JPH04262737A - 漬物用容器 - Google Patents

漬物用容器

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Publication number
JPH04262737A
JPH04262737A JP9122118A JP2211891A JPH04262737A JP H04262737 A JPH04262737 A JP H04262737A JP 9122118 A JP9122118 A JP 9122118A JP 2211891 A JP2211891 A JP 2211891A JP H04262737 A JPH04262737 A JP H04262737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
pickles
pickle
present
containers
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9122118A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Yamada
雅治 山田
Shusuke Yano
矢野 周介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP9122118A priority Critical patent/JPH04262737A/ja
Publication of JPH04262737A publication Critical patent/JPH04262737A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漬物用容器に係り、特に
美味な漬物を作ることができる漬物用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】漬物用容器としては、古くは、石瓶、水
瓶、木樽などが用いられていたが、近年、生活様式等の
変化から、特に家庭用の漬物用容器としては、軽量かつ
コンパクトで美観に優れ、臭気等の洩れ出ることが少な
い、蓋付きのプラスチック製漬物用容器が提供され、既
に市販されている。例えば、家庭用塩漬け用容器として
は、スプリングの圧力により蓋を押さえて、内容物を加
圧するように構成されたプラスチック製容器が市販され
ている。プラスチック製漬物用容器としては、軽量で取
り扱い性が容易であることが、その最大の特長である。
【0003】ところで、漬物は、地域環境、生活習慣、
食料事情等、人間生活の中でも重要な要件から、食物保
存や味覚の向上、栄養摂取等を目的として、古来の経験
と知恵を集約して考え出されたものであって、単に塩分
の存在下に、或いは塩分の存在下、更に圧力をかけて材
料を脱水処理し、塩味等を付加したものではない。
【0004】古来、取り扱い性が悪いにもかかわらず、
漬物用容器として石瓶、水瓶、木樽等が用いられてきた
のは、これらの容器であれば、単なる脱水処理及び塩分
等の付加のみならず、その容器独特の風味を漬物に付与
することができるからである。即ち、漬物を作る場合、
脱水の他に、重要なポイントは熟成である。この熟成と
いう生化学効果により、初めて、美味しい漬物ができる
。この熟成のためには、波長の長い電磁波が有効であり
、特に、寒暖に影響されることなく遠赤外線が常時輻射
されていることが必要である。しかして、石瓶、水瓶、
木樽等の容器であれば、熟成により、美味しく、日持ち
の良い漬物ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック製の漬物用容器では、上述のような熟成作用は得
られず、美味しく日持ちの良い漬物を作ることはできな
い。前述の如く、石瓶、水瓶、木樽等であれば、熟成効
果が得られるが、これらの容器は簡単には手に入らない
のが現状であり、特に、家庭用漬物用容器としては、適
当な形状、大きさのものがなく、プラスチック製容器を
使わざるを得ない状況とされている。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、石瓶
、水瓶、木樽等に代る、美味しく日持ちの良い漬け物を
作ることができる漬物用容器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の漬物用容器は
、マグネシウム元素を主成分とする鉱石又はセラミック
スにより構成されることを特徴とする。
【0008】請求項2の漬物用容器は、請求項1の漬物
用容器において、鉱石が蛇絞岩であることを特徴とする
【0009】請求項3の漬物用容器は、請求項1の漬物
用容器において、セラミックスが電融マグネシアを主成
分とすることを特徴とする。
【0010】
【作用】マグネシウム元素を主成分とする鉱石又はセラ
ミックス、特に蛇絞岩又はマグネシアは、高温において
はもちろん、低温でも比較的多く遠赤外線を輻射するた
め、熟成に必要は遠赤外線を常時十分に輻射して、著し
く良好な熟成効果を発揮する。従って、プラスチックは
もちろんのこと、他のセラミックスや従来の石瓶、水瓶
、木樽に比べても、得られる漬物の味は格段に優れてい
る。しかも、異常発酵が生起することがないため、日持
ちの良い漬物が得られる。
【0011】なお、マグネシアは水との反応が若干ある
が、電融マグネシアであれば、この問題はほとんどない
。また、マグネシアはppmオーダーの溶解度があるが
、人体には有効なものであるので、これが問題となるこ
とはない。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。第1図は本発明の漬物用容器の一実
施例を示す断面図、第2図は第1図の漬物用容器の容器
本体の斜視図、第2図は同中蓋の斜視図、第3図は同外
蓋の斜視図である。
【0013】本実施例の漬物用容器1は、ポット形状の
容器本体2と、重り石としての役目を果たす、容器本体
2の内径より若干小さい外径を有する中蓋3と、外蓋4
とで構成され、これらはいずれも電融マグネシアを原料
として、その微粉を常法に従って、成形、焼結すること
により製造されている。なお、中蓋3には内容物5の空
気との接触を高めるために、複数の透孔3Aが設けられ
ている。また、外蓋4には取っ手4Aが設けられている
【0014】このような漬物用容器1であれば、中蓋3
を重しとして、内容物5を加圧脱水すると共に、その良
好な熟成作用にて、美味しく日持ちの良い漬物を作るこ
とができる。
【0015】なお、図示の例は本発明の一実施例であっ
て、本発明はその要旨を超えない限り図示の例に何ら限
定されるものではない。
【0016】例えば、その形状や大きさ等について、他
の様々な態様を採用することができる。例えば、漬物の
種類によっては中蓋は必ずしも必要とされない。
【0017】本発明で使用されるマグネシウム元素を主
成分とする鉱石としては、蛇絞岩等が挙げられる。また
、マグネシウム元素を主成分とするセラミックスとして
は、マグネシア、好ましくは電融マグネシアの他、マグ
ネシアクリンカー等が挙げられる。本発明の漬物用容器
はこれらの材料を常法に従って所定形状に成形、焼成す
ることにより容易に製造することができる。
【0018】本発明の漬物用容器は、その全体がこれら
の材料で構成されるものであっても良く、一部のみが上
記材料で構成されるものであっても良い。第1図〜第4
図に示す如く、全体を上記材料で構成した場合には、容
器の上下側面の全方向から遠赤外線の輻射が均一になさ
れ、良好な熟成が行なわれる。
【0019】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。
【0020】実施例1 第1図〜第4図に示す電融マグネシア製漬物用容器を作
成した。即ち、電融マグネシア微粉をスリップキャスト
又はCIP法により所定形状に成形した後、乾燥、脱脂
し、1500〜1800℃で焼成することにより、各々
、容器本体、中蓋、外蓋を製造した。なお、容器本体は
外径20cm、肉厚1〜2cm、高さ30cmであり、
中蓋は厚さ4cm、重さ約3kgのものである。
【0021】このような漬物用容器を用いて、塩漬(野
菜:キューリ)を作製し、市販のプラスチック製漬物用
容器を用いて作製したものと比較し、結果を表1に示し
た。表1より、本発明の漬物用容器によれば、美味しく
日持ちの良い漬物を作ることができることが明らかであ
る。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に漬物用容器
によれば、優れた熟成作用により、美味しく日持ちの良
い漬物を作ることが可能とされる。しかも、本発明の漬
物用容器は、使用目的に応じて所望の形状、大きさに成
形することができ、応用範囲の拡大を図ることができる
【0024】請求項1又は2の漬物用容器であれば、特
に優れた熟成作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の漬物用容器の一実施例を示す
断面図である。
【図2】第2図は第1図に示す漬物用容器の容器本体の
斜視図である。
【図3】第3図は第1図に示す漬物用容器の中蓋の斜視
図である。
【図4】第4図は第1図に示す漬物用容器の外蓋の斜視
図である。
【符号の説明】
1  漬物用容器 2  容器本体 3  中蓋 4  外蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マグネシウム元素を主成分とする鉱石
    又はセラミックスにより構成されることを特徴とする漬
    物用容器。
  2. 【請求項2】  鉱石蛇絞岩であることを特徴とする請
    求項1に記載の漬物用容器。
  3. 【請求項3】  セラミックスは電融マグネシアを主成
    分とすることを特徴とする請求項1に記載の漬物用容器
JP9122118A 1991-02-15 1991-02-15 漬物用容器 Withdrawn JPH04262737A (ja)

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JP9122118A JPH04262737A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 漬物用容器

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JPH04262737A true JPH04262737A (ja) 1992-09-18

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ID=12073971

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183273A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Jang Chung Dong Wang Jok Bal Co Ltd 発酵及び熟成機能が補強されたキムチ用保存容器、これを用いたキムチ熟成方法、及びそれにより製造されたキムチ
JP2011097864A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Japan Medical Creative:Kk 漬物製造装置
JP2013192556A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Reiko Chiba 漬けもの容器

Cited By (3)

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JP2011097864A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Japan Medical Creative:Kk 漬物製造装置
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