JP2939360B2 - 部分メッキ方法とそのメッキ装置 - Google Patents

部分メッキ方法とそのメッキ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフープ材から形成された
部品の所要領域のみに部分的にメッキ処理を施すことで
生産性の向上を図った部分メッキ方法と部分メッキ装置
に関する。
【0002】例えば各種信号入力装置のスイッチング素
子等に使用される接続端子の製造プロセスでは、帯状フ
ープ材に連続して形成した該接続端子の所要領域に接続
特性を向上させるための電極を連続したメッキ処理で形
成する場合があるが、所要領域を越えるメッキ不要領域
までメッキ処理されることが多いため生産性の向上が期
待できずその解決が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図では被メッキ物がフープ材に連続形成
された信号入力装置用キーボードのスイッチング素子に
利用される皿バネであり、該皿バネ上のメッキ所要領域
のみに金(Au)メッキ処理を施す場合を例として説明す
る。
【0004】図2は被メッキ物のメッキ処理所要領域を
示す図であり、(2-1) は平面図をまた(2-2) は該(2-1)
をa〜a′で切断した断面で示したものである。また図
3は従来のメッキ装置と部分メッキ方法を説明する概念
図、図4は問題点を説明する図である。
【0005】図2で、フープ材1には厚さ方向に球面状
に彎曲した複数の円形板1aが一定したピッチ間隔pで例
えば連続プレス機械等で打抜き形成されており、該各円
形板1aはその直径方向2箇所に設けたタイバー1bによっ
てフープ材1の幅方向両サイドに長手方向に沿って残存
する帯状材1cに繋がれている。
【0006】なお該帯状材1cの領域には上記円形板1aを
連続形成する際の送りガイドとなるガイド孔1dが等ピッ
チ(図の場合にはp/2)に形成されている。そして後
工程で切断された後の該円形板1aの部分がその球面状彎
曲部の変位時の跳ね返り力を利用した皿バネとして構成
される部分であるが、該皿バネを中心部の押圧またはそ
の解除で電気的スイッチングを行なわせるスイッチング
素子として利用するには少なくとも凹面側のハッチング
で示す中心部A領域と周辺部のB領域がメッキ処理され
ていなければならない。
【0007】従って、該A,B領域がメッキ所要域を表
わしていることとなる。かかるフープ材1にメッキ処理
を施す装置とメッキ方法を示す図3で、(3-1)は装置外
観図,(3-2) は該装置の主要部をb〜b′で切断した断
面図である。
【0008】図3でメッキ装置2は、図2で説明したフ
ープ材1をその幅方向両サイドに設けてある上記ガイド
孔1dで引っ掛けて所定の回転速度で回転するテフロン系
樹脂の如き耐薬品性樹脂からなる回転ドラム(以下ドラ
ムとする)3と、その内部に位置して該ドラム3の外壁
方向にメッキ液4を噴出させる固定したノズル5および
上記フープ材1をドラム3の外壁面に密着させるバック
アップベルト6を主要構成部材として構成されている。
【0009】なお上記の固定されたノズル5は、図のc
方向から見た平面視が扇形をなすと共にその周辺のほぼ
全長にわたって溝状の吹き出し口5aが設けられているも
のであって、特に該ノズル5全体を接地電位に対して2
〜3V程度の電位差を持つ陽極側に接続して構成されて
いる。
【0010】そしてドラム3には、その周囲外壁面に上
記フープ材1を密着させるためのゴムマスク3aが添着さ
れていると共にフープ材1の図2で説明した円形板1aの
部分が少なくともカバーし得る大きさの孔3bが該円形板
1a間のピッチpと等しい間隔に穿孔されている。
【0011】また該ドラム3の外部に位置する上述した
バックアップベルト6は、該ドラム3の外壁面上を半周
分程度の領域で押圧できるように配置した4個のアイド
ル6aによって緊張されている。
【0012】そこで、上記ドラム3を図示されない駆動
機構で例えば図のR方向に一定速度で回転させた状態で
メッキ所要面すなわち凹面側が該ドラム3の外壁面側を
向くように配置した図2のフープ材1をその円形板1aと
孔3bを一致させて該ドラム3にセッティングすると、該
フープ材1は上記ドラム3の外壁面所定位置に設けたガ
イドピン3cと上記ガイド孔1dとの嵌合によって該ドラム
3に引っ張られるので該ドラム3の外壁面とバックアッ
プベルト6の間に巻き込まれ結果的に該ドラム3と一緒
になって移動する。
【0013】従って固定されたノズル5の前方をドラム
3の孔3bが順次通過することになるが、この孔3bの開口
部には上記フープ材1の円形板1aの凹面が露出した状態
になっている。
【0014】次いで上記ノズル5の扇形状に拡がる噴出
口5aから例えばシアン金溶液の如きメッキ液4を噴出さ
せることで、ノズル5とフープ材1との間の電位差によ
って該フープ材1の上記露出面に所要の金メッキ処理を
施すことができる。
【0015】特にこの場合のフープ材1は、上記孔3b部
分に露出する領域すなわち円形板1aはその背面がバック
アップベルト6で押圧されていると共に該領域を除く部
分は両面がゴムマスク3aとバックアップベルト6とで挟
まれているので、メッキ液4が該フープ材1の裏面側や
ゴムマスク3aでマスキングされている領域に回り込むこ
とがなく該ゴムマスク3aの開口の大きさを所要メッキ領
域に近づけることで効率のよいメッキ処理を施すことが
できる。
【0016】問題点を説明する図4で、(4-1) はメッキ
時の状態を示す図,(4-2) はメッキされたフープ材を表
わしている。メッキ時の状態をドラム内面すなわちノズ
ル側から見た(4-1) で、ドラム3の孔3bの開口にはフー
プ材1の円形板1aが露出しているが、その背面にはバッ
クアップベルト6の面が露出している。
【0017】そこで、図の手前側に位置する図示されな
いノズルのメッキ液噴出孔からメッキ液を噴出すると円
形板1aの露出する全面にメッキ処理されることになって
結果的に(4-2) のハッチングで示す領域がメッキされる
ことになる。
【0018】特にこの場合のメッキ領域Cには、図2で
説明した領域A,B間のメッキ不要域までメッキされる
ので価格的な面での生産性の向上が望めない現状にあ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の部分メッキ方法
とそのメッキ装置では、不必要な領域までメッキされる
ことになって生産性の向上が期待できないと言う問題が
あった。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題は、周壁に等間
隔ピッチに穿孔された孔を持つ回転ドラムの内部に位置
する固定されたノズルから陽極電位を持つメッキ液を上
記孔領域に向けて噴出させ、該回転ドラムの周壁外面の
一部に密着して該回転ドラムと共に移動するフープ材に
整列して形成されている複数の被メッキ物の内の該孔部
に位置する被メッキ物の所定領域に所要のメッキ処理を
施す部分メッキ方法であって、回転ドラムの周壁内面の
上記各孔と対応する位置に、該孔部に露出する前記被メ
ッキ物をそのメッキ所要域を除く領域でのみ押圧してカ
バーする手段を具えたメッキヘッドを配設し、該メッキ
ヘッドの被メッキ物に対する非押圧領域を形成する壁面
に設けた陽極電極に上記フープ材に対する陽極電位を付
加した状態でノズルからメッキ液を噴出させてメッキ処
理を行う部分メッキ方法によって達成される。
【0021】また、周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔
を持つ回転ドラムの内部に位置する固定されたノズルか
ら陽極電位を持つメッキ液を上記孔領域に向けて噴出さ
せ、該回転ドラムの周壁外面の一部に密着して該回転ド
ラムと共に移動するフープ材に整列して形成されている
複数の被メッキ物の内の該孔部に位置する被メッキ物の
所定領域に所要のメッキ処理を施す部分メッキ装置であ
って、回転ドラムが、その周壁内面の各孔と対応する位
置に該孔部に露出する被メッキ物をメッキ所要域を除く
領域でのみ押圧してカバーする手段を具えたメッキヘッ
ドを具えると共に、該メッキヘッドの被メッキ物に対す
る非押圧領域を形成する壁面に設けた陽極電極に上記フ
ープ材に対する陽極電位を付加する手段を具えて構成さ
れている部分メッキ装置によって達成される。
【0022】
【作用】陽極電位を持って部分的に開口するメッキヘッ
ド面に被メッキ材を押圧してメッキ液を噴出させると、
該開口に対応する部分のみを部分的にメッキすることが
できる。
【0023】本発明ではメッキ所要位置に陽極電位を持
って開口するメッキヘッドをドラムの孔に配設し該メッ
キヘッド上にフープ材の円形板領域を位置せしめた状態
でメッキ液を噴出させるるようにしている。
【0024】従って不必要な領域までメッキされること
がなくなって生産性の高いメッキ作業を連続して行うこ
とができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明になる部分メッキ方法とそのメ
ッキ装置の一例を説明する図であり、図では図3と同じ
対象物には同一の記号を付して表わしている。
【0026】なお図では理解し易くするためメッキ装置
の構成を先に説明する。図1で部分メッキ装置11は、図
2で説明したフープ材1をそのガイド孔1dで引っ掛けて
所定の回転速度で回転する耐薬品性樹脂等からなる回転
ドラム(以下ドラムとする)12と、その内部に位置して
該ドラム12の外壁方向にメッキ液4を噴出させる固定し
たノズル5および上記フープ材1をドラム12の一部の外
壁面に密着させるバックアップベルト6を主要構成部材
として構成されているが、該ドラム12の回転は回転中心
軸を離れた位置に配設されている図示されない駆動機構
によって行われるようになっている。
【0027】そして該ドラム12には、その周囲外壁面に
上記フープ材1を密着させるためのゴムマスク3aが添着
され,またフープ材1の図2で説明した円形板1aを少な
くともカバーする大きさの孔12a が該円形板1a間のピッ
チpと等しい間隔に穿孔されていることは図3の場合と
同様であり、またドラム12の外部に位置する上記バック
アップベルト6が該ドラム12の外壁面上を半周分程度の
領域で押圧できるように配置した4個のアイドル6aで緊
張されていることも図3と同様である。
【0028】従って図3で説明したようにフープ材1が
セッティングされた状態でドラム12が回転すると固定さ
れたノズル5の前方を該ドラム12の孔12a が順次通過す
ることになるが、この各孔12a の開口部には上記フープ
材1の球面状に彎曲した円形板1aが部分拡大図(1-1) に
示すように露出した状態となっている。
【0029】また特にこの場合の該ドラム12の天井壁12
b の上面には、該ドラム12の回転中心を中心とする円周
上の上記各孔12aと対応する複数箇所(図では8箇所)
に絶縁を保って該天井壁12b を貫通する導体軸13に係合
する陽極ブラシ14が配設されていると共に、該ドラム12
の回転中心線上でベアリング15を介して該ドラム12の天
井壁12b を貫通する固定軸16の上端部には上述したノズ
ル5とほぼ等しい頂角を持ち円形部の周辺で上記陽極ブ
ラシ14と接触し得る大きさの扇形の陽極接触子17が該ノ
ズル5と方向を合わせて固定されている。
【0030】このことは、ドラム12の天井壁に円形に配
置固定されている複数の陽極ブラシ14の内ノズル5のメ
ッキ液噴出方向に位置する陽極ブラシ14のみが上記陽極
接触子17と接触することを意味する。
【0031】従って該ドラム12を回転させたときには、
該ドラム12と共に周回する陽極ブラシ14はノズル5のメ
ッキ液噴出方向に位置する時間帯のみ該陽極接触子17と
接触することになる。
【0032】一方該ドラム12の内面の各孔12a の部分に
は、中心軸に沿う貫通孔21a を持つ円筒状のメッキヘッ
ド21が直径方向に伸びるステイ22a の部分で図示されな
い螺子止め等の手段で装着されている。
【0033】特にこの場合の該メッキヘッド21はd〜
d′断面で示す(1-2) のように、中心に上記貫通孔21a
を形成する孔を持つ円板部の片面に円筒状突起22b を有
すると共に該円板部の直径方向に上記ステイ22a が形成
されている耐薬品性樹脂からなる本体22と、該本体22の
上記円筒状突起22b の内外周にそれぞれ装着したパイプ
状の陽極23a,23b 、および中心に上記貫通孔21a を形成
する孔を持って上記本体21の他面側に添着されているシ
リコンゴムからなる円板状のヘッド押圧板24とで構成さ
れている。
【0034】なお該メッキヘッド21の陽極23a,23b が装
着されている側の端面はその周囲および貫通孔21a の周
囲が例えば面取り状の斜面を持つように形成されてい
る。また該ヘッド押圧板24の外径は図2で説明した円形
板1aのB領域を除く大きさに形成されていると共に、該
ヘッド押圧板24の端面は該メッキヘッド21をドラム12の
内壁面所定位置にセッティングしたときに該ドラム12の
外壁面上に位置するフープ材1の円形板1aの凹面が僅か
に押圧できる位置に設定されている。
【0035】そしてこの場合の各陽極23a,23b は白金か
らなるリード線25で同電位に繋がれた後対応する上記導
体軸13を経て上述した陽極ブラシ14に接続されるように
構成されている。
【0036】そこで、メッキヘッド21を矢印eのように
ドラム12の内壁面所定位置に装着して上記陽極23a,23b
に繋がるリード線25を導体軸13を経て陽極ブラシ14に接
続して該メッキヘッド21を該陽極20を矢印dの如くに取
り付け、更に対応する陽極ブラシ14の導体軸13との間を
破線で示すようにリード線22で接続すると所要のメッキ
装置11を構成することができる。
【0037】かかる構成になる部分メッキ装置11では、
固定軸16に所定の陽極電位を付与した状態で図3で説明
した方法によってフープ材1を移動させながらノズル5
からシアン金溶液のようなメッキ溶液4を噴出させるこ
とで該メッキヘッド21に配設されている陽極電極23a,23
b とフープ材1との間の電位差によって該フープ材1の
円形板1aにメッキ処理を施すことができるが、該円形板
1aのメッキ所要面がメッキ所要域を除いて上記メッキヘ
ッド21で押圧されているのでメッキ溶液4が接触するこ
とがなく、結果的にメッキ所要域のみを限定してメッキ
し得るメッキ方法とその装置を実現することができる。
【0038】なお上記実施例では被メッキ物が円形板で
且つメッキ所要域がその中心部と周辺部であるため中心
部に貫通孔を持った円筒状のメッキヘッドを使用してい
るが、例えば散在する複数箇所にメッキ処理を施す場合
には上記円筒状のメッキヘッドを各メッキ所要位置と対
応する位置に貫通孔を持った上記同様の構成になるメッ
キヘッドに置き換えることで対応することができる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く本発明により、フープ材の所
要領域のみに部分的にメッキ処理を施すことで生産性の
向上を図った部分メッキ方法とその装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる部分メッキ方法とそのメッキ装
置の一例を説明する図。
【図2】 被メッキ物のメッキ処理所要領域を示す図。
【図3】 従来のメッキ装置と部分メッキ方法を説明す
る概念図。
【図4】 問題点を説明する図。
【符号の説明】
1 フープ材 1a 円形板 1d ガイド孔 3a ゴムマスク 4メッキ液 5 ノズル 6 バックア
ップベルト 6a アイドラ 11 部分メッキ装置 12 回転ドラム 12a 孔 12b 天井壁 13 導体軸 14 陽極ブラ
シ 16 固定軸 17 陽極接触
子 21 メッキヘッド 21a貫通孔 22 本体 22a ステイ 22b 円筒状突起 23a,23b 陽極電極 24 ヘッド押
圧板 25 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−15244(JP,A) 特開 平1−212791(JP,A) 特開 昭57−101698(JP,A) 特開 平4−263091(JP,A) 特開 平2−133949(JP,A) 特開 昭50−91534(JP,A) 特開 昭50−106827(JP,A) 特開 昭58−181887(JP,A) 実開 昭64−10071(JP,U) 実開 昭59−54567(JP,U) 実開 昭60−105659(JP,U) 特表 平1−501637(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 5/02 C25D 5/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔(12
    a) を持つ回転ドラム(12)の内部に位置する固定された
    ノズル(5) から陽極電位を持つメッキ液(4) を上記孔領
    域に向けて噴出させ、該回転ドラム(12)の周壁外面の一
    部に密着して該回転ドラム(12)と共に移動するフープ材
    (1) に整列して形成されている複数の被メッキ物(1a)の
    内の該孔部に位置する被メッキ物(1a)の所定領域に所要
    のメッキ処理を施す部分メッキ方法であって、 回転ドラム(12)の周壁内面の上記各孔(12a) と対応する
    位置に、該孔(12a) 部に露出する前記被メッキ物(1a)を
    そのメッキ所要域を除く領域でのみ押圧してカバーする
    手段(24)を具えたメッキヘッド(21)を配設し、該メッキ
    ヘッド(21)の被メッキ物(1a)に対する非押圧領域を形成
    する壁面に設けた陽極電極(23a,23b) に上記フープ材
    (1) に対する陽極電位を付加した状態でノズル(5) から
    メッキ液(4) を噴出させてメッキ処理を行うことを特徴
    とした部分メッキ方法。
  2. 【請求項2】 周壁に等間隔ピッチに穿孔された孔(12
    a) を持つ回転ドラム(12)の内部に位置する固定された
    ノズル(5) から陽極電位を持つメッキ液(4) を上記孔領
    域に向けて噴出させ、該回転ドラム(12)の周壁外面の一
    部に密着して該回転ドラム(12)と共に移動するフープ材
    (1) に整列して形成されている複数の被メッキ物(1a)の
    内の該孔部に位置する被メッキ物(1a)の所定領域に所要
    のメッキ処理を施す部分メッキ装置であって、 回転ドラム(12)が、その周壁内面の各孔(12a) と対応す
    る位置に該孔(12a) 部に露出する被メッキ物(1a)をメッ
    キ所要域を除く領域でのみ押圧してカバーする手段(24)
    を具えたメッキヘッド(21)を具えると共に、該メッキヘ
    ッド(21)の被メッキ物(1a)に対する非押圧領域を形成す
    る壁面に設けた陽極電極(23a,23b) に上記フープ材(1)
    に対する陽極電位を付加する手段(14,17) を具えて構成
    されていることを特徴とした部分メッキ装置。
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