必要領域をカバ
ーするマスクとを持つメッキヘッドを配設し、該ピン状
陽極に上記被メッキ物に対する陽極電位を付加した状態
でノズルからメッキ液を噴出させるメッキ処理方法によ
って達成される。
隔ピッチに穿孔された孔を持つ回転ドラムの周壁の一部
に密着して該回転ドラムと共に移動する帯状の被メッキ
物に、該回転ドラムの内部に位置する固定されたノズル
から1個の上記孔領域に向けて陽極電位を持つメッキ液
を噴出させて上記孔部に現出する被メッキ物の所定領域
に所要のメッキ処理を施す部分メッキ方法であって、回
転ドラムの周壁内面の各孔部に、前記被メッキ物のメッ
キ所定領域内のメッキ所要位置に近接して位置するピン
状陽極と該メッキ所定領域内のメッキ不必要領域をカバ
ーするマスクとを持つメッキヘッドを配設し、該ピン状
陽極に上記被メッキ物に対する陽極電位を付加した状態
でノズルからメッキ液を噴出させるメッキ処理方法によ
って達成される。
【0019】また、周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔
を持つ回転ドラムの該周壁の一部に密着して該回転ドラ
ムと共に移動する帯状の被メッキ物に、該回転ドラムの
内部に位置する固定されたノズルから1個の上記孔領域
に向けて陽極電位を持つメッキ液を噴出させて上記孔部
に現出する被メッキ物の所定領域に所要のメッキ処理を
施す部分メッキ装置であって、回転ドラムが、前記被メ
ッキ物のメッキ所定領域内のメッキ所要位置に近接して
位置するピン状陽極を持つと共に該メッキ所定領域内の
メッキ不必要領域をカバーするマスクを有するメッキヘ
ッドをその周壁内面の各孔部に具えると共に、上記ピン
状陽極に被メッキ物に対する陽極電位を付加する手段を
具えて構成されているメッキ装置によって達成される。
を持つ回転ドラムの該周壁の一部に密着して該回転ドラ
ムと共に移動する帯状の被メッキ物に、該回転ドラムの
内部に位置する固定されたノズルから1個の上記孔領域
に向けて陽極電位を持つメッキ液を噴出させて上記孔部
に現出する被メッキ物の所定領域に所要のメッキ処理を
施す部分メッキ装置であって、回転ドラムが、前記被メ
ッキ物のメッキ所定領域内のメッキ所要位置に近接して
位置するピン状陽極を持つと共に該メッキ所定領域内の
メッキ不必要領域をカバーするマスクを有するメッキヘ
ッドをその周壁内面の各孔部に具えると共に、上記ピン
状陽極に被メッキ物に対する陽極電位を付加する手段を
具えて構成されているメッキ装置によって達成される。
【0020】
【作用】ピン状の陽極をメッキ所要位置に近接させた状
態でメッキ液を噴出すると、該陽極に近い領域のみを部
分的にメッキすることができる。
態でメッキ液を噴出すると、該陽極に近い領域のみを部
分的にメッキすることができる。
【0021】本発明ではメッキ所要位置毎に分散配置し
たピン状の陽極を被メッキ面に近接させた状態でメッキ
液を吹きつけるようにしている。この場合には各陽極が
対面するメッキ面上の該陽極と対応する位置のみにメッ
キ処理を施すことができる。
たピン状の陽極を被メッキ面に近接させた状態でメッキ
液を吹きつけるようにしている。この場合には各陽極が
対面するメッキ面上の該陽極と対応する位置のみにメッ
キ処理を施すことができる。
【0022】従って不必要な領域までメッキされること
がなくなって生産性の高いメッキ作業を連続して行うこ
とができる。
がなくなって生産性の高いメッキ作業を連続して行うこ
とができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明になるメッキ方法とメッキ装置
の一例を説明する図であり、図では図3と同じ対象物に
は同一の記号を付して表わしている。
の一例を説明する図であり、図では図3と同じ対象物に
は同一の記号を付して表わしている。
【0024】なお図では理解し易くするためメッキ装置
の構成を先に説明する。図でメッキ装置11は、図2で
説明したリードフレーム1をそのガイド孔1dで引っ掛
けて所定の回転速度で回転する耐薬品性樹脂等からなる
回転ドラム(以下ドラムとする)12と、その内部に位
置して該ドラム12の外壁方向にメッキ液4を噴出させ
る固定したノズル5および上記リードフレーム1をドラ
ム12の一部の外壁面に密着させるバックアップベルト
6を主要構成部材として構成されているが、該ドラム1
2の回転は回転中心軸を離れた位置に配設されている図
示されない駆動機構によって行われるようになっている
。
の構成を先に説明する。図でメッキ装置11は、図2で
説明したリードフレーム1をそのガイド孔1dで引っ掛
けて所定の回転速度で回転する耐薬品性樹脂等からなる
回転ドラム(以下ドラムとする)12と、その内部に位
置して該ドラム12の外壁方向にメッキ液4を噴出させ
る固定したノズル5および上記リードフレーム1をドラ
ム12の一部の外壁面に密着させるバックアップベルト
6を主要構成部材として構成されているが、該ドラム1
2の回転は回転中心軸を離れた位置に配設されている図
示されない駆動機構によって行われるようになっている
。
【0025】そして該ドラム12には、その周囲外壁面
に上記リードフレーム1を密着させるためのゴムマスク
3aが添着され,またリードフレーム1の図2で説明し
たA領域を少なくともカバーする大きさの角孔12a
がリードパターン1a間のピッチpと等しい間隔に穿孔
されていることは図3の場合と同様であり、またドラム
12の外部に位置する上記バックアップベルト6が該ド
ラム12の外壁面上を半周分程度の領域で押圧できるよ
うに配置した4個のアイドル6aで緊張されていること
も図3の場合と同様である。
に上記リードフレーム1を密着させるためのゴムマスク
3aが添着され,またリードフレーム1の図2で説明し
たA領域を少なくともカバーする大きさの角孔12a
がリードパターン1a間のピッチpと等しい間隔に穿孔
されていることは図3の場合と同様であり、またドラム
12の外部に位置する上記バックアップベルト6が該ド
ラム12の外壁面上を半周分程度の領域で押圧できるよ
うに配置した4個のアイドル6aで緊張されていること
も図3の場合と同様である。
【0026】従って図3と同様にリードフレーム1がセ
ッティングされた状態でドラム12が回転すると固定さ
れたノズル5の前方を該ドラム12の角孔12a が順
次通過することになるが、この各角孔12a の開口部
には上記リードフレーム1のリードパターン1aが部分
拡大図(1−1) に示すように露出した状態となって
いる。
ッティングされた状態でドラム12が回転すると固定さ
れたノズル5の前方を該ドラム12の角孔12a が順
次通過することになるが、この各角孔12a の開口部
には上記リードフレーム1のリードパターン1aが部分
拡大図(1−1) に示すように露出した状態となって
いる。
【0027】また特にこの場合の該ドラム12の天井壁
12b の上面には、回転中心を中心とする円周上の上
記角孔12a と対応する複数箇所(図では8箇所)に
絶縁を保って該天井壁12b を貫通する導体軸13に
係合する陽極ブラシ14が配設されていると共に、該ド
ラム12の回転中心線上でベアリング15を介して該ド
ラム12の天井壁12b を貫通する固定軸16の上端
部には上述したノズル5とほぼ等しい頂角を持ち円形周
辺部で上記陽極ブラシ14と接触し得る大きさの扇形の
陽極接触子17が該ノズル5と方向を合致させて固定さ
れている。
12b の上面には、回転中心を中心とする円周上の上
記角孔12a と対応する複数箇所(図では8箇所)に
絶縁を保って該天井壁12b を貫通する導体軸13に
係合する陽極ブラシ14が配設されていると共に、該ド
ラム12の回転中心線上でベアリング15を介して該ド
ラム12の天井壁12b を貫通する固定軸16の上端
部には上述したノズル5とほぼ等しい頂角を持ち円形周
辺部で上記陽極ブラシ14と接触し得る大きさの扇形の
陽極接触子17が該ノズル5と方向を合致させて固定さ
れている。
【0028】このことは、ドラム12の天井壁に円形に
配置固定されている複数の陽極ブラシ14の内ノズル5
のメッキ液噴出方向に位置する陽極ブラシ14のみが上
記陽極接触子17と接触することを意味する。
配置固定されている複数の陽極ブラシ14の内ノズル5
のメッキ液噴出方向に位置する陽極ブラシ14のみが上
記陽極接触子17と接触することを意味する。
【0029】従って該ドラム12を回転させたときには
、該ドラム12と共に周回する陽極ブラシ14はノズル
5のメッキ液噴出方向に位置する時間帯のみ該陽極接触
子17と接触することになる。
、該ドラム12と共に周回する陽極ブラシ14はノズル
5のメッキ液噴出方向に位置する時間帯のみ該陽極接触
子17と接触することになる。
【0030】一方、該ドラム12の内面の各角孔12a
の部分には陽極保持具19と陽極20とで構成される
メッキヘッド21が装着されており、該各メッキヘッド
21はそれぞれが対応する上記陽極ブラシ14と導体軸
13を介して白金線等からなるリード線22で繋がれて
いる。
の部分には陽極保持具19と陽極20とで構成される
メッキヘッド21が装着されており、該各メッキヘッド
21はそれぞれが対応する上記陽極ブラシ14と導体軸
13を介して白金線等からなるリード線22で繋がれて
いる。
【0031】この内上述した耐薬品性樹脂からなる陽極
保持具19は、角孔12a を跨いで該ドラム12の内
壁面に螺子等で固定し得る形状を持つと共に固定したと
きの上記リードパターン1aのステージ1bと対応する
位置に該ステージ1bがカバーし得る大きさの突起19
a が具えられて形成されている。
保持具19は、角孔12a を跨いで該ドラム12の内
壁面に螺子等で固定し得る形状を持つと共に固定したと
きの上記リードパターン1aのステージ1bと対応する
位置に該ステージ1bがカバーし得る大きさの突起19
a が具えられて形成されている。
【0032】そして該突起19a の端面には上記ドラ
ム12の周面に添着したゴムマスク3aと等しい厚さの
ゴムマスク19b が添着されており、該陽極保持具1
9をドラム12の内壁面所定位置に装着したときに該ゴ
ムマスク19b の表面が上記リードフレーム1のリー
ドパターン1aのステージ1b面と接触するようになっ
ている。
ム12の周面に添着したゴムマスク3aと等しい厚さの
ゴムマスク19b が添着されており、該陽極保持具1
9をドラム12の内壁面所定位置に装着したときに該ゴ
ムマスク19b の表面が上記リードフレーム1のリー
ドパターン1aのステージ1b面と接触するようになっ
ている。
【0033】また陽極20は、直径が1mm程度の白金
からなるピン状陽極20a が図1のメッキ所要領域A
と対応する各位置に柱状に立てられた白金板を該各ピン
状陽極20a の先端部のみを2〜3mm程度残して例
えば耐薬品性ゴムの如き絶縁物20b で被覆して形成
したものであり、上述した陽極保持具19にはステンレ
スネジ等で取り付けられるようになっている。
からなるピン状陽極20a が図1のメッキ所要領域A
と対応する各位置に柱状に立てられた白金板を該各ピン
状陽極20a の先端部のみを2〜3mm程度残して例
えば耐薬品性ゴムの如き絶縁物20b で被覆して形成
したものであり、上述した陽極保持具19にはステンレ
スネジ等で取り付けられるようになっている。
【0034】なお該ピン状陽極20a の先端は、ドラ
ム12の所定位置に位置する上記陽極保持具19に該陽
極20を取り付けたときにリードフレーム1のリードパ
ターン1aの面から例えば4〜5mm程度離れるように
設定されている。
ム12の所定位置に位置する上記陽極保持具19に該陽
極20を取り付けたときにリードフレーム1のリードパ
ターン1aの面から例えば4〜5mm程度離れるように
設定されている。
【0035】そこで、陽極保持具19を矢印cのように
ドラム12の内壁面所定位置に装着した後該陽極20を
矢印dの如くに取り付け、更に対応する陽極ブラシ14
の導体軸13との間を破線で示すようにリード線22で
接続することで図に示すメッキヘッド21を構成するこ
とができる。
ドラム12の内壁面所定位置に装着した後該陽極20を
矢印dの如くに取り付け、更に対応する陽極ブラシ14
の導体軸13との間を破線で示すようにリード線22で
接続することで図に示すメッキヘッド21を構成するこ
とができる。
【0036】かかる構成になるメッキ装置11では、固
定軸16に所定の陽極電位を付与した状態で図3で説明
した方法によってリードフレーム1を移動させながらノ
ズル5からシアン金溶液のようなメッキ溶液4を噴出さ
せると、上記ピン状陽極20a の先端部とリードパタ
ーン1aとの間の電位差によって該リードパターン1a
の所要領域をメッキすることができるが、ステージ1b
の部分は陽極保持具19の突起19a に添着されたゴ
ムマスク19b によってカバーされるためメッキされ
ることがなく、また図2で説明したメッキ所要領域Aは
上記陽極20のピン状陽極20aの先端と対面するリー
ドパターン1aとの間に最大の電位密度が集中するため
該ピン状陽極20a の先端対応位置を中心とするほぼ
円形領域のみがメッキされることになって厚さ方向側面
はメッキされることがなく、結果的に無駄のないメッキ
作業を効率よく行うことができる。
定軸16に所定の陽極電位を付与した状態で図3で説明
した方法によってリードフレーム1を移動させながらノ
ズル5からシアン金溶液のようなメッキ溶液4を噴出さ
せると、上記ピン状陽極20a の先端部とリードパタ
ーン1aとの間の電位差によって該リードパターン1a
の所要領域をメッキすることができるが、ステージ1b
の部分は陽極保持具19の突起19a に添着されたゴ
ムマスク19b によってカバーされるためメッキされ
ることがなく、また図2で説明したメッキ所要領域Aは
上記陽極20のピン状陽極20aの先端と対面するリー
ドパターン1aとの間に最大の電位密度が集中するため
該ピン状陽極20a の先端対応位置を中心とするほぼ
円形領域のみがメッキされることになって厚さ方向側面
はメッキされることがなく、結果的に無駄のないメッキ
作業を効率よく行うことができる。
【0037】更にドラム12の回転と共に該リードフレ
ーム1は移動するが、陽極ブラシ14が陽極接触子17
から離れると同時に該陽極ブラシ14に対する陽極電位
がなくなるので残留メッキ液によるメッキ作業の進行が
止められて所要厚さのメッキ処理が実現できるメリット
がある。
ーム1は移動するが、陽極ブラシ14が陽極接触子17
から離れると同時に該陽極ブラシ14に対する陽極電位
がなくなるので残留メッキ液によるメッキ作業の進行が
止められて所要厚さのメッキ処理が実現できるメリット
がある。
【0038】
【発明の効果】上述の如く本発明により、フープ材の所
要領域のみに部分的にメッキ処理を施すことで生産性の
向上を図った部分メッキ方法とメッキ装置を提供するこ
とができる。
要領域のみに部分的にメッキ処理を施すことで生産性の
向上を図った部分メッキ方法とメッキ装置を提供するこ
とができる。
【0039】なお本発明の説明では帯状のリードフレー
ムの所要位置のみにメッキする場合について行っている
が、帯状部材であれば如何なる被メッキ物でも同等の効
果を持ってその所要位置にメッキ処理を施すことができ
る。
ムの所要位置のみにメッキする場合について行っている
が、帯状部材であれば如何なる被メッキ物でも同等の効
果を持ってその所要位置にメッキ処理を施すことができ
る。
【図1】 本発明になるメッキ方法とメッキ装置の一
例を説明する図。
例を説明する図。
【図2】 被メッキ物のメッキ処理所要領域を示す図
。
。
【図3】 従来のメッキ装置と部分メッキ方法を説明
する概念図。
する概念図。
【図4】 問題点を説明する図。
1 リードフレーム
1a リードパターン 1b ステージ
1d ガイド孔3a ゴム
マスク 4メ
ッキ液5 ノズル
6 バックアップベルト 6a アイドラ 11 メッキ装置 12 回転ドラム
12a 角孔12b 天井壁 13 導体軸
14 陽極ブラシ 16 固定軸
17 陽極接触子 19 陽極保持具
19a 突起19b ゴムマスク 20 陽極
20a ピン状陽極 20b 絶縁物
1a リードパターン 1b ステージ
1d ガイド孔3a ゴム
マスク 4メ
ッキ液5 ノズル
6 バックアップベルト 6a アイドラ 11 メッキ装置 12 回転ドラム
12a 角孔12b 天井壁 13 導体軸
14 陽極ブラシ 16 固定軸
17 陽極接触子 19 陽極保持具
19a 突起19b ゴムマスク 20 陽極
20a ピン状陽極 20b 絶縁物
Claims (3)
- 【請求項1】 周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔を
持つ回転ドラムの周壁の一部に密着して該回転ドラムと
共に移動する帯状の被メッキ物に、該回転ドラムの内部
に位置する固定されたノズルから1個の上記孔領域に向
けて陽極電位を持つメッキ液を噴出させて上記孔部に現
出する被メッキ物の所定領域に所要のメッキ処理を施す
部分メッキ方法であって、回転ドラム(12)の周壁内
面の各孔(12a) 部に、前記被メッキ物のメッキ所
定領域内のメッキ所要位置に近接して位置するピン状陽
極(20a) と該メッキ所定領域内のメッキ不必要領
域をカバーするマスク(19b) とを持つメッキヘッ
ド(21)を配設し、該ピン状陽極(20a) に上記
被メッキ物に対する陽極電位を付加した状態でノズル(
5) からメッキ液(4) を噴出させてメッキ処理を
行うことを特徴とした部分メッキ方法。 - 【請求項2】 周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔を
持つ回転ドラムの該周壁の一部に密着して該回転ドラム
と共に移動する帯状の被メッキ物に、該回転ドラムの内
部に位置する固定されたノズルから1個の上記孔領域に
向けて陽極電位を持つメッキ液を噴出させて上記孔部に
現出する被メッキ物の所定領域に所要のメッキ処理を施
す部分メッキ装置であって、回転ドラムが、前記被メッ
キ物のメッキ所定領域内のメッキ所要位置に近接して位
置するピン状陽極(20a) を持つと共に該メッキ所
定領域内のメッキ不必要領域をカバーするマスク(19
b) を有するメッキヘッド(21)をその周壁内面の
各孔(12a) 部に具えると共に、上記ピン状陽極(
20a) に被メッキ物に対する陽極電位を付加する手
段を具えて構成されていることを特徴とした部分メッキ
装置。 - 【請求項3】 前記ピン状陽極(20a) に被メッ
キ物に対する陽極電位を付加する手段が、回転ドラム(
12)の上面の回転中心を中心とする円周線上で周壁に
設けた前記孔(12a) と対応する位置に固定した陽
極ブラシ(14)と、該回転ドラム(12)の回転用の
固定軸(16)に前記ノズルと同じ方向を向くように固
定されている扇形の陽極接触子(17)とで構成されて
いることを特徴とした請求項2記載の部分メッキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2489091A JPH04263091A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 部分メッキ方法とメッキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2489091A JPH04263091A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 部分メッキ方法とメッキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04263091A true JPH04263091A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=12150785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2489091A Withdrawn JPH04263091A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 部分メッキ方法とメッキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04263091A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101045604B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2011-06-30 | (주) 신진하이텍 | 전해도금 장치 |
JP2013181200A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Fudauchi Kogyo Co Ltd | 連続部分表面処理装置 |
WO2023157329A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | Dowaメタルテック株式会社 | 部分めっき用マスク部材及び部分めっき方法 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP2489091A patent/JPH04263091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101045604B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2011-06-30 | (주) 신진하이텍 | 전해도금 장치 |
JP2013181200A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Fudauchi Kogyo Co Ltd | 連続部分表面処理装置 |
WO2023157329A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | Dowaメタルテック株式会社 | 部分めっき用マスク部材及び部分めっき方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |