JPS645505Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645505Y2 JPS645505Y2 JP1987038304U JP3830487U JPS645505Y2 JP S645505 Y2 JPS645505 Y2 JP S645505Y2 JP 1987038304 U JP1987038304 U JP 1987038304U JP 3830487 U JP3830487 U JP 3830487U JP S645505 Y2 JPS645505 Y2 JP S645505Y2
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- JP
- Japan
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- noodles
- ingredients
- stock
- container
- frozen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Noodles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は、保冷効果に優れ、炊煮時間が短く、
而も初期の風味を損なうことのない冷凍麺食品に
関する。
而も初期の風味を損なうことのない冷凍麺食品に
関する。
ロ 従来技術
従来の冷凍麺食品は、容器の中に調理済み材料
を調味汁に浸した状態でそのまま冷凍させたもの
や、実公昭56−35020号公報に記載の如く、耐加
熱容器の底に凍結しただし汁を位置させ、その上
に麺及び具を凍結状態で重ねて包装したものがあ
つた。
を調味汁に浸した状態でそのまま冷凍させたもの
や、実公昭56−35020号公報に記載の如く、耐加
熱容器の底に凍結しただし汁を位置させ、その上
に麺及び具を凍結状態で重ねて包装したものがあ
つた。
ハ 考案が解決しようとする問題点
上記従来の冷凍麺食品において、調味済み材料
を調味汁に浸した状態でそのまま冷凍させたもの
は、加熱時容器底部付近から徐々に解凍されて炊
煮が始まり、底部は解凍しても中央部は依然とし
て凍結状態のままであるため、麺全体を均一に炊
煮できず一部炊煮不足が生じたり、周囲に位置し
ている麺や具が焦げ付いたりして、風味、味覚が
損われてしまう。又容器の底に位置した凍結ただ
し汁の上に麺及び具を重ねたものは、麺及び具が
上面へ露出しているため外気温の影響を受けやす
く、運搬携行時に麺類が傷みやすいばかりか、加
熱炊煮時凍結しただし汁の解凍に時間がかかり、
だし汁が長時間加熱されてだし汁の風味を損なう
欠点があつた。
を調味汁に浸した状態でそのまま冷凍させたもの
は、加熱時容器底部付近から徐々に解凍されて炊
煮が始まり、底部は解凍しても中央部は依然とし
て凍結状態のままであるため、麺全体を均一に炊
煮できず一部炊煮不足が生じたり、周囲に位置し
ている麺や具が焦げ付いたりして、風味、味覚が
損われてしまう。又容器の底に位置した凍結ただ
し汁の上に麺及び具を重ねたものは、麺及び具が
上面へ露出しているため外気温の影響を受けやす
く、運搬携行時に麺類が傷みやすいばかりか、加
熱炊煮時凍結しただし汁の解凍に時間がかかり、
だし汁が長時間加熱されてだし汁の風味を損なう
欠点があつた。
ニ 問題を解決するための手段
本考案は、上記従来の冷凍麺食品の欠点に鑑
み、麺及び具の傷みを防止すると共に、速く均一
に解凍させて炊煮時間の短縮を図り、初期のの風
味、味覚をそのまま再現可能とするもので、その
構成は、麺、調味料及び具をシヤーベツト状のだ
し汁で囲んだ状態で容器内に凍結収容したことに
ある。
み、麺及び具の傷みを防止すると共に、速く均一
に解凍させて炊煮時間の短縮を図り、初期のの風
味、味覚をそのまま再現可能とするもので、その
構成は、麺、調味料及び具をシヤーベツト状のだ
し汁で囲んだ状態で容器内に凍結収容したことに
ある。
ホ 作用
麺、調味料及び具がシヤーベツト状のだし汁で
囲まれているため、その麺、調味料及び具は外気
温の影響を受けにくい。又加熱すると、先ずシヤ
ーベツト状のだし汁が残留気泡により短時間で解
凍し、その液状となつただし汁内に麺、調味料、
具及び残りのシヤーベツト状のだし汁が浸り、焦
げ付くことがなく、加熱につれ、これ等が解凍さ
れだし汁と共に全体が均一によく混ぜ合わされ、
炊煮不足もなく、だし汁、麺、調味料及び具本来
の風味、味覚が短時間で再現される。
囲まれているため、その麺、調味料及び具は外気
温の影響を受けにくい。又加熱すると、先ずシヤ
ーベツト状のだし汁が残留気泡により短時間で解
凍し、その液状となつただし汁内に麺、調味料、
具及び残りのシヤーベツト状のだし汁が浸り、焦
げ付くことがなく、加熱につれ、これ等が解凍さ
れだし汁と共に全体が均一によく混ぜ合わされ、
炊煮不足もなく、だし汁、麺、調味料及び具本来
の風味、味覚が短時間で再現される。
ヘ 実施例
以下本考案の構成を、みそ煮込みうどんにおい
て実施した一例を挙げ説明する。
て実施した一例を挙げ説明する。
だし汁約470c.c.を−25℃で1〜1.5時間凍結させ
た後、これを粉砕してシヤーベツト状と成し、容
器であるアルミニウム製鍋1の底部及び内周壁に
沿つて、前記シヤーベツト状だし汁2の一部を一
定厚の層にして塗り付け、その層で囲まれた空間
に、下から生の味みそ3を約100g、生うどん4
を約120g及びネギ、油揚げ、及びカマボコ等の
具5を順に重ね、前記残余のシヤーベツト状だし
汁2を補填し、これを上方より加圧圧縮して厚紙
製の蓋6で覆い、全体を−15℃で約2時間冷凍す
る。
た後、これを粉砕してシヤーベツト状と成し、容
器であるアルミニウム製鍋1の底部及び内周壁に
沿つて、前記シヤーベツト状だし汁2の一部を一
定厚の層にして塗り付け、その層で囲まれた空間
に、下から生の味みそ3を約100g、生うどん4
を約120g及びネギ、油揚げ、及びカマボコ等の
具5を順に重ね、前記残余のシヤーベツト状だし
汁2を補填し、これを上方より加圧圧縮して厚紙
製の蓋6で覆い、全体を−15℃で約2時間冷凍す
る。
このように構成された煮込みうどんを容器の底
から加熱すると、先ず容器底部のシヤーベツト状
だし汁が解凍されるが、その際シヤーベツト状だ
し汁には残留空気が多分に含まれているので、加
熱による解凍が促進され、シヤーベツト状だし汁
の液状化が早くなる。そしてこの液状化しただし
汁に、味みそ、生うどん、具及び残りのシヤーベ
ツト状だし汁が浸り、全体は均一に解凍炊煮さ
れ、味みそ、生うどんの焦げ付きや生うどんの炊
煮不足を生ずることもなく、極めて短時間でみそ
煮込みうどん独特の風味、味覚を得ることができ
る。又味みそ、生うどん、具はシヤーベツト状だ
し汁で周囲が囲われているから、外気温の影響を
受けにくい。
から加熱すると、先ず容器底部のシヤーベツト状
だし汁が解凍されるが、その際シヤーベツト状だ
し汁には残留空気が多分に含まれているので、加
熱による解凍が促進され、シヤーベツト状だし汁
の液状化が早くなる。そしてこの液状化しただし
汁に、味みそ、生うどん、具及び残りのシヤーベ
ツト状だし汁が浸り、全体は均一に解凍炊煮さ
れ、味みそ、生うどんの焦げ付きや生うどんの炊
煮不足を生ずることもなく、極めて短時間でみそ
煮込みうどん独特の風味、味覚を得ることができ
る。又味みそ、生うどん、具はシヤーベツト状だ
し汁で周囲が囲われているから、外気温の影響を
受けにくい。
尚本実施例においては、容器にアルミニウム製
鍋を使用したが、アルミニウム製鍋以外に、紙又
はプラスチツク製の容器を使用してもよいし、例
えばアイスクリームコーンのようなウエフアース
を利用することも考えられる。ただしそのような
耐熱性のない容器の場合は、調理する場合、先ず
常温又は低温湯等で容器内周壁付近のシヤーベツ
ト状だし汁を少し解凍し、容器内の調理材料を土
鍋又はアルミニウム製鍋などの耐熱性容器に移し
換えて加熱炊煮させる。又蓋も厚紙製に限定する
ものではなく、プラスチツク製、アルミニウム製
その他でもよいし、蓋なしでもよい。具として
は、一般に麺用として使用されているものであれ
ば、他のものでもよいし、できあがりの時点で好
みに応じて入れるようにしてもよい。更に製造す
る場合、麺や具をシヤーベツト状だし汁でくる
み、それを容器に入れて上から圧縮することもで
きる。
鍋を使用したが、アルミニウム製鍋以外に、紙又
はプラスチツク製の容器を使用してもよいし、例
えばアイスクリームコーンのようなウエフアース
を利用することも考えられる。ただしそのような
耐熱性のない容器の場合は、調理する場合、先ず
常温又は低温湯等で容器内周壁付近のシヤーベツ
ト状だし汁を少し解凍し、容器内の調理材料を土
鍋又はアルミニウム製鍋などの耐熱性容器に移し
換えて加熱炊煮させる。又蓋も厚紙製に限定する
ものではなく、プラスチツク製、アルミニウム製
その他でもよいし、蓋なしでもよい。具として
は、一般に麺用として使用されているものであれ
ば、他のものでもよいし、できあがりの時点で好
みに応じて入れるようにしてもよい。更に製造す
る場合、麺や具をシヤーベツト状だし汁でくる
み、それを容器に入れて上から圧縮することもで
きる。
上記実施例はみそ煮込みうどんについて説明し
たが、これ以外の麺食品、うどん、そば、ラーメ
ンその他の麺類にも適用できる。
たが、これ以外の麺食品、うどん、そば、ラーメ
ンその他の麺類にも適用できる。
ト 効果
本考案の冷凍麺食品は、麺や具がシヤーベツト
状のだし汁に囲まれているから、麺や具はだし汁
で保護され外気温の影響が少ない。又だし汁は、
シヤーベツト状にしたものを圧縮しているので、
直接解凍するものに比べ短時間で炊煮でき、麺類
本来の風味、味覚を味わえると共に、運搬携行が
便で、長期保存にも耐え、冷凍麺食品全般に応用
できる等、食生活の改善向上に益するところ大な
るものがある。
状のだし汁に囲まれているから、麺や具はだし汁
で保護され外気温の影響が少ない。又だし汁は、
シヤーベツト状にしたものを圧縮しているので、
直接解凍するものに比べ短時間で炊煮でき、麺類
本来の風味、味覚を味わえると共に、運搬携行が
便で、長期保存にも耐え、冷凍麺食品全般に応用
できる等、食生活の改善向上に益するところ大な
るものがある。
第1図は、本考案の一実施例であるみそ煮込み
うどんの製造要領を示す説明図。第2図は完成し
たみそ煮込みうどんの断面図である。 1……アルミニウム製鍋、2……シヤーベツト
状あじ汁、3……味みそ、4……生うどん、5…
…具、6……蓋。
うどんの製造要領を示す説明図。第2図は完成し
たみそ煮込みうどんの断面図である。 1……アルミニウム製鍋、2……シヤーベツト
状あじ汁、3……味みそ、4……生うどん、5…
…具、6……蓋。
Claims (1)
- 麺、調味料及び具をシヤーベツト状のだし汁で
囲んだ状態で容器内に凍結収容したことを特徴と
する冷凍麺食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038304U JPS645505Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038304U JPS645505Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145489U JPS63145489U (ja) | 1988-09-26 |
JPS645505Y2 true JPS645505Y2 (ja) | 1989-02-10 |
Family
ID=30850421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987038304U Expired JPS645505Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS645505Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2513547B2 (ja) * | 1991-08-12 | 1996-07-03 | 株式会社イズミフードマシナリ | 容器入り冷凍調理麺の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP1987038304U patent/JPS645505Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63145489U (ja) | 1988-09-26 |
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