JPS588698Y2 - レトルトシヨクヒンヨウノヨウキ - Google Patents
レトルトシヨクヒンヨウノヨウキInfo
- Publication number
- JPS588698Y2 JPS588698Y2 JP1975115582U JP11558275U JPS588698Y2 JP S588698 Y2 JPS588698 Y2 JP S588698Y2 JP 1975115582 U JP1975115582 U JP 1975115582U JP 11558275 U JP11558275 U JP 11558275U JP S588698 Y2 JPS588698 Y2 JP S588698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- food
- retort
- raw materials
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、レトルト食品用容器、殊にその熱伝達性を改
良し、高品質なレトルト食品を提供し得るレトルト食品
用容器に関する。
良し、高品質なレトルト食品を提供し得るレトルト食品
用容器に関する。
未調理の食品原料又は調理された食品を合成樹脂等の容
器内に充填密封し、これらを加熱処理することにより後
日そのまま或いは温めてから食用に供するようにした所
謂「レトルト食品」は、インスタント食品の一種として
価値の高いものであるが、従来のレトルト食品用容器、
例えば大型の容器とか２以上の区分した室を設けた容器
等に於て高温短時間で処理したような場合には容器内の
食品への熱伝達が不均一となることが多く高品質なレト
ルト食品を得難い。
器内に充填密封し、これらを加熱処理することにより後
日そのまま或いは温めてから食用に供するようにした所
謂「レトルト食品」は、インスタント食品の一種として
価値の高いものであるが、従来のレトルト食品用容器、
例えば大型の容器とか２以上の区分した室を設けた容器
等に於て高温短時間で処理したような場合には容器内の
食品への熱伝達が不均一となることが多く高品質なレト
ルト食品を得難い。
本考案者は、このような容器についても高温短時間の処
理が可能となるようその熱伝達性を改良し、従って高品
質なレトルト食品を提供すべく種種検討していたが、高
温短時間で処理した場合、容器の室の位置によりレトル
ト食品の品質が影響されることを見出した。
理が可能となるようその熱伝達性を改良し、従って高品
質なレトルト食品を提供すべく種種検討していたが、高
温短時間で処理した場合、容器の室の位置によりレトル
ト食品の品質が影響されることを見出した。
即ち、２以上の区分された室を並設してなる従来の容器
における各室は、第２図に示す如く、区分壁１１によっ
て区分されていたが、このような構造では高温短時間で
処理しようとしても容器内に充填された食品原料又は食
品に短時間で均一に熱が伝わらす、その為高品質なレト
ルト食品が得られないことを見出した。
における各室は、第２図に示す如く、区分壁１１によっ
て区分されていたが、このような構造では高温短時間で
処理しようとしても容器内に充填された食品原料又は食
品に短時間で均一に熱が伝わらす、その為高品質なレト
ルト食品が得られないことを見出した。
本考案は、斯る知見に基づきなされたもので、図面の実
施例に示す如く、２以上の区分された室２を並設してな
る容器本体１と容器蓋体１０とからなり、未調理の食品
原料又は調理された食品原料を直接充填密封してレトル
ト処理してレトルト食品を得るのに用いる容器であって
、上記室それぞれの全ての側壁間には各側壁の下端部間
から上端部間に亘すレトルト処理する際の加熱媒体が充
分に移動可能な程度に空間４が設けであるレトルト食品
用の容器を提供するものであり、本考案の容器によれば
高温短時間の処理で以て高品質なレトルト食品が提供さ
れる。
施例に示す如く、２以上の区分された室２を並設してな
る容器本体１と容器蓋体１０とからなり、未調理の食品
原料又は調理された食品原料を直接充填密封してレトル
ト処理してレトルト食品を得るのに用いる容器であって
、上記室それぞれの全ての側壁間には各側壁の下端部間
から上端部間に亘すレトルト処理する際の加熱媒体が充
分に移動可能な程度に空間４が設けであるレトルト食品
用の容器を提供するものであり、本考案の容器によれば
高温短時間の処理で以て高品質なレトルト食品が提供さ
れる。
本考案の容器について更に説明すると、側壁３は、第１
図及び第３図に示す如く、全て各室固有に形成し各室の
側壁には全て加熱媒体が接触するように構成する。
図及び第３図に示す如く、全て各室固有に形成し各室の
側壁には全て加熱媒体が接触するように構成する。
また各室の上端部を結合する連結部５は、容器１の保形
性を強くするため、容器１を蓋体１０で密封した際に折
曲しない程度に硬質化しておく事が好ましい。
性を強くするため、容器１を蓋体１０で密封した際に折
曲しない程度に硬質化しておく事が好ましい。
本考案の容器は、叙上の如く構成しであるので、これに
食品原料又は食品を充填密封してレトルト処理をすると
、加熱媒体が各側壁３間に設けた空間を移動するため、
食品原料又は食品は短時間で均一に加熱処理され高品質
なレトルト食品が得られる。
食品原料又は食品を充填密封してレトルト処理をすると
、加熱媒体が各側壁３間に設けた空間を移動するため、
食品原料又は食品は短時間で均一に加熱処理され高品質
なレトルト食品が得られる。
また本考案の容器は、必要に応じ室の数を容易に調整で
きるので、各室ごとに異る性状の食品又は食品原料を封
入してもよいことは勿論であるが特に同一種のレトルト
食品の大量生産に用いるのに適し、また市販時には適当
な数に切断することも可能である等の効果を併有するも
のである。
きるので、各室ごとに異る性状の食品又は食品原料を封
入してもよいことは勿論であるが特に同一種のレトルト
食品の大量生産に用いるのに適し、また市販時には適当
な数に切断することも可能である等の効果を併有するも
のである。
第１図は、本考案の一実施例を示す断面図、第２図は、
従来品を示す断面図、第３図は本考案の実施例を示す容
器本体の平面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・室、３・・・
・・・側壁、４・・・・・・空間、１０・・・・・・蓋
体。
従来品を示す断面図、第３図は本考案の実施例を示す容
器本体の平面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・室、３・・・
・・・側壁、４・・・・・・空間、１０・・・・・・蓋
体。
Claims (1)
- ２以上の区分された室を並設してなる容器本体と容器蓋
体とからなり、未調理の食品原料又は調理された食品原
料を直接充填密封してレトルト処理してレトルト食品を
得るのに用いる容器であって、上記室それぞれの全ての
側壁間には各側壁の下端部間から上端部間に亘りレトル
ト処理する際の加熱媒体が充分に移動可能な程度の空間
が設けであることを特徴とするレトルト食品用の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975115582U JPS588698Y2 (ja) | 1975-08-21 | 1975-08-21 | レトルトシヨクヒンヨウノヨウキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975115582U JPS588698Y2 (ja) | 1975-08-21 | 1975-08-21 | レトルトシヨクヒンヨウノヨウキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5230374U JPS5230374U (ja) | 1977-03-03 |
| JPS588698Y2 true JPS588698Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=28596547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975115582U Expired JPS588698Y2 (ja) | 1975-08-21 | 1975-08-21 | レトルトシヨクヒンヨウノヨウキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588698Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4972077A (ja) * | 1972-11-14 | 1974-07-11 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4990481U (ja) * | 1972-11-25 | 1974-08-06 |
-
1975
- 1975-08-21 JP JP1975115582U patent/JPS588698Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4972077A (ja) * | 1972-11-14 | 1974-07-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5230374U (ja) | 1977-03-03 |
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