JPH04262537A - 光電変換デバイスの製造方法 - Google Patents

光電変換デバイスの製造方法

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JPH04262537A
JPH04262537A JP3042303A JP4230391A JPH04262537A JP H04262537 A JPH04262537 A JP H04262537A JP 3042303 A JP3042303 A JP 3042303A JP 4230391 A JP4230391 A JP 4230391A JP H04262537 A JPH04262537 A JP H04262537A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
conversion device
oxide film
manufacturing
phosphorus
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JP3042303A
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Takahiko Okabe
隆彦 岡部
Shigeyuki Matsumoto
繁幸 松本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画素ごとに増幅機能を持
つ光電変換デバイスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光電変換デバイスのうち、バイポ
ーラ・フォト・トランジスタのベース領域に入射された
光によって発生したキャリアを、バイポーラトランジス
タの増幅作用を利用してエミッタ・フォロワで電荷蓄積
用のキャパシタに受けるという光電変換デバイスは、発
明者大見および田中に付与された「光電変換装置」とい
う名称の米国特許4,791,469号明細書に記載さ
れている。このような光電変換装置は、図6に示される
ような構造とされ、図7に示すフローチャートにしたが
って製造されていた。
【0003】n型シリコン基板601に対し、n− 型
エピタキシャル層602を形成し(ステップS701)
、その中にイオン注入法によりP型のベース領域604
を作り(ステップS702)、その後ゲート酸化膜60
51,6052およびポリシリコン膜6061,606
2の形成(ステップS703,S704)と工程を進め
、バイポーラトランジスタのエミッタ部、コレクタ部と
なるn+ 領域6081、6082をそれぞれイオン注
入法により作る(ステップS705)。さらにベースに
蓄積されたキャリアをリフレッシュするPMOSトラン
ジスタのソース部、ドレイン部となるP+領域6091
、6092をそれぞれ形成し(ステップS706)、そ
の後、これらの上部に形成されるゲート酸化膜605の
電極形成部分にコンタクト用の窓を開口し(ステップS
707)、さらにメタル配線6101、6102、61
03を行なう基本工程フローで構成されていた。
【0004】このような製造方法においては、高品質の
n− 型エピタキシャル層を形成するためにイントリン
シックゲッタリング(IG処理と称する)を行うことが
良いとされていた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記IG処理では、光電変換装置の歩留りを十分に向上さ
せることができなかった。すなわち、微小欠陥を除去す
るためのゲッタリング作用が十分表れないので、以下に
記すような問題点が生じることが判明した。
【0006】(1)例えば、画素ごとに増幅機能を持っ
た光電変換デバイスをライン状に並べたいわゆるライン
型センサにおいては、各ビットの出力ムラが大きなもの
となり、S/Nを大きくとることができない。これは暗
状態、光照射状態でも同様である。
【0007】(2)上記(1)の欠点は当然そのライン
センサーの歩留まり低下を招く。
【0008】本発明は上記のような従来の技術的課題に
鑑みてなされたものであって、複雑な処理を必要とする
ことがなく、最も効果的なゲッタリング作用を生じさせ
る工程を含んだ光電変換デバイスの製造方法を実現する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光電変換デバイ
スの製造方法は、画素毎の増幅機能を備えた光電変換デ
バイスの製造方法であって、前記光電変換デバイスを形
成するための半導体基板の一面に酸化膜を形成させる第
1の工程と、前記第1の工程により前記半導体基板の一
面に形成された酸化膜を除去する第2の工程と、該一面
にリンがドープされたポリシリコン膜を形成する第3の
工程と、を含む。
【0010】この場合、前記第1の工程の後、前記半導
体基板の一方の面をレジストコートして保護し、他方の
面にイオン注入を行う第4の工程を含み、前記第4の工
程後、前記第3の工程を行うものとしてもよい。
【0011】
【作用】第3の工程にてデバイスに形成されるリンがド
ープされたポリシリコン膜は、第2の工程にて酸化膜が
除去された半導体基板の一面においては酸化膜を介する
ことなく形成される。これにより、ポリシリコンに固有
の結晶粒界が不純物のシンクとなるゲッタリング作用が
生じる。これに加えて、デバイス中にリンが拡散され、
ミスフィット転位網が形成される。ミスフィット転位網
は不純物のシンクとして働くとともに、デバイス表面の
核形成中心がミスフィット転位網中に拡散し、積層欠陥
の発生を防止するゲッタリング作用を生じさせるのでゲ
ッタリング作用がさらに強いものとなる。。
【0012】第4の工程としてイオン注入が行われるも
のにおいては、イオン注入による損傷に基づいてデバイ
スにミスフィット転位網が形成され、ゲッタリング作用
が生じる。
【0013】本発明によれば従来の光電変換デバイス製
造工程に導入可能なextrinsic getter
ing 処理方法(以下EG処理と呼ぶ)が設けられる
こととなり、デバイス表面の活性領域にある不純物や欠
陥を除去することが可能となる。これはバイポーラ・フ
ォト・トランジスタ型光電変換デバイスの特性を安定し
て向上させることに継がる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施態様例について図面を参
照して説明する。
【0015】まず、本発明者等は、図1に示すような光
電変換装置の製造工程において導入可能なEG処理方法
として以下の具体例について比較検討した。
【0016】i)  リン拡散によるミスフィット転位
網ii)  ポリシリコン膜 iii)  イオン注入(注入イオン:Ar,Kr,X
e,O,P,Si,As,B等) iv)  レーザ照射 v)  Si3 N4 膜 vi)  機械的損傷(例えばサンドブラスト)vii
)  ISS(Impact Sound Stres
sing)viii)  塩素を添加した酸化性雰囲気
中で熱処理する方法 以上の中で、i)〜vii)はデバイス背面に処理を施
して歪場を導入する方法である。これら具体例はEG処
理法として公知の技術である。我々はこの中で最も効果
の表れる方法がi)+ii)による製造方法およびi)
+ii)+iii)による製造方法であることを見いだ
した。以下、それぞれ実施例1、実施例2としてここに
説明する。
【0017】(実施例1)図1の断面図に示すような光
電変換デバイスを図2に示すフローチャートに示す製造
工程により作製する。n型シリコン基板101上に、n
−型エピタキシャル層102を形成させ(ステップS2
01)、さらにその中にBのイオン注入および熱処理に
よってP型ベース領域104を形成させる(ステップS
202)。次にゲート酸化膜を上下の表面に形成させた
後に(ステップS203)、デバイス下面側(n型シリ
コン基板101側)のゲート酸化膜を除去する(ステッ
プS204)。続いてPMOSトランジスタのゲート電
極となるリンがドープされたポリシリコン膜1061,
1062を形成させる(ステップS205)。このとき
デバイス下面のゲート酸化膜を予め除去しておいたため
、n型シリコン基板101の下面にも直接ポリシリコン
膜1062が付着形成されており、ポリシリコンのドー
パントであるP+(リン)が拡散源となり、n型シリコ
ン基板101に高濃度で拡散することによりミスフィッ
ト転位網層107が形成される。このことが、すなわち
EG処理工程となり最も重要である。その後、バイポー
ラトランジスタのエミッタ部、コレクタ取出部となるn
+ 領域1081、1082をリンのイオン注入により
それぞれ作る(ステップS206)。さらにベースに蓄
積されたキャリアをリフレッシュするためのPMOSト
ランジスタのソース部、ドレイン部となるP+領域10
91、1092をそれぞれイオン注入により形成し(ス
テップS207)、その後、これらの上部に形成された
ゲート酸化膜1051の電極形成部分にコンタクト用の
窓を開口し(ステップS208)、さらにメタル配線1
101、1102、1103を形成する。
【0018】光電変換動作について説明する。
【0019】上面から入射した光は空乏化しているn−
型エピタキシャル層102内で主として電子・正孔対を
発生する。電子は正電位(+5V)に保持されたコレク
タ電極1103に流れ出し、正孔は浮遊状態にあるベー
ス層104内に蓄積される。この蓄積動作に伴い、浮遊
状態にあるエミッタ1081の電位も変化する(順バイ
アス蓄積動作)。このエミッタの電位変化を、メタル配
線1102に接続されたNチャンネルMOSトランジス
タを介して電荷転送し読み取る(読出し動作)。その後
、ポリシリコンゲート電極1061を負バイアスし、P
MOSトランジスタをオンしてベース層104の電位を
所定電位にセットする。つづいて、上述の転送用Nチャ
ンネルMOSトランジスタとは別のNチャンネルMOS
トランジスタによりエミッタを所定電位にセットする。 これにより、ベース、エミッタ間は順バイアスされて蓄
積されていたホールが消滅し、初期状態に戻る。
【0020】次に、上述した作製手順によって光電変換
装置を作製した。これを図3および図4を参照してより
詳細に説明する。
【0021】図3(a)〜(c)および図4(a)〜(
c)は、図1に示した光電変換デバイスの製造工程を段
階的に示す断面図である。
【0022】まず、図3(a)に示されるように、不純
物濃度1×1015〜5×1018cm−3のn型シリ
コン基板101の表面に、表面温度1000℃、HCl
を2リットル/min 、H2 を60リットル/mi
n の条件で約1.5分間エッチングした後、ソースガ
スSiH2 Cl2 (100%)を1.2リットル/
min 、ドーピングガス(H2 希釈PH3 、20
ppm)を100cc流し、成長温度1000℃、12
0〜180Torrの減圧下においてn− エピタキシ
ャル層102を形成させた。このときの単結晶成長速度
は0.5μm/min 、厚さは2〜10μm、そして
不純物濃度は1×1012〜1016cm−3好ましく
は1012〜1014cm−3である。
【0023】なお、n− エピタキシャル層102の品
質を向上させるためには、デバイスをまず1150℃〜
1250℃の高温処理で表面近傍から酸素を除去し、そ
の後、800℃程度の長時間熱処理によりデバイス内部
にマイクロディフェクトを多数発生させ、デヌーデッド
ゾーンを有するイントリンシック・ゲッタリングを行な
った。
【0024】つづいて、ベース領域104の形成手順に
ついて図3(b)を参照して説明する。
【0025】n−エピタキシャル層102の上に厚さ5
00〜1500Åのバッファ酸化膜をパイロジェネック
酸化(H2 +O2 )により形成した。他にも、ウェ
ット酸化(O2 +H2 O)、スチーム酸化(N2 
+H2 O)またはドライ酸化等により形成することも
できる(第1の工程)。さらに、積層欠陥等のない良好
な酸化膜を得るには、800〜1000℃の温度での高
圧酸化が適している。この前に図3(b)に示される選
択酸化法により得られたフィールド酸化膜103を素子
領域外に設けておいた。この選択酸化法に関しては周知
の技術としてここでの説明は省略する。
【0026】次に、選択光照射により作製された不図示
のレジストをマスクとし、500〜1500Åのバッフ
ァ酸化膜を通して、ベース領域104となる部分にB+
 イオン(またはBF2+イオンでもよい)をイオン注
入した。この表面濃度は1×1015〜5×1018c
m−3、望ましくは1〜20×1016cm−3であり
、イオン注入量は7×1011〜1×1015cm−2
、望ましくは1×1012〜1×1014cm−2であ
る。
【0027】レジストを除去した後、1000〜110
0℃のN2 雰囲気中で熱拡散によってベース領域10
4を深さ0.6〜1μm程度となるまで形成させた。
【0028】なお、ベース領域104を形成する方法と
しては、BSGをウェハ上に堆積させて1100℃〜1
200℃の熱拡散によって不純物であるBを所定の深さ
まで拡散させて形成する方法もある。
【0029】こうしてベース領域104を形成させ、続
いて素子領域内のバッファ酸化膜を除去し、ゲート酸化
膜1051を100〜1000Å形成させた。このとき
、基板背面側にもゲート酸化膜1052が形成される。
【0030】ここで、図3(c)に示すようにデバイス
背面側のゲート酸化膜1052を除去する工程(第2の
工程)を行った。これは、その後、ポリシリコン膜を堆
積させるときにはデバイス背面側が裸でシリコン基板と
ポリシリコン膜とが直接接合することが重要なためであ
る。この、背面側のゲート酸化膜1052の除去は、デ
バイス表側のみをレジストでコートしたうえでウェット
法またはドライ法でエッチングすればよいが、簡便かつ
表面側のドライエッチャーでの搬送及びステージ等との
接触を考えるとウエットエッチングが好ましい。
【0031】次に、図4(a)に示すようにポリシリコ
ン膜1061,1062およびミスフィット転位網層1
07の形成を行った。
【0032】ノンドープのポリシリコン膜をCVD法で
堆積させ、続けて、POCl3 デポジションによるリ
ンのドーピングを900℃〜1000℃、好ましくは9
50℃程度で行なった(第3の工程)。このとき、ポリ
シリコン膜1062を通して高濃度のリンが拡散され、
ミスフィット転位網層107が形成された。また、デバ
イス表側にはポリシリコン膜1061がパターン化され
てPMOSのゲート電極を形成した。
【0033】次に、図4(b)に示すようにn+領域1
081,1082、P+領域1091,1092を形成
した。
【0034】イオン注入法によりエミッタ電極およびコ
レクタ電極が形成される部分に、ゲート酸化膜105を
通してP,As等の不純物イオンを打込み、熱処理を行
なうことでn+ 領域1081,1082をそれぞれ形
成した。また続けてイオン注入法により、PMOSのソ
ースおよびドレイン領域が形成される部分にも同様にB
,BF2 等の不純物イオンを打込み、熱処理を行なう
ことでP+ 領域1091,1092をそれぞれ形成し
た。もちろん各n+領域1081,1082 ,P+ 
領域1091,1092に対しては同一熱処理を行なう
ものとしてもよい。
【0035】最後に、図4(c)に示すように電極を必
要とする部分にコンタクトホール開け、メタル配線層(
Al,Al−Si等の金属)を成膜し、パターニングし
て各々の電極1101,1102,1103を形成した
【0036】なお、本実施例ではメタル配線層の前のP
SG膜等や、メタル配線後の遮光膜(光電変換デバイス
として必要)及びパッシベーション膜の形成工程につい
ては省略してある。
【0037】以上説明した方法により作製された光電変
換デバイスでは、デバイス背面に高濃度のリンドープポ
リシリコン膜が接合されているため、まずポリシリコン
膜に固有な結晶粒界が不純物のシンクとなり、デバイス
にほとんど歪みが生ずることなくゲッタリング作用が付
与される。また、ポリシリコン膜を通してPOCl3 
デポジションを行なう際に非常に高濃度のリンが拡散さ
れてミスフィット転移網層が形成されることにより、そ
の後のプロセスを経てもデバイス表面の核形成中心が転
位網層中へ拡散してしまうので積層欠陥(表面積層欠陥
、バルク積層欠陥とも)の発生が防止できる。さらに拡
散時に形成された高濃度にリンを含んだ層も不純物のシ
ンク(リン−重金属化合物形成)として働くので、持続
性のすぐれたゲッタリング作用が生じる。
【0038】本実施例においては、図7に示した従来行
われている工程にデバイス背面のゲート酸化膜を除去す
るという工程を加えるだけで、リンドープのポリシリコ
ン膜を用いたEG処理法を効果的に導入することができ
た。
【0039】(実施例2)本実施例は上述した実施例1
に加えて実施例1の図3(b)に示される時点、つまり
ゲート酸化膜の形成終了後、デバイス表側をレジストコ
ートして保護し、デバイス背面側にArイオンを注入量
5〜20×1015cm−2、加速電圧50〜160K
eVで望ましくは大きな注入量、大きな加速電圧で行な
うものである(第4の工程)。そして、イオン注入後に
表面のレジストを剥離し、ポリシリコンデポジションを
行う。イオンとしてArを選択し、上述した通りEG処
理工程を含めて、光電変換装置の作製を行った。もちろ
ん打込みイオンはArだけでなく、O,P,Si,As
,B等でも可能であった。ただしArが最も効果があっ
た。
【0040】デバイス背面からのイオン注入法は、イオ
ン注入による損傷に基づいたアニール処理後、浅い領域
にミスフィット転位網が形成されてゲッタリング源とし
て作用する。また、イオン注入による方法は制御性およ
び再現性にすぐれたものであり、汚染も少ない。また工
程導入も簡便である。
【0041】本発明の実施例1の製造方法で作ったライ
ンセンサーの特性及び歩留まり結果を表1,表2および
図5に示す。
【0042】まず表1はEG品と従来の方法であるIG
処理のみを含む品との歩留まり比較結果である(A)ロ
ット(B)ロットでそれぞれ約20%程度の歩留まり向
上が達成できた。
【0043】
【表1】 それを具体的に示すのが表2,図5である。
【0044】表2はEG品、従来品について主要試験項
目の不良チップ数比較である。VNBL,VLLは光照
射時の隣接ビット出力差、ライン内出力ムラ、VNB,
VLは暗状態時のそれぞれ隣接ビット出力差、ライン内
出力ムラである。この表を見て判る通り全ての項目にお
いてEG品が不良チップ数が少ないことが判る。特にV
Lの項目は歴然とした有意差がでている。
【0045】
【表2】   図5は、そのVLに着目して母数260チップで、
EG品、従来品の比較を行なったものである。EG品の
VL値はピークが1.4mVで急峻な分布を持っている
。 それに比べ従来品はピークが1.7mVでブロードな分
布を持っている。つまりVLのスペックを2.0mVに
すると明らかに従来品の不良チップ数がEG品に比べ多
くなることが判る。
【0046】以上まとめるとEG処理を施すような製造
工程では、光電変換デバイスの性能及び歩留まりを高め
ることが効果として、はっきり数値に表われていること
を示す。また、安定した歩留まりを高水準で維持できる
ようにもなった。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0048】請求項1に記載の方法においては、効果的
なゲッタリング作用が生じる工程を従来の光電変換デバ
イスの製造工程に簡便に導入でき、このゲッタリンブ作
用により製造される光電変換デバイスの性能を上げ、歩
留まりを向上することができる効果がある。
【0049】請求項2に記載の方法においては、制御性
および再現性にすぐれ、汚染も少ないゲッタリング作用
が生じる工程を簡便に導入することができる効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した光電変換デバイスの構成を示
す断面図である。
【図2】図1に示した光電変換デバイスの製造工程を示
すフローチャートである。
【図3】(a)〜(c)は図1に示した光電変換デバイ
スの製造工程順に追った断面図である。
【図4】(a)〜(c)は図1に示した光電変換デバイ
スの製造工程順に追った断面図である。
【図5】暗状態のライン内出力ムラを従来例と比較した
結果を示すヒストグラフである。
【図6】従来例による光電変換デバイスの構成を示す断
面図である。
【図7】図6に示した従来例による光電変換デバイスの
製造工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101    n型シリコン基板 102    n− 型エピタキシャル層103   
 フィールド酸化膜 104    ベース領域 1051,1052    ゲート酸化膜1061,1
062    ポリシリコン膜107    ミスフィ
ット転位網層 1081,1082    n+領域 1091,1092    P+領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画素毎の増幅機能を備えた光電変換デ
    バイスの製造方法であって、前記光電変換デバイスを形
    成するための半導体基板の一面に酸化膜を形成させる第
    1の工程と、前記第1の工程により前記半導体基板の一
    面に形成された酸化膜を除去する第2の工程と、該一面
    にリンがドープされたポリシリコン膜を形成する第3の
    工程と、を含むことを特徴とする光電変換デバイスの製
    造方法。
  2. 【請求項2】  画素毎の増幅機能を備えた光電変換デ
    バイスの製造方法であって、前記第1の工程の後、前記
    半導体基板の一方の面をレジストコートして保護し、他
    方の面にイオン注入を行う第4の工程を含み、前記第4
    の工程後、前記第3の工程を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の光電変換デバイスの製造方法。
JP3042303A 1991-02-15 1991-02-15 光電変換デバイスの製造方法 Pending JPH04262537A (ja)

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